JPH08182190A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
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- JPH08182190A JPH08182190A JP6323468A JP32346894A JPH08182190A JP H08182190 A JPH08182190 A JP H08182190A JP 6323468 A JP6323468 A JP 6323468A JP 32346894 A JP32346894 A JP 32346894A JP H08182190 A JPH08182190 A JP H08182190A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バッテリーの終了をあらかじめ正確に予測す
ることができ、特に目的の処理が最後まで実行できるか
否かを判定可能な情報処理装置を提供する。 【構成】 印刷要求があった場合、バッテリー残量を検
出し(ステップS52)、あらかじめ実測した所定単位
の印刷処理に必要なバッテリー消費量と文字数、改行
数、改頁数などの印刷処理の制御情報(ステップS5
1)から求められる処理全体に必要なバッテリー消費量
を比較する(ステップS54ないしS60)ことによ
り、印刷処理をバッテリー切れなく実行できるか否かを
判定する。
ることができ、特に目的の処理が最後まで実行できるか
否かを判定可能な情報処理装置を提供する。 【構成】 印刷要求があった場合、バッテリー残量を検
出し(ステップS52)、あらかじめ実測した所定単位
の印刷処理に必要なバッテリー消費量と文字数、改行
数、改頁数などの印刷処理の制御情報(ステップS5
1)から求められる処理全体に必要なバッテリー消費量
を比較する(ステップS54ないしS60)ことによ
り、印刷処理をバッテリー切れなく実行できるか否かを
判定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置、特にモー
ターによって駆動される、読み取りあるいは記録ヘッド
を内蔵した情報処理装置に関するものである。
ターによって駆動される、読み取りあるいは記録ヘッド
を内蔵した情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ノート型のコンピュータ、ワード
プロセッサなどの情報処理装置が普及しつつあり、この
ような機器は携帯性重視のためにバッテリーにより動作
可能に構成されていることが多い。また、この種の機器
では、プリンタ、フロッピーディスクドライブなどのモ
ーターを利用する装置を内蔵しているものがある。
プロセッサなどの情報処理装置が普及しつつあり、この
ような機器は携帯性重視のためにバッテリーにより動作
可能に構成されていることが多い。また、この種の機器
では、プリンタ、フロッピーディスクドライブなどのモ
ーターを利用する装置を内蔵しているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなバッテリ
ー駆動の装置において、プリンタは、フロッピーディス
クドライブなどに比べて動作している絶対的な時間が長
く、また、消費電力も大きなものである。このため、印
刷中にバッテリーが終了してしまう可能性が大きい。
ー駆動の装置において、プリンタは、フロッピーディス
クドライブなどに比べて動作している絶対的な時間が長
く、また、消費電力も大きなものである。このため、印
刷中にバッテリーが終了してしまう可能性が大きい。
【0004】印刷中にバッテリーが終了してしまうと、
使用しているアプリケーションによっては、新たにバッ
テリーを装填した上で再度印刷処理を行なわなければユ
ーザは文書を入手できないし、サスペンド/レジューム
機構などがあり新たにバッテリーを充電することで中断
した印刷を再開可能な場合でも、印刷再開時にヘッドの
位置がずれるなどの現象が生じ、印刷品位が低下するな
どの問題がある。
使用しているアプリケーションによっては、新たにバッ
テリーを装填した上で再度印刷処理を行なわなければユ
