JPH08170785A - シール装置 - Google Patents

シール装置

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JPH08170785A
JPH08170785A JP6334491A JP33449194A JPH08170785A JP H08170785 A JPH08170785 A JP H08170785A JP 6334491 A JP6334491 A JP 6334491A JP 33449194 A JP33449194 A JP 33449194A JP H08170785 A JPH08170785 A JP H08170785A
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JP
Japan
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opening
end plates
seal member
end plate
seal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6334491A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Watanabe
信彦 渡辺
Takashi Iwase
俊 岩瀬
Tadao Oki
忠雄 沖
Hiroshi Watanabe
博 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAIICHI GIJUTSU SANGYO KK
Fujikura Composites Inc
Original Assignee
DAIICHI GIJUTSU SANGYO KK
Fujikura Rubber Ltd
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Publication date
Application filed by DAIICHI GIJUTSU SANGYO KK, Fujikura Rubber Ltd filed Critical DAIICHI GIJUTSU SANGYO KK
Priority to JP6334491A priority Critical patent/JPH08170785A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワンタッチ操作により容易且つ確実に最適状
態にシールすることができるシール装置を提供する。 【構成】 両端板3,4相互間にシール部材5を介装し
た状態で、両端板3,4をシールすべき開口部2に嵌合
し、この後、回転カム16を一方向に回転すると、その
カム面18の作用により両端板3,4が互いに接近する
方向に押圧され、これにより前記両端板3,4を介して
前記シール部材5が押圧され、その外周縁部が拡大して
前記開口部2の内周面に密着し、該開口部2が液密にシ
ールされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種のケーブルを敷設
するための敷設管の管口或はビル壁面に穿設されたケー
ブル敷設用孔等の開口部を液密にシールするためのシー
ル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシール装置として実開昭
58−161293号公報に開示されている。これは、
シールすべき防護管の管口に嵌合される2枚の締め付け
金具間にシールゴムを介装し、ボルトとナットにより前
記両締め付け金具を介して前記シールゴムを押圧するこ
とにより、該シールゴムの外周縁部を前記管口の内周面
に密着させて該管口をシールする構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来装置にあっては、ナットを回転することにより、
両締め付け金具を介して前記シールゴムを押圧して管口
をシールするものであるから、その操作が面倒であると
共に、ナットの締め付け力によりシール度合いが左右さ
れる。従って、ナットの締め付け力が弱い場合にはシー
ル漏れを生じる恐れがあり、また、逆にナットの締め付
け力が強過ぎる場合にはシールゴムに永久歪み(ヘタ
リ)を生じる恐れがあり、最適状態にシールすることが
困難であるという問題点があった。
【0004】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、ワンタッチ操作により容易且つ確実に最
適状態にシールすることができるシール装置を提供しよ
うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のシール装置は、シールすべき開口部に嵌合さ
れる2枚の端板間に弾性材からなるシール部材を介装
し、押圧手段により前記両端板を介して前記シール部材
を押圧することにより、該シール部材の外周縁部を前記
開口部の内周面に密着させて該開口部をシールするシー
ル装置において、前記押圧手段は、前記開口部への嵌合
時に内側となる一方の端板の中央部に突設されて先端部
側が前記開口部への嵌合時に外側となる他方の端板の中
央部を摺動自在に貫通した軸と、前記他方の端板の外面
側に位置して前記軸の先端部に回動自在に装着された回
転カムとからなり、該回転カムを一方向に回転させて該
回転カムのカム面の作用により前記両端板を互いに接近
する方向に押圧することによって、前記両端板を介して
前記シール部材を押圧することを特徴とするものであ
る。
【0006】また、同じ目的を達成する上で、前記シー
