JPH0817128A - フレキシブル磁気ディスク装置 - Google Patents

フレキシブル磁気ディスク装置

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JPH0817128A
JPH0817128A JP14484394A JP14484394A JPH0817128A JP H0817128 A JPH0817128 A JP H0817128A JP 14484394 A JP14484394 A JP 14484394A JP 14484394 A JP14484394 A JP 14484394A JP H0817128 A JPH0817128 A JP H0817128A
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JP
Japan
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circuit
magnetic disk
flexible magnetic
state
microswitch
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JP14484394A
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English (en)
Inventor
Hisashi Sakokawa
寿志 迫川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレキシブル磁気ディスクカートリッジの各
種状態、情報を検知する複数のマイクロスイッチに流れ
るバイアス電流を低減化する。 【構成】 ディスクカートリッジを認識し、書込み禁止
を検出し、フレキシブル磁気ディスクの種別を検出する
ために複数のマイクロスイッチ5、6、7、8を備え
る。マイクロスイッチ5、6、7、8に流すバイアス電
流を低減化するためにマイクロスイッチ5、6、7、8
の状態を保持するDフリップフロップ回路19、20、
21、22を備える。遅延時間生成回路18と、マイク
ロスイッチ6、7、8および抵抗Rからなる回路に直列
に接続されたアナログスイッチ26、27、28を有
し、バイアス電流を流す時間を制御する回路を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレキシブル磁気ディ
スクカートリッジの各種状態や情報を検知する複数のマ
イクロスイッチを備えたフレキシブル磁気ディスク装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】フレキシブル磁気ディスク装置、特に、
マイクロフロッピーディスクと呼ばれる直径86mmの
ディスクを扱う装置は、図5に示すように、一般的に、
磁気ディスク装置に装着されたカートリッジの有無の検
知、ディスクカートリッジに設けられた書込禁止を示す
穴の状態の検知、ディスクカートリッジの所定の位置に
ある高密度ディスク媒体を示す穴の検知および超高密度
ディスク媒体を示す穴の検知を行うためにそれぞれにマ
イクロスイッチ5、6、7、8を有する。
【0003】従来、これらのマイクロスイッチ5、6、
7、8は、それぞれ通常1つのバイアス抵抗Rを直列に
つなぎ、電源Vccとグランドとの間に接続されてお
り、このバイアス抵抗Rとマイクロスイッチ5、6、
7、8との間の電圧レベルを検出することにより、マイ
クロスイッチ5、6、7、8がオン状態か、オフ状態か
を認識することができるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の構成では、マイクロスイッチがオン状態の時に
は、次の段の回路へのリーク電流を無視することができ
たとしても、電源Vccとグランド間にバイアス抵抗R
がそのまま入った状態になり、(Vcc/R)×(オン
状態のマイクロスイッチの数)だけ電流が流れる。
【0005】バイアス抵抗Rは値を大きくすればするほ
ど、流れる電流が小さくなるので、消費電流を小さくす
ることができるが、抵抗が大きくなると、ノイズに対し
