JPH08171473A - 表示装置、および、その画像データの分類表示方法 - Google Patents

表示装置、および、その画像データの分類表示方法

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JPH08171473A
JPH08171473A JP31622494A JP31622494A JPH08171473A JP H08171473 A JPH08171473 A JP H08171473A JP 31622494 A JP31622494 A JP 31622494A JP 31622494 A JP31622494 A JP 31622494A JP H08171473 A JPH08171473 A JP H08171473A
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JP
Japan
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display
classification
image data
touch panel
destination
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JP31622494A
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English (en)
Inventor
Yukiko Morimoto
由起子 森本
Yasuharu Nanba
康晴 難波
Hiroshi Tsuji
洋 辻
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザが画面を指で分類したい方向になぞる
ことで、ディスプレイ上に表示された画像データを移動
先の表示領域に表示して、ディスプレイ上で画像データ
を分類することが可能となる表示装置を提供すること。 【構成】 処理装置と、外部記憶装置と、ディスプレイ
と、タッチパネルコントロールと、ディスプレイ上に配
置されるタッチパネルとを具備する表示装置において、
処理装置が、ユーザがタッチパネルにタッチした軌跡情
報を抽出するタッチパネル制御手段と、前記軌跡情報か
ら始点と終点との間の距離と方向ベクトルを算出し、そ
れに基づいてディスプレイ上に表示された画像データの
移動先を選択する分類制御手段と、外部記憶装置から画
像データを読み出しディスプレイの所定の表示領域に表
示するとともに、分類制御手段からの移動先に基づき画
像データを移動先の表示領域に表示する表示画像管理手
段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置に係わり、特
に、ユーザがタッチした始点、終点、軌跡情報からディ
スプレイ上の画像データの表示位置を変更することによ
り、ディスプレイ上で画像データを分類するようにした
表示装置に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ディスプレイ上に表示されている
対象物を指し示す入力装置として、マウスが広く使用さ
れている。
【0003】一般に、マウスには、1つ、2つあるいは
3つのボタンが付いており、これらのボタンを組み合わ
せて押すことで対象物を指し示すことが可能である。
【0004】また、複数のディスプレイ上に表示されて
いる対象物をマウスで順番に指し示すことでコマンドを
実行すること同様の結果を得ることが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マウス操作においては、マウス操作で行う機能が多くな
りすぎて、従来のマウス操作で行う機能の中には、ディ
スプレイ上の複数の対象物をマウスの複数のボタンを組
み合わせて指し示すことが必要になっている。
【0006】しかし、計算機に不慣れなユーザにとって
は、マウスのボタンを押すことができない、あるいは、
マウスのどのボタンの組合せにより対象物を指し示して
良いのか分からないため、マウス操作で行う機能を充分
にこなすことができないという問題点があった。
【0007】また、従来のマウス操作に代えて、タッチ
パネルを用いて操作を行う技術が下記文献Iに記載され
ている。
【0008】I 第9回 ヒューマンインタフェースシ
ンポジウム予講集(P37−42,1993) しかしながら、前記文献Iに記載されている従来技術
は、マウスの代わりに指を直接使用するようにしたもの
であり、対象物を指し示す(ポイントする)という点で
