JPH08176021A - オレフィン混合物からのオレフィンの除去 - Google Patents

オレフィン混合物からのオレフィンの除去

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JPH08176021A
JPH08176021A JP7220904A JP22090495A JPH08176021A JP H08176021 A JPH08176021 A JP H08176021A JP 7220904 A JP7220904 A JP 7220904A JP 22090495 A JP22090495 A JP 22090495A JP H08176021 A JPH08176021 A JP H08176021A
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olefin
olefins
pyridine
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James Critsen Davis
クライツァー デイビス ジェームズ
Ronald James Valus
ジェームズ バリュース ロナルド
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    • C10G5/00Recovery of liquid hydrocarbon mixtures from gases, e.g. natural gas
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    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
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    • B01D53/72Organic compounds not provided for in groups B01D53/48 - B01D53/70, e.g. hydrocarbons
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定性および易使性が改善された吸収剤を生
成し、オレフィンを含有する混合物からオレフィンを選
択的に吸収して、混合物からのオレフィンの除去を達成
する。 【解決手段】 第II銅類を含有する第一溶液を金属銅と
接触させ第I銅錯体を含有する第二溶液を生成し、前記
第二溶液をオレフィンを含有する液体と接触させ、オレ
フィンを吸収・除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オレフィンガス、
特にエチレンを、これらと他の飽和或いは不飽和炭化水
素ガスの混合物から、ガスの混合物をオレフィンガスを
選択的に吸収することができる吸収剤と接触させること
によって除去することに関する。
【0002】
【従来の技術】オレフィンガスと他の炭化水素との混合
物からのオレフィンガスの除去は、これらのオレフィン
の錯体を生成せしめる適当な溶液中での吸収によって為
されることが良く知られている。特に良く知られている
のは、硝酸銀溶液、あるいは配位子と結合した第I銅塩
溶液から成る錯化剤である。
【0003】硝酸銀溶液を使用する場合は、オレフィン
と非オレフィン炭化水素とを分離する能力は優れている
が、オレフィンを他のオレフィンから分離することはほ
とんど不可能である。さらに硝酸銀溶液の使用は、その
溶液のコストのために極めて不経済である。
【0004】第I銅塩を使用する方法については多くの
記載があり、例えば米国特許第2245719号、米国
特許第5104570号および、『化学工業のための石
油および天然ガス由来の塩基原料(Base stocks from P
etroleum and Natural Gas for the Chemical Industr
y) 』と題され、ハンブルグの第6回石油会議運営委員
会により発行された第6回世界石油会議(於フランクフ
ルト アム マイン、1963年6月19日〜26日)
第4部会議事録などがある。次にこれらを個別にとりあ
げる。
【0005】米国特許第2245719号には、オレフ
ィンを含有するガス状混合物からオレフィンを分離し濃
縮すること、特にエチレンとプロピレンをそれらと飽和
および不飽和炭化水素との混合物から分離し濃縮するこ
とが記載されている。オレフィンから成るガス状混合物
を冷却した第I銅塩溶液および液状有機窒素化合物と接
触させる。特に開示されている溶液は、一つは(a)1
リットルあたり4モルのピリジン、2モルの酢酸を含有
する溶液を酸化第I銅で飽和し、25℃で溶液が約1.
