JPH06267232A - ディスクカートリッジ及びディスク記録／再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】ディスクにパーティションが複数存在する場合
にも各パーティション毎にライトプロテクトするか否か
を設定できる機構を備えたディスクカートリッジ及びデ
ィスク記録／再生装置を提供する。 【構成】本発明のディスクカートリッジは、ライトプロ
テクト機構としてディスクカートリッジケース１に設け
られたライトプロテクト状態検出用摺動部３を備え、デ
ィスク２にパーティションが複数存在する場合に、夫々
のパーティションについてライトプロテクトするか否か
をライトプロテクト状態検出用摺動部３によって設定す
ることができる。また本発明のディスク記録／再生装置
は、上記ディスクカートリッジケース１に設けられたラ
イトプロテクト状態検出用摺動部３の状態を検出する検
出部を備え、該検出部によってライトプロテクト状態検
出用摺動部３の状態を検出して記録再生部の記録動作を
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、円盤状情報記録媒体
（以下、ディスクと称す）用のディスクカートリッジ及
びそのディスクカートリッジに収納されたディスクを記
録／再生するためのディスク記録／再生装置に関し、特
に、ディスクカートリッジ及びディスク記録／再生装置
のライトプロテクト機構及び装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、記録または再生可能な各種ディス
クとそのカートリッジについては、様々な形態がある
が、近年一般的となった代表例について説明する。ま
ず、光ファイル等に応用されている追記型光ディスクで
は、カートリッジの内部に収納されている光ディスクの
１つの面についてライトプロテクトするか否かを設定す
るものであり、カートリッジのライトプロテクト機構が
片面用に１つあるいは両面のものはそれぞれの面に１つ
ずつついているのが一般的である。次に、パーソナルコ
ンピュータなどのデータ記録／再生用としてすでに販売
されている円盤状光磁気記録媒体（光磁気ディスク）で
あるが、記録または再生領域が数十Ｍバイトから数百Ｍ
バイトあるものが大半であり、ライトプロテクトの機構
としては、上記追記型光ディスクと同様に、カートリッ
ジの内部に収納されている光磁気ディスクの１つの面に
ついてライトプロテクトするか否かを設定するものであ
り、カートリッジのライトプロテクト機構が片面用に１
つあるいは両面のものはそれぞれの面に１つずつついて
いるのが一般的である。また、光磁気ディスクが複数の
パーティションで構成されているものでも、該光磁気デ
ィスクの１つの面に対し、ライトプロテクトするか否か
の保護情報がカートリッジのライトプロテクト機構と関
連付けられているのが一般的である。また、ディスク記
録／再生装置に関しても、上記のようなカートリッジを
使用したディスク記録／再生装置が販売されているのが
一般的であり、ディスクの１つの面についてライトプロ
テクトされているか否かを検出して対応しているにすぎ
ない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】光磁気ディスク等、デ
ータの記録または再生用のディスクが近年大容量化へ進
み、１つのカートリッジでの記録／再生容量が数百Ｍバ
イトから数Ｇバイトのものもある。しかしながら、ディ
スクカートリッジとしては、前述したようにディスクの
１つの面についてライトプロテクトするか否かを設定す
るだけのものであり、ディスクが複数のパーティション
で構成されているのにもかかわらず、カートリッジの片
面あるいは両面のライトプロテクト機構として１つの面
に存在するパーティション全てに対しライトプロテクト
するか否かの設定しかできないという問題がある。しか
も、それぞれのパーティションのライトプロテクトする
か否かの保護情報は、前記ライトプロテクト機構を利用
しているので、同一の設定しかできないという問題があ
り、このような問題に対する解決策が望まれていた。

【０００４】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、ディスクにパーティションが複数存在する場合
に、それぞれのパーティションについてライトプロテク
トするか否かを設定することができるライトプロテクト
機構を備えたディスクカートリッジ及びディスク記録／
再生装置を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のディスクカートリッジは、円盤状情報記録
媒体（以下、ディスクと記す）用カートリッジであっ
て、記録／再生装置の記録動作を制御するように構成さ
れたライトプロテクト機構として、ディスクカートリッ
ジケースに設けられたライトプロテクト状態検出用摺動
部を備え、上記ディスクにパーティションが複数存在す
る場合に、それぞれのパーティションについて、ライト
プロテクトするか否かを前記ライトプロテクト状態検出
用摺動部によって設定することができることを特徴とし
ている（請求項１）。

