JPH08174117A - パネルベンダ - Google Patents

パネルベンダ

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Publication number
JPH08174117A
JPH08174117A JP32298494A JP32298494A JPH08174117A JP H08174117 A JPH08174117 A JP H08174117A JP 32298494 A JP32298494 A JP 32298494A JP 32298494 A JP32298494 A JP 32298494A JP H08174117 A JPH08174117 A JP H08174117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
bending
roll
frame
rolls
Prior art date
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Pending
Application number
JP32298494A
Other languages
English (en)
Inventor
Noritoshi Nakamura
則利 中村
Tetsuo Miyamoto
哲男 宮本
Katsuhiro Yamamoto
勝弘 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP32298494A priority Critical patent/JPH08174117A/ja
Publication of JPH08174117A publication Critical patent/JPH08174117A/ja
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 捨管を取り付けることなく曲げ加工時におけ
るパネルの変形を予防し得、作業工数削減を図り得るパ
ネルベンダを提供する。 【構成】 曲げロール7に、鍔部20aを有する押えフ
レーム20を、シリンダ21の突っ張り力により固定可
能となるよう設け、該押えフレーム20の鍔部20aと
支持フレーム9の台座部9aとによって、パネル3の折
曲げ部3aにおける管1の並設方向両端部を拘束し得る
よう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネルベンダに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ボイラの炉壁や過熱器等には、
図5〜図8に示される如く、多数並設された管1をフィ
ン2を介して連結してなるパネル3が用いられるが、該
パネル3は、その適用箇所に応じて曲げる必要があるた
め、パネルベンダ4が利用されている。
【0003】前記パネルベンダ4は、ハウジング5に、
互いに軸線が略平行となるよう所要間隔をあけて配置さ
れた二本の受けロール6を、各々回転自在に立設すると
共に、該両受けロール6と略平行に延びる曲げロール7
を、両受けロール6間に対し進退可能に配設してなる構
成を有している。
【0004】前記曲げロール7は、ハウジング5に布設
されたガイド部材8に沿ってスライド自在に設けられた
支持フレーム9に支持され、油圧モータ10によるスク
リュー軸11の回転駆動により前記支持フレーム9と一
緒にガイド部材8に沿って移動し得るようになってい
る。
【0005】尚、図中、12は油圧モータ10の固定フ
レーム、13は油圧モータ10に接続された減速機、1
4は減速機13の出力軸15の回転をスクリュー軸11
へ伝えるギアボックス、16はスクリュー軸11の軸
受、17は支持フレーム9に固定され且つスクリュー軸
11に螺着されたナット部である。
【0006】前記パネルベンダ4においては、図5〜図
8に示されるように、パネル3を、該パネル3を形成す
る管1の軸線が前記両受けロール6及び曲げロール7の
軸線と交差するよう、該両受けロール6と曲げロール7
との間にセットした後、油圧モータ10によってスクリ
ュー軸11を回転駆動し支持フレーム9をガイド部材8
に沿って受けロール6側へスライドさせると、図7中仮
想線で示されるように、曲げロール7が両受けロール6
間に進入し、パネル3が所要の角度に折り曲げられるよ
うになっている。
【0007】ところで、パネル3を構成する管1が薄肉
の場合、折曲げ部3aにおける各管1の断面が楕円化し
て、管径が管1の並設方向(図5の上下方向)に増加
し、該各管1における管径の増加が集積して、パネル3
がその折曲げ部3aにおいて管1の並設方向へ膨らむ形
で変形してしまうため、従来においては、パネル3に厚
肉の捨管18を仮止め溶接し、パネル3の変形を防止す
るようにしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如く、曲げ加工の際に、パネル3に厚肉の捨管18を仮
止め溶接するのでは、手間と時間が多くかかり、更に、
曲げ加工完了後には、前記捨管18をガス切断機等を用
いてパネル3から取り外すと共に、パネル3における仮
止め溶接のビードをグラインダ等で仕上げる必要があ
り、しかも、パネル3に対する捨管18の取り付け、取
り外し並びにパネル3の仕上のために、該パネル3を反
転させたり移動させたりするクレーン作業等も余分に行
わなければならず、作業工数が大幅に増加するという欠
点を有していた。
【0009】本発明は、斯かる実情に鑑み、捨管を取り
付けることなく曲げ加工時におけるパネルの変形を予防
し得、作業工数削減を図り得るパネルベンダを提供しよ
うとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、互いに軸線が
略平行となるよう所要間隔をあけて配置された二本の受
けロールと、該両受けロールと略平行に延び且つ両受け
ロール間に対し進退可能に配設された曲げロールとを備
え、多数並設された管をフィンを介して連結してなるパ
ネルを、該パネルを形成する管の軸線が前記両受けロー
ル及び曲げロールの軸線と交差するよう、該両受けロー
ルと曲げロールとの間にセットし曲げ加工するパネルベ
ンダにおいて、パネルの折曲げ部における管並設方向両
端部を拘束する押え機構を、曲げロールに設けたことを
特徴とするものである。
【0011】
【作用】従って、パネルを、該パネルを形成する管の軸
線が両受けロール及び曲げロールの軸線と交差するよ
う、該両受けロールと曲げロールとの間にセットすると
共に、押え機構によって、パネルの折曲げ部における管
並設方向両端部を挟持する形となるようにした後、曲げ
ロールを両受けロール間に進入させると、パネルが所要
の角度に折り曲げられる。
【0012】ここで、パネルを構成する管が薄肉であっ