92モルの第I銅を含有するべく錯体を形成させた溶
液、もう一つは(b)1リットルあたり3モルのピリジ
ン、6モルの塩化水素を含有し塩化第I銅で飽和した水
溶液である。第I銅塩を生成する他の陰イオンは開示さ
れていない。これらの錯体を、例えばイソプロピルアル
コールと混和した溶液として使用することができると記
載している。
【0006】このような組成の溶液における問題点の一
つは、酢酸を含有する溶液では充分にオレフィンが回収
されず、また塩化水素を含有する溶液では腐食性が高い
ということである。従って、この引用文献に記載された
錯体には改善の余地が大いに残されている。
【0007】第6回石油会議の議事録は、主にアンモニ
ア性銅溶液および、1200kpaまでのエチレンに対
して20℃にて175g/リットルの第I銅を含有する
エタノールアミン−硝酸第I銅溶液を志向している。こ
の文献は、吸収における陰イオンおよび錯体形成物の影
響を検討しており、大多数の特許明細書が塩化水素溶液
の腐食性の問題を解消するアンモニア性第I銅塩溶液に
基づいていると記載している。さらに本文献は、そのア
ンモニア性溶液における陰イオンの代替物として、多く
の明細書では、炭酸塩、ギ酸塩、或いは酢酸塩を使用す
ることが示唆されており、他の明細書では硝酸塩、サリ
チル酸塩、石炭酸塩、クレゾール塩およびベンゼンスル
ホン酸塩に言及している、と記載している。本文献の3
27頁には次のような記載が為されている。
【0008】『(アンモニア性第I銅溶液中の)アンモ
ニアと置換されうる主な化合物は、例えばエタノールア
ミン、プロパノールアミンそしてブタノールアミンとい
ったヒドロキシアルキルアミン類である。さらに有機窒
素化合物の中ではピリジン、ピペリジン、ホルムアミ
ド、アセトアミド[引例15]、およびメチルアミン
[引例16]が挙げられた。』 この一節における引例15は上記で言及した米国特許第
2245719号に関連する。また本文献は336頁に
於いて、エタノールアミン硝酸銅溶液を用いた分解ガス
の分離を目的とするオレフィン分離プラントについて記
載しており、それから特にドイツのヘキスト エー ジ
ー(Hoechst A G )社のゲンドルフ(Gendorf )の業績
に言及している。本文献の333頁をみると、『腐食性
の問題と材料』の章の第3.14項において、『真鍮や
銅を含有する他の材料は、銅がアンモニアやアンモニア
誘導体によって溶解されることが良く知られているので
避けるべきである』ということを明記している。
【0009】この方法の欠点の一つは、エタノールアミ
ンの第I銅錯体が一酸化炭素のようなガスを吸収し、そ
のため、オレフィン吸収のための活性部位が一酸化炭素
によって消費されてしまうという単純な理由から、オレ
フィンの吸収効率が減じてしまうことである。とにか
く、本文献は、硝酸銅・水・ピリジン系溶液を、オレフ
ィンと他の炭化水素ガスとの混合物からオレフィンを除
去することを目的に使用することについて全く言及して
いない。
【0010】米国特許第5104570号は、芳香族溶
媒中の第I銅カルボン酸塩/フッ化ホウ素付加物から成
る、パラフィンからオレフィンを分離することを目的と
したオレフィン錯化剤に関する。この出願は、上記2文
献が公にされた遥か後の1989年12月26日に提出
されたが、やはり第1欄第27行から33行に次のよう
な指摘をしている。
【0011】『第I銅塩およびアンモニアあるいはアン
モニウムを包含する親水性系溶液は腐食性があり、必須
の長期安定性を欠いている。ピリジン溶媒を用いた疎水
性第I銅溶液は、その溶媒のために取り扱いが難しく、
かつ溶媒中で試薬がスラリー状であるために、大規模な
システムが必要であることが判った。』 この文章は、疎水性系溶液は腐食性および長期安定性の
問題を最小限にするのには適しているが、配位子として
ピリジンを使用するこのような系は取り扱いが困難であ
ることを示唆している。
【0012】銅を電気精錬する手段としてニトリル安定
化された第I銅を使用する、オーストラリアのグループ
によって一連の論文が1970年代に著された(Muir,
D.M.,Parker, A. J., Waghorne, W. E., Hydrometallur
gy, Vol. 1, pp61-77, 1975;Muir, D.M., Parker, A.