【０００６】また、上記ディスクカートリッジは表裏同
一のものが組み合わされて構成されていることを特徴と
している（請求項２）。また、上記ディスクカートリッ
ジにおいては、上記ディスクが、光学的に記録または再
生されることを特徴としている（請求項３）。

【０００７】本発明のディスク記録／再生装置は、上記
ディスクカートリッジを用いて記録／再生またはそのい
ずれかを行なう装置であって、上記ディスクカートリッ
ジのケースに設けられたライトプロテクト状態検出用摺
動部の状態を検出するための検出部を備え、該検出部に
よって上記ライトプロテクト状態検出用摺動部の状態を
検出して記録／再生部の記録動作を制御できることを特
徴としている（請求項４）。

【０００８】また、上記ディスク記録／再生装置におい
ては、ディスクにパーティションが複数存在する場合
に、前記ライトプロテクト状態検出用摺動部の状態を検
出した結果と、上記ディスクのそれぞれのパーティショ
ンに記録されている、それぞれのパーティションに対応
するライトプロテクトするか否かの保護情報を比較し、
一致しない場合は、該当パーティションへは記録動作を
行なわないように制御できることを特徴としている（請
求項５）。

【０００９】

【作用】本発明のディスクカートリッジにおいては、ラ
イトプロテクト機構として、ディスクカートリッジのケ
ースに設けられたライトプロテクト状態検出用摺動部を
備え、上記ディスクにパーティションが複数存在する場
合に、それぞれのパーティションについて、ライトプロ
テクトするか否かを前記ライトプロテクト状態検出用摺
動部によって設定することができるため、大容量化した
ディスク内の情報をパーティション毎に個別に保護する
ことが可能となる。

【００１０】また、本発明のディスク記録／再生装置
は、上記ディスクカートリッジを用いて記録／再生また
はそのいずれかを行なう装置であって、上記ディスクカ
ートリッジのケースに設けられたライトプロテクト状態
検出用摺動部の状態を検出するための検出部を備え、該
検出部によって上記ライトプロテクト状態検出用摺動部
の状態を検出して記録／再生部の記録動作を制御できる
ため、誤ってディスク内の情報を破壊することを防ぐこ
とができる。

【００１１】

【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。図１は本発明によるディスクカートリッジ
の一実施例を示す図であって、（ａ）はディスクカート
リッジの平面図であり、符号１はディスクカートリッジ
ケース本体、２は光磁気ディスク等の円盤状情報記録媒
体、３はライトプロテクト機構としてのライトプロテク
ト状態検出用摺動部である。また、（ｂ）はディスクカ
ートリッジのライトプロテクト状態検出用摺動部３の拡
大図であり、符号４はライトプロテクトスイッチ（ライ
トプロテクトＳＷと記す）、５はライトプロテクトＳ
Ｗ、６はライトプロテクトＳＷ、７はライトプロテ
クトＳＷ用のＳＷ摺動操作用穴、８はライトプロテ
クトＳＷ用のＳＷ摺動操作用穴、９はライトプロテ
クトＳＷ用のＳＷ摺動操作用穴、１０はライトプロ
テクト状態検出用穴、１１はライトプロテクト状態検
出用穴である。尚、図示はしていないが、１０，１１
同様に、６のライトプロテクトＳＷを９のＳＷ摺動
操作用穴を使ってプロテクト方向に動かすと、ライトプ
ロテクト状態検出用穴が現われるものである。また、
図１において、ディスクカートリッジの表と裏は同一の
ものが組み合わされて構成されており、両面とも図１に
示すライトプロテクト状態検出用摺動部３が設けられて
いるが、これは、ディスクカートリッジケース本体１の
表と裏とを同一形状としてそれぞれ樹脂成形にて別体で
形成し、それぞれにライトプロテクト状態検出用摺動部
３を設けたものを結合して形成することができる。

