JPH0817546B2 - 電機駆動車における動力部冷却装置 - Google Patents
電機駆動車における動力部冷却装置Info
- Publication number
- JPH0817546B2 JPH0817546B2 JP63056405A JP5640588A JPH0817546B2 JP H0817546 B2 JPH0817546 B2 JP H0817546B2 JP 63056405 A JP63056405 A JP 63056405A JP 5640588 A JP5640588 A JP 5640588A JP H0817546 B2 JPH0817546 B2 JP H0817546B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- generator
- cooling
- blower
- electric motor
- air
- Prior art date
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- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両にエンジンにて駆動される発電機を搭
載し、またホイールを支承する固定車軸内に上記発電機
より供給される電流にて駆動される電動機を設け、この
電動機にて上記ホイールを駆動して走行するようにした
電機駆動車における動力部冷却装置に関するものであ
る。
載し、またホイールを支承する固定車軸内に上記発電機
より供給される電流にて駆動される電動機を設け、この
電動機にて上記ホイールを駆動して走行するようにした
電機駆動車における動力部冷却装置に関するものであ
る。
従来の上記動力部冷却装置にあっては、第４図に示す
ようになっていて、１個のエア吸入口ａより１個のブロ
アｂにてエアを吸引し、エア吸入口ａよりブロアｂに至
る途中の吸入ダクトｃより発電機ｄへの冷却ダクトｅを
分岐し、またブロアｂの下流側に発電機及び電動機用の
制御装置ｆと電動機ｇのそれぞれの冷却用チャンバをダ
クトにて直列に接続する構成となっていた。
ようになっていて、１個のエア吸入口ａより１個のブロ
アｂにてエアを吸引し、エア吸入口ａよりブロアｂに至
る途中の吸入ダクトｃより発電機ｄへの冷却ダクトｅを
分岐し、またブロアｂの下流側に発電機及び電動機用の
制御装置ｆと電動機ｇのそれぞれの冷却用チャンバをダ
クトにて直列に接続する構成となっていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕 上記従来の冷却装置では、エア吸入口ａを有する１個
の吸入ダクトｃよりエアを吸入し、しかも発電機用のエ
アはブロアｂの上流側で分岐されているため、発電機用
の冷却エアと、電動機側の冷却エアの配分が計画通りに
行かず、また風量を増加しようとすると、吸入抵抗が増
大するため風量を確保するのが困難であった。
の吸入ダクトｃよりエアを吸入し、しかも発電機用のエ
アはブロアｂの上流側で分岐されているため、発電機用
の冷却エアと、電動機側の冷却エアの配分が計画通りに
行かず、また風量を増加しようとすると、吸入抵抗が増
大するため風量を確保するのが困難であった。
本発明は上記のことにかんがみてなされたもので、発
電機用及び電動機用のそれぞれの冷却エアの風量を吸入
抵抗が増大することなく十分確保でき、それぞれの冷却
エアの配分を計画通り適正に行なうことができるように
した電機駆動車における動力部冷却装置を提供しようと
するものであり、その構成は、エンジンにて駆動される
発電機と、この発電機からの電流にて駆動される電動機
にて車輪を駆動して走行するようにした電機駆動車にお
ける動力部冷却装置において、上記発電機１内に冷却用
ブロア２を設け、この発電機１の冷却風入口に第１のエ
ア吸入口３に接続した第１の吸入ダクト４を接続し、ま
た上記発電機１と同軸状に他のブロア５を設け、このブ
ロア５の入口には第２のエア吸入口６に接続した第２の
吸入ダクト７を接続し、またこのブロア５の出口は吐出
ダクト８を介して電動機９の冷却チャンバ10に接続し、
発電機１と電動機９の冷却回路を分離独立した構成とな
っており、発電機１と電動機９はそれぞれ独立して別々
に設けられた吸入ダクト4,7からの吸入空気にて冷却さ
れる。
電機用及び電動機用のそれぞれの冷却エアの風量を吸入
抵抗が増大することなく十分確保でき、それぞれの冷却
エアの配分を計画通り適正に行なうことができるように
した電機駆動車における動力部冷却装置を提供しようと
するものであり、その構成は、エンジンにて駆動される
発電機と、この発電機からの電流にて駆動される電動機
にて車輪を駆動して走行するようにした電機駆動車にお
ける動力部冷却装置において、上記発電機１内に冷却用
ブロア２を設け、この発電機１の冷却風入口に第１のエ
ア吸入口３に接続した第１の吸入ダクト４を接続し、ま
た上記発電機１と同軸状に他のブロア５を設け、このブ
