JPH08176563A - オープンラック式液化天然ガス気化器 - Google Patents
オープンラック式液化天然ガス気化器Info
- Publication number
- JPH08176563A JPH08176563A JP6319973A JP31997394A JPH08176563A JP H08176563 A JPH08176563 A JP H08176563A JP 6319973 A JP6319973 A JP 6319973A JP 31997394 A JP31997394 A JP 31997394A JP H08176563 A JPH08176563 A JP H08176563A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- natural gas
- lower header
- open rack
- gas vaporizer
- rack type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D3/00—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium flows in a continuous film, or trickles freely, over the conduits
- F28D3/02—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium flows in a continuous film, or trickles freely, over the conduits with tubular conduits
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0243—Header boxes having a circular cross-section
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 負荷変動時に熱量が±１００ｋｃａｌ以上変
動するのを防ぐ。 【構成】 最大負荷で、下部ヘッダー１の表面積
（ｍ2 ）とＬＮＧ流量（ｔｏｎ／ｈｒ）の比が、０．４
以下となるように下部ヘッダー１の口径を設定する。
動するのを防ぐ。 【構成】 最大負荷で、下部ヘッダー１の表面積
（ｍ2 ）とＬＮＧ流量（ｔｏｎ／ｈｒ）の比が、０．４
以下となるように下部ヘッダー１の口径を設定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、オープンラック式液化
天然ガス気化器に関する。
天然ガス気化器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のオープンラック式液化天然ガス気
化器は、図２及び図３に示すように、下部ヘッダー１内
に導入した液化天然ガス（以下「ＬＮＧ」という）をチ
ューブ２内を上昇させる間に、トラフ３ａ、３ｂから流
下させた海水等の熱媒と熱交換させて気化し、この気化
した天然ガスを上部ヘッダー４に集合し、これを消費側
に送出する構造であって、下部ヘッダー１と上部ヘッダ
ー４は通常同径に設計されている。
化器は、図２及び図３に示すように、下部ヘッダー１内
に導入した液化天然ガス（以下「ＬＮＧ」という）をチ
ューブ２内を上昇させる間に、トラフ３ａ、３ｂから流
下させた海水等の熱媒と熱交換させて気化し、この気化
した天然ガスを上部ヘッダー４に集合し、これを消費側
に送出する構造であって、下部ヘッダー１と上部ヘッダ
ー４は通常同径に設計されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため、海水等の熱
媒温度が高く、負荷が小さい場合、下部ヘッダー１内の
液面Ｐは、図３で示すように下がり、下部ヘッダー１の
内部に空間ができ、これにより下部ヘッダー１内におい
て、ＬＮＧ量に対する海水からの入熱量が過大となるこ
とから、ＬＮＧは下部ヘッダー１内で気化を開始するよ
うになる。この結果、負荷変動があると、気化ガスの熱
量が変動し、その値が±１００ｋｃａｌを超え、実用上
問題となる。
媒温度が高く、負荷が小さい場合、下部ヘッダー１内の
液面Ｐは、図３で示すように下がり、下部ヘッダー１の
内部に空間ができ、これにより下部ヘッダー１内におい
て、ＬＮＧ量に対する海水からの入熱量が過大となるこ
とから、ＬＮＧは下部ヘッダー１内で気化を開始するよ
うになる。この結果、負荷変動があると、気化ガスの熱
量が変動し、その値が±１００ｋｃａｌを超え、実用上
問題となる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するのが目的であって、その構成は以下のとおりであ
る。 １．下部ヘッダーの口径を、上部ヘッダーの口径よりも
小径に形成して成るオープンラック式液化天然ガス気化
器。 ２．前記１において、下部ヘッダー表面積の比を、ＬＮ
Ｇ流量に対して最大で０．４以下になるように設定して
成るオープンラック式液化天然ガス気化器。
決するのが目的であって、その構成は以下のとおりであ
る。 １．下部ヘッダーの口径を、上部ヘッダーの口径よりも
小径に形成して成るオープンラック式液化天然ガス気化
器。 ２．前記１において、下部ヘッダー表面積の比を、ＬＮ
Ｇ流量に対して最大で０．４以下になるように設定して
成るオープンラック式液化天然ガス気化器。
【０００５】
【作用】ＬＮＧは、下部ヘッダー内に導入され、これか
らチューブ内に分配されて上昇し、この上昇する間にト
ラフから散水された海水等の熱媒で気化し、上部ヘッダ
ーに集められ、その後、消費側に送出される。この気化
において、下部ヘッダーは上部ヘッダーよりもその口径
を小さくすることによって、熱媒との伝熱面積が小さく
なるように設計されているため、負荷が小さくなった場
合（ＬＮＧ量が少なくなった場合）でも、ＬＮＧは下部
ヘッダー内を満たし、内部に空間ができることはない。
この結果、ＬＮＧはチューブを少し上昇したところで気
化を開始するようになり、負荷変動があっても、熱量変
動を招くことはない。
らチューブ内に分配されて上昇し、この上昇する間にト
ラフから散水された海水等の熱媒で気化し、上部ヘッダ
ーに集められ、その後、消費側に送出される。この気化
において、下部ヘッダーは上部ヘッダーよりもその口径
を小さくすることによって、熱媒との伝熱面積が小さく
なるように設計されているため、負荷が小さくなった場
合（ＬＮＧ量が少なくなった場合）でも、ＬＮＧは下部
ヘッダー内を満たし、内部に空間ができることはない。
この結果、ＬＮＧはチューブを少し上昇したところで気
化を開始するようになり、負荷変動があっても、熱量変
動を招くことはない。
【０００６】
【実施例】図１に本発明の実施例を示す。１は下部ヘッ
ダー、２はチューブ、４は上部ヘッダーであって、下部
ヘッダー１は、上部ヘッダー４よりも内径が小さく設計
されており、この設計値は、最大負荷時における下部ヘ
ッダー１の表面積（単位：ｍ2 ）とＬＮＧ流量（単位：
ｔｏｎ／ｈｒ）の比が、０．４以下である。このよう
に、下部ヘッダー１を設計した場合、通常運転での負荷
変動において、常にＬＮＧはチューブ内に入ったところ
で気化し、下部ヘッダー１内で気化することはない。
ダー、２はチューブ、４は上部ヘッダーであって、下部
ヘッダー１は、上部ヘッダー４よりも内径が小さく設計
されており、この設計値は、最大負荷時における下部ヘ
ッダー１の表面積（単位：ｍ2 ）とＬＮＧ流量（単位：
ｔｏｎ／ｈｒ）の比が、０．４以下である。このよう
に、下部ヘッダー１を設計した場合、通常運転での負荷
