JPH08175507A - 古梢用結束機 - Google Patents

古梢用結束機

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JPH08175507A
JPH08175507A JP6335989A JP33598994A JPH08175507A JP H08175507 A JPH08175507 A JP H08175507A JP 6335989 A JP6335989 A JP 6335989A JP 33598994 A JP33598994 A JP 33598994A JP H08175507 A JPH08175507 A JP H08175507A
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G17/00Cultivation of hops, vines, fruit trees, or like trees
    • A01G17/04Supports for hops, vines, or trees
    • A01G17/06Trellis-work
    • A01G17/08Tools e.g. clips for attaching hops, vines, or boughs to trellis-work; Tying devices

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Binders And Loading Units For Sheaves (AREA)
  • Auxiliary Apparatuses For Manual Packaging Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ハンドル2の握り操作と結束帯aの切断荷重を
軽減して作業性を向上させるとともに、切断カスの発生
を防止し、誤操作を少なくする。 【構成】ガイドアーム11を、ボディ1上における回動
支点を前後に移動可能とし、コンタクトプレート25の
後方への移動に連動してガイドアーム11の前端部11
aがボディ1に対して開き状態から閉じ状態へ回動する
第1の回動時には、ガイドアーム11の前端部11aを
掴み爪41の近傍に着地させて結束帯aの先端部を掴み
爪41に把持させ、第1の回動後にハンドル2の回動に
連動してガイドアーム11の前端部11aがボディ1に
対して開き状態から閉じ状態へ回動する第2の回動時に
は、ガイドアーム11の前端部11aを切断爪42の近
傍に着地させて結束帯aを切断爪42で切断し、最後に
結束帯aの両端部を捩り手段48により捩って結束す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はぶどう畑においてぶどう
の古梢を支持柵のワイヤ等の線材に結束させて支持させ
るための古梢用結束機に関する。
【0002】
【従来技術】この種の結束機としては、ドイツ特許第2
910989号明細書に示されたものが知られている。
【0003】これは、ボディに対して開閉作動するガイ
ドアームの内側に被結束物(古梢とその支持線材)を入
れてハンドルを開閉操作してガイドアームの先端に案内
された結束帯の先端をボディの前端に設けられた掴み爪
によって掴むことにより、ガイドアームとボディとの間
に結束帯を張り、その後被結束物に対して結束機を後方
に移動させて被結束物で結束帯の略中央部を押して結束
帯をV字形に折り曲げ、さらに再びハンドルを開閉操作
して結束帯をU字形に曲げた後に切断爪(掴み爪の後方
に配置されている)によって結束帯を切断し、続いて被
結束物の後方に残った結束帯の部分を螺旋状の捩り手段
によって捩ることにより結束するものである。
【0004】ところが、上記結束機による1度の結束操
作には、ハンドル操作により結束帯を掴むためにハンド
ルを1回握ってガイドアームを開閉し、さらに結束帯を
切断するのに再びハンドルを握って開閉操作する必要が
ある。つまり、1度の結束のためにハンドルを握る操作
