JPH0818281A - 電子部品供給装置および電子部品装着装置 - Google Patents

電子部品供給装置および電子部品装着装置

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JPH0818281A
JPH0818281A JP6148414A JP14841494A JPH0818281A JP H0818281 A JPH0818281 A JP H0818281A JP 6148414 A JP6148414 A JP 6148414A JP 14841494 A JP14841494 A JP 14841494A JP H0818281 A JPH0818281 A JP H0818281A
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Hideki Uchida
英樹 内田
Kanji Uchida
完司 内田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 QFPをホルダーに載せたままの状態で所定
箇所に自動的に供給することができる電子部品供給装置
および電子部品装着装置を提供する。 【構成】 電子部品装着装置のノズル5を下降させてホ
ルダー付きQFP20に当接させた状態で、水平プレー
ト54を上昇させ、まず、全長が最も長い位置決め用テ
ーパピン51がホルダー付きQFP20の凹部23に挿
入されて位置決めさせ、この時ホルダー付きQFP20
は上下方向にはガイド44で、左右方向にはガイドレバ
ー46などで位置決め補助する。次にフック解除用テー
パピン52が上昇されてフック22をテーパ角にならい
押し広げ、QFP2はフック22から解放され、最後に
突き上げブロック53がフック22からQFP2を持ち
上げると同時にノズル5がQFP2を吸着して持ち上げ
てプリント基板に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品、特にQFP
の装着工程に用いられる電子部品供給装置および電子部
品装着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品実装分野の拡大とともに
様々な電子部品が利用されている。その電子部品の中で
QFP(Quad-Flat-Package )を電子部品装着装置に供
給する電子部品供給装置の一例を図7,図8を参照しな
がら説明する。
【0003】図7は、従来の電子部品装着装置における
電子部品供給装置である。図7において、1は電子部品
装着装置、2は電子部品であるQFP、3はQFP2を
収納しておくトレイ、4は電子部品供給装置、5はQF
P2を吸着可能なノズル、6は水平ロボット、7は水平
ロボット6に取り付けてあり水平方向に移動可能でさら
にノズル5に真空圧を供給可能で、かつ水平方向に回転
可能な機構を持った装着ヘッド、8はプリント基板、9
は認識装置である。ここでQFP2とトレイ3の関係を
図8を参照して説明する。
【0004】図8は、QFP2がトレイ3上に載せられ
て配送される際の拡大図である。図8において、10は
QFP2が封入されるQFP封入穴、11はQFP2の
がたつきを防止するがたつき防止ガイドである。
【0005】以上の各構成要素から構成された電子部品
装着装置における、QFP2の供給装着動作について説
明する。電子部品装着装置1において、まず、予め用意
されたトレイ3に乗せられているだけのQFP2を電子
部品供給装置4に人手でセットする。次に、電子部品供
給装置4によってQFP2を供給し、装着ヘッド7をQ
FP2の上方まで移動させる。装着ヘッド7にセットさ
れたノズル5が下降され、QFP2を吸着した状態で上
昇させる。この後、QFP2を保持した装着ヘッド7
を、認識装置9の上方まで移動させる。ここで、認識装
置9にてQFP2を認識させ、装着ヘッド7でノズル5
を回転させて姿勢補正をする。姿勢補正完了したQFP
2は、装着ヘッド7によってプリント基板8の所定の装
着位置の上方まで移動され、ノズル5を下降させた後、
吸着動作を停止させて上昇させることで装着される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の電子
部品装着装置では、装着するQFP2を人手でセットし
た後に、QFP2の吸着、認識、装置の一連の動作を繰
り返し行っている。すなわち従来の構成ではQFP2を
トレイ3などの保持部材上に載せたままの状態では自動
的に供給することはできなかった。
【0007】このように、QFP2を人手を介して電子
