JP2004014375A - バッテリー放電装置およびバッテリー放電装置を備えたプリンタ - Google Patents

バッテリー放電装置およびバッテリー放電装置を備えたプリンタ Download PDF

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Tomohiro Mori
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Abstract

【課題】機器のリフレッシュ放電を行う場合において、リフレッシュ放電による発熱量を軽減させることができるため、熱対策が不要となり、機器の小型化が実現可能となるバッテリー放電装置を提供する。
【解決手段】バッテリーを放電させるバッテリー放電装置において、バッテリー放電装置は、ペルチェ素子と、放電させるバッテリーとペルチェ素子との間に極性の切替が可能な極性切替手段とを有し、バッテリーとペルチェ素子は、極性切替手段を介して接続され、極性切替手段により、ペルチェ素子に印加される電圧の極性が継続的に切り替えられるように構成する。
【選択図】   図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、バッテリーを放電させるバッテリー放電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、充電が可能な電池(以下、二次電池とする)を内蔵し、一般の商用電源を使用する場合にはアダプタを用い、商用電源を使用しない場合には、内蔵されている二次電池を用いて動作する機器がある。例えば、近年のパーソナルコンピュータの小形化・携帯化に伴い、上記のように二次電池を内蔵したプリンタ装置が種々提案されている。このようなプリンタ装置においては、一般に、内蔵蓄電池(二次電池)の充電をプリンタ装置本体で行うよう構成されている。
【0003】
また、二次電池の充電に先立って二次電池のリフレッシュ放電が実行可能な装置が知られており、広く実用に供されている。プリンタ装置本体においてリフレッシュ放電を行う場合、プリンタ装置を駆動する駆動モータなどの、比較的大きな電流を消費する負荷抵抗を利用してリフレッシュ放電を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、駆動モータなどの負荷抵抗を利用してリフレッシュ放電を行う場合、その負荷抵抗は大きな電流を消費するため、発熱量は多くなってしまう。しかしながら、発熱を抑えるために冷却装置などの熱対策を施すと、プリンタ装置が大型化してしまう。
【0005】
そこで、本発明は上記の事情に鑑み、機器のリフレッシュ放電を行う場合において、リフレッシュ放電による発熱量を軽減させることができるため、熱対策が不要となり、機器の小型化が実現可能となるバッテリー放電装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を達成するため、請求項1に記載のバッテリー放電装置は、バッテリーを放電させるバッテリー放電装置において、バッテリー放電装置は、ペルチェ素子と、放電させるバッテリーとペルチェ素子との間に極性の切替が可能な極性切替手段とを有し、バッテリーとペルチェ素子は、極性切替手段を介して接続され、極性切替手段により、ペルチェ素子に印加される電圧の極性が継続的に切り替えられて、バッテリーのリフレッシュ放電が行われることを特徴とする。このようにバッテリー放電装置を構成することにより、ペルチェ素子に印加される電圧の極性が切り替わる度に、ペルチェ素子の各面が、温度が上昇する面と温度が下降する面とに切り替わる。そのため、電圧の極性が切り替わる度に各面の温度変化が相殺される。その結果、発熱量が軽減され、バッテリーの電力が消費され、リフレッシュ放電が行われる。
【0007】
また、請求項2に記載のバッテリー放電装置は、バッテリーにより駆動される駆動手段があって、バッテリー放電装置は、バッテリーのリフレッシュ放電を制御する放電制御手段を有し、放電制御手段は、ペルチェ素子を用いたリフレッシュ放電を行わない場合は、駆動手段の負荷抵抗によりバッテリーのリフレッシュ放電を行うことを特徴とする。このようにバッテリー放電装置を構成することにより、ペルチェ素子の過度な発熱を防止することができる。
【0008】
また、請求項3に記載のバッテリー放電装置は、放電制御手段は、バッテリーの電圧を検出する電圧検出手段を有することを特徴とする。
【0009】
また、請求項4に記載のバッテリー放電装置は、放電制御手段は、電圧検出手段により検出されるバッテリーの電圧が第1の所定電圧より高い場合は、リフレッシュ放電を行わないことを特徴とする。このようにバッテリー放電装置を構成することにより、電圧の残量レベルが高い場合にリフレッシュ放電を行うことによるバッテリー放電装置の過度な発熱を未然に防ぐことができる。
【0010】
また、請求項4に記載のバッテリー放電装置は、放電制御手段は、電圧検出手段により検出されるバッテリーの電圧が第1の所定電圧より高い場合は、リフレッシュ放電を行わないことを特徴とする。
