JP2019162579A - 容器の一体化キット、並びに、それに用いる容器及び容器保持具 - Google Patents

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【課題】作業効率を向上させることができる容器の一体化キット容器の一体化キットを提供する。【解決手段】一端が閉塞されている容器の複数と、貫通孔を有し、前記容器を保持可能な保持部を複数有する容器保持具と、を有する容器の一体化キットであって、前記容器が、前記容器保持具における前記保持部で保持された際、前記容器保持具における前記貫通孔の外縁よりも外側に突出するように設けられた、第1の突出部と、前記第1の突出部と離接して設けられ、前記第1の突出部と共に前記容器保持具を挟持可能な第2の突出部と、を有する容器の一体化キットである。【選択図】図2A

Description

本発明は、容器の一体化キット、並びに、それに用いる容器及び容器保持具に関する。
近年、リアルタイムPCRは、遺伝子検査の定性、定量においてますます重要になってきており、その性能評価、特に装置間、施設間の性能評価は重要である。
このため、PCRの作業効率を向上させる目的で、様々な提案がされている(例えば、特許文献1及び2参照)。
リアルタイムPCRでは、核酸コピー数が段階的に変化する試薬で作成した検量線で定量を行う。作業やデータ管理のしやすさから、単一又は1列配置された丸底やV底等のウェルなどではなく、作業台などに載置できる自立可能なマイクロプレートが一般的に使われている。定量用の低濃度領域の検量線を作成するための、絶対コピー数が既知の低コピー数核酸試薬は、インクジェット等を用いてマイクロプレートに分注するが、分注のばらつきにより、コピー数が不合格のウェルが存在する。96以上のウェルを持つマイクロプレートへの分注に当たっては、不合格のウェルが多数存在する確率が高くなり、歩留まりの低下につながる。そのため、独立のウェルに分注し、合格のウェルを組み合わせて1枚のマイクロプレートにすることが可能な一体化キットが求められている。更に、市販のPCR反応用サーマルサイクラーでは、独自の形をするマイクロプレートの使用を指定するため、一体化キットのウェルの保持具の形を選択できるようにすることで各市販のPCR反応用サーマルサイクラーに対応可能にする一体化キットが求められている。
また、リアルタイムPCRでの検査は2つ課題がある。1つ目は対象によって必要な検量線の濃度の変化によって、検量線作成に使う核酸のコピー数の組み合わせを変える必要がある。必要な組み合わせのマイクロプレートを注文し、入手するのに時間がかかるため、実験効率が低下する。そのため、手持ちのコピー数別のウェルを自由に組み合わせて1枚のマイクロプレートにすることが求められている。2つ目の課題は、リアルタイムPCR検査は検査中に試薬を95℃前後に加熱するが、蒸発による試薬ロスを防ぐため、マイクロプレートのウェルの開口にシールを均一にしっかり貼る必要がある。作業自体が手間であり、手技によってシールの密着具合がばらつくため、マイクロプレートにウェルを装着するとシールが同時に且つ均一にしっかり貼られる手段が求められている。
従って、ウェルを1個単位で任意に組み合わせし、利用するPCR反応用サーマルサイクラーに合わせた形を持っているシールと一体化した平板に装着することで、ウェルを1個単位で組み合わせることが可能な上、任意の市販のPCR反応用サーマルサイクラーで検査することが可能で、且つシーリング作業なしで均一にシーリングすることが可能である一体化キットが求められている。このキットは気軽に、簡単に一体化させることが重要であり、そのためウェルの装着が手作業でも簡単に行える一体化キットが求められている。
本発明は、作業効率を向上させることができる容器の一体化キットを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段としての本発明の容器の一体化キットは、一端が閉塞されている容器の複数と、貫通孔を有し、前記容器を保持可能な保持部を複数有する容器保持具と、を有する容器の一体化キットであって、前記容器が、前記容器保持具における前記保持部で保持された際、前記容器保持具における前記貫通孔の外縁よりも外側に突出するように設けられた、第1の突出部と、前記第1の突出部と離接して設けられ、前記第1の突出部と共に前記容器保持具を挟持可能な第2の突出部と、を有する。