て弱くなってしまうので、極端に大きくすることはでき
ない。
【0006】これらの電流は装置がスタンバイ状態であ
っても、マイクロスイッチ5、6、7、8がオン状態の
時には常に流れ、他の回路の消費電流を小さくしてもこ
れらの抵抗で消費する電力を下げることはできない。
【0007】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、フレキシブルディスクカートリッジの
各種状態、情報を検知する複数のマイクロスイッチに流
れるバイアス電流を低減化することができるようにした
フレキシブル磁気ディスク装置を提供することを目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の技術的手段は、フレキシブル磁気ディスクを
内部に収容したフレキシブル磁気ディスクカートリッジ
を挿入、保持および排出するための機構と、上記フレキ
シブル磁気ディスクカートリッジの内部に収容された磁
気ディスクを回転する回転機構と、上記磁気ディスクと
の間で情報の記録再生を行う機能を有するフレキシブル
磁気ディスク装置において、上記ディスクカートリッジ
の認識、書込み禁止の検出、フレキシブル磁気ディスク
の種別の検出を行うための複数のマイクロスイッチと、
これらのマイクロスイッチに流すバイアス電流を低減化
するために各マイクロスイッチの状態を保持する回路
と、遅延時間生成回路と回路開閉手段により上記バイア
ス電流を流す時間を制御する回路とを備えたものであ
る。
【0009】そして、上記技術的手段において、回路開
閉手段としてトランジスタ、若しくはFET、若しくは
アナログスイッチを用いることができる。
【0010】また、マイクロスイッチは、装着されたカ
ートリッジの有無の検出、ディスクカートリッジに設け
られた書込禁止を示す穴の状態の検出、ディスクカート
リッジの所定の位置にある高密度ディスク媒体を示す穴
の検出に対応するように設け、各マイクロスイッチをバ
イアス電流設定用の抵抗を介して電源に接続し、上記複
数のマイクロスイッチのいずれかがオフからオンへ変化
するのを捉えて遅延時間生成回路が生成した遅延時間の
後に状態保持回路が上記すべてのマイクロスイッチの状
態を取り込み、上記マイクロスイッチと抵抗からなる回
路に直列に接続された回路開閉手段としてのアナログス
イッチが上記状態保持回路によるマイクロスイッチの状
態の取り込み後に開いて上記マイクロスイッチに流れる
電流を切るように構成することができる。
【0011】また、マイクロスイッチは、装着されたカ
ートリッジの有無の検出、ディスクカートリッジに設け
られた書込禁止を示す穴の状態の検出、ディスクカート
リッジの所定の位置にある高密度ディスク媒体を示す穴
の検出、ディスクカートリッジの所定の位置にある超高
密度ディスク媒体を示す穴の検出に対応するように設
け、各マイクロスイッチをバイアス電流設定用の抵抗を
介して電源に接続し、上記複数のマイクロスイッチのい
ずれかがオフからオンへ変化するのを捉えて遅延時間生
成回路が生成した遅延時間の後に状態保持回路が上記す
べてのマイクロスイッチの状態を取り込み、上記マイク
ロスイッチと抵抗からなる回路に直列に接続された回路
開閉手段としてのアナログスイッチが上記状態保持回路
によるマイクロスイッチの状態の取り込み後に開いて上
記マイクロスイッチに流れる電流を切るように構成する
ことができる。
【0012】
【作用】上記のように構成された本発明によれば、遅延
時間生成回路がいずれか1つのマイクロスイッチのオフ
からオンへの変化を捉え、その変化から一定の遅延時間
の後に状態保持回路がすべてのマイクロスイッチの状態
を取り込んでその状態を保持した後は、最初に変化した
マイクロスイッチを除く他のマイクロスイッチに流れる
電流を回路開閉手段により切ることにより、消費電流を
1つのマイクロスイッチのみのバイアス電流で済ませる
ことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例におけるフレキシ
ブル磁気ディスク装置の要部を示す回路図、図2は同フ
レキシブル磁気ディスク装置の要部を示す構成図、図3