を2度繰り返さなければならないので、作業性が悪い。
【0005】また、図20のように、切断爪55が掴み
爪56の前部に配置されているから、切断時には結束帯
57を2本切らなければならないので、切断荷重が大き
く、ハンドルの2回操作とあいまって作業者に対する負
担が大きく、疲労しやすいから、長く作業を続けること
ができないほか、切断された結束帯のうち1本分、つま
り切断爪によって切断された部分と掴み爪によって把持
された部分の間の1本分57aは切断カスとなってしま
う。
【0006】さらに、ガイドアームの内側に被結束物を
入れる前に誤ってハンドルを握ってガイドアームを開閉
させてしまうと、結束帯の先端が掴み爪に把持され、結
束帯が張られてしまうから、被結束物を入れることがで
きなくなってしまう。しかも、掴み爪による把持を解除
するリセット作業が非常に面倒である。
【0007】
【発明の目的】本発明は前記欠点を解消し、特にハンド
ルの握り操作と結束帯の切断荷重を軽減して作業性を向
上させるとともに、切断カスの発生を防止し、誤操作の
少ない古梢用結束機を提供することをその目的とする。
【0008】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る古梢用結束機は、前後方向に長く形成
され前部に掴み爪と切断爪とを前後に並べて配置したボ
ディと、ボディとの間に空間部を形成するように弯曲状
に形成され、結束帯の先端部を保持した前端部がボディ
の前部に対して当接、離反して開閉するようにボディに
回動自在に配置され、常時開き方向にバネ付勢されたガ
イドアームと、開き状態のガイドアームとボディとの間
から挿入された古梢とこれを支持する線材とからなる被
結束物に当接可能な当接片を有し、ボディに沿って後方
に摺動可能で、常時前方にバネ付勢されたコンタクトプ
レートと、上記ボディに設けられた結束帯の捩り手段と
を備え、上記ガイドアームを、ボディ上における回動支
点を前後に移動可能とするとともに、上記コンタクトプ
レートの後方への移動に連動してガイドアームの前端部
がボディに対して開き状態から閉じ状態へ回動する第1
の回動時には、ガイドアームの前端部を掴み爪の近傍に
着地させて上記結束帯の先端部を上記掴み爪に把持さ
せ、第1の回動後にハンドルの回動に連動してガイドア
ームの前端部がボディに対して開き状態から閉じ状態へ
回動する第2の回動時には、ガイドアームの前端部を上
記切断爪の近傍に着地させて上記結束帯を上記切断爪で
切断し、上記被結束物のまわりに周回させた結束帯の両
端部を上記捩り手段により捩って結束することを特徴と
する。
【0009】なお、前記コンタクトプレートが後方に移
動しているときは前記ハンドルの作動をロックするのが
好ましい。
【0010】
【作用】前記構成によれば、ガイドアームの前端部をボ
ディから離反して開き状態とし、その間から挿入された
被結束物をコンタクトプレートの当接片に当接させた状
態で後方へ移動させる。これに連動してガイドアームの
前端部がボディに対して開き状態から閉じ状態へ回動す
る。この第1の回動時には、ガイドアームの前端部が掴
み爪の近傍に着地して結束帯の先端部を上記掴み爪に把
持させる。そこで、コンタクトプレートをバネ付勢によ
り前方に移動させると、同様にガイドアームも再びバネ
付勢によりボディから離反して開くが、このとき掴み爪
とガイドアームの前端部との間には結束帯が張設され
る。そこで、被結束物を結束帯とともにボディより前方
に移動させた後に、今度はハンドルを握って回動させる
と、これに連動してガイドアームの前端部がボディに対
して開き状態から閉じ状態へ回動する。この第2の回動
時には、ガイドアームの前端部は切断爪の近傍に着地し
て結束帯が切断爪で切断される。これにより、被結束物
のまわりに結束帯が周回した状態になる。そこで、さら
に上記結束帯の両端部を捩り手段により捩ることにより
結束が完了する。
【0011】なお、前記コンタクトプレートが後方に移
動しているときは前記ハンドルの作動がロックされるの
で、ガイドアームに2重の作動制御が働くことはない。
【0012】