【0011】
また、請求項5に記載のバッテリー放電装置は、放電制御手段は、電圧検出手段により検出されるバッテリーの電圧が第2の所定電圧より低い場合は、リフレッシュ放電を行わないことを特徴とする。
【0012】
また、請求項6に記載のバッテリー放電装置は、極性切替手段は、ペルチェ素子の所定の面の温度を検知する温度検知手段を有し、温度検知手段により検知される温度が所定の範囲内に保たれるように極性を継続的に切り替えることを特徴とする。このようにバッテリー放電装置を構成することにより、ペルチェ素子の各面の温度変化を所定の範囲内に保つことができる。そのため、発熱量が軽減され、バッテリーの電力が消費され、リフレッシュ放電が行われる。
【0013】
また、請求項7に記載のバッテリー放電装置は、バッテリーにより駆動される駆動手段があって、放電制御手段は、温度検知手段により検知される温度が所定の範囲外の場合は、駆動手段の負荷抵抗によりバッテリーのリフレッシュ放電を行うことを特徴とする。このようにバッテリー放電装置を構成することにより、ペルチェ素子の過度な発熱を防止することができる。
【0014】
また、請求項8に記載のバッテリー放電装置は、放電制御手段は、駆動手段によりバッテリーのリフレッシュ放電を行っている時に、温度検知手段により検知される温度が所定の範囲内の中央近傍の温度になると、ペルチェ素子によるバッテリーのリフレッシュ放電に切り替えることを特徴とする。このようにバッテリー放電装置を構成することにより、ペルチェ素子の温度が適度な温度に下がると、再びペルチェ素子によりリフレッシュ放電を行うため、発熱量が軽減され、バッテリーの電力が消費され、リフレッシュ放電が行われる。
【0015】
また、請求項9に記載のバッテリー放電装置は、極性切替手段は、ペルチェ素子の両面の温度を検知する温度検知手段を有し、温度検知手段により検知される温度が第1の所定温度以下に保たれるように極性を継続的に切り替えることを特徴とする。このようにバッテリー放電装置を構成することにより、ペルチェ素子の各面の温度上昇を所定の温度以下に抑えることができる。そのため、発熱量が軽減され、バッテリーの電力が消費され、リフレッシュ放電が行われる。
【0016】
また、請求項10に記載のバッテリー放電装置は、放電制御手段は、極性切替手段の極性を切り替える期間が所定の時間より短い場合は、駆動手段の負荷抵抗によりバッテリーのリフレッシュ放電を行うことを特徴とする。このようにバッテリー放電装置を構成することにより、ペルチェ素子の過度な発熱を防止することができる。
【0017】
また、請求項11に記載のバッテリー放電装置は、極性切替手段は、ペルチェ素子の両面の温度を検知する温度検知手段を有し、所定時間毎に極性を切り替えることを特徴とする。このようにバッテリー放電装置を構成することにより、極性を切り替えるための回路が簡略化できる。
【0018】
また、請求項12に記載のバッテリー放電装置は、放電制御手段は、温度検知手段により検知される温度が第1の所定温度より高い場合は、駆動手段の負荷抵抗によりバッテリーのリフレッシュ放電を行うことを特徴とする。このようにバッテリー放電装置を構成することにより、ペルチェ素子の過度な発熱を防止することができる。
【0019】
また、請求項13に記載のバッテリー放電装置は、放電制御手段は、駆動手段によりバッテリーのリフレッシュ放電を行っている時に、温度検知手段により検知される温度が第2の所定温度以下になると、ペルチェ素子によるバッテリーのリフレッシュ放電に切り替えることを特徴とする。このようにバッテリー放電装置を構成することにより、ペルチェ素子の温度が適度な温度に下がると、再びペルチェ素子によりリフレッシュ放電を行うため、発熱量が軽減され、バッテリーの電力が消費され、リフレッシュ放電が行われる。
【0020】
また、請求項14に記載のバッテリー放電装置は、サーマルプリンタヘッドを備えたサーマルラインプリンタに設けられることを特徴とする。このようにバッテリー放電装置を構成することにより、小型のサーマルラインプリンタを提供することができる。
【0021】
また、請求項15に記載のサーマルラインプリンタは、請求項1〜請求項14のいずれかに記載のバッテリー放電装置を備えるサーマルラインプリンタにおいて、サーマルラインプリンタは、駆動手段を有し、ペルチェ素子と駆動手段は、所定の距離をおいて配設されることを特徴とする。
【0022】
また、請求項16に記載のサーマルラインプリンタは、所定の距離は、ペルチェ素子と駆動手段とが互いの発熱による温度上昇の影響を受けない距離であることを特徴とする。このようにサーマルラインプリンタを構成することにより、ペルチェ素子と駆動手段の過度な発熱を防止することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態のサーマルラインプリンタ1の外観を示す斜視図である。本実施形態のサーマルラインプリンタ1は、A4サイズの幅の感熱紙を記録紙として用いるもので、ほぼ直方体の形状のハウジング3を有する。ハウジング3には、制御回路、駆動回路、駆動モータ、サーマルプリンタヘッド、プラテンなどが収納されている。
