JPH0817690B2 - 通気性キャップ及び雑菌遮断通気性培養容器 - Google Patents
通気性キャップ及び雑菌遮断通気性培養容器Info
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- JPH0817690B2 JPH0817690B2 JP2150058A JP15005890A JPH0817690B2 JP H0817690 B2 JPH0817690 B2 JP H0817690B2 JP 2150058 A JP2150058 A JP 2150058A JP 15005890 A JP15005890 A JP 15005890A JP H0817690 B2 JPH0817690 B2 JP H0817690B2
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- Japan
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- bacteria
- hole
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/38—Caps; Covers; Plugs; Pouring means
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/24—Gas permeable parts
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/22—Transparent or translucent parts
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- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 イ．発明の目的 ［産業上の利用分野］ 本発明は光合成を伴う菌や植物の培養容器に用いるに
適した通気性キャップ及び雑菌遮断通気性培養容器に関
するものである。
適した通気性キャップ及び雑菌遮断通気性培養容器に関
するものである。
［従来の技術］ 菌や植物の通気性培養容器に雑菌が侵入するのを防止
するために、種々の手段が工夫され提案されている。
するために、種々の手段が工夫され提案されている。
古くは綿栓を用いる方法があるが、雑菌侵入防止効果
が不確実である。
が不確実である。
また、上部に開口を有する容器外壁とかぶせ蓋の内壁
との間に僅かに空隙が存在するようにして空気がその空
隙を通して流通するようにした構造のものも提案されて
いる。その空隙の長さが30mm以上あれば雑菌はその空隙
を遡って容器内に侵入し得ないといわれているが、ダニ
類がその空隙を這い上って容器内に侵入するのを防止す
ることはできない。そのため空気通路を屈曲させた構造
のものも提案されている。
との間に僅かに空隙が存在するようにして空気がその空
隙を通して流通するようにした構造のものも提案されて
いる。その空隙の長さが30mm以上あれば雑菌はその空隙
を遡って容器内に侵入し得ないといわれているが、ダニ
類がその空隙を這い上って容器内に侵入するのを防止す
ることはできない。そのため空気通路を屈曲させた構造
のものも提案されている。
また、中央部に設けた穴に雑菌遮断性多孔質シートを
貼着したアルミニウム箔で培養容器の開口部を覆う方法
も提案されている。この方法はアルミニウム箔を折り重
ねるだけで容易に容器の開口部を密閉でき、しかも雑菌
遮断性多孔質シートを通して空気が流通する。ことに雑
菌遮断性多孔質シートとして最大穴径0.02ミクロン（短
径）×0.2ミクロン（長径）のマイクロポーラスポリプ
ロピレンフィルム、また最大穴径0.04ミクロン（短径）
×0.4ミクロン（長径）のマイクロポーラスポリプロピ
レンフィルム（商品名：セラガード；米国セラニーズ社
製）を用いたものは雑菌の侵入を確実に遮断するばかり
でなく通気性が極めて優れている。しかしながら、この
方法は光を透過しないアルミニウム箔が容器を覆うこと
になるために光合成を伴う植物の培養容器としては不適
当である。
貼着したアルミニウム箔で培養容器の開口部を覆う方法
