JP2002208142A - 光ディスク装置、光ディスク装置の制御方法及び光ディスク装置のプログラム - Google Patents

光ディスク装置、光ディスク装置の制御方法及び光ディスク装置のプログラム

Info

Publication number
JP2002208142A
JP2002208142A JP2000404689A JP2000404689A JP2002208142A JP 2002208142 A JP2002208142 A JP 2002208142A JP 2000404689 A JP2000404689 A JP 2000404689A JP 2000404689 A JP2000404689 A JP 2000404689A JP 2002208142 A JP2002208142 A JP 2002208142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical disk
erasing
processing
temporarily
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000404689A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002208142A5 (ja
Inventor
Hirokuni Hashimoto
裕邦 橋本
Shigeki Tsukatani
茂樹 塚谷
Kiyoshi Arai
清 新井
Tadayuki Misaizu
忠之 美細津
Naoki Mato
直樹 間藤
Tsunemitsu Takase
経光 高瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000404689A priority Critical patent/JP2002208142A/ja
Publication of JP2002208142A publication Critical patent/JP2002208142A/ja
Publication of JP2002208142A5 publication Critical patent/JP2002208142A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、光ディスク装置、光ディスク装置
の制御方法及び光ディスク装置のプログラムに関し、特
にCD−RW(CD−Rewritable)等の書き換え可能な
光ディスクに適用して、消去の処理を指示した場合に、
従来に比して格段的に短い時間により続く処理を指示す
ることができるようにする。 【解決手段】 本発明は、消去の処理を一時保留して正
常な処理の完了をホスト装置に通知し、その後一時保留
した処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置、
光ディスク装置の制御方法及び光ディスク装置のプログ
ラムに関し、特にCD−RW(CD−Rewritable)等の
書き換え可能な光ディスクに適用することができる。本
発明は、消去の処理を一時保留して正常な処理の完了を
ホスト装置に通知し、その後一時保留した処理を実行す
ることにより、消去の処理を指示した場合に、従来に比
して格段的に短い時間により続く処理を指示することが
できるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、コンパクトディスクにおいては、
セッションを単位にして種々の情報を記録するようにな
されている。すなわち1つのセッションは、内周側より
順次リードインエリア、プログラムエリア、リードアウ
トエリアにより構成される。ここでプログラムエリア
は、トラック又はパケットを単位にしてユーザーデータ
が記録されてなる領域であり、トラックの先頭部分には
トラックの特性を示すトラックディスクリブタブロック
が記録され、またリードインエリアは、プログラムエリ
アの管理情報である各トラックの目次情報(TOC:Ta
ble Of Content)が記録され、リードアウトは、セッシ
ョンの終了を定義するようになされている。コンパクト
ディスクにおいて、このようなセッションが情報記録面
に複数形成されたものは、マルチセッションと呼ばれる
ようになされている。
【0003】さらにコンパクトディスクのうち、CD−
R(追記型コンパクトディスク)、CD−RW(再記録
可能コンパクトディスク)においては、リードインエリ
アの内周側に、トラック記録の中間情報を管理するPM
A(Program Memory Area )の領域が形成されるように
なされている。
【0004】このような構造に係るコンパクトディスク
のうちCD−RWは、種々の形態により記録されたデー
タが消去されて、繰り返し所望のデータを記録できるよ
うになされている(特開平9−288823号公報
等)。なおCD−RWにおける消去においては、レーザ
ービームの照射によりピットを消去してデータを消去す
る物理的なデータ消去と、サブコードをモード0に設定
することによる論理消去とがあるが、以下においては、
特に言及する場合を除いて、これらを総称して単に消去
と呼ぶ。
【0005】すなわち図5(A)は、マルチセッション
による光ディスクの情報記録面を示す断面図である。こ
の図5(A)においては、ハッチングによりデータが記
録された部位を示す。これによりこの図5(A)におい
ては、内周側より3番目のセッションについては、未だ
クローズの処理が実行されておらず、リードインが記録
されていないことが示されている。
【0006】このような光ディスクにおいて、多く使用
される消去の形態においては、いわゆるフルブランクの
処理がある。ここでフルブランクの処理は、光ディスク
の全面についてデータを消去する処理であり、この処理
によれば、図5(A)との対比により図5(B)に示す
ように、PMAから最外周のセッションまで、全てのデ
ータが消去される。
【0007】また使用頻度の高い消去の形態として、い
わゆるミニマリーブランクの処理がある。このミニマリ
ーブランクの処理は、図5(A)との対比により図5
(C)に示すように、PMA、最初のセッションのリー
ドイン、最初のトラックのトラックディスクリブタのみ
を消去する処理であり、擬似的に全面を消去したように
見せかける簡易な消去方法である。この処理に係る光デ
ィスクにおいて、未消去のデータは上書きにより、又は
