JPH0817133A - 磁気ディスク駆動装置 - Google Patents

磁気ディスク駆動装置

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JPH0817133A
JPH0817133A JP14970694A JP14970694A JPH0817133A JP H0817133 A JPH0817133 A JP H0817133A JP 14970694 A JP14970694 A JP 14970694A JP 14970694 A JP14970694 A JP 14970694A JP H0817133 A JPH0817133 A JP H0817133A
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hub
female screw
magnetic disk
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hole
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JP14970694A
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JP2913366B2 (ja
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Yutaka Ishizuka
豊 石塚
Shinji Ota
真司 太田
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Nidec Sankyo Corp
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Nidec Sankyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バリの発生を防止し得て後処理を廃止するこが
でき、しかも、貫通孔の加工を容易に行うことができる
磁気ディスク駆動装置を提供すること。 【構成】磁気ディスク21を載置するハブ16にロータ
マグネット19が装着され、ステータ14がロータマグ
ネット19に対向してベース12に固定され、磁気ディ
スク21がクランプ部材22を介してハブ16に固定さ
れ、クランプ部材22をハブ16に固定する螺子23が
外端面16bから内端面16cに向かって延びる雌螺子
孔部20aに螺合され、螺子孔部20aと同軸上に位置
して雌螺子孔部20aの谷径D2よりもその内径D1が
大きく設定され且つ内端面16cから外端面16bに向
かって延びる孔部20bの開口が遮蔽部材24に閉成さ
れ、テーパ面20cが雌螺子孔部20aと孔部20bと
の境界部分に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、HDD(ハー
ドディスクドライブ)等の磁気ディスク駆動装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ディスクが載置されるハブ
と、ハブに装着されたロータマグネットと、ロータマグ
ネットに対向して配設されたステータと、磁気ディスク
をハブに固定するためのクランプ部材と、クランプ部材
をハブに固定するための螺子が螺着され且つハブの外端
面から内端面に向かって貫通された貫通孔と、内端面の
開口を閉成する遮蔽部材とを備えた磁気ディスク駆動装
置が知られている。
【0003】また、貫通孔は、例えば、図2(A)に示
すように、ハブ1の外端面1aから内端面1bに向かっ
て延び且つ螺子2が螺合する雌螺子孔部1cと、雌螺子
孔部1cと同軸上に位置し且つ内端面1bから外端面1
aに向かって延びる孔部1dを備えたもの(例えば、特
開平4−54842号公報参照)。或は、図3(A)に
示すように、ハブ1の外端面1aから内端面1bに跨が
って螺子(図示せず)が螺合する雌螺子孔部1cとした
もの(例えば、特開平4−54852号公報参照)があ
る。
【0004】また、ハブ1には、図2(A)に示すよう
に、磁気ディスク3がクランプ部材4を介して固定され
ている。このクランプ部材4は、雌螺子孔部1cに螺合
された螺子2により、ハブ1の外端面1aに固定され
る。尚、図示を省略するが、図3(A)に示した磁気デ
ィスク駆動も図2(A)と同様の構成により磁気ディス
クが固定される。
【0005】ところで、この貫通孔は、ハブ1(通常は
アルミニウム材等が使用)の表面処理を行う場合に、そ
の処理液が雌螺子部分の細部まで充分に浸透しないと未