も提案されている。この方法はアルミニウム箔を折り重
ねるだけで容易に容器の開口部を密閉でき、しかも雑菌
遮断性多孔質シートを通して空気が流通する。ことに雑
菌遮断性多孔質シートとして最大穴径0.02ミクロン（短
径）×0.2ミクロン（長径）のマイクロポーラスポリプ
ロピレンフィルム、また最大穴径0.04ミクロン（短径）
×0.4ミクロン（長径）のマイクロポーラスポリプロピ
レンフィルム（商品名：セラガード；米国セラニーズ社
製）を用いたものは雑菌の侵入を確実に遮断するばかり
でなく通気性が極めて優れている。しかしながら、この
方法は光を透過しないアルミニウム箔が容器を覆うこと
になるために光合成を伴う植物の培養容器としては不適
当である。
アルミニウム箔のかわりに透明なプラスチックフィル
ムを用い、その中央部に設けた穴に雑菌遮断性多孔質シ
ートを貼着または溶着したもので培養容器の開口部を覆
う方法も提案されているが、プラスチックフィルムは弾
力性があるために折り重ねても容器の開口部を密閉状態
に保つことができず、ゴムバンド等を用いて固定しなけ
ればならないという取り扱い上の不便がある。
ムを用い、その中央部に設けた穴に雑菌遮断性多孔質シ
ートを貼着または溶着したもので培養容器の開口部を覆
う方法も提案されているが、プラスチックフィルムは弾
力性があるために折り重ねても容器の開口部を密閉状態
に保つことができず、ゴムバンド等を用いて固定しなけ
ればならないという取り扱い上の不便がある。
［発明が解決しようとする課題］ 本発明は雑菌の侵入を効果的に遮断し、通気性が良
く、光合成に支障がなく、かつ取り扱いが容易な光合成
を伴う菌や植物の培養容器用の通気性キャップ及び光合
成を伴う菌や植物の培養に用いる雑菌遮断通気性培養容
器を提供することを目的とする。
く、光合成に支障がなく、かつ取り扱いが容易な光合成
を伴う菌や植物の培養容器用の通気性キャップ及び光合
成を伴う菌や植物の培養に用いる雑菌遮断通気性培養容
器を提供することを目的とする。
ロ．発明の構成 ［課題を解決するための手段］ 本発明にかかわる光合成を伴う菌や植物の培養容器用
の通気性キャップは、円形頂部及び円筒形側壁を有し且
つ円形頂部に穴が設けられた透明な材料製の第１のキャ
ップと第１のキャップにはまり込む形状及び大きさで円
形頂部及び円筒形側壁を有し且つ第１のキャップの頂部
に設けられた穴に対応する位置に穴が設けられた透明な
材料製の第２のキャップとの間に、中央部に設けた穴を
雑菌遮断性多孔質シートで塞いだ透明なプラスチックフ
ィルムを、その雑菌遮断性多孔質シート部分の第１のキ
ャップと第２のキャップに設けられた孔の位置に来るよ
うにはさみ込んだ構造を有することを特徴とする。
の通気性キャップは、円形頂部及び円筒形側壁を有し且
つ円形頂部に穴が設けられた透明な材料製の第１のキャ
ップと第１のキャップにはまり込む形状及び大きさで円
形頂部及び円筒形側壁を有し且つ第１のキャップの頂部
に設けられた穴に対応する位置に穴が設けられた透明な
材料製の第２のキャップとの間に、中央部に設けた穴を
雑菌遮断性多孔質シートで塞いだ透明なプラスチックフ
ィルムを、その雑菌遮断性多孔質シート部分の第１のキ
ャップと第２のキャップに設けられた孔の位置に来るよ
うにはさみ込んだ構造を有することを特徴とする。
また本発明にかかわる光合成を伴う菌や植物の培養に
用いる雑菌遮断通気性培養容器は前記の通気性キャップ
を使用したもので、上部に円形開口部を有する透明な材
料製の容器の開口部に、円形頂部及び円筒形側壁を有し
且つ円形頂部に穴が設けられた透明な材料製の第１のキ
ャップと第１のキャップにはまり込む形状及び大きさで
円形頂部及び円筒形側壁を有し且つ第１のキャップの頂
部に設けられた穴に対応する位置に穴が設けられた透明
な材料製の第２のキャップとの間に、中央部に設けた穴
を雑菌遮断性多孔質シートで塞いだ透明なプラスチック
フィルムを、その雑菌遮断性多孔質シート部分が第１の
キャップと第２のキャップに設けられた孔の位置に来る
ようにはさみ込んだ構造を有する通気性キャップをかぶ
せた構造を有することを特徴とする。
用いる雑菌遮断通気性培養容器は前記の通気性キャップ
を使用したもので、上部に円形開口部を有する透明な材
料製の容器の開口部に、円形頂部及び円筒形側壁を有し
