JPH08174822A - インク噴射装置およびその製造方法 - Google Patents

インク噴射装置およびその製造方法

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JPH08174822A
JPH08174822A JP32211694A JP32211694A JPH08174822A JP H08174822 A JPH08174822 A JP H08174822A JP 32211694 A JP32211694 A JP 32211694A JP 32211694 A JP32211694 A JP 32211694A JP H08174822 A JPH08174822 A JP H08174822A
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Yoshikazu Takahashi
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    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大量生産性に優れ、容易に電気的接続が行え
るインク噴射装置及びその製造方法を提供すること。 【構成】 インク噴射装置100は、溝115,11
7,118と深溝116を切削加工し、隔壁111を形
成した2枚のアクチュエータ板101,102を、隔壁
111の部位にて接合しアクチュエータ110とする。
前記アクチュエータ110の上面に第1の溝119を、
端面に第2の溝114を切削加工にて形成した後に、イ
ンク液室112内表面、空気室113内表面、第1の溝
119及び第2の溝114表面にメッキ法を用いて金属
層を形成する。その後、切削加工により、各液室内電極
125に導通する駆動電極122a及び空気室内電極1
24に導通する接地電極123aを各々分離すること
で、アクチュエータ110に各電極が形成されたインク
噴射装置100が作製される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク噴射装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】今日、これまでのインパクト方式の印字
装置にとってかわり、その市場を大きく拡大しつつある
ノンインパクト方式の印字装置のなかで、原理が最も単
純で、かつ多階調化やカラー化が容易であるものとし
て、インクジェット方式の印字装置が挙げられる。なか
でも印字に使用するインク滴のみを噴射するドロップ・
オン・デマンド型が、噴射効率の良さ、ランニングコス
トの安さなどから急速に普及している。
【0003】ドロップ・オン・デマンド型として特公昭
53−12138号公報に開示されているカイザー型、
あるいは特公昭61−59914号公報に開示されてい
るサーマルジェット型がその代表的な方式としてある。
このうち、前者は小型化が難しく、後者は高熱をインク
に加えるためにインクの耐熱性に対する要求が必要とさ
れ、それぞれに非常に困難な問題を抱えている。
【0004】以上のような欠陥を同時に解決する新たな
方式として提案されたのが、特開昭63−247051
号公報に開示されている圧電セラミックスを利用したせ
ん断モード型である。
【0005】図12に示すように、上記せん断モード型
のインク噴射装置600は、底壁601、天壁602及
びその間のせん断モードアクチュエータ壁603からな
る。そのアクチュエータ壁603は、底壁601に接着
され、且つ矢印611方向に分極された下部壁607
と、天壁602に接着され、且つ矢印609方向に分極
された上部壁605からなっている。アクチュエータ壁
603は一対となって、その間にインク流路613を形
成し、且つ次の一対のアクチュエータ壁603の間に
は、インク流路613よりも狭い空間615を形成して
いる。
【0006】各インク流路613の一端には、ノズル6
18を有するノズルプレート617が固着され、各アク
チュエータ壁603の両側面には電極619,621が
金属化層として設けられている。各電極619,621
はインクと絶縁するための絶縁層(図示せず)で覆われ
ている。そして、空間615に面している電極621は
アース623に接続され、インク流路613内に設けら