ーザは文書を入手できないし、サスペンド/レジューム
機構などがあり新たにバッテリーを充電することで中断
した印刷を再開可能な場合でも、印刷再開時にヘッドの
位置がずれるなどの現象が生じ、印刷品位が低下するな
どの問題がある。
【0005】特に、従来の技術では、バッテリーの終了
をあらかじめ正確に予測することができなかったため、
上記のような印刷中のバッテリー切れを回避することが
非常に難しかった。
をあらかじめ正確に予測することができなかったため、
上記のような印刷中のバッテリー切れを回避することが
非常に難しかった。
【0006】上記の問題は、プリンタに限らず、モータ
ーで駆動される読み取りヘッドを有するスキャナなどが
実装されている場合でも同様である。
ーで駆動される読み取りヘッドを有するスキャナなどが
実装されている場合でも同様である。
【0007】本発明の課題は、以上の問題を解決し、バ
ッテリーの終了をあらかじめ正確に予測することがで
き、特に目的の処理が最後まで実行できるか否かを判定
可能な情報処理装置を提供することにある。
ッテリーの終了をあらかじめ正確に予測することがで
き、特に目的の処理が最後まで実行できるか否かを判定
可能な情報処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明においては、モーターによって駆動され
る、読み取りあるいは記録ヘッドを内蔵した情報処理装
置において、前記モーターを駆動するバッテリーと、前
記バッテリーのバッテリー残量を検出するバッテリー残
量検出手段と、前記読み取りあるいは記録ヘッドによる
読み取りあるいは印刷処理を実行する前に、前記バッテ
リー残量検出手段により検出したバッテリー残量と、あ
らかじめ実測した所定単位の印刷ないし読み取り処理に
必要なバッテリー消費量と実行すべき読み取りあるいは
印刷処理の制御情報から求められる当該処理全体に必要
なバッテリー消費量を比較することにより、当該処理を
バッテリー切れなく実行できるか否かを判定する制御手
段を設けた構成を採用した。
めに、本発明においては、モーターによって駆動され
る、読み取りあるいは記録ヘッドを内蔵した情報処理装
置において、前記モーターを駆動するバッテリーと、前
記バッテリーのバッテリー残量を検出するバッテリー残
量検出手段と、前記読み取りあるいは記録ヘッドによる
読み取りあるいは印刷処理を実行する前に、前記バッテ
リー残量検出手段により検出したバッテリー残量と、あ
らかじめ実測した所定単位の印刷ないし読み取り処理に
必要なバッテリー消費量と実行すべき読み取りあるいは
印刷処理の制御情報から求められる当該処理全体に必要
なバッテリー消費量を比較することにより、当該処理を
バッテリー切れなく実行できるか否かを判定する制御手
段を設けた構成を採用した。
【0009】
【作用】以上の構成によれば、検出したバッテリー残量
と、あらかじめ実測した所定単位の印刷ないし読み取り
処理に必要なバッテリー消費量と実行すべき読み取りあ
るいは印刷処理の制御情報から求められる処理全体に必
要なバッテリー消費量を比較することにより、読み取り
あるいは記録ヘッドによる読み取りあるいは印刷処理を
バッテリー切れなく実行できるか否かを判定することが
できる。
と、あらかじめ実測した所定単位の印刷ないし読み取り
処理に必要なバッテリー消費量と実行すべき読み取りあ
るいは印刷処理の制御情報から求められる処理全体に必
要なバッテリー消費量を比較することにより、読み取り
あるいは記録ヘッドによる読み取りあるいは印刷処理を
バッテリー切れなく実行できるか否かを判定することが
できる。
【0010】たとえば、印字あるいは読みとり作業を行
なう前に、その処理に必要なヘッド駆動回数などの制御
情報からバッテリー消費量を見積り、作業中にバッテリ
ーが終了してしまうという事態を回避することが可能と
なる。
なう前に、その処理に必要なヘッド駆動回数などの制御
情報からバッテリー消費量を見積り、作業中にバッテリ
ーが終了してしまうという事態を回避することが可能と
なる。
【0011】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0012】本発明を採用した情報処理装置は、図1に