処理箇所が発生して発錆の要因となるために貫通されて
いる。一方、組付け後にはディスク室5内のクリーン度
を確保するために内端面1c側の開口が遮蔽部材6,7
により閉成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された磁気ディスク駆動装置にあっては、例えば、
雌螺子孔部1cと孔部1dとを備えたものにあってはそ
の境界部分、雌螺子孔部1cのみを形成した場合にあっ
てはその内端面1bの開口部分に、図2(B),図3
(B)に示すように、形成時のバリ8ができてしまい、
このバリ8の処理が非常に厄介であるという問題があっ
【0007】本発明は、上記実状に鑑み、バリの発生を
防止し得て後処理を廃止するこができ、しかも、貫通孔
の加工を容易に行うことができる磁気ディスク駆動装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、磁気ディスクが載置され
るハブと、該ハブに装着されたロータマグネットと、該
ロータマグネットに対向して配設されたステータと、前
記磁気ディスクを前記ハブに固定するためのクランプ部
材と、該クランプ部材を前記ハブに固定するための螺子
が螺着される貫通孔と、前記内端面の開口を遮蔽する遮
蔽部材とを備えた磁気ディスク駆動装置において、前記
貫通孔は、前記ハブの外端面から内端面に向かって延び
且つ前記螺子が螺合する雌螺子孔部と、該雌螺子孔部と
同軸上に位置する孔部とからなり、該孔部の内径は前記
雌螺子孔部の谷径よりも大きく設定されていると共に、
前記雌螺子孔部と前記孔部との境界部分にはテーパ面が
形成されていることを要旨とするものである。
【0009】
【作用】この様な請求項1に記載の構成においては、磁
気ディスクを載置するハブにロータマグネットが装着さ
れ、ステータがロータマグネットに対向して配設され、
磁気ディスクがクランプ部材を介してハブに固定され、
クランプ部材をハブに固定するための螺子が外端面から
内端面に向かって延びる雌螺子孔部に螺合され、螺子孔
部と同軸上に位置して雌螺子孔部の谷径よりも内径が大
きく設定され且つ内端面から外端面に向かって延びる孔
部の開口が遮蔽部材に閉成され、テーパ面が雌螺子孔部
と孔部との境界部分に形成される。
【0010】
【実施例】次に、本発明の磁気ディスク駆動装置の実施
例を図1に基づいて説明する。
【0011】図1(A)において、磁気ディスク駆動装
置11は、円盤状の鍔部12aを有するベース12と、
ベース12の中心に固定された固定軸13と、ベース1
2に形成された嵌合隆起部12bに嵌合されたステータ
14と、固定軸13の突出端部に軸受15,15を介し
て回転自在に装着されたハブ16と、ハブ16の中心開
口16aを閉成する蓋体17と、ハブ16に固定された
略円筒状のヨーク18と、ステータ14に対向するよう
にヨーク18の内周面に固定されたロータマグネット1
9とを備えている。
【0012】ハブ16には、その外端面16bから内端
面16cに向かって貫通された貫通孔20が形成されて
いる。また、ハブ16の周端面16dには磁気ディスク
がクランプ部材22を介して固定されている。このクラ
ンプ部材22は外端面16bに螺子23を介して固定さ
れている。
【0013】貫通孔20は、外端面16bから内端面1
6cに向かって延び且つ螺子23が螺合する雌螺子孔部
20aと、雌螺子孔部20aと同軸上に位置し内端面1
6cから外端面16bに向かって延びる孔部20bと、
これら雌螺子孔部20aと孔部20bとの境界部分に形
成されたテーパ面20cとを備えている。また、テーパ
面20cの角度θは、雌螺子孔部20a側から孔部20
b側に向けて15°以上45°以下の角度で拡開してい
る。
【0014】孔部20bは、図1(B)に示すように、
その内径D1が雌螺子孔部20aの谷径D2よりも大き
く設定されている。また、孔部20bはテーパ面20c
と共に鋳造や焼結等のブランク加工時に同時に形成さ
れ、雌螺子孔部20aはその後に形成される。この時、
雌螺子孔部20aの内端面16c側の端部には拡開形状
のテーパ面20cによりバリの発生がない。さらに、孔
部20bの内端面16cに位置する開口は遮蔽部材24
に閉成されている。
【0015】上記の構成において、磁気ディスク駆動装
置11は、ベース12に固定軸13を固定すると共に、
嵌合隆起部12bにコイル14aを巻回したステータ1
4を嵌合させ、ハブ16にロータマグネット19を有す
るヨーク18を固定し、孔部20bを遮蔽部材24で閉
成する。
【0016】次に、これらを一体化させたハブ16を軸
受15,15を介して固定軸13に装着し、蓋体17に