本発明によれば、作業効率を向上させることができる容器の一体化キットを提供することができる。
図1Aは、本発明の容器の一体化キットの一例を示す概略図である。 図1Bは、本発明の容器の一体化キットの一例を示す概略図である。 図2Aは、第1の実施形態に係る容器の一体化キットにおける側面の一部を示す概略側面図である。 図2Bは、第1の実施形態に係る容器の一体化キットにおける側面の一部を示す概略側面図である。 図3は、第1の実施形態に係る容器の一体化キットの変形例を示す概略側面図である。 図4Aは、第2の実施形態に係る容器の一体化キットにおける側面の一部を示す概略側面図である。 図4Bは、第2の実施形態に係る容器の一体化キットにおける側面の一部を示す概略側面図である。 図5Aは、第3の実施形態に係る容器の一体化キットにおける側面の一部を示す概略側面図である。 図5Bは、第3の実施形態に係る容器の一体化キットにおける側面の一部を示す概略側面図である。 図6Aは、第4の実施形態に係る容器の一体化キットにおける側面の一部を示す概略側面図である。 図6Bは、第4の実施形態に係る容器の一体化キットにおける側面の一部を示す概略側面図である。 図7Aは、第4の実施形態の係合構造を示す拡大上面図である。 図7Bは、第4の実施形態の係合構造を示す拡大上面図である。 図8Aは、第5の実施形態に係る容器の一体化キットにおける側面の一部を示す概略側面図である。 図8Bは、第5の実施形態に係る容器の一体化キットにおける側面の一部を示す概略側面図である。 図9は、第5の実施形態に係る容器の一体化キットの変形例における側面の一部を示す概略側面図である。 図10Aは、第6の実施形態に係る容器の一体化キットにおける側面の一部を示す概略側面図である。 図10Bは、第6の実施形態に係る容器の一体化キットにおける側面の一部を示す概略側面図である。
(容器の一体化キット)
本発明の容器の一体化キットは、一端が閉塞されている容器の複数と、貫通孔を有し、前記容器を保持可能な保持部を複数有する容器保持具とを有し、更に必要に応じて、その他の手段を有する。
本発明の容器の一体化キットの容器は、容器保持具における保持部で保持された際、容器保持具における貫通孔の外縁よりも外側に突出するように設けられた、第1の突出部と、第1の突出部と離接して設けられ、第1の突出部と共に容器保持具を挟持可能な第2の突出部とを有する。
本発明の容器の一体化キットは、従来技術のような、プロセスチューブなどを保持具の貫通孔に上から差し込むキットでは、作業台にキットを載置すると保持具が脱落しやすいため取扱いが難しく、作業の効率が低下する場合があるという知見に基づくものである。
また、本発明の容器の一体化キットは、従来技術のような、ウェルの外側周面における2つのリブがいずれも保持具の貫通孔の内径よりも小さいものでは、装着には細かい力の制御が必要となり、手作業での装着時はウェルが所定の位置に装着することが困難な場合があるという知見に基づくものである。
さらに、具体的には、リアルタイムPCR(Polymerase Chain Reaction)において、検量線を作成するために試薬の濃度やサンプル数を段階的に変化させたウェルを含むマイクロプレートを作成する場合を考える。この場合、核酸コピー数が1〜100のような極低濃度の試薬を稀釈により高精度に調製することは困難である。このため、本発明の容器の一体化キットは、濃度の組合せを指定したマイクロプレートを作成するよりも、それぞれ既知の濃度の試薬が予めインクジェットによる分注等の方法で入れてあるウェルを組み合わせてマイクロプレートを作成したほうが作業効率を向上できるという知見に基づくものである。
本発明の容器の一体化キットは、目的に応じて、容器保持具の貫通孔に差し込まれた複数の容器を保持することにより複数の容器を一体化させることができるため、容器の取扱いを容易にさせ、作業の効率を向上させることができる。
また、本発明の容器の一体化キットは、それぞれ既知の濃度の試薬が予め入れてあるウェルを組み合わせてマイクロプレートを作成することができるため、作業効率を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら、発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