示すように情報処理部、ヘッド駆動部およびバッテリー
部から構成される。情報処理部は、CPU1、メモリ
2、二次記憶装置3およびバッテリー残量読み出し装置
4から構成される。
示すように情報処理部、ヘッド駆動部およびバッテリー
部から構成される。情報処理部は、CPU1、メモリ
2、二次記憶装置3およびバッテリー残量読み出し装置
4から構成される。
【0013】ヘッド駆動部は、ヘッド制御装置5および
記録ヘッド6から構成される。記録ヘッドは、カラーお
よびモノクロヘッドが使用可能であり、情報処理部から
ヘッドの種別を読み取ることができるように構成されて
いる。
記録ヘッド6から構成される。記録ヘッドは、カラーお
よびモノクロヘッドが使用可能であり、情報処理部から
ヘッドの種別を読み取ることができるように構成されて
いる。
【0014】バッテリー部は、バッテリー残量検出装置
7およびバッテリー8から構成される。バッテリー残量
検出装置7は、公知の方法、たとえば、バッテリー8の
端子電圧や、微小期間における電圧、あるいは電流変化
などを介してバッテリー残量を検出する構成を有するも
のとする。バッテリー8としては乾電池や、各種の充電
式電池が使用される。バッテリー残量の検出値は、電圧
情報などの形でバッテリー残量読み出し装置4に出力さ
れ、バッテリー残量読み出し装置4はCPU1が解釈可
能なデジタル情報などの形式で検出値をCPU1に出力
する。
7およびバッテリー8から構成される。バッテリー残量
検出装置7は、公知の方法、たとえば、バッテリー8の
端子電圧や、微小期間における電圧、あるいは電流変化
などを介してバッテリー残量を検出する構成を有するも
のとする。バッテリー8としては乾電池や、各種の充電
式電池が使用される。バッテリー残量の検出値は、電圧
情報などの形でバッテリー残量読み出し装置4に出力さ
れ、バッテリー残量読み出し装置4はCPU1が解釈可
能なデジタル情報などの形式で検出値をCPU1に出力
する。
【0015】図2、図3は図1の情報処理装置がバッテ
リー残量の変化量を求めるための処理手順である。特
に、図2は、ヘッドを駆動した際のバッテリー変化量を
求めるための基本的な手順を示すもので、CPU1によ
り実行される。後述のように、このバッテリー変化量
は、実行した処理に必要なバッテリー消費量として扱わ
れる。
リー残量の変化量を求めるための処理手順である。特
に、図2は、ヘッドを駆動した際のバッテリー変化量を
求めるための基本的な手順を示すもので、CPU1によ
り実行される。後述のように、このバッテリー変化量
は、実行した処理に必要なバッテリー消費量として扱わ
れる。
【0016】図2において、CPU1はまず、バッテリ
ー残量をバッテリー残量読み出し装置4を介して読み出
し(ステップS21)、メモリ2の所定領域(A)に記
憶する(ステップS22)。
ー残量をバッテリー残量読み出し装置4を介して読み出
し(ステップS21)、メモリ2の所定領域(A)に記
憶する(ステップS22)。
【0017】次に、ヘッド制御装置5を介して記録ヘッ
ド6を駆動し(ステップS23、S24)、最後に再び
バッテリー残量を読み出し(ステップS25)、メモリ
2の所定領域(B)に記憶する(ステップS26)。こ
のヘッド駆動では、所定のダミーデータが使用される
(図3参照)。
ド6を駆動し(ステップS23、S24)、最後に再び
バッテリー残量を読み出し(ステップS25)、メモリ
2の所定領域(B)に記憶する(ステップS26)。こ
のヘッド駆動では、所定のダミーデータが使用される
(図3参照)。
【0018】そして、ヘッド駆動前後のバッテリー残量
の変化量をヘッド駆動にともなうバッテリー変化量であ
ると判断する(ステップS27)。
の変化量をヘッド駆動にともなうバッテリー変化量であ
ると判断する(ステップS27)。
【0019】図3は、印字の際に1文字印字、1回の改
行および1回の給排紙のそれぞれについてのヘッド駆動
によるバッテリー変化量を算出するための処理手順であ
る(ステップS31、S32、S33)。図示の各ステ
ップS31〜S33においては、図2に示したように、
駆動前と後のバッテリー残量の変化を測定する。
