JPH08177436A - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

内燃機関の可変動弁装置

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JPH08177436A
JPH08177436A JP6321853A JP32185394A JPH08177436A JP H08177436 A JPH08177436 A JP H08177436A JP 6321853 A JP6321853 A JP 6321853A JP 32185394 A JP32185394 A JP 32185394A JP H08177436 A JPH08177436 A JP H08177436A
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hydraulic pressure
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combustion engine
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徹朗 後藤
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俊次 山田
Makoto Nakamura
信 中村
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 潤滑油圧が過度に低下した際に初期状態に戻
して動作不良を回避するとともに、複数の可変動弁機構
が一斉に切り換わって大きなトルク変動が生じないよう
にする。 【構成】 バルブリフト調整機構40は、メインロッカ
アーム1とサブロッカアーム2との連結もしくは離脱に
より吸気弁を駆動するカムを、運転条件に応じて低速型
カムと高速型カムとに切り換える。バルブタイミング調
整機構70は、クランクシャフトに同期するカムプーリ
71とカムシャフト72とを相対回転させ、吸気弁の開
閉時期を遅進させる。これらの切換は、油圧切換弁4
5,79を介して油圧によりなされる。油圧センサ80
が検出する潤滑油圧が過度に低下した際には、バルブタ
イミング調整機構70の油圧切換弁79が先にOFFと
なり、次にバルブリフト調整機構40の油圧切換弁45
がOFFとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関の吸気弁あ
るいは排気弁(両者を総称して吸排気弁と記す)のバル
ブリフト特性を機関運転条件に応じて可変制御する可変
動弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の動弁装置は、一般にカムリフ
トをロッカアームやスイングアームを介して吸排気弁に
伝達し、バルブスプリングにて閉方向に付勢されている
吸排気弁を押し開く構成となっているが、例えば機関の
低速域と高速域とではそれぞれ好ましいバルブリフト特
性が異なるので、運転条件によりバルブリフト特性を切
り換え得るようにした可変動弁装置が種々提案されてい
る。その一例として、例えば特開昭63−167016
号公報等において、カムシャフトにプロフィルの異なる
低速型カムと高速型カムとを並設しておき、それぞれに
従動する主ロッカアームおよび副ロッカアームを必要に
応じて連結状態もしくは離脱状態に切り換えるようにし
た構成のものが知られている。なお、一般に、高速型カ
ムは低速型カムに比して、カムリフト量および開弁期間
の双方が大きく設定されている。
【0003】また、クランクシャフトに対するカムシャ
フトの位相を変化させることで、吸排気弁が開閉するバ
ルブタイミングを遅進させるようにしたバルブタイミン
グ調整機構を用いた可変動弁装置も従来から一部で実用
化されている。つまり、このものでは、バルブリフト特
性の形状は変化せずに、その作動中心角(開時期〜閉時
期の中心となるクランク角)が変化することになる。
【0004】そして、さらに、前者のカム切換によるバ
ルブリフト調整機構と後者のバルブタイミング調整機構
とを組み合わせた可変動弁装置も提案されている。両者