且つ円形頂部に穴が設けられた透明な材料製の第１のキ
ャップと第１のキャップにはまり込む形状及び大きさで
円形頂部及び円筒形側壁を有し且つ第１のキャップの頂
部に設けられた穴に対応する位置に穴が設けられた透明
な材料製の第２のキャップとの間に、中央部に設けた穴
を雑菌遮断性多孔質シートで塞いだ透明なプラスチック
フィルムを、その雑菌遮断性多孔質シート部分が第１の
キャップと第２のキャップに設けられた孔の位置に来る
ようにはさみ込んだ構造を有する通気性キャップをかぶ
せた構造を有することを特徴とする。
本発明を添付図面により説明すると、第１図は通気性
キャップの断面図で、第１のキャップ１、中央部に設け
た孔を雑菌遮断性多孔質シート４で塞いだ透明なプラス
チックフィルム３及び第１のキャップにはまり込む形状
及び大きさの第２のキャップ２が順次重ねられ、透明な
プラスチックフィルムは第１のキャップ１と第２のキャ
ップ２との間にはさみ込まれた構造になっている。透明
なプラスチックフィルム３は、その中央部に設けられた
穴を塞いでいる雑菌遮断性多孔質シート部分が第１のキ
ャップと第２のキャップに設けられた穴の位置に来るよ
うにはさみ込まれている。
キャップの断面図で、第１のキャップ１、中央部に設け
た孔を雑菌遮断性多孔質シート４で塞いだ透明なプラス
チックフィルム３及び第１のキャップにはまり込む形状
及び大きさの第２のキャップ２が順次重ねられ、透明な
プラスチックフィルムは第１のキャップ１と第２のキャ
ップ２との間にはさみ込まれた構造になっている。透明
なプラスチックフィルム３は、その中央部に設けられた
穴を塞いでいる雑菌遮断性多孔質シート部分が第１のキ
ャップと第２のキャップに設けられた穴の位置に来るよ
うにはさみ込まれている。
第２図は本発明の通気性キャップの構成部品である第
１のキャップ１の断面図で、円形頂部1A及び円筒形側壁
1Bを有し且つ円形頂部に穴1Cが設けられた透明な材料製
である。
１のキャップ１の断面図で、円形頂部1A及び円筒形側壁
1Bを有し且つ円形頂部に穴1Cが設けられた透明な材料製
である。
透明な材料としては、この通気性キャップを菌や植物
の培養容器に用いる前には水蒸気などによる高温滅菌を
行う必要があるので耐熱性も必要であり、ポリプロピレ
ンなどが適している。
の培養容器に用いる前には水蒸気などによる高温滅菌を
行う必要があるので耐熱性も必要であり、ポリプロピレ
ンなどが適している。
第３図は本発明の通気性キャップの構成部品である透
明なプラスチックフィルム３の断面図で、中央部に設け
た穴3Aを雑菌遮断性多孔質シート４で塞いだものであ
る。
明なプラスチックフィルム３の断面図で、中央部に設け
た穴3Aを雑菌遮断性多孔質シート４で塞いだものであ
る。
この透明なプラスチックフィルムも高温滅菌に耐える
耐熱性が必要で、ポリプロピレンフィルムなどが適して
いる。
耐熱性が必要で、ポリプロピレンフィルムなどが適して
いる。
雑菌遮断性多孔質シート４としては雑菌の侵入を遮断
する一方通気性に優れたものが好ましく、また耐熱性も
必要である。使用目的によっては不織布を用いることも
できるが、雑菌の侵入を完全に遮断するためには、最大
穴径0.02ミクロン（短径）×0.2ミクロン（長径）のマ
イクロポーラスポリプロピレンフィルム、または最大穴
径0.04ミクロン（短径）×0.4ミクロン（長径）のマイ
クロポーラスポリプロピレンフィルム（商品名：セラガ
ード；米国セラニーズ社製）を用いることが望ましい。
する一方通気性に優れたものが好ましく、また耐熱性も
必要である。使用目的によっては不織布を用いることも
できるが、雑菌の侵入を完全に遮断するためには、最大
穴径0.02ミクロン（短径）×0.2ミクロン（長径）のマ
イクロポーラスポリプロピレンフィルム、または最大穴
径0.04ミクロン（短径）×0.4ミクロン（長径）のマイ
クロポーラスポリプロピレンフィルム（商品名：セラガ
ード；米国セラニーズ社製）を用いることが望ましい。
第４図は本発明の通気性キャップの構成部品である第
２のキャップ２の断面図で、円形頂部2A及び円筒形側壁
2Bを有し且つ第１のキャップの頂部に設けられた穴（第
２図の1C）に対応する位置に穴2Cが設けられた透明な材
料製である。この材料も第１のキャップと同じものを用