れている電極619はアクチュエータ駆動回路を与える
シリコン・チップ625に接続されている。
【0007】次に、このインク噴射装置600の製造方
法を説明する。まず、矢印611に分極された圧電セラ
ミックス層を底壁601に接着し、矢印609に分極さ
れた圧電セラミックス層を天壁602に接着する。各圧
電セラミックス層の厚みは、下部壁607、上部壁60
5の高さに等しい。次に、圧電セラミックス層に、平行
な溝をダイヤモンドカッティング円板の回転等によって
形成して、下部壁607、上部壁605を形成する。そ
して、真空蒸着によって下部壁607の側面に電極61
9を形成し、その電極619上に前記電極層を設ける。
同様にして上部壁605の側面に電極621、前記絶縁
層を設ける。
【0008】上部壁605の天頂部と下部壁607の天
頂部とを接着してインク流路613と空間615とを形
成する。次に、ノズル618が形成されているノズルプ
レート617を、ノズル618がインク流路613と対
応するように、インク流路613及び空間615の一端
に接着し、インク流路613と空間615との他端をシ
リコン・チップ625とアース623とに接続する。
【0009】そして、各インク流路613の電極61
9、621にシリコン・チップ625が電圧を印加する
ことによって、各アクチュエータ壁603がインク流路
613の容積を増加する方向に圧電厚みすべり変形し
て、所定時間後電圧印加が停止されてインク流路613
の容積が増加状態から自然状態となってインク流路61
3内のインクに圧力が加えられ、インク滴がノズル61
8から噴射される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成のインク噴射装置600では、空間615に面し
ている電極619、621はアース623に接続され、
インク流路613内に設けられている電極619、62
1は、アクチュエータ駆動回路を与えるシリコン・チッ
プ625に接続されているが、その電気接続の具体的構
成および方法が開示されていない。そこで、例えば、イ
ンク流路613が50個あるとすると、空気室615は
51個必要となり、電極619、621の電気的接続が
101ケ所であり、その101ケ所は狭ピッチであるの
で、電気的接続が難しく、そのための工程に時間がかか
り、大量生産性に劣るといった問題点があった。
【0011】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、電極の取り出しが簡易で、且つ
信頼性の高い電気的接続が行えるインク噴射装置を提供
すると共に、前記インク噴射装置を容易に製造する、大
量生産性に優れたインク噴射装置の製造方法を提示する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のインク噴射装置は、インクを噴射する複数の
噴射チャンネルと、前記噴射チャンネルの両側に設けら
れ、且つインクを噴射しない複数の非噴射チャンネル
と、前記噴射チャンネルと前記非噴射チャンネルとを隔
て、且つ分極された圧電材料で少なくとも一部が構成さ
れた隔壁と、前記各チャンネルの内表面に設けられ、且
つ前記圧電材料に駆動電界を発生させるための電極とを
有するものであり、更に、前記非噴射チャンネルは、そ
の深さ方向において少なくともその一端が、前記噴射チ
ャンネルよりも突出した位置まで設けられており、前記
複数の非噴射チャンネルに跨って連通し、且つ前記噴射
チャンネルに連通しない第1の溝と、その第1の溝の内
表面に設けられ、且つ前記非噴射チャンネルの内表面に
設けられた前記電極と導通している共通電極と、前記噴
射チャンネルに連通し、且つ前記非噴射チャンネルに連
通しないように、前記噴射チャンネルのそれぞれに対応
して備えられた複数の第2の溝と、その第2の溝の内表
面に設けられ、且つ前記噴射チャンネルの内表面に設け
られた前記電極と各々導通している複数の駆動電極とを
備えている。
【0013】尚、少なくとも一方が、厚み方向に分極処
理を施した圧電材料からなる一対のアクチュエータ板を
互いに接合した構成を有し、前記アクチュエータ板は櫛
歯状に複数の溝を各々有し、前記噴射チャンネル及び前
記非噴射チャンネルは、前記一対のアクチュエータ部材
双方に設けられた前記複数の溝を接合面にて互いに連通
させることにより形成されていてもよい。