はマウスと同様である。
【0009】そのため、前記文献Iに記載されている従
来技術においても、マウスと同じような問題点があっ
た。
【0010】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、ディス
プレイ上に表示されている画像データの分類表示方法に
おいて、ユーザが画面を指で分類したい方向になぞるこ
とで、ディスプレイ上に表示された画像データを移動先
の表示領域に表示して、ディスプレイ上で画像データを
分類することが可能となる技術を提供することにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、表示装置にお
いて、ユーザが画面を指で分類したい方向になぞること
で、ディスプレイ上に表示された画像データを移動先の
表示領域に表示して、ディスプレイ上で画像データを分
類することが可能となる技術を提供することにある。
【0012】本発明の前記目的並びにその他の目的及び
新規な特徴は、本明細書の記載及び添付図面によって明
らかにする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0014】(1)処理装置と、前記処理装置に接続さ
れる外部記憶装置と、前記処理装置に接続されるディス
プレイと、前記処理装置に接続されるタッチパネルコン
トロールと、前記タッチパネルコントロールに接続さ
れ、前記ディスプレイ上に配置されるタッチパネルとを
具備する表示装置における、ディスプレイ上の所定の表
示領域に表示された画像データを移動先の表示領域に表
示する画像データの分類表示方法において、外部記憶装
置から画像データを読み出しディスプレイ上の所定の表
示領域に表示する第1のステップと、ユーザがタッチパ
ネルにタッチした軌跡情報を抽出する第2のステップ
と、前記第2のステップで抽出した軌跡情報から、始点
と終点との間の距離と方向ベクトルを算出する第3のス
テップと、始点と終点との間の距離あるいは方向ベクト
ルに基づいて前記ディスプレイ上の所定の表示領域に表
示された画像データの移動先を選択する第4のステップ
と、前記第4のステップにより選択された移動先の表示
領域に画像データを表示する第5のステップと、次の異
なる画像データを外部記憶装置から読み出しディスプレ
イの所定の表示領域に表示する第6のステップとを具備
することを特徴とする。
【0015】(2)前記(1)の手段において、前記表
示装置が、前記外部記憶手段に格納される前記始点と終
点の2点間の距離あるいは方向ベクトルに基づいて画像
データの移動先を記載した分類に関する方法ファイル、
および、画像データの移動先に基づいて画像データの表
示方法を記載した表示に関する方法ファイルとを具備
し、前記第4のステップにおいて、前記分類に関する方
法ファイルを参照し、前記第5のステップにおいて、前
記表示に関する方法ファイルとを参照することを特徴と
する。
【0016】(3)前記(2)の手段において、前記表
示装置が、前記処理装置に接続されるキーボードを、さ
らに具備し、前記分類に関する方法ファイルの記載内
容、および、前記表示に関する方法ファイルの記載内容
を、ユーザが、前記キーボードから変更更新可能とする
こと特徴とする。
【0017】(4)前記(2)または(3)の手段にお
いて、前記表示に関する方法ファイルには、さらに画像
データを移動先の表示領域に表示した後の処理が記載さ
れており、前記第6のステップ実行後に、前記表示に関
する方法ファイルを参照して、前記表示に関する方法フ
ァイルに記載された処理を実行することを特徴とする。
【0018】(5)処理装置と、前記処理装置に接続さ
れる外部記憶装置と、前記処理装置に接続されるディス
プレイと、前記処理装置に接続されるタッチパネルコン
トロールと、前記タッチパネルコントロールに接続さ
れ、前記ディスプレイ上に配置されるタッチパネルとを
具備する表示装置において、前記処理装置が、タッチコ
ントロールから入力される信号から、ユーザがタッチパ
ネルにタッチした軌跡情報を抽出するタッチパネル制御
手段と、前記タッチパネル制御手段から入力される軌跡
情報から、始点と終点との間の距離と方向ベクトルを算
出するとともに、前記算出された始点と終点との間の距
離あるいは方向ベクトルに基づいて前記ディスプレイ上
に表示された画像データの移動先を選択する分類制御手
段と、外部記憶装置から画像データを読み出しディスプ
レイの所定の表示領域に表示するとともに、分類制御手
段からの移動先に基づき前記ディスプレイ上に表示され
