JPH0817019B2 - 位置決め方法 - Google Patents
位置決め方法Info
- Publication number
- JPH0817019B2 JPH0817019B2 JP61200212A JP20021286A JPH0817019B2 JP H0817019 B2 JPH0817019 B2 JP H0817019B2 JP 61200212 A JP61200212 A JP 61200212A JP 20021286 A JP20021286 A JP 20021286A JP H0817019 B2 JPH0817019 B2 JP H0817019B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- position signal
- positioning
- signal
- speed
- sections
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、光ディスク装置に使用する位置決め装置等
に適用される位置決め方法に関するものである。
に適用される位置決め方法に関するものである。
（従来の技術） 第２図は本発明に関連する位置決め装置への従来の位
置信号の説明図である。
置信号の説明図である。
これは、位置信号が位置の変化に対して、区間a,b,c,
dのような変化を周期的に繰り返す。P0は位置決めの安
定点であり、区間a,b,c,dに位置する位置決め対象物が
安定点P0へと移動・位置決めされる。
dのような変化を周期的に繰り返す。P0は位置決めの安
定点であり、区間a,b,c,dに位置する位置決め対象物が
安定点P0へと移動・位置決めされる。
区間ｄとａとの中間に位置した場合は左右いずれかの
安定点へ移動・位置決めされる。
安定点へ移動・位置決めされる。
さらに、位置決めを行う場合には、位置信号の微分成
分も加えられ、速度フィードバックがかけられる。
分も加えられ、速度フィードバックがかけられる。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、前記速度フィードバックの作用は、第
２図の区間b,cにおいては、速度を減少させるように力
が働き、安定な位置決めを行えるが、区間a,dにおいて
は、速度を増加させるように力が働くため、外乱等によ
り位置決め対象物が区間b,cから外れた場合、加速作用
を受け、区間b,cに入っても位置決め安定点P0を通過
し、再び区間a,dに入り、安定した位置決めができない
という問題があった。
２図の区間b,cにおいては、速度を減少させるように力
が働き、安定な位置決めを行えるが、区間a,dにおいて
は、速度を増加させるように力が働くため、外乱等によ
り位置決め対象物が区間b,cから外れた場合、加速作用
を受け、区間b,cに入っても位置決め安定点P0を通過
し、再び区間a,dに入り、安定した位置決めができない
という問題があった。
本発明の目的は、このような従来の問題を解決するも
のであり、位置決め対象物がいかなる区間にあっても安
定に位置決めがなされる位置決め方法を提供することに
ある。
のであり、位置決め対象物がいかなる区間にあっても安
定に位置決めがなされる位置決め方法を提供することに
ある。
（課題を解決するための手段） 本発明は、前記目的を達成するため、第２図の区間a,
dにおける位置信号の微分出力を、その極性を反転した
出力に置き換えて、速度フィードバックをかけるように
したものである。
dにおける位置信号の微分出力を、その極性を反転した
出力に置き換えて、速度フィードバックをかけるように
したものである。
（作用） したがって、本発明によれば、第２図の区間a,dにお
いても速度フィードバックの作用が速度を減少させるよ
うに働くため、全区間にわたり安定に位置決めできると
いう効果を有する。
いても速度フィードバックの作用が速度を減少させるよ
うに働くため、全区間にわたり安定に位置決めできると
いう効果を有する。
（実施例） 第１図は本発明の位置決め方法を実施するための位置
決め装置の構成を示すブロック図である。
決め装置の構成を示すブロック図である。
第１図において、１は位置信号（第１の位置信号）で
あり、この第１の位置信号１が比例項４と微分項５とに
分けられ、比例出力41と微分出力51とを得る。
あり、この第１の位置信号１が比例項４と微分項５とに
分けられ、比例出力41と微分出力51とを得る。
一方、第１の位置信号１に対してπ/2ラジアン位相の
異なる位置信号（以下、第２の位置信号という）２が区
間判別回路６に入力される。第２の位置信号２は、第２
図において、区間b,cで正となり、区間a,dで負となるよ
うな信号である。区間判別回路６は、入力された第２の
位置信号２のレベルをあるしきい値と比較する。本実施
例では、ゼロレベルと比較する。すなわち、第２の位置
信号２の極性を判別する。判別された極性情報は、区間
判別出力３として出力され、微分出力51を区間に応じて
極性反転回路７に入力し、反転微分出力71を得る。具体
的には、第２の位置信号２の極性が負の場合に微分出力