行および1回の給排紙のそれぞれについてのヘッド駆動
によるバッテリー変化量を算出するための処理手順であ
る(ステップS31、S32、S33)。図示の各ステ
ップS31〜S33においては、図2に示したように、
駆動前と後のバッテリー残量の変化を測定する。
【0020】図3の各ステップS31〜S33において
は、図示のようにn文字分駆動し、そのバッテリー変化
量をnで除することにより、1文字あたりのバッテリー
変化量が求められ(ステップS31)、m回の改行を行
ない、そのバッテリー変化量をmで除することにより、
1改行あたりのバッテリー変化量が求められ(ステップ
S32)、i回の給排紙を行ない、そのバッテリー変化
量をiで除することにより、1給排紙あたりのバッテリ
ー変化量が求められる(ステップS33)。
は、図示のようにn文字分駆動し、そのバッテリー変化
量をnで除することにより、1文字あたりのバッテリー
変化量が求められ(ステップS31)、m回の改行を行
ない、そのバッテリー変化量をmで除することにより、
1改行あたりのバッテリー変化量が求められ(ステップ
S32)、i回の給排紙を行ない、そのバッテリー変化
量をiで除することにより、1給排紙あたりのバッテリ
ー変化量が求められる(ステップS33)。
【0021】図3の処理は、印刷における基本的な動作
に必要なバッテリーの変化(消費)量を求めるものであ
るが、この処理は、所定のタイミング、たとえば、ユー
ザが所定のキー操作によりヘッドのテスト駆動などを選
択した際などに行ない、求めた1文字印字、1回改行、
1回給排紙におけるバッテリー変化量をメモリ2の所定
領域(A’、B’、C’)にそれぞれ格納すればよい
(メモリ2の所定領域(A’、B’、C’)は、好まし
くは装置の電源断の際にも内容が保持される不揮発メモ
リから構成しておくのがよい)。このようなキャリブレ
ーションを適宜行なうことにより、後述の処理における
バッテリー残量の予測をより正確に行なうことができる
ようになる。
に必要なバッテリーの変化(消費)量を求めるものであ
るが、この処理は、所定のタイミング、たとえば、ユー
ザが所定のキー操作によりヘッドのテスト駆動などを選
択した際などに行ない、求めた1文字印字、1回改行、
1回給排紙におけるバッテリー変化量をメモリ2の所定
領域(A’、B’、C’)にそれぞれ格納すればよい
(メモリ2の所定領域(A’、B’、C’)は、好まし
くは装置の電源断の際にも内容が保持される不揮発メモ
リから構成しておくのがよい)。このようなキャリブレ
ーションを適宜行なうことにより、後述の処理における
バッテリー残量の予測をより正確に行なうことができる
ようになる。
【0022】また、出荷時には、あらかじめ測定した1
文字印字、1回改行、1回給排紙におけるバッテリー変
化量メモリ2の所定領域(A’、B’、C’)に格納し
ておくとよい。
文字印字、1回改行、1回給排紙におけるバッテリー変
化量メモリ2の所定領域(A’、B’、C’)に格納し
ておくとよい。
【0023】図4は、印字の際にCPU1が行なう印刷
制御手順を示している。図4の処理に入る前に、上述の
ようにして1文字印字、1回改行、1回給排紙における
バッテリー変化量が既にメモリ2の所定領域に格納され
ているものとする。
制御手順を示している。図4の処理に入る前に、上述の
ようにして1文字印字、1回改行、1回給排紙における
バッテリー変化量が既にメモリ2の所定領域に格納され
ているものとする。
【0024】また、ここでは、記録ヘッド6としてはカ
ラー印刷の可能なカラーヘッドと白黒印刷を行なうモノ
クロヘッドが使用可能なものとし、また、一文字あたり
のバッテリー消費量については、カラーヘッドとモノク
ロヘッドでは異なるため、それぞれについてバッテリー
変化量を格納しておく。さらに、メモリ2の所定領域
A’にモノクロヘッドによる1文字印字の際のバッテリ
ー変化量が、所定領域A”にカラーヘッドによる1文字
印字の際のバッテリー変化量が、所定領域B’に1改行
に必要なバッテリー変化量が、所定領域C’に1給排紙
に必要なバッテリー変化量が、また所定領域Dにはバッ
テリー交換時などに必要なサスペンド動作に要するバッ
テリー消費量を格納しておくものとする。