を組み合わせることにより、バルブリフトを大小変化さ
せることができると同時に、開時期および閉時期を可変
制御でき、各運転条件下での要求に一層適合させること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のバルブリフト調
整機構やバルブタイミング調整機構のような可変動弁機
構は、一般に、油圧駆動式の構成となっており、アクチ
ュエータ部へ内燃機関の潤滑油圧を供給あるいは停止す
ることにより切り換えられる。
【0006】ところで、潤滑油の温度が過度に高温とな
ると、潤滑油の粘度が低下し、アクチュエータ部へ供給
される油圧が低下して、正常な動作が保証されない可能
性がある。そこで、潤滑油の油圧が所定の油圧より低く
なった場合には、可変動弁機構への油圧供給を禁止し、
可変動弁機構を運転条件に拘わらず初期状態に保つよう
にすることが提案されている(例えば特公平5−240
8号公報)。
【0007】しかしながら、上記のバルブリフト調整機
構やバルブタイミング調整機構のような可変動弁機構を
複数備えている内燃機関において、油圧低下に伴って各
可変動弁機構への油圧供給を急に停止したとすると、全
体として非常に大きなトルク変化が発生し、運転者に違
和感を与える虞れがあった。
【0008】特に、高速型カムと低速型カムの切換等に
よりバルブリフト特性を段階的に変化させる機構が不意
に切り換わると、トルクに段差感が発生してしまう。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、ア
クチュエータ部への油圧の供給,停止に応じて吸気弁あ
るいは排気弁のバルブリフト特性を連続的もしくは段階
的に変化させる複数の可変動弁機構と、各可変動弁機構
のアクチュエータ部への油圧供給をそれぞれ制御する複
数の油圧制御弁と、機関運転条件に応じて各油圧制御弁
へ制御信号を出力する制御手段と、内燃機関の潤滑油圧
を検出する油圧検出手段と、この検出された油圧が設定
油圧より低くなったときに上記油圧制御弁による油圧供
給を禁止する油圧供給禁止手段と、を備えてなる内燃機
関の可変動弁装置において、複数の可変動弁機構の中
で、同一の機関運転条件下で油圧供給されることがある
複数の可変動弁機構については、上記設定油圧をそれぞ
れ異ならせたことを特徴としている。
【0010】特に請求項2の発明では、バルブリフト特
性が連続的に変化する可変動弁機構の設定油圧を、バル
ブリフト特性が段階的に変化する可変動弁機構の設定油
圧よりも高く設定した。
【0011】また請求項3の発明では、上記のバルブリ
フト特性が連続的に変化する可変動弁機構の設定油圧よ
り油圧が低い間は、バルブリフト特性が段階的に変化す
る可変動弁機構の油圧停止状態から油圧供給状態への切
換を禁止した。
【0012】請求項4のように、上記のバルブリフト特
性が連続的に変化する可変動弁機構は、例えばカムシャ
フトのクランクシャフトに対する位相を変化させるバル
ブタイミング調整機構であり、上記バルブリフト特性が
段階的に変化する可変動弁機構は、例えば低速型カムと
高速型カムのいずれか一方のリフトを吸排気弁に伝達す
るバルブリフト調整機構である。
【0013】また請求項5の発明では、吸気弁と排気弁
のそれぞれに可変動弁機構が設けられており、排気側の
可変動弁機構の設定油圧を、吸気側の可変動弁機構の設
定油圧よりも高く設定した。
【0014】
【作用】請求項1の構成では、各可変動弁機構のアクチ
ュエータ部へ油圧が供給されているときに、潤滑油圧が
過度に低下すると、各可変動弁機構への油圧供給が禁止
され、バルブリフト特性が変化することになるが、油圧
供給を禁止する設定油圧が互いに異なるので、油圧供給
禁止が各可変動弁機構で順次実行される。換言すれば、
複数の可変動弁機構が油圧低下に伴って一斉に切り換わ
ることがなく、トルク変化が緩和される。
【0015】特に請求項2の発明では、油圧低下時に、
まず始めに、バルブリフト特性が連続的に変化する可変
動弁機構への油圧供給が断たれ、次に、バルブリフト特
性が段階的に変化する可変動弁機構への油圧供給が断た
れる。バルブリフト特性が変化すると、内燃機関の出力
は低下するので、油圧低下が油温の上昇に起因するもの