改めてフルブランクの処理を実行することにより、消去
されるようになされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで実際上、フル
ブランクする場合には、CD−RWの全面にレーザービ
ームを照射することが必要なことにより、CD−RWの
記録可能容量に対応する時間だけ消去に時間を要するこ
とになる。具体的に、標準の速度では、80分程度、8
倍速の光ディスク装置でも10分程度の時間を処理に要
することになる。
【0009】これに対してミニマリーブランクの処理に
おいては、フルブランクに比して処理に要する時間は短
いものの、それでも標準の速度で3分程度、8倍速の光
ディスク装置でも30秒程度、処理に時間を要すること
になる。
【0010】これによりこの種の光ディスク装置におい
ては、消去の処理を指示すると、続く処理を指示するま
でに時間を要する問題があった。
【0011】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、消去の処理を実行した場合に、従来に比して格段的
に短い時間により続く処理を指示することができる光デ
ィスク装置、光ディスク装置の制御方法及び光ディスク
装置のプログラムを提案しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1又は請求項11の発明においては、光ディス
ク装置又は光ディスク装置の制御方法に適用して、ホス
ト装置より指示された処理が光ディスクに記録されたデ
ータを消去する処理の場合、該消去の処理を一時保留し
て正常な処理の完了をホスト装置に通知した後、一時保
留した消去の処理を実行する。
【0013】また請求項16の発明においては、光ディ
スク装置のプログラムに適用して、ホスト装置より指示
された処理が光ディスクに記録されたデータを消去する
処理の場合、該消去の処理を一時保留して正常な処理の
完了をホスト装置に通知させた後、一時保留した消去の
処理を実行させる。
【0014】請求項1又は請求項11の構成によれば、
ホスト装置より指示された処理が光ディスクに記録され
たデータを消去する処理の場合、該消去の処理を一時保
留して正常な処理の完了をホスト装置に通知した後、一
時保留した消去の処理を実行することにより、ホスト装
置においては、消去を指示した後、短い時間で続く処理
を指示することができる。また光ディスク装置側におい
ては、続く書き込みの処理による上書き、バックグラウ
ンド等により一時保留した消去の処理を実行できること
により、消去の処理を効率良く実行することができる。
【0015】これにより請求項16の構成によれば、消
去を指示した後、従来に比して格段的に短い時間により
続く処理を指示することができる光ディスク装置のプロ
グラムを得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0017】(1)第1の実施の形態 (1−1)第1の実施の形態の構成 図2は、本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク装
置を示すブロック図である。この光ディスク装置1は、
ホストコンピュータ2の制御により光ディスク3をアク
セスする。なおこの光ディスク装置1におけるアクセス
対象の光ディスク3は、いわゆるCDのファミリーであ
るオーディオ信号を記録したCD、CD−ROM、CD
−R、CD−RW等である。
【0018】すなわちこの光ディスク装置1において、
スピンドルモータ4は、サーボ回路5の制御により、光
ディスク3を所定の回転速度により回転駆動する。スレ
ッド機構(スレッド)7は、サーボ回路5の制御により
光学ブロック(OPブロック)8を光ディスク3の半径
方向に可動する。
【0019】光学ブロック8は、内蔵の半導体レーザー
よりレーザービームLを出射し、対物レンズを介してこ
のレーザービームLを光ディスク3の情報記録面に照射
する。また対物レンズを介してこのレーザービームLの
照射により得られる戻り光を所定の受光素子により受光
する。光学ブロック8は、この受光素子の受光結果を電
流電圧変換処理した後、マトリックス演算処理し、これ
によりトラッキングエラー量に応じて信号レベルが変化
するトラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー量
に応じて信号レベルが変化するフォーカスエラー信号F
E、光ディスク3に形成されたグルーブの蛇行に応じて
信号レベルが変化するプッシュプル信号PP、ピットの
有無に応じて信号レベルが変化する再生信号RF等を生
成する。
【0020】光学ブロック8は、このようなレーザービ
ーム、戻り光の処理に供する対物レンズが所定の可動機
構である2軸アクチュエータに保持され、サーボ回路5
による2軸アクチュエータの駆動により対物レンズが可
動するようになされている。これにより光学ブロック8
は、トラッキング制御及びフォーカス制御できるように
なされている。
【0021】さらに光学ブロック8は、所定のタイミン
グで光ディスク3に照射するレーザービームの光量を立
ち上げ、これにより光ディスク3にピット列を形成して
所望のデータを記録し、さらには光ディスク3に形成さ
れたピット列を消去して光ディスクに記録されたデータ
を消去する。
【0022】サーボ回路5は、OPブロック8より得ら
れるトラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信
号FEを受け、これらの信号TE、FEがそれぞれ所定
の信号レベルになるように、OPブロック8の2軸アク
チュエータを駆動する。これによりこの光ディスク装置
1では、サーボループを形成してトラッキング制御及び
フォーカス制御するようになされている。
【0023】さらにサーボ回路5は、プッシュプル信号
PPをデコードすることにより、グルーブの蛇行により
光ディスク3に記録された位置情報である絶対時間情報
(ATIP:Absolute Time In Pre-Groove )を検出
し、この位置情報を基準にしてコントローラ9の指示に
よりスレッド機構を制御し、これによりOPブロック8
を光ディスク3の種々の位置にシークさせる。また同様
のこの位置情報を基準にしてコントローラ9の制御によ
り、スピンドルモータ4を駆動し、これにより光ディス
ク3を所定の回転速度により回転駆動する。
【0024】またサーボ回路5は、このような絶対時間