【実施例】図1は古梢用結束機を示す。この結束機は主
にぶどうの古梢を結束帯を介して支持柵に張設された線
材に結束して支持させるものである。結束帯aは2重の
紙の中心に針金を埋設したもので、いわゆる紙タイと呼
ばれるものである。
【0013】符号1はボディである。ボディ1は前後方
向に長く形成され、前部から中央部にかけての主要部は
断面U字形に形成され、後部にはグリップ部1aが形成
されている。ボディ1の前端部には掴み爪41と切断爪
42(いずれも後述)とが設けられている。
【0014】図2〜図5に示されるように、ボディ1に
はハンドル2が回動軸3を介して回動可能に支持されて
いる。ハンドル2は全体としてZ字形に形成され、その
後部はボディ1のグリップ部1aに対向するように配置
され、その回動軸3はハンドル2に上下方向に長く形成
された長孔4に係合してバネ53により開き方向にバネ
付勢されている。中央部はボディ1の両側を跨ぐように
配置された2つの側面部2a、2aから構成され、その
一方の側面部2aはボディ1の前部の一側面まで延出さ
れて延出部2bを形成している。そして、前方に延出し
た延出部2bの前端は屈曲し、図6に示されるように、
この部分5の軸6に切り換えフック7が回動自在に支持
されている。切り換えフック7の中間部には係合片8が
形成されている。また、切り換えフック7は、軸6に取
り付けられたバネ9により、先端のフック部7aと係合
片8がそれぞれボディ1側に回動するように付勢されて
いる。
【0015】なお、ハンドル2の他方の側面部2aに
は、コ字形の段部10(図4参照)が形成されている。
【0016】ボディ1の中央よりやや後ろ側には、ガイ
ドアーム11がその前端部11aをボディ1に対して当
接、離反して開閉するように、回動可能に配置されてい
る。ガイドアーム11は、ボディ1との間に空間部を形
成するようにU字状に弯曲状に形成され、その前部には
結束帯aの案内溝12が形成され、この案内溝12の前
方には二股状の押え片13が形成されている。そして、
前端部11aが閉じ時には掴み爪41又は切断爪42の
近傍に着地するように構成されている。
【0017】また、ガイドアーム11の後部にはインサ
イドブロック14が一体に形成され、このインサイドブ
ロック14の両側には後方に張り出す側面板15が対向
形成され、その基部にはピン16が設けられ、このピン
16はボディ1の両側壁に前後方向に長く形成された第
1のガイド孔17aに摺動可能に係合している(図3参
照)とともに、上記インサイドブロック14は上記ピン
16を介してテンションバー17の前端に連結されてい
る。テンションバー17の後端にもピン18が設けら
れ、このピン18はボディ1の両側壁に第1のガイド孔
17aと平行に形成された第2のガイド孔17bに係合
していると同時に、ハンドル2の側面部2a、2aに形
成されたガイド孔19にも係合している。ハンドル2の
ガイド孔19の一端19aは上下に少し長く形成され、
これに横向きV字形のV形部19bが連続形成されてい
る。
【0018】また、ガイドアーム11の後方にはガイド
バー20が配置されている。ガイドバー20の中間部と
基部とはボディ1に設けられた2つの軸21、22に支
持され、その先端部には結束帯aの案内部23が形成さ
れている。また、ガイドバー20とガイドアーム11と
の間には引っ張りバネ24が取り付けられ、ガイドアー
ム11は上記引っ張りバネ24により常時開き方向に付
勢されている。
【0019】次に、ボディ1の前方部分にはボディ1に
沿って前後方向に摺動可能で、常時前方にバネ付勢され
たコンタクトプレート25が配置されている。このコン
タクトプレート25は、前後に長い水平部25aとその
前端から直角に形成された弓形の当接片26とを有し、
水平部25aの前後に形成された突片27にはそれぞれ
軸28、29が挿入され、各軸28、29はボディ1の
側壁の中央部から前部にかけて長く形成された案内孔3
0に摺動自在に係合している(図4参照)。上記当接片
26は開き状態のガイドアーム11とボディ1との間か
ら挿入された古梢とこれを支持する線材とからなる被結