であれば、最初の可変動弁機構への油圧供給停止により
油温が低下し、油圧が回復する可能性がある。このよう
に油圧が回復すれば、バルブリフト特性が段階的に変化
する可変動弁機構の切換は回避される。
【0016】また請求項3の発明では、前者のバルブリ
フト特性が連続的に変化する可変動弁機構への油圧停止
がなされた段階で、後者のバルブリフト特性が段階的に
変化する可変動弁機構へ油圧が供給されていない場合に
は、運転条件が変化しても、油圧供給が開始されること
がない。
【0017】請求項4のバルブタイミング調整機構は、
カムシャフトのクランクシャフトに対する位相を変化さ
せることにより、バルブリフト特性を段階的に変化させ
る。そして、バルブリフト調整機構は、低速型カムと高
速型カムのいずれか一方のリフトを選択的に吸排気弁に
伝達することにより、バルブリフト特性を段階的に変化
させる。
【0018】また請求項5の発明では、油圧低下時に、
まず始めに、トルクへの影響が小さい排気側の可変動弁
機構への油圧供給が断たれ、次に、吸気側の可変動弁機
構への油圧供給が断たれる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。
【0020】図1は、吸気弁9側に可変動弁機構として
バルブリフト調整機構40とバルブタイミング調整機構
70とを設けた可変動弁装置の一実施例を示している。
【0021】まず、バルブリフト調整機構40について
説明する。図2,図3にも示すように、各気筒には一対
の吸気弁9に対応して一つのメインロッカアーム1が設
けられている。メインロッカアーム1の基端は各気筒に
共通なメインロッカシャフト3を介してシリンダヘッド
69に揺動自在に支持されている。メインロッカアーム
1の先端には各吸気弁9のステム頂部に当接するアジャ
ストスクリュ10がナット11を介して締結されてい
る。
【0022】メインロッカアーム1には、シャフト13
にニードルベアリングを介してローラ14が回転自在に
支持されており、このローラ14に低速型カム21が当
接するようになっている。
【0023】メインロッカアーム1は平面図上ほぼ矩形
に形成されており、ローラ14と並んで形成された開口
部にサブロッカアーム2が設けられている。このサブロ
ッカアーム2の基端はサブロッカシャフト16を介して
メインロッカアーム1に相対回転可能に連結されてい
る。サブロッカシャフト16はサブロッカアーム2に形
成された穴17に摺動可能に嵌合する一方、メインロッ
カアーム1に形成された穴18に圧入されている。
【0024】サブロッカアーム2は吸気弁9に当接する
部位を持たず、図3に示すように、その先端には高速型
カム22に摺接するカムフォロア部23が円弧状に突出
して形成され、その下側にはこのカムフォロア部23を
高速型カム22に押し付けるロストモーションスプリン
グ25が介装されている。
【0025】メインロッカアーム1にはサブロッカアー
ム2の直下に位置してロストモーションスプリング25
を支持する円柱状の凹部26が一体形成される。コイル
状のロストモーションスプリング25の下端は凹部26
の底面26aに着座し、その上端は凹部26に摺動自在
に嵌合するリテーナ27を介してサブロッカアーム2に
一体形成された凸部28に当接する。
【0026】低速型カム21と高速型カム22はそれぞ
れ共通のカムシャフト72に一体形成され、エンジンの
低回転時と高回転時において要求されるバルブリフト特
性を満足するように異なる形状(大きさが異なる相似形
も含む)に形成されている。この実施例では、図5に示
すように、高速型カム22は低速型カム21と比べ、バ
ルブリフト量と作動角(開弁期間)を共に大きくしたプ
ロフィールを有している。
【0027】両ロッカアーム1,2を適宜に連結させる
ために、メインロッカアーム1とサブロッカアーム2に
渡ってプランジャ33,31,34が摺動自在に嵌合さ
れている。アクチュエータ部となるプランジャ33の背
後には油圧通路43が接続されており、プランジャ34
の背後にはリターンスプリング38が配設されている。
【0028】油圧通路43から導かれる作動油圧が低い
と、リターンスプリング38の付勢力によりプランジャ
33,31がサブロッカアーム2とメインロッカアーム