J., Sharp, J. H., Waghorne, W. E., Hydrometallurg
y, Vol. 1, pp155-168, 1975; MacLeod, I. D., Muir,
D. M., Parker, A. J.,Singh, P., Australian Journal
of Chemistry, Vol. 30, pp1423-1437, 1977;Parker,
A. J., Clarke, D. A., Couche, R. A., Miller, G.,Ti
lley, R. I.,Waghorne, W. E., Australian Journal of
Chemistry, Vol. 30, pp1661-72, 1977) 。これらの引
用文献は親水性溶液中での第I銅イオンの不安定性につ
いて検討しており、以下の反応を示して如何に第I銅イ
オンが不均等化し易いかを記載している。
【0013】 2Cu ←→ Cu + Cu2+ (平衡式1) さらにこれらの引用文献は、第I銅イオンがニトリル類
のようなある種の有機配位子と、水とよりも良く溶媒化
合物を生成することを記載している。第I銅イオン1モ
ルあたり少なくとも4モルのアセトニトリルを水に添加
すると、平衡式1の平衡定数が、水では約10であっ
たものが、アセトニトリル/水混合液中では10−10
に変化するという。安定、無色の第I銅塩が、銅1モル
あたり少なくとも2〜4モルのアセトニトリルが存在す
ると、3モル溶液の濃度においてさえ安定であることが
判った。その性能を劣化することなく、揮発性のアセト
ニトリルは3−ヒドロキシプロピオニトリル(沸点22
8℃)と置換され得る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題の一つ
は、オレフィンを含有する混合物をオレフィンを選択的
に吸収することができる吸収剤と接触させることによ
り、混合物からのオレフィン除去を達成することであ
る。
【0015】本発明のもう一つの課題は、ある種のオレ
フィンを別のオレフィンから分離することである。さら
にもう一つの課題は、高度な腐食性を有する酸や腐食剤
を使用しないでオレフィンを分離する方法である。関連
する本発明の課題は、オレフィンの分離に第I銅化合物
を使用することである。さらに本発明のもう一つの課題
は、第I銅化合物の安定化と易使性の改善である。本発
明のさらなる一つの課題は、第II銅錯体を含有する溶液
を金属銅すなわち0価の銅を通過させることによりin
situで(オレフィンの吸収・分離と同じ場所で同
時的に)第I銅錯体を生成することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】既述の問題点は、親水性
溶液中における第I銅、陰イオンおよび配位子の独特の
組合わせにより緩和できるを見いだした。
【0017】従って、本発明は、飽和および不飽和炭化
水素より成るガス混合物からC2/C3オレフィンを除
去する方法であって、前記方法は、前記ガス混合物を硝
酸銅錯塩および錯化配位子の親水性溶液と接触させるこ
とから成り、前記配位子は、ジエチレントリアミン、ピ
リジン、アセトニトリル、ヒドロキシプロピオニトリル
およびそれらの誘導体より成る群から選択され、ここで
前記配位子の第I銅イオンに対するモル比は、1:1乃
至6:1の範囲にあり、前記親水性溶液は水1リットル
あたり1〜4グラムモルの錯塩から成る。
【0018】C2/C3オレフィンを除去するために使
用される錯塩は、前もって調製されていても良いし、吸
収工程の直前に調製されても良い。in situで錯
塩を生成することにより、空気存在下でのこれらの錯体
の安定性が悪いという問題を回避できる。このようにし
て、Cu(I)NO・ピリジン錯塩は、反応容器中で
Cu(NOをピリジンの親水性溶液と混合し、そ
れからあらかじめ金属銅のあらゆる酸化物層を除去する
ために例えばエチレンジアミン四酢酸の三ナトリウム塩
で洗浄した金属銅を添加することによって生成すること
ができる。反応容器中に包含される混合物は、窒素によ
る被覆下に保たれる。あるいは、Cu(II)NO・ピ
リジン錯体に窒素下に置いた銅床を通過させて、第II銅
塩を第I銅に吸収工程の直前にin situで転換す
ることができる。in situで錯塩を生成すること
により、空気存在下でのこれらの錯体の安定性が悪いと
いう問題を回避できる。
【0019】錯塩における中性錯化配位子の第I銅イオ
ンに対するモル比は、約1:1から6:1の範囲にある
のが適していおり、好ましくは約2〜4:1、最も好適
