JPH07325862A - 店舗に対する電話端末を用いたクレジット処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 専用端末を持たないカード加盟の店舗におい
てクレジットによる支払いを希望する顧客に対して電話
端末により信用照会のチェックと取引の記録処理を迅速
に行うことができることを目的とする。 【構成】 各店舗にＰＢ信号を発生するキーを有する電
話端末を備え，カード利用者からのクレジットによる支
払い要求があると，電話端末から公衆網を介して自動照
会装置を呼び出してダイヤル操作により加盟店番号，カ
ード番号，売上金額等の各数値を入力する。自動照会装
置はこれを受信すると，回線を介して接続するホストコ
ンピュータに対して各数値を送信して照会を行い，ホス
トコンピュータはカード会社のセンタ装置と通信を行
い，クレジットによる支払いの許否のチェックを依頼
し，結果を受け取ると，記録をとると共に自動照会装置
に通知する。自動照会装置は結果を受け取ると店舗の電
話端末に承認または拒否のメッセージを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は，店舗におけるクレジ
ットによる販売処理方式に関する。近年，クレジットカ
ードを保有する人が増大して，種々の支払いをクレジッ
トカードにより行うことが可能になった。しかし，クレ
ジットカードの保有者による支払いが可能かどうかのチ
ェックを行う装置は，大規模な店舗には設けられている
が，小規模な店舗にはそのような装置が設置されていな
いため，電話によりカード会社に問い合わせて，そのチ
ェック結果を受け取ってクレジットによる支払いの許否
が決められている。

【０００２】

【従来の技術】近年，各種の店舗においてクレジットカ
ードによる販売が広く利用されるようになった。このよ
うクレジットカードによる販売を行うために店舗にクレ
ジットの照会を行う機能を持つ端末（例えば，ＣＡＴＴ
端末）を設置する方法が利用されている。カード照会機
能を持つ端末は，クレジットカードの読取機構を備え，
読取ったカード番号を用いて信用照会システムと通信を
行い，ホストコンピュータを介してカード会社と接続し
て，当該カード利用者に対してクレジットによる販売を
許可するか否かの返事を得るものである。

【０００３】このような専門端末は高価であるため，規
模の小さな店舗等では，カード利用者が少ないため設置
しても不経済であるため設置されない店舗が多い。しか
し，店舗の数では，大規模な店舗より小規模な店舗の方
が圧倒的に多い。

【０００４】このような小規模な店舗では，クレジット
カードの顧客があると電話によりカード会社に対し問い
合わせを行う。このため，カード会社には電話による問
い合わせを受け付ける担当者を常駐させて，問い合わせ
があるとカード会社のコンピュータの端末から当該カー
ド番号の利用者の信用状況をチェックして，音声により
クレジットによる販売を許可するか拒否するかを通知し
ている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】上記したように小規模
な店舗等ではクレジットカードによる販売を行う時に，
専用端末を利用することができないため，電話装置を用
いて音声によりクレジットによる支払い条件を満たすか
について問い合わせるので，カード会社には，音声によ
る問い合わせに対応するための係員を多数用意しなけば
ならないという問題があった。また，人数をある程度用
意しても，店の人と係員との間で音声により番号等を伝
えるので正確を期するために時間がかかる。さらに，多
数の店舗からカード会社に問い合わせの電話がかかる
と，話中となる場合が多いという問題があった。

【０００６】本発明はこのような小規模のカード加盟店
舗により専用端末を設けないでも，クレジットによる支
払いを希望する顧客に対して支払いを承認するか否かの
チェックと共にカードによる売上金額等の記録処理を迅
速に行うことができる店舗における電話端末によるクレ
ジット処理方式を提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は小規模な店舗で
もＤＴＭＦ信号（ＰＢ信号と同じ）を発生するキーを備
えた電話端末を用いて，カード加盟店舗の店員が自動照
会装置を呼び出すと，自動照会装置は常時動作してお
り，呼び出しに自動応答して順次音声により電話端末に
対し入力すべき情報を指示し，各指示に応じて電話端末
のキー操作によりクレジットカード，加盟店舗の番号，
売上金額等の各数値が入力されると自動照会装置で受信
・記憶され，これらの各数値情報は自動照会装置から回
線を介してカード会社のセンタ装置に送られて照会が行
われて，承認又は拒否の結果を受け取ると，自動照会装
置から音声により店舗の電話端末へ通知し，同時にクレ
ジット決済に関する記録処理も行われる。