【００１２】次に、図２は本発明によるディスク記録／
再生装置の一実施例を示す図であって、ディスク記録／
再生装置の中に図１に示したディスクカートリッジを挿
入する途中の状態を示す断面図であり、また、図３はデ
ィスクカートリッジを挿入し、ライトプロテクト状態検
出用摺動部の状態を検出している状態を示す要部断面図
である。尚、本実施例では、円盤状情報記録媒体２とし
て光磁気ディスクを例に挙げて説明する。図２及び図３
において、符号１８は本実施例による光磁気ディスク記
録／再生装置、１２はディスククランパー、１３はディ
スクを載置するターンテーブル、１４はターンテーブル
を回転させるためのスピンドルモータ、１５は光磁気デ
ィスクの信号を検出したり光磁気ディスクへ信号を書き
込むためのピックアップ、１６はライトプロテクト状態
をカートリッジ本体１から検出するためのライトプロテ
クト状態検出用摺動部検出部、１７はディスクカートリ
ッジ挿入口、１９は光磁気記録するための磁気ヘッド部
である。また、２０〜２２はライトプロテクト状態検出
用摺動部検出部１６を拡大したもので、２０は図１の符
号４で示すライトプロテクトＳＷの状態検出用のライ
トプロテクトＳＷ検出器、２１は図１の符号５で示す
ライトプロテクトＳＷの状態検出用のライトプロテク
トＳＷ検出器、２２は図１の符号６で示すライトプロ
テクトＳＷの状態検出用のライトプロテクトＳＷ検
出器である。尚、各ライトプロテクトＳＷ検出器２０〜
２２には、バネ等で支持され上下に摺動可能な突起部２
０ａ〜２２ａと、該突起部２０ａ〜２２ａが上方に突き
出た状態かあるいは下方に押し下げられた状態かに応じ
て信号を発生する検出器とが設けられており、該突起部
２０ａ〜２２ａが上方に突き出た状態か下方に押し下げ
られた状態かでライトプロテクトするか否かが検出され
る。

【００１３】次に、図４及び図５は、光磁気ディスク２
のパーティション及び各パーティションへライトプロテ
クトするか否かという保護情報を記録／再生するための
保護情報記録部を示す図である。図４及び図５におい
て、符号２は本実施例による光磁気記録再生用媒体であ
る光磁気ディスク、２３は３つに区切られたうちの３つ
めのエリアであるパーティション、２４は３つに区切
られたうちの２つめのエリアであるパーティション、
２５は３つに区切られたうちの１つめのエリアであるパ
ーティション、２６は光磁気ディスク２を固定するた
めに使われるディスククランプ部、２７はパーティショ
ンについてライトプロテクトするか否かの保護情報を
記録／再生するエリアである保護情報記録部、２８は
パーティションについてライトプロテクトするか否か
の保護情報を記録／再生するエリアである保護情報記録
部、２９はパーティションについてライトプロテク
トするか否かの保護情報を記録／再生するエリアである
保護情報記録部である。

【００１４】さて、以上のように構成されたディスクカ
ートリッジとディスク記録／再生装置の機構及び動作に
ついて、図１〜６を用いて説明する。図１（ａ），
（ｂ）に示されるディスクカートリッジケース本体１の
ライトプロテクト状態検出用摺動部３は、例えば、ライ
トプロテクトＳＷ４のＳＷ摺動操作用穴７にボール
ペンなどの先の細いものをさして左右に動かし、プロテ
クト方向に摺動させることにより、ライトプロテクトす
るか否かを設定することができ、また、ライトプロテク
トＳＷ５、ライトプロテクトＳＷ６も同様である。
また、ライトプロテクトＳＷ４〜ライトプロテクトＳ
Ｗ６を摺動させることにより、例えば、ライトプロテ
クトＳＷ４のＳＷ摺動操作用穴７を使ってプロテク
トの方向に摺動させることによりライトプロテクト状態
検出用穴１０が現われ、ライトプロテクトするか否か
によって穴があいているか否かの状態になる。尚、図１
の例では、ライトプロテクトＳＷ４とライトプロテク
トＳＷ５をプロテクト方向に摺動させ、ライトプロテ
クト状態検出用穴１０及びライトプロテクト状態検出
用穴１１が現われた状態を示している。