ラー印刷の可能なカラーヘッドと白黒印刷を行なうモノ
クロヘッドが使用可能なものとし、また、一文字あたり
のバッテリー消費量については、カラーヘッドとモノク
ロヘッドでは異なるため、それぞれについてバッテリー
変化量を格納しておく。さらに、メモリ2の所定領域
A’にモノクロヘッドによる1文字印字の際のバッテリ
ー変化量が、所定領域A”にカラーヘッドによる1文字
印字の際のバッテリー変化量が、所定領域B’に1改行
に必要なバッテリー変化量が、所定領域C’に1給排紙
に必要なバッテリー変化量が、また所定領域Dにはバッ
テリー交換時などに必要なサスペンド動作に要するバッ
テリー消費量を格納しておくものとする。
【0025】このサスペンドに必要なバッテリー消費量
は、あらかじめ外部の装置を用いて計測を行なっておく
か、サスペンド/レジュームを電源スイッチや表示器の
開閉などに連動して日常的に行なえるような装置では、
サスペンド/レジュームの前後においてバッテリー残量
を検出することにより測定することが考えられる。
は、あらかじめ外部の装置を用いて計測を行なっておく
か、サスペンド/レジュームを電源スイッチや表示器の
開閉などに連動して日常的に行なえるような装置では、
サスペンド/レジュームの前後においてバッテリー残量
を検出することにより測定することが考えられる。
【0026】さて、実際の印字においては、情報処理装
置は図4の手順に従い、バッテリー残量と印刷すべき印
字データ量の関係から、バッテリー残量が印字を終了す
るのに十分であるかどうかを判断する。
置は図4の手順に従い、バッテリー残量と印刷すべき印
字データ量の関係から、バッテリー残量が印字を終了す
るのに十分であるかどうかを判断する。
【0027】アプリケーションプログラムなどから印字
要求を受けとると、CPU1は印字データ中に含まれる
文字数X、改行数Yおよび印字に必要な用紙数(給排紙
回数)Zを算出する(ステップS51)。
要求を受けとると、CPU1は印字データ中に含まれる
文字数X、改行数Yおよび印字に必要な用紙数(給排紙
回数)Zを算出する(ステップS51)。
【0028】次に、バッテリー残量読み出し装置4を介
してバッテリー残量の現在値を読み出し(ステップS5
2)、メモリ2の所定領域を参照するか、ハードウェア
のプローブを行うことにより、記録ヘッド6の種別(カ
ラーかモノクロか)を判定する(ステップS53、S5
9)。記録ヘッド6の種別の判定に失敗した場合には、
メッセージ表示などのエラー処理を行なう(ステップS
61)。
してバッテリー残量の現在値を読み出し(ステップS5
2)、メモリ2の所定領域を参照するか、ハードウェア
のプローブを行うことにより、記録ヘッド6の種別(カ
ラーかモノクロか)を判定する(ステップS53、S5
9)。記録ヘッド6の種別の判定に失敗した場合には、
メッセージ表示などのエラー処理を行なう(ステップS
61)。
【0029】そして、記録ヘッド6の種別に応じて、バ
ッテリー切れを起すことなく指定された印刷処理を実行
できるかどうかの判定を行なう(モノクロヘッドの場合
ステップS54、カラーヘッドの場合S60)。
ッテリー切れを起すことなく指定された印刷処理を実行
できるかどうかの判定を行なう(モノクロヘッドの場合
ステップS54、カラーヘッドの場合S60)。
【0030】ここで、バッテリー切れを起すことなく印
刷を終了するためにバッテリー必要量は、データ中に含
まれる文字数Xにヘッド種別から求められる1文字あた
りの消費量(モノクロヘッドの場合A’、カラーヘッド
の場合A”)を乗じたもの、データ中に含まれる改行数
Yに1改行で必要なバッテリー変化量B’を乗じたも
の、印刷に必要な用紙(改頁)数Zに1給排紙で必要な
バッテリー変化量C’を乗じたもの、およびバッテリー
交換時に必要なサスペンド動作に必要なバッテリー消費
量Dの総和である(ステップS54、またはS60を参
照)。
刷を終了するためにバッテリー必要量は、データ中に含
まれる文字数Xにヘッド種別から求められる1文字あた
りの消費量(モノクロヘッドの場合A’、カラーヘッド
の場合A”)を乗じたもの、データ中に含まれる改行数
Yに1改行で必要なバッテリー変化量B’を乗じたも
の、印刷に必要な用紙(改頁)数Zに1給排紙で必要な