は磁気ディスクカートリッジと磁気ディスクカートリッ
ジの各種情報を検出するマイクロスイッチの位置関係を
示す説明図である。
【0015】図1ないし図3に示すように、本実施例の
フレキシブル磁気ディスク装置は、フレキシブル磁気デ
ィスクカートリッジ16を挿入、保持および排出するた
めの機構9と、フレキシブル磁気ディスクカートリッジ
16の内部に収容された磁気ディスク(図示せず)を回
転するスピンドルモータ10と、磁気ディスクに情報を
記録、または再生するリードライトヘッド13を組込ん
だヘッドキャリッジ12と、ヘッドキャリッジ12を磁
気ディスクのトラック交差方向に移動させるスピンドル
モータ11と、スピンドルモータ10の回路を実装した
モータ回路基板2と、ホストシステム17との間で信号
のやりとりを行い、フレキシブル磁気ディスク装置の制
御を行うリードライト制御回路基板3と、リードライト
制御回路基板3とモータ回路基板2とを接続するケーブ
ル4と、ベース35およびカバー(図示せず)等から構
成されている。
【0016】モーター回路基板2には磁気ディスクカー
トリッジ16の装着検出用のマイクロスイッチ5と、書
込み禁止検出用のマイクロスイッチ6と、通称HDディ
スクと呼ばれる高容量媒体の検出用のマイクロスイッチ
7と、通称EDディスクと呼ばれる超高容量媒体の検出
用のマイクロスイッチ8とが実装されている。
【0017】磁気ディスクカートリッジ装着検出用のマ
イクロスイッチ5は、磁気ディスクカートリッジ16が
装置内に挿入されて保持されたときに磁気ディスクカー
トリッジ16の表面によりピン5aが押圧されることに
よりオンとなり、端子Aと端子Bが閉じる。
【0018】書込み禁止検出用のマイクロスイッチ6
は、磁気ディスクカートリッジ16が装置内に挿入され
て保持されたときに書込み禁止識別穴16bによる書込
み禁止状態でなければ、磁気ディスクカートリッジ16
上の書込み禁止スライダ(図示せず)の表面によりピン
6aが押圧されることによりオンとなり、端子Aと端子
Bが閉じる。
【0019】HDディスク検出用のマイクロスイッチ7
は、磁気ディスクカートリッジ16が装置内に挿入され
て保持されたときにHDディスクに所定の位置に有する
識別穴16cが存在しなければ、磁気ディスクカートリ
ッジ16の表面によりピン7aが押圧されることにより
オンとなり、端子Aと端子Bが閉じる。
【0020】EDディスク検出用のマイクロスイッチ8
は、磁気ディスクカートリッジ16が装置内に挿入され
て保持されたときにEDディスクに所定の位置に有する
識別穴16dが存在しなければ、磁気ディスクカートリ
ッジ16の表面によりピン8aが押圧されることにより
オンとなり、端子Aと端子Bが閉じる。
【0021】マイクロスイッチ5の一方の端子AはGN
Dに接続され、他方の端子Bは抵抗Rを介してVccに
接続されるとともに、Dフリップフロップ回路19のD
入力とインバータ回路30の入力にも接続されている。
【0022】マイクロスイッチ6の一方の端子AはGN
Dに接続され、他方の端子Bはアナログスイッチ26の
一方の端子Aに接続されている。アナログスイッチ26
の他方の端子Bは抵抗Rを介してVccに接続されると
ともに、Dフリップフロップ回路20のD入力にも接続
されている。アナログスイッチ26の制御端子GはOR
回路23の出力端子に接続されている。
【0023】マイクロスイッチ7の一方の端子AはGN
Dに接続され、他方の端子Bはアナログスイッチ27の
一方の端子Aに接続されている。アナログスイッチ27
の他方の端子Bは抵抗Rを介してVccに接続されると
ともに、Dフリップフロップ回路21のD入力にも接続
されている。アナログスイッチ27の制御端子GはOR
回路24の出力端子に接続されている。
【0024】マイクロスイッチ8の一方の端子AはGN
Dに接続され、他方の端子Bはアナログスイッチ28の
一方の端子Aに接続されている。アナログスイッチ28
の他方の端子Bは抵抗Rを介してVccに接続されると
ともに、Dフリップフロップ回路22のD入力にも接続
されている。アナログスイッチ28の制御端子GはOR
回路25の出力端子に接続されている。