1にそれぞれ収まって両者の揺動を拘束しない。つま
り、両者が離脱状態となる。一方、油圧通路43から導
かれる作動油圧が上昇すると、プランジャ33,31が
リターンスプリング38を圧縮しながら摺動して、メイ
ンロッカアーム1とサブロッカアーム2に渡って嵌合す
ることにより両者が一体となって揺動する。
【0029】油圧通路43はメインロッカアーム1およ
びメインロッカシャフト3の内部を通して設けられてお
り、電磁切換弁45を介してオイルポンプ57の吐出油
圧が所定の高回転時にのみ導かれるようになっている。
【0030】次に、バルブタイミング調整機構70につ
いて説明する。バルブタイミング調整機構70は、カム
シャフト72とカムプーリ71の間に設けられ、運転条
件に応じて両者の位相を変化させ、吸気弁9の開閉時期
を変えるようになっている。カムプーリ71はタイミン
グベルト66を介してクランクシャフト(図示せず)か
らの回転力が伝達される。
【0031】図4にも示すように、カムシャフト72の
端部には筒形のインナハウジング65がボルト64を介
して固定されている。インナハウジング65の外周に回
転可能に嵌合する筒形のアウタハウジング63が設けら
れており、該アウタハウジング63にカムプーリ71が
一体形成されている。
【0032】インナハウジング65とアウタハウジング
63の間にはリング状のヘリカルギア73が介装されて
いる。ヘリカルギア73は、内外周にヘリカルスプライ
ンがそれぞれ形成されており、各ヘリカルスプラインが
インナハウジング65の外周とアウタハウジング63の
内周と噛合い、ヘリカルギア73が軸方向に移動する
と、アウタハウジング63に対してインナハウジング6
5が相対回転し、カムプーリ71に対するカムシャフト
72の位相が変化するようになっている。
【0033】アクチュエータ部となるインナハウジング
65とアウタハウジング63とヘリカルギア73の間に
は油圧室75が画成されている。油圧室75に導かれる
油圧力が所定値を越えて上昇すると、ヘリカルギア73
が初期位置からリターンスプリング74に抗して軸方向
に移動することにより、カムシャフト72は吸気弁9の
開閉時期を進角させる方向に回転するようになってい
る。
【0034】すなわち、ヘリカルギア73が初期位置に
あるときは、図5の上段および下段に示すように、吸気
弁9の開閉時期が相対的に遅く、またヘリカルギア73
が最大に変位したときは、図5の中段に示すように、吸
気弁9の開閉時期が相対的に早まる。
【0035】油圧室75には、カムシャフト72の内部
に形成された軸孔78と、シリンダヘッド69に形成さ
れたオイルギャラリ59と、オリフィス77と、シリン
ダブロック68に形成されたメインギャラリ58を介し
て、オイルポンプ57からの吐出油圧が導入される。
【0036】そして、この油圧を適宜に開放するため
に、カムシャフト72の他端に、エンジン運転条件に応
じて開閉制御される電磁切換弁79が設けられている。
電磁切換弁79は非通電時に図のように軸孔78を開い
て油圧室75に導かれる油圧を低下させ、通電時には軸
孔78を閉塞して油圧室75に導かれる油圧を高めるよ
うになっている。
【0037】バルブリフト調整機構40とバルブタイミ
ング調整機構70の制御手段として、電磁切換弁45と
電磁切換弁79の通電を制御するコントロールユニット
51が設けられている。
【0038】コントロールユニット51は、エンジン回
転信号、エンジン負荷信号をはじめ、冷却水温信号、過
給機による吸気の過給圧力信号、潤滑油温等が入力さ
れ、これらの検出値に基づいてエンジントルクの急激な
変動を抑えつつ、バルブリフト特性の切り換えを円滑に
行うようになっている。
【0039】また、内燃機関の潤滑系統の適宜位置に、
潤滑油圧を検出する油圧センサ80が設けられており、
その検出信号が上記コントロールユニット51に入力さ
れている。なお、潤滑油圧をこのように直接に検出せず
に、他のパラメータから間接的に推定するようにしても
よい。
【0040】さらに、油圧低下時に運転者に注意を喚起
するために、警告灯81が設けられている。
【0041】次に、上記実施例の作用について説明す
る。
【0042】図5は、機関運転条件に対するバルブリフ