ル部材は、その外周縁部の少なくとも軸線方向略中間部
がエラストマーにより構成されていることが望ましい。
【0007】更に、同じ目的を達成する上で、前記シー
ル部材は、軸線方向略中間部の硬度が最も低く且つ軸線
方向両端側に向かうに従って硬度が高くなるような硬度
分布状態になっていることが望ましい。
【0008】
【作用】両端板相互間にシール部材を介装した状態で、
両端板をシールすべき開口部に嵌合し、この後、回転カ
ムを一方向に回転すると、そのカム面の作用により両端
板が互いに接近する方向に押圧され、これにより前記両
端板を介して前記シール部材が押圧され、その外周縁部
が拡大して前記開口部の内周面に密着し、該開口部が液
密にシールされる。また、この状態から回転カムを他方
向に回転することにより、カム面の作用による両端板に
対する互いに接近する方向への押圧が解除され、これに
伴って前記両端板を介した前記シール部材の押圧が解除
され、シール部材による開口部のシールが解除される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1は、本発明の一実施例に係るシール装置の構
成を示す縦断面図、図2は、図1のC矢視図である。両
図1中、1は本発明のシール装置で、これは、シールす
べき開口部(ビル壁面に穿設されたケーブル敷設用孔
等)2に嵌合される2枚の端板3,4と、これら両端板
3,4間に介装された弾性材からなるシール部材5と、
両端板3,4を介してシール部材5を押圧する押圧手段
6とからなる。
【0010】両端板3,4は、プラスチックからなる円
板状をなしている。一方の端板3は、開口部2への嵌合
時に内側となり、他方の端板4は、開口部2への嵌合時
に外側となる。一方の端板3の他方の端板4との対向面
側中央部には、所定軸長を有する円柱状の突壁部7が一
体に突設されている。また、他方の端板4の一方の端板
3との対向面側中央部には、円形状の凹部8が形成さ
れ、該凹部8に突壁部7の先端部が摺動自在に嵌合する
ようになっている。
【0011】シール部材5は、複数枚(本実施例では4
枚)のリング状のゴムパッキン9,10,11,12を
有し、これらゴムパッキン9〜12は、互いに積層した
状態にして突壁部7に嵌合されている。中央部のゴムパ
ッキン10,11の硬度は、両側部のゴムパッキン9,
12の硬度より低く設定されている。また、中央部のゴ
ムパッキン10,11の外径は、両側部のゴムパッキン
9,12の外径より若干小さく設定されている。そし
て、中央部のゴムパッキン10,11の外周面には、エ
ラストマー13が両側部のゴムパッキン9,12の外径
と同一になるように設けられている。ゴムパッキン9〜
11の構成材料としてのゴムは、独立発砲性スポンジ等
を含む比較的柔らかいゴムが望ましい。
【0012】押圧手段6は、突壁部7の先端面中央部に
突設され且つ他方の端板4の中央部の孔14を摺動自在
に貫通した軸15と、他方の端板4の外面側に位置して
軸15の先端部にピン15aにて回動自在に装着された
ステンレス等の金属製回転カム16とからなる。この回
転カム16は、レバー状の回転カム本体17の一端部に
円弧状のカム面18を有している。そして、この回転カ
ム16は、非シール時には図1の(A)に示すように回
転カム本体17の一端面17aが他方の端板4の外側面
に接触している。この状態における他方の端板4の外側
面とピン15aとの間の距離L1は、ピン15aとカム
面18との間の距離L2より所定寸法短く設定されてい
る。そして、回転カム16を図1の(A)の状態から一
方向(図中、時計回り方向)に90度回転させて、回転
カム本体17の一側面17bが他方の端板4の外側面に
接触した図1の(B)の状態にすることにより、そのカ
ム面18の作用によって両端板3,4が互いに接近する
方向に押圧される。これにより、両端板3,4を介して
シール部材5が押圧され、その外径が拡大して外周面が
開口部2の内周面に密着するものである。他方の端板4
の外側面には、ステンレス等の金属よりなる円板状の補
強板19が装着されており、該補強板19の表面に回転
カム16が摺接するようになっている。
【0013】次に、上記構成になる本実施例に係るシー
ル装置1により開口部2をシールする場合の操作手順を
説明する。まず、回転カム16を図1の(A)の状態に
したまま、一方の端板3側から本シール装置1全体をシ
ールすべき開口部2内に嵌合する。次いで、回転カム1
6を一方向に90度回転させて、回転カム本体17の一
側面17bが他方の端板4の外側面に接触した図1の
(B)の状態にする。すると、カム面18の作用によっ
て両端板3,4が互いに接近する方向に押圧される。こ
れにより、両端板3,4を介してシール部材5が押圧さ
れ、その外径が拡大して外周面が開口部2の内周面に密
着し、開口部2が液密にシールされる。この場合、カム
面18の作用により、シール部材5の押圧力が決まるの
で、該押圧力が操作者によって変化するということがな
く、常に最適状態を維持することができる。
【0014】本実施例によれば、シール部材5の硬度分
布は、その軸線方向中央部が低く、両端部側が高く設定
されているめ、シール部材5の軸線方向中央部が最も外
周側に拡大して開口部2の内周面に強く密着するので、
シール状態が確実となる。しかも、シール部材5の軸線
方向中央部には、エラストマー13が設けられているの
で、開口部2の内周面の細かい凹凸面にエラストマー1
3が良好に密着し、より一層開口部2のシール状態が確
実となる。また、他方の端板4の回転カム16が接触す
る部位に金属製の補強板19を装着したので、耐久性が
向上すると共に、回転カム16の回転動作が円滑に行わ
れる。
【0015】尚、上記実施例においては、シール部材5