た画像データを移動先の表示領域に表示する表示画像管
理手段とを具備することを特徴とする。
【0019】(6)前記(5)の手段において、前記表
示装置が、前記外部記憶手段に格納される前記始点と終
点の2点間の距離と方向ベクトルに基づいて画像データ
の移動先を記載した分類に関する方法ファイル、およ
び、画像データの移動先に基づいて画像データの表示方
法を記載した表示に関する方法ファイルとを具備し、前
記分類制御手段が、画像データの移動先を選択する際
に、前記分類に関する方法ファイルを参照し、前記画像
管理手段が、前記画像データを移動先の表示領域に表示
する際に、前記表示に関する方法ファイルを参照するこ
とを特徴とする。
【0020】(7)前記(6)の手段において、前記表
示装置が、前記処理装置に接続されるキーボードを、さ
らに具備し、また、前記処理装置が、前記分類に関する
方法ファイル、および、表示に関する方法ファイルの記
載内容を、前記キーボードから変更更新するためのファ
イル更新手段を、さらに具備することを特徴とする。
【0021】(8)前記(6)または(7)の手段にお
いて、前記表示に関する方法ファイルには、さらに画像
データを移動先の表示領域に表示した後の処理が記載さ
れており、前記画像管理手段が、画像データを移動先の
表示領域に表示した後に、前記表示に関する方法ファイ
ルを参照して、前記表示に関する方法ファイルに記載さ
れた処理を実行することを特徴とする。
【0022】
【作用】前記各手段によれば、ディスプレイ上に配置さ
れるタッチパネルを具備する表示装置において、ユーザ
が、ディスプレイ上に配置されたタッチパネルを指で分
類したい方向になぞることで、ディスプレイ上に表示さ
れた画像データを移動先の領域に移動させて表示、即
ち、画像データをディスプレイ上で分類することが可能
となる。
【0023】これにより、実際にユーザが、自分の手を
使って用紙などを分類する時の操作と似たような操作で
分類という機能を行うことが可能である。
【0024】さらに、分類のときにあらかじめ定義して
おいた分類後の処理を行うので、ユーザはディスプレイ
上を指でタッチだけで、分類とその後の処理を同時に実
行することが可能である。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0026】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0027】図2は、本発明の一実施例である表示装置
の概略構成を示すブロック図である。
【0028】図2において、1は必要なファイルが格納
される外部記憶装置、2は静電容量方式のタッチパネ
ル、3はタッチパネルコントローラ、4はコンピュータ
からなる処理装置、5はディスプレイ、6はプリンタ、
7は入力装置であるキーボードであり、タッチパネル2
はディスプレイ5上に配置されている。
【0029】本実施例の表示装置では、ユーザが、タッ
チパネル2から分類先を入力すると、タッチパネルコン
トローラ3が、タッチパネル2をタッチした信号を出力
する。
【0030】また、処理装置4が、タッチパネルコント
ローラ3から入力される信号に基づいて必要な始点、終
点、軌跡情報を出力し、その情報にしたがい画像の分類
先および表示方法を選択する。
【0031】その結果は、ディスプレイ5に表示される
とともに、その一部はプリンタ6からプリントアウトさ
れる。
【0032】即ち、本実施例の表示装置では、ディスプ
レイ5上の所定の領域に表示された画像データを移動先
の表示領域に表示させる。
【0033】図1は、本実施例の表示装置の機能ブロッ
ク図である。
【0034】図1において、11は分類に関する方法フ
ァイル、12は表示に関する方法ファイル、13画像デ
ータ、14は画像管理ファイル、15は表示領域分割方
法ファイル、41はタッチパネル制御手段、42は分類
制御手段、43は画像管理手段、44はファイル更新手
段である。
【0035】図1において、タッチパネル制御手段4
1、分類制御手段42、画像管理手段43およびファイ
ル更新手段44は、コンピュータ4内のプログラムによ
り実現される機能手段である。
【0036】また、分類に関する方法ファイル11と表
示に関する方法ファイル12、画像データ13、画像管
理ファイル14および表示領域分割方法ファイル15
は、外部記憶装置1内に格納されている。
【0037】本実施例では、ユーザが、タッチパネル2
を介して分類先を入力すると、前記タッチパネルコント
ローラ3が、タッチパネル制御手段41にその信号を出
力する。
【0038】タッチパネル制御手段41は、タッチパネ