【０００８】図１は本発明による第１の構成図である。
図１の１はカード加盟の店舗，１ａは店舗１に設けられ
公衆網（電話網）に収容されたＤＴＭＦ(Dual Tone Mul
ti-frequency) 信号（以下，ＰＢ信号という）を発生す
るダイヤルキーを有する電話端末，２は公衆網，３は公
衆網に接続され各店舗の電話端末からのクレジットによ
る支払いの許否の問い合わせを受けてホストコンピュー
タ４に対し回線（例えば，専用回線）を介して通知する
自動照会装置，３ａは電話回線による着信に対し応答
し，ダイヤルキー信号（ＤＴＭＦ信号）を受信したり，
電話端末へ音声メッセージを送信するための音声応答機
構を含む回線制御部，３ｂはメモリ，ＣＰＵを含む処理
装置，３ｃはホストコンピュータ４と接続する回線（専
用回線等）を介する通信を制御する通信制御部である。

【０００９】４は自動照会装置３からの問い合わせに対
しカード会社のセンタ装置に照会を行う機能を備えたク
レジットの管理会社に設置されるホストコンピュータ，
４ａは自動照会装置３から回線を介する接続を制御する
通信制御部，４ｂはＣＰＵ，メモリを含む処理装置，４
ｃは回線（例えば，専用線）により接続するカード会社
のセンタ装置との間の通信を行う通信制御部，５はクレ
ジットカードを発行した各カード会社のセンタ装置であ
り，ホストコンピュータ４と接続する回線を介する通信
を制御する通信制御部（図示せず）やクレジットカード
に関する照会に対する判別処理等を行うコンピュータ
（図示せず）を備えると共に利用者別の各種データ（現
時点で登録されたカード利用者のデータ，利用限度，信
用状態等）や，加盟店舗のデータ等が格納されたデータ
ベース５ａを備え，問い合わせに対してクレジットによ
る支払いの許否を判定して判定結果を通知する。

【００１０】このカード会社のセンタ装置５は図には一
つだけ示すが各カード会社毎に個別に設けられ，ホスト
コンピュータ４からそれぞれのカード会社のセンタ装置
にアクセスする。

【００１１】図１の構成では各店舗及びクレジット利用
者に対するクレジットの管理を行うホストコンピュータ
４が自動照会装置３と独立して設けられているが，自動
照会装置３内にホストコンピュータ４の機構を設けて自
動照会処理装置３’として構成することができ，その構
成を図２に示す。

【００１２】図２は本発明による第２の構成図である。
図２の１，２，５は上記図１の各符号と同一の装置であ
り，３’は上記図１の自動照会装置３内にホストコンピ
ュータ４の機構を設けた構成に相当し，両装置の機能を
備えた自動照会処理装置である。自動照会処理装置３’
内の３ａは上記図１の同じ符号と同様の装置であり，３
ｄは上記の自動照会装置３の処理装置３ｂとホストコン
ピュータ４の処理装置４ｂの両方の処理機能を備えた処
理装置であり，３ｅは図１のホストコンピュータ４の通
信制御部４ｃと同様の装置である。

【００１３】図２の自動照会処理装置３’の場合，図１
の自動照会装置３とホストコンピュータ４の間を接続す
るための回線及び関係する通信制御部３ｃ，４ａが不要
となる。