部品供給装置4にセットしていることから、QFP2を
準備した場所から運搬する途中に人手によりQFP2の
リードを誤って曲げてしまったり、セット時の衝突など
によってQFP2のリードを曲げたりするなどの問題が
あった。
【0008】本発明は上記問題を解決するもので、QF
Pをホルダーなどの保持部材上に載せたままの状態で所
定箇所に自動的に供給することができる電子部品供給装
置および電子部品装着装置を提供することを目的とする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の電子部品供給装置としての第1の手段は、Q
FPを着脱自在に保持するフックを有したホルダーにQ
FPがセットされたホルダー付きQFPを、列状に並べ
た姿勢で案内するシュート部と、このシュート部の先端
で並べられたホルダー付きQFPを一個ずつ分離するホ
ルダー付きQFP分離手段と、このホルダー付きQFP
分離手段により一個だけ分離供給されてきたホルダー付
きQFPのホルダーに係合してこのホルダー付きQFP
を所定位置に位置決めする位置決め手段と、QFPから
ホルダーのフックを離間させてホルダーとQFPとを分
離可能な状態とする解除手段と、QFPを上方に突き上
げてホルダーから分離するQFP分離手段とを備えたも
のである。
【0010】また、本発明の電子部品供給装置としての
第2の手段は、上記第1の手段において、ホルダー付き
QFP分離手段により一個だけ分離供給されてきたホル
ダー付きQFPのホルダーに係合して供給時の搬送ずれ
を修正して正規の所定位置に案内するガイドと、ホルダ
ーに形成された凹部に係合してホルダーを所定位置に位
置決めする位置決め手段としての位置決め用テーパピン
と、この位置決め用テーパピンが係合されているホルダ
ーのフックに当接することによりフックをQFPから離
間させてホルダーとQFPとを分離可能な状態とする解
除手段としてのフック解除用テーパピンと、QFPをホ
ルダーから上方に突き上げて分離するQFP分離手段と
しての突き上げブロックと、これらの位置決め用テーパ
ピン,フック解除用テーパピンおよび突き上げブロック
を固定したプレートと、プレートを昇降させて位置決め
用テーパピン,フック解除用テーパピンおよび突き上げ
ブロックをホルダー付きQFPに対して接近離間させる
昇降手段とを備えたものである。
【0011】また、本発明の電子部品装着装置は、上記
第1の手段または第2の手段である電子部品供給装置を
搭載した電子部品装着装置であって、QFPを吸着する
ノズルを有し、このノズルに真空圧を供給するとともに
ノズルを移動させる機構を有する装着ヘッドと、この装
着ヘッドを移動させるヘッド移動手段と、QFP分離手
段によりQFPをホルダーの上方に突き上げる前に前記
ノズルをQFPの上面に当接させるように制御する制御
手段とを備えたものである。
【0012】
【作用】上記第1の手段によって、ホルダー付きQFP
を一個ずつ分離して所定位置に供給し、位置決め手段に
よりホルダー付きQFPを所定位置に位置決めし、解除
手段によりホルダーとQFPとを分離可能な状態とし、
QFP分離手段によりQFPを上方に突き上げてホルダ
ーから分離することができ、QFPをホルダーなどに載
せたままの状態で所定箇所に自動的に供給することがで
きる。
【0013】また、本発明の第2の手段によれば、プレ
ートを昇降させて位置決め用テーパピン,フック解除用
テーパピンおよび突き上げブロックをホルダー付きQF
Pに対して接近離間させるだけで、QFPをホルダーか
ら容易に分離することができる。
【0014】また、本発明の電子部品装着装置によれ
ば、装着ヘッドのノズルによりQFPを確実に吸着させ
ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の実施例にかかる電
子部品供給装置の斜視図、図2は本発明の実施例にかか
る電子部品装着装置の電子部品供給装置近傍箇所の斜視
図である。なお、従来と同機能のものには同符号を付し
てその説明は省略する。
【0016】図1において、21はQFP2を保持する
ホルダーで、このホルダー21は略正方形状の枠内に、
両側部内面中央より箇所から略斜め方向に延びてQFP
2の角部に弾性的に係合してQFP2を着脱自在に保持
する2対のフック22が一体的に設けられている。ま
た、ホルダー21の外面側にはホルダー21を位置決め
するための複数の半円形の凹部(この実施例においては
3個)23が形成されている。QFP2はホルダー21
にセットされた状態で搬送される(以降、ホルダー21