情報が検出できない場合には、その旨の判別信号を出力
し、これによりコントローラ9において、この判別信号
によって光ディスク3の種類を判別できるようにする。
さらにサーボ回路5は、これらの処理を実行する際に、
内蔵のPLL回路によりクロックを生成してプッシュプ
ル信号PPを処理するようになされ、これにより光ディ
スク装置1では、光ディスク3に何らデータが記録され
ていない場合には、このクロックを基準にして動作でき
るようになされている。
【0025】信号処理回路10は、再生信号RFを所定
利得で増幅して2値化し、その結果得られる2値化信号
S3を基準にしてクロックを生成する。信号処理回路1
0は、このクロックを基準にして2値化信号S3を順次
ラッチしてシリアルデータ列を生成し、このシリアルデ
ータを所定のパターンと比較することにより、このシリ
アルデータ列より同期パターンを検出する。さらにこの
同期パターン検出のタイミングを基準にしてシリアルデ
ータ列を取り込んでEFM(eight to fourteen Modula
tion)復調し、その処理結果である復調データをデイン
ターリーブ処理、誤り訂正処理して出力する。これらの
処理により信号処理回路10は、光学ブロック8の出力
信号を信号処理して光ディスク3に記録されたユーザー
データを再生するようになされている。
【0026】信号処理回路10は、この一連の処理にお
いて、EFM復調結果のデータを所定のタイミングで取
り込んで選択的に処理し、これにより光ディスク3に記
録されたサブコードを取得し、このサブコードをコント
ローラ9に通知する。ここでこのサブコードにおいて
は、論理的な消去状態(いわゆる論理消去である)を示
すコードを設定できるようになされており、これにより
コントローラ9においては、このサブコードによる論理
消去の箇所を検出できるようになされている。因みに、
論理消去の状態は、モード0の設定により実行される。
また信号処理回路10は、同様の処理により、TOCの
データ、PMA等のデータを再生してコントローラ9に
出力する。
【0027】なお信号処理回路10は、コントローラ9
の制御により光ディスク3に応じて処理を切り換え、又
は一部で処理を中止し、これにより例えば光ディスク3
に対応した処理を実行するようになされている。
【0028】さらに信号処理回路10は、このような処
理に加えて、再生信号RFの振幅、信号レベルを判定
し、その判定結果をコントローラ9に通知する。これに
よりこの光ディスク装置1では、再生信号RFの振幅に
より物理的なデータの消去を検出できるようになされ、
また再生信号の信号レベルに基づいて光ディスク3の反
射率を判定して光ディスク3の種類を判別できるように
なされている。
【0029】さらに信号処理回路10は、書き込み時、
バッファメモリ11を介して得られるユーザーデータに
誤り訂正符号を付加し、さらにインターリーブ処理、F
EM変調処理する。信号処理回路10は、この処理結果
に同期パターンを介挿して光学ブロック8に出力し、こ
れにより光ディスク装置1では、ユーザーデータを光デ
ィスク3に記録するようになされている。
【0030】信号処理回路10は、これらの処理におい
て、所定のタイミングでユーザーデータに代えてコント
ローラ9より出力されるサブコードを符号化処理し、こ
れによりこの光ディスク装置1では、サブコードの設定
により論理消去の処理も実行できるようになされてい
る。
【0031】バッファメモリ11は、ホストコンピュー
タ2より入力されるユーザーデータを一時保持して信号
処理回路10に出力し、またこれとは逆に、信号処理回
路10より出力されるユーザーデータを一時保持してイ
ンターフェース12に出力する。
【0032】インターフェース12は、ホストコンピュ
ータ2との間の入出力回路であり、ホストコンピュータ
2より出力される各種コマンドをコントローラ9に通知
し、またコントローラ9より出力される各種ステータス
等をホストコンピュータ2に通知する。またインターフ
ェース12は、ホストコンピュータ2より記録に供する
ユーザーデータを受け、このユーザーデータをバッファ
メモリ11に出力する。またこれとは逆に、光ディスク
3より再生したユーザーデータをバッファメモリ11よ
り受け、ホストコンピュータ2に出力する。
【0033】メモリ14は、コントローラ9の制御によ
り、信号処理回路10より得られる光ディスク3のTO
C等のデータを保持する。
【0034】コントローラ9は、この光ディスク装置1
全体の動作を制御する制御手段であり、インターフェー
ス12を介して入力されるホストコンピュータ2のコマ
ンドを解析し、この解析結果等により全体の動作を制御
する。
【0035】すなわちコントローラ9は、図示しない検
出機構により光ディスク3の装填が検出されると、サー
ボ回路5の動作を制御して光ディスク3の回転を開始す
る。さらにコントローラ9は、光学ブロック8を光ディ
スク3の内周側、リードインエリア、PMAにシークさ
せ、これらの領域より得られる各種の情報を取得する。
なおここでこれらの情報は、PMA、TOC、上述した
各種判別信号である。これらによりコントローラ9は、
光ディスク3の種類を判別し、また光ディスク3のアク
セスに必要な情報をメモリ14に展開して保持する。
【0036】このようにして起動時の処理を実行する
と、コントローラ9は、図1に示す処理手順によりホス
トコンピュータ2の指示に応じて光ディスク3をアクセ
スする。すなわちコントローラ9は、ステップSP1か
らステップSP2に移り、ホストコンピュータ2からの
要求を待機し、インターフェース12を介してホストコ
ンピュータ2からコマンドが入力されると、ステップS
P3に移る。
【0037】ここでコントローラ9は、コマンドを解析
して消去に係る要求が否か判断し、否定結果が得られる
と、ステップSP4に移る。ここでコントローラ9は、
コマンドが記録に係る要求か否か判断し、否定結果が得
られると、ステップSP5に移る。ここでコントローラ
9は、コマンドが再生要求に係るものか否か判断し、否
定結果が得られると、ステップSP6に移る。ここでコ
ントローラ9は、コマンドが排出要求に係るものか否か
判断し、否定結果が得られると、ステップSP7に移
り、コマンドに対応する通常の処理を実行してステップ
SP2に戻る。これによりコントローラ9は、起動時に
検出した光ディスク3の種類、光ディスク3に記録され
たファイルをホストコンピュータ2に通知する等の処理