より中心開口16aを閉成してモータ本体を組み付けた
後、磁気ディスク21をハブ16に装着し、クランプ部
材22を螺子23でハブ16に固定すると同時に磁気デ
ィスク21をハブ16に固定する。
【0017】そして、このように構成された磁気ディス
ク駆動装置11は、コイル14aに流れる電流とロータ
マグネット19の磁力とにより磁気ディスク21がハブ
16と一体に回転する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ディ
スク駆動装置にあっては、貫通孔は、ハブの外端面から
内端面に向かって延び且つ螺子が螺合する雌螺子孔部
と、雌螺子孔部と同軸上に位置する孔部とからなり、孔
部の内径は雌螺子孔部の谷径よりも大きく設定されてい
ると共に、雌螺子孔部と孔部との境界部分にはテーパ面
が形成されていることにより、バリの発生を防止し得て
後処理を廃止するこができ、しかも、貫通孔の加工を容
易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ディスク駆動装置を示し、(A)
は磁気ディスク駆動装置の縦断面図、(B)は要部の拡
大断面図である。
【図2】従来の磁気ディスク駆動装置を示し、(A)は
磁気ディスク駆動装置の要部の縦断面図、(B)は貫通
孔の拡大断面図である。
【図3】従来の他の磁気ディスク駆動装置を示し、
(A)は磁気ディスク駆動装置の要部の縦断面図、
(B)は貫通孔の拡大断面図である。
【符号の説明】
11…磁気ディスク駆動装置 14…ステータ 16…ハブ 16b…外端面 16c…内端面 19…ロータマグネット 20…貫通孔 20a…雌螺子孔部 20b…孔部 20c…テーパ面 21…磁気ディスク 22…クランプ部材 23…螺子 24…遮蔽部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ディスクが載置されるハブと、該ハブ
    に装着されたロータマグネットと、該ロータマグネット
    に対向して配設されたステータと、前記磁気ディスクを
    前記ハブに固定するためのクランプ部材と、該クランプ
    部材を前記ハブに固定するための螺子が螺着される貫通
    孔と、前記内端面の開口を遮蔽する遮蔽部材とを備えた
    磁気ディスク駆動装置において、 前記貫通孔は、前記ハブの外端面から内端面に向かって
    延び且つ前記螺子が螺合する雌螺子孔部と、該雌螺子孔
    部と同軸上に位置する孔部とからなり、該孔部の内径は
    前記雌螺子孔部の谷径よりも大きく設定されていると共
    に、前記雌螺子孔部と前記孔部との境界部分にはテーパ
    面が形成されていることを特徴とする磁気ディスク駆動
    装置。
  2. 【請求項2】前記テーパ面は、前記雌螺子孔部側から前
    記孔部側に向けて15°以上45°以下の角度で拡開し
    ていることを特徴とする請求項1に記載の磁気ディスク
    駆動装置。
  3. 【請求項3】前記孔部と前記テーパ面とは、鋳造又は焼
    結によるブランク加工時に同時に形成されることを特徴
    とする請求項1に記載の磁気ディスク駆動装置。
JP14970694A 1994-06-30 1994-06-30 磁気ディスク駆動装置 Expired - Lifetime JP2913366B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100462220B1 (ko) * 1997-09-04 2005-04-06 삼성전자주식회사 디스크 클램핑 장치
US7602583B2 (en) * 2005-12-28 2009-10-13 Fujitsu Limited Disc clamping device and disc drive having the same
US8143751B2 (en) 2009-02-10 2012-03-27 Nidec Corporation Motor and recording disk drive apparatus

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US8143751B2 (en) 2009-02-10 2012-03-27 Nidec Corporation Motor and recording disk drive apparatus

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Effective date: 19990302