JPH08177478A - 内燃機関のエキゾーストマニホールドカバー - Google Patents

内燃機関のエキゾーストマニホールドカバー

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JPH08177478A
JPH08177478A JP33603694A JP33603694A JPH08177478A JP H08177478 A JPH08177478 A JP H08177478A JP 33603694 A JP33603694 A JP 33603694A JP 33603694 A JP33603694 A JP 33603694A JP H08177478 A JPH08177478 A JP H08177478A
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JP
Japan
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cover
exhaust manifold
level gauge
oil level
hot air
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JP33603694A
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Junichi Iwai
淳一 岩井
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Aichi Machine Industry Co Ltd
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Aichi Machine Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱気によるオイルレベルゲージの温度上昇を
防ぎ、シールゴムの劣化を防いで、オイルレベルゲージ
のシール性を確保することを目的とする。 【構成】 エキゾーストマニホールド2を覆うカバー3
を通り、カバー3の上面3aに形成された通孔4から上
端を上方へ突出させてオイルレベルゲージ5が配設され
てなり、通孔4の周辺は下方に凹ませて凹部3bが形成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関のエキゾー
ストマニホールドカバーの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、図5において外観斜
視図で、また図6に断面図で示すように、シリンダヘッ
ド1から突出するエキゾーストマニホールド2を覆うた
めにシリンダヘッド1にはカバー3が取り付けられてお
り、このカバー3内を通りシリンダヘッド1にオイルレ
ベルゲージ5が設けられたものが存在し、このオイルレ
ベルゲージ5は、カバー3の上面平面部3aの中央部に
開設された通孔4からその上端を上方に突出して配設さ
れており、このような構造においては、エキゾーストマ
ニホールド2からの熱気Hがカバー3内の上面平面部3
aの底側に充満し、この熱気Hによりオイルレベルゲー
ジのオイルレベルゲージガイド5aが加熱されることと
なり、これによりオイルレベルゲージ5のシールゴム5
bの温度が上昇し、シールゴム5bに劣化が生じ、シー
ルゴム5bのシール性が悪化してしまうという問題点が
あった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、オイルレベルゲージの
シールゴムの劣化を良好に防ぐことのできる内燃機関の
エキゾーストマニホールドカバーを提供せんことを目的
とし、その第1の要旨は、エキゾーストマニホールドを
覆うカバー内を通り該カバーの上面に形成された通孔か
ら上端を上方へ突出させてオイルレベルゲージが配設さ
れてなる内燃機関において、前記通孔周辺を下方に凹ま
せて前記カバーの上面に凹部を形成したことである。ま
た、第2の要旨は、前記凹部の側方のカバー上面に、カ
バー内の熱気を外部に逃がす逃がし口を開設したことで
ある。
【0004】
【作用】前記第1の要旨において、カバーの上面には、
通孔の周辺を下方に凹ませて凹部が形成されているた
め、エキゾーストマニホールドから発せられる熱気は凹
部の側方に充満することとなり、そのため凹部周辺には
熱気が籠もることがなく、オイルレベルゲージが加熱さ
れることが少なくなり、オイルレベルゲージのシールゴ
ムの温度上昇を抑え、シールゴムの劣化を良好に防ぐこ
とができる。また、前記第2の要旨において、凹部の側
方には逃がし口が開設されているため、熱気を良好にこ
の逃がし口から外部に排出することができ、熱気が籠も
らずオイルレベルゲージが加熱されることがより少なく
なり、オイルレベルゲージのシールゴムの劣化をより良
好に防ぐことができるものとなる。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は第1実施例のエキゾーストマニホールドカ