51は極性反転回路７に入力される。
異なる位置信号（以下、第２の位置信号という）２が区
間判別回路６に入力される。第２の位置信号２は、第２
図において、区間b,cで正となり、区間a,dで負となるよ
うな信号である。区間判別回路６は、入力された第２の
位置信号２のレベルをあるしきい値と比較する。本実施
例では、ゼロレベルと比較する。すなわち、第２の位置
信号２の極性を判別する。判別された極性情報は、区間
判別出力３として出力され、微分出力51を区間に応じて
極性反転回路７に入力し、反転微分出力71を得る。具体
的には、第２の位置信号２の極性が負の場合に微分出力
51は極性反転回路７に入力される。
このようにして、第２図の区間b,cでは、第１の位置
信号１の微分項５は、極性が非反転のまま使用され、区
間a,dでは反転して使用される。
信号１の微分項５は、極性が非反転のまま使用され、区
間a,dでは反転して使用される。
第１図において、反転・非反転された微分項５と比例
項４の各出力51,41は加算されて駆動回路８に入力さ
れ、位置決め対象物を駆動する。
項４の各出力51,41は加算されて駆動回路８に入力さ
れ、位置決め対象物を駆動する。
第２図のP0のポイントに位置決めする装置では、当然
のことながら、区間b,cにおいて位置決め信号と位置決
め誤差量とが負の相関を持つ構成にしなければならな
い。すなわち、比例項４の出力41によって前記P0に近づ
く方向に駆動されるような極性関係にする必要がある。
すると必然的に非反転の微分項５は速度を抑える速度フ
ィードバックとして使用する。
のことながら、区間b,cにおいて位置決め信号と位置決
め誤差量とが負の相関を持つ構成にしなければならな
い。すなわち、比例項４の出力41によって前記P0に近づ
く方向に駆動されるような極性関係にする必要がある。
すると必然的に非反転の微分項５は速度を抑える速度フ
ィードバックとして使用する。
一方、区間a,dにおいては、位置決め信号と位置決め
誤差量とが正の相関を持っているため、微分項５の極性
は速度を増大する極性となる。しかし、本実施例では、
区間a,dにおいて微分項５の極性を反転しているため、
区間b,cと同じように速度を抑える作用をする。すなわ
ち、本実施例では、全区間において、そして移動する方
向によらず、常に速度を抑えるように制御系は動作する
ことになる。
誤差量とが正の相関を持っているため、微分項５の極性
は速度を増大する極性となる。しかし、本実施例では、
区間a,dにおいて微分項５の極性を反転しているため、
区間b,cと同じように速度を抑える作用をする。すなわ
ち、本実施例では、全区間において、そして移動する方
向によらず、常に速度を抑えるように制御系は動作する
ことになる。
（発明の効果） 以上説明したように、本発明の位置決め方法は、周期
的に変化する位置信号を用いた位置決め装置において、
位置信号の微分項による速度フィードバック量の極性が
正しく検出されるため、速度フィードバックが有効に働
き、安定した位置決めができるという効果を有する。
的に変化する位置信号を用いた位置決め装置において、
位置信号の微分項による速度フィードバック量の極性が
正しく検出されるため、速度フィードバックが有効に働
き、安定した位置決めができるという効果を有する。
そして、さらに実施の方法も、区間判別回路と極性反
転回路を、従来の位置決め装置に導入するという簡易な
手段により実現できるという効果も有する。
転回路を、従来の位置決め装置に導入するという簡易な
手段により実現できるという効果も有する。
第１図は本発明の位置決め方法を実施するための位置決
め装置の構成を示すブロック図、第２図は本発明に関連
する位置決め装置への従来の位置信号の説明図である。 １……位置信号、２……位置信号１に対してπ/2ラジア
ン位相の異なる位置信号、３……区間判別出力、４……
比例項、５……微分項、６……区間判別回路、７……極
性反転回路、８……駆動回路、41……比例出力、51……
微分出力、71……反転微分出力。
め装置の構成を示すブロック図、第２図は本発明に関連
する位置決め装置への従来の位置信号の説明図である。 １……位置信号、２……位置信号１に対してπ/2ラジア
ン位相の異なる位置信号、３……区間判別出力、４……
比例項、５……微分項、６……区間判別回路、７……極
性反転回路、８……駆動回路、41……比例出力、51……
微分出力、71……反転微分出力。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安島 巧 神奈川県横浜市港北区綱島東４丁目３番１ 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 中西 浩 東京都武蔵野市緑町３丁目９番11号 日本 電信電話株式会社電子機構技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭57−120275（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】リニアエンコーダや光ディスクのトラッキ
ング信号のように位置信号が位