【００１５】次に、ライトプロテクト状態検出用摺動部
３の各ライトプロテクトＳＷが図１に示すような状態に
設定されたディスクカートリッジケース本体１を、図２
及び図３に示すようにディスク記録／再生装置１８内に
挿入したとき、ライトプロテクトＳＷ検出器２０の突
起部２０ａの先端はライトプロテクト状態検出用穴１０
に入り上方に突き出た状態となり、ライトプロテクトＳ
Ｗ検出器２１の突起部２１ａの先端はライトプロテク
ト状態検出用穴１１に入り上方に突き出た状態となり、
ライトプロテクトＳＷ検出器２２の突起部２２ａの先
端はライトプロテクト状態検出用穴が閉じているため押
し下げられた状態となり、各検出器の状態からライトプ
ロテクトＳＷ４及びライトプロテクトＳＷ５がプロ
テクト位置に設定されていることが検出される。このよ
うに、ライトプロテクトするというときは、上記各ライ
トプロテクトＳＷ〜を操作しておくことにより、デ
ィスク記録／再生装置側のライトプロテクトＳＷ〜
検出器２０〜２２でプロテクトが設定されているか否か
を検出でき、各検出器２０〜２２からの信号に基づいて
記録／再生部のピックアップ１５及び磁気ヘッド部１９
の記録動作を制御することにより、対応するパーティシ
ョンへはデータの書き込み動作を行なわないように制御
することができる。

【００１６】さて、以上のような動作及び構成が表裏一
体となったディスクカートリッジを使用することによ
り、ディスクカートリッジの表と裏面について、別々の
ライトプロテクト設定がパーティション毎に実現でき
る。また、前述の場合、図２の機構で明らかなように、
ディスクカートリッジケース本体１が、ディスク記録／
再生装置１８内に挿入された時点に、ディスククランパ
ー１２が下降し、ターンテーブル１３との間に光磁気デ
ィスク２が挾み込まれ固定され、そして、図３のよう
に、ライトプロテクトＳＷ〜検出器２０〜２２の状
態が各ライトプロテクトＳＷ〜の設定に応じて変化
することによって、各パーティションのライトプロテク
トの設定状態が検出され、パーティション毎に前述の制
御が行なわれる。

【００１７】次に、ディスクカートリッジが挿入された
後、ディスク記録／再生装置は、スピンドルモータ１４
にてターンテーブル１３を回転させ、ピックアップ１５
で光磁気ディスク２への前記ライトプロテクトＳＷ〜
検出器２０〜２２より得られた検出結果により、それ
ぞれに対応するパーティションに保護情報が記録され
る。例えば、本実施例では、パーティション２５に対
応するライトプロテクトＳＷ４及びパーティション
２４に対応するライトプロテクトＳＷ５がライトプロ
テクトするということであるとすると、ライトプロテク
トするという保護情報が、パーティション２５の保護
情報記録部２９とパーティション２４の保護情報記
録部２８に記録される。尚、各パーティションの保護
情報と、前記ライトプロテクト状態検出用摺動部３の各
ライトプロテクトＳＷの状態を検出した結果が一致しな
い場合は、該当パーティションへは記録動作を行なわな
いように制御するができ、これにより記録データの二重
の保護が可能となる。すなわち、ライトプロテクトＳＷ
の状態を検出した結果が保護情報と一致しない場合には
記録動作を行なわずにエラーメッセージを発信するよう
に制御すれば、誤ってライトプロテクトＳＷを操作した
りライトプロテクトＳＷが破損したような場合にも、デ
ータの破壊が防止される。

【００１８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスク
カートリッジ及びディスク記録／再生装置においては、
円盤状情報記録媒体のパーティション毎にライトプロテ
クトするか否かを設定できることにより、大容量化した
円盤状情報記録媒体内の情報を個別に保護することがで
き、誤って利用者の情報を破壊することを防止すること
ができる。また、ディスクカートリッジ内の円盤状情報
記録媒体のパーティション毎に保護情報が記録されるこ
とによって二重の保護が可能になり、ライトプロテクト
ＳＷの状態が検出不可能になった場合にも、該保護情報
を再生することでライトプロテクトされていたか否かが
明らかになり、情報の破壊防止に役立つことができる。
また、光磁気ディスクのように大容量化が進んでいるも
のには特に上述のことが有効である。さらに、本発明の
ディスクカートリッジは表裏共に同じ形状、構成である
ため、カートリッジの製造コストが低減でき、ディスク
記録／再生装置にはライトプロテクト状態検出用摺動部
検出部を１ヵ所に設ければどちらの面に対しても同様に
ライトプロテクト状態の検出ができるため、装置の構造
を簡略化できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明によるディスクカートリッジの一実施例
を示す図であって、（ａ）はディスクカートリッジの平
面図、（ｂ）はディスクカートリッジのライトプロテク
ト状態検出用摺動部の拡大図である。