を実行するようになされている。
【0038】これに対してホストコンピュータ2から消
去に係る要求が入力されると、コントローラ9は、ステ
ップSP2で肯定結果が得られることにより、ステップ
SP8に移る。ここでコントローラ9は、光ディスク3
のデータを消去することなく、メモリ14にこの要求を
記録する。さらにホストコンピュータ2に正常な処理の
完了を通知した後、ステップSP2に戻る。これにより
この光ディスク装置1では、消去の処理を一時保留して
ホスト装置には正常な終了を通知するようになされてい
る。なおここでこの消去に係る要求は、フルブランクの
指示、ミニマリーブランクの指示、プログラムエリアを
削除する指示、リードインエリア及びリードアウトエリ
アを消去するいわゆるオープンの指示である。
【0039】これに対してホストコンピュータ2より記
録に係る要求が入力されると、コントローラ9は、ステ
ップSP4で肯定結果が得られることにより、ステップ
SP4からステップSP9に移る。ここでコントローラ
9は、ホストコンピュータ2からの要求に応じてホスト
コンピュータ2から出力されるデータ、さらにはメモリ
14に保持したデータを光ディスク3に記録するように
全体の動作を制御する。さらにデータの記録を完了する
と、光ディスク3のプログラムエリアへユーザーデータ
を記録した場合には、メモリ14の記録をこのデータの
記録に対応するように更新する。コントローラ9は、こ
のようにして光ディスク3にデータを記録すると、正常
な完了をホストコンピュータ2に通知した後、ステップ
SP2に戻る。なおこのステップSP9における書き込
みに係る要求は、ファイルの書き込み要求、リードイン
エリア、リードインエリアを記録するいわゆるクローズ
の要求である。
【0040】この処理においてコントローラ9は、一時
処理を保留した消去に係る部位にデータを記録する場合
には、上書きにより記録済みのデータを消去しながら、
順次ホストコンピュータ2より入力されるユーザーデー
タを光ディスク3に記録する。これにより光ディスク装
置1においては、一時保留した消去の処理を記録時に併
せて実行するようになされ、その分、消去のコマンドに
続く処理を短い時間で指示できるようになされている。
またこの併せて実行する消去の処理を上書きにより実行
することにより、その分、光ディスク3に対する書き込
み、消去の回数を少なくすることができるようになされ
ている。またこの処理において、一時保留した消去に係
る処理がミニマリーブランクであって、プログラムエリ
アへのユーザーデータの記録が指示された場合、ミニマ
リーブランクにあっては、リードイン等のみの消去によ
りプログラムエリアのデータを消去したものと見做す処
理であることにより、コントローラ9は、この場合、一
時保留した消去に係る処理がフルブランクであるとメモ
リ14に記録し直して、ユーザーデータを記録する。
【0041】これに対してホストコンピュータ2より再
生のコマンドが入力されると、コントローラ9は、ステ
ップSP5で肯定結果が得られることにより、ステップ
SP5からステップSP10に移る。ここでコントロー
ラ9は、この再生要求に係る部位が一時保留した消去に
係る部位であって、未だ上書きされていない領域か否か
判断する。ここで否定結果が得られると、コントローラ
9は、ステップSP11に移り、ホストコンピュータ2
により指示されたファイル等を再生して再生データをホ
ストコンピュータ2に出力した後、ステップSP2に戻
る。
【0042】これに対してステップSP10で肯定結果
が得られると、コントローラ9は、ステップSP10か
らステップSP12に移り、ここでエラーをホストコン
ピュータ2に通知した後、ステップSP2に戻る。これ
によりコントローラ9は、消去の処理を一時保留した部
位については、あくまでも消去したものとしてホストコ
ンピュータ2に応答するようになされている。
【0043】これに対してホストコンピュータ2より光
ディスク3の排出が指示されると、コントローラ9は、
ステップSP6で肯定結果が得られることにより、ステ
ップSP13に移る。ここでコントローラ9は、一時保
留した消去に係る部位であって、未だ上書きにより消去
されていない部位が残っているか否か判断する。ここで
否定結果が得られると、コントローラ9は、ステップS
P14に移り、図示しない排出機構を駆動して光ディス
ク3を排出する。さらに排出の完了をホストコンピュー
タ2に通知し、ステップSP15に移ってこの処理手順
を終了する。
【0044】これに対してステップSP13で肯定結果
が得られると、コントローラ9は、ステップSP13か
らステップSP16に移る。ここでコントローラ9は、
この一時保留した消去に係る部位であって、未だ上書き
により消去されていない部位を物理的な消去により又は
論理消去により消去するように、サーボ回路5等の動作
を制御する。さらにこの残った部位の消去を完了する
と、ステップSP14に移って光ディスク3を排出す
る。
【0045】これによりこの光ディスク装置1は、一時
消去の処理を保留してデータ記録時における上書きによ
り保留した処理を実行し、さらに上書きにより保留した
処理を完全に実行できない場合には、排出時、残った領
域を消去するようになされている。
【0046】(1−2)第1の実施の形態の動作 以上の構成において、この光ディスク装置1において
は、光ディスク3が装填されると(図2)、コントロー
ラ9の制御により光学ブロック8が光ディスク3の内周
側にシークし、この内周側のPMA、リードインエリア
の記録が再生され、また光ディスク3の反射率により光
ディスク3の種類を判別する判別信号が検出される。
【0047】このようにして再生、検出される種々の情
報により、光ディスク装置1では、光ディスク3の種類
が判定され、その判定結果がホストコンピュータ2から
のアクセスによりホストコンピュータ2に通知される。
また必要に応じてホストコンピュータ2からのアクセス
により、光ディスク3のボリューム、容量等が通知さ
れ、さらには光ディスク3のアクセスにより光ディスク
3に記録されたファイル名等がホストコンピュータ2に
通知される。
【0048】また光ディスク装置1では、TOC、PM
Aによる光ディスク3のアクセスに必要なデータがメモ
リ14に保持され、ホストコンピュータ2からの要求に
より、このメモリ14の記録に基づいて光ディスク3が
アクセスされ、これにより光ディスク3に記録されたデ
ータが再生されてホストコンピュータ2に出力され、ま
