JP2007150105A - 電子部品装着装置 - Google Patents

電子部品装着装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007150105A
JP2007150105A JP2005344456A JP2005344456A JP2007150105A JP 2007150105 A JP2007150105 A JP 2007150105A JP 2005344456 A JP2005344456 A JP 2005344456A JP 2005344456 A JP2005344456 A JP 2005344456A JP 2007150105 A JP2007150105 A JP 2007150105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flux
electronic component
transfer device
component
supply unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005344456A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Seto
勝幸 瀬戸
Hideki Tsuchiya
秀樹 土屋
Hideaki Fukushima
秀明 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Instruments Co Ltd
Original Assignee
Hitachi High Tech Instruments Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi High Tech Instruments Co Ltd filed Critical Hitachi High Tech Instruments Co Ltd
Priority to JP2005344456A priority Critical patent/JP2007150105A/ja
Publication of JP2007150105A publication Critical patent/JP2007150105A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

【課題】部品供給ユニットを搭載するフィーダベースや部品供給台車を利用して部品供給ユニットばかりかフラックス転写装置をも着脱可能に搭載できる電子部品装着装置の提供。
【解決手段】ロック用シリンダ93が作動してロッド93Aが引き込まれると、第2ロック部材95が時計方向に回動して、ロックレバー95Aが第2係止部89Bから離反し、係止部材89の反時計方向への回動が可能となる。従って、ロック解除レバー79後端部を押し下げると、ロック解除レバー79が時計方向に回動し、連結板84を介してロック解除部材81は時計方向に回動し、当接部81Aがガイド部89Cを押し上げ、係止部材89を反時計方向に回動させる。このため、ローラ92Aが第1係止部89Aから外れ、フラックス転写装置30を引くことにより、案内部材70に被案内部材71が案内されながらフィーダベースからフラックス転写装置30が外せる。
【選択図】図2

Description

本発明は、装置本体のフィーダベース上に収納テープ内に収納された電子部品をカバーテープを剥離して部品取出位置まで供給する部品供給ユニットを複数並設する電子部品装着装置や、キャスタにより移動可能で装着本体に着脱可能な部品供給台車上に収納テープ内に収納された電子部品をカバーテープを剥離して部品取出位置まで供給する部品供給ユニットを複数並設する電子部品装着装置に関する。
前者の電子部品装着装置は、例えば特許文献1などに開示されている。このような電子部品装着装置にあっては、フラックスを電子部品の突起電極に転写するためのフラックス転写装置が必要である。
特許第3583319号公報
しかし、このフラックス転写装置を、部品供給ユニットを搭載するフィーダベースや部品供給台車とは別の取付台に取り付けるのでは、設置スペース上問題であり、コスト高である。
そこで本発明は、部品供給ユニットを搭載するフィーダベースや部品供給台車を利用して部品供給ユニットばかりかフラックス転写装置をも着脱可能に搭載できる電子部品装着装置を提供することを目的とする。