以下の各実施形態では、本発明の容器の一体化キットをバイオの分野で用いる場合を考える。なお、本発明の容器の一体化キットは、バイオの分野に限らず、容器に対して適用することができる。
(第1の実施形態)
図1A及び図1Bは、本発明の容器の一体化キットの一例を示す概略図である。
図1Aに示すように、第1の実施形態に係る容器の一体化キット1は、容器としてのウェル10の複数と、容器保持具としてのプレート20とを有し、図1A中矢印が示す方向から、ウェル10の複数がプレート20の貫通孔20aに差し込まれる。
なお、本実施形態では、便宜上、図1A中矢印が示す方向を上、図1A中矢印が示す方向とは逆の方向(鉛直方向)を下とする。また、鉛直方向を法線とする面を水平面とする。
ウェル10は、マイクロプレートに用いられる容器であって、一端が閉塞され、形状、すなわち略ドーム形状を有する。また、ウェル10は、上部に開口部10aを有し、底部がいわゆるV底であるため自立ができない。
ウェル10における閉塞された一端の形状としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、略ドーム形状などが挙げられる。略ドーム形状としては、例えば、ウェル10の底部がいわゆる丸底、U底、V底等である形状などが挙げられる。また、ウェル10がいわゆる平底で自立したとしても、ウェル10自体が小さく軽いため作業がしにくい場合がある。
ウェル10の数量としては、複数であれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、ウェル10の底部がいわゆる平底であれば2以上が好ましく、ウェル10の底部が自立しにくい形状、いわゆる丸底などであれば3以上が好ましい。
本実施形態では、ウェル10には、目的の塩基配列の数が特定された核酸が収容されている。複数のウェル10には、絶対コピー数が既知の目的の塩基配列を有する核酸が充填されており、絶対コピー数を段階的に変化するようにしてもよい。これにより、予め絶対コピー数が既知の核酸を有する複数のウェル10を提供でき、PCRの検量線を作成する際に必要な組み合わせを選択できる。
ウェル10の容積としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、一般的な核酸検査装置に用いられる試料量を考慮すると、10μL以上1,000μL以下が好ましい。
ウェル10の材質としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、フッ素樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレートなどが挙げられる。
プレート20は、96個の貫通孔20aが複数の列状に配されている平板状プレートである。なお、本実施形態では、プレート20は、96個の貫通孔20aが複数の列状に配されている平板状プレートとしたが、これに限ることなく、貫通孔数と貫通孔の配置については目的に応じて適宜選択することができる。
プレート20は、貫通孔20aの下から差し込まれたウェル10を貫通孔20aの周縁部20bで保持する。換言すると、プレート20は、ウェル10の複数を保持して自立可能化するためのプレート20であって、貫通孔20aを有し、ウェル10を保持可能な保持部としての周縁部20bを複数有する。
プレート20の形状、大きさ、構造としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
プレート20の材質としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、半導体、セラミック、金属、ガラス、石英ガラス、プラスチックなどが挙げられる。これらの中でも、作製が容易な点からプラスチックが好ましい。
図1Bに示すように、プレート20の貫通孔20aは、下から差し込まれた複数のウェル10を保持する。
これにより、本発明の容器の一体化キット1は、ウェル10を、プレート20の貫通孔20aに複数差し込んで、貫通孔20aの周縁部20bでウェル10を保持することにより、複数のウェル10を一体化することができる。これにより、本発明の容器の一体化キット1は、複数のウェル10の取扱いを容易にすることができるため、作業の効率を向上できる。