【0025】マイクロスイッチ5の端子Bのレベル信号
を反転させたインバータ回路30の出力は、リードライ
ト制御回路34から供給されるパワーオンリセット信号
A(リードライト制御回路34との接続は図示せず)と
共に2入力AND回路29のそれぞれの入力端子に接続
されている。
【0026】AND回路29の出力FはDフリップフロ
ップ回路19、20、21、22の各セット端子STお
よび遅延時間生成回路18のセット端子STに接続され
ている。
【0027】遅延時間生成回路18は入力としてCK端
子を持ち、リードライト制御回路34から供給されるク
ロック信号G(リードライト制御回路との接続は図示せ
ず)が接続されている。遅延時間生成回路18はクロッ
ク信号Gに同期してセット解除から一定時間T2経過後
にGATE端子をLowとするタイミングおよびセット
解除から一定時間T3経過後にSWITCH端子をLo
wとするタイミングを生成する。
【0028】遅延時間生成回路18のGATE端子はD
フリップフロップ回路19、20、21、22の各端子
CKに接続されている。遅延時間生成回路18のSWI
TCH端子はOR回路23、24、25の各端子Bに接
続されている。
【0029】Dフリップフロップ回路19のQ出力はデ
ィスク検出回路31を介してリードライト制御回路34
に接続され、レディ状態の検出やスピンドルモータ10
の制御などの信号として使用される。
【0030】Dフリップフロップ回路20のQ出力はO
R回路23の端子Aに接続されるとともに、書込み禁止
制御回路32を介してリードライト制御回路34に接続
され、ホストシステム17に書込み禁止状態を伝えた
り、ホストシステム17からの書込み要求に対し、書込
みを禁止したりするための信号として使用される。
【0031】Dフリップフロップ回路21のQ出力はO
R回路24の端子Aに接続されるとともに、モード制御
回路33を介してリードライト制御回路34に接続さ
れ、書込み電流の設定やリード回路の状態を変更するた
めの信号として使用される。
【0032】Dフリップフロップ回路22のQ出力はO
R回路25の端子Aに接続されるとともに、Dフリップ
フロップ回路21のQ出力と同様にモード制御回路33
を介してリードライト制御回路34に接続され、書込み
電流の設定やリード回路の状態を変更するための信号と
して使用される。
【0033】リードライト制御回路34はホストシステ
ム17からデータを磁気ディスクに記録したり、磁気デ
ィスクに記録されたデータを再生してホストシステム1
7に伝えるリードライト機能を有し、ステップモータ1
1、スピンドルモータ10の各種制御を行うとともに、
各種ステータス信号をホストシステム17に伝える。ま
た、リードライト制御回路34はホストシステム17と
の間の制御信号、データ信号、ステータス信号に加えて
ディスク検出回路31、書込み禁止制御回路32、モー
ド制御回路33からの信号やトラック0センサ14、イ
ンデックスセンサ15の信号を使用して各種制御を行
う。
【0034】なお、各抵抗Rに接続されているVccお
よび各マイクロスイッチ5、6、7、8に接続されてい
るGND以外は電源、GNDが図示されていないが、す
べての回路にVcc、GNDは接続されているものとす
る。
【0035】以上の構成において、以下、図4に示すタ
イミングチャートを参照しながらその動作について説明
する。
【0036】まず、電源投入直後について説明する。A
ND回路29の入力Bにはリードライト制御回路34か
ら供給されるパワーオンリセット信号Aが接続されてい
る。このパワーオンリセット信号Aは電源投入直後から
一定時間T1の間Lowレベルとなる。したがって、電
源投入直後にはAND回路29の出力FはLowとな
る。これからDフリップフロップ回路19、20、2
1、22および遅延時間生成回路18はセット状態にな
り、各Dフリップフロップ回路19、20、21、22
の出力端子Qからの出力I、J、K、LはすべてHig
hになり、遅延時間生成回路18のGATE端子、SW
ITCH端子の出力、MもHighになる。遅延時間生
成回路18のSWITCH端子の出力H、MがHigh
になると、OR回路23、24、25の出力N、O、P