このため第1の発明は、装置本体のフィーダベース上に収納テープ内に収納された電子部品をカバーテープを剥離して部品取出位置まで供給する部品供給ユニットを複数並設する電子部品装着装置において、フラックス供給部から供給されたフラックスをスキージによりならしてこのフラックスを電子部品の突起電極に転写するためのフラックス転写装置を前記部品供給ユニットが搭載された前記フィーダベース上に着脱可能に配設したことを特徴とする。
第2の発明は、装置本体のフィーダベース上に収納テープ内に収納された電子部品をカバーテープを剥離して部品取出位置まで供給する部品供給ユニットを複数並設する電子部品装着装置において、フラックス供給部から回転ディスクに供給されたフラックスを駆動源により前記回転ディスクを回転させることによりスキージによりならしてこのフラックスを電子部品の突起電極に転写するためのフラックス転写装置を前記部品供給ユニットが搭載された前記フィーダベース上に着脱可能に配設したことを特徴とする。
第3の発明は、キャスタにより移動可能で装着本体に着脱可能な部品供給台車上に収納テープ内に収納された電子部品をカバーテープを剥離して部品取出位置まで供給する部品供給ユニットを複数並設する電子部品装着装置において、フラックス供給部から回転ディスクに供給されたフラックスを駆動源により前記回転ディスクを回転させることによりスキージによりならしてこのフラックスを電子部品の突起電極に転写するためのフラックス転写装置を前記部品供給ユニットが搭載された前記部品供給台車上に着脱可能に配設したことを特徴とする。
本発明は、部品供給ユニットを搭載するフィーダベースや部品供給台車を利用して部品供給ユニットばかりかフラックス転写装置をも着脱可能に搭載できる電子部品装着装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態に係るフラックス転写装置を電子部品装着装置に適用した例について図面を参照しながら説明する。図1は電子部品装着装置の平面図であり、図2はフィーダベース上に固定された状態のフラックス転写装置の側面図、図3はフラックス転写装置の平面図である。
図1において、電子部品装着装置1の基台2上にAビーム3及びBビーム4のY方向への移動を案内する一対のレール5が配置されている。前記Aビーム3及びBビーム4はX方向に長く、この長手方向に沿って装着ヘッド7、8がそれぞれ移動可能に配設されている。従って、前記装着ヘッド7、8は、XY方向に移動可能になされている。
また、A側のY軸モータ10により回動されるボールネジ軸11がAビーム3に固定された図示しないナットに螺合しており、このAビーム3はボールネジ軸11の回動によりレール5に沿って移動可能である。Bビーム4は同様な構造のボールネジ軸12がB側のY軸モータ14により回動されることで、レール5に沿って移動する。
更に、前記基台2の前後には(図1における上下位置)、それぞれフィーダベースであるフィーダベース6が形成され、このフィーダベース6上には種々の電子部品を供給する部品供給ユニット16が着脱可能に搭載されている。尚、部品供給ユニット16はいわゆるテープフィーダで、収納テープの収納凹部内に収納された電子部品をカバーテープを剥離して部品取出位置まで供給する電子部品を供給する。また、30は同じく前記基台2に形成された前記フィーダベース6上に着脱可能に搭載されるフラックス転写装置で、ある部品供給ユニット16から供給された突起電極(半田バンプ)を有する電子部品、例えばBGA(Ball Grid Array)等に対して、その突起電極にフラックスを転写するものである。従って、部品供給ユニット16及びフラックス転写装置30は装置本体に設けられたフィーダベース6上に着脱可能に搭載される。
そして、前記装着ヘッド7、8は、各部品供給ユニット16から吸着ノズル24が真空吸着により取り出した電子部品をプリント基板18の所望の位置に搬送して実装するものである。また、前記プリント基板18は、基台2上に設置された搬送コンベア20により搬送され、所定の作業ステージ位置で図示しない固定機構により位置決め固定される。
更に、前記部品供給ユニット16から装着ヘッド7、8の吸着ノズル24により取り出された電子部品は部品認識カメラ21により、その吸着ノズル24に対する吸着位置ずれ状況、部品落下状況、更には後述するフラックス転写状況等が撮像され認識処理される。また、前記基台2にはノズルストッカ22が設置されており、前記装着ヘッド7、8に交換可能に取り付けられる吸着ノズル24が用意されている。
以下、前記フラックス転写装置30について説明する。図2及び図3において、フラックス転写装置30の基台31上には、大きく分けてフラックス供給部32と、フラックス貯溜部33とが搭載されている。