【0024】
ハウジング3には、カバー2が設けられている。カバー2は、ハウジング3の上面の2箇所2X、2Xで回動可能に支持されている。図1中実線でカバー2を閉じた状態を、2点鎖線でカバー2を開いた状態を示す。記録紙Pは、カバー2の支持部2X、2X間でカバー2とハウジング上面との間に形成された、記録紙挿入口4からサーマルラインプリンタ1内部へ導入され、画像形成が行なわれる。サーマルラインプリンタ1の内部に導入された記録紙Pは、その紙面に画像が形成され、カバー2と、ハウジング前面との間に形成された記録紙排出口5から排紙される。
【0025】
カバー2には、サーマルラインプリンタ1の動作状態を示す表示器(LED)7、8、9が設けられている。表示器7は、電源のオン、オフ及びエラーが発生しているかどうかを示す。表示器8は、データが受信可能であるかどうかを示す。表示器9は、内蔵二次電池に関する情報を表示する。
【0026】
また、ハウジング3の上面には、パワースイッチ6が設けられている。パワースイッチ6はプッシュスイッチで、押されている間だけスイッチが閉じ、通常時スイッチは開放状態となっている。本実施形態のサーマルラインプリンタ1においては、パワースイッチ6の操作方法(操作時間、回数)に応じて、サーマルラインプリンタ1の電源のオン、オフ、内蔵二次電池のリフレッシュ放電、充電といった動作モードの切換が行なわれるようになっている。CPU10は、ポートPort8に入力される信号SWにより、パワースイッチ6の操作状態を検知する。すなわち、スイッチ6が閉じられている間は、ポートPort8の電位が下がることから、パワースイッチ6が押されている時間の検知、ダブルクリックか否かの判定が行なわれる。
【0027】
図2は、本実施形態のサーマルラインプリンタ1の制御を説明するブロック図である。サーマルラインプリンタ1の駆動を制御するCPU(中央処理装置)として、16メガバイトのアドレス空間を有する1チップCPU10が用いられている。CPU10は、アドレスポートAB0〜AB23およびデータポートDB0〜DB15を介して、EPROM21、DRAM22、フォントROM23、G/A(ゲートアレイ)26と接続されている。CPU10はアドレスポートAB0〜AB23を介してアドレスバスABへアドレスを指定するアドレスデータを送出し、また、データポートDB0〜DB15を介してデータをデータバスDBより送受信する。
【0028】
EPROM21にはサーマルラインプリンタ1の駆動を制御するプログラムや各種初期データが書き込まれている。DRAM22は、ホストコンピュータ等からサーマルラインプリンタ1に転送された印字データに基づいて画像出力のためのビットマップを展開する領域、インターフェイスからのデータを蓄える領域、その他各種処理の作業領域として使用されるダイナミックラムである。フォントROM23には、印字データをDRAM22上にビットマップ展開する際に使用する文字フォントデータが格納されている。
【0029】
また、CPU10は、ゲートアレイ(G/A)26を介して、インターフェイス(I/F)27とのデータのやりとりや、LED7、8、9の駆動などの処理を行う。インターフェイス(I/F)27は、ホストコンピュータなどから転送されてくる印字データを受信するためのプリンタインターフェース(セントロニクス社仕様準拠)で、8本のデータ線と3本の制御線を有している。
【0030】
8本のデータ線PDATA1〜8は、ホストコンピュータからの印字データの転送に用いられ、3本の制御線は印字データをプリンタに読み込ませる信号(/DATASTB)、プリンタがデータを受け取れないことを示す信号(BUSY)、プリンタがデータを読みとったことを示す信号(ACK)の信号の転送にそれぞれ用いられる。なお本明細書においては、ロー、アクティブの信号およびロー、アクティブの信号を受けるポートは、その信号あるいはポートを表す文字列の前に「/」を付して示すものとする。
【0031】
CPU10のアナログポートAN2には、二次電池電圧(または外部電源電圧)の分圧V_Battが印加される。CPU10はポートAN2に印加された電圧値のA/D変換値に基づき二次電池電圧(または外部電源電圧)を検知している。この電圧値は、後述する充電完了の検知の際にも参照されるが、二次電池100と電圧検知手段としてのCPU10とは比較的近接した位置にあるため、電圧検出の際に外乱の影響を受ける可能性が低く、正確な電圧値の検出が可能となっている。
【0032】
リセットIC24は、検知された電源電圧がある値以下になると、リセット信号(/RESET)をCPU10のポート/RESETに出力する。CPU10は、リセット信号を受けると動作を停止する。従って、電源電圧が所定の電圧値以下になると印字動作は停止することになる。
【0033】
カバー2には用紙センサ25が設けられており、用紙センサの出力信号がCPU10のポートPTOPに入力される。用紙センサ25は、カバー2を閉じた状態で用紙搬送路に臨むように配置されており、用紙搬送路の記録紙の有無を検知する。カバー2を開いた状態では、用紙センサ25は常に用紙を検出しないようになっている。従って、このセンサ25の出力信号をモニタすることにより、記録紙がセットされてプリント動作が可能な状態かどうかを知ることができる。