はそれぞれHighになり、アナログスイッチ26、2
7、28は閉じた状態になる。
【0037】電源投入直後からT1時間経過した後にパ
ワーオンリセット信号AはHighになる。このとき、
磁気ディスクカートリッジ16が装置に挿入されていな
い場合には、マイクロスイッチ5はオフで回路は開いて
おり、マイクロスイッチ5の端子BのレベルBはHig
hになる。それをインバータ30で反転させたAND回
路29は端子AのレベルはLowとなり、AND回路2
9の出力FもLowとなる。したがって、このときも電
源投入直後と同様に、Dフリップフロップ回路19、2
0、21、22および遅延時間生成回路18はセット状
態になっており、各Dフリップフロップ回路19、2
0、21、22の出力端子Qの出力I、J、K、L、遅
延時間生成回路18のGATE端子、SWITCH端子
の出力H、MはすべてHighになる。遅延時間生成回
路18のSWITCH端子の出力MがHighになる
と、OR回路23、24、25の出力はそれぞれHig
hになり、アナログスイッチ26、27、28は閉じた
状態になる。
【0038】ここで、磁気ディスクカートリッジ16が
フレキシブル磁気ディスク装置に挿入されたとすると、
マイクロスイッチ5はディスクカートリッジ16がフレ
キシブル磁気ディスク装置に挿入され、装置内に保持さ
れるときにピン5aが押圧されることによりオンとな
り、回路が閉じる。これとほぼ同じタイミングで、ディ
スクが書込禁止でない場合にはマイクロスイッチ6も、
HDディスクでない場合にはマイクロスイッチ7も、H
Dディスクでない場合にはマイクロスイッチ8もオンと
なる。ディスクが挿入された直後においては、アナログ
スイッチ26、27、28も閉じる。オンとなっている
各マイクロスイッチ5、6、7、8には抵抗Rで決まる
バイアス電流(Vcc/R)が流れるので、オンとなっ
ているマイクロスイッチの数をnとすると、n×Vcc
/Rの電流がマイクロスイッチの回路全体で流れる。
【0039】マイクロスイッチ5がオンとなると、マイ
クロスイッチ5の端子BはLowレベルになり、それを
インバータ回路30で反転させたAND回路29のA端
子のレベルはHighとなる。パワーオンからT1時間
経過後においては、パワーオンリセット信号AはHig
hになるので、AND回路29の出力はHighとな
る。このとき、Dフリップフロップ回路19、20、2
1、22、遅延時間生成回路18はセットが解除され
る。遅延時間生成回路18はこれを受けてクロックの立
ち下がりに同期してT2時間経過後にGATE端子の出
力HをLowとする。T2はマイクロスイッチの開閉時
のチャタリングが落ち着く時間以上に設定する。また、
遅延時間生成回路18はセットが解除されてからT3時
間(T2≦T3)経過後にSWITCH端子の出力Mを
Lowとする。これら2つの信号H、Mは一旦Lowに
なると、リセットされるまでLowレベルを保持する。
【0040】Dフリップフロップ回路19、20、2
1、22は遅延時間生成回路18のGATE端子の出力
HがHighからLowに変化するタイミングで、各D
端子のレベルを保持してQ端子に出力する。したがっ
て、Dフリップフロップ回路19はマイクロスイッチ5
の端子BのレベルB、Dフリップフロップ回路20はア
ナログスイッチ26の端子BのレベルC、Dフリップフ
ロップ回路21はアナログスイッチ27の端子Bのレベ
ルD、Dフリップフロップ回路22はアナログスイッチ
28の端子BのレベルEを保持する。
【0041】T3時間経過後において、遅延時間生成回
路18のSWITCH端子の出力MがLowとなるの
で、OR回路23の出力はDフリップフロップ回路20
の出力Jと同じレベルに、OR回路24の出力はDフリ
ップフロップ回路21の出力Kと同じレベルに、OR回
路25の出力はDフリップフロップ回路22の出力Lと
同じレベルになる。いずれかのOR回路23、若しくは
24、若しくは25の出力N、若しくはO、若しくはP
がLowとなった場合、接続されたアナログスイッチ2
6、若しくは27、若しくは28が開く。OR回路2
3、若しくは24、若しくは25の出力N、若しくは