いるのが良い。
２のキャップ２の断面図で、円形頂部2A及び円筒形側壁
2Bを有し且つ第１のキャップの頂部に設けられた穴（第
２図の1C）に対応する位置に穴2Cが設けられた透明な材
料製である。この材料も第１のキャップと同じものを用
いるのが良い。
第２のキャップ２の側壁の高さ2Bは、20mm以上、好ま
しくは0mm以上とすることが望ましい。これはこのキャ
ップを容器にかぶせた時に、容器とキャップとの隙間か
ら雑菌が侵入するのを防止するためである。
しくは0mm以上とすることが望ましい。これはこのキャ
ップを容器にかぶせた時に、容器とキャップとの隙間か
ら雑菌が侵入するのを防止するためである。
しかし第２のキャップ２が使用する容器に完全に密着
するような形状にした場合、或は第２のキャップ２の頂
部2A及び側壁2Bの接続部分の内側2Dにシール材の保持部
分を設け、ここに適当なシール材を存在させた場合は雑
菌の侵入は防止できるので、第２のキャップ２の側壁の
高さ2Bは20mm以下でも良い。
するような形状にした場合、或は第２のキャップ２の頂
部2A及び側壁2Bの接続部分の内側2Dにシール材の保持部
分を設け、ここに適当なシール材を存在させた場合は雑
菌の侵入は防止できるので、第２のキャップ２の側壁の
高さ2Bは20mm以下でも良い。
本発明の通気性キャップを繰り返し使用していると、
プラスチックフィルム３又は雑菌遮断性多孔質シート４
が破損することがあるが、その場合は第１のキャップ１
から第２のキャップを抜き出し、中央部に設けた穴を雑
菌遮断性多孔質シートで塞いだ透明なプラスチックフィ
ルム３を交換するだけで再使用可能である。この交換を
容易にするために、第１のキャップ１の側壁の高さ1Bよ
りも第２のキャップ２の側壁の高さ2Bの方を長くしてお
けば、第１のキャップから第２のキャップを抜き出す操
作が簡単になる。
プラスチックフィルム３又は雑菌遮断性多孔質シート４
が破損することがあるが、その場合は第１のキャップ１
から第２のキャップを抜き出し、中央部に設けた穴を雑
菌遮断性多孔質シートで塞いだ透明なプラスチックフィ
ルム３を交換するだけで再使用可能である。この交換を
容易にするために、第１のキャップ１の側壁の高さ1Bよ
りも第２のキャップ２の側壁の高さ2Bの方を長くしてお
けば、第１のキャップから第２のキャップを抜き出す操
作が簡単になる。
第５図はこの通気性キャップを上部に円形開口部を有
する透明な材料製の容器５の開口部にかぶせた雑菌遮断
通気性培養容器を示す断面図である。容器に用いる透明
な材料としては、ガラス、又は透明なプラスチック耐熱
性のあるものを用いる。
する透明な材料製の容器５の開口部にかぶせた雑菌遮断
通気性培養容器を示す断面図である。容器に用いる透明
な材料としては、ガラス、又は透明なプラスチック耐熱
性のあるものを用いる。
第６図は本発明の通気性キャップ或は雑菌遮断通気性
培養容器を上方から見た図で、第１のキャップ１の頂部
1Aに設けられた穴から透明なプラスチックフィルム３の
一部が見えており、そのプラスチックフィルム３の中央
部に雑菌遮断性多孔質シート４が存在する。
培養容器を上方から見た図で、第１のキャップ１の頂部
1Aに設けられた穴から透明なプラスチックフィルム３の
一部が見えており、そのプラスチックフィルム３の中央
部に雑菌遮断性多孔質シート４が存在する。
透明性を高めるためには、第１のキャップ１の円形頂
部1Aに設けられた穴（第２図の1C）及びそれに対応する
第２のキャップ２の円形頂部2Aに設けられた穴（第４図
の2C）はなるべく広くして透明なプラスチックフィルム
３の露出面積を広くした方が良い。
部1Aに設けられた穴（第２図の1C）及びそれに対応する
第２のキャップ２の円形頂部2Aに設けられた穴（第４図
の2C）はなるべく広くして透明なプラスチックフィルム
３の露出面積を広くした方が良い。
本発明は光合成を伴う菌や植物の培養容器に用いるに
適した通気性キャップ及び雑菌遮断通気性培養容器に関
するもので、雑菌の侵入を効果的に遮断し、通気性が良
く、光合成に支障がなく、かつ取り扱いが容易な菌や植
物の培養容器の通気性キャップ及び雑菌遮断通気性培養
容器を提供することを目的とするものであるから、透明
性が劣る雑菌遮断性多孔質シート部分の面積は必要最小