【0034】
Xtal15は、基準クロックの発生回路である。Xtal15が発生した基準クロックに基づいて、CPU10はEPROM21からプログラムを読み出し、このプログラムと受信データに基づいて、DRAM22に印字データがビット展開される。DRAM22上のデータはゲートアレイ26に転送され、さらに転送クロックCLKに同期して、2分割された印字データDATA1およびDATA2としてサーマルヘッド40に転送される。
【0035】
なお、サーマルヘッド40の発熱抵抗体(図示せず)の発熱エネルギーは、CPU10のPort1〜Port4から送出されるストローブ信号により制御される。言い換えれば、印字データDATA1およびDATA2により駆動されるべき発熱抵抗体が特定され、印字データ転送後に印加されるストローブ信号によって当該発熱抵抗体が画像形成に必要なエネルギーを発生するよう駆動される。
【0036】
サーマルヘッド40の温度検出のためにサーミスタ41が設けられている。サーミスタ41の出力電圧はCPU10のアナログ入力ポートAN1に印加される。CPU10は、印加された値(アナログ値)のA/D変換値に基づいて、サーマルヘッド40の温度を検知している。
【0037】
CPU10はポートA、/A、B、/Bからモータ駆動装置31へステッピングモータ32の駆動を制御するための駆動制御信号を送出している。ステッピングモータ32は、定電流駆動する1−2相励磁のステッピングモータである。
【0038】
また、CPU10はポートPort9からペルチェ素子90への電圧の印加を制御するための制御信号を送信している。ペルチェ素子90は、スイッチング機構91を介してポートPort9と接続される。
【0039】
図9は、サーマルラインプリンタ1の内部構成を示す図である。図9に示すようにステッピングモータ32とペルチェ素子90は、ハウジング3の各端部近傍に離れるように配設されている。このため、ステッピングモータ32とペルチェ素子90は、互いの発熱による温度上昇の影響を受けにくくなっている。
【0040】
また、スイッチング機構91はスイッチSW1とスイッチSW2から構成される。ポートPort9からの制御信号により、スイッチSW1がP11にスイッチングする時は、スイッチSW2はP21にスイッチングする。スイッチSW1がP12にスイッチングする時は、スイッチSW2はP22にスイッチングする。そのため、ペルチェ素子90に印加される電圧の方向は、CPU10からの制御信号により切り替えることが可能である。
【0041】
ポートPON1は、スイッチ素子としてのFET52をオン、オフするための信号を送出する。ポートPON2は、スイッチ素子としてのFET51をオン、オフするための信号を送出する。なお、外部電源(ACアダプタ)が接続されている時にはスイッチ素子としてのトランジスタ53がオンとなり、ポートPort7に入力される信号/ADPT.INが“L”となる。CPU10は、/ADPT.INのレベルに基づいて、外部電源が接続されているか否かを検知する。
【0042】
パワースイッチ6がオンされると、FET51またはFET52がオンされ、DC−DCコンバータ50に外部電源または二次電池から電圧が供給される。DC−DCコンバータ50は、CPU10、EPROM21、DRAM22、ROM23等の駆動電源Vcc(5ボルト)を出力する。なお、前述のようにパワースイッチ6はプッシュスイッチで、通常時スイッチはオフ状態であり、押されている間だけオンになる構成となっている。
【0043】
なお、一旦信号PON1およびPON2によってFET51、FET52が共にオフされると、DC−DCコンバータ50に電源が供給されなくなり、CPU10に駆動電圧Vccが供給されなくなる。従って、FET51、52がオフされた場合には、パワースイッチ6を再度操作して、再起動することになる。
【0044】
サーマルラインプリンタ1は駆動電源として、ニッケル−カドミウム蓄電池100を内蔵しており、これから約14.4Vの電圧を得ている。また、本実施形態のプリンタ1には電源コネクタ70が設けられており、ACアダプタ80が接続可能となっている。ACアダプタ80は、サーマルラインプリンタ1の駆動電圧を供給するための定電圧回路82に加えて、定電流回路81を有している。定電圧回路82は、コネクタ70、FET51を介して、DC−DCコンバータに接続される。定電流回路81は、コネクタ70を介して、充電制御回路60に接続される。
【0045】
本実施形態のサーマルラインプリンタ1は、サーマルラインプリンタ1側の制御によって、ACアダプタ80内部の定電流回路81により出力される電流を用いて内蔵二次電池の充電を行っている。充電時にのみ必要となる定電流回路81をサーマルラインプリンタ1本体ではなく、ACアダプタ80側に設けたことにより、サーマルラインプリンタ1の軽量化、コンパクト化に寄与している。
【0046】