【００１４】なお，上記図１及び図２の構成において，
各カード会社のセンタ装置５に対して回線を介した信用
照会の通信を行う時に，各カード社のセンタ装置により
異なるプロトコルを備えている場合には，各社のプロト
コルに対応したインタフェース機能を備えたキャフィス
（ＣＡＦＩＳ：Credit And Finance Information Syste
m)センター（図示せず）をホストコンピュータ４（図１
の場合）又は自動照会処理装置３’（図２の場合）とカ
ード会社のセンタ装置５との間に設けて，このキャフイ
スセンタにより交信を仲介するように構成することがで
きる。

【００１５】

【作用】図１において，店舗１の客がクレジットカード
を提出してカードによる支払いを要求すると，店舗１の
店員が電話端末１ａからダイヤルをして自動照会装置３
を呼び出す。これに応じて自動照会装置３が音声により
自動応答して電話端末１ａに対し入力すべき番号等を順
番に指示するとこれに応じて，店員が電話端末１ａのキ
ーを操作して加盟店番号，カード番号，売上（販売）金
額等の数値を順次入力すると，自動照会装置３はこれら
の番号を受け取ると，自動照会装置３と回線により接続
されたホストコンピュータ４に対してこれらの番号を転
送する。

【００１６】ホストコンピュータ４でこれらのデータを
受け取ると，カード会社のセンタ装置５と接続して，受
け取ったデータを送ってクレジットによる支払いの許否
の判定を求める。カード会社のセンタ装置５は，これ対
してカード番号に基づいてそのカード保持者のデータを
調べてこの店舗１での販売金額のクレジットによる支払
いを承認するか否かを判定する。

【００１７】判定の結果，承認する場合は承認番号を，
支払いを拒否する場合はその旨の返事をホストコンピュ
ータ４に通知する。ホストコンピュータ４はこれを受け
取って承認する場合は，そのクレジットに関する各種の
情報を記録すると共に，自動照会装置３に転送する。こ
れを受けた自動照会装置３は電話端末１ａに対して音声
によ判定結果及び承認番号を通知する。なお，店舗１に
ファクシミリ装置が備えられていてその番号を自動照会
装置３に通知することにより，自動照会装置３のプリン
タから出力した結果を店舗１のファクシミリ装置に送信
するようにしてもよい。

【００１８】次に図２に示す本発明の第２の構成図を説
明すると，上記図１において自動照会装置３からホスト
コンピュータ４に対し回線を介して照会を行う動作が無
くなり，店舗１の電話端末１ａから，図１の場合と同様
に入力される加盟店番号，カード番号等の各情報を受信
すると，直ちに通信制御部３ｅから回線を介してカード
会社のセンタ装置５に照会が行われる点及びカード会社
のセンタ装置５からの判別結果を受け取ると，直ちに照
会を行った電話端末１ａに対して音声で通知する点で図
１の動作と異なる。

【００１９】

【実施例】図３，図４は実施例の制御動作のフロー図
（その１），（その２）である。この制御動作は上記図
１に示す本発明の第１の構成において実行される。図３
において，１〜５は上記図１の各符号に対応する各装置
を表し，この図では店舗の電話端末１ａ，自動照会装置
３，ホストコンピュータ４，カード会社のセンタ装置５
の相互間の信号又はデータの交信及び各装置３，４，５
の処理装置（コンピュータ）の制御動作のフローを示
す。

【００２０】カード加盟店舗において買い物等をした顧
客が，クレジットカードによる支払いを要求した場合，
電話端末１ａの店員等（以下，店員という）が，ＤＴＭ
Ｆ信号のダイヤル信号を発生する押しボタン式の電話端
末１ａにより公衆網２（図１参照）へ発信し（図３の
），自動照会装置装置３の電話番号をダイヤルすると
自動照会装置３に着信する（図３のａ）。自動照会装置
装置３の回線制御部３ａで着信を検索すると，処理装置
３ｂの制御により回線制御部３ａの音声応答機構からイ
ントロメッセージ（音声）が送出される（同ｂ）。

