JPH08181845A - 情報処理端末及びファクシミリ用情報提供システム - Google Patents

情報処理端末及びファクシミリ用情報提供システム

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JPH08181845A
JPH08181845A JP6318406A JP31840694A JPH08181845A JP H08181845 A JPH08181845 A JP H08181845A JP 6318406 A JP6318406 A JP 6318406A JP 31840694 A JP31840694 A JP 31840694A JP H08181845 A JPH08181845 A JP H08181845A
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Application number
JP6318406A
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English (en)
Inventor
Yuji Kiyohara
裕二 清原
Yoshinobu Naito
芳信 内藤
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作でファクシミリ用情報を利用者が
入手でき、またファクシミリ用情報提供者にとっても料
金回収が容易となる情報処理端末を提供する。 【構成】 ファクシミリ通信網7を介してファクシミリ
用情報を受信した情報処理端末10は、課金機能を持つ
課金通信網5にアクセスし、ファクシミリ用情報の使用
料を課金通信網5の課金機能を利用して課金させるため
の課金処理要求を送信する。この課金処理の要求に対し
て、課金センタ1は課金通信網5を介して課金情報を送
信する。これにより、情報処理端末10が受信したファ
クシミリ用情報の使用料は、この課金通信網5を介する
ことで、人の手を煩わさずに、自動的に回収することが
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ用情報を
有料で提供するシステム及びそのシステムに用いて有効
な情報処理端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、「ファクシミリサービス」と
称して、情報をファクシミリ通信で無料提供するサービ
スが存在する。これは、サービスセンタに利用者が電話
をして欲しい情報を指定し、利用者のファクシミリ番号
を通知すると、後ほど、利用者の所有するファクシミリ
に情報が送信されるというシステムである。ファクシミ
リに付属の受話器から電話をして、そのファクシミリに
そのまま受け取る形態もある。
【0003】具体的なやりとりの例を示すと、利用者が
プッシュホン方式の電話端末からサービスセンタに電話
をすると、「欲しい情報の番号を入力して下さい」とい
った旨の音声ガイダンスが流れるので、利用者は所定の
プッシュボタンを押す。その後、「あなたのファクシミ
リ番号を市外局番から入力して下さい」といったガイダ
ンスがあるので、それに応じてプッシュボタンを押し、
受話器を置いて1〜2分待つと、利用者のファクシミリ
受信装置にファクシミリ用情報が送られてくるといった
具合いである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の方式では、情報を有料で提供しようとすると困難が
生じる。ファクシミリ用情報を送信した後、例えば料金
を回収するための集金人が取り立てにくる方式、あるい
は、料金請求書を後日郵送して相手側に口座に振り込ん
でもらう方式等を取ろうとすると、サービスセンタに電
話をした段階で利用者の住所等を聞いておかねばなら
ず、人間のオペレータが聞き出すとすると時間や手間が
非常にかかってしまう。
【0005】一方、機械を用いてそれらの情報を得よう
とすると、単なる数字だけで済んでしまうファクシミリ
番号と違い、非常に面倒なプッシュホン操作を利用者に
強いることになる。ファクシミリ番号だけを入手すれ
ば、そこから利用者の住所等が検索できるのならよい
が、そういう検索が出来るシステムは存在しない。
【0006】そして、これらの点だけに関して言えば、
ユーザ登録を行ない、登録したユーザにしかファクシミ
リ用情報を送らないシステムにするという方式も考えら
れるが、料金回収の点では解決されず、やはり料金請求
書を後日郵送して支払ってもらう等の手間が問題にな
る。
【0007】そこで本発明は、このような問題点を解決
するためになされたものであり、簡単な操作でファクシ