前記フラックス供給部32は、前記基台31に支持台34を介して固定されたシリンジ35内にフラックスを貯蔵し、ネジ36を所定回転させると所定量のフラックスがホース37及びこれに接続された先端に吐出口を備えた供給パイプ38を通じて、前記フラックス貯溜部33に供給される。
前記フラックス貯溜部33は、基台31に回転可能に設けられ、前記フラックス供給部32から供給されたフラックスを貯溜してフラックスが外側に排出されないようにするための外縁41のある円盤状の回転ディスク40を有し、この回転ディスク40の基軸体46は駆動モータ42の出力軸の回動がプーリ43、ベルト44、プーリ45を介して伝えられ、ベアリング47を介して一定方向(図3の反時計方向)に回転させられる。
また、50は概ね平面視コ字形状を呈し表面をテフロン(登録商標)コーティングした合成樹脂製のスキージで、前記回転ディスク40上に塗布されたフラックスをならして所定塗布厚に調整するためのもので、対向する両水平片50X、50Xの開口側端部に固定された支持体51に固定されたスライダ52が案内レール53に沿って昇降可能である。
即ち、フラックスをならして所定塗布厚に調整するために、作業者がマイクロゲージ55を目盛を見ながら回動させるとネジ軸56が回動し、前記スライダ52と一体化されたナット体57がスライダ52と共に昇降することとなり、前記スキージ50が昇降することとなる。
次に、前記スキージ50について詳述すると、前記スキージ50によりフラックスをならす際に、フラックスが回転ディスク40上に不均一に分散しないように、前記フラックスを貯留し易くなるように、前記スキージ50に貯留部を形成する。
即ち、前記フラックスを前記スキージ50によりならす際に前記フラックスが貯留し易いように、前記スキージ50がフラックスをならす際の垂直片50Yの前面部の一部をその中間部が一番深くなるように滑らかに湾曲するように窪ませて凹部50Aを形成すると共にこの凹部50Aを形成する前面の下部の一部を切除した切除部50Bを形成して貯留部を形成する。この垂直片50Yは回転ディスク40の回転中心を通るようにこの回転ディスク40上方に配設され、両水平片50X、50Xは回転ディスク40の外縁41上方に配設され、平面視して前記供給パイプ38の吐出口は両水平片50X、50X及び垂直片50Yとで囲まれた領域内の回転ディスク40の中心と外縁41との中間位置に配設される。
なお、前記回転ディスク40上の前記フラックスを前記スキージ50がならせるように、概ねスキージ50の回転ディスク40の上方に位置する部位は厚く、回転ディスク40の外方に位置する部位は段差50が形成されて薄く作製されている。
次に、前記フィーダベース6上に多数の部品供給ユニット16を着脱自在に並設するが、この部品供給ユニット16以外にもこの部品供給ユニット16の厚さの整数倍、例えば2倍の厚さを有する前記フラックス転写装置30を搭載でき、以下構成について説明する。
先ず、図1、図8及び図9に示すように、フィーダベース6の上面には各部品供給ユニット16及びフラックス転写装置30(このフィーダベース6への取付構造に関して同一の構造であり、説明の便宜上、限定しない限り、以下「フラックス転写装置30等」とする。)を案内する平行な側面70Aを有する各案内部材70が複数の取付ピン101を介して設けられ、フラックス転写装置30等の底面には前記案内部材70が夫々嵌合して案内される凹部71Aが各外側面に形成された断面がコ字形状の被案内部材71が設けられている。そして、前記案内部材70の手前側端部は上向きに傾斜し、且つ相互の間隔が手前に行くに従って遠くなるように対向する側面70Bが形成されている。
なお、前記フィーダベース6上に等間隔を存して複数の案内部材70が設けられ、前記フラックス転写装置30等に対応して一対の案内部材70が使用されるが、部品供給ユニット16も複数並設されるので、この案内部材70は隣設される部品供給ユニット16の案内部材70としても使用される場合がある。また、部品供給ユニット16の厚さの2倍に限らず、3倍、4倍、又は5倍以上の厚さを有する前記フラックス転写装置30を使用する場合には、フラックス転写装置30の底部に被案内部材71を複数個設けて、複数(2つや4つ等)の案内部材70により案内してもよい。
そして、一対の案内部材70に被案内部材71が案内されて、フィーダベース6上を被案内部材71を摺動(スライド)させながら、前記フラックス転写装置30等を取付るべく移動させた際に、フィーダベース6の奥行き側の端部には前記被案内部材71が当接することにより当該フラックス転写装置30等の前後方向の位置を規制する前後規制部材72が設けられている。