【００２１】続いて，加盟店番号入力要求のメッセージ
が送出されると（同ｃ），電話端末１ａの店員はこれを
聞いて，カードの加盟店番号をダイヤルキーを操作して
入力るすと（同），自動照会装置３で受信され処理装
置３ｂ内に記憶される。なお, 自動照会装置３におい
て，カード番号を受信した時にその桁数のチェックを行
うようにしてもよい。

【００２２】これに続いて，カード番号入力要求メッセ
ージが送出され（同ｄ），店員が顧客から預かったカー
ドを見ながらカード番号を入力すると（同），自動照
会装置３でカード番号が記憶される。次にカードの有効
期限の入力要求（同ｅ），売上金額（この顧客の購入代
金）の入力要求（同ｆ）に応じてそれぞれ，有効期限
や，売上金額が順次入力され（同，），最後に自動
照会装置３から支払方法の入力要求のメッセージが送ら
れる（同ｇ）。この場合のメッセージとしては，番号１
としてボーナス一括払い，番号２として月々の分割払
い，番号３としてボーナスと分割の併用，・・・という
各種の支払い方法を知らせて，何れかの番号を入力する
よう要求する内容となる。これに対し，店員が顧客の意
向を聞いて，対応する番号を入力すると（同），自動
照会装置３で受信される。

【００２３】自動照会装置３はこれらの情報を受け取る
と，通信制御部３ｃ（図１）から回線を介して接続され
たホストコンピュータ４の通信制御部４ａに対し，加盟
店コード（番号），カード番号，売上金額等を含む電文
を送信する（図３のｈ）。この後，自動照会装置３はホ
ストコンピュータ４から照会結果が得られるまで電話端
末１ａに対して，予め用意された音楽やＣＭ等の発生装
置（図示せず）から送出する（図４のｉ）。

【００２４】ホストコンピュータ４は自動照会装置３か
らの電文を受信すると（図３のｊ），処理装置４ｂにお
いて電文内容をチェックし（図４のｋ），電文にエラー
がある等の誤りが検出されると自動照会装置３に対しエ
ラーコードを送出する（同ｌ）。この場合，自動照会装
置３は電話端末１ａに対し，その旨の音声メッセージを
送出し，再度各番号等の入力を指示する等の処理が行わ
れる。なお，上記の電文内容のチェックの時に，各番号
の桁数に過不足があるかについてチェックすることもで
きる。

【００２５】電文内容等にエラーが無い場合，ホストコ
ンピュータ４の通信制御部４ｃから回線で接続するカー
ド会社のセンタ装置５に対しクレジットによる支払いの
事前承認要求又は売上要求の電文を作成してカード会社
のセンタ装置５へ送信し（図４のｍ），クレジット利用
による支払いについて信用照会を行う。

【００２６】この電文には自動照会装置３から受け取っ
た番号，売上金額等の各情報が含まれており，カード会
社のセンタ装置５がこれを受信すると（同ｎ），データ
ベース５ａに登録された情報を用いて当該カード番号の
利用者についてクレジット支払いの承認を与えるか否か
の判別（審査）を行う。この審査は予め決められた項目
について自動的に行われる。この審査結果によりクレジ
ットによる支払いを承認する場合は，承認番号が付与さ
れる。

【００２７】審査結果（承認する場合は承認番号を含
む）はカード会社のセンタ装置５からホストコンピュー
タ４へ送信され（同ｏ）。ホストコンピュータ４で信用
照会の結果を受信すると（同ｐ），ホストコンピュータ
４内で結果が記録される（同ｑ）。この場合，審査結果
が承認の場合，承認番号の他に，先に自動照会装置３か
ら受け取った各種の情報（加盟店番号，カード番号，有
効期限，売上金額，支払い方法，日付，時間等）がクレ
ジットカード決済の資料として記録される。なお，これ
らの情報は，カード会社のセンタ装置５のデータベース
５ａにも記録される。