【0014】尚、前記第2の溝は、各噴射チャンネルに
インクを供給するインク供給連絡路を兼ねていてもよ
い。
【0015】本発明のインク噴射装置の製造方法は、イ
ンクが噴射される複数の噴射チャンネルと、前記噴射チ
ャンネルの両側に設けられ、且つインクが噴射されない
複数の非噴射チャンネルと、前記噴射チャンネルと前記
非噴射チャンネルとを隔て、且つ分極された圧電材料で
少なくとも一部が構成された隔壁とを有するアクチュエ
ータに、前記圧電材料に駆動電界を発生するための電極
を形成する手法であって、各チャンネルの深さ方向にお
いて、前記非噴射チャンネルの少なくとも一端が、前記
噴射チャンネルの端部よりも突出した位置まで設けられ
た前記アクチュエータを形成する工程と、前記アクチュ
エータに、前記複数の非噴射チャンネルに跨って連通
し、且つ前記噴射チャンネルに連通しない第1の溝を形
成する工程と、前記アクチュエータのチャンネル方向の
一端面で、且つ前記噴射チャンネルのそれぞれに対応す
る位置に複数の第2の溝を形成する工程と、前記アクチ
ュエータの少なくとも前記噴射チャンネルの内表面と非
噴射チャンネルの内表面と前記第1の溝の内表面と前記
第2の溝の内表面とに導電層を形成し、前記噴射チャン
ネル各々の内表面と導通する複数の電極と、前記非噴射
チャンネルの内表面と導通する電極とを形成する工程と
を有する。
【0016】尚、前記アクチュエータは、少なくとも一
方が、厚み方向に分極処理を施した圧電材料からなる一
対のアクチュエータ板に対し、前記噴射チャンネルとな
る複数の溝及び前記非噴射チャンネルとなる複数の溝を
形成する工程であって、少なくとも一方のアクチュエー
タ板において、前記非噴射チャンネルとなる溝の方が前
記噴射チャンネルとなる溝よりも深くなるように形成す
る工程と、一対の前記アクチュエータ板を、噴射チャン
ネル同士、非噴射チャンネル同士が対応するように前記
隔壁部にて接合する工程とから形成されるものでもよ
い。
【0017】
【作用】 上記の構成を有する本発明の請求項1に係る
インク噴射装置においては、第1の溝の内表面に設けら
れた電極と非噴射チャンネルの内表面に設けられた各電
極とが導通して共通電極を形成し、第2の溝の内表面に
設けられた電極と噴射チャンネルの内表面に形成された
電極とが導通して、噴射チャンネル毎に対応した複数の
駆動電極を形成している。
【0018】請求項2に係るインク噴射装置において
は、隔壁に、その上部と下部とで異なる分極特性を持た
せることができるため、特別な構成を有する電極を形成
しなくとも、簡便な電極を用いることで、隔壁に各チャ
ンネルの圧力を変化させるような変形を行なわせること
ができる。
【0019】請求項3に係るインク噴射装置において
は、第2の溝が各噴射チャンネルへインクを供給するイ
ンク供給連絡路を兼ねている。そのため構成が一部簡単
になる。
【0020】上記の構成を有する本発明の請求項4に係
るインク噴射装置の製造方法においては、アクチュエー
タは、各チャンネルの深さ方向において、その非噴射チ
ャンネルの少なくとも一端が、噴射チャンネルの端部よ
りも突出した位置まで設けられるように形成される。そ
して、前記アクチュエータに、前記突出した一端におい
て複数の非噴射チャンネルに跨って連通し、且つ噴射チ
ャンネルに連通しない第1の溝が形成され、また、前記
アクチュエータのチャンネル方向の一端面で、且つ前記
噴射チャンネルのそれぞれに対応する位置に第2の溝が
形成される。各溝を形成したした後には、前記アクチュ
エータの少なくとも前記噴射チャンネルの内表面と非噴
射チャンネルの内表面と前記第1の溝の内表面と前記第
2の溝の内表面とに導電層を形成し、チャンネル別に電
気的に分離された導電層が、前記噴射チャンネル各々の
内表面と導通する複数の電極と、前記非噴射チャンネル
の内表面と導通する電極とを形成する。このように、簡
易な加工により容易に電気接続が可能な電極が形成され
る。
【0021】請求項5に係るインク噴射装置の製造方法
においては、少なくとも一方が、厚み方向に分極処理を
施した圧電材料からなる一対のアクチュエータ板に対
し、少なくとも一方のアクチュエータ板において前記非
噴射チャンネルとなる溝の方が前記噴射チャンネルとな
る溝よりも深くなるように、前記噴射チャンネルとなる
複数の溝及び前記非噴射チャンネルとなる複数の溝を形