ても、押え機構によって、パネルの折曲げ部における管
並設方向両端部が拘束されているため、パネルの折曲げ
部における各管の断面は略円形のまま、ほとんど楕円化
せず、管並設方向へ膨らむようなパネルの変形は起らな
くなる。
【0013】この結果、曲げ加工の際に、パネルに厚肉
の捨管を仮止め溶接しなくて済むため、曲げ加工完了後
にも、前記捨管をガス切断機等を用いてパネルから取り
外すと共に、パネルにおける仮止め溶接のビードをグラ
インダ等で仕上げる必要がなくなり、しかも、パネルに
対する捨管の取り付け、取り外し並びにパネルの仕上の
ために、該パネルを反転させたり移動させたりするクレ
ーン作業等も全く行わなくて済み、作業工数の大幅な削
減が可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0015】図1〜図4は本発明の一実施例であって、
図中、図5〜図8と同一の符号を付した部分は同一物を
表わしており、基本的な構成は図5〜図8に示す従来の
ものと同様であるが、本実施例の特徴とするところは、
図1〜図4に示す如く、パネル3の折曲げ部3aにおけ
る管1の並設方向両端部を拘束する押え機構19を、曲
げロール7に設けた点にある。
【0016】本実施例の場合、押え機構19は、曲げロ
ール7に、鍔部20aを有する押えフレーム20を、シ
リンダ21の突っ張り力により固定可能となるよう設
け、該押えフレーム20の鍔部20aと支持フレーム9
の台座部9aとによって、パネル3の折曲げ部3aにお
ける管1の並設方向両端部を拘束し得るよう構成してあ
る。
【0017】尚、図中、20bは鍔部20a補強用のリ
ブである。
【0018】前述の如く構成したので、図1〜図4に示
すように、パネル3を、該パネル3を形成する管1の軸
線が両受けロール6及び曲げロール7の軸線と交差する
よう、該両受けロール6と曲げロール7との間にセット
すると共に、押えフレーム20の鍔部20aと支持フレ
ーム9の台座部9aとによって、パネル3の折曲げ部3
aにおける管1の並設方向両端部を挟持する形となるよ
う、押えフレーム20の位置調整を行ってシリンダ21
の突っ張り力により固定した後、油圧モータ10によっ
てスクリュー軸11を回転駆動し支持フレーム9をガイ
ド部材8に沿って受けロール6側へスライドさせると、
図3中仮想線で示すように、曲げロール7が両受けロー
ル6間に進入し、パネル3が所要の角度に折り曲げられ
る。
【0019】ここで、パネル3を構成する管1が薄肉で
あっても、押えフレーム20の鍔部20aと支持フレー
ム9の台座部9aとによって、パネル3の折曲げ部3a
における管1の並設方向両端部が拘束されているため、
パネル3の折曲げ部3aにおける各管1の断面は略円形
のまま、ほとんど楕円化せず、管1の並設方向へ膨らむ
ようなパネル3の変形は起らなくなる。
【0020】この結果、曲げ加工の際に、パネル3に厚
肉の捨管18を仮止め溶接しなくて済むため、曲げ加工
完了後にも、前記捨管18をガス切断機等を用いてパネ
ル3から取り外すと共に、パネル3における仮止め溶接
のビードをグラインダ等で仕上げる必要がなくなり、し
かも、パネル3に対する捨管18の取り付け、取り外し
並びにパネル3の仕上のために、該パネル3を反転させ
たり移動させたりするクレーン作業等も全く行わなくて
済み、作業工数の大幅な削減が可能となる。
【0021】こうして、捨管18を取り付けることなく
曲げ加工時におけるパネル3の変形を予防し得、作業工
数削減を図り得る。
【0022】尚、本発明のパネルベンダは、上述の実施
例にのみ限定されるものではなく、押えフレーム20の
鍔部20aと支持フレーム9の台座部9aとによって、
パネル3の折曲げ部3aにおける管1の並設方向両端部
を拘束する代りに、押えフレーム20と同様なフレーム
を上下反転させて曲げロール7の下側にもう一つ設ける
ことにより押え機構を構成し、押えフレーム20の鍔部
20aと下側のフレームの鍔部とによって、パネル3の
折曲げ部3aにおける管1の並設方向両端部を拘束する
ようにしてもよいこと、両受けロール6及び曲げロール
7を垂直方向ではなく水平方向へ延びるように配設して
もよいこと等、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のパネルベ
ンダによれば、捨管を取り付けることなく曲げ加工時に
おけるパネルの変形を予防し得、作業工数削減を図り得
るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概要斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の正面図である。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】図2のIV−IV矢視図である。
【図5】従来例の概要斜視図である。
【図6】従来例の正面図である。
【図7】図6のVII−VII断面図である。
【図8】図6のVIII−VIII矢視図である。
【符号の説明】
1 管 2 フィン 3 パネル 3a 折曲げ部 4 パネルベンダ 6 受けロール 7 曲げロール 19 押え機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに軸線が略平行となるよう所要間隔
    をあけて配置された二本の受けロールと、該両受けロー
    ルと略平行に延び且つ両受けロール間に対し進退可能に
    配設された曲げロールとを備え、多数並設された管をフ
    ィンを介して連結してなるパネルを、該パネルを形成す
    る管の軸線が前記両受けロール及び曲げロールの軸線と
    交差するよう、該両受けロールと曲げロールとの間にセ
    ットし曲げ加工するパネルベンダにおいて、 パネルの折曲げ部における管並設方向両端部を拘束する
    押え機構を、曲げロールに設けたことを特徴とするパネ
    ルベンダ。
JP32298494A 1994-12-26 1994-12-26 パネルベンダ Pending JPH08174117A (ja)

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JP32298494A JPH08174117A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 パネルベンダ

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009216315A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Showa Denko Kk 熱交換器
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