には約2〜3:1が適している。親水性溶液は水1リッ
トルあたり1〜4グラムモルの錯塩から成り、好ましく
は水1リットルあたり1.75乃至3.25グラムモル
の錯塩、最も好適には水1リットルあたり2.0乃至
3.0グラムモルの錯塩から成る。
【0020】このようにして生成された錯塩を、所望の
C2/C3オレフィンより成るガス混合物に接触させ
る。しかしながら、処理を施されるガス混合物中に存在
するあらゆるアセチレン化合物はアセチリドを形成する
能力を有し、アセチリドは特に乾燥状態において、爆発
性に分解しうる。銅アセチリドは、対応する銀アセチリ
ドほど危険ではないが、それでもなおアセチレンは大変
強く第I銅塩に結合し、そのためにC2/C3オレフィ
ンを吸収するこのような錯塩の効率を著しく減じる。ガ
ス混合物を錯塩溶液と接触させる前に、ガス混合物を全
てのアセチレン性炭化水素が実質的に存在しない状態に
するのが好ましい。例えば、アセチレン化合物を対応す
るオレフィンへ選択的に水素化することにより、また当
業者知られているのと同様の工程によって、このような
アセチレン化合物の除去を達成することができる。ある
いは、ガス混合物中に存在するアセチレン化合物および
ジエン化合物は、錯塩の溶液と接触させる前に、前記ガ
スを銀イオンを含有するゼオライト床を通過させること
によって、前処理工程において除去することができる。
ガス混合物中のアセチレン性炭化水素の量は、錯塩溶液
と接触させる前に、20ppm未満に減じることが好ま
しく、好適には10ppm未満、最も好適には1ppm
未満に減じることが好ましい。
【0021】実質的にアセチレン性炭化水素を含有しな
いガス混合物を錯塩の溶液と接触させる。適する接触温
度は、約0℃乃至100℃の範囲であり、好適には約1
5℃乃至約35℃、最も好適には約20℃乃至約30℃
である。適する接触圧力は約80kpa乃至3000k
paの範囲であり、好適には約600kpa乃至約18
00kpa、最も好適には、約950kpa乃至約14
00kpaである。
【0022】吸収されたC2/C3オレフィンは、錯塩
溶液を脱気して減圧することにより、そして/また、わ
ずかにその温度を吸収時の温度(典型的には30℃)よ
り上に上げることにより、吸収されたオレフィンを放出
させ、回収することができる。
【0023】本発明の錯塩溶液は、次の長所を有す
る。: a. 錯塩は、親水性溶液中で、特にアセトニトリル、
ピリジンおよびヒドロキシプロピオニトリルといった弱
塩基性配位子を使用した場合、安定である。
【0024】b. 本発明の錯塩溶液は、単位第I銅量
あたりのオレフィン吸収量が多く、これは第I銅では吸
収量が低いという以前の認識に反するものであって、こ
の認識は不安定な錯塩、および/または陰イオンおよび
錯化配位子の稚拙な選択によるものと考えられ得る。
【0025】c. ここで使用される錯塩は、銅に対す
る配位子のモル比が2〜3:1の場合に至適なオレフィ
ン吸収能力を有する。
【0026】
【発明の実施の形態】上述の課題を達成するためにかつ
本発明の目的に一致すべく、具体的に実施しまた広範に
記述しているように、本発明の方法は、第II銅類を含有
する第一溶液を金属銅と接触させ第I銅錯体を含有する
第二溶液を生成し;第I銅錯体を含有する前記第二溶液
をオレフィンを含有する液体と接触させ、該液体からオ
レフィンの一部を吸収・除去することから成る。
【0027】好ましくは、第二溶液は、ピリジン、メチ
ル置換ピリジン、メトキシ置換ピリジン、式
【化2】 で表される化合物、およびこれらの組合せより成る群か
ら選択される共同溶媒を含有する。さらに、第II銅類
は、酢酸銅、硝酸銅、硫酸銅およびこれらの組合せより
成る群から選択されるのが好ましい。
【0028】さらに、本発明はin situで第I銅
錯体を生成し液体からオレフィンを除去する装置、第II
銅類を含有する第一溶液を包含する第一容器、第一溶液
を金属銅と接触させ、第I銅錯体を含有する第二溶液を
生成する手段、そして第I銅錯体を含有する第二溶液を
オレフィンを含有する液体と接触させ、該液体からオレ
フィンの一部を除去する手段をも包含する。金属銅は、
第一溶液の少なくとも一部を引き込んで第一溶液を金属
銅と接触させて再びその溶液を第一容器に戻す手段を有
する、第二容器に納められていても良い。さらに、第I
銅錯体を含有する溶液をオレフィンを含有する液体と接
触させるための手段は、第一容器と一体であっても良
い。
【0029】
【実施例】実施例1 市販の酸化第I銅をジエチルエーテルで繰り返し洗浄す
ることにより表面のあらゆる不純物とともに、流動剤と
して使用された0〜0.5%のステアリン酸を除去して