成し、そして、一対の前記アクチュエータ板を、噴射チ
ャンネル同士、非噴射チャンネル同士が対応するように
前記隔壁部にて接合することにより、上部と下部とで異
なる分極特性を有する隔壁を備えたアクチュエータが容
易に形成される。
【0022】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。但し、従来技術と同一の部材につい
ては、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0023】図1に示すように、矢印105の方向に分
極された上部アクチュエータ板101と、矢印106の
方向に分極された下部アクチュエータ板102は、チタ
ン酸ジルコン酸鉛系(PZT)の圧電セラミックス材料
で形成されている。
【0024】前記両アクチュエータ板101,102
は、ダイヤモンドブレード等により切削加工され、例え
ば下部アクチュエータ板102は、深さ200μm、幅
80μmの複数の溝117と、溝117の両側に前記溝
117と同じ深さの溝118が形成され、上部アクチュ
エータ板101には、深さ200μm、幅80μmの複
数の溝115と、溝115の両側に前記溝115よりも
深い、例えば深さ400μmの深溝116が形成されて
いる。また、その溝115と深溝116、および溝11
7と溝118の側面となる隔壁111は、例えば幅80
μmである。尚、前記上部アクチュエータ板101に形
成される溝115及び深溝116は、刃の深さの異なる
ダブルブレードを用いて切削加工されてもよい。
【0025】そして、図2に示すように、上部アクチュ
エータ板101と下部アクチュエータ板102とを、前
記溝115と前記溝117、前記深溝116と前記溝1
18とが各々対応するように、エポキシ系接着剤(図示
せず)を介して前記隔壁111を接着することにより、
アクチュエータ110とする。尚、本施例では、連結さ
れた隔壁111は、その上部と下部とでは分極方向が逆
転している。また、溝115と溝117は横方向に互い
に間隔を有する複数のインク液室112となり、深溝1
16と溝118は、前記インク液室112の両側に配置
された空気室113となる。尚、前記インク液室112
が本発明の噴射チャンネルに相当し、前記空気室113
が本発明の非噴射チャンネルに相当する。
【0026】次に、図3に示すように、前記アクチュエ
ータ110の上部アクチュエータ板101の上部に、前
記空気室113の長さ方向に直交し、かつ、全前記空気
室113と連通し、かつ前記インク液室112に連通し
ない第1の溝119をダイヤモンドブレード等の切削加
工にて形成する。このときのアクチュエータ110の断
面を図4に示す。また、前記アクチュエータ110のイ
ンク液室112の長さ方向の一端面において、図中上下
方向に延びた第2の溝114を、全ての前記インク液室
112に対応する位置に、例えば120μmの幅にて形
成する。
【0027】次に、前記アクチュエータ110の両側端
面及びチャンネル方向の両端面と、下部アクチュエータ
102の下端面とに所定のマスク処理を行った後、アク
チュエータ102には、無電解メッキなどの手法によ
り、図5に示すような金属等による導電層を設ける。こ
のメッキ処理にて、前記インク液室112内表面に液室
内電極125を、前記第2の溝114内表面に液室連結
電極126を形成する。また、前記空気室113内表面
に空気室内電極124を、前記第1の溝119内表面に
空気室連結電極127を形成する。更に、前記上部アク
チュエータ板101の上表面において、前記第1の溝1
19よりも前記第2の溝114を形成した一端面寄り
(図中手前側)、並びに前記第1の溝119よりも前記
第2の溝114を形成していない一端面寄り(図中奥
側)に電極122,123を形成する。尚、図5の状態
においては、前記各電極122,125,126,12
7,123,124は互いに電気的に接続している。
【0028】次に、図6に示すように、前記アクチュエ
ータ110の上部アクチュエータ101の上部の前記第
1の溝よりも前記第2の溝を形成した一端面より(図中
手前側)にダイヤモンドブレード等の切削加工を用いて
形成した浅溝120によって、前記電極127と前記電
極122とを電気的に分離し、接地電極123aを形成
する。また、前記アクチュエータ110の上部アクチュ