【００２８】ホストコンピュータ４は記録を行うと同時
に自動照会装置３に対して回線を介して，結果を転送す
る（同ｒ）。自動照会装置３はこの結果を受け取ると，
承認番号を音声に変換して送出する（同ｓ）。この時，
結果が非承認の場合は，エラーメッセージ（音声）を送
出する。また，当該店舗にファクシミリ装置が設けられ
ている場合，一旦，紙の上にプリントアウトして店舗の
ファクシミリ装置を公衆網を介して呼び出した上でファ
クシミリにより結果を送出する（同ｔ）。

【００２９】上記図２の説明では，信用照会のデータ
は，ホストコンピュータ４からカード会社のセンタ装置
５へ送っているが，ホストコンピュータ４から図示され
ないキャフィスセンターに送信して，キャフィスセンタ
ーからカード会社のセンタ装置５に送信することができ
る。その場合，審査結果はその逆のルートをたどって送
られることになる。

【００３０】図５は自動照会処理装置の構成図であり，
図２の符号３’で示す装置とこれと関係する装置が示さ
れている。図５において，５０は自動照会処理装置（図
２の３’），５１は回線制御部，５１ａはＰＢ（ＤＴＭ
Ｆ）信号を検出するＰＢ信号検出部，５１ｂはＤ・Ａ変
換機構等を含むディジタル処理部，５２はＣＰＵ（中央
処理装置），５３はプログラム，メッセージデータ，音
楽等のデータが格納されたＲＯＭ，５４はＲＡＭ，５５
はカード会社のセンタ装置（図２の５で示す）との通信
を行う通信制御部であり，１ａ及び５はそれぞれ図２に
示す電話端末及びカード会社のセンタ装置である。

【００３１】図５において，店舗に設けられた電話端末
１ａから公衆回線を介して自動照会処理装置５０に着信
すると回線制御部５１で応答し，ＣＰＵ５２及びＲＯＭ
５３の動作によりディジタル処理部５１ｂから音声によ
るイントロメッセージが送出され，続いて各入力要求の
メッセージが送出されると，電話端末１ａから店員によ
り入力された加盟店番号やカード番号等の各情報が入力
される。各番号等の情報はＰＢ信号検出部５１ａで検出
され，ＣＰＵ５２の制御によりＲＡＭ５４に格納され
る。

【００３２】ＣＰＵ５２は，電話端末１ａから各情報を
受信すると照会を行うための電文を作成し，通信制御部
５５を駆動して専用回線で接続するカード会社のセンタ
装置５に対して照会用の電文を送信する。この後，カー
ド会社のセンタ装置５から結果を受け取るまで，電話端
末１ａに対して予めＲＯＭ５２に記憶されたＣＭや音楽
の情報を取りだしてディジタル処理部５１ｂにおいて音
声又は音楽の出力を発生して店員に聞かせる。

【００３３】カード会社のセンタ装置５において審査し
た結果が専用回線を介して受信されると，承認された場
合は，送出中のＣＭや音楽を停止し，電話端末１ａに対
して承認番号をディジタル処理部５１ｂで音声に変換し
て送信すると共にこのクレジットの支払いに関する各デ
ータと承認番号をＲＡＭ５４（又は図示されないディス
ク装置）に記録する。クレジットの支払いを拒否する
（承認されない）結果を受け取ると，エラーメッセージ
（音声）を電話端末１ａに送出する。

【００３４】

【発明の効果】本発明によれば，クレジット決済を行う
専用端末を持たないカード加盟店においてカード利用者
に対してクレジットによる支払いの照会が自動照会装置
において係員の手間をかけずに実現することができ店舗
の利用者へのサービスを向上することができる。

【００３５】また，クレジット決済を承認する場合に，
承認番号を通知することにより承認したことを確認し記
録されるのでトラブルの発生を防止できる。また，各店
舗からの照会が発生する毎にカード会社のセンタ装置に
よりチェックするため，カードの不正使用や過剰なクレ
ジットの利用等の発生を防止することができ，店舗の経
営が安定化することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の構成図である。