【図２】本発明によるディスク記録／再生装置の一実施
例を示す断面図である。

【図３】図２に示すディスク記録／再生装置の検出部に
おいて、ディスクカートリッジのライトプロテクト状態
検出用摺動部の状態を検出している状態を示す要部断面
図である。

【図４】円盤状情報記録媒体のパーティション及び保護
情報記録部の一例を示す説明図である。

【図５】円盤状情報記録媒体の各パーティションの保護
情報記録部の一例を示す説明図である。

【符号の説明】

１・・・ディスクカートリッジケース本体 ２・・・円盤状情報記録媒体（光磁気ディスク等） ３・・・ライトプロテクト状態検出用摺動部 ４・・・ライトプロテクトＳＷ ５・・・ライトプロテクトＳＷ ６・・・ライトプロテクトＳＷ ７・・・ＳＷ摺動操作用穴 ８・・・ＳＷ摺動操作用穴 ９・・・ＳＷ摺動操作用穴 １０・・・ライトプロテクト状態検出用穴 １１・・・ライトプロテクト状態検出用穴 １２・・・ディスククランパー １３・・・ターンテーブル １４・・・スピンドルモータ １５・・・ピックアップ １６・・・ライトプロテクト状態検出用摺動部検出部 １７・・・ディスクカートリッジ挿入口 １８・・・ディスク記録／再生装置 １９・・・磁気ヘッド部 ２０・・・ライトプロテクトＳＷ検出器 ２１・・・ライトプロテクトＳＷ検出器 ２２・・・ライトプロテクトＳＷ検出器 ２３・・・パーティション ２４・・・パーティション ２５・・・パーティション ２６・・・ディスククランプ部 ２７・・・保護情報記録部 ２８・・・保護情報記録部 ２９・・・保護情報記録部

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】円盤状情報記録媒体用カートリッジであっ
   て、記録／再生装置の記録動作を制御するように構成さ
   れたライトプロテクト機構を備えたディスクカートリッ
   ジにおいて、 上記ライトプロテクト機構として、ディスクカートリッ
   ジケースに設けられたライトプロテクト状態検出用摺動
   部を備え、前記円盤状情報記録媒体にパーティションが
   複数存在する場合に、それぞれのパーティションについ
   て、ライトプロテクトするか否かを前記ライトプロテク
   ト状態検出用摺動部によって設定することができること
   を特徴とするディスクカートリッジ。
2. 【請求項２】ディスクカートリッジは表裏同一のものが
   組み合わされて構成されていることを特徴とする請求項
   １記載のディスクカートリッジ。
3. 【請求項３】円盤状情報記録媒体が、光学的に記録また
   は再生されることを特徴とする請求項１もしくは請求項
   ２記載のディスクカートリッジ。
4. 【請求項４】請求項１，２，３記載のディスクカートリ
   ッジを用いて記録／再生またはそのいずれかを行なう装
   置であって、前記ディスクカートリッジのケースに設け
   られたライトプロテクト状態検出用摺動部の状態を検出
   するための検出部を備え、該検出部によって前記ライト
   プロテクト状態検出用摺動部の状態を検出して、記録／
   再生部の記録動作を制御できることを特徴とするディス
   ク記録／再生装置。
5. 【請求項５】円盤状情報記録媒体にパーティションが複
   数存在する場合に、前記ライトプロテクト状態検出用摺
   動部の状態を検出した結果と、前記円盤状情報記録媒体
   のそれぞれのパーティションに記録されている、それぞ
   れのパーティションに対応するライトプロテクトするか
   否かの保護情報を比較し、一致しない場合は、該当パー
   ティションへは記録動作を行なわないように制御できる
   ことを特徴とする請求項４記載のディスク記録／再生装
   置。