図2A及び図2Bは、第1の実施形態に係る容器の一体化キットにおける側面の一部を示す概略側面図である。
図2Aに示すように、ウェル10は、上部の外面において、第1の突出部11と、第2の突出部12とを有する。
第1の突出部11は、プレート20における周縁部20bで保持された際、プレート20における貫通孔20aの外縁よりも外側に突出するように設けられている。また、第1の突出部11は、プレート20の貫通孔20aに対してウェル10を下から差し込みやすいように傾斜を設けている。
なお、プレート20の貫通孔20aにウェル10を差し込む際に位置合わせしやすくするために、図3に示すように、貫通孔20aのプレート20下面の径をプレート20上面の径よりも大きくした傾斜付き周縁部20cとしてもよい。
第2の突出部12は、第1の突出部11よりもウェル10における開口部10aに近い位置に、第1の突出部11と離接して設けられ、第1の突出部11と共にプレート20の周縁部20bを挟持可能である。すなわち、第1の突出部11が設けられている水平面と第2の突出部12が設けられている水平面との間隔をプレート20の厚み程度とし、第1の突出部11及び第2の突出部12がプレート20の周縁部20bを挟持する。つまり、周縁部20bは、ウェル10を保持可能な保持部として機能する。
これにより、第1の突出部11及び第2の突出部12は、プレート20からウェル10を脱落させないようにすることが可能となる。
また、第2の突出部12の先端を通る円の直径としては、貫通孔20aの直径よりも大きいことが好ましい。第2の突出部12の先端を通る円の直径が貫通孔20aの直径よりも大きいと、ウェル10をプレート20の下から貫通孔20aに差し込むと、第1の突出部が貫通孔に突き当たることにより、ウェル10が保持されずに突き抜けてしまうことを防ぐことができる。
第1の突出部11及び第2の突出部12としては、それぞれ1又は複数の突出部を有していてもよいが、それぞれ複数の突出部を有することが好ましい。第1の突出部11及び第2の突出部12がそれぞれ複数の突出部を有する場合には、それぞれ1の突出部が設けられている水平面上のウェル10の外面に他の突出部を設けるようにする。これにより、第1の突出部11及び第2の突出部12が貫通孔20aの周縁部20bを挟持したときに、プレート20の面に対しウェル10の軸方向が直交するようになる。
第1の突出部11及び第2の突出部12の形状、構造、大きさ、材質については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
プレート20は、図2Bに示すように、貫通孔20aの下から差し込まれたウェル10を貫通孔20aの周縁部20bで保持する。換言すると、プレート20は、ウェル10の複数を保持して自立可能化するためのプレート20であって、貫通孔を有し、ウェル10を保持可能な保持部を複数有する。
このように、第1の実施形態に係る容器の一体化キット1は、目的に応じて、プレート20の貫通孔20aに差し込まれた複数のウェル10を保持することにより複数のウェル10を一体化させることができる。このため、第1の実施形態に係る容器の一体化キット1は、容器の取扱いを容易にさせ、作業の効率を向上させることができ、データ管理のしやすさを保証できる。
また、第1の実施形態に係る容器の一体化キット1は、第1の突出部が容器保持具における貫通孔の外縁よりも外側に突出するように設けられているため、容器を貫通孔に差し込むと第1の突出部が貫通孔に突き当たることにより、所定の位置で容器を保持することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態の容器の一体化キット1は、図4A及び図4Bに示すように、第1の実施形態におけるウェル10の第2の突出部12の形状を環状にした環状突出部13に変更した。これにより、プレート20の周縁部20bに対し、第1の実施形態では第1の突出部11の当接点及び第2の突出部12の当接点で挟持するが、第2の実施形態では第1の突出部11の当接点及び環状突出部13の当接「面」で挟持する。換言すると、第1の実施形態では点と点でプレート20の周縁部20bを挟持するが、第2の実施形態では点と「面」でプレート20の周縁部20bを挟持することから、ウェル10をより安定して保持することができる。また、ウェル10を複数差し込んだプレート20を作業台などに載置したときに、プレート20を環状突出部13の当接面で支えることができるため、ぐらつきにくく、より安定した状態にすることができる。