【図２】本発明の第２の構成図である。

【図３】実施例の制御動作フロー図（その１）である。

【図４】実施例の制御動作フロー図（その２）である。

【図５】自動照会処理装置の構成図である。

【符号の説明】

１ 店舗 １ａ 電話端末 ２ 公衆網 ３ 自動照会装置 ３ａ 回線制御部 ３ｂ 処理装置 ３ｃ 通信制御部 ４ ホストコンピュータ ４ａ 通信制御部 ４ｂ 処理装置 ４ｃ 通信制御部 ５ カード会社のセンタ装置 ５ａ データベース

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 店舗に対する電話端末を用いたクレジッ
   ト処理方式において，各店舗にＤＴＭＦ信号を発生する
   ダイヤルキーを有する電話端末を備え，前記電話端末と
   公衆網を介して接続された自動照会装置と，前記自動照
   会装置と回線を介して接続すると共に各カード会社のセ
   ンタ装置と回線により接続するホストコンピュータとを
   設け，前記店舗の電話端末からクレジットカード利用者
   からのクレジットによる支払い要求があると，前記自動
   照会装置を呼び出してダイヤル操作により加盟店番号，
   カード番号，売上金額等の各数値を入力されると，前記
   自動照会装置は，前記呼び出しに対し音声により応答し
   て各数値の入力指示を行って前記店舗から対応する数値
   を表す信号を受信・記憶し，受信を終了すると回線を介
   して接続するホストコンピュータに対し前記受信した各
   数値を送信して当該カード利用者について照会を行い，
   前記ホストコンピュータは前記自動照会装置から受信し
   た各数値を含む照会に対し，回線により接続するカード
   会社のセンタ装置に対し前記各数値を送ってクレジット
   による支払いの許否のチェックを依頼し，チェック結果
   を受け取ると，結果を記録すると共に前記自動照会装置
   に通知し，前記自動照会装置は前記ホストコンピュータ
   からの結果を受け取ると前記呼び出しを行った店舗の電
   話端末に承認又は拒否のメッセージを送信することを特
   徴とする店舗に対する電話端末を用いたクレジット処理
   方式。
2. 【請求項２】 請求項１において，前記電話端末と公衆
   網を介して接続された自動照会装置に前記ホストコンピ
   ュータ機構を設けて自動照会処理装置を構成し，前記自
   動照会処理装置は，前記電話端末から番号等の各数値を
   受信すると，回線で接続するカード会社のセンタ装置に
   対し受信した各数値を送ってクレジットによる支払いの
   許否のチェックを依頼し，チェック結果を受け取ると，
   結果を記録すると共に前記電話端末に音声により通知す
   ることを特徴とする電話端末を用いたクレジット処理方
   式。
3. 【請求項３】 請求項１又は２において，前記カード会
   社のセンタ装置からクレジットによる支払いを承認する
   場合，照会の結果として承認番号が通知され，該承認番
   号を前記自動照会装置又は自動照会処理装置の音声応答
   手段から各店舗の電話端末に対して音声により通知され
   ることを特徴とする電話端末を用いたクレジット処理方
   式。
4. 【請求項４】 請求項１又は２において，前記自動照会
   装置又は自動照会処理装置は，店舗の電話端末からの着
   信を検出すると，音声応答手段からメッセージを送出し
   て加盟店番号の入力要求を行い，前記電話端末から加盟
   点番号を受け取ると，カード利用者のカード番号の入力
   要求を行い，該番号が入力されると次にカードの有効期
   限の入力要求を行い，次いで売上金（購入金額）の入力
   要求を行って，最後に各種の支払い方法の中の何れを選
   択するかの選択を要求して，各要求に対する入力を順次
   受信することを特徴とする電話端末を用いたクレジット
   処理方式。