バーの斜視構成図であり、図2は断面拡大構成図であ
る。図において、エキゾーストマニホールド2を覆うカ
バー3の上面は平らな上面平面部3aとなっており、本
例では、この上面平面部3aのほぼ中央部に、下方側へ
凹ませて凹部3bが一体形成されており、この凹部3b
の底側に、オイルレベルゲージ5を通す通孔4が開口さ
れたものとなっており、カバー3内を通りオイルレベル
ゲージ5の上端部は通孔4から上方へ突出して配設され
ており、オイルレベルゲージ5は、オイルレベルゲージ
ガイド5aの上端にシール性を確保するためのシールゴ
ム5bが設けられたものとなっている。
【0006】このような構造においては、エキゾースト
マニホールド2から発せられる熱気Hは、凹部3bが形
成されているため、カバー3内で矢印のように凹部3b
の側方側に流れ、凹部3bには熱気Hが充満することが
なく、この凹部3b内に突出するオイルレベルゲージ5
の上端側は熱気Hの影響を受けることが少なく、そのた
め、オイルレベルゲージ5の上端側のオイルレベルゲー
ジガイド5aが熱気Hで加熱されることが少なく、シー
ルゴム5bの温度も差ほど上昇せず、従ってシールゴム
5bが劣化することが少なく、オイルレベルゲージ5の
シール性が良好に維持されるものである。
【0007】次に、図3は第2実施例を示す斜視構成図
であり、また、図4は図3の断面拡大構成図である。第
2実施例では、前記凹部3bの両側方の上面平面部3a
にルーバー3c,3cを一体形成させ、このルーバー3
c,3cにより逃がし口6,6を開口させたものであ
り、このような構造とすれば、エキゾーストマニホール
ド2からの熱気Hは、凹部3bの側方側を上昇して前記
逃がし口6,6から外部へ良好に逃げ、カバー3内には
熱気が溜まることが少なくなり、従って凹部3bの周辺
は熱気の影響を受けることが少なく、凹部3b内に突出
するオイルレベルゲージ5の上端側は熱気で加熱される
ことがなく、そのためオイルレベルゲージ5のシールゴ
ム5bの温度は上昇せず、シールゴム5bが劣化するこ
とがなく、良好なシール性を維持することができるもの
となる。
【0008】
【発明の効果】本発明は、エキゾーストマニホールドを
覆うカバー内を通り該カバーの上面に形成された通孔か
ら上端を上方へ突出させてオイルレベルゲージが配設さ
れてなる内燃機関において、前記通孔周辺を下方に凹ま
せて前記カバーの上面に凹部を形成したことにより、エ
キゾーストマニホールドから発せられる熱気は凹部の周
辺には充満することがなくなり、そのためオイルレベル
ゲージが熱気により加熱されることがなく、オイルレベ
ルゲージのシールゴムの劣化を良好に防ぎ、オイルレベ
ルゲージのシール性を良好に維持させることができるも
のとなる。
【0009】また、前記凹部の側方のカバー上面に、カ
バー内の熱気を外部に逃がす逃がし口を開設したことに
より、エキゾーストマニホールドから発せられる熱気を
良好に逃がし口から逃がし、カバー内に熱気が充満する
ことを防ぎ、より良好にオイルレベルゲージの温度上昇
を防ぐことができ、オイルレベルゲージのシールゴムの
温度上昇による劣化を防ぎ、シールゴムのシール性を良
好に維持させることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のエキゾーストマニホールドカバー
の斜視構成図である。
【図2】図1の断面拡大構成図である。
【図3】第2実施例のエキゾーストマニホールドカバー
の斜視構成図である。
【図4】図3の断面拡大構成図である。
【図5】従来のエキゾーストマニホールドカバーの取付
状態の斜視構成図である。
【図6】図5のカバーの断面拡大構成図である。
【符号の説明】
2 エキゾーストマニホールド 3 カバー 3a 上面平面部 3b 凹部 3c ルーバー 4 通孔 5 オイルレベルゲージ 5a オイルレベルゲージガイド 5b シールゴム 6 逃がし口 H 熱気

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エキゾーストマニホールドを覆うカバー
    内を通り該カバーの上面に形成された通孔から上端を上
    方へ突出させてオイルレベルゲージが配設されてなる内
    燃機関において、前記通孔周辺を下方に凹ませて前記カ
    バーの上面に凹部を形成したことを特徴とする内燃機関
    のエキゾーストマニホールドカバー。
  2. 【請求項2】 前記凹部の側方のカバー上面に、カバー
    内の熱気を外部に逃がす逃がし口を開設したことを特徴
    とする請求項1に記載の内燃機関のエキゾーストマニホ
    ールドカバー。
JP33603694A 1994-12-22 1994-12-22 内燃機関のエキゾーストマニホールドカバー Expired - Lifetime JP3309129B2 (ja)

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