ロア５の入口には第２のエア吸入口６に接続した第２の
吸入ダクト７を接続し、またこのブロア５の出口は吐出
ダクト８を介して電動機９の冷却チャンバ10に接続し、
発電機１と電動機９の冷却回路を分離独立した構成とな
っており、発電機１と電動機９はそれぞれ独立して別々
に設けられた吸入ダクト4,7からの吸入空気にて冷却さ
れる。
本発明の実施例を第１図から第３図に基づいて説明す
る。
る。
第１図において、１は内部に冷却用ブロア２を有する
発電機であり、この発電機１の冷却風入口には第１のエ
ア吸入口３に接続した第１の吸入ダクト４が接続されて
いる。５は上記発電機１と同軸状に設けられたブロアで
あり、このブロア５の入口には第２のエア吸入口６に接
続した第２の吸入ダクト７が接続されている。そして上
記ブロア５の出口は吐出ダクト８を介して電動機９の冷
却チャンバ10に接続されている。また上記第２の吸入ダ
クト７の途中に発電機及び電動機用の制御装置11を冷却
する制御装置冷却チャンバ12を介装してある。
発電機であり、この発電機１の冷却風入口には第１のエ
ア吸入口３に接続した第１の吸入ダクト４が接続されて
いる。５は上記発電機１と同軸状に設けられたブロアで
あり、このブロア５の入口には第２のエア吸入口６に接
続した第２の吸入ダクト７が接続されている。そして上
記ブロア５の出口は吐出ダクト８を介して電動機９の冷
却チャンバ10に接続されている。また上記第２の吸入ダ
クト７の途中に発電機及び電動機用の制御装置11を冷却
する制御装置冷却チャンバ12を介装してある。
第２図、第３図は上記各部材を大型ダンプトラックに
搭載した場合の実施例を示すもので、運転台13の下側に
発電機１がエンジン14に連結して設けられており、また
後輪15を支持している固定車軸内に電動機９が内装して
ある。第１、第２の吸入ダクト4,7は運転室16の背面に
沿っており、それぞれのエア取入口3,6は運転室16の上
側に開口させてある。
搭載した場合の実施例を示すもので、運転台13の下側に
発電機１がエンジン14に連結して設けられており、また
後輪15を支持している固定車軸内に電動機９が内装して
ある。第１、第２の吸入ダクト4,7は運転室16の背面に
沿っており、それぞれのエア取入口3,6は運転室16の上
側に開口させてある。
上記構成において、発電機１の駆動により、第１のエ
ア吸入口３より吸入されたエアは第１の吸入ダクト４を
経て発電機１内に流入してこれを冷却し、冷却用ブロア
２にて排出される。一方上記発電機１の駆動により回転
されるブロア５により、エアを第２のエア吸入口６より
第２の吸入ダクト７を通って吸入し、このエアを吐出ダ
クト８を介して電動機９の冷却チャンバ10に吐出されて
電動機９が冷却される。またこのとき、第２の吸入ダク
ト７を通るエアにて制御装置11のダイオード等が冷却さ
れる。
ア吸入口３より吸入されたエアは第１の吸入ダクト４を
経て発電機１内に流入してこれを冷却し、冷却用ブロア
２にて排出される。一方上記発電機１の駆動により回転
されるブロア５により、エアを第２のエア吸入口６より
第２の吸入ダクト７を通って吸入し、このエアを吐出ダ
クト８を介して電動機９の冷却チャンバ10に吐出されて
電動機９が冷却される。またこのとき、第２の吸入ダク
ト７を通るエアにて制御装置11のダイオード等が冷却さ
れる。
上記のようにして発電機１と電動機９はそれぞれ独立
した冷却回路にて冷却される。
した冷却回路にて冷却される。
本発明によれば、上記したように、発電機１と電動機
９のそれぞれの冷却回路がそれぞれの吸入口を別々にし
た構成にしたことにより、発電機用の冷却エアと、電動
機側の冷却用エアの風量を吸入抵抗が増大することなく
十分確保でき、それぞれの冷却エアの配分を計画通り適
正に行なうことができる。そして特に本発明によれば、
エンジン14にて駆動される発電機１内に、この発電機12
を冷却するための冷却用ブロア２と、電動機９を冷却す
るための他のブロア５を同軸状に設けたことにより、両
冷却用のブロア2,5を効率よくエンジン14にて駆動する
ことができると共に、この冷却用のブロア2,5のための
設置スペースを小さくすることができる。
９のそれぞれの冷却回路がそれぞれの吸入口を別々にし
た構成にしたことにより、発電機用の冷却エアと、電動
機側の冷却用エアの風量を吸入抵抗が増大することなく
十分確保でき、それぞれの冷却エアの配分を計画通り適
正に行なうことができる。そして特に本発明によれば、
エンジン14にて駆動される発電機１内に、この発電機12
を冷却するための冷却用ブロア２と、電動機９を冷却す
るための他のブロア５を同軸状に設けたことにより、両
冷却用のブロア2,5を効率よくエンジン14にて駆動する
ことができると共に、この冷却用のブロア2,5のための
設置スペースを小さくすることができる。
第１図は本発明の実施例を示す概略的な回路図、第２
図、第３図はダンプトラックに適用した場合の平面図、