たホストコンピュータ2より出力されるユーザーデータ
が光ディスク3の空き領域に記録される。
【0049】このような処理に係る光ディスク装置1に
おいて、ホストコンピュータ2より消去の係る要求の1
つであるフルブランクが指示されると(図1及び図
3)、光ディスク装置1では、このフルブランクの指示
がメモリ14に記録され、光ディスク3のフルブランク
の処理を一時保留して、正常な処理の完了がホストコン
ピュータ2に通知される。これによりホストコンピュー
タ2においては、従来に比して格段的に短い時間により
続く処理を光ディスク装置1に指示することが可能とな
る。
【0050】これに対して光ディスク装置1において
は、このようにフルブランクに係る消去の処理を一時保
留して、ホストコンピュータ2よりユーザーデータの書
き込みが指示されると、上書きにより記録済みのデータ
を消去しながらこのユーザーデータを光ディスク3に記
録する。すなわちこの場合、光ディスク装置1は、メモ
リ14の記録に従って、プログラムエリアは消去されて
いるものとしてユーザーデータを記録し、これによりこ
の書き込みの処理により一時保留した消去の処理を一部
実行する。またこのユーザーデータの記録をメモリ14
に記録する。また再度、ユーザーデータの記録が指示さ
れると、メモリ14の記録より、プログラムエリアには
先に記録したユーザーデータだけが記録されているもの
として続くユーザーデータを光ディスク3に記録し、こ
れにより同様の上書きの処理により一時保留した消去の
処理について、残りの処理のうちの一部を実行する。ま
たクローズの要求がホストコンピュータ2より得られる
と、メモリ14の記録より、TOCのデータを生成し、
このTOCのデータによりリードインエリア及びリード
アウトエリアを記録し、この場合もリードインエリア及
びリードアウトエリアに関して、上書きにより一時保留
した消去の処理を実行する。さらに排出の要求が得られ
ると、メモリ14の記録より、一時保留して未だ処理を
完了していない領域について、記録済みのデータが消去
される。
【0051】これらにより光ディスク装置1では、一時
保留した処理を、以降のホストコンピュータ2からの要
求を処理する際に、併せて実行するようになされ、その
分、各種処理を効率良く実行することができるようにな
されている。また光ディスク3に対して、その分、書き
込みの光量によるアクセス回数を少なくすることがで
き、光ディスク3の寿命を長くすることができるように
なされている。
【0052】これに対してホストコンピュータ2より消
去に係る他の要求であるミニマリーブランクが指示され
ると、光ディスク装置1では、このミニマリーブランク
の指示がメモリ14に記録され、光ディスク3のミニマ
リーブランクの処理を一時保留して、正常な処理の完了
がホストコンピュータ2に通知される。これによりホス
トコンピュータ2においては、ミニマリーブランクによ
り消去を指示した場合でも、従来に比して格段的に短い
時間により続く処理を光ディスク装置1に指示すること
が可能となる。
【0053】またこの場合、光ディスク装置1では、ホ
ストコンピュータ2より排出の要求が得られると、一時
保留して未だ処理を完了していない領域であるリードイ
ンエリア、PMA、プログラムエリアの先頭所定領域に
ついて、記録済みのデータが消去されて排出される。ま
たユーザーデータの記録が指示された場合には、フルブ
ランクが指示された場合と同一に処理を切り換え、上書
きにより記録済みのデータを消去しながらこのユーザー
データを光ディスク3に記録し、またクローズの要求に
より、上書きにより記録済みのデータを消去しながらリ
ードインエリア及びリードアウトエリアを記録し、さら
に排出の要求が得られると、一時保留して未だ処理を完
了していない領域について、記録済みのデータが消去さ
れる。
【0054】これらにより光ディスク装置1では、ミニ
マリーブランクの処理においても、一時保留した処理を
以降のホストコンピュータ2からの要求を処理する際
に、併せて実行するようになされ、その分、各種処理を
効率良く実行することができる。また光ディスク3に対
して、その分、書き込みの光量によるアクセス回数を少
なくすることができ、光ディスク3の寿命を長くするこ
とができる。
【0055】これに対してホストコンピュータ2より消
去に係る他の要求であるセッションのオープンが指示さ
れると、光ディスク装置1では、この要求がメモリ14
に記録され、光ディスク3の処理を一時保留して、正常
な処理の完了がホストコンピュータ2に通知される。こ
れによりホストコンピュータ2においては、セッション
のオープンを指示した場合でも、従来に比して格段的に
短い時間により続く処理を光ディスク装置1に指示する
ことが可能となる。
【0056】またこの場合、光ディスク装置1では、ユ
ーザーデータの記録が指示されると、メモリ14の記録
により光ディスク3の空き領域にユーザーデータを記録
し、この記録に対応するようにメモリ14の記録を更新
し、クローズの要求によりこのメモリ14の記録に従っ
てリードイン、リードアウトが記録される。光ディスク
装置1では、このリードイン、リードアウトを記録する
際に、上書きによりオープンの処理に係る記録済みのデ
ータが消去され、これにより一時保留された消去の処理
が実行される。またこのようなユーザーデータの記録が
指示されないで、単に光ディスク3の排出が指示された
場合には、この排出時にリードインエリア、リードアウ
トエリアが消去される。
【0057】これによりこの光ディスク装置1では、こ
の場合も、各種処理を効率良く実行し、さらには書き込
みの光量によるアクセス回数を少なくして光ディスク3
の寿命を長くすることができる。
【0058】これに対してプログラムエリアの消去が要
求されると、光ディスク装置1では、この場合も、処理
を一時保留して正常な処理の完了をホストコンピュータ
2に通知し、また以降のホストコンピュータ2からの書
き込みの指示により、さらには排出の指示により、保留
した処理を逐次実行する。これにより光ディスク装置1
では、この場合も従来に比して格段的に短い時間により
続く処理を光ディスク装置1に指示することが可能とな
り、さらには各種処理を効率良く実行し、光ディスク3
の寿命を長くすることができる。
【0059】かくするにつき光ディスク装置1におい
て、実際上、光ディスクに記録されたデータを消去する
場合は、以降の処理でユーザーデータを記録する場合が
多く、またユーザーデータを記録した場合には、リード