ミリ用情報を利用者が入手でき、またファクシミリ用情
報提供者にとっても料金回収が容易となるファクシミリ
用情報提供システム及びそのシステムに用いて有効な情
報処理端末を提供すること目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段、作用および発明の効果】
上記目的を達成するために成された請求項1記載の発明
は、ファクシミリ通信機能を持つファクシミリ通信網に
アクセス可能な第1の通信手段と、課金機能を持つ課金
通信網にアクセス可能な第2の通信手段と、前記ファク
シミリ通信網を介して受信したファクシミリ用情報を印
刷可能な印刷手段と、前記ファクシミリ用情報の使用料
を前記課金通信網による課金機能を利用して課金させる
ための課金処理要求を、前記課金通信網を介して送信す
る課金処理要求送信手段とを備えたことを特徴とする情
報処理端末である。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の情報処理端末と、ファクシミリ用情報を記憶してお
り、その記憶されたファクシミリ用情報を前記ファクシ
ミリ通信網を介して前記情報処理端末に送信可能な情報
センタと、前記情報処理端末からの課金処理要求にした
がい、前記情報処理端末に対し、前記課金通信網を介し
て課金情報を送信可能な課金センタとを備え、該課金セ
ンタが前記課金通信網を介して課金情報を送信すること
によって、前記課金通信網の課金機能による課金がなさ
れることを特徴とするファクシミリ用情報提供システム
である。
【0010】本ファクシミリ用情報提供システムによれ
ば、情報センタから情報処理端末へは、ファクシミリ通
信網を介してファクシミリ用情報を送信することがで
き、情報処理端末では、第1の通信手段でアクセスした
ファクシミリ通信網を介して上記ファクシミリ用情報を
受信し、印刷手段によって印刷することができる。
【0011】また、情報処理端末の第2の通信手段は、
課金機能を持つ課金通信網にアクセスでき、課金処理要
求手段は、ファクシミリ用情報の使用料を課金通信網の
課金機能を利用して課金させるための課金処理要求を送
信することができる。この課金処理の要求に対して、課
金センタは課金通信網を介して課金情報を送信する。こ
のように課金情報が送信されることによって、課金通信
網の課金機能による課金がなされ、課金通信網による課
金機能を利用した課金を実行させることができるのであ
る。
【0012】したがって、情報処理端末が受信したファ
クシミリ用情報の使用料は、この課金通信網を介するこ
とで、人の手を煩わさずに、自動的に回収することが可
能となる。そして、その料金回収に際しては、その都度
利用者の住所等を連絡するといった手間も要らない。こ
のように、利用者は簡単な操作でファクシミリ用情報を
入手でき、またファクシミリ用情報の提供者にとっても
料金回収が容易となるのである なお、情報処理端末が所望のファクシミリ用情報を取得
するまでの情報センタ及び課金センタとのやり取りにつ
いてさらに、具体例を挙げて説明する。例えば、電話で
課金通信網に接続して課金センタにアクセスし、例えば
複数のファクシミリ用情報があるのであれば、その中か
ら所望のものを選択する。これは例えばプッシュボタン
を押すことによって実現できる。そして、ファクシミリ
用情報の送信先であるファクシミリ番号を、やはりプッ
シュボタンを押す等して入力すると、課金センタはその
選択されたファクシミリ用情報に設定されている所定の
料金が課金されるような課金情報を課金通信網を介して
送信する。
【0013】また、情報センタに対して選択されたファ
クシミリ用情報を上記ファクシミリ番号のところへ送信
するように指示する。情報センタはその指示にしたがっ
て、選択されたファクシミリ用情報を指定されたファク
シミリ番号のところへ送信するといった具合いである。
【0014】また、ファクシミリ用情報の送信先である
ファクシミリ番号をプッシュボタンを押す等して入力す
る手間を省くため、そのファクシミリ番号を予め登録し
ておくようにしてもよい。つまり、課金通信網に接続す
る場合には、情報処理端末の識別情報(いわゆる電話番
号やパスワード等)を送信して端末照合を行い、課金セ
ンタに登録されている情報処理端末であれば、その後の
処理ができるようにされている。これは従来から同様で
ある。
【0015】したがって、課金センタに上記電話番号と
セットでファクシミリ番号を記憶させておけば、情報処
理端末からその都度ファクシミリ番号を送信しなくて
も、情報センタは、ファクシミリ用情報を自動的にその
情報処理端末のファクシミリ装置、つまり請求項1でい
うところの第2の通信手段側に送信することができ、利