また、前記案内部材70の手前部の各側面70A間のフィーダベース6上には、被案内部材71の規制溝71Bに嵌合してフラックス転写装置30等の左右方向の位置を規制する円筒状の後部左右規制ピン73が設けられている。更に、前記案内部材70が設けられていない前記前後規制部材72の近傍位置には被案内部材71の規制溝71Bに嵌合して左右方向の位置を規制する円筒状の前部左右規制ピン74が形成されている。
但し、被案内部材71の規制溝71Bは後部左右規制ピン73よりも太径の前部左右規制ピン74と係合して当該フラックス転写装置30等の左右方向の位置を規制するものであるから、フラックス転写装置30等がフィーダベース6上に取付固定された場合に前記左右方向の位置を規制すべく規制溝71Bの幅も、前部左右規制ピン74が嵌合する位置では当該前部左右規制ピン74の直径と略同じに形成され、後部左右規制ピン73が嵌合する位置では当該後部左右規制ピン73の直径と略同じに形成されている。
また、フラックス転写装置30の後部には支軸78を支点として揺動可能なロック解除レバー79が設けられる。そして、当接部81Aを備え支軸80を支点として回動可能に支持されたロック解除部材81と前記ロック解除レバー79とは支軸82、83に回動可能に支持された連結板84を介して連結されている。前記ロック解除部材81は、バネ85により反時計方向に回動するように付勢されている。
前記フィーダベース6の取付部材87と支軸88を支点として回動可能な係止部材89との間にはコイルバネ90が張架され、フラックス転写装置30に設けられた第1ロック部材92に係止可能な第1係止部89Aを有する係止部材89を時計方向に回動するように付勢している。前記第1ロック部材92はローラ92Aと該ローラ92Aが設けられる支持部材92Bとから構成される。なお、前記ロック解除レバー79、ロック解除部材81、連結板84などから、前記第1係止部89Aと第1ロック部材92のローラ92Aとの係止を解除する解除装置が構成される。
そして、フラックス転写装置30等のフィーダベース6への取付の際に、作業者が該フラックス転写装置30等を被案内部材71が前記案内部材70に案内されながら奥行き方向に移動させて、前記ローラ92Aが電子部品装着装置1に設けられる係止部材89のガイド部89Cに当接しながらこの係止部材89を反時計方向に回動させながらローラ92Aが前記第1係止部89Aに係止することとなる。
93は電子部品装着装置1に設けられる作動部材を構成するロック用シリンダで、そのロッド93Aには支軸94を支点として回動可能な第2ロック部材95の一端部がバネ96により付勢されて圧接されている。そして、前記ロック用シリンダ93が作動してそのロッド93Aが伸張すると、電子部品装着装置1に設けられる第2ロック部材95を反時計方向に回動させ、前記第2ロック部材95の他端部のロックレバー95Aが前記係止部材89の第2係止部89Bに当接して、この係止部材89の反時計方向への回動を制限する構成である。
なお、前記係止部材89は各フラックス転写装置30等に対応して設けられるが、前記ロック用シリンダ93及び第2ロック部材95は複数個のフラックス転写装置30等に対応して設けられる。従って、ロックレバー95Aはフラックス転写装置30等の並設方向に延びている。
次に、動作について説明する。先ず、電子部品装着装置1の作業テーブル位置に前記プリント基板18が搬送コンベア20により搬送され、位置決め機構により位置決め固定される。続いて、前記装着ヘッド7、8が、所望の部品供給ユニット16の電子部品取り出し位置までXY移動して行き、そこで吸着ノズル24が下降して吸着位置まで供給された電子部品を吸着して取り出す。
そして、吸着ノズル24が電子部品を吸着保持した状態で、上昇して部品認識カメラ21上方までXY移動して行き、そこで電子部品を撮像して、吸着ノズル24に対する吸着位置ずれ状況、部品落下状況を認識する。
そして、この認識が異常なしとされた場合には、装着ヘッド7、8は部品認識カメラ21上方から前記フラックス転写装置30のフラックス転写位置TN(回転ディスク40上)までXY移動して行き、そこでフラックスに吸着ノズル24に吸着保持された電子部品の突起電極(半田バンプ)が浸るまで下降させる。そして、再び装着ヘッド7、8が上昇した際に、電子部品の突起電極(半田バンプ)には適量のフラックスが転写されている。
このときには、フラックス転写装置30の回転ディスク40上に供給されたフラックスは既に転写に適した状態に準備されている。即ち、予め、前記フラックス供給部32のシリンジ35内のフラックスはホース37及び供給パイプ38を通じて、回転駆動されている回転ディスク40上に供給され、回転ディスク40上のフラックスが、所定塗布厚となるように下降しているスキージ40でならされている。