変動において、常にＬＮＧはチューブ内に入ったところ
で気化し、下部ヘッダー１内で気化することはない。
【０００７】但し、下部ヘッダー１の表面積とＬＮＧ流
量の比が０．４以上になると、負荷変動時に下部ヘッダ
ー１内に空間ができてしまうことがある。したがって、
確実に効果を奏するためには、０．４を超えてはならな
い。
量の比が０．４以上になると、負荷変動時に下部ヘッダ
ー１内に空間ができてしまうことがある。したがって、
確実に効果を奏するためには、０．４を超えてはならな
い。
【０００８】
【発明の効果】本発明は以上のように、下部ヘッダーを
小口径化して伝熱面積を小さく設定することにより、負
荷が小さい場合でも、下部ヘッダー内はＬＮＧで満たさ
れ、かつ入熱も小さいので、負荷変動があっても、熱量
変動を実用上問題のない±１００ｋｃａｌ以下に抑制で
きる。
小口径化して伝熱面積を小さく設定することにより、負
荷が小さい場合でも、下部ヘッダー内はＬＮＧで満たさ
れ、かつ入熱も小さいので、負荷変動があっても、熱量
変動を実用上問題のない±１００ｋｃａｌ以下に抑制で
きる。
【図１】本発明に係る気化器の説明図。
【図２】従来の気化器の正面図。
【図３】従来の気化器の断面図。
１ 下部ヘッダー ２ チューブ ３ａ、３ｂ トラフ ４ 上部ヘッダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 優 神奈川県平塚市宮松町15−10−718 (72)発明者 笠原 進一 神奈川県横浜市磯子区中原４−４−11− 204 (72)発明者 庄谷 仁延 兵庫県尼崎市扶桑町１番10号 住友精密工 業株式会社内 (72)発明者 秋山 優 兵庫県尼崎市扶桑町１番10号 住友精密工 業株式会社内 (72)発明者 外池 嘉朗 兵庫県尼崎市扶桑町１番10号 住友精密工 業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 下部ヘッダーの口径を、上部ヘッダーの
口径よりも小径に形成して成るオープンラック式液化天
然ガス気化器。 - 【請求項２】 請求項１において、下部ヘッダー表面積
の比を、ＬＮＧ流量に対して最大で０．４以下になるよ
うに設定して成るオープンラック式液化天然ガス気化
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6319973A JPH08176563A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | オープンラック式液化天然ガス気化器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6319973A JPH08176563A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | オープンラック式液化天然ガス気化器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08176563A true JPH08176563A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18116328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6319973A Pending JPH08176563A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | オープンラック式液化天然ガス気化器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08176563A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010060058A (ja) * | 2008-09-04 | 2010-03-18 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 液化ガス気化器 |
| WO2011158417A1 (ja) * | 2010-06-18 | 2011-12-22 | 株式会社神戸製鋼所 | 低温液化ガスの気化装置 |
| JP2013228110A (ja) * | 2013-08-02 | 2013-11-07 | Kobe Steel Ltd | 低温液化ガスの気化装置 |
| JP2013249961A (ja) * | 2013-08-02 | 2013-12-12 | Kobe Steel Ltd | 低温液化ガスの気化装置 |
| JP2014001855A (ja) * | 2013-08-02 | 2014-01-09 | Kobe Steel Ltd | 低温液化ガスの気化装置 |
| WO2016005286A1 (de) * | 2014-07-08 | 2016-01-14 | Bayer Technology Services Gmbh | Berieselungssystem für behälter |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP6319973A patent/JPH08176563A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010060058A (ja) * | 2008-09-04 | 2010-03-18 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 液化ガス気化器 |
| WO2011158417A1 (ja) * | 2010-06-18 | 2011-12-22 | 株式会社神戸製鋼所 | 低温液化ガスの気化装置 |
| JP2012002310A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Kobe Steel Ltd | 低温液化ガスの気化装置 |
| CN102947637A (zh) * | 2010-06-18 | 2013-02-27 | 株式会社神户制钢所 | 低温液化气体的气化装置 |
| JP2013228110A (ja) * | 2013-08-02 | 2013-11-07 | Kobe Steel Ltd | 低温液化ガスの気化装置 |
| JP2013249961A (ja) * | 2013-08-02 | 2013-12-12 | Kobe Steel Ltd | 低温液化ガスの気化装置 |
| JP2014001855A (ja) * | 2013-08-02 | 2014-01-09 | Kobe Steel Ltd | 低温液化ガスの気化装置 |
| WO2016005286A1 (de) * | 2014-07-08 | 2016-01-14 | Bayer Technology Services Gmbh | Berieselungssystem für behälter |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041129 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041216 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050210 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070301 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070628 |