O、若しくはPがLowとなるのは、オンとなっている
マイクロスイッチ6、若しくは7、若しくは8に直列に
接続されたアナログスイッチ26、若しくは27、若し
くは28のゲートGに接続されているOR回路であり、
したがって、このスイッチ26、27、28のレベルを
Dフリップフロップ回路20、21、22で保持した後
はアナログスイッチ26、27、28によりバイアス電
流を切ってしまい、回路全体としてはマイクロスイッチ
5に流れるVcc/Rしか電流を消費しない。
【0042】電源投入時にあらかじめ磁気ディスクカー
トリッジ16が挿入されている場合においては、電源投
入直後からT1時間経過後にAND回路29の出力がH
ighとなってセット状態が解除されるので、電源投入
後に磁気ディスクカートリッジ16が挿入される動作と
同様にパワーオンリセット信号AがHighになってク
ロックの立ち下がりに同期し、T3時間経過後はマイク
ロスイッチ回路全体としてはVcc/Rしか電流を消費
しない。
【0043】なお、回路開閉手段として、アナログスイ
ッチ26、27、28に代えてトランジスタ、FET等
を用いることができる。また、EDディスクを検出する
スイッチを有しないディスク装置においては、マイクロ
スイッチ8とそのバイアス抵抗、アナログスイッチ2
8、OR回路25、Dフリップフロップ回路22を削除
することにより同様に消費電流を低減化することができ
る。また、ディスク検出用マイクロスイッチ5の状態変
化のタイミングに限定して各Dフリップフロップ回路1
9、20、21、22と遅延時間生成回路18のセット
解除を行うようにした上記実施例とは異なり、もっとも
早くレベル変化を生じた任意のマイクロスイッチのレベ
ル変化時のタイミングでセット解除し、状態保持後はそ
のマイクロスイッチのバイアス電流だけを通電すること
も可能である。本発明は、このほか、その基本的技術思
想を逸脱しない範囲で種々設計変更することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、遅
延時間生成回路がいずれか1つのマイクロスイッチのオ
フからオンへの変化を捉え、その変化から一定の遅延時
間の後に状態保持回路がすべてのマイクロスイッチの状
態を取り込んでその状態を保持した後は、最初に変化し
たマイクロスイッチを除く他のマイクロスイッチに流れ
る電流を回路開閉手段により切ることにより、消費電流
を1つのマイクロスイッチのみのバイアス電流で済ませ
ることができる。このようにディスク挿入時の短期間を
除いてVcc×Rしか電流を消費しないので、特にスタ
ンバイ時の低消費電流化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるフレキシブル磁気デ
ィスク装置の要部を示す回路図
【図2】同フレキシブル磁気ディスク装置の要部を示す
構成図
【図3】同フレキシブル磁気ディスク装置を示し、ディ
スクカートリッジとディスクカートリッジの各種情報を
検出するマイクロスイッチの位置関係の説明図
【図4】同フレキシブル磁気ディスクの動作説明用のタ
イミングチャート
【図5】従来のフレキシブル磁気ディスク装置の要部を
示す回路図
【符号の説明】
5 ディスク挿入検出用マイクロスイッチ 6 書込み禁止検出用マイクロスイッチ 7 HDディスク検出用マイクロスイッチ 8 EDディスク検出用マイクロスイッチ 9 カートリッジ挿入、保持、排出機構 10 スピンドルモータ 11 スッテプモータ 12 ヘッドキャリッジ 13 リードライドヘッド 14 トラック0センサ 15 インデックスセンサ 16 フレキシブル磁気ディスクカートリッジ 16b 書込み禁止識別穴 16c HDディスク識別穴 16d EDディスク識別穴 17 ホストシステム 18 遅延時間生成回路 19 Dフリップフロップ回路 20 Dフリップフロップ回路 21 Dフリップフロップ回路 22 Dフリップフロップ回路 23 OR回路 24 OR回路 25 OR回路 26 アナログスイッチ 27 アナログスイッチ 28 アナログスイッチ 29 AND回路 30 インバータ回路 31 ディスク検出回路 32 書込み禁止制御回路 33 モード制御回路 34 リードライト制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブル磁気ディスクを内部に収容