ト調整機構40とバルブタイミング調整機構70の制御
状態を示す説明図であり、図示するように、機関高速域
では、バルブリフト調整機構40が高速型カム22を選
択し、バルブタイミング調整機構70が開閉時期を遅れ
側に制御する。これによりバルブオーバラップが大とな
る。なお、バルブリフト調整機構40の電磁切換弁45
のONが高速型カム22に、OFFが低速型カム21に
それぞれ対応する。またバルブタイミング調整機構70
の電磁切換弁79のONが開閉時期の進み側に、OFF
が遅れ側に、それぞれ対応する。つまり、機関高速域で
は、電磁切換弁45がON、電磁切換弁79がOFFと
なる。
【0043】また機関低速域で、かつ高負荷側の領域で
は、電磁切換弁45がOFF、電磁切換弁79がONと
なり、低速型カム21で、かつ開閉時期が進み側とな
る。
【0044】さらに機関低速域で、かつ低負荷側の領域
では、両電磁切換弁45,79がOFFとなり、低速型
カム21で、かつ開閉時期が遅れ側となる。
【0045】このような電磁切換弁45,79のON,
OFF制御は、上記コントロールユニット51に予め与
えられた制御マップを参照して、機関運転条件つまり機
関の負荷と回転数とに基づいて行われる。なお、電磁切
換弁45と電磁切換弁79とは、それぞれ個別の制御マ
ップに基づいて制御されるので、図5の大まかな分類で
は、両者が同時にONとなることがないように示されて
いるが、実際には、そのON領域が一部で重複してお
り、両者が同時にONとなり得る。
【0046】一方、コントロールユニット51において
は、油圧センサ80の検出油圧に基づいて、常に潤滑油
圧が過度に低下していないかどうか監視している。そし
て、油圧が設定油圧より低い場合には、警告灯81を点
灯するとともに、電磁切換弁45,79のON作動を禁
止するようになっている。
【0047】図6および図7に示すフローチャートは、
具体的な制御の流れを示すもので、図6のメインフロー
チャートのステップ1で機関の負荷や回転数に代表され
る機関運転条件を読み込み、かつステップ2で、バルブ
タイミング調整機構70つまり電磁切換弁79のON領
域であるか否かを判定する。ここで、ON領域外であれ
ば、ステップ3へ進み、電磁切換弁79をOFFとす
る。一方、ON領域であれば、ステップ4へ進み、油圧
に基づく第1許可フラグFTの状態を判定する。この許
可フラグFTは、「1」が電磁切換弁79のONを許可
した状態を示し、「0」がONを禁止した状態を示す。
従って、ステップ4で許可フラグFTが「1」の場合に
限り、ステップ5へ進んで電磁切換弁79をONとす
る。許可フラグFTが「0」の場合には、ステップ3へ
進んで、電磁切換弁79をOFFとする。同様に、ステ
ップ6で、機関運転条件が、バルブリフト調整機構40
つまり電磁切換弁45のON領域であるか否か判定し、
ON領域であれば、第2許可フラグFLがON許可状態
を示す「1」であることを条件として電磁切換弁45を
ONとする(ステップ8、ステップ9)。それ以外の場
合は、ステップ7で電磁切換弁45をOFFとする。
【0048】許可フラグFT,FLは図7のフローチャ
ートに従って設定される。すなわち、ステップ11で油
圧センサ80が検出した油圧Pを読み込み、これを第1
設定油圧P1および第2設定油圧P2とステップ12お
よびステップ16でそれぞれ比較する。実際の油圧Pが
第1設定油圧P1より高い場合には、第1許可フラグF
Tを「1」とする(ステップ13)。そして、第1設定
油圧P1以下の場合には、第1許可フラグFTを「0」
とする(ステップ14)とともに、油圧低下を報知する
ために警告灯81を点灯する(ステップ15)。同様
に、実際の油圧Pが第2設定油圧P2より高い場合に
は、第2許可フラグFLを「1」とし(ステップ1
7)、第2設定油圧P2以下の場合には、第2許可フラ
グFLを「0」とする(ステップ18)。ここで、バル
ブタイミング調整機構70つまり電磁切換弁79のON
禁止油圧となる第1設定油圧P1は、バルブリフト調整
機構40つまり電磁切換弁45のON禁止油圧となる第
2設定油圧P2よりも高く設定されている。
【0049】従って、この実施例においては、潤滑油温
の上昇等により油圧が過度に低下した際に、まず始めに