を4枚のゴムパッキン9〜11を積層して構成したが、
ゴムパッキンの積層数は4枚に限られるものではなく、
その他の構成についても、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で適宜変更し得ることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0017】請求項1のシール装置によれば、ワンタッ
チ操作により開口部を容易且つ確実に最適状態にシール
することができる。
【0018】また、請求項2のシール装置によれば、シ
ール部材の軸線方向中央部がシールすべき開口部の内周
面に最も強く密着するので、開口部のシール状態が確実
となる。
【0019】更に、請求項3のシール装置によれば、シ
ールすべき開口部の内周面の細かい凹凸面にエラストマ
ーが良好に密着するので、より一層開口部のシール状態
が確実となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシール装置の構成を示
す縦断面図である。
【図2】図1のC矢視図である。
【符号の説明】
1 シール装置 2 開口部 3 一方の端板 4 他方の端板 5 シール部材 6 押圧手段 13 エラストマー 14 孔 15 軸 16 回転カム 18 カム面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沖 忠雄 千葉県市川市田尻1丁目12番23号 第一技 術産業株式会社内 (72)発明者 渡辺 博 東京都品川区西五反田2丁目11番20号 藤 倉ゴム工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールすべき開口部に嵌合される2枚の
    端板間に弾性材からなるシール部材を介装し、押圧手段
    により前記両端板を介して前記シール部材を押圧するこ
    とにより、該シール部材の外周縁部を前記開口部の内周
    面に密着させて該開口部をシールするシール装置におい
    て、前記押圧手段は、前記開口部への嵌合時に内側とな
    る一方の端板の中央部に突設されて先端部側が前記開口
    部への嵌合時に外側となる他方の端板の孔を摺動自在に
    貫通した軸と、前記他方の端板の外面側に位置して前記
    軸の先端部に回動自在に装着された回転カムとからな
    り、該回転カムを一方向に回転させて該回転カムのカム
    面の作用により前記両端板を互いに接近する方向に押圧
    することによって、前記両端板を介して前記シール部材
    を押圧することを特徴とするシール装置。
  2. 【請求項2】 前記シール部材は、その外周縁部の少な
    くとも軸線方向略中間部がエラストマーにより構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載のシール装置。
  3. 【請求項3】 前記シール部材は、軸線方向略中間部の
    硬度が最も低く且つ軸線方向両端側に向かうに従って硬
    度が高くなるような硬度分布状態になっていることを特
    徴とする請求項1記載のシール装置。
JP6334491A 1994-12-19 1994-12-19 シール装置 Withdrawn JPH08170785A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6334491A JPH08170785A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 シール装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6334491A JPH08170785A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 シール装置

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JPH08170785A true JPH08170785A (ja) 1996-07-02

Family

ID=18278003

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6334491A Withdrawn JPH08170785A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 シール装置

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JP (1) JPH08170785A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100761215B1 (ko) * 2005-11-18 2007-09-21 주식회사 삼천리 저압용 배관의 기밀측정 및 압력차단용 치구
CN103883837A (zh) * 2014-03-28 2014-06-25 北京乾坤润林科技开发有限公司 可调节内外尺寸的管道封堵件
JP2015137669A (ja) * 2014-01-21 2015-07-30 コスモ工機株式会社 流体管端面防食装置及び流体管端面の防食処理方法

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JP2015137669A (ja) * 2014-01-21 2015-07-30 コスモ工機株式会社 流体管端面防食装置及び流体管端面の防食処理方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020305