バッテリー変化量C’を乗じたもの、およびバッテリー
交換時に必要なサスペンド動作に必要なバッテリー消費
量Dの総和である(ステップS54、またはS60を参
照)。
【0031】そしてこのバッテリー必要量よりも読み出
したバッテリー残量が多ければ、印字中あるいは印字後
のバッテリー交換前等に不意にバッテリーが終了してし
まう危険性はないので、通常と同様に印刷を開始する
(ステップS58)。
したバッテリー残量が多ければ、印字中あるいは印字後
のバッテリー交換前等に不意にバッテリーが終了してし
まう危険性はないので、通常と同様に印刷を開始する
(ステップS58)。
【0032】逆にバッテリー残量がバッテリー必要量よ
り少なければ、印字中あるいは印字後のバッテリー交換
前等に不意にバッテリーが終了する危険性が高いので、
ユーザに対して警告を発し(ステップS56)、印刷処
理を続行するかどうかについてユーザの指示を求める
(ステップS57)。
り少なければ、印字中あるいは印字後のバッテリー交換
前等に不意にバッテリーが終了する危険性が高いので、
ユーザに対して警告を発し(ステップS56)、印刷処
理を続行するかどうかについてユーザの指示を求める
(ステップS57)。
【0033】以上のようにして、印刷すべきデータに応
じて、そのデータの印刷中にバッテリー終了の危険があ
るかどうかを予測することができ、バッテリー終了の危
険がある場合には警告を発することができるため、印刷
中に不意にバッテリーが終了してしまうことにより生じ
る種々の不具合を極力回避することができる。
じて、そのデータの印刷中にバッテリー終了の危険があ
るかどうかを予測することができ、バッテリー終了の危
険がある場合には警告を発することができるため、印刷
中に不意にバッテリーが終了してしまうことにより生じ
る種々の不具合を極力回避することができる。
【0034】上記実施例では、プリンタで印刷を行なう
場合を考えたが、装置にスキャナが内蔵されており、こ
のスキャナで画像読み取りを行なう場合にも同様の技術
を実施できる。具体的な装置の構成は図1の記録ヘッド
6を読み取りヘッドに置き換えたものを考えればよい。
場合を考えたが、装置にスキャナが内蔵されており、こ
のスキャナで画像読み取りを行なう場合にも同様の技術
を実施できる。具体的な装置の構成は図1の記録ヘッド
6を読み取りヘッドに置き換えたものを考えればよい。
【0035】図5は、上記実施例の図4に相当するもの
で、読み取りヘッドを使用する場合のバッテリー残量の
処理を示している。
で、読み取りヘッドを使用する場合のバッテリー残量の
処理を示している。
【0036】図5において、1枚の所定サイズの用紙の
読み取りを行なった場合のバッテリー変化量aを測定し
ておく(ステップS62)。この測定処理には、図2の
手順を用いることができる。この処理は、予測される各
種の用紙サイズに対してあらかじめ行なっておく。すな
わち、A4、B5などの用紙サイズに応じたバッテリー
変化量をRAMの領域a1、a2、a3…に格納しておけ
ばよい。
読み取りを行なった場合のバッテリー変化量aを測定し
ておく(ステップS62)。この測定処理には、図2の
手順を用いることができる。この処理は、予測される各
種の用紙サイズに対してあらかじめ行なっておく。すな
わち、A4、B5などの用紙サイズに応じたバッテリー
変化量をRAMの領域a1、a2、a3…に格納しておけ
ばよい。
【0037】また、上記実施例と同様、バッテリー交換
時に必要なサスペンド動作に要するバッテリー消費量E
についても、あらかじめ外部の装置を用いて計測を行な
っておく。
時に必要なサスペンド動作に要するバッテリー消費量E
についても、あらかじめ外部の装置を用いて計測を行な
っておく。
【0038】読み取り要求があった場合には、ステップ
S63から処理が行なわれる。ステップS63では、バ
ッテリー残量読み出し装置4を介してバッテリー残量の
現在値を読み出す。そして、用紙サイズに対応したバッ
テリー消費量(a1、a2、a3…)にサスペンド動作に
要するバッテリー消費量Eを加えたものと比較する(ス
テップS64)。すなわち、バッテリー残量と用紙の大