そして、回転ディスク40上のフラックスはこの回転ディスク40の回転に伴い、前記スキージ50の凹部50Aにこの凹部50Aの中心位置に向けて集中して集められながら、切除部50B内、具体的には切除部50Bを形成するスキージ50と回転ディスク40とで形成される空間内に導かれて、フラックスは回転しながら一定幅の状態(スキージ50に対する回転ディスク40の移動速度の違いは小さく抑えられ。)で所定の厚さにならされる。
続いて、電子部品の突起電極にフラックスを転写した後、装着ヘッド7、8が再び部品認識カメラ21上方までXY移動して行き、そこで、その装着ヘッド7、8の吸着ノズル24に対する吸着位置ずれ状況、部品落下状況、そしてフラックス転写状況を認識する。これは、フラックスがある程度の粘性を有するものであり、転写時に電子部品の吸着位置がずれたり、回転ディスク40上に置き忘れられてしまったり、更にはフラックス転写が多過ぎたり、少な過ぎたりとかいった不具合を認識させるためである。
そして、認識異常がない場合には、前記装着ヘッド7、8がプリント基板18の所望の電極パッド上までXY移動し、そこで下降して電極パッド上に電子部品(の突起電極)を実装させる。以下、上記作業が繰り返された後、半田をリフローすることで、プリント基板18上に各電子部品が固定される。
前述したようなフラックス転写装置30をフィーダベース6から外す作業について詳述すると、先ず作業者が電子部品装着装置1の操作部を操作すると、電子部品装着装置1の制御装置がロック用シリンダ93を作動させる。すると、図4に示すように、ロッド93Aが引き込まれ、バネ96により付勢されている第2ロック部材95が支軸94を支点として時計方向に回動する。
このため、前記第2ロック部材95の他端部のロックレバー95Aが係止部材89の第2係止部89Bから離反して、この係止部材89の反時計方向への回動ができる状態となる。
従って、作業者がロック解除レバー79の後端部を下方に押し下げると、ロック解除レバー79は支軸78を支点として時計方向に回動する。このため、連結板84を介して連結されているロック解除部材81はバネ85の付勢力に抗して時計方向に回動し、その当接部81Aが係止部材89のガイド部89Cをコイルバネ90の付勢力に抗して押し上げ(図4の点線で示す)、係止部材89を反時計方向に回動させる。このため、ローラ92Aが第1係止部89Aから外れる(係止が解除される)。
この後、作業者が自分自身の方向にフラックス転写装置30を引くことにより、前記案内部材70に被案内部材71が案内されながら手前方向に移動することができ、フィーダベース19から当該フラックス転写装置30を外すことができる(図5、図6及び図7参照)。
このフラックス転写装置30のフィーダベース19への取付け作業について、以下説明すると、先ず作業者はフラックス転写装置30を持ってフィーダベース19上に設けられた一対の案内部材70とフラックス転写装置6の底面に設けられた被案内部材71と嵌合させる。この場合、一対の案内部材70の手前側端部は上向きに傾斜し、且つ相互の間隔が手前に行くに従って遠くなるように対向する側面70Bが形成されているので、前記一対の案内部材70がフラックス転写装置30の底面に設けられた被案内部材71の凹部71Aに容易に嵌合できる。
この嵌合の後、フラックス転写装置30を奥行き方向に押し込む動作を行うと、一対の案内部材70に被案内部材71が案内されて、フィーダベース19上を被案内部材71が摺動(スライド)しながらフラックス転写装置30は移動することとなる。
やがて、図8及び図9に示すように、この移動の際には後部左右規制ピン73が被案内部材71の規制溝71Bに嵌合しながら移動することとなり、更に移動すると前部左右規制ピン74が規制溝71Bの幅広となった部分と、また後部左右規制ピン73が規制溝71Bの幅狭となった部分と嵌合する。そして、更に奥行き方向に移動させると、フィーダベース19の奥行き側の端部の前後規制部材72に前記被案内部材71が当接してその移動ができなくなる。
従って、後部左右規制ピン73及び前部左右規制ピン74によりフラックス転写装置30の左右方向が、また前後規制部材72により前後方向が規制されることによりフラックス転写装置30は位置決めされることとなる。
図7の状態から奥行き方向への移動の途中で、図6に示すように、ローラ92Aが係止部材89のガイド部89Cに当接し、やがてこの係止部材89を反時計方向に回動させながらローラ92Aが第1係止部89Aに係止することとなる(図5参照)。