限にする必要があり、そのために、中央部に設けた穴を
雑菌遮断性多孔質シートで塞いだ透明なプラスチックフ
ィルムを使用すれば、第１図に示すように、第１のキャ
ップと第２のキャップとの間にはさみ込んで固定する役
割は透明なプラスチックフィルムが分担し、通気性に関
しては雑菌遮断性多孔質シートが分担する。このように
して透明性と通気性を両立させることができる。また中
央部に設けた孔を雑菌遮断性多孔質シートで塞いだ透明
なプラスチックフィルムを、第１のキャップと第２のキ
ャップとの間にはさみ込んだ構造であるから、第５図に
示すように、容器５への装着は本発明のキャップをかぶ
せるだけで良く、従来使用されていた透明なプラスチッ
クフィルムの中央部に設けた穴に雑菌遮断性多孔質シー
トを貼着または溶着して塞いだものをそのまま使用する
際の不便さ、すなわちプラスチックフィルムは弾力性が
あるために折り重ねても容器の開口部を密閉状態に保つ
ことができず、ゴムバンド等を用いて固定しなければな
らないという取り扱い上の不便さを解消できるので、雑
菌の侵入を効果的に遮断し、通気性が良く、光合成に支
障がなく、しかも取り扱いが容易で作業効率が優れてい
る。
適した通気性キャップ及び雑菌遮断通気性培養容器に関
するもので、雑菌の侵入を効果的に遮断し、通気性が良
く、光合成に支障がなく、かつ取り扱いが容易な菌や植
物の培養容器の通気性キャップ及び雑菌遮断通気性培養
容器を提供することを目的とするものであるから、透明
性が劣る雑菌遮断性多孔質シート部分の面積は必要最小
限にする必要があり、そのために、中央部に設けた穴を
雑菌遮断性多孔質シートで塞いだ透明なプラスチックフ
ィルムを使用すれば、第１図に示すように、第１のキャ
ップと第２のキャップとの間にはさみ込んで固定する役
割は透明なプラスチックフィルムが分担し、通気性に関
しては雑菌遮断性多孔質シートが分担する。このように
して透明性と通気性を両立させることができる。また中
央部に設けた孔を雑菌遮断性多孔質シートで塞いだ透明
なプラスチックフィルムを、第１のキャップと第２のキ
ャップとの間にはさみ込んだ構造であるから、第５図に
示すように、容器５への装着は本発明のキャップをかぶ
せるだけで良く、従来使用されていた透明なプラスチッ
クフィルムの中央部に設けた穴に雑菌遮断性多孔質シー
トを貼着または溶着して塞いだものをそのまま使用する
際の不便さ、すなわちプラスチックフィルムは弾力性が
あるために折り重ねても容器の開口部を密閉状態に保つ
ことができず、ゴムバンド等を用いて固定しなければな
らないという取り扱い上の不便さを解消できるので、雑
菌の侵入を効果的に遮断し、通気性が良く、光合成に支
障がなく、しかも取り扱いが容易で作業効率が優れてい
る。
ハ．発明の効果 雑菌の侵入を効果的に遮断し、通気性が良く、光合成
に支障がなく、しかも取り扱いが容易で作業効率が優れ
ている。
に支障がなく、しかも取り扱いが容易で作業効率が優れ
ている。
第１図は本発明の通気性キャップの断面図、第２図は本
発明の通気性キャップの構成部品である第１のキャップ
１の断面図、第３図は同じく透明なプラスチックフィル
ム３の断面図、第４図は同じく第２のキャップ２の断面
図である。 第５図は本発明の雑菌遮断通気性培養容器の断面図であ
る。 第６図は本発明の通気性キャップ或は雑菌遮断通気性培
養容器を上方から見た図である。
発明の通気性キャップの構成部品である第１のキャップ
１の断面図、第３図は同じく透明なプラスチックフィル
ム３の断面図、第４図は同じく第２のキャップ２の断面
図である。 第５図は本発明の雑菌遮断通気性培養容器の断面図であ
る。 第６図は本発明の通気性キャップ或は雑菌遮断通気性培
養容器を上方から見た図である。
Claims (3)
- 【請求項１】円形頂部及び円筒形側壁を有し且つ円形頂
部に穴が設けられた透明な材料製の第１のキャップと第
１のキャップにはまり込む形状及び大きさで円形頂部及
び円筒形側壁を有し且つ第１のキャップの頂部に設けら
れた穴に対応する位置に穴が設けられた透明な材料製の
第２のキャップとの間に、中央部に設けた穴を雑菌遮断
性多孔質シートで塞いだ透明なプラスチックフィルム
を、その雑菌遮断性多孔質シート部分が第１のキャップ
と第２のキャップに設けられた穴の位置に来るようには
