JPH03250451A - 情報記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は情報記憶媒体へ情報の記録又は再生を行なう情
報記録再生装置に関するものである。

（従来の技術） 近年では大容量の情報を記録し得る種々の情報記憶媒体
が提案されている。

具体的には情報をディジタル化して記録するＣＤ　（Ｃ
ｏｍｐａｃｔ　Ｄｉｓｋ）やコンピュータ用のコード情
報等が記録されるＣＤ−ＲＯＭ等の再生専用の情報記録
媒体が提案され、大容量の情報の保存等に用いられてい
る。また、このような再生専用形のみならず、１回たけ
後から追加的に記録することのできる追記形（Ｗｒｉｔ
ｅ　０ｎｃｅ　Ｒｅａｄ　Ｍｏ５ｔｌｙ）　、又は同一
の領域へ何度でも記録と消去ができる書換え形の情報記
憶媒体が提案されている。

書換え形の情報記憶媒体の代表的なものとてしては、光
磁気記録方式（Ｍａｇｎｅｔｏ　０ｐｔｉｃａｌ　）と
、相変化記録方式（ＰＨａｓｅ　）のものが存在する。

光磁気記録方式の情報記憶媒体は磁性膜により形成され
る記録層の磁化の向きを外部からのバイアス磁界によっ
て反転させることにより情報の記録又は消去を行なう。

レーザ光はこの反転を助ける働きをし、レーザ光の照射
によって加熱したところだけが局所的に反転する。この
ようにして記録された情報を再生する際には弱いレーザ
光を照射する。このときレーザ光の偏光面が磁化の向き
によって変わる、いわゆるカー効果を利用して情報の再
生を行なう。

相変化記録方式の情報記憶媒体は、レーザ光を照射して
急速に熱して急速に冷やしたとき、いわゆる急熱急冷し
たときと、徐々に熱して徐々に冷やしたとき、いわゆる
除熱徐冷したときとては記録層の光学的性質、すなわち
反射率が変化することを利用するものである。消去用の
レーザ光を除熱徐冷用に用いるとともに、光密度の大き
い記録用のレーザ光を急熱急冷用に用いている。例えば
、消去用のレーザ光を照射して以前に書き込まれた情報
を消去しながら、記録用のレーザ光を照射して新たな情
報を書き込むようにしている。このようにして書き込ま
れた情報を再生する際には弱い再生用のレーザ光を照射
し、反射率の変化を検出することにより情報を再生する
。

（発明が解決しようとする課題） ところで、種々の情報記憶媒体に記録された情報を再生
する場合には、それぞれの情報記憶媒体の種類に応じて
回転数、または回転に係る線速度や角速度、又はレーザ
光の強さ等の再生条件を適切に設定する必要かある。こ
のため、情報記憶媒体の種類と対応する専用の再生装置
が用いられていた。

従って、特定の種類の情報記憶媒体と対応する記録再生
装置では他の種類の情報記憶媒体への情報の記録又は再
生を行なうことができなかった。

本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、複数種類の
情報記憶媒体についてそれぞれ適切に情報の再生又は記
録を行なうことのできる情報記録再生装置を提供するこ
とを目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するだめの手段） 上記目的を達成するための本発明が提供する手段は装填
された情報記憶媒体の種類を判別する判別手段と、この
判別手段によって判別された情報記憶媒体の種類に応じ
て当該情報記憶媒体の回転を制御する第１の制御手段と
、記情報記憶媒体へ情報の記録又は再生を行なうための
レーザ光を照射する照射手段と、この照射手段によって
照射されるレーザ光を前記判別された情報記憶媒体の種
類に応して制御する第２の制御手段とを有して構成した
。

（作用） 本発明は装填された情報記憶媒体の種類を判別するため
の判別手段を有している。この判別手段によって判別さ
れた情報記憶媒体の種類に応じて当該情報記憶媒体の回
転を制御するとともに、照射手段から照射されるレーザ
光を制御する。従って、装填された情報記憶媒体の種類
に応じてそれぞれ適切に情報の再生又は記録を行なうこ
とができる。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細に説
明する。

まず、第２図、第３図及び第４図を参照してカートリッ
ジを説明する。

第２図に示すカートリッジ１は前部ケースと後部ケース
て成るケース２と、このケース２内に収容された情報記
憶媒体３とて構成されている。ケス２には２個の穴４ａ
、４ｂが設けられている。

ケース２内に収容される情報記憶媒体３は追記形又は書
換え形の情報記憶媒体３Ａであり、カートリッジ１を情
報記録再生装置へ装填したときに、前部ケースと後部ケ
ースで成るケース２か開いて情報記憶媒体３Ａの一部か
露出し、情報の記録又は再生が行なわれる。

ケース２内に収容された情報記憶媒体３Ａは第３図に示
すように利用者の情報が記録される記録エリアＭＡと、
記録エリアＭＡの外側に位置するコントロールエリアＣ
Ａと、記録エリアＭＡの内側に位置するコントロールエ
リアＣＢとを有している。コントロールエリアＣＡ、Ｃ
Ｂには記録エリアＭＡへ情報の記録又は再生を行なうた
めの種々の媒体情報例えば、情報を記録し、又は再生す
るときのそれぞれのレーザ光の強さ等が記録されている
。