この後、電子部品装着装置1の操作部(図示せず)を操作してロック用シリンダ93を作動させ、伸張したロッド93Aにより第2ロック部材95を反時計方向に回動させ、前記第2ロック部材95の他端部のロックレバー95Aが前記係止部材89の第2係止部89Bに当接して、この係止部材89の反時計方向への回動を制限する。これにより、確実にフラックス転写装置30はロックされ、フィーダベース19上にフラックス転写装置30を取付け固定できる(図2参照)。
なお、上述した実施形態では、部品供給ユニット16及びフラックス転写装置30を基台2に形成されて装置本体に設けられたフィーダベース6上に着脱可能に搭載したが、これに限らず、前記基台2に連結具を介して着脱可能に配設され、連結具を解除して把手を引くと下部のキャスタにより移動できる部品供給台車(供給台車のフィーダベース)に着脱可能に部品供給ユニット16と共にフラックス転写装置30を搭載させる構成でもよい。この場合の部品供給台車への取付け、取外しの構造は、図8及び図9で示したものと同様に構成することにより、同様な作用効果を発揮することができる。
なお、この電子部品装着装置として、いわゆる多機能チップマウンタを例にして説明したが、これに限らずロータリテーブル型などの高速型チップマウンタに適用してもよい。
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
電子部品装着装置の平面面図である。 スキージが上昇した状態のフラックス転写装置の側面図である。 スキージが上昇した状態のフラックス転写装置の平面図である。 ロック用シリンダが作動してロッドが引き込まれて第2ロック部材の他端部のロックレバーと係止部材の第2係止部との係止が解除された状態のフラックス転写装置の側面図である。 係止部材の第1係止部にローラが係止しようとする状態のフラックス転写装置の側面図である。 第1ロック部材のローラが係止部材のガイド部に当接している状態のフラックス転写装置の側面図である。 第1ロック部材と係止部材との係止が解除されている状態のフラックス転写装置の側面図である。 フラックス転写装置とフィーダベースとの関係を表すもので、図2における矢印X方向からみた図である。 フラックス転写装置とフィーダベースとの関係を表すもので、図2における前部左右規制ピンの位置での断面図である。
符号の説明
1 電子部品装着装置
6 フィーダベース
16 部品供給ユニット
24 吸着ノズル
30 フラックス転写装置
70 案内部材
71 被案内部材

Claims (3)

  1. 装置本体のフィーダベース上に収納テープ内に収納された電子部品をカバーテープを剥離して部品取出位置まで供給する部品供給ユニットを複数並設する電子部品装着装置において、フラックス供給部から供給されたフラックスをスキージによりならしてこのフラックスを電子部品の突起電極に転写するためのフラックス転写装置を前記部品供給ユニットが搭載された前記フィーダベース上に着脱可能に配設したことを特徴とする電子部品装着装置。
  2. 装置本体のフィーダベース上に収納テープ内に収納された電子部品をカバーテープを剥離して部品取出位置まで供給する部品供給ユニットを複数並設する電子部品装着装置において、フラックス供給部から回転ディスクに供給されたフラックスを駆動源により前記回転ディスクを回転させることによりスキージによりならしてこのフラックスを電子部品の突起電極に転写するためのフラックス転写装置を前記部品供給ユニットが搭載された前記フィーダベース上に着脱可能に配設したことを特徴とする電子部品装着装置。
  3. キャスタにより移動可能で装着本体に着脱可能な部品供給台車上に収納テープ内に収納された電子部品をカバーテープを剥離して部品取出位置まで供給する部品供給ユニットを複数並設する電子部品装着装置において、フラックス供給部から回転ディスクに供給されたフラックスを駆動源により前記回転ディスクを回転させることによりスキージによりならしてこのフラックスを電子部品の突起電極に転写するためのフラックス転写装置を前記部品供給ユニットが搭載された前記部品供給台車上に着脱可能に配設したことを特徴とする電子部品装着装置。