本実施形態のサーマルラインプリンタ1は、内蔵二次電池(ニッケル−カドミウム電池)100のリフレッシュ放電、充電機能を有する。内蔵二次電池100のリフレッシュ放電、充電制御は、充電制御回路60により行なわれる。CPU10のPort5より/CHARGE信号が充電制御回路60に出力されると、充電制御回路60は、定電流回路81からの電流により、二次電池100の充電を開始する。ニッケル−カドミウム電池は、充電進行中は充電に伴って電池電圧が上昇し、充電の末期で若干電池電圧が低下した後に平行電圧に達するという特性がある。この充電末期の電圧の低下を検出することにより、充電の完了を知ることができる。
【0047】
リフレッシュ放電が行なわれる場合には、CPU10のPort6から/REFRESH信号が出力されて定電流回路81からの電流は二次電池100には印加されなくなる。さらに、ACアダプタ80が接続されているにもかかわらず、FET51がオフ、FET52がオン状態とされ、充電制御回路60による二次電池100のリフレッシュ放電が開始される。
【0048】
本実施形態のサーマルラインプリンタ1は、印刷モードに加えて、内蔵二次電池リフレッシュモード、内蔵二次電池充電モードの3つのモードで動作可能となっている。そして、これら3つのモードの切り換えと電源のオン、オフを、パワースイッチ6の操作方法の違いによって行うよう制御されている。
【0049】
図3は、パワースイッチ6の操作による動作モードの移行を説明する遷移図である。停止状態を基準にモード遷移について説明する。なお、以下の説明において、停止状態をモード0(M0と略す)、印字モードをM1、リフレッシュモードをM2、充電モードをM3とする。また、パワースイッチ6が押したままになっている時間が500ms(ミリ秒)以下の場合をクリック、1sec(秒)以上押したままになっている場合を長押しとする。パワースイッチ6の操作状態(時間、回数)は、前述のように、CPU10のポートPort8に入力される信号SWによって検知される。
【0050】
停止状態(M0)において、パワースイッチ6が1回クリックされると、電源がオンされ、印刷モード(M1)に移行する。印刷モード(M1)において、ホストコンピュータなどからの印字データの受信が無い状態が所定時間以上続くと、自動的に停止状態(M0)に戻り電源がオフされる。また、印刷モード(M1)において、パワースイッチ6が2回連続でクリック(ダブルクリック)された場合にも、停止状態(M0)に移行する。停止状態(M0)において、パワースイッチ6が長押しされると、内蔵二次電池のリフレッシュモード(M2)に移行する。このまま、操作が行なわれなければ、リフレッシュ放電完了後自動的に充電モード(M3)へ移行し、充電が完了すると、自動的に停止状態(M0)に戻る。リフレッシュモードをスキップする場合には、リフレッシュモード(M2)においてさらにパワースイッチ6を長押しして充電モード(M3)へ移行することができる。
【0051】
なお、モードが印刷モード(M1)、リフレッシュモード(M2)、充電モード(M3)のいずれのモードであっても、パワースイッチ6をダブルクリックすることにより、停止状態(M0)に戻ることができる。
【0052】
図4は、本実施形態の充電システムの主要部であるACアダプタ80と、充電制御回路60およびCPU10との接続を説明する概略回路図である。なお、図4では、FET51、52を模式的にスイッチ51S、52Sとして表示している。
【0053】
充電制御回路60はスイッチ素子60Sとそのオン、オフを制御するマイクロプロセッサμPを有している。マイクロプロセッサμPは、CPU10からの/CHARGE信号、/REFRESH信号に基づいてスイッチ素子60Sの切換を行う。
【0054】
充電が行なわれる時には、スイッチ51Sがオンされ、ACアダプタ80の定電圧回路82から制御回路に電源が供給される。また、スイッチ52Sがオフされ、二次電池100とプリンタ本体の各回路との接続は遮断される。一方、マイクロプロセッサμPは、スイッチ60Sをオンして、ACアダプタ80の定電流回路81と二次電池100とを接続し、充電を行う。
【0055】
リフレッシュ放電が行なわれる時には、スイッチ51Sがオフ、スイッチ52Sがオンされて、二次電池100のみが電源として使用されるようにする。リフレッシュ放電中は、たとえACアダプタ80が接続されていても、ACアダプタ80の定電圧回路82からの電圧は使用されない。もしも定電圧回路がプリンタの各回路に接続されていると、二次電池電圧が14.4Vより低くなると、プリンタには電源回路82から電圧が供給され、二次電池の放電が行われなくなる。リフレッシュ放電時には、二次電池電圧が0ボルト近くまで下がるため、上記のような不都合が起きないよう、リフレッシュ放電時には、スイッチ51Sをオフしている。この時、マイクロプロセッサμPは、スイッチ60Sをオフとして、二次電池100と定電流源81の接続を遮断する。なお、リフレッシュ放電が完了すると、上述のように、スイッチ51Sがオン、52Sはオフされ、スイッチ60Sがオンされて、充電が開始される。なお、リフレッシュ放電時には、マイクロプロセッサμPは、二次電池の電圧を検知し、リフレッシュの進行状況をモニタする。