尚、第３図に示す例では記録エリアＭＡの外側と内側の
２箇所のコントロールエリアＣＡ、ＣＢを設けて構成し
たか、本発明はこれに限定されることなくいずれか一方
のコントロールエリアを適宜の位置へ設けて構成しても
よい。

第４図に示すカートリッジ５のケース６は前述したケー
ス２と同一の形状に形成され、このケース６には３個の
穴７ａ、７ｂ、７ｃが形成されている。この穴７ａ、７
ｂ、７ｃはカートリッジ］と区別するためのものであり
、区別し得る範囲内であれば２個以下の穴を適宜の位置
へ設けて構成してもよい。例えば１個の穴を形成してカ
ートリッジ１と区別し得るように構成すると、後て説明
する光学センサの個数を減少させることができ、コスト
の低減を図ることができる。

ケース６内に収容される情報記憶媒体３はＣＤ又はＣＤ
−ＲＯＭ等の再生専用の情報記憶媒体３Ｂである。

次に第１図を参照して本発明に係る情報記録再生装置の
構成を説明する。

情報記憶媒体３は第２図及び第４図に示した如く、ケー
ス２又は６へ収容された状態で装填される。この情報記
憶媒体３か装填される位置、例えばケース２，６に形成
した穴４ａ、４ｂ又は穴７ａ、７ｂ、７ｃを検出し得る
位置に光学センサ９か配置されている。

光学センサ９は情報記憶媒体判別認識機構部（以下単に
判別部と略称する）１］と接続されている。この光学セ
ンサ９と判別部１１とで装填された情報記憶媒体の種類
を判別するための判別手段を構成している。すなわち判
別部１１は光学センサ９からの検出情報に基づいて追記
形、書換え形の情報記憶媒体３Ａであるか、又は再生専
用の情報記憶媒体３Ｂであるかを判別する。また情報記
憶媒体３Ａが装填された場合には判別部１１は総合制御
装置１３を介して情報記憶媒体３Ａのコントロールエリ
アＣＡ、ＣＢから読み取られた媒体情報を入力しており
、この媒体情報を解読することにより追記形の情報記憶
媒体であるか、又は光磁気記録方式の情報記憶媒体であ
るか、又は相変化記録方式の情報記憶媒体であるかを判
別する。

判別部１１は判別した情報記憶媒体３の判別情報を総合
制御装置］３へ出力する。

総合制御装置１３はマイクロコンピュータ等を有し、判
別部１１からの判別情報に応して情報記憶媒体３への情
報の記録又は再生に係る総合的な制御処理を実行する。

メモリ部］５には情報記憶媒体３Ａのコントロールエリ
アＣＡ、ＣＢから読み取られた媒体情報等が格納される
。

ＲＯＭ　１．７は例えば差し替え自在なカード状の記憶
媒体であり、再生専用の情報記憶媒体３Ｂから情報の再
生を行なうための種々の媒体情報が記録されている。

回転制御装置１９は総合制御装置１３からの制御指令に
基づいて動作し、前記判別された情報記憶媒体３の種類
に応して当該情報記憶媒体３の回転を制御するための第
１の制御手段である。

情報記憶媒体回転駆動装置（以下駆動装置と略称する）
２１はスピンドルモータ等を有し、回転制御装置１９か
らの制御情報に応じて情報記憶媒体３の回転数、または
回転に係る線速度又は角度速度を所定の値に設定する。

記録再生光学ヘット制御装置（以下光学ヘッド制御装置
と略称する）２３は照射手段である記録再生光学ヘット
（以下光学ヘッドと略称する）２５から照射されるレー
ザ光を前述の判別された情報記憶媒体の種類に応して制
御するための第２の制御手段である。

光学ヘッド２５は光学ヘッド制御装置２３からの制御情
報に応してレーザ光を情報記憶媒体３へ照射する。例え
ば、判別された情報記憶媒体の種類が相変仕方式の情報
記憶媒体である場合には、除熱徐冷を行なうための消去
用のレーザ光を照射するとともに、急熱急冷を行なうた
めの記録用のレーザ光を照射する。また、情報の読み取
りを行なう際には弱い再生用のレーザ光を照射する。こ
のようにして読み取られた情報は光学ヘッド２５及び光
学ヘッド制御装置２３を介して総合制御装置１３へ与え
られる。

ここて、判別された情報記憶媒体３の種類か光磁気記録
方式の情報記憶媒体である場合にはカー効果を利用して
情報の再生を行なうとともに、それ以外の情報記憶媒体
である場合には反射率の変化を検出することにより情報
の再生を行なう。

偏芯補正回路２７は総合制御装置１３からの制御情報に
応じて補正に係る信号を出力する。これにより、リニア
モータ制御回路２９及びアクチュエータ３１を介して情
報記憶媒体３の偏芯量か小さくなるように補正される。