束物31に当接させるものである。上記水平部25aの
中間には当接片26と反対側に舌片32が形成されてい
る。
【0020】また、上記水平部25aの後端に形成され
た鈎形屈曲部33とボディ1のグリップ部1aとの間に
は圧縮バネ34が配置され、この圧縮バネ34によりコ
ンタクトプレート25は常時前方に付勢されている。
【0021】さらに、図4に示されるように、上記コン
タクトプレート25が後方に摺動したときに水平部25
aの後部の軸29はハンドル2の側面部のコ字形の段部
10の内側に入り込むように設けられている。
【0022】上記ガイドバー20とコンタクトプレート
25との間にはアームリンク35が連結されている。す
なわち、アームリンク35はコ字形に形成された板状リ
ンクで、図5のようにガイドアーム11の基部の側面板
15の間に配置され、その一端はガイドバー20の中間
部に設けられた軸21に、他端は図4のようにコンタク
トプレート25の水平部25aの後部の軸29に長孔3
7を介して連結されている。また、上記一端側には、上
記軸21上に設けられた第1の中空ピン38とその前方
に設けられた第2の中空ピン39とが配置されている。
第1の中空ピン38はインサイドブロック14の両側の
側面板15の後端面に当接して転動可能に、第2の中空
ピン39はインサイドブロック14の後面に当接可能に
構成されている。
【0023】次に、図6に示されるように、ボディ1の
内側前部には中空シャフト40が回転自在に配置され、
この中空シャフト40には図1のように掴み爪41と切
断爪42とが前後に並んで配置されている。中空シャフ
ト40の一側には第1の突片43が、他側には第2の突
片44がそれぞれ突出している。
【0024】これに対応し、図1に示されるように、ボ
ディ1の前部には、コンタクトプレート25の反対側に
設けられた軸45に回転プレート46が回転自在に支持
されている。この回転プレート46はL字形に形成さ
れ、中央部はボディ1に設けられた軸45に回転自在に
支持され、前部46aは上記中空シャフト40の第1の
突片43に係合可能に、また後部の屈曲部46bはコン
タクトプレート25の舌片32の移動軌跡に配置され、
コンタクトプレート25が後方に摺動時に上記舌片32
に係合するように設けられている。回転プレート46
は、バネ36により、常時屈曲部46bがガイドプレー
ト25の水平部25aに対して直角をなすように付勢さ
れている。
【0025】また、上記第2の突片44は、図5のよう
に、ハンドル2の前端に設けられた切り換えフック7に
係合可能に形成されている。なお、切り換えフック7の
中間部の係合片8はボディ1の側壁に形成された凸部4
7に係合するように形成されている。
【0026】さらに、上記中空シャフト40の内部には
軸状の捩り手段48が配置されている。この捩り手段4
8の前端には結束帯aの引っ掛け部49が形成されてい
る。軸状部分50は螺旋状に形成され、このため捩り手
段48は回転しながらボディ1から引き出されるように
構成されている。
【0027】次に、前記構成の結束機の使用態様につい
て説明すると、まず結束帯aの先端を直角に屈曲させて
ガイドアーム11の案内溝12の先端から出しておく。
そして、図1のようにボディ1とガイドアーム11との
間からに被結束物31を入れ込み、コンタクトプレート
25の当接片26に当接させ、さらに被結束物31を当
接片26に被結束物31を押し付けてコンタクトプレー
ト25を相対的に後方に移動させる。テンションバー1
7は、後端のピン18がハンドル2のガイド孔19の一
端19aに係合し、後方に移動することができない。こ
れにより、アームリンク35が図7のように回動し、第
2の中空ピン39がガイドアーム11のインサイドブロ
ック14の背面を押圧しながら移動するから、ガイドア
ーム11が引っ張りバネ24に抗して閉じ方向に回動す
る。この第1の回動時には、ガイドアーム11はピン1
6を中心に回動する。そして、ガイドアーム11の前端
部11aはボディ1の掴み爪41の近傍に着地する(図
8参照)。さらに、図9のようにコンタクトプレート2