にセットされたQFP2をホルダー付きQFP20とい
う)。なお、24はQFP2をホルダー21から分離す
るQFP分離部で、このQFP分離部24の構造につい
ては後述する。
【0017】図2に示すように、ホルダー付きQFP2
0はシュート25により1列に並べられた傾斜姿勢で案
内され、シュート25の下部先端側には、ホルダー付き
QFP20を運搬する搬送ブロック26が接近離間され
るようになっている。
【0018】図3に示すように、シュート25の先端部
には、シュート25により並べられたホルダー付きQF
P20を一個ずつ分離するホルダー付きQFP分離機構
27が設けられている。
【0019】このホルダー付きQFP分離機構27は、
シュート25の通路25aにおける下端部に下方から突
出する分離ストッパ28と、この分離ストッパ28と一
体的に取付られ、シュート25の通路25aにおける分
離ストッパ28よりも少し上流側の箇所に上方から突出
する押えストッパ29と、これらの分離ストッパ28お
よび押えストッパ29をシュート25の通路延設方向に
対して直交するa方向に沿って一体的に昇降させる分離
シリンダ30とから構成される。そして、分離シリンダ
30により分離ストッパ28および押えストッパ29を
上方側に移動させた際には、分離ストッパ28が通路2
5aに突出して最も下端位置のホルダー付きQFP20
がシュート25より搬送ブロック26側に移動すること
を阻止している。一方、分離シリンダ30により分離ス
トッパ28および押えストッパ29を下方側に移動させ
た際には、下端より2番目の位置のホルダー付きQFP
20が押えストッパ29により上方から抑えられた状態
で、分離ストッパ28が通路25aから下方に退出し
て、最も下端位置のホルダー付きQFP20だけが搬送
ブロック26側に滑りながら移動する。
【0020】搬送ブロック26は、その一端側で、運搬
シリンダ34により水平に移動されるブラケット35の
先端部に連結ピン33を介して連結されている。また、
搬送ブロック26の他端側にはガイドローラ31が回転
自在に取り付けられ、搬送ブロック26はこのガイドロ
ーラ31を介して板カム32に沿って移動する。板カム
32はそのシュート25側はシュート25と同様の角度
で傾斜されているとともに、徐々に傾斜角度が緩められ
てQFP分離部24寄り箇所でほぼ水平に延長されてい
る。そして、シュート25側からホルダー付きQFP2
0が滑りながら移動する際には、運搬シリンダ34によ
りブラケット35が図3に示す位置に移動されて、ガイ
ドローラ31が板カム32の傾斜面に沿って移動して搬
送ブロック26が傾斜姿勢でシュート25側に接続され
る。この後、ホルダー付きQFP20を載せた搬送ブロ
ック26は運搬シリンダ34によりQFP分離部24側
に向かってb方向に移動される。
【0021】ここで、搬送ブロック26とブラケット3
5とを連結する連結ピン33には爪部材36も回動自在
に連結され、この爪部材36は搬送ブロック26との間
に介装されている圧縮スプリング37によりc方向に付
勢されているている。爪部材36の先端には略上方に延
びる先端ストッパ部36aが設けられている一方、爪部
材36の後端にはストッパローラ38が取り付けられて
いる。そして、搬送ブロック26がシュート25側に接
続されている際には、圧縮スプリング37の付勢力によ
り爪部材36の先端ストッパ部36aが搬送ブロック2
6上に突出してホルダー付きQFP20を受けるように
なっている。
【0022】また、ブラケット35には上方に延びるス
トッパ棒39が設けられている。搬送ブロック26に
は、このストッパ棒39を通過させる抜け孔40が形成
され、搬送ブロック26がQFP分離部24側に移動さ
れるにつれて抜け孔40を通してストッパ棒39が突出
し、このストッパ棒39によりホルダー付きQFP20
が当接されて搬送ブロック26とともに移動されるよう
になっている。
【0023】さらに、QFP分離部24の近傍箇所には
ガイドブロック41が設けられている。このガイドブロ
ック41には、搬送ブロック26がQFP分離部24側
に移動された際に、爪部材36に取り付けられたストッ
パローラ38が当接され、これにより爪部材36がd方
向(図5参照)に回動されて、爪部材36の先端の先端
ストッパ部36aがホルダー付きQFP20から離反す
るようになっている。
【0024】図1に示すように、QFP分離部24は、
搬送ブロック26にて搬送されてきたホルダー付きQF
P20を保持する保持機構43と、この保持機構43に
より保持されたホルダー付きQFP20をホルダー21