電磁切換弁79がOFF状態に戻り、次に電磁切換弁4
5がOFF状態に戻る。従って、2つの可変動弁機構つ
まりバルブタイミング調整機構70とバルブリフト調整
機構40とが同時に切り換わらずに、若干の時間差が与
えられるので、トルク変動が緩和される。
【0050】また前者のバルブタイミング調整機構70
がOFFとなってバルブリフト特性が変化することに伴
って内燃機関の出力が抑制され、潤滑油のそれ以上の油
温上昇が防止される。さらには、潤滑油温の低下が促進
される。従って、油圧低下が油温上昇に起因している場
合には、バルブタイミング調整機構70の電磁切換弁7
9がOFFとなった段階で油圧が回復する可能性があ
り、バルブリフト調整機構40の電磁切換弁45のOF
F作動を回避できる可能性がある。特に、バルブリフト
特性が連続的に変化するバルブタイミング調整機構70
の方が先にOFFとなるので、急激なトルク変化を一層
緩和でき、トルク変化が相対的に大きいバルブリフト調
整機構40の切換を極力回避することができるのであ
る。
【0051】また図8は、許可フラグFT,FLの設定
の異なる実施例を示す。この実施例では、ステップ21
で油圧センサ80が検出した油圧Pを読み込み、これを
ステップ22で第1設定油圧P1と比較する。なお、こ
の実施例でも、電磁切換弁79のON禁止油圧となる第
1設定油圧P1の方が、電磁切換弁45のON禁止油圧
となる第2設定油圧P2よりも高く設定されている。実
際の油圧Pが第1設定油圧P1より高い場合には、ステ
ップ23へ進み、第1許可フラグFTおよび第2許可フ
ラグFLを「1」とする。第1設定油圧P1以下の場合
には、ステップ24で第1許可フラグFTを「0」と
し、かつステップ25で警告灯81を点灯する。そし
て、ステップ26で、機関運転条件が、バルブリフト調
整機構40つまり電磁切換弁45のOFF領域であるか
否か判定し、OFF領域であれば、ステップ27で第2
許可フラグFLを「0」とする。OFF領域外つまりO
N領域であれば、ステップ28でさらに油圧Pと第2設
定油圧P2とを比較し、第2設定油圧P2以下の場合
は、ステップ27で第2許可フラグFLを「0」とす
る。
【0052】従って、この実施例においては、潤滑油圧
が異常に低下した際に、P1≧Pとなった段階でバルブ
タイミング調整機構70の電磁切換弁79が直ちにOF
F状態に戻り、内燃機関の出力が抑制される。そして、
バルブリフト調整機構40の電磁切換弁45は、P1≧
P>P2の間は、運転条件がON領域を外れない限り、
ON状態に保持され、かつ一旦OFF領域となれば、O
FF状態に固定される。そのため、高速走行中に不意に
内燃機関のトルクが急激に低下して違和感を与えるよう
なことがない。また、OFFからONへの切換が禁止さ
れるため、その後、P2≧Pとなった時点で強制的にO
NからOFFへ切り換えられる可能性が少なくなり、意
図しないトルク変化を極力防止できる。
【0053】以上、この発明を、吸気側に2つの可変動
弁機構を備えた内燃機関に適用した場合の実施例につい
て説明したが、この発明は、さらに多数の可変動弁機構
を備えた内燃機関にも適用できる。なお、3つ以上の可
変動弁機構を備えている場合には、その中で、同一の運
転条件下で同時にON作動する可能性のあるものについ
てのみ、設定油圧を異ならせればよい。
【0054】また、この発明は、吸気側と排気側のそれ
ぞれに可変動弁機構を設けた場合にも適用できる。図9
および図10のフローチャートは、吸気側と排気側の双
方に可変動弁機構を設けた場合の制御の一例を示してい
る。図9は、吸気側可変動弁機構の電磁切換弁と排気側
可変動弁機構の電磁切換弁のON,OFFを制御するメ
インフローチャートであり、前述した図6のフローチャ
ートと略同様に、吸気側および排気側のON領域の判定
(ステップ32およびステップ36)と、吸気側許可フ
ラグFiおよび排気側許可フラグFeの判定(ステップ
34およびステップ38)に基づいて、各電磁切換弁の
ON,OFFを決定している。
【0055】図10は、許可フラグFi,Feを設定す
る図7と略同様のフローチャートであり、ステップ41
で油圧センサ80が検出した油圧Pを読み込み、これを
排気側設定油圧Peおよび吸気側設定油圧Piとステッ