5を後方に移動させると、コンタクトプレート25の舌
片32が回転プレート46の屈曲部46bに当たり、こ
れを後方に押すから、回転プレート46が同図の時計方
向に回転し、図10のように、その前部46aが中空シ
ャフト40の第1の突片43を押し上げる。このため、
中空シャフト40が一方に所定の角度だけ回転し、図1
1(a) のように、掴み爪41がガイドアーム11の先端
からはみ出した結束帯aの屈曲部a1をボディ1に設け
られた1対の突片51の間に押し込んで把持する。
【0028】なお、上記第1の回動時にハンドル2を作
動させようとしても、コンタクトプレート25が後方に
移動したときに、図4のようにその後部の軸29がハン
ドル2のコ字形段部10の内側に入り込むので、このロ
ック機構によりハンドル2はロックされ、作動させるこ
とができない。
【0029】その後、被結束物31からボディ1を後方
に離反移動させると、図12のようにコンタクトプレー
ト25は圧縮バネ34により相対的に前方に移動すると
ともに、ガイドアーム11も引っ張りバネ24により開
き状態となる。結束帯aの先端は掴み爪41に把持され
ているから、結束帯aはガイドアーム11の前端とボデ
ィ1との間に張設されることになり、被結束物31を結
束帯aに当てた状態でボディ1の前方に移動させる。
【0030】そして、今度はハンドル2を握って第2の
回動を行なわせる。ハンドル2を握り締めると、図13
に示されるように、ハンドル2は回動軸3を中心に回動
するが、同時にテンションバー17の後端のピン18は
ハンドル2のガイド孔19のV形部19bとボディ1の
両側壁の第2のガイド孔17bとに案内されて後方に移
動する。これに連動して、ガイドアーム11の基部のピ
ン16もボディ1の両側壁の第1のガイド孔17aに沿
って後方に引かれ、同時にアームリンク35の第1の中
空ピン38がガイドアーム11の側面板15の後端面に
当接して移動するので、ガイドアーム11は閉じ方向に
回動する。このときガイドアーム11の回動支点(上記
ピン16)は後方に移動するので、ガイドアーム11の
前端部11aは切断爪42の近傍に着地する(図14参
照)。さらにハンドル2を図15のように回転させる
と、ハンドル2は今度は回動軸3を中心に回転するの
で、その延出部2bの前端が図の上方に移動するので、
図16、図17に示されるように、ハンドル2の前端の
切り換えフック7が中空シャフト40の第2の突片44
に係合して押圧するから、中空シャフト40は同図の反
時計方向に回動する。このため、図11(b) に示される
ように、切断爪42が回転し、ボディ1に設けられた切
断部52との間で結束帯aを切断する。同時に、掴み爪
41による結束帯aの把持は解除される。これにより、
被結束物31のまわりに結束帯aが1周回した状態にな
る。そこで、さらにボディ1を後方に移動させると、結
束帯aはガイドアーム11の押え片13に押えられ、捩
り手段48の前端の引っ掛け部49に引っ掛けられてい
るから、図18のように、この状態で捩り手段48が中
空シャフト40から引き出されるが、このとき捩り手段
48が回転するので、結束帯aの両端部は捩られ、結束
が完了するとともに、結束帯aは押え片13と引っ掛け
部49から解放される。
【0031】なお、結束帯の掴みと切断は図19に示さ
れるとおりである。
【0032】なお、切断時に結束帯aの先端は折り曲げ
られた状態で切断され、折り曲げ部の一部はそのままガ
イドアーム11の前端部11aに残り、ガイドアーム1
1が開いた後、次の結束が準備される。
【0033】
【効果】請求項1の発明によれば、1度の結束にガイド
アームが2度回動する必要があるが、第1の回動はコン
タクトプレートの後方への移動に連動して行なわれ、ハ
ンドルを握る必要はない。このように、1度の結束のた
めにハンドルを握る操作は1度で済むので、作業性がよ
い。
【0034】また、ガイドアームをボディに対して閉じ
させるとき、ガイドアームの前端部は第1の回動時には
掴み爪の近傍に、また第2の回動時には切断爪の近傍に
着地するが、掴み爪は前部に、切断爪はその後部に配置