【0056】
図5は、リフレッシュ放電、充電制御処理を示すフローチャートである。リフレッシュ放電モードが選択されている場合、CPU10は、カバー2に設けられたLED9を点灯してリフレッシュ、充電モードであることを表示し(S1)、同時に充電制御回路60へリフレッシュ放電開始を意味する/REFRESH信号を送信する。また、リフレッシュ放電モードが選択されていない場合、サーマルラインプリンタ1は、通常の動作モードとなっている(S3)。なお、リフレッシュ放電動作中に再度スイッチ6が長押しされた場合、あるいはリフレッシュ放電モードに移行後直ちに充電モードが選択された場合には、リフレッシュ処理はスキップされて、充電処理へ移行する(S5)。また、二次電池100の残量が電圧VAより多い場合も、リフレッシュ処理はスキップされて、充電処理へ移行する(S6)。
【0057】
本実施形態のサーマルラインプリンタ1においては、リフレッシュ処理は、主としてペルチェ素子90、そして予備的処置としてステッピングモータ32に電圧を印加することにより行う。ニッケル−カドミウム電池は、一定の電流値で放電を行うと常に100%近い放電率が得られる。このため、一定の放電電流を確保する目的で、制御回路系の動作を固定する(CPU10のポートの入出力を一定にする、メモリのアクセスを一定にする)と共に、ペルチェ素子90に電圧を印加している。
【0058】
放電中は、所定のタイミングで二次電池100の電圧値を検出し、電圧値が終止電圧に到達するとリフレッシュ処理を終了する(S9)。尚、放電中にリフレッシュ処理をスキップして充電処理に移行する操作(パワースイッチの長押し)が行われると、制御はS5からS11へと進む。リフレッシュ放電が終了すると、図4に示す各スイッチの切換を行って(S11)、充電を開始する(S13)。充電は、充電末期の電圧低下を充電制御回路60で検出すると充電完了と判断して(S15)、充電を終了して電源をオフする。
【0059】
図6は、本発明の実施形態のサーマルラインプリンタ1のバッテリー放電装置を示す図である。熱電冷却素子であるペルチェ素子90は、表面90aと、裏面90bと、リード線90c、90dとを有し、リード線90c、90dにより、スイッチング機構91と接続されている。また、ペルチェ素子90の表面90a上には表面90aの温度が測定可能な温度センサ92と、裏面90b上には裏面90bの温度が測定可能な温度センサ93が備えられる。
【0060】
図7は、図5のS7に示されるリフレッシュ放電を示す処理である。CPU10から充電制御回路60へ/REFRESH信号が送信されると、リフレッシュ放電が開始される。ペルチェ素子90は、スイッチング機構91により、リード線90cが電源のプラス側、リード線90dが電源のマイナス側と接続され、図6中の矢印方向Aの方向で電圧が印加される。そして、ペルチェ素子90に印加される電圧の方向が切り替わる期間をカウントするタイマーがスタートする(S101)。温度センサ92、93は、表面90aの温度Ta、裏面90bの温度Tbを検出する(S103)。温度TaまたはTbの少なくとも1つが温度aより高くなると(S105)、タイマーのカウントが所定時間Tより短いかどうかを判定する(S107)。温度TaとTbの両方が温度a以下の場合は(S105)、電圧の印加方向を切り替えないままリフレッシュ処理を続け、S103の処理に戻る。(温度aは、本発明の実施形態のサーマルラインプリンタ1において、性能が保証できる上限温度未満の温度である。)
【0061】
S107において、タイマーのカウントが所定時間T以上と判定された時は、スイッチング機構91により、ペルチェ素子90に印加される電圧の方向が矢印方向Aと逆方向に切り替えられる(S109)。そして、S101に戻り、再びタイマーがスタートし、前回の処理とは逆方向の電圧がペルチェ素子90に印加された状態で、前回と同様の処理を行う。
【0062】
S107において、タイマーのカウントが所定時間より短いと判定された時は、ペルチェ素子90の少なくとも1つの面が温度aに近い温度に収束しているため、ペルチェ素子90でのリフレッシュ処理を一時的に終了させる。そして、ステッピングモータ32の負荷抵抗を用いたリフレッシュ処理に切り替える(S111)。そして、温度TaとTbの両方が、ペルチェ素子90が再びリフレッシュ処理を開始する放電開始温度Tsより低くなるまで、ステッピングモータ32によるリフレッシュ処理を続ける(S113)。温度Ta、Tbが、放電開始温度Tsより低くなると、S101に戻り、ペルチェ素子90を用いたリフレッシュ処理を行う。S101〜S113が繰り返され、終止電圧が検出されると、リフレッシュ放電処理は終了する。
【0063】