環状突出部13の直径は、貫通孔20aの直径よりも大きいことが好ましい。環状突出部13の直径が貫通孔20aの直径よりも大きいと、ウェル10をプレート20の下から貫通孔20aに差し込む際に、ウェル10が突き抜けてしまうことを防ぐことができる。
このように、第2の実施形態に係る容器の一体化キットは、第1の実施形態のウェル10の第2の突出部12の形状を環状にした環状突出部13とすることにより、ウェル10が点と面でプレート20の周縁部20bを挟持する。このため、第2の実施形態に係る容器の一体化キットは、第1の実施形態よりもウェル10をより安定して保持することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態の容器の一体化キットは、従来技術では、例えば、リアルタイムPCRでは検査で加熱する際に蒸発による試薬ロスを防ぐため、ウェルの開口部をシールで密封する作業が手間であるという知見に基づくものである。
第3の実施形態の容器の一体化キットは、図5A及び図5Bに示すように、第1の実施形態に加えて、プレート20の上にシール手段としてのシール30を積層し、更にシール30の上にカバープレート40を積層してシール30を固定する。すなわち、第3の実施形態のプレート20は、ウェル10を保持する際、ウェル10における一端開口部を閉塞可能なシール手段を有する。
なお、本実施形態では、シールをカバープレートで固定したが、これに限ることなく、例えば、接着剤による固定、杭又はねじなどによる複数点での固定などが挙げられる。
シール30としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
シール30の形状、構造、大きさとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
シール30の色としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、PCRの蛍光測定を妨げない点から無色透明が好ましい。
シール30の材質としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリオレフィンなどが挙げられる。
なお、シール30は、ウェル10における一端開口部と接する面に粘着性を有するようにしてもよい。
カバープレート40は、プレート20の各貫通孔20aに対し、貫通孔20aと同心円であり、貫通孔20aよりも径が大きい貫通孔40aがそれぞれ設けられている。貫通孔40aの径は、第1の突出部11の先端を通る円の直径よりも大きいため、貫通孔20aにウェル10を差し込んで装着しても、貫通孔40aが第1の突出部11と接触することはない。
カバープレート40の形状、構造、大きさは、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
カバープレート40の材質としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、半導体、セラミック、金属、ガラス、石英ガラス、プラスチックなどが挙げられる。これらの中でも、作製が容易な点からプラスチックが好ましい。
貫通孔40aの形状、構造、大きさとしては、第1の突出部11の先端を通る円の直径よりも大きければ特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、各貫通孔40aの形状をいずれも同様にすることが好ましい。各貫通孔40aの形状をいずれも同様にすると、開口部10aにかかるシール30の張力も同様になり、均一に密封される点で有利である。
なお、ウェル10の開口部にかかるシール30の張力を調整するために、プレート20がウェル10を保持した際のプレート20からウェル10の高さ、シール30の材質、貫通孔40aの位置、形状、大きさなどを変更してもよい。