電磁石制御回路３３は総合制御装置１３からの制御情報
に応じて動作し、情報記憶媒体３の近傍に配置された電
磁石（図示せず）の制御を行なう。

これによって、判別された情報記憶媒体３の種類が光磁
気記録方式の情報記憶媒体である場合には、当該情報記
憶媒体へバイアス磁界が与えられる。

次に第５図及び第６図を参照して作用を説明する。

第６図は第５図のステップＳ１における情報記憶媒体の
認識及び判別に係る処理を詳細に示したフローチャート
である。

ステップＳ３でカートリッジか装填されると光学センサ
９がカートリッジのケースに形成された穴の数及び位置
を検出する。

ステップＳ５では光学センサ９からの検出情報に応じて
ケース内に収容された情報記憶媒体３か再生専用の情報
記憶媒体であるか否かを判別する。

ここで再生専用の情報記憶媒体、例えばＣＤ又はＣＤ−
ＲＯＭである場合にはステップＳ７へ進みＲＯＭ１７か
らＣＤ又はＣＤ−ＲＯＭに関する媒体情報を読み取る。

また、ステップＳ５において再生専用の情報記憶媒体以
外の情報記憶媒体であることを判別するとステップＳ９
へ進み、当該情報記憶媒体のコントロールトラック、す
なわちコントロールエリアＣＡ、ＣＢから媒体情報を読
み取る。

ステップＳ１１ては前述のステップＳ７又はＳ９におい
て読み取った媒体情報をメモリ部］５へ格納する。

次にステップ３１３では制御可能な情報記憶媒体である
かとうかを判定しており、制御可能な情報記憶媒体であ
る場合にはステップＳ１５へ進み情報の記録又は再生に
係る制御処理の設定を行なう。また、ステップ５１３に
おいて、制御可能な情報記憶媒体でないことを判定した
場合は第５図のステップＳ２９へ進み制御処理を終了す
る。

以上の如く第６図のステップＳ１５に示した処理が終了
すると第５図のステップＳ１７へ進み、情報の記録又は
再生に係る命令情報を入力する。

次にステップ５１９てはメモリ部１５に格納された媒体
情報を読み取って解読し、当該媒体情報の指示内容を判
別する。

ステップＳ２１では駆動装置２１を作動させる。

これにより情報記憶媒体３が最適な回転数、または回転
に係る線速度又は角速度で回転する。

ステップ５２３では光学ヘッド２５を作動させる。これ
により情報記憶媒体３へ適切なレーザ光が照射される。

ステップＳ２５で情報の記録又は再生に係る動作が終了
するとステップＳ２７へ進み次の命令情報の人力を待機
する。

以上の如＜ＲＯＭ１７を差し替え自在なカート状に形成
したので、他の新たな規格の情報記憶媒体が開発された
場合にもこれに対応して媒体情報を記録し、この新たな
媒体情報を記録したＲ２Ｍ１７を差し替えることにより
、他の新たな規格の情報記憶媒体についても情報を適切
に記録し、又は再生することができる。

また、例えば書換え領域を有するＣＤ−ＲＯＭ等の複合
形の情報記憶媒体についてもそのまま適用することがで
き、このような複合形の情報記憶媒体を自動的に判別し
て情報を確実に記録し、又は再生することができる。

また、それぞれの種類の情報記憶媒体の特性を生かして
種々の情報を収集し、編集し、管理することができる。

また、単一の情報記録再生装置によって複数種類の情報
記憶媒体に対応することができるので、省スペース化及
びシステムの長寿命化を図ることができる。

［発明の効果］ 以」二説明してきたように本発明によれば、判別された
情報記憶媒体の種類に応して当該情報記憶媒体の回転を
制御するとともに、照射されるレザ光を制御するように
構成したので、複数種類の情報記憶媒体について、それ
ぞれ適切に情報の記録又は再生を行なうことかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る実施例のブロック図、第２図は追
記形又は書換え形の情報記憶媒体が収容されるカートリ
ッジの斜視図、第３図は書換え形の情報記憶媒体の説明
図、第４図は再生専用の情報記憶媒体が収容されるカー
トリッジの斜視図、第５図は全体の作用を示すフローチ
ャート、第６図は第５図のステップＳ１における作用を
詳細に示したフローチャートである。 ３・・・情報記憶媒体 ９・・・光学センサ １１・情報記憶媒体判別認識機構部 ］３・・総合制御装置 ９・・・回転制御装置 ２３　・ 記録再生光学ヘラ ト制御装置 ５・・・記録再生光学ヘラ ド

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 装填された情報記憶媒体の種類を判別する判別手段と、 この判別手段によって判別された情報記憶媒体の種類に
   応じて当該情報記憶媒体の回転を制御する第１の制御手
   段と、 前記情報記憶媒体へ情報の記録又は再生を行なうための
   レーザ光を照射する照射手段と、この照射手段によって
   照射されるレーザ光を前記判別された情報記憶媒体の種
   類に応じて制御する第２の制御手段と、 を有することを特徴とする情報記録再生装置。