図8は、ペルチェ素子90の温度Ta、温度Tbとリフレッシュ放電の時間との関係を示すグラフである。縦軸はペルチェ素子90の各面の温度Tを表し、横軸はリフレッシュ放電の時間tを表す。実線は表面90aの温度Taの温度変化を示し、一点鎖線は裏面90bの温度Tbの温度変化を表す。上述のようにペルチェ素子90に印加される電圧を制御した時、印加される電圧の方向が切り替わる度に、ペルチェ素子90の各面が、温度が上昇する面と温度が下降する面に交互に切り替わる。そのため、ペルチェ素子90の各面の温度Tは、図8に示されるような温度変化をする。電圧の方向が切り替わる度に各面の温度変化が相殺されて、各面の温度が、サーマルラインプリンタ1の性能が保証できる温度の範囲内に保たれる。(温度bは、本発明の実施形態のサーマルラインプリンタ1において、性能が保証できる下限温度より高い温度である。)ただし、二次電池100の残量が比較的多い場合に、ペルチェ素子90の熱損失による発熱や、サーマルラインプリンタ1の温度条件などにより、各面の温度Tは、温度a以上になる可能性がある。その場合は、上述したようにステッピングモータ32によるリフレッシュ処理に切り替えることによって、ペルチェ素子90の発熱を抑制する。
【0064】
以上が本発明の実施形態である。本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく他にも様々な実施形態に変形が可能である。
【0065】
上記実施形態では、ペルチェ素子90の両面の上限温度を検知して、ペルチェ素子90に印加する電圧を制御しているが、他の実施形態においては、両面の上限温度または下限温度を検知して、印加する電圧を制御することができる。この実施形態の場合、下限温度についても検知し、印加する電圧を制御しているため、結露などの低温時に発生する問題を回避することができる。
【0066】
また、上記実施形態では、印加される電圧の方向が切り替わる期間をカウントし、このカウントされたタイムを判定し、ペルチェ素子90に印加する電圧を制御しているが、他の実施形態においては、印加する電圧の方向を所定時間毎に切り替えることができる。この実施形態の場合、上述した期間をカウントする必要がないため、回路が簡略化できる。
【0067】
また、上記実施形態では、ペルチェ素子90への印加電圧の制御およびモータ励磁との切り替えは、印加される電圧の方向が切り替わる期間をカウントし、このカウントされたタイムを判定することで行われているが、他の実施形態においては、2つの温度センサの温度差によって制御しても良い。
【0068】
【発明の効果】
以上のように本発明のバッテリー放電装置は、ペルチェ素子に印加される電圧の極性を継続的に切り替える構成にすることにより、ペルチェ素子の各面が、極性が切り替わる度に、温度が上昇する面と温度が下降する面とに切り替わり、各面の温度変化が相殺され、発熱量が軽減され、バッテリーの電力が消費され、リフレッシュ放電が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のサーマルラインプリンタの外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態のサーマルラインプリンタの制御を説明するためのブロック図である。
【図3】本発明の実施形態のサーマルラインプリンタのパワースイッチの操作とモードの移行を示す遷移図である。
【図4】本発明の実施形態のサーマルラインプリンタの充電システムの概略回路図である。
【図5】本発明の実施形態のサーマルラインプリンタのリフレッシュ、充電制御を説明するフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態のサーマルラインプリンタのバッテリー放電装置を示す図である。
【図7】本発明の実施形態のサーマルラインプリンタのリフレッシュ放電を説明するフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態のサーマルラインプリンタに使用されるペルチェ素子表面温度と放電時間の関係を示すグラフである。
【図9】本発明の実施形態のサーマルラインプリンタ内部の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 サーマルラインプリンタ
10 CPU
90 ペルチェ素子
91 スイッチング機構

Claims (16)

  1. バッテリーを放電させるバッテリー放電装置において、
    前記バッテリー放電装置は、ペルチェ素子と、
    放電させるバッテリーと前記ペルチェ素子との間に極性の切替が可能な極性切替手段と、を有し、
    前記バッテリーと前記ペルチェ素子は、前記極性切替手段を介して接続され、前記極性切替手段により、前記ペルチェ素子に印加される電圧の極性が継続的に切り替えられて、前記バッテリーのリフレッシュ放電が行われること、を特徴とするバッテリー放電装置。
  2. 前記バッテリーにより駆動される駆動手段があって、
    前記バッテリー放電装置は、前記バッテリーのリフレッシュ放電を制御する放電制御手段を有し、
    前記放電制御手段は、前記ペルチェ素子を用いたリフレッシュ放電を行わない場合は、前記駆動手段の負荷抵抗により前記バッテリーのリフレッシュ放電を行うこと、を特徴とする請求項1に記載のバッテリー放電装置。