ルコントローラ3が出力する信号から分類に必要な情報
である始点、終点、軌跡情報を抽出し、その結果を分類
制御手段42に出力する。
【0039】分類制御手段42は、タッチパネル制御手
段41から分類に必要な情報である始点、終点、軌跡情
報が入力されると、分類に関する方法ファイル11を参
照し、該当する分類先を選択し、その結果を画像管理手
段43に出力する。
【0040】画像管理手段43は、分類制御手段42か
ら分類先を入力すると、表示に関する方法ファイル12
を参照し、該当する表示方法を選択し、ディスプレイ5
上に表示し、また、分類先においてさらに処理を必要が
ある場合はその処理を行う。
【0041】さらに、次の分類対象物である画像データ
13を読み込み、ディスプレイ5上に表示する。
【0042】また、表示領域分割方法ファイル15を参
照して、本実施例の表示装置における、ディスプレイ5
上の所定の領域に表示された画像データを移動先の表示
領域に表示させる処理実行時の表示画面をディスプレイ
5上に表示する。
【0043】ファイル更新手段44は、キーボード7か
ら分類に関する方法ファイル11および表示に関する方
法ファイル12の内容を変更、更新があった場合にその
内容にしたがって記述を行う。
【0044】図3は、本実施例の表示装置におけるディ
スプレイ5上の表示画面の一例を示す図である。
【0045】ディスプレイ5の表示画面は、表示可能領
域51上において、現時点での分類対象物である画像を
表示する領域52、複数の分類先の表示領域53から構
成される。
【0046】例えば、図3では、分類対象物を、「印
刷」、「回覧」、「保存」という3つの項目に分類する
ことを表している。
【0047】表示可能領域51は、左下の端を原点と
し、原点から右方向の位置をX座標、原点から上方向の
位置をY座標と呼ぶ。
【0048】図4に、本実施例の表示装置の処理手順を
示すフローチャートである。
【0049】次に、図4を用いて、本実施例の処理手順
について説明するが、本処理手順の前に、画像管理手段
43が、前記図3に示す表示画面をディスプレイ5上に
表示している。
【0050】まず始めに、分類に関する方法ファイル1
1から始点、終点、軌跡情報と分類先の対応関係を、表
示に関する方法ファイル12から分類先と表示方法の対
応関係を、分類対象物である画像データ13を読み込む
(ステップ101)。
【0051】次に、画像表示部43において分類対象物
をディスプレイ5上の領域51を表示する(ステップ1
02)。
【0052】次に、ユーザからのタッチパネル2を介し
ての入力待ち状態に入る(ステップ103)。
【0053】次に、ユーザがタッチパネル2を介して分
類先を入力すると、その信号がタッチパネルコントロー
ラ3からタッチパネル制御手段41に入力され、タッチ
パネル制御手段41において、分類に必要な情報である
始点、終点、軌跡情報を抽出し、その結果を分類制御手
段に出力する(ステップ104)。
【0054】次に、タッチパネル制御手段41から分類
に必要な情報である始点、終点、軌跡情報が分類制御手
段42に入力されると、分類制御手段42において、分
類に関する方法ファイル11を参照し、該当する分類先
を選択し、その結果を画像管理手段43に出力する(ス
テップ105)。
【0055】次に、分類制御手段42から分類先が画像
管理手段43に入力されると、画像管理手段43におい
て、表示に関する方法ファイル12を参照し、該当する
表示方法を選択する(ステップ106)。
【0056】次に、ステップ106で選択した表示方法
に従って、ディスプレイ5上に表示し、次の分類対象物
である画像データ13を読み込み、ディスプレイ5上の
分類対象物である画像を表示する領域52に表示する
(ステップ107)。
【0057】そして、分類先においてさらに処理を行う
場合はその処理を行う(ステップ108)。
【0058】図5は、分類に関する方法ファイル11の
ファイル構成の一例を示す図である。
【0059】図5に示す分類に関する方法ファイル11
は、データの1記憶単位である複数のレコード111か
ら構成され、各レコードは「始点」、「終点」、「方向
ベクトル」、「長さ」、「分類先」の5つのデータ項目
112から構成される。
【0060】例えば、図5に示す分類に関する方法ファ
イル11では、「始点」、「終点」、「長さ」のそれぞ
れが任意でかつ「方向ベクトル」が「30°<θ≦90
°」の場合は「分類先」が「印刷」という項目であるこ
とを示している。
【0061】この分類に関する方法ファイル11の内容
は、ユーザによる更新、変更が可能である。