用者の操作はより容易になる。
【0016】また、請求項3記載の発明は、ファクシミ
リ通信機能を持つファクシミリ通信網にアクセス可能で
あり、前記ファクシミリ通信網を介して受信したファク
シミリ用情報を印刷可能なファクシミリ用端末と、課金
機能を持つ課金通信網にアクセス可能であり、前記ファ
クシミリ用情報の使用料を、前記課金通信網による課金
機能を利用して課金させるための課金処理要求を前記課
金通信網を介して送信可能な課金処理用端末と、ファク
シミリ用情報を記憶しており、その記憶されたファクシ
ミリ用情報を前記ファクシミリ通信網を介して前記ファ
クシミリ用端末に送信可能な情報センタと、前記課金処
理用端末からの課金処理要求に応じた課金情報を、前記
課金通信網を介して前記課金処理用端末に送信可能な課
金センタとを備え、該課金センタが前記課金通信網を介
して課金情報を送信することによって、前記課金通信網
の課金機能による課金がなされることを特徴とするファ
クシミリ用情報提供システムである。
【0017】上述した請求項2のシステムでは、情報処
理端末として請求項1記載のものを用いているため、一
つの情報処理端末でファクシミリ通信網と課金通信網に
アクセス可能な構成であった。つまり、その情報処理端
末の利用者が、自らファクシミリ用情報を取得したいの
で、例えば電話等で課金通信網を介してファクシミリ用
情報を要求し、送信してもらうのである。
【0018】しかし、必ずしも課金通信網を介してファ
クシミリ用情報を要求した利用者と、そのファクシミリ
用情報を送信してもらいたい利用者とが同一でなくても
よい。つまり、そのときの状況によって様々な場所にあ
るファクシミリ用端末に送信してもらいたい場合もあ
る。
【0019】請求項3はその点を考慮したものであり、
課金処理の要求をするだけの端末があってもよいし、フ
ァクシミリ用情報を受信するだけの端末があってもよ
い。上記請求項2の場合で説明したように、ファクシミ
リ用情報の送信先であるファクシミリ用端末のファクシ
ミリ番号をプッシュボタンを押す等して入力する手間を
省くため、そのファクシミリ番号を予め登録しておくよ
うにしてもよい。つまり、この場合は、課金通信網にア
クセスする電話等の所有者とファクシミリ用端末の所有
者が同一であることは条件とはされないので、例えば複
数のファクシミリ用端末を送信先として登録しておいて
もよい。
【0020】そして、それらの登録番号を例えば1,
2,3といった例えば1桁の簡単な数字にしておけば、
送信先を指定するときに便利である。また、それら全て
のファクシミリ用端末に送信するようなことも実現でき
る。もちろん、登録していないファクシミリ用端末を個
別に指定して送信してもらうようにすることもできる。
【0021】なお、上述したように、送信されたファク
シミリ用情報の使用料は、課金通信網を介することで、
人の手を煩わさずに自動的に回収することが可能となる
のであるが、例えばファクシミリ用情報は先に送り、そ
の後に情報処理端末あるいは請求項3でいえば課金処理
用端末からの課金処理の要求にしたがって課金処理を行
う場合には悪用される恐れがある。つまり、情報センタ
からファクシミリ用情報だけは取得して料金は払わな
い、つまり課金処理の要求をしないことも考えられる。
【0022】この対策としては、例えば請求項4に示す
ように、情報センタは、ファクシミリ用情報を送信する
に際して、課金センタから課金情報が送信されることに
よって所定の課金処理が完了したファクシミリ用情報に
ついてのみ、所定の送信先に送信するようにするとよ
い。
【0023】なお、上述した課金センタと情報センタ
は、別々の独立したセンタとして存在してもよいし、一
つのセンタの中に両機能を備えさせておいてもよい。い
ずれにしても情報処理端末あるいは請求項3等ではファ
クシミリ用端末に対してファクシミリ用情報の配信が可
能なファクシミリ通信網の方を介して接続されたときに
情報センタとしての機能を発揮でき、課金通信網の方を
介して接続されたときに課金センタとしての機能が発揮
でき、また請求項4にあっては、課金センタとしての機
能を有する部分による課金完了が何等かの手段によって
情報センタとしての機能を有する部分に伝達される限り
は、両センタが別体であろうと一体であろうと構わない
のである。即ち、本発明においては、情報センタと課金
センタは概念として分けて表現されているだけであって
物として分かれている場合だけを意味するわけではな
い。
【0024】ここで、課金センタにおける課金処理の完
了を情報センタが確認する手段としては、例えば、課金
センタと情報センタとが一体のものであるなら内部で直