  3. 前記放電制御手段は、前記バッテリーの電圧を検出する電圧検出手段を有すること、を特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のバッテリー放電装置。
  4. 前記放電制御手段は、前記電圧検出手段により検出される前記バッテリーの電圧が第1の所定電圧より高い場合は、リフレッシュ放電を行わないこと、を特徴とする請求項3に記載のバッテリー放電装置。
  5. 前記放電制御手段は、前記電圧検出手段により検出される前記バッテリーの電圧が第2の所定電圧より低い場合は、リフレッシュ放電を行わないこと、を特徴とする請求項3または請求項4のいずれかに記載のバッテリー放電装置。
  6. 前記極性切替手段は、前記ペルチェ素子の所定の面の温度を検知する温度検知手段を有し、
    前記温度検知手段により検知される温度が所定の範囲内に保たれるように極性を継続的に切り替えること、を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のバッテリー放電装置。
  7. 前記バッテリーにより駆動される駆動手段があって、
    前記放電制御手段は、前記温度検知手段により検知される温度が前記所定の範囲外の場合は、前記駆動手段の負荷抵抗により前記バッテリーのリフレッシュ放電を行うこと、を特徴とする請求項6に記載のバッテリー放電装置。
  8. 前記放電制御手段は、前記駆動手段により前記バッテリーのリフレッシュ放電を行っている時に、前記温度検知手段により検知される温度が前記所定の範囲内の中央近傍の温度になると、前記ペルチェ素子による前記バッテリーのリフレッシュ放電に切り替えること、を特徴とする請求項7に記載のバッテリー放電装置。
  9. 前記極性切替手段は、前記ペルチェ素子の両面の温度を検知する温度検知手段を有し、
    前記温度検知手段により検知される温度が第1の所定温度以下に保たれるように極性を継続的に切り替えること、を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のバッテリー放電装置。
  10. 前記放電制御手段は、前記極性切替手段の極性を切り替える期間が所定の時間より短い場合は、前記駆動手段の負荷抵抗により前記バッテリーのリフレッシュ放電を行うこと、を特徴とする請求項6〜請求項9のいずれかに記載のバッテリー放電装置。
  11. 前記極性切替手段は、前記ペルチェ素子の両面の温度を検知する温度検知手段を有し、
    所定時間毎に極性を切り替えること、を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のバッテリー放電装置。
  12. 前記放電制御手段は、前記温度検知手段により検知される温度が第1の所定温度より高い場合は、前記駆動手段の負荷抵抗により前記バッテリーのリフレッシュ放電を行うこと、を特徴とする請求項9または請求項11のいずれかに記載のバッテリー放電装置。
  13. 前記放電制御手段は、前記駆動手段により前記バッテリーのリフレッシュ放電を行っている時に、前記温度検知手段により検知される温度が第2の所定温度以下になると、前記ペルチェ素子による前記バッテリーのリフレッシュ放電に切り替えること、を特徴とする請求項12に記載のバッテリー放電装置。
  14. 前記バッテリー放電装置は、サーマルプリンタヘッドを備えたサーマルラインプリンタに設けられること、を特徴とする請求項1〜請求項13のいずれかに記載のバッテリー放電装置。
  15. 請求項1〜請求項14のいずれかに記載のバッテリー放電装置を備えるサーマルラインプリンタにおいて、
    前記サーマルラインプリンタは、駆動手段を有し、
    前記ペルチェ素子と前記駆動手段は、所定の距離をおいて配設されること、を特徴とするサーマルラインプリンタ。
  16. 前記所定の距離は、前記ペルチェ素子と前記駆動手段とが互いの発熱による温度上昇の影響を受けない距離であること、を特徴とする請求項15に記載のサーマルラインプリンタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012029489A (ja) * 2010-07-26 2012-02-09 Brother Ind Ltd 電子機器
JP2012213257A (ja) * 2011-03-30 2012-11-01 Brother Ind Ltd 電子機器
JP2012217273A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Brother Ind Ltd 電子機器
JP2016095129A (ja) * 2010-08-30 2016-05-26 ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッドB/E Aerospace, Inc. 食料及び飲料区画熱電冷却システムの制御システム

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