エータ101の上部において、前記浅溝120に直交
し、且つ前記空気室113に対応する位置にダイヤモン
ドブレード等の切削加工を用いて形成した複数の浅溝1
21によって、前記電極122は各インク液室112毎
に電気的に分離され、駆動電極122aを形成する。
【0029】ここで、接地電極123aは、空気室連結
電極127を介して全ての空気室内電極124と導通し
ており、共通電極を為している。駆動電極122aは、
液室連結電極126を介して各々対応する液室内電極1
25と導通している。
【0030】次に、図7に示すように、駆動電極パター
ン141及び接地電極パターン142が形成された基板
140と、前記アクチュエータ110の上部アクチュエ
ータ部101の上部とを接合する。その際、前記駆動電
極パターン141と各駆動電極122aとを、また、前
記接地電極パターン142と接地電極123aとを、そ
れぞれ半田付け等の方法により、電気的および機械的に
接合する。前記アクチュエータ110の第2の溝114
を形成した側の一端面に、空気室113に完全な蓋をす
る目止めプレート133を接合する。このとき、第2の
溝114は完全には蓋がされず、この第2の溝114と
目止めプレート133により挟まれた通路が、インク液
室112へのインク導入のためのインク供給連絡路の役
割をする。
【0031】アクチュエータ110において、前記目止
めプレート133を接合した一端面に対して反対側にあ
たる端面には、各インク液室112の位置に対応した位
置にノズル132が設けられたノズルプレート131が
接着される。このノズルプレートは、ポリアルキレン
(例えばエチレン)テレフタレート、ポリイミド、ポリ
エーテルイミド、ポリエーテルケトン、ポリエーテルス
ルホン、ポリカーボネイト、酢酸セルロース等のプラス
チックによって形成されている。
【0032】これにより、前記アクチュエータ110
は、インク液室112と、少なくとも一部が圧電セラミ
ックスからなる隔壁111と、液室内電極125と、液
室連結電極126と、空気室内電極124と、接地電極
123aと、駆動電極122aとを複数備えたインク噴
射装置100となる。
【0033】次に、制御部のブロック図を示す図8によ
って、本実施例の制御部の構成を説明する。同図に示す
ように、前記基板140上の駆動電極パターン141及
び前記接地パターン142は、各々個々にLSIチップ
51に接続され、クロックライン52、データライン5
3、電圧ライン54及びアースライン55もLSIチッ
プ51に接続されている。尚、空気室113内の空気室
内電極124全てに導通する接地電極パターン142
は、アースライン55に接続されている。LSIチップ
51は、クロックライン52から供給された連続するク
ロックパルスに基づいて、データライン53上に現れる
データから、どのノズル132からインク液滴の噴射を
行うべきかを判断する。そして、LSIチップ51は、
駆動するインク液室112の液室内電極125に導通す
る駆動電極パターン141に、電圧ライン54の電圧V
を印加し、前記インク液室112以外のインク液室11
2の液室内電極125に導通する駆動電極パターン14
1にアースライン55を接続して接地する。
【0034】次に、本実施例製造方法によるインク噴射
装置100の動作を図9乃至図10を用いて説明する。
図9に示すインク液室112aからインク液滴を噴射す
るために、対応する液室内電極125aに対し電圧パル
スを与える(ここで、ある液室内電極125に対して電
圧を与えることは、その液室内電極125に電圧を印加
し、指示しない液室内電極125を接地することを言
う)。すると、図10に示すように、隔壁111aには
矢印107方向の電界が発生し、隔壁111bには矢印
108方向の電界が発生し、隔壁111aと111bと
が圧電厚みすべり効果により、互いに近づくように動
く。すると、インク液室112aの容積が減少して、ノ
ズル132付近を含むインク液室112a内の圧力が増
加する。これにより、インク液室112a内のインクが
インク液滴となり、ノズル132から噴射される。
【0035】次に駆動電圧の印加を停止してインク液室
112aの容積を前記減少状態から自然状態へと増加さ
せ、インク室112a内に図示しないインク供給源から
図示しないマニホールドを介してインク液室112aに
インクが供給される。