接確認するという手法を採用すればよい。また、別体に
構成される場合には、両センタ間を通信網などを利用し
て接続し、課金完了を課金センタから情報センタへ告知
するようにしてもよい。あるいは、両センタ間で情報を
やりとりするのではなく、情報処理端末が課金情報を受
け取った場合に、これを情報センタに告知するようにし
てもよい。もちろんこれら以外の方法であっても技術的
に実現可能な限りは除外されるものではない。
【0025】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1は、実施例のファクシミリ(以
下、単にFAXとも記す)用情報提供システムの概略構
成図、図2はそのシステムの構成要素である情報処理端
末の構成を示すブロック図である。
【0026】図1に示すように、本FAX用情報提供シ
ステムは、課金センタ1と複数の情報処理端末10と
が、課金通信網5を介して接続されていると共に、情報
センタ3と複数の情報処理端末10とが、FAX通信網
7を介して接続されて構成されている。また、課金セン
タ1と情報センタ3同士も接続されている。
【0027】課金センタ1は、情報処理端末10からの
課金情報送信要求を受けて課金情報を送信する処理を行
なう。また、情報センタ3は、複数のFAX用情報を記
憶しており、送信要求に応じてそのFAX用情報を送信
する。これらの構成の詳細は後述する。
【0028】なお、課金センタ1と情報センタ3とは上
述したように別々に存在してもよいし、例えば、それら
課金・情報送信の両機能を兼ね備えた情報サービスセン
タとして、制御装置、課金通信網接続装置、ファクシミ
リ通信網接続装置、記憶装置から構成するようにしても
よい。つまりこの場合には、制御装置が、課金処理及び
FAX用情報送信処理を行なうのであるが、課金にかか
る情報のやり取りは課金通信網接続装置を介して課金通
信網に接続して行ない、一方FAX用情報の送信処理に
ついてはファクシミリ通信網接続装置を介してFAX通
信網7に接続して行なうこととなる。
【0029】前記課金通信網5は、例えばビデオテック
ス通信網やダイヤルキューツー通信網のように、情報料
に対して課金する機能を持つものである。現在の日本国
内では、ビデオテックス網とダイヤルキューツー網がそ
の代表的なものとして知られている。ダイヤルキューツ
ー網は基本的に時間単位の従量計算であり、ビデオテッ
クス網は、情報の内容毎に任意の料金を設定可能であ
り、いわゆるキャプテンシステム等に用いられている。
【0030】その課金機能の一例として、ビデオテック
ス通信網について説明すると、ビデオテックス通信網
は、具体的には例えば各情報処理装置10に接続された
公衆電話回線とビデオテックス通信処理装置(VCP)
とで構成されている。このVCPが、ビデオテックス通
信網にアクセスしようとしている公衆電話回線(現状と
しては特番166と5桁の課金センタ番号をダイヤルし
た公衆電話回線)の課金センタ1への接続・交換、利用
者端末である情報処理装置の管理及び課金センタ1への
加入者管理、通信料及び電話会社が代理徴収する情報使
用料の課金、情報処理装置と課金センタ1との間の会話
制御、プロトコル変換やコード/パターン変換などの変
換処理等の通信処理機能を提供する。
【0031】一方、FAX通信網7はFAX用情報を送
信するための通信網であり、一般的な構成のため、詳し
い説明は省略する。情報処理端末10の構成について説
明する。図2に示すように、情報処理端末は、課金処理
要求送信手段として働くCPU11、メモリ13、第1
の通信手段としてのFAX通信網接続装置15、第2の
通信手段としての課金通信網接続装置17、テンキー1
9、印刷手段としてのプリンタ21を備えている。
【0032】情報センタ3が複数のFAX用情報を記憶
していることは上述したが、このFAX用情報には、情
報識別番号が付けられている。そしてこの情報識別番号
に対応してどんな内容の情報が提供されるかというリス
トも、ひとつの情報として登録されている。利用者は、
初めにこのリストをFAXサービスしてもらい、そのリ
ストを参照して希望の情報を指定することとなる。ま
た、このリスト自体を新聞・雑誌の広告などで利用者に
予め知らせるようにしてもよい。
【0033】続いて、課金センタ1及び情報センタ3の
構成を図3を参照して説明する。課金センタ1は、ホス
トコンピュータ51と、記憶装置53と、入力装置55
と、通信制御装置57と、プリンタ59と、CRT61
とを備えている。記憶装置53は、ホストコンピュータ
51が作動するための各種制御プログラムや、前記各情
報処理装置10毎の課金情報等を記憶するためのもので
ある。
【0034】また、入力装置55からは各種指令を入力