とQFP2とに分離するQFP分離機構50とからな
る。
【0025】保持機構43は、内側に凹溝44aが設け
られ、所定間隔をあけて配置されている一対のガイド4
4と、各ガイド44内に縦軸45を介して揺動自在に支
持され、ホルダー付きQFP20が搬送されてくる側の
端部に内側に突出する規制部46aが形成されているガ
イドレバー46と、このガイドレバー46とガイド44
との間に介装されてガイドレバー46の規制部46a側
が互いに接近する方向に付勢する圧縮スプリング47か
らなる。そして、搬送ブロック26にて搬送されてきた
ホルダー付きQFP20はガイド44の凹溝44a間に
挿入された後に、圧縮スプリング47の付勢力に抗して
規制部46aを広げながらガイドレバー46間に挿入案
内され、このガイドレバー46によりホルダー付きQF
P20はがたつきが抑えられながら、ノズル吸着用のノ
ズル5が下降される吸着位置にセットされる。
【0026】QFP分離機構50は、ホルダー21に形
成された凹部23に係合してホルダー21を吸着位置に
位置決めする位置決め手段としての3本の位置決め用テ
ーパピン51と、この位置決め用テーパピン51が係合
されているホルダー21のフック22に当接することに
よりフック22をQFP2から離間させてホルダー21
とQFP2とを分離可能な状態とする解除手段としての
4本のフック解除用テーパピン52と、QFP2をホル
ダー21から上方に突き上げて分離するQFP分離手段
としての突き上げブロック53と、これらの位置決め用
テーパピン51,フック解除用テーパピン52および突
き上げブロック53を固定した水平プレート54と、水
平プレート54を昇降させて位置決め用テーパピン5
1,フック解除用テーパピン52および突き上げブロッ
ク53をホルダー付きQFP20に対して接近離間させ
る昇降手段としての昇降シリンダ55とからなる。水平
プレート54に設けられているこれらの部材は、その高
さが高いほうから位置決め用テーパピン51,フック解
除用テーパピン52,突き上げブロック53の順序とさ
れ、昇降シリンダ55により水平プレート54を上昇さ
せた際にこの順序で順次当接するようになっている。
【0027】また、装着ヘッド7のノズル5は図示しな
い制御部により、突き上げブロック53でQFP2をホ
ルダー21から上方に突き上げる前に、ノズル5をQF
P2の上面に当接させるように制御される。
【0028】なお、水平プレート54のガイドブロック
41近傍箇所には、ガイドブロック41と同じ高さのガ
イドブロック部54aが形成され、搬送ブロック26が
QFP分離部24内に移動された際に、ストッパローラ
38がガイドブロック41に引き続いてこの水平プレー
ト54のガイドブロック部54aに当接して爪部材36
の先端ストッパ部36aがホルダー付きQFP20から
離反するようになっている。また、53aは、突き上げ
ブロック53に形成された溝部で、爪部材36との干渉
を避けるために設けられている。
【0029】次に、上記構成における電子部品供給装置
の一連の動作を説明する。図3に示すように、まず、分
離シリンダ30により分離ストッパ28が上昇されてお
り、シュート25に並べられたホルダー付きQFP20
が、この分離ストッパ28にて下方へ移動することが阻
止されている。この状態から、分離シリンダ30により
分離ストッパ28および押えストッパ29を下降させる
ことにより、下端より2番目の位置のホルダー付きQF
P20が押えストッパ29により抑えられ、最も下端位
置のホルダー付きQFP20だけが搬送ブロック26側
に滑りながら移動する。これにより、シュート25に複
数並べられたホルダー付きQFP20の最も下端位置の
ものだけが一つに分離されて下流の搬送ブロック26側
に送られる。
【0030】この際、運搬シリンダ34は縮退され、搬
送ブロック26がシュート25に接続されている。シュ
ート25から搬送ブロック26側に送られてきたホルダ
ー付きQFP20は、爪部材36の先端ストッパ部36
aに当接するまで搬送ブロック26上を滑り落ちる。な
お、この時には、搬送ブロック26がストッパ棒39の
上方に位置して、ストッパ棒39は搬送ブロック26か
ら突出していないため、ホルダー付きQFP20は支障
無く先端ストッパ部36a側まで移動する。
【0031】この後、図4に示すように、ホルダー付き
QFP20を載せた搬送ブロック26が運搬シリンダ3
4によりQFP分離部24側に向かってb方向に移動さ
れ、搬送ブロック26は板カム32に沿ってほぼ水平姿
勢となる。これにより、ストッパ棒39は搬送ブロック
26から上方に突出し、このストッパ棒39により押さ