【0036】また、前記実施例においては、まず、駆動
電圧をインク液室112aの容積が減少する方向に印加
しインク液滴を噴射し、次に駆動電圧の印加を停止しイ
ンク液室112aの容積を自然状態に増加してインク液
室112aにインクを供給していたが、まず駆動電圧を
インク液室112aの容積が増加するように印加してイ
ンク液室112aにインクを供給してから、駆動電圧の
印加を停止して、インク液室112aの容積を前記増加
状態から自然状態へと減少させ、インク液室112a内
のインクをインク液滴として噴射してもよい。
【0037】上述したように、本実施例の製造方法によ
ると、インク噴射装置100は、溝115と溝117と
溝118と深溝116を切削加工し、隔壁111を形成
した2枚のアクチュエータ板101,102を、隔壁1
11の部位にて接合し、上面に第1の溝119、一端面
に第2の溝114を切削加工にて形成した後に、インク
液室112内表面、空気室113内表面、第2の溝11
4、第1の溝119の表面に金属層を形成し、液室内電
極125に導通する駆動電極122と、空気室内電極1
24に導通する接地電極123を電気的、機械的に半田
を介して基板140と接合することで作製される。この
ように、切削加工と単純なメッキ処理を行なうだけで作
成されるため、大量生産性に優れる。
【0038】また、本実施例のインク噴射装置100
は、隔壁111の接着部が1カ所であるので、接着部の
エネルギー損失が小さい。さらに、空気室113には、
空気が充填されているので、隔壁111の変形がしやす
く、電圧が低くて良い。
【0039】さらに、液室内電極125と導通する駆動
電極122aと、空気室内電極124と導通する接地電
極123aとが同一面上に、従来よりも広いピッチで形
成できる。従って、基板140上に形成した各電極パタ
ーン141,142との電気的コネクトが容易である。
【0040】尚、本実施例のインク噴射装置及びその製
造方法では、上部アクチュエータ板101、下部アクチ
ュエータ板102の両方がチタン酸ジルコン酸鉛系(P
ZT)のセラミックス材料で構成されていたが、どちら
か一方が圧電性を持たないセラミックス、または樹脂材
料で構成しても良い。
【0041】次に、本発明の第二の実施例を説明する。
但し、第一実施例と同一の部材に対しては、同一の符号
を付し、その説明は省略する。
【0042】上記第一実施例と同様に、図3に示す状態
まで加工されたアクチュエータ110に対して、無電解
メッキなどの手法により、前記インク液室112内表面
に液室内電極125を、前記第2の溝114内表面に液
室連結電極126を形成する。また、前記空気室113
内表面に空気室内電極124を、前記第1の溝119内
表面に空気室連結電極127を形成する。更に、前記上
部アクチュエータ板101の上表面において、前記第1
の溝119よりも前記第2の溝114を形成していない
一端面寄り(図中奥側)に接地電極128(図11参
照)を形成し、前記下部アクチュエータ板102の下表
面に電極(図示せず)を形成する。尚、この状態におい
ては、前記電極125,126と下部アクチュエータ板
102の下表面に設けられた電極、並びに電極124,
127,128は互いに電気的に接続している。
【0043】次に、図11に示すように、前記アクチュ
エータ110の下部アクチュエータ102の下部におい
て、チャンネル方向で、且つ前記空気室113に対応す
る位置にダイヤモンドブレード等の切削加工を用いて形
成した複数の浅溝130によって、前記下部アクチュエ
ータ板102の下表面に設けられた電極は、各インク液
室112毎に電気的に分離され、駆動電極129aを形
成する。
【0044】ここで、接地電極128は、空気室連結電
極127を介して全ての空気室内電極124と導通して
おり、共通電極を為している。駆動電極129aは、液
室連結電極126を介して各々対応する液室内電極12
5と導通している。
【0045】そして、駆動電極パターン141が形成さ
れた第1の基板(図示せず)を、前記アクチュエータ1
10の下部アクチュエータ部102の下部とを接合し、
接地電極パターン142及び第2の溝114に連通する
インク供給口(図示せず)が形成された第2の基板(図
示せず)を、前記アクチュエータ110の上部アクチュ
エータ部101の上部とを接合する。その際、前記駆動
電極パターン141と各駆動電極129aとを、また、