することができ、例えば、記憶装置53に記憶された各
情報処理端末10毎の課金情報を基にして課金実績等を
作成させたり、それをプリンタ59によって印刷させた
り、CRT61に表示させたりすることができる。
【0035】一方、情報センタ3も課金センタ1と同様
の構成であり、ホストコンピュータ71と、記憶装置7
3と、入力装置75と、通信制御装置77と、プリンタ
79と、CRT81とを備えている。記憶装置73は、
ホストコンピュータ71が作動するための各種制御プロ
グラムや、情報処理端末10に送信するための複数のF
AX用情報を記憶している。このFAX用情報には、情
報識別番号が付けられており、この情報識別番号に対応
してどんな内容の情報が提供されるかというリストも、
ひとつのFAX用情報として登録されている。
【0036】また、入力装置75からは各種指令を入力
することができ、例えば、記憶装置73に記憶された各
情報処理装置10毎のFAX情報配信記録等をプリンタ
79によって印刷させたり、CRT81に表示させたり
することができる。なお、課金センタ1の通信制御装置
57と情報センタ3の通信制御装置77とは接続されて
おり、相互に情報通信が可能とされている。例えば、課
金センタ1から情報センタ3へはFAX用情報の送信指
示を出すことができる。
【0037】次に、このFAX情報提供システムの動作
を説明する。利用者は、情報処理端末10において、予
め自端末のFAXの電話番号と課金センタ1の番号(課
金通信網5により接続するための識別番号)をテンキー
19で入力しておく。CPU11はこの番号を読み取っ
て不揮発性メモリに記憶しておく。この操作は、情報処
理端末10の設置後、1回だけ行なえばよい。なお、課
金センタ1の番号は工場出荷時に記憶させておいてもよ
い。
【0038】利用者がFAX用情報を取得したい思った
ら、情報処理端末10において、欲しい情報の番号をテ
ンキー19から入力する。CPU11はこの番号を読み
取り、メモリ13に記憶しておいてから、課金通信網接
続装置17を駆動して課金センタ1に接続する。課金セ
ンタ1と接続した後は、課金通信網5のプロトコルに従
って所定の処理を行なう。
【0039】図4に示す情報処理端末10と課金センタ
1との間の通信シーケンス図を参照して説明すると、情
報処理端末10が課金センタ1に対して発信し、接続で
きた後にパスワードを課金センタ1に送信する。課金セ
ンタ1では通信制御装置57を介してこれを受け取り、
ホストコンピュータ51が電話番号やパスワード等で端
末照合を行い、課金センタ1に登録されている情報処理
端末10であれば、照合正常を返送する。情報処理端末
10はこの照合正常を受信して課金センタ1が受付可能
状態となって後に、課金情報要求を送信する。
【0040】この課金情報要求には、上述したメモリ1
3に記憶しておいた情報番号と自端末のFAX番号が含
まれている。課金センタ1は、この課金情報要求を受け
取ると、その中の情報番号に対応する情報の料金を課金
するための課金情報を記憶装置53から読み出して、そ
の料金の課金を実行するための課金情報を課金通信網5
を介して情報処理端末10に返信する。
【0041】このように課金センタ1が課金通信網5を
介して課金情報を送信することによって、課金通信網5
の課金機能により課金がなされる。例えば該当する情報
処理端末10に対して1000円なり2000円を課金
する。この課金実績は、情報処理端末10毎に対応する
料金ファイルに積算されていき、例えば通常の電話料金
と併せて回収されることとなる。
【0042】また、課金センタ1は、上記課金情報を送
信して課金処理の完了した情報処理端末10に対して、
その情報処理端末10から指定された番号のFAX用情
報を送信するように、通信制御装置57を介して情報セ
ンタ3に指示を出す。具体的には、情報番号と送信先の
FAX番号とが情報センタ3に渡される。情報センタ3
はその指示にしたがって、対応するFAX用情報をFA
X通信網7を介して情報処理端末10に送信する。
【0043】情報処理端末10では、その送信されてき
たFAX用情報をFAX通信網接続装置15を介して取
り込み、プリンタ21に送られてFAX用情報が紙の上
に印刷される。なお、一度に複数のFAX用情報を受け
取るときは、情報番号の送信と、課金情報の返信が繰り
返される。
【0044】以上説明したように、本実施例のFAX用
情報提供システムによれば、情報センタ3から情報処理
端末10へはFAX通信網7を介してFAX用情報を送
信することができ、情報処理端末10では、FAX通信
網7を介して上記FAX用情報を受信し、プリンタ21
によって印刷することができる。