プ42およびステップ46でそれぞれ比較する。実際の
油圧Pが排気側設定油圧Peより高い場合には、排気側
許可フラグFeを「1」とし(ステップ43)、排気側
設定油圧Pe以下の場合には、排気側許可フラグFeを
「0」とするとともに、警告灯81を点灯する(ステッ
プ44,45)。同様に、実際の油圧Pが吸気側設定油
圧Piより高い場合には、吸気側許可フラグFiを
「1」とし(ステップ47)、吸気側設定油圧Pi以下
の場合には、吸気側許可フラグFiを「0」とする(ス
テップ48)。ここで、排気弁側の可変動弁機構のON
禁止油圧となる排気側設定油圧Peは、吸気弁側可変動
弁機構のON禁止油圧となる吸気側設定油圧Piよりも
高く設定されている。
【0056】従って、この実施例においては、潤滑油圧
が異常に低下した際に、まず始めに排気側可変動弁機構
がOFF状態に戻り、次に吸気側可変動弁機構がOFF
状態に戻る。そのため、内燃機関の出力が抑制され、潤
滑油の油圧低下の原因となる油温上昇が防止される。そ
して、この際に、排気側の可変動弁機構と吸気側の可変
動弁機構とが同時に切り換わらずに、若干の時間差が与
えられるので、トルク変動が緩和される。特に、トルク
への影響が小さい排気弁側が先にOFF状態に切り換わ
るので、運転者に与える違和感が小さくなる。
【0057】また図11は、許可フラグFi,Feの設
定の異なる実施例を示す。この実施例は、前述した図8
に類似したものであって、ステップ51で油圧センサ8
0が検出した油圧Pを読み込み、これをステップ52で
排気側設定油圧Peと比較する。なお、この実施例で
も、排気弁側の可変動弁機構のON禁止油圧となる排気
側設定油圧Peの方が、吸気弁側可変動弁機構のON禁
止油圧となる吸気側設定油圧Piよりも高く設定されて
いる。実際の油圧Pが排気側設定油圧Peより高い場合
には、ステップ53へ進み、排気側許可フラグFeおよ
び吸気側許可フラグFiを「1」とする。排気側設定油
圧Pe以下の場合には、ステップ54で排気側許可フラ
グFeを「0」とし、かつステップ55で警告灯81を
点灯する。そして、ステップ56で、機関運転条件が、
吸気側可変動弁機構の電磁切換弁のOFF領域であるか
否か判定し、OFF領域であれば、ステップ57で吸気
側許可フラグFiを「0」とする。OFF領域外つまり
ON領域であれば、ステップ58でさらに油圧Pと吸気
側設定油圧Piとを比較し、吸気側設定油圧Pi以下の
場合は、ステップ57で吸気側許可フラグFiを「0」
とする。
【0058】従って、この実施例においては、潤滑油圧
が異常に低下した際に、Pe≧Pとなった段階でトルク
変化の比較的少ない排気側可変動弁機構が直ちにOFF
状態に戻り、内燃機関の出力が抑制される。そして、吸
気側の可変動弁機構は、Pe≧P>Piの間は、運転条
件が該吸気側可変動弁機構のON領域を外れない限り、
ON状態に保持され、かつ一旦OFF領域となれば、O
FF状態に固定される。そのため、高速走行中に不意に
内燃機関のトルクが急激に低下して違和感を与えるよう
なことがない。また、OFFからONへの切換が禁止さ
れるため、その後、Pi≧Pとなった時点で強制的にO
NからOFFへ切り換えられる可能性が少なくなり、意
図しないトルク変化を極力防止できる。
【0059】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
によれば、潤滑油圧が過度に低下した際に、可変動弁機
構を初期状態に戻し、油圧不足による作動不良を防止で
きる。そして、その際に、複数の可変動弁機構が油圧に
基づいて一斉に切り換わることがなく、順次切り換わる
ので、トルク変化を緩和することができる。
【0060】特に、請求項2の発明によれば、バルブリ
フト特性が連続的に変化する可変動弁機構が優先的に切
り換わり、バルブリフト特性が段階的に変化する可変動
弁機構が後から切り換わるので、トルク変化を一層緩や
かにできる。また出力の低下により、油圧が回復する可
能性があり、バルブリフト特性が段階的に変化する可変
動弁機構の切換を極力回避できる。
【0061】また請求項3の発明によれば、バルブリフ
ト特性が段階的に変化する可変動弁機構への油圧供給が
禁止されるため、その後の意図しない切換が未然に防止