前記接地電極パターン142と接地電極128とを、そ
れぞれ半田付け等の方法により、電気的および機械的に
接合する。
【0046】あとは、第一実施例と同様に目止めプレー
ト133とノズルプレート131を接合することでアク
チュエータ110はインク噴射装置となる。
【0047】この第二実施例のインク噴射装置及びその
製造方法においては、第一実施例と同様に、大量生産性
に優れ、その駆動が容易である等の効果を奏するが、加
えて、駆動電極129aを大きく取れるため電気的コネ
クトが更に容易になる。また、接地電極128と駆動電
極129aとはアクチュエータ110上の異なる面に形
成されるので、前記駆動電極129aの分離は浅溝13
0を施すことのみで行なわれる。
【0048】尚、上記第二の実施例において、アクチュ
エータ110の上部アクチュエータ板101の上表面に
接地電極128を形成しているが、前記接地電極128
を形成せず、空気室連結電極127より電気的コネクト
を行なってもよい。
【0049】尚、上記第1及び第2の実施例において
は、全ての空気室内電極124を常に接地し、平常時に
は全ての液室内電極125を接地しておき、インクの噴
射時には対応する液室内電極125に対して電圧を与え
るようにして、インクの噴射を制御していたが、逆に、
全ての空気室内電極124に常に電圧Vを印加し、平常
時には全ての液室内電極125にも電圧Vを印加してお
き、インクの噴射時には対応する液室内電極125に対
して接地、それ以外の液室内電極115を高インピーダ
ンス状態にするようにして、インクの噴射を制御するも
のでもよい。この制御によれば、インク液室112には
電界が発生されることがないので、電気的効果による前
記インク室112内のインクの変質や液室内電極125
の劣化を引き起こすことが無い。
【0050】また、本実施例のインク噴射装置100に
おいては、第2の溝114がアクチュエータ110の上
面から下面にまで到達するように設けられていたが、イ
ンク液室112と連通する範囲で、アクチュエータ11
0の上面から下面方向の途中まで設けらたものでもよ
い。
【0051】
【発明の効果】上述したように、本発明のインク噴射装
置においては、駆動電極および共通電極を従来よりも広
いピッチで形成できるので、基板への電気的接続が容易
である。
【0052】また、その製造方法においては、導電層を
まとめて形成する加工と切削加工との簡単な加工を行な
うだけで、電極付アクチュエータが作成されるので、大
量生産性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のインク噴射装置の製造工程
を示す斜視図である。
【図2】同インク噴射装置の製造工程を示す斜視図であ
る。
【図3】同インク噴射装置の製造工程を示す斜視図であ
る。
【図4】同インク噴射装置の製造工程を示す断面図であ
る。
【図5】同インク噴射装置の製造工程を示す斜視図であ
る。
【図6】同インク噴射装置の製造工程を示す斜視図であ
る。
【図7】同インク噴射装置の製造工程を示す斜視図であ
る。
【図8】本発明の一実施例のインク噴射装置の制御部を
示すブロック図である。
【図9】本発明の一実施例のインク噴射装置の動作を示
す説明図である。
【図10】同インク噴射装置の動作を示す説明図であ
る。
【図11】本発明の第二実施例のインク噴射装置を示す
斜視図である。
【図12】従来例のインク噴射装置を示す図である。
【符号の説明】
100 インク噴射装置 101 上部アクチュエータ板 102 下部アクチュエータ板 105 分極方向 106 分極方向 110 アクチュエータ 111 隔壁 112 インク液室 113 空気室 114 第2の溝 115 溝 116 深溝 117 溝 118 溝 119 第1の溝 120 浅溝 121 浅溝 122 駆動電極 123 接地電極 124 空気室内電極 125 液室内電極 126 液室連結電極 127 空気室連結電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを噴射する複数の噴射チャンネル
    と、前記噴射チャンネルの両側に設けられ、且つインク
    を噴射しない複数の非噴射チャンネルと、前記噴射チャ
    ンネルと前記非噴射チャンネルとを隔て、且つ分極され