【0045】また、情報処理端末10の課金通信網接続
装置17は、課金通信網5にアクセスでき、FAX用情
報の使用料を課金通信網5の課金機能を利用して課金さ
せるための課金処理要求を送信することができる。この
課金処理の要求に対して、課金センタ1は課金通信網5
を介して課金情報を送信する。このように課金情報が送
信されることによって、課金通信網5の課金機能による
課金がなされるのである。したがって、情報処理端末1
0が受信したFAX用情報の使用料は、この課金通信網
5を介することで、人の手を煩わさずに、自動的に回収
することが可能となる。
【0046】また、本実施例では課金センタ1の番号及
びFAX用情報の送信先であるFAX番号を予め登録し
ておくようにしているため、情報処理端末10からその
都度FAX番号を送信しなくてもよいので、利用者の操
作はより容易になる。なお、上記実施例のシステムで
は、一つの情報処理端末10がFAX通信網7と課金通
信網5にアクセス可能な構成であった。つまり、その情
報処理端末10の利用者が自らFAX用情報を取得した
いので、課金通信網5を介してFAX用情報を要求し、
FAX通信網7を介して送信してもらうのである。
【0047】しかし、必ずしもFAX用情報を要求した
利用者と、そのFAX用情報を送信してもらいたい利用
者とが同一でなくてもよい。つまり、費用は自分が払う
が、FAX用情報の送信先は自分のところでなく、その
ときの状況によって様々な場所にあるFAX用端末(い
わゆるファクシミリ装置)に送信してもらいたい場合も
ある。
【0048】したがって、このような場合には、FAX
用情報を要求する側としては、図2に示した上記実施例
の構成の内のFAX通信網接続装置15及びプリンタ2
1は必ずしも必要ではない。また、その場合のFAX用
情報の受信側としては、メモリ13、課金通信網接続装
置17及びテンキー19は必ずしも必要ではなく、単に
FAX用端末としての構成を備えていればよい。もちろ
ん、図2の構成であれば両方の機能を備えているので、
FAX用情報の要求だけをする端末としても、情報受信
だけをする端末としても適用できる。
【0049】なお、この場合の情報要求側においても、
FAX用情報の送信先であるFAX用端末のFAX番号
をその都度テンキー19を押す等して入力する手間を省
くため、その送信先のFAX番号を予め登録しておくよ
うにしてもよい。そして、この場合は例えばFAX用情
報の送信先として複数のFAX用端末が考えられるの
で、それら複数のFAX用端末の電話番号を登録してお
くとよい。そして、それらの識別番号を例えば1,2,
3といった簡単な番号にしておけば、送信先を指定する
ときに便利である。また、それら登録されている全ての
FAX用端末に同一のFAX用情報を送信する場合に
は、個別に指定するのではなく、それら全ての端末に送
信する動作が自動的に実行されるようなモードを設定し
ておき、利用者側で選択できるようにしておくと便利で
ある。
【0050】なお、送信されたFAX用情報の使用料
は、課金通信網5を介することで、人の手を煩わさずに
自動的に回収することが可能となるのであるが、例えば
FAX用情報は先に送り、その後に情報処理端末10あ
るいは上記課金情報要求だけを行なう端末からの課金処
理の要求にしたがって課金処理を行う場合には悪用され
る恐れがある。つまり、情報センタ3からFAX用情報
だけは取得して料金は払わない、つまり課金処理の要求
をしないことも考えられる。
【0051】したがって、上記実施例で説明したよう
に、課金センタ1から課金情報が送信されることによっ
て所定の課金処理が完了したFAX用情報についての
み、所定の送信先に送信するようにすれば、上記不正は
防止できる。さらに、上記実施例では、課金センタ1か
ら情報センタ3に対してFAX用情報を送信するように
指示する構成としたが、課金処理が完了した後、情報処
理端末10から情報センタ3に対してFAX用情報を送
信するように要求を出すように構成してもよい。
【0052】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。例えば、上記実施例に
おいては、図3に示すように、課金センタ1と情報セン
タ3とを独立に構成し、それぞれがホストコンピュータ
51,71を備えるものとしたが、両方の機能を兼ね備
えたサービスセンタとして構成してもよい。その場合に
は、ホストコンピュータや入力装置、あるいはプリンタ
やCRTを一つにしても構わない。また、記憶装置も一
つにして、課金処理のための制御プログラムとFAX用
情報送信処理のための制御プログラムを記憶させたり、
それぞれに関係する実績等を記憶するエリアを設ける等