れながらホルダー付きQFP20が搬送ブロック26と
ともに移動する。そして、図1,図5,図6に示すよう
に、ホルダー付きQFP20は搬送ブロック26ととも
にQFP分離部24へ搬送され、ホルダー付きQFP2
0がガイド44の凹溝44aを介してガイドレバー46
間に保持される。
【0032】なお、この際に、搬送ブロック26はガイ
ド44間に挿入される。また、水平プレート54は下降
位置とされ、搬送ブロック26やブラケット35など
は、位置決め用テーパピン51やフック解除用テーパピ
ン52間に位置して、QFP分離部24の各構成部材に
干渉することはない。
【0033】また、搬送ブロック26が保持機構43の
近傍箇所に移動してきた際に、爪部材36に取り付けら
れたストッパローラ38がガイドブロック41および水
平プレート54のガイドブロック部54aに当接され、
爪部材36の先端の先端ストッパ部36aがホルダー付
きQFP20から離反する。そして、再度運搬シリンダ
34が縮退された際には、搬送ブロック26および爪部
材36がホルダー付きQFP20から離れた状態で移動
され、次のホルダー付きQFP20の搬送に備える。
【0034】図1に示すように、搬送ブロック26が保
持機構43に保持されると、最初に、装着ヘッド7のノ
ズル5が下降されてQFP2の上面に当接される。その
後、下方位置に退避されていたQFP分離機構50の水
平プレート54などが上昇される。この際、まず最も高
い位置まで設けられている3本の位置決め用テーパピン
51がホルダー21に形成された凹部23に係合してホ
ルダー付きQFP20を吸着位置に確実に位置決めす
る。この時、ホルダー付きQFP20は、上方向に対し
てはガイド44により抑えられているとともに、横方向
からは圧縮スプリング47にて付勢されたガイドレバー
46により押圧されているため、位置決め動作がスムー
ズかつ正確に行われる。次に、4本のフック解除用テー
パピン52がホルダー21の各フック22に当接し、フ
ック解除用テーパピン52の傾斜面によりフック22は
ホルダー21の角部寄りへ徐々に押し広げられてQFP
2から離間され、ホルダー21とQFP2とを分離可能
な状態とする。そして最後に、最も低く形成されている
突き上げブロック52がQFP2を下方から持ち上げ
る。この時、QFP2は、ノズル5と突き上げブロック
53との間に挟まれることにより、フック22が開いて
QFP2が自由になったときでもQFP2が飛び出した
りすることが防止され、安定した姿勢でノズル5に吸着
される。
【0035】なお、この後、空になったホルダー21は
順次搬送されてくるホルダー付きQFP20にて後工程
側に押し出される。また、トレイに乗せるQFPの従来
の供給形態に代わって、QFP2を着脱するフック22
を装備した1個のホルダー21にて1個のQFP2をセ
ットして保持するように構成し、ホルダー21でQFP
2の四方を囲むようにしたので、ホルダー付きQFP2
0の実装時に軽い衝撃を受けたり、また人の手で触れる
ことがあってもQFP2のリード曲げは発生することは
ない。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、QFPを
着脱自在に保持するフックを有したホルダーにQFPが
セットされたホルダー付きQFPを、列状に並べた姿勢
で案内するシュート部と、このシュート部の先端で並べ
られたホルダー付きQFPを一個ずつ分離するホルダー
付きQFP分離手段と、このホルダー付きQFP分離手
段により一個だけ分離供給されてきたホルダー付きQF
Pのホルダーに係合してこのホルダー付きQFPを所定
位置に位置決めする位置決め手段と、QFPからホルダ
ーのフックを離間させてホルダーとQFPとを分離可能
な状態とする解除手段と、QFPを上方に突き上げてホ
ルダーから分離するQFP分離手段とを備えることによ
り、QFPをホルダーに載せたままの状態で吸着位置な
どの所定箇所に自動的に供給することができる。
【0037】また、プレートを昇降させて位置決め用テ
ーパピン,フック解除用テーパピンおよび突き上げブロ
ックを設けてこれらの部材をホルダー付きQFPに対し
て接近離間させるだけで、QFPをホルダーから容易に
分離することができる。
【0038】また、このような電子部品供給装置を備え
た電子部品装着装置によれば、装着ヘッドのノズルによ
りQFPを確実に吸着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における電子部品供給装置のQ
FP分離部の斜視図
【図2】同電子部品供給装置の斜視図