    た圧電材料で少なくとも一部が構成された隔壁と、前記
    各チャンネルの内表面に設けられ、且つ前記圧電材料に
    駆動電界を発生させるための電極とを有するインク噴射
    装置であって、 前記非噴射チャンネルは、その深さ方向において、少な
    くともその一端が、前記噴射チャンネルよりも突出した
    位置まで設けられており、 前記複数の非噴射チャンネルに跨って連通し、且つ前記
    噴射チャンネルに連通しない第1の溝と、 その第1の溝の内表面に設けられ、且つ前記非噴射チャ
    ンネルの内表面に設けられた前記電極と導通している共
    通電極と、 前記噴射チャンネルに連通し、且つ前記非噴射チャンネ
    ルに連通しないように、前記噴射チャンネルのそれぞれ
    に対応して備えられた複数の第2の溝と、 その第2の溝の内表面に設けられ、且つ前記噴射チャン
    ネルの内表面に設けられた前記電極と各々導通している
    複数の駆動電極とを備えたことを特徴とするインク噴射
    装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも一方が、厚み方向に分極処理
    を施した圧電材料からなる一対のアクチュエータ板を互
    いに接合した構成を有し、 前記アクチュエータ板は櫛歯状に複数の溝を各々有し、 前記噴射チャンネル及び前記非噴射チャンネルは、前記
    一対のアクチュエータ部材双方に設けられた前記複数の
    溝を接合面にて互いに連通させることにより形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のインク噴射装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第2の溝は、各噴射チャンネルにイ
    ンクを供給するインク供給連絡路を兼ねていることを特
    徴とする請求項1に記載のインク噴射装置。
  4. 【請求項4】 インクが噴射される複数の噴射チャンネ
    ルと、前記噴射チャンネルの両側に設けられ、且つイン
    クが噴射されない複数の非噴射チャンネルと、前記噴射
    チャンネルと前記非噴射チャンネルとを隔て、且つ分極
    された圧電材料で少なくとも一部が構成された隔壁とを
    有するアクチュエータに、前記圧電材料に駆動電界を発
    生するための電極を形成するインク噴射装置の製造方法
    であって、 各チャンネルの深さ方向において、前記非噴射チャンネ
    ルの少なくとも一端が、前記噴射チャンネルの端部より
    も突出した位置まで設けられた前記アクチュエータを形
    成する工程と、 前記アクチュエータに、前記複数の非噴射チャンネルに
    跨って連通し、且つ前記噴射チャンネルに連通しない第
    1の溝を形成する工程と、 前記アクチュエータのチャンネル方向の一端面で、且つ
    前記噴射チャンネルのそれぞれに対応する位置に複数の
    第2の溝を形成する工程と、 前記アクチュエータの少なくとも前記噴射チャンネルの
    内表面と非噴射チャンネルの内表面と前記第1の溝の内
    表面と前記第2の溝の内表面とに導電層を形成し、前記
    噴射チャンネル各々の内表面と導通する複数の電極と、
    前記非噴射チャンネルの内表面と導通する電極とを形成
    する工程とを有することを特徴とするインク噴射装置の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 前記アクチュエータは、 少なくとも一方が、厚み方向に分極処理を施した圧電材
    料からなる一対のアクチュエータ板に対し、前記噴射チ
    ャンネルとなる複数の溝及び前記非噴射チャンネルとな
    る複数の溝を形成する工程であって、少なくとも一方の
    アクチュエータ板において、前記非噴射チャンネルとな
    る溝の方が前記噴射チャンネルとなる溝よりも深くなる
    ように形成する工程と、 一対の前記アクチュエータ板を、噴射チャンネル同士、
    非噴射チャンネル同士が対応するように前記隔壁部にて
    接合する工程とから形成されることを特徴とする請求項
    4に記載のインク噴射装置の製造方法。
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