【0062】図6は、表示に関する方法ファイル12の
ファイル構成の一例を示す図である。
【0063】図7に示す分類に関する方法ファイル12
は、データの1記憶単位である複数のレコード121か
ら構成され、各レコードは「分類先」、「第n次移
動」、「移動表示位置x」、「移動表示位置y」、「縮
小率」、「処理」の5つのデータ項目122から構成さ
れる。
【0064】ここで、「第n次移動」、「移動表示位置
x」、「移動表示位置y」および「縮小率」は、画像デ
ータの移動経路を示している。
【0065】例えば、図6に示す表示に関する方法ファ
イル12では、「分類先」が「印刷」の場合は、最終的
に、画像データの左上部分の「移動表示位置x,y」が
「600,100」の位置で、そのとき「0.6」の縮
小率で、画像データを移動表示させることを示してお
り、また、画像データを最終的な表示位置に移動表示さ
せる場合に、途中の画像データを3回、画像データの左
上部分の「移動表示位置x,y」が「240,17
5」、「360,150」「480,125」の位置
で、それぞれ「0.9」、「0.8」、「0.7」の縮
小率で、画像データを表示することを示している。
【0066】また、「処理」のデータ項目がプリンタ出
力となっており、移動表示したあとに、プリンタ6を用
いて分類対象物を出力することを表している。
【0067】この表示に関する方法ファイル12の内容
は、ユーザによる更新、変更が可能である。
【0068】画像データ13は、様々な大きさのビット
マップ形式のデータからなる画像データを含むファイル
であり、それぞれの画像データはファイル名により識別
される。
【0069】図7は、画像管理ファイル14ファイル構
成の一例を示す図である。
【0070】図7に示す画像管理ファイル14は、各処
理毎の画像ファイル名が記載されたテーブル構造となっ
ている。
【0071】画像管理ファイル14には、画像管理手段
43において、ある画像データに対する特定の処理が決
定されると、画像管理手段43は、画像管理ファイル1
4の対応する処理の画像ファイル名の欄に、画像データ
のファイル名を書き込む。
【0072】また、画像管理手段43は、画像管理ファ
イル14に基づき、各画像データに対する処理を実行す
る。
【0073】図7の例では、画像ファイル名が「aa
a」という画像データをプリンタからプリントアウトす
ることを示している。
【0074】図8は、本実施例のタッチパネル制御手段
41の処理手順を示すフローチャートである。
【0075】図8用いて、本実施例のタッチパネル制御
手段41の処理手順について説明する。
【0076】まず最初に、ユーザからのタッチパネルコ
ントロール3からの入力待ち状態に入る(ステップ20
1)。
【0077】次に、ユーザが、タッチパネル2を介して
分類先を入力すると、その信号がタッチパネルコントロ
ーラ3から入力され、その信号から分類に必要な情報で
あるユーザがタッチした始点の座標(x1,y1)を抽
出し、分類制御手段42に出力する(ステップ20
2)。
【0078】次に、その信号から分類に必要な情報であ
るユーザがタッチした軌跡の座標(x2,y2)を抽出
し、分類制御手段42に出力する(ステップ203)。
【0079】この場合、軌跡の座標は、所定のタイミン
グで抽出する。
【0080】次に、信号から分類に必要な情報であるユ
ーザがタッチした終点の座標(x3,y3)を抽出し、
分類制御手段42に出力する(ステップ204)。
【0081】図9は、本実施例の分類制御手段42の処
理手順を示すフローチャートである。
【0082】図9を用いて、本実施例の分類制御手段4
2の処理手順について説明する。
【0083】まず最初に、タッチパネル制御手段41か
らユーザがタッチした始点の座標(x1,y1)が入力
される(ステップ301)。
【0084】次に、タッチパネル制御手段41からユー
ザがタッチした軌跡の座標(x2,y2)が入力される
(ステップ302)。
【0085】次に、タッチパネル制御手段41からユー
ザがタッチした終点の座標(x3,y3)が入力される
(ステップ303)。
【0086】次に、始点、終点、軌跡座標から、方向ベ
クトル、始点終点間の長さを算出する(ステップ30
4)。
【0087】次に、分類に関する方法ファイル11から
ステップ304で算出した方向ベクトル、始点終点間の
長さに該当する分類先を選択する(ステップ305)。
【0088】次に、該当する分類先がない場合は処理を
終了し、ある場合は分類先を画像管理手段43に出力す
る(ステップ306)。
【0089】図10は、本実施例の画像管理手段43の