側面図、第４図は従来例を示す概略的な回路図である。 １は発電機、９は電動機、12はエンジン。
図、第３図はダンプトラックに適用した場合の平面図、
側面図、第４図は従来例を示す概略的な回路図である。 １は発電機、９は電動機、12はエンジン。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−104403（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−68004（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−92153（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】エンジン14にて駆動される発電機１と、こ
の発電機１からの電流にて駆動される電動機９にて車輪
を駆動して走行するようにした電機駆動車における動力
部冷却装置において、上記発電機１内に冷却用ブロア２
を設け、この発電機１の冷却風入口に第１のエア吸入口
３に接続した第１の吸入ダクト４を接続し、また上記発
電機１と同軸状に他のブロア５を設け、このブロア５の
入口には第２のエア吸入口６に接続した第２の吸入ダク
ト７を接続し、またこのブロア５の出口は吐出ダクト８
を介して電動機９の冷却チャンバ10に接続し、発電機１
と電動機９の冷却回路を分離独立したことを特徴とする
電機駆動車における動力部冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63056405A JPH0817546B2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 | 電機駆動車における動力部冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63056405A JPH0817546B2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 | 電機駆動車における動力部冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01231635A JPH01231635A (ja) | 1989-09-14 |
| JPH0817546B2 true JPH0817546B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=13026259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63056405A Expired - Lifetime JPH0817546B2 (ja) | 1988-03-11 | 1988-03-11 | 電機駆動車における動力部冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0817546B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990008808A (ko) * | 1997-07-04 | 1999-02-05 | 김영귀 | 에어 덕트를 가지는 자동차의 교류 발전기 |
| KR20020049255A (ko) * | 2000-12-19 | 2002-06-26 | 이계안 | 하이브리드 전기 자동차용 모터 제어기의 냉각장치 |
| WO2013118630A1 (ja) | 2012-02-06 | 2013-08-15 | 日立建機株式会社 | 運搬車両 |
| CN107757346A (zh) * | 2017-11-10 | 2018-03-06 | 徐州徐工矿山机械有限公司 | 一种矿用自卸车交流变频牵引系统的冷却系统 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6092153A (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-23 | 株式会社日立製作所 | ゴムタイヤ牽引鉄道車両 |
| JPS6268004A (ja) * | 1985-09-17 | 1987-03-27 | Fuji Electric Co Ltd | 内燃機関駆動電気式車両 |
| JPS62104403A (ja) * | 1985-10-29 | 1987-05-14 | Isuzu Motors Ltd | 車両駆動装置 |
-
1988
- 1988-03-11 JP JP63056405A patent/JPH0817546B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01231635A (ja) | 1989-09-14 |
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