2.5MCuNO・3エタノールアミン溶液を約12
5ml調製した。洗浄された酸化第I銅を洗浄溶液から
分離し、不活性雰囲気下で乾燥した。得られた21.5
gのCuOを、1.3gのNHNO、62.5g
の蒸留水ならびに56.4gのエタノールアミン(密度
1.012g/cc,0.92モル)と一緒に反応用フ
ラスコに入れた。銅の総量は、最大で0.30モルと計
算され、銅の濃度は2.5M、アミン/銅比は3.07
であると計算された。
【0030】この溶液のオレフィン吸収能力は、この銅
錯体溶液の表面下においてエチレンでバブリングするこ
とによって測定した。この2.5MCuNO・3エタ
ノールアミン溶液を容量250mlの三首フラスコに入
れ、マグネチックスターラー上に設置した。純粋なエチ
レンガスの供給は、質量流量コントローラーを用いて計
量した。質量流量コントローラーの流出口は細い径のチ
ューブに接続され、そのチューブはオレフィンを含有す
る供給ガスが溶液を通ってバブリングされるようにフラ
スコの首の一つに設置した。流出ガスは、フラスコの第
二の首を通って流出し、湿式測定器に直結された。ガス
流入口および流出口の周囲の、フラスコの首の間隙は、
使用しない第三の首と同様に密閉した。卵型のマグネチ
ックスターラーバーをマグネチックスターラー盤により
高速で回転させ、オレフィンを含有する供給ガスと被験
溶液とを確実に接触させた。
【0031】フラスコからの流出ガスは、湿式測定器で
2分ごとに手動で監視した。溶液の試験は、70分後、
あるいは数回の読みとりで流出流量が供給流量と等しく
なったときに終了した。
【0032】溶液のオレフィン吸収能力は、溶液の単位
容積あたりの吸収されたオレフィンの容積として計算し
た(すなわち、cm被吸収ガス/cm溶液)。供給
ガスと流出ガスの容積の差が吸収されたガスであると見
なした。
【0033】この溶液のオレフィン吸収能力は、後述の
表1において、試験番号1として表示した。
【0034】実施例2 上述した平衡式1により、第II銅および0価の銅を前駆
体として第I銅錯体を生成して、2.0MCuNO
2.1ピリジン溶液を約125cm調製した。銅粉末
(粒子サイズ10μ)を、EDTA三ナトリウムの水溶
液中で攪拌して酸化物の被膜を洗浄除去し、蒸留水なら
びにアセトンで濯ぎ、乾燥させた。得られた7.9gの
銅粉末を、窒素雰囲気とした容積250mlの反応用フ
ラスコに入れた。32.5gのCu(NO・2.
5HO(0.137モル,10%過剰)を82.5m
lの蒸留水に溶解した溶液を添加した。混合液を5分間
窒素下で攪拌した。41.6gのピリジンを添加し、溶
液を一晩攪拌した。最大の銅総量は0.25モルと計算
され、銅濃度は2.0M、そしてアミン/銅比は2.1
と計算された。
【0035】この溶液のオレフィン吸収能力は、実施例
1に記載したものと同様の方法で定量した。結果は表1
において、試験番号2として表示した。
【0036】実施例3〜27 種々の陰イオン、配位子および配位子/金属比による溶
液を調製し、上述の方法で評価した。エタノールアミ
ン、モルホリンおよびトリエタノールアミンを使用した
溶液を実施例1に記載の方法で調整した。それ以外の溶
液は実施例2の方法で調整した。それぞれの溶液のオレ
フィン吸収能力は表1において試験番号3〜27として
表示した。
【0037】実施例28 第I銅錯体のin situでの生成をシミュレートす
るために0価の銅を分離容器に保持したことを除き、実
施例2と同様に、第II銅および0価の銅を前駆体として
第I銅錯体を生成して、2.0MCuNO・2.5ピ
リジン溶液を調製した。38.7gのCu(NO
・2.5HO(0.137モル,10%過剰)を8
2.5mlの蒸留水に溶解した溶液を、窒素雰囲気とし
た容積250mlの反応用フラスコに入れた。混合液を
5分間窒素下で攪拌した。49.5gのピリジンを添加
し、攪拌を続けた。直径2mmの銅球をEDTA三ナト
リウムの水溶液中で攪拌して酸化物の被膜を洗浄除去
し、蒸留水ならびにアセトンで濯ぎ、乾燥させた。得ら
れた9.4gの銅球を窒素雰囲気とした容積250ml
の第二の反応用フラスコに入れた。移送ポンプを使用し
て、閉じたループにおいてCu(NOピリジン溶
液を第一の反応用フラスコから第二の反応フラスコへ、
そして第二から第一反応用フラスコへと循環させた。循
環は3日間維持し、溶液が深い青から黄色に転じるのが
認められた。この溶液のオレフィン吸収能力は上述と同
様に試験され、表1において試験番号28として表示し
た。
【0038】実施例29 水素に対する第I銅溶液の比較安定性を評価した。2.