される。
【0062】特に、請求項4のように低速型カムと高速
型カムとの切換によりバルブリフト特性を変化させる機
構を具備するものでは、該機構の油圧低下に伴う切換を
極力回避することにより、急激なトルク変動を防止でき
る。
【0063】また請求項5の発明では、トルクへの影響
が小さい排気弁側が先に切り換えられるため、トルク変
動を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る可変動弁装置の一実施例を示す
構成説明図。
【図2】そのロッカアーム部分の拡大平面図。
【図3】同じくロッカアーム部分の断面図。
【図4】バルブタイミング調整機構の断面図。
【図5】この実施例のバルブリフト特性図。
【図6】機関運転条件による各可変動弁機構の制御の流
れを示すフローチャート。
【図7】油圧に基づいて許可フラグを設定する処理を示
すフローチャート。
【図8】異なる実施例を示すフローチャート。
【図9】吸気弁側と排気弁側の双方に可変動弁機構を備
えている場合の実施例を示すフローチャート。
【図10】油圧に基づいて吸気側および排気側の許可フ
ラグを設定する処理を示すフローチャート。
【図11】吸気側および排気側の許可フラグの設定の異
なる実施例を示すフローチャート。
【符号の説明】
40…バルブリフト調整機構 45…電磁切換弁 51…コントロールユニット 70…バルブタイミング調整機構 79…電磁切換弁 80…油圧センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 信 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータ部への油圧の供給,停止
    に応じて吸気弁あるいは排気弁のバルブリフト特性を連
    続的もしくは段階的に変化させる複数の可変動弁機構
    と、各可変動弁機構のアクチュエータ部への油圧供給を
    それぞれ制御する複数の油圧制御弁と、機関運転条件に
    応じて各油圧制御弁へ制御信号を出力する制御手段と、
    内燃機関の潤滑油圧を検出する油圧検出手段と、この検
    出された油圧が設定油圧より低くなったときに上記油圧
    制御弁による油圧供給を禁止する油圧供給禁止手段と、
    を備えてなる内燃機関の可変動弁装置において、 複数の可変動弁機構の中で、同一の機関運転条件下で油
    圧供給されることがある複数の可変動弁機構について
    は、上記設定油圧をそれぞれ異ならせたことを特徴とす
    る内燃機関の可変動弁装置。
  2. 【請求項2】 バルブリフト特性が連続的に変化する可
    変動弁機構の設定油圧を、バルブリフト特性が段階的に
    変化する可変動弁機構の設定油圧よりも高く設定したこ
    とを特徴とする請求項1記載の内燃機関の可変動弁装
    置。
  3. 【請求項3】 上記のバルブリフト特性が連続的に変化
    する可変動弁機構の設定油圧より油圧が低い間は、バル
    ブリフト特性が段階的に変化する可変動弁機構の油圧停
    止状態から油圧供給状態への切換を禁止することを特徴
    とする請求項2記載の内燃機関の可変動弁装置。
  4. 【請求項4】 上記のバルブリフト特性が連続的に変化
    する可変動弁機構は、カムシャフトのクランクシャフト
    に対する位相を変化させるバルブタイミング調整機構で
    あり、上記バルブリフト特性が段階的に変化する可変動
    弁機構は、低速型カムと高速型カムのいずれか一方のリ
    フトを選択的に吸排気弁に伝達するバルブリフト調整機
    構であることを特徴とする請求項2または3に記載の内
    燃機関の可変動弁装置。
  5. 【請求項5】 吸気弁と排気弁のそれぞれに可変動弁機
    構が設けられており、排気側の可変動弁機構の設定油圧
    を、吸気側の可変動弁機構の設定油圧よりも高く設定し
    たことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の可変動弁
    装置。
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