JP2005344456A 2005-11-29 2005-11-29 電子部品装着装置 Pending JP2007150105A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005344456A JP2007150105A (ja) 2005-11-29 2005-11-29 電子部品装着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005344456A JP2007150105A (ja) 2005-11-29 2005-11-29 電子部品装着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007150105A true JP2007150105A (ja) 2007-06-14

Family

ID=38211116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005344456A Pending JP2007150105A (ja) 2005-11-29 2005-11-29 電子部品装着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007150105A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103220886A (zh) * 2013-04-09 2013-07-24 阳程(佛山)科技有限公司 一种柔性电路板覆膜贴片机及其加工工艺
CN105142356A (zh) * 2015-08-20 2015-12-09 中国科学院合肥物质科学研究院 一种直线电机驱动的贴片机
CN105163515A (zh) * 2015-07-21 2015-12-16 杭州西力电能表制造有限公司 电表smt双贴片混合回流焊接装置
CN105523379A (zh) * 2015-12-03 2016-04-27 深圳市兴华炜科技有限公司 一种剪叉式联排吸嘴供料贴片装置及控制方法
CN105934101A (zh) * 2016-07-13 2016-09-07 朗华全能自控设备(上海)股份有限公司 全自动冲贴机及其使用方法
CN106851987A (zh) * 2017-02-26 2017-06-13 成都蒲江珂贤科技有限公司 一种三维动态电路软板冲压设备
CN110167283A (zh) * 2019-06-18 2019-08-23 林雨露 一种小型桌面式贴片机

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02132895A (ja) * 1988-11-14 1990-05-22 Sanyo Electric Co Ltd 部品供給装置の段取り替え方法及び電子部品自動装着装置
JPH0669285A (ja) * 1992-08-18 1994-03-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd フラックス供給装置
JP2001024317A (ja) * 1999-07-08 2001-01-26 Sanyo Electric Co Ltd 電子部品実装装置
JP2001291992A (ja) * 2000-04-11 2001-10-19 Yamagata Casio Co Ltd 部品搭載装置と部品供給装置の連結システム
JP2004006938A (ja) * 2003-07-22 2004-01-08 Fuji Mach Mfg Co Ltd 対回路基板トランスファ作業装置
JP2004071760A (ja) * 2002-08-05 2004-03-04 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 電子部品装着装置
JP2005039091A (ja) * 2003-07-16 2005-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 部品実装装置及び部品実装方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02132895A (ja) * 1988-11-14 1990-05-22 Sanyo Electric Co Ltd 部品供給装置の段取り替え方法及び電子部品自動装着装置
JPH0669285A (ja) * 1992-08-18 1994-03-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd フラックス供給装置
JP2001024317A (ja) * 1999-07-08 2001-01-26 Sanyo Electric Co Ltd 電子部品実装装置
JP2001291992A (ja) * 2000-04-11 2001-10-19 Yamagata Casio Co Ltd 部品搭載装置と部品供給装置の連結システム