0MのCuNO・2.2ピリジン溶液を実施例2の手
順に従って調製し、水素ガスを20cm/分の流量で
75時間得られた溶液を通してバブリングした。可視的
な金属銅への還元は認められなかった。
【0039】実施例30 2.0MのAgNO溶液を調製し、水素ガスを実施例
29に記載の方法で得られた溶液を通してバブリングし
た。15分以内に黒色個体の沈殿、細かく分散した金属
銀が認められた。
【0040】実施例31〜33 上記実施例2、14および26の手順で250mlの試
料溶液を調製した。試料溶液をフラスコに採り、エチレ
ンガスを約70cm/分の流量でそれらの溶液を通し
てバブリングした。流出ガスはフラスコの第二の首を通
って流出し、湿式測定器に直結するようにした。ガス流
入口および流出口の周囲の、フラスコの首の間隙は、使
用しない第三の首と同様に密閉した。卵型のマグネチッ
クスターラーバーをマグネチックスターラー盤により高
速で回転させ、オレフィンを含有する供給ガスと被験溶
液とを確実に接触させた。
【0041】フラスコからの流出ガスは、湿式測定器で
2分ごとに手動で監視し、流出ガスの容積流動速度を記
録した。これらの溶液のオレフィン吸収能力は、溶液の
単位容積あたりの吸収されたオレフィンの容積として計
算した(すなわち、cm被吸収ガス/cm溶液)。
供給ガスと流出ガスの容積の差が吸収されたガスである
と見なした。
【0042】この溶液のオレフィン吸収能力は、図1に
示した。図1にはフラスコに供給されたオレフィンの累
積量も併せて示した。供給曲線への吸収曲線の近接は、
オレフィン吸収の速度論の定性評価となる。高い吸収能
力を有する溶液は、その吸収率が低下し始める前にその
総能力の約半分までのほとんど全てのオレフィンを吸収
する。
【0043】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】種々の第I銅錯体の、オレフィン吸収能力を図
示するものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】実施例2 上述した平衡式1により、第II銅および0価の銅を前駆
体として第I銅錯体を生成して、2.0MCuNO
2.1ピリジン溶液を約125cm調製した。銅粉末
(粒子サイズ10μ)を、EDTA三ナトリウムの水溶
液中で攪拌して酸化物の被膜を洗浄除去し、蒸留水なら
びにアセトンで濯ぎ、乾燥させた。得られた7.9gの
銅粉末を、窒素雰囲気とした容積250mlの反応用フ
ラスコに入れた。32.5gのCu(NO・2.