さみ込んだ構造を有することを特徴とする光合成を伴う
菌や植物の培養容器用の通気性キャップ。 - 【請求項２】第１のキャップの円筒形側壁の高さよりも
第２のキャップの円筒形側壁の高さが長い請求項第１項
記載の光合成を伴う菌や植物の培養容器用の通気性キャ
ップ。 - 【請求項３】上部に円形開口部を有する透明な材料製の
容器の開口部に、円形頂部及び円筒形側壁を有し且つ円
形頂部に穴が設けられた透明な材料製の第１のキャップ
と第１のキャップにはまり込む形状及び大きさで円形頂
部及び円筒形側壁を有し且つ第１のキャップの頂部に設
けられた穴に対応する位置に穴が設けられた透明な材料
製の第２のキャップとの間に、中央部に設けた穴を雑菌
遮断性多孔質シートで塞いだ透明なプラスチックフィル
ムを、その雑菌遮断性多孔質シート部分が第１のキャッ
プと第２のキャップに設けられた穴の位置に来るように
はさみ込んだ構造を有する通気性キャップをかぶせた構
造を有することを特徴とする光合成を伴う菌や植物の培
養に用いる雑菌遮断通気性培養容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2150058A JPH0817690B2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 通気性キャップ及び雑菌遮断通気性培養容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2150058A JPH0817690B2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 通気性キャップ及び雑菌遮断通気性培養容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0445783A JPH0445783A (ja) | 1992-02-14 |
| JPH0817690B2 true JPH0817690B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=15488590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2150058A Expired - Lifetime JPH0817690B2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 通気性キャップ及び雑菌遮断通気性培養容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0817690B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2390535T3 (es) * | 2003-03-31 | 2012-11-13 | Becton, Dickinson & Company | Contención de fluidos para recipientes de laboratorio |
| JP2007222037A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-06 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 細胞培養遠心分離管 |
| JP6169869B2 (ja) * | 2013-03-22 | 2017-07-26 | 株式会社スペース・バイオ・ラボラトリーズ | 細胞培養容器 |
| JP2019162579A (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 株式会社リコー | 容器の一体化キット、並びに、それに用いる容器及び容器保持具 |
-
1990
- 1990-06-11 JP JP2150058A patent/JPH0817690B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0445783A (ja) | 1992-02-14 |
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