このように、第3の実施形態では、図5A中矢印で示す方向にプレート20の下からウェル10を差し込むと、図5Bに示すように、ウェル10の上部の開口部10aによりシール30が押し上げられて張架された状態になり、開口部10aが密封される。
これにより、第3の実施形態の容器の一体化キットは、ウェル単位で任意に組合せが可能な上、ウェル毎に密封作業をすることなく、市販のPCR反応用サーマルサイクラーで検査可能なプレートを容易に作成することができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態の容器の一体化キットは、第3の実施形態のウェル10をプレート20が保持する構造を、ウェル10の上部の外面において、貫通孔20aの周縁部20bに係合可能な係合構造に変更した。すなわち、ウェル10は、プレート20における周縁部20bに対し、回動により着脱可能にする係合部14を有する。
図6A及び図6Bは、第4の実施形態の容器の一体化キットを示す説明図である。図7A及び図7Bは、第4の実施形態の係合構造を示す拡大上面図である。
図6A及び図6B並びに図7A及び図7Bに示すように、第4の実施形態のウェル10は、第2の実施形態で示した環状突出部13を有し、環状突出部13の上に2つの係合部14を更に有することで、ウェル10側の係合構造が構成されている。2つの係合部14は、ウェル10の軸に対し対向する位置に配されている。
また、プレート20の周縁部20bには、ウェル10の係合部14と係合可能な段差20dが設けられている。
図6Aに示すように、ウェル10を差し込んで図6A中矢印Rで示す方向に回すことにより、図6Bに示すように、段差20dに係合部14が係合され、シール30の張架による下方向の力に対してもウェル10がより強固に、かつ開口部10aが水平を保ちながら保持される。これにより、第4の実施形態では、第3の実施形態よりも開口部10aをシール30の張架により密封しやすくなる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態の容器の一体化キットは、ウェル10がプレート20における貫通孔の外縁に密接可能な密接手段を有する。すなわち、図8A及び図8Bに示すように、第5の実施形態のウェル10は、第2の実施形態で示した環状突出部13を有し、密接手段としての小片シール31で開口部10aを覆ったままで貫通孔20aに差し込まれ、開口部10aを密封するとともに保持される。すなわち、密接手段としての小片シール31は、開口部10aを密封するとともに、ウェル10自体を保持するために用いられる。また、本実施例では、貫通孔20aの内径と開口部10aの外径との差は、小片シール31の厚さの2倍よりも小さい。このため、第5の実施形態では、ウェル10を貫通孔20aに差し込んで装着すると、開口部10aの周面に貼られた小片シール31が一部変形し、貫通孔20aの内壁と小片シール31との間に強い摩擦力が生じることから、ウェル10を密閉するとともに保持することができる。
なお、図9に示すように、第5の実施形態において、小片シール31を第3の実施形態のシール30及びカバープレート40に代え、小片シール31を介さずに、ウェル10を貫通孔20aに嵌合させて装着する態様にすることもできる。すなわち、プレート20にシール30及びカバープレート40を積層され、ウェル10が、プレート20における周縁部20bに対し、嵌合により着脱可能にする嵌合部を有するようにしてもよい。嵌合部としては、例えば、ウェル10の周側面などが挙げられる。
(第6の実施形態)
第6の実施形態の容器の一体化キットは、ウェル10がその内部に収容される収容物に関する情報を表示可能な情報表示手段を更に有する。
情報表示手段としては、特に制限はなく、適宜選択することができ、例えば、色分け、バーコード、QRコード(登録商標)、Radio Frequency Identifier(以下、「RFID」とも称することがある)などが挙げられる。
具体的には、情報表示手段が色分けであれば、図9Aに示すように、ウェルの一部に色付けしてもよい。一部を色付けたは、色ごとにウェルに収容する収容物を識別できるようにする。また、プレート20が透明であれば、一部を色付けたウェルをプレート20に装着して1枚のマイクロプレートを製造すると、マイクロプレートの上からでも色でウェルの収容物を識別することができる。