イン、リードアウトまで記録することが殆どである。こ
れによりこのように一時保留した処理を、以降の処理で
併せて実行するようにすれば、各種処理を効率良く実行
し、光ディスク3の寿命を長くすることができる。
【0060】これに対してこのような消去の要求により
一時処理を保留した領域であって、未だ処理を完了して
いない領域に対して、ホスト装置より読み出しの指示が
得られると、光ディスク装置1ではエラーを返す。これ
により光ディスク装置1では、このように一時処理を保
留して正しい処理の完了を通知することによる処理の整
合性を図ることができる。
【0061】(1−3)第1の実施の形態の効果 以上の構成によれば、消去の処理を一時保留して正常な
処理の完了をホスト装置に通知し、その後一時保留した
処理を実行することにより、消去の処理を指示した場合
に、従来に比して格段的に短い時間により続く処理を指
示することができる。
【0062】またこのとき、書き込み指示によるデータ
の上書きによって、一時保留した消去の処理に係る領域
の記録済みデータを消去して一時保留した消去の処理を
実行することにより、この書き込みの処理を有効に利用
して、一時保留した消去の処理を併せて実行することが
できる。
【0063】またこのとき、一時保留した消去の処理に
係る領域であって、未だ処理を完了してない領域への再
生の指示に対して、エラーを通知することにより、処理
の整合性を図ることができる。
【0064】また光ディスクの排出時、一時保留した消
去の処理に係る領域であって、未だ処理を完了してない
記録済みデータを消去することにより、このようにして
処理した光ディスクを他の光ディスク装置で処理するこ
とができる。
【0065】すなわちこのようなホスト装置より指示さ
れた処理が、フルブランクの処理である場合に、フルブ
ランクを指示した後、続く処理を指示するまでの時間を
短くすることができる。
【0066】またホスト装置より指示された処理が、1
つのセッションのデータを消去する処理、ミニマリーブ
ランクの処理、セッションのオープンの処理、プログラ
ムエリアのデータを消去する処理である場合には、これ
らの各処理を指示した後、続く処理を指示するまでの時
間を短くすることができる。
【0067】(2)第2の実施の形態 この実施の形態においては、図1及び図3について上述
した処理手順と同時並列的に図4に示す処理手順をコン
トローラ9により実行する。なおこの実施の形態の係る
光ディスク装置は、このコントローラ9の処理手順が異
なる点を除いて、第1の実施の形態に係る光ディスク装
置1と同一に構成されることにより、ここでは図2の構
成を流用して説明する。
【0068】すなわちコントローラ9は、起動時におけ
る一連の処理を完了すると、ステップSP21からステ
ップSP22に移る。ここでコントローラ9は、ホスト
コンピュータ2からのコマンドを所定時間待機した後、
ステップSP23に移る。ここでコントローラ9は、光
ディスク3をアクセスしていない時間が所定時間以上経
過したか否か判断することにより、一時保留した消去の
処理を実行するのに、充分な時間的な余裕があるか否か
判断する。
【0069】ここで肯定結果が得られると、コントロー
ラ9は、ステップSP24に移り、バックグラウンド
で、一時保留した消去の処理に係る領域であって、未だ
消去を完了していない領域について、データを消去し、
ステップSP22に戻る。これに対してステップSP2
3で否定結果が得られると、直接、ステップSP22に
戻る。
【0070】この実施の形態によれば、一時保留した処
理をバックグラウンドで実行するようにすれば、ホスト
コンピュータ2における作業等に何ら影響を与えないよ
うにして、保留した処理を実行することができる。これ
により第1の実施の形態と同様の効果に加えて、光ディ
スク3の排出時における一時保留した処理の実行を防止
することができ、その分、光ディスク3の排出時におけ
る待ち時間を第1の実施の形態に比して短くすることが
できる。
【0071】(3)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、ミニマリーブランク
の処理を一時保留した場合であって、プログラムエリア
へのユーザーデータの記録が指示された場合、フルブラ
ンクの場合と同様に処理を切り換える場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、このような処理の切り換
えに代えて、エラーを返すようにしてもよい。
【0072】また上述の実施の形態においては、排出
時、未消去の残っている領域を消去する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、プログラムエリアに関
しては、必要に応じてこの処理を省略するようにしても
よい。
【0073】また上述の実施の形態においては、本発明
をCD−RWの光ディスク装置に適用する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、記録再生可能な種々
の光ディスクをアクセスする光ディスク装置に広く適用
することができる。
【0074】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、消去の処
理を一時保留して正常な処理の完了をホスト装置に通知
し、その後一時保留した処理を実行することにより、消
去の処理を指示した場合に、従来に比して格段的に短い
時間により続く処理を指示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク装
置におけるコントローラの処理手順を示すフローチャー
トである。
【図2】図1のコントローラによる光ディスク装置を示
すブロック図である。
【図3】図1の続きの処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る光ディスク装
置におけるコントローラの処理手順を示すフローチャー
トである。
【図5】消去の説明に供する略線図である。
【符号の説明】
1……光ディスク装置、2……ホストコンピュータ、3