きさの関係から、バッテリー残量が1回の画像読み取り
を終了するのに十分であるかどうかを判断する。なお、
情報処理装置は、画像読み取り要求を受けとると、紙ガ
イドの位置の検出などにより、読み取るべき用紙の大き
さを判断することができるものとする。
S63から処理が行なわれる。ステップS63では、バ
ッテリー残量読み出し装置4を介してバッテリー残量の
現在値を読み出す。そして、用紙サイズに対応したバッ
テリー消費量(a1、a2、a3…)にサスペンド動作に
要するバッテリー消費量Eを加えたものと比較する(ス
テップS64)。すなわち、バッテリー残量と用紙の大
きさの関係から、バッテリー残量が1回の画像読み取り
を終了するのに十分であるかどうかを判断する。なお、
情報処理装置は、画像読み取り要求を受けとると、紙ガ
イドの位置の検出などにより、読み取るべき用紙の大き
さを判断することができるものとする。
【0039】読み出したバッテリー残量が、バッテリー
必要量より多ければ、画像読み取り中あるいは読み取り
後のバッテリー交換前等に不意にバッテリーが終了して
しまう危険性は少ないので、通常と同様に読み取りを開
始する(ステップS67)。残量が充分でない場合の処
理(ステップS65、S66)は、図4と同様(図4の
ステップS56、S57)である。
必要量より多ければ、画像読み取り中あるいは読み取り
後のバッテリー交換前等に不意にバッテリーが終了して
しまう危険性は少ないので、通常と同様に読み取りを開
始する(ステップS67)。残量が充分でない場合の処
理(ステップS65、S66)は、図4と同様(図4の
ステップS56、S57)である。
【0040】このようにして、1枚の用紙の画像読み取
り前に、用紙サイズに応じて読み取り中にバッテリー終
了の危険があるかどうかを予測でき、警告を発すること
ができるため、読み取り中あるいは読み取り後にバッテ
リー交換前等に不意にバッテリーが終了してしまう事態
を極力回避することができる。
り前に、用紙サイズに応じて読み取り中にバッテリー終
了の危険があるかどうかを予測でき、警告を発すること
ができるため、読み取り中あるいは読み取り後にバッテ
リー交換前等に不意にバッテリーが終了してしまう事態
を極力回避することができる。
【0041】上記のように、本発明は、印刷ないし読み
取りヘッドを内蔵し、バッテリー駆動される装置におい
て、印刷ないし読み取りヘッドを用いた処理中にバッテ
リー切れが起きるかどうかをあらかじめ予測でき、処理
中のバッテリー切れにより生じる種々の不具合を回避で
きる。また、この予測処理は、あらかじめ実測した印刷
ないし読み取り処理に必要なバッテリー消費量と、印刷
データや用紙サイズなどの制御情報に基づいて精度よく
行なうことができる。
取りヘッドを内蔵し、バッテリー駆動される装置におい
て、印刷ないし読み取りヘッドを用いた処理中にバッテ
リー切れが起きるかどうかをあらかじめ予測でき、処理
中のバッテリー切れにより生じる種々の不具合を回避で
きる。また、この予測処理は、あらかじめ実測した印刷
ないし読み取り処理に必要なバッテリー消費量と、印刷
データや用紙サイズなどの制御情報に基づいて精度よく
行なうことができる。
【0042】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれ
ば、検出したバッテリー残量と、あらかじめ実測した所
定単位の印刷ないし読み取り処理に必要なバッテリー消
費量と実行すべき読み取りあるいは印刷処理の制御情報
から求められる処理全体に必要なバッテリー消費量を比
較することにより、読み取りあるいは記録ヘッドによる
読み取りあるいは印刷処理をバッテリー切れなく実行で
きるか否かを判定することができ、当該処理中のバッテ
リー切れにより生じる種々の不具合を回避することがで
きる。
ば、検出したバッテリー残量と、あらかじめ実測した所
定単位の印刷ないし読み取り処理に必要なバッテリー消
費量と実行すべき読み取りあるいは印刷処理の制御情報
から求められる処理全体に必要なバッテリー消費量を比
較することにより、読み取りあるいは記録ヘッドによる
読み取りあるいは印刷処理をバッテリー切れなく実行で
きるか否かを判定することができ、当該処理中のバッテ