【図3】同電子部品供給装置のホルダー付きQFPを運
搬する機構を説明するための一部縦断側面図
【図4】同電子部品供給装置のホルダー付きQFPを運
搬する動作を説明するための一部縦断側面図
【図5】同電子部品供給装置のホルダー付きQFPを運
搬する動作を説明するための一部縦断側面図
【図6】図5のX−X線から見た矢視図
【図7】従来の電子部品装着装置の斜視図
【図8】従来のQFPの荷姿の斜視図
【符号の説明】
2 QFP 5 ノズル 20 ホルダー付きQFP 21 ホルダー 22 フック 23 凹部 25 シュート 26 搬送ブロック 27 ホルダー付きQFP分離機構 28 分離ストッパ 29 押えストッパ 30 分離シリンダ 31 ガイドローラ 32 板カム 33 連結ピン 34 運搬シリンダ 35 ブラケット 36 爪部材 36a 先端ストッパ部 37 圧縮スプリング 38 ストッパローラ 39 ストッパ棒 40 抜け孔 41 ガイドブロック 43 保持機構 44 ガイド 44a 凹溝 46 ガイドレバー 50 QFP分離機構 51 位置決め用テーパピン(位置決め手段) 52 フック解除用テーパピン(解除手段) 53 突き上げブロック(QFP分離手段) 54 水平プレート 55 昇降シリンダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品であるQFPを着脱自在に保持
    するフックを有したホルダーにQFPがセットされたホ
    ルダー付きQFPを、列状に並べた姿勢で案内するシュ
    ート部と、このシュート部の先端で並べられたホルダー
    付きQFPを一個ずつ分離するホルダー付きQFP分離
    手段と、このホルダー付きQFP分離手段により一個だ
    け分離供給されてきたホルダー付きQFPのホルダーに
    係合してこのホルダー付きQFPを所定位置に位置決め
    する位置決め手段と、QFPからホルダーのフックを離
    間させてホルダーとQFPとを分離可能な状態とする解
    除手段と、QFPを上方に突き上げてホルダーから分離
    するQFP分離手段とを備えた電子部品供給装置。
  2. 【請求項2】 ホルダー付きQFP分離手段により一個
    だけ分離供給されてきたホルダー付きQFPのホルダー
    に係合して供給時の搬送ずれを修正して正規の所定位置
    に案内するガイドと、ホルダーに形成された凹部に係合
    してホルダーを所定位置に位置決めする位置決め手段と
    しての位置決め用テーパピンと、この位置決め用テーパ
    ピンが係合されているホルダーのフックに当接すること
    によりフックをQFPから離間させてホルダーとQFP
    とを分離可能な状態とする解除手段としてのフック解除
    用テーパピンと、QFPをホルダーから上方に突き上げ
    て分離するQFP分離手段としての突き上げブロック
    と、これらの位置決め用テーパピン,フック解除用テー
    パピンおよび突き上げブロックを固定したプレートと、
    プレートを昇降させて位置決め用テーパピン,フック解
    除用テーパピンおよび突き上げブロックをホルダー付き
    QFPに対して接近離間させる昇降手段とを備えた請求
    項1記載の電子部品供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の電子部品供給
    装置を搭載した電子部品装着装置であって、QFPを吸
    着するノズルを有し、このノズルに真空圧を供給すると
    ともにノズルを移動させる機構を有する装着ヘッドと、
    この装着ヘッドを移動させるヘッド移動手段と、QFP
    分離手段によりQFPをホルダーの上方に突き上げる前
    に前記ノズルをQFPの上面に当接させるように制御す
    る制御手段とを備えた電子部品装着装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104609125A (zh) * 2014-12-02 2015-05-13 爱彼思(苏州)自动化科技有限公司 一种工件送料装置
CN104889711A (zh) * 2015-06-10 2015-09-09 苏州市吴中区胥口广博模具加工厂 并排六针母插头插针机的本体单料分离机构
CN104985423A (zh) * 2015-07-06 2015-10-21 苏州博众精工科技有限公司 一种自动检测组装治具

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