……光ディスク装置、9……コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 清 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 美細津 忠之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 間藤 直樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 高瀬 経光 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D044 BC06 CC06 DE03 DE27 DE37 DE48 DE91 5D090 AA01 BB05 CC06 DD03 EE06 FF22 FF26 GG17

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホスト装置の指示により書き換え可能な光
    ディスクをアクセスする光ディスク装置において、 前記ホスト装置より指示された処理が前記光ディスクに
    記録されたデータを消去する処理の場合、該消去の処理
    を一時保留して正常な処理の完了を前記ホスト装置に通
    知した後、一時保留した消去の処理を実行することを特
    徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】前記ホスト装置からの書き込み指示による
    データの上書きによって、前記一時保留した消去の処理
    に係る領域の記録済みデータを消去する処理により、前
    記一時保留した消去の処理を実行することを特徴とする
    請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】前記一時保留した消去の処理に係る領域で
    あって、未だ処理を完了してない領域への再生の指示に
    対して、エラーを通知することを特徴とする請求項1に
    記載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】前記光ディスクの排出時、前記一時保留し
    た消去の処理に係る領域であって、未だ処理を完了して
    ない記録済みデータを消去することを特徴とする請求項
    1に記載の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】前記一時保留した処理に係るデータをバッ
    クグラウンドにより消去して、前記一時保留した消去の
    処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の光デ
    ィスク装置。
  6. 【請求項6】前記一時保留した消去の処理が、フルブラ
    ンクの処理であることを特徴とする請求項1に記載の光
    ディスク装置。
  7. 【請求項7】前記一時保留した消去の処理が、1つのセ
    ッションのデータを消去する処理であることを特徴とす
    る請求項1に記載の光ディスク装置。
  8. 【請求項8】前記一時保留した消去の処理が、ミニマリ
    ーブランクの処理であることを特徴とする請求項1に記
    載の光ディスク装置。
  9. 【請求項9】前記一時保留した消去の処理が、セッショ
    ンのオープンの処理であることを特徴とする請求項1に
    記載の光ディスク装置。
  10. 【請求項10】前記一時保留した消去の処理が、プログ
    ラムエリアのデータを消去する処理であることを特徴と
    する請求項1に記載の光ディスク装置。
  11. 【請求項11】ホスト装置の指示により書き換え可能な
    光ディスクをアクセスする光ディスク装置の制御方法に
    おいて、 前記ホスト装置より指示された処理が前記光ディスクに
    記録されたデータを消去する処理の場合、該消去の処理
    を一時保留して正常な処理の完了を前記ホスト装置に通
    知した後、一時保留した消去の処理を実行することを特
    徴とする光ディスク装置の制御方法。
  12. 【請求項12】前記ホスト装置からの書き込み指示によ
    るデータの上書きによって、前記一時保留した消去の処
    理に係る領域の記録済みデータを消去することにより、
    前記一時保留した消去の処理を実行することを特徴とす
    る請求項11に記載の光ディスク装置の制御方法。
  13. 【請求項13】前記一時保留した消去の処理に係る領域
    であって、未だ処理を完了してない領域への再生の指示
    に対して、エラーを通知することを特徴とする請求項1
    1に記載の光ディスク装置の制御方法。
  14. 【請求項14】前記光ディスクの排出時、前記一時保留
    した消去の処理に係る領域であって、未だ処理を完了し
    てない記録済みデータを消去することを特徴とする請求
    項11に記載の光ディスク装置の制御方法。
  15. 【請求項15】前記一時保留した処理に係るデータをバ
    ックグラウンドにより消去して、前記一時保留した消去
    の処理を実行することを特徴とする請求項11に記載の
    光ディスク装置の制御方法。
  16. 【請求項16】ホスト装置の指示により書き換え可能な
    光ディスクをアクセスする光ディスク装置のプログラム
    において、 前記ホスト装置より指示された処理が前記光ディスクに
    記録されたデータを消去する処理の場合、該消去の処理
    を一時保留して正常な処理の完了を前記ホスト装置に通
    知させた後、一時保留した消去の処理を実行させること
    を特徴とする光ディスク装置のプログラム。
  17. 【請求項17】前記ホスト装置からの書き込み指示によ
    るデータの上書きによって、前記一時保留した消去の処
    理に係る領域の記録済みデータを消去させることによ
    り、前記一時保留した消去の処理を実行させることを特
    徴とする請求項16に記載の光ディスク装置のプログラ
    ム。
  18. 【請求項18】前記一時保留した消去の処理に係る領域
    であって、未だ処理を完了してない領域への再生の指示
    に対して、エラーを通知させることを特徴とする請求項
    16に記載の光ディスク装置のプログラム。
  19. 【請求項19】前記光ディスクの排出時、前記一時保留
    した消去の処理に係る領域であって、未だ処理を完了し
    てない記録済みデータを消去させることを特徴とする請
    求項16に記載の光ディスク装置のプログラム。
  20. 【請求項20】前記一時保留した処理に係るデータをバ