また、情報表示手段がバーコードであれば、図9Bに示すように、ウェル10に貼付したバーコードを読み込むことで、例えば、ウェル10に予め収容された試薬の種類や核酸に関する情報を判別することができる。なお、核酸に関する情報としては、例えば、目的の塩基配列のコピー数の情報や、その他、例えば、分析結果(発光強度等)、核酸の種類、測定日時、測定者の氏名などの情報が挙げられる。
このように、第6の実施形態の容器の一体化キットは、情報表示手段を更に有することにより、ウェル10の収容物に関する情報を得ることができるため、ウェルの収容物を識別することができる。
以上説明したように、本発明の容器の一体化キットは、目的に応じて、容器保持具の貫通孔に差し込まれた複数の容器を保持することにより複数の容器を一体化させることができるため、容器の取扱いを容易にさせ、作業の効率を向上させることができる。
また、本発明の容器の一体化キットは、容器の第1の突出部が容器保持具における貫通孔の外縁よりも外側に突出するように設けられているため、容器を貫通孔に差し込むと第1の突出部が貫通孔に突き当たることにより、所定の位置で容器を保持することができる。
さらに、本発明の容器の一体化キットは、それぞれ既知の濃度の試薬が予め入れてあるウェルを組み合わせてマイクロプレートを作成することができるため、作業効率を向上させることができる。
本発明の容器の一体化キットは、バイオ関連産業、ライフサイエンス産業、及び医療産業等において幅広く使用され、例えば、装置構成や感染症の検量線作成などの標準プレート等に好適に用いることができる。
本発明の態様としては、例えば、以下のとおりである。
<1> 一端が閉塞されている容器の複数と、
貫通孔を有し、前記容器を保持可能な保持部を複数有する容器保持具と、
を有する容器の一体化キットであって、
前記容器が、前記容器保持具における前記保持部で保持された際、
前記容器保持具における前記貫通孔の外縁よりも外側に突出するように設けられた、
第1の突出部と、
前記第1の突出部と離接して設けられ、前記第1の突出部と共に前記容器保持具を 挟持可能な第2の突出部と、
を有することを特徴とする容器の一体化キットである。
<2> 前記第2の突出部が、前記第1の突出部よりも前記容器における一端開口部に近い位置に設けられた前記<1>に記載の容器の一体化キットである。
<3> 一端が閉塞されている容器の複数と、
貫通孔を有し、前記容器を保持可能な保持部を複数有する容器保持具と、
を有する容器の一体化キットであって、
前記容器が、前記容器保持具における前記保持部に対し、回動により着脱可能にする係合部を有することを特徴とする容器の一体化キットである。
<4> 一端が閉塞されている容器の複数と、
貫通孔を有し、前記容器を保持可能な保持部を複数有する容器保持具と、
を有する容器の一体化キットであって、
前記容器が、前記容器保持具における前記保持部に対し、嵌合により着脱可能にする嵌合部を有することを特徴とする容器の一体化キットである。
<5> 前記容器における閉塞された一端の形状が、略ドーム形状である前記<1>から<4>のいずれかに記載の容器の一体化キットである。
<6> 前記容器が、マイクロプレートに用いられるウェル容器である前記<1>から<5>のいずれかに記載の容器の一体化キットである。
<7> 前記容器保持具が、平板状プレートである前記<1>から<6>のいずれかに記載の容器の一体化キットである。
<8> 前記容器保持具における複数の前記保持部が列状に配された前記<1>から<7>のいずれかに記載の容器の一体化キットである。
<9> 前記容器保持具が、
前記容器を保持する際、前記容器における一端開口部を閉塞可能なシール手段を更に有する前記<1>から<8>のいずれかに記載の容器の一体化キットである。
<10> 前記容器が、その内部に収容される収容物に関する情報を表示可能な情報表示手段を更に有する前記<1>から<9>のいずれかに記載の容器の一体化キット。
<11> 前記容器保持具が、前記保持部に保持される前記容器に収容される収容物に関する情報を表示可能な情報表示手段を更に有する前記<1>から<10>のいずれかに記載の容器の一体化キットである。
<12> 前記<1>から<11>のいずれかに記載の容器の一体化キットに用いられることを特徴とする容器である。