することも考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のファクシミリ用情報提供システムの
概略構成図である。
【図2】 ファクシミリ用情報提供システムの構成要素
である情報処理端末の構成を示すブロック図である。
【図3】 ファクシミリ用情報提供システムの構成要素
である課金センタ及び情報センタの構成を示すブロック
図である。
【図4】 情報処理端末と課金センタとの間の通信シー
ケンス図である。
【符号の説明】
1…課金センタ 3…情報センタ 5…課金通信網 7…FAX通信網 10…情報処理端末 11…CPU 13…メモリ 15…FAX通信
網接続装置 17…課金通信網接続装置 19…テンキー 21…プリンタ 51,71…ホストコンピュータ 53,73…記憶
装置 55,75…入力装置 57,77…通信
制御装置 59,79…プリンタ 61,81…CR

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ通信機能を持つファクシミ
    リ通信網にアクセス可能な第1の通信手段と、 課金機能を持つ課金通信網にアクセス可能な第2の通信
    手段と、 前記ファクシミリ通信網を介して受信したファクシミリ
    用情報を印刷可能な印刷手段と、 前記ファクシミリ用情報の使用料を前記課金通信網によ
    る課金機能を利用して課金させるための課金処理要求
    を、前記課金通信網を介して送信する課金処理要求送信
    手段とを備えたことを特徴とする情報処理端末。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報処理端末と、 ファクシミリ用情報を記憶しており、その記憶されたフ
    ァクシミリ用情報を前記ファクシミリ通信網を介して前
    記情報処理端末に送信可能な情報センタと、 前記情報処理端末からの課金処理要求にしたがい、前記
    情報処理端末に対し、前記課金通信網を介して課金情報
    を送信可能な課金センタとを備え、該課金センタが前記
    課金通信網を介して課金情報を送信することによって、
    前記課金通信網の課金機能による課金がなされることを
    特徴とするファクシミリ用情報提供システム。
  3. 【請求項3】 ファクシミリ通信機能を持つファクシミ
    リ通信網にアクセス可能であり、前記ファクシミリ通信
    網を介して受信したファクシミリ用情報を印刷可能なフ
    ァクシミリ用端末と、 課金機能を持つ課金通信網にアクセス可能であり、前記
    ファクシミリ用情報の使用料を、前記課金通信網による
    課金機能を利用して課金させるための課金処理要求を前
    記課金通信網を介して送信可能な課金処理用端末と、 ファクシミリ用情報を記憶しており、その記憶されたフ
    ァクシミリ用情報を前記ファクシミリ通信網を介して前
    記ファクシミリ用端末に送信可能な情報センタと、 前記課金処理用端末からの課金処理要求に応じた課金情
    報を、前記課金通信網を介して前記課金処理用端末に送
    信可能な課金センタとを備え、該課金センタが前記課金
    通信網を介して課金情報を送信することによって、前記
    課金通信網の課金機能による課金がなされることを特徴
    とするファクシミリ用情報提供システム。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載のファクシミリ用
    情報提供システムにおいて、 前記情報センタは前記ファクシミリ用情報を送信するに
    際して、前記課金センタから前記課金情報が送信される
    ことによって所定の課金処理が完了したファクシミリ用
    情報についてのみ送信することを特徴とするファクシミ
    リ用情報提供システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10293736A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Digital Vision Lab:Kk ネットワークシステムおよび通信方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10293736A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Digital Vision Lab:Kk ネットワークシステムおよび通信方法

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