処理手順を示すフローチャートである。
【0090】図10を用いて、本の画像管理手段43の
処理手順について説明する。
【0091】まず最初に、分類制御手段42から分類先
が入力される(ステップ401)。
【0092】次に、表示に関する方法ファイル12から
入力された分類先に該当する表示方法を選択する(ステ
ップ402)。
【0093】次に、該当する表示方法がない場合は処理
を終了し、ある場合はステップ404に進む(ステップ
403)。
【0094】次に、該当する表示方法に従って、分類対
象物をディスプレイ5上の領域53に画面表示し、次の
分類対象の画像データ13を読み込み、ディスプレイ5
上の領域52に画面表示する(ステップ404)。
【0095】分類先においてさらに処理を行う場合には
その処理を実行する(ステップ405)。
【0096】図11、図12および図13は、ディスプ
レイ5上に表示される表示画面が図3に示す表示画面で
ある場合、本実施例の表示装置の処理に伴ってディスプ
レイ5上に表示される表示画面の一例を示す図である。
【0097】図11は、図5に示す分類に関する方法フ
ァイル11、図6に示す表示に関する方法ファイル12
にしたがって分類する際に、ユーザがタッチした軌跡の
表示画面を示す図である。
【0098】図11に示す表示画面は、タッチパネル制
御手段41でタッチパネルコントロール3の信号から分
類に必要な情報を抽出時の、「始点」座標が(500,
500)、「終点」座標が(700,700)である場
合の画面例を示している。
【0099】この場合、分類制御手段42において、計
算結果により軌跡の「方向ベクトル」が「θ=45°」
であることを判断し、それに基づき分類に関する方法フ
ァイル11から該当する「分類先」が「印刷」の項目で
あることを判断する。
【0100】次に、画像管理手段43において、表示に
関する方法ファイル12に基づき、「分類先」が「印
刷」の場合の最終移動表示位置が、最終的な画像データ
の左上部分の「移動表示位置x,y」が、「600,1
00」であることを判断し、分類対象物を「印刷」の表
示領域53に表示する。
【0101】図12は、分類対象物を領域53の「印
刷」の項目に分類したときの画面経過例を示したもので
あり、表示に関する方法ファイル12の移動経路にした
がって、順次、画像データが縮小移動表示され、最終的
に「印刷」の表示領域53に表示される経過を示してい
る。
【0102】図13は、分類対象物を「印刷」の項目に
分類し、さらに次の分類対象物を領域52に表示したと
きの画面例である。
【0103】さらに、画像管理手段43は、プリンタ6
を用いて表示領域53に表示された分類対象物をプリン
トアウトする。
【0104】以上説明したように、本実施例によれば、
ディスプレイ5上に表示している分類対象物と分類先を
自分の手を用いて実際に画面をタッチし、その座標を用
いてディスプレイ5上に表示している分類対象物を分類
先にすることが可能である。それにより、ユーザは、実
際に手作業で分類対象物を分類するときと同じような操
作で分類することが可能である。
【0105】また、分類先に「印刷」等の処理を定義す
ることが可能なので、ユーザは、1つの操作で分類と処
理の2つの目的を達成することが可能である。
【0106】また、分類、表示に関する方法ファイル
(11,12)の記述方法により、複数の分類先を通過
するような軌跡を描いた場合には、その該当する複数の
分類先に分類することも可能である。
【0107】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ること
は言うまでもない。
【0108】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
【0109】(1)本発明によれば、ユーザが、ディス
プレイ上を指で分類したい方向になぞることで、ディス
プレイ上に表示された対象画像データを移動先の表示位
置に表示、即ち、ディスプレイ上に表示された対象画像
データを分類することが可能であり、それにより、実際
にユーザが、自分の手を使って用紙などを分類する時の
操作と似たような操作で分類という機能を行うことが可
能となる。
【0110】(2)本発明によれば、ディスプレイ上に
表示された対象画像データを移動先の表示位置に表示さ
せるときに、予め、移動先の表示した後の処理を定義す
ることにより、ユーザは、ディスプレイ上を指でタッチ