<13> 前記容器の周側面よりも外側に突出するように設けられた、
第1の突出部と、
前記第1の突出部と離接して設けられた第2の突出部と、
を有する前記<12>に記載の容器である。
<14> 前記<1>から<11>のいずれかに記載の容器の一体化キットに用いられることを特徴とする容器保持具である。
前記<1>から<11>のいずれかに記載の容器の一体化キット、前記<12>から<13>のいずれかに記載の容器、及び前記<14>のいずれかに記載の容器保持具によれば、従来における前記諸問題を解決し、前記本発明の目的を達成することができる。
特表2014−528577号公報 特開2007−171169号公報
1 容器の一体化キット
10 ウェル(容器)
10a 開口部
11 第1の突出部
12 第2の突出部
13 環状突出部
14 係合部
20 プレート(容器保持具)
20a 貫通孔
20b 周縁部(保持部)
20c 傾斜付き周縁部
20d 段差(係合構造)
30 シール(シール手段)
31 小片シール
40 カバープレート
40a 貫通孔
B バーコード(情報表示手段)

Claims (14)

  1. 一端が閉塞されている容器の複数と、
    貫通孔を有し、前記容器を保持可能な保持部を複数有する容器保持具と、
    を有する容器の一体化キットであって、
    前記容器が、前記容器保持具における前記保持部で保持された際、
    前記容器保持具における前記貫通孔の外縁よりも外側に突出するように設けられた、
    第1の突出部と、
    前記第1の突出部と離接して設けられ、前記第1の突出部と共に前記容器保持具を 挟持可能な第2の突出部と、
    を有することを特徴とする容器の一体化キット。
  2. 前記第2の突出部が、前記第1の突出部よりも前記容器における一端開口部に近い位置に設けられた請求項1に記載の容器の一体化キット。
  3. 一端が閉塞されている容器の複数と、
    貫通孔を有し、前記容器を保持可能な保持部を複数有する容器保持具と、
    を有する容器の一体化キットであって、
    前記容器が、前記容器保持具における前記保持部に対し、回動により着脱可能にする係合部を有することを特徴とする容器の一体化キット。
  4. 一端が閉塞されている容器の複数と、
    貫通孔を有し、前記容器を保持可能な保持部を複数有する容器保持具と、
    を有する容器の一体化キットであって、
    前記容器が、前記容器保持具における前記保持部に対し、嵌合により着脱可能にする嵌合部を有することを特徴とする容器の一体化キット。
  5. 前記容器における閉塞された一端の形状が、略ドーム形状である請求項1から4のいずれかに記載の容器の一体化キット。
  6. 前記容器が、マイクロプレートに用いられるウェル容器である請求項1から5のいずれかに記載の容器の一体化キット。
  7. 前記容器保持具が、平板状プレートである請求項1から6のいずれかに記載の容器の一体化キット。
  8. 前記容器保持具における複数の前記保持部が列状に配された請求項1から7のいずれかに記載の容器の一体化キット。
  9. 前記容器保持具が、
    前記容器を保持する際、前記容器における一端開口部を閉塞可能なシール手段を更に有する請求項1から8のいずれかに記載の容器の一体化キット。
  10. 前記容器が、その内部に収容される収容物に関する情報を表示可能な情報表示手段を更に有する請求項1から9のいずれかに記載の容器の一体化キット。
  11. 前記容器保持具が、前記保持部に保持される前記容器に収容される収容物に関する情報を表示可能な情報表示手段を更に有する請求項1から10のいずれかに記載の容器の一体化キット。
  12. 請求項1から11のいずれかに記載の容器の一体化キットに用いられることを特徴とする容器。
  13. 前記容器の周側面よりも外側に突出するように設けられた、
    第1の突出部と、
    前記第1の突出部と離接して設けられた第2の突出部と、
    を有する請求項12に記載の容器。
  14. 請求項1から11のいずれかに記載の容器の一体化キットに用いられることを特徴とする容器保持具。
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