5HOを82.5mlの蒸留水に溶解した溶液を添加
した。混合液を5分間窒素下で攪拌した。41.6gの
ピリジンを添加し、溶液を一晩攪拌した。最大の銅総量
は0.25モルと計算され、銅濃度は2.0M、そして
アミン/銅比は2.1と計算された。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】実施例28 第I銅錯体のin situでの生成をシミュレートす
るために0価の銅を分離容器に保持したことを除き、実
施例2と同様に、第II銅および0価の銅を前駆体として
第I銅錯体を生成して、2.0MCuNO・2.5ピ
リジン溶液を調製した。38.7gのCu(NO
・2.5HOを82.5mlの蒸留水に溶解した溶液
を、窒素雰囲気とした容積250mlの反応用フラスコ
に入れた。混合液を5分間窒素下で攪拌した。49.5
gのピリジンを添加し、攪拌を続けた。直径2mmの銅
球をEDTA三ナトリウムの水溶液中で攪拌して酸化物
の被膜を洗浄除去し、蒸留水ならびにアセトンで濯ぎ、
乾燥させた。得られた9.4gの銅球を窒素雰囲気とし
た容積250mlの第二の反応用フラスコに入れた。移
送ポンプを使用して、閉じたループにおいてCu(NO
ピリジン溶液を第一の反応用フラスコから第二の
反応フラスコへ、そして第二から第一反応用フラスコへ
と循環させた。循環は3日間維持し、溶液が深い青から
黄色に転じるのが認められた。この溶液のオレフィン吸
収能力は上述と同様に試験され、表1において試験番号
28として表示した。
フロントページの続き (72)発明者 ロナルド ジェームズ バリュース アメリカ合衆国、オハイオ 44125、バリ ー ビュー、ノース パートリッジ ドラ イブ 13375番

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)第II銅類を含有する第一溶液を金属
    銅と接触させ、第I銅錯体を含有する第二溶液を生成
    し、そして、b)第I銅錯体を含有する前記第二溶液を
    オレフィンを含有する液体と接触させて前記液体からオ
    レフィンの一部を除去することから成る、液体からオレ
    フィンを除去する方法。
  2. 【請求項2】 前記第二溶液が、ピリジン、メチル置換
    ピリジン、メトキシ置換ピリジン、式 【化1】 で表される化合物、およびこれらの組合せより成る群か
    ら選択される共同溶媒を含有する、請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 前記式において、k、l、mおよびnの
    和が0乃至4である、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記式において、k、l、mおよびnの
    和が0乃至2である、請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第二溶液が、ピリジン、エタノール
    アミン、アセトニトリル、3−ヒドロキシプロピオニト
    リルおよびこれらの組合せより成る群から選択される共
    同溶媒を含有する、請求項1乃至4のいずれかに記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 前記第II銅類が、酢酸銅、硝酸銅、およ
    びこれらの組合せより成る群から選択される、請求項1
    乃至5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記第二溶液中の第I銅錯体の濃度が、
    約1M乃至約6Mの範囲である、請求項1乃至6のいず
    れかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第二溶液中の第I銅錯体の濃度が、
    約2M乃至約3Mの範囲である、請求項7に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 銅のモル濃度に対する共同溶媒のモル濃
    度の比が、約1乃至約6の範囲である、請求項2乃至8
    のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 銅のモル濃度に対する共同溶媒のモル
    濃度の比が、約2乃至約3の範囲である、請求項2乃至
    9のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記共同溶媒がピリジンである、請求
    項2乃至10のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】 銅のモル濃度に対するピリジンのモル
    濃度の比が、約2乃至約3の範囲である、請求項11に
    記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記第二溶液中の第I銅錯体の濃度
    が、約1.9M乃至約3.0Mの範囲である、請求項1
    1および12のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記オレフィンが、C2炭化水素、C
    3炭化水素およびこれらの組合せより成る群から選択さ
    れる、請求項1乃至13のいずれかに記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記オレフィンが、エチレン、プロピ
    レンおよびこれらの組合せより成る群から選択される、
    請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記オレフィンが、エチレンである、
    請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 a)第II銅類を含有する第一溶液を包
    含する第一容器と、 b)前記第一溶液を金属銅と接触させ、第I銅錯体を含
    有する第二溶液を生成する手段と、そして、c)オレフ
    ィンを含有する液体からオレフィンの一部を除去するた
    めに第I銅錯体を含有する前記第二溶液と前記液体を接
    触させる手段とから成る、in situでの第I銅錯
    体の製造および液体からのオレフィン除去のための装
    置。
  18. 【請求項18】 前記金属銅が第二容器に包含され、そ
    して前記手段は、少なくとも前記第一溶液の一部を引き
    込み、前記第一溶液を前記金属銅と接触させ、そして前
    記溶液を前記第一容器に戻すべく設けられる、請求項1
    7に記載の装置。
  19. 【請求項19】 第I銅錯体を含有する前記第二溶液と
    オレフィンを含有する液体を接触させるための前記手段
    が、前記第一容器と一体となっている、請求項17およ
    び18のいずれかに記載の装置。
JP7220904A 1994-08-29 1995-08-29 オレフィン混合物からのオレフィンの除去 Pending JPH08176021A (ja)

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