    ックグラウンドにより消去して、前記一時保留した消去
    の処理を実行させることを特徴とする請求項16に記載
    の光ディスク装置のプログラム。
JP2000404689A 2000-12-28 2000-12-28 光ディスク装置、光ディスク装置の制御方法及び光ディスク装置のプログラム Pending JP2002208142A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000404689A JP2002208142A (ja) 2000-12-28 2000-12-28 光ディスク装置、光ディスク装置の制御方法及び光ディスク装置のプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000404689A JP2002208142A (ja) 2000-12-28 2000-12-28 光ディスク装置、光ディスク装置の制御方法及び光ディスク装置のプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002208142A true JP2002208142A (ja) 2002-07-26
JP2002208142A5 JP2002208142A5 (ja) 2007-12-27

Family

ID=18868608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000404689A Pending JP2002208142A (ja) 2000-12-28 2000-12-28 光ディスク装置、光ディスク装置の制御方法及び光ディスク装置のプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002208142A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008217987A (ja) * 2002-09-19 2008-09-18 Ricoh Co Ltd 記録方法、プログラム、記録媒体、情報記録装置及び情報記録システム
US7539114B2 (en) 2003-08-18 2009-05-26 Sony Corporation Recording apparatus and recording method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008217987A (ja) * 2002-09-19 2008-09-18 Ricoh Co Ltd 記録方法、プログラム、記録媒体、情報記録装置及び情報記録システム
US7539114B2 (en) 2003-08-18 2009-05-26 Sony Corporation Recording apparatus and recording method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100288402B1 (ko) 광디스크드라이브의버퍼언더런대응방법
US4996678A (en) Apparatus for rewriting an optical disc while updating its table of contents and without leaving gaps
JPH07326158A (ja) 追記型光ディスク記録装置
JP2004362726A (ja) 記録媒体、記録装置、記録方法
JPS61233468A (ja) 回転型情報記録媒体への情報書込み制御方式
JP3284984B2 (ja) 光ディスクの情報記録装置
US7539114B2 (en) Recording apparatus and recording method
JP2004022069A (ja) 情報記録装置と情報記録方法とプログラムと記録媒体と情報記録システム
JP2001283438A (ja) データ記録装置及びデータ記録方法並びに光記録媒体
JP3292181B2 (ja) Cd−rwディスクの消去方法およびcd−rw記録装置
US5640378A (en) Disc recording apparatus for recording data in units of a full cluster
JP2005100549A (ja) 情報記録装置及び方法、情報記録再生装置及び方法、並びにコンピュータプログラム
JP2002208142A (ja) 光ディスク装置、光ディスク装置の制御方法及び光ディスク装置のプログラム
JP2002025199A (ja) 記録装置、記録媒体、再生装置、記録媒体の判別方法
JP4396042B2 (ja) 光ディスク装置及び光ディスク装置の制御方法
JP2002092888A (ja) 光ディスク及び光磁気ディスク並びにこれらのディスク装置及びデータ記録方法
JP2002197838A (ja) 光ディスク装置、光ディスク装置の制御方法及び光ディスク装置のプログラム
JP3888375B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
JP2002183974A (ja) 光ディスク装置及び光ディスク装置の制御方法
JP4058827B2 (ja) Cd−rwディスクの消去方法およびcd−rwディスク装置
JPH09251638A (ja) 情報記録媒体及び情報記録装置
JP3941771B2 (ja) ディスク状記録媒体の記録方法
JP4587013B2 (ja) 記録装置、記録方法、情報処理装置及び記録媒体
JP2008010068A (ja) 光ディスク装置、およびその制御方法
JP2006338771A (ja) 記録装置、記録方法、光ディスク記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071109

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071109

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090331

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090402

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090929