だけで、分類とその後の処理を同時に実行することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の表示装置の機能ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例である表示装置の概略構成を
示すブロック図である。
【図3】本実施例の表示装置におけるディスプレイ上の
表示画面の一例を示す図である。
【図4】本実施例の表示装置の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図5】図1に示す分類に関する方法ファイルのファイ
ル構成の一例を示す図である。
【図6】図1に示す表示に関する方法ファイルのファイ
ル構成の一例を示す図である。
【図7】図1に示す画像管理ファイルのファイル構成の
一例を示す図である。
【図8】図1に示すタッチパネル制御手段の処理手順を
示すフローチャートである。
【図9】図1に示す分類制御手段の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図10】図1に示す画像管理手段の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図11】本実施例において、図5に示す分類に関する
方法ファイル、図6に示す表示に関する方法ファイルに
したがって分類する際に、ユーザがタッチした軌跡のデ
ィスプレイ上の表示画面を示す図である。
【図12】図11の表示画面から、分類対象物を「印
刷」の項目に分類したときのディスプレイ上の表示画面
の経過例を示す図である。
【図13】図12の表示画面から、分類対象物を「印
刷」の項目に分類し、さらに次の分類対象物を領域52
に表示したときのディスプレイ上の表示画面例である。
【符号の説明】
1…外部記憶装置、2…タッチパネル、3…タッチパネ
ルコントロール、4…処理装置(コンピュータ)、5…
ディスプレイ、6…プリンタ、7…キーボード、11…
分類に関する方法ファイル、12…表示に関する方法フ
ァイル、13…画像データ、14…画像管理ファイル、
15…表示領域分割ファイル、41…タッチパネル制御
手段、42…分類制御手段、43…画像管理手段、44
…ファイル更新手段、51…表示可能領域、52…現時
点での分類対象物である画像を表示する領域、53…複
数の分類先の表示領域、111…分類に関する方法ファ
イル内の複数のレコード、112…分類に関する方法フ
ァイル内の複数のデータ項目、121…表示に関する方
法ファイル内の複数のレコード、122…表示に関する
方法ファイル内の複数のデータ項目。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 17/21 17/30

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理装置と、前記処理装置に接続される
    外部記憶装置と、前記処理装置に接続されるディスプレ
    イと、前記処理装置に接続されるタッチパネルコントロ
    ールと、前記タッチパネルコントロールに接続され、前
    記ディスプレイ上に配置されるタッチパネルとを具備す
    る表示装置における、ディスプレイ上の所定の表示領域
    に表示された画像データを移動先の表示領域に表示する
    画像データの分類表示方法において、外部記憶装置から
    画像データを読み出しディスプレイ上の所定の表示領域
    に表示する第1のステップと、ユーザがタッチパネルに
    タッチした軌跡情報を抽出する第2のステップと、前記
    第2のステップで抽出した軌跡情報から、始点と終点と
    の間の距離と方向ベクトルを算出する第3のステップ
    と、始点と終点との間の距離あるいは方向ベクトルに基
    づいて前記ディスプレイ上の所定の表示領域に表示され
    た画像データの移動先を選択する第4のステップと、前
    記第4のステップにより選択された移動先の表示領域に
    画像データを表示する第5のステップと、次の異なる画
    像データを外部記憶装置から読み出しディスプレイの所
    定の表示領域に表示する第6のステップとを具備するこ
    とを特徴とする画像データの分類表示方法。
  2. 【請求項2】 前記表示装置が、前記外部記憶手段に格
    納される前記始点と終点の2点間の距離あるいは方向ベ
    クトルに基づいて画像データの移動先を記載した分類に
    関する方法ファイル、および、画像データの移動先に基
    づいて画像データの表示方法を記載した表示に関する方
    法ファイルとを具備し、前記第4のステップにおいて、