    したフレキシブル磁気ディスクカートリッジを挿入、保
    持および排出するための機構と、上記フレキシブル磁気
    ディスクカートリッジの内部に収容された磁気ディスク
    を回転する回転機構と、上記磁気ディスクとの間で情報
    の記録再生を行う機能を有するフレキシブル磁気ディス
    ク装置において、上記ディスクカートリッジの認識、書
    込み禁止の検出、フレキシブル磁気ディスクの種別の検
    出を行うための複数のマイクロスイッチと、これらのマ
    イクロスイッチに流すバイアス電流を低減化するために
    各マイクロスイッチの状態を保持する回路と、遅延時間
    生成回路と回路開閉手段により上記バイアス電流を流す
    時間を制御する回路とを備えたフレキシブル磁気ディス
    ク装置。
  2. 【請求項2】 回路開閉手段としてトランジスタを用い
    る請求項1記載のフレキシブル磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 回路開閉手段としてFETを用いる請求
    項1記載のフレキシブル磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 回路開閉手段としてアナログスイッチを
    用いる請求項1記載のフレキシブル磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 マイクロスイッチが、装着されたカート
    リッジの有無の検出、ディスクカートリッジに設けられ
    た書込禁止を示す穴の状態の検出、ディスクカートリッ
    ジの所定の位置にある高密度ディスク媒体を示す穴の検
    出に対応するように設けられ、各マイクロスイッチがバ
    イアス電流設定用の抵抗を介して電源に接続され、上記
    複数のマイクロスイッチのいずれかがオフからオンへ変
    化するのを捉えて遅延時間生成回路が生成した遅延時間
    の後に状態保持回路が上記すべてのマイクロスイッチの
    状態を取り込み、上記マイクロスイッチと抵抗からなる
    回路に直列に接続された回路開閉手段としてのアナログ
    スイッチが上記状態保持回路によるマイクロスイッチの
    状態の取り込み後に開いて上記マイクロスイッチに流れ
    る電流を切るように構成された請求項1記載のフレキシ
    ブル磁気ディスク装置。
  6. 【請求項6】 マイクロスイッチが、装着されたカート
    リッジの有無の検出、ディスクカートリッジに設けられ
    た書込禁止を示す穴の状態の検出、ディスクカートリッ
    ジの所定の位置にある高密度ディスク媒体を示す穴の検
    出、ディスクカートリッジの所定の位置にある超高密度
    ディスク媒体を示す穴の検出に対応するように設けら
    れ、各マイクロスイッチがバイアス電流設定用の抵抗を
    介して電源に接続され、上記複数のマイクロスイッチの
    いずれかがオフからオンへ変化するのを捉えて遅延時間
    生成回路が生成した遅延時間の後に状態保持回路が上記
    すべてのマイクロスイッチの状態を取り込み、上記マイ
    クロスイッチと抵抗からなる回路に直列に接続された回
    路開閉手段としてのアナログスイッチが上記状態保持回
    路によるマイクロスイッチの状態の取り込み後に開いて
    上記マイクロスイッチに流れる電流を切るように構成さ
    れた請求項1記載のフレキシブル磁気ディスク装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010170620A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Alpine Electronics Inc ディスク装置

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