リー切れにより生じる種々の不具合を回避することがで
きる。
【図1】本発明を採用した情報処理装置のブロック図で
ある。
ある。
【図2】バッテリー変化量を求めるための基本手順を示
すフローチャート図である。
すフローチャート図である。
【図3】印刷処理において、1文字印字、1改行および
1給排紙に必要なバッテリー消費量を算出するための処
理手順を示すフローチャート図である。
1給排紙に必要なバッテリー消費量を算出するための処
理手順を示すフローチャート図である。
【図4】印刷処理におけるバッテリー残量の予測処理手
順を示すフローチャート図である。
順を示すフローチャート図である。
【図5】画像読み取りにおけるバッテリー残量の予測処
理手順を示すフローチャート図である。
理手順を示すフローチャート図である。
1 CPU 2 メモリ 3 二次記憶装置 4 バッテリー残量読み出し装置 5 ヘッド制御装置 6 記録ヘッド 7 バッテリー残量検出装置 8 バッテリー
Claims (1)
- 【請求項1】 モーターによって駆動される、読み取り
あるいは記録ヘッドを内蔵した情報処理装置において、 前記モーターを駆動するバッテリーと、 前記バッテリーのバッテリー残量を検出するバッテリー
残量検出手段と、 前記読み取りあるいは記録ヘッドによる読み取りあるい
は印刷処理を実行する前に、前記バッテリー残量検出手
段により検出したバッテリー残量と、あらかじめ実測し
た所定単位の印刷ないし読み取り処理に必要なバッテリ
ー消費量と実行すべき読み取りあるいは印刷処理の制御
情報から求められる当該処理全体に必要なバッテリー消
費量を比較することにより、当該処理をバッテリー切れ
なく実行できるか否かを判定する制御手段を設けたこと
を特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6323468A JPH08182190A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6323468A JPH08182190A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08182190A true JPH08182190A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18155030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6323468A Pending JPH08182190A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08182190A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008278308A (ja) * | 2007-05-01 | 2008-11-13 | Ntt Communications Kk | 無線通信システムおよび無線端末装置 |
JP2009075934A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Seiko Epson Corp | データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP6323468A patent/JPH08182190A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008278308A (ja) * | 2007-05-01 | 2008-11-13 | Ntt Communications Kk | 無線通信システムおよび無線端末装置 |
JP2009075934A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Seiko Epson Corp | データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム |
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