されているので、切断爪によって切断される結束帯は1
本だけである。したがって、切断カスが出ない。
【0035】加えて、ハンドル操作が1度で済み、また
切断加重も軽減されるので、長い時間結束作業を続ける
ことができる。
【0036】さらに、結束作業にあたり、ガイドアーム
の内側に被結束物を入れる前に誤ってハンドルを握って
ガイドアームを閉じても、ガイドアームの先端は切断爪
の近傍に着地するだけであるから、何も起こらない。
【0037】請求項2の発明によれば、コンタクトプレ
ートが後方に移動したときに、ハンドルの作動はロック
されるので、誤操作が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る古梢用結束機の側面図
【図2】上記結束機の要部の縦断面図
【図3】図2のAーA線上の断面図
【図4】図2のBーB線上の断面図
【図5】図2のCーC線上の断面図
【図6】図2のDーD線上の断面図
【図7】上記結束機の第1の回動開始時の説明図
【図8】ガイドアームの閉じ時の説明図
【図9】掴み爪による結束帯の掴み状態の説明図
【図10】掴み状態の横断説明図
【図11】(a) (b) はそれぞれ結束帯の掴み状態と切断
状態を示す説明図
【図12】ガイドアームの開き作動時の説明図
【図13】上記結束機の第2の回動開始時の説明図
【図14】ガイドアームの閉じ時の説明図
【図15】切断爪による切断の作動状態の明図
【図16】切断爪による結束帯の切断開始時の横断説明
【図17】切断爪による結束帯の切断状態の横断説明図
【図18】結束帯の捩り状態説明図
【図19】上記結束機による掴みと切断の状態を簡略に
示した説明図
【図20】従来の結束機による掴みと切断の状態を簡略
に示した説明図
【符号の説明】
a 結束帯 1 ボディ 11 ガイドアーム 11a 前端部 25 コンタクトプレート 26 当接片 31 被結束物 41 掴み爪 42 切断爪 48 捩り手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向に長く形成され前部に掴み爪と
    切断爪とを前後に並べて配置したボディと、 ボディとの間に空間部を形成するように弯曲状に形成さ
    れ、結束帯の先端部を保持した前端部がボディの前部に
    対して当接、離反して開閉するようにボディに回動自在
    に配置され、常時開き方向にバネ付勢されたガイドアー
    ムと、 開き状態のガイドアームとボディとの間から挿入された
    古梢とこれを支持する線材とからなる被結束物に当接可
    能な当接片を有し、ボディに沿って後方に摺動可能で、
    常時前方にバネ付勢されたコンタクトプレートと、 上記ボディに設けられた結束帯の捩り手段とを備え、 上記ガイドアームを、上記ボディ上における回動支点を
    前後に移動可能とするとともに、上記コンタクトプレー
    トの後方への移動に連動してガイドアームの前端部がボ
    ディに対して開き状態から閉じ状態へ回動する第1の回
    動時には、ガイドアームの前端部を掴み爪の近傍に着地
    させて上記結束帯の先端部を上記掴み爪に把持させ、 第1の回動後にハンドルの回動に連動してガイドアーム
    の前端部がボディに対して開き状態から閉じ状態へ回動
    する第2の回動時には、ガイドアームの前端部を上記切
    断爪の近傍に着地させて上記結束帯を上記切断爪で切断
    し、 上記被結束物のまわりに周回させた結束帯の両端部を上
    記捩り手段により捩って結束することを特徴とする古梢
    用結束機。
  2. 【請求項2】 前記コンタクトプレートが後方に移動し
    ているときに前記ハンドルの作動をロックするロック機
    構を設けた請求項1記載の古梢用結束機。
JP6335989A 1994-12-22 1994-12-22 古梢用結束機 Expired - Fee Related JP2876589B2 (ja)

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