    前記分類に関する方法ファイルを参照し、前記第5のス
    テップにおいて、前記表示に関する方法ファイルとを参
    照することを特徴とする請求項1に記載された画像デー
    タの分類表示方法。
  3. 【請求項3】 前記表示装置が、前記処理装置に接続さ
    れるキーボードを、さらに具備し、前記分類に関する方
    法ファイルの記載内容、および、前記表示に関する方法
    ファイルの記載内容を、ユーザが、前記キーボードから
    変更更新可能とすること特徴とする請求項2に記載され
    た表示画像データの分類表示方法。
  4. 【請求項4】 前記表示に関する方法ファイルには、さ
    らに画像データを移動先の表示領域に表示した後の処理
    が記載されており、前記第6のステップ実行後に、前記
    表示に関する方法ファイルを参照して、前記表示に関す
    る方法ファイルに記載された処理を実行することを特徴
    とする請求項2または請求項3に記載された画像データ
    の分類表示方法。
  5. 【請求項5】 処理装置と、前記処理装置に接続される
    外部記憶装置と、前記処理装置に接続されるディスプレ
    イと、前記処理装置に接続されるタッチパネルコントロ
    ールと、前記タッチパネルコントロールに接続され、前
    記ディスプレイ上に配置されるタッチパネルとを具備す
    る表示装置において、前記処理装置が、タッチコントロ
    ールから入力される信号から、ユーザがタッチパネルに
    タッチした軌跡情報を抽出するタッチパネル制御手段
    と、前記タッチパネル制御手段から入力される軌跡情報
    から、始点と終点との間の距離と方向ベクトルを算出す
    るとともに、前記算出された始点と終点との間の距離あ
    るいは方向ベクトルに基づいて前記ディスプレイ上に表
    示された画像データの移動先を選択する分類制御手段
    と、外部記憶装置から画像データを読み出しディスプレ
    イの所定の表示領域に表示するとともに、分類制御手段
    からの移動先に基づき前記ディスプレイ上に表示された
    画像データを移動先の表示領域に表示する表示画像管理
    手段とを具備することを特徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】 前記表示装置が、前記外部記憶手段に格
    納される前記始点と終点の2点間の距離と方向ベクトル
    に基づいて画像データの移動先を記載した分類に関する
    方法ファイル、および、画像データの移動先に基づいて
    画像データの表示方法を記載した表示に関する方法ファ
    イルとを具備し、前記分類制御手段が、画像データの移
    動先を選択する際に、前記分類に関する方法ファイルを
    参照し、前記画像管理手段が、前記画像データを移動先
    の表示領域に表示する際に、前記表示に関する方法ファ
    イルを参照することを特徴とする請求項5に記載された
    表示装置。
  7. 【請求項7】 前記表示装置が、前記処理装置に接続さ
    れるキーボードを、さらに具備し、また、前記処理装置
    が、前記分類に関する方法ファイル、および、表示に関
    する方法ファイルの記載内容を、前記キーボードから変
    更更新するためのファイル更新手段を、さらに具備する
    ことを特徴とする請求項6に記載された表示装置。
  8. 【請求項8】 前記表示に関する方法ファイルには、さ
    らに画像データを移動先の表示領域に表示した後の処理
    が記載されており、前記画像管理手段が、画像データを
    移動先の表示領域に表示した後に、前記表示に関する方
    法ファイルを参照して、前記表示に関する方法ファイル
    に記載された処理を実行することを特徴とする請求項6
    または請求項7に記載された表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013041610A (ja) * 2012-10-22 2013-02-28 Seiko Epson Corp 携帯情報機器、電子ブック及びプログラム。
JP6161097B1 (ja) * 2016-03-11 2017-07-12 Institution for a Global Society株式会社 潜在意識推定システム、潜在意識推定方法及び潜在意識推定プログラム

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