JP2004071760A (ja) * 2002-08-05 2004-03-04 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 電子部品装着装置
JP2005039091A (ja) * 2003-07-16 2005-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 部品実装装置及び部品実装方法
JP2004006938A (ja) * 2003-07-22 2004-01-08 Fuji Mach Mfg Co Ltd 対回路基板トランスファ作業装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103220886A (zh) * 2013-04-09 2013-07-24 阳程(佛山)科技有限公司 一种柔性电路板覆膜贴片机及其加工工艺
CN105163515A (zh) * 2015-07-21 2015-12-16 杭州西力电能表制造有限公司 电表smt双贴片混合回流焊接装置
CN105142356A (zh) * 2015-08-20 2015-12-09 中国科学院合肥物质科学研究院 一种直线电机驱动的贴片机
CN105523379A (zh) * 2015-12-03 2016-04-27 深圳市兴华炜科技有限公司 一种剪叉式联排吸嘴供料贴片装置及控制方法
CN105523379B (zh) * 2015-12-03 2019-09-10 深圳市兴华炜科技有限公司 一种剪叉式联排吸嘴供料贴片控制方法
CN105934101A (zh) * 2016-07-13 2016-09-07 朗华全能自控设备(上海)股份有限公司 全自动冲贴机及其使用方法
CN106851987A (zh) * 2017-02-26 2017-06-13 成都蒲江珂贤科技有限公司 一种三维动态电路软板冲压设备
CN110167283A (zh) * 2019-06-18 2019-08-23 林雨露 一种小型桌面式贴片机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007150105A (ja) 電子部品装着装置
JP5779342B2 (ja) 電子回路部品装着方法および電子回路部品装着機
JP4887324B2 (ja) 印刷装置
JP6577965B2 (ja) 部品供給装置、および保持具決定方法
US11765876B2 (en) Exchange device
WO2016092658A1 (ja) 部品収納部材、および収納方法
JP2015226037A (ja) 部品装着装置
WO2016135909A1 (ja) 部品供給装置、および装着機
JP3081400B2 (ja) 電子部品自動装着装置
TWI590875B (zh) Viscous fluid supply device and component mounting device
JP7486140B2 (ja) ノズルホルダ着脱装置およびヘッドメンテナンス方法
JP6974609B2 (ja) 交換装置
JP6698747B2 (ja) ばら部品供給装置、部品実装装置およびばら部品供給方法
JP6698748B2 (ja) ばら部品供給装置、部品実装装置およびばら部品供給方法
JP5903668B2 (ja) 部品実装装置および部品実装方法
WO2023238380A1 (ja) 部品装着機および部品装着具
JP7332720B2 (ja) 部品実装機及び転写材転写方法
JP4194857B2 (ja) 電子部品装着装置
JP2007149825A (ja) フラックス転写装置
JP4667113B2 (ja) 電子部品装着装置
WO2019087273A1 (ja) 部品供給装置および部品実装装置
JP2013033780A (ja) 部品供給装置
JP2004247768A (ja) 電子部品装着装置
KR100513283B1 (ko) 부품실장기용 테이프피더
JP2013229477A (ja) 部品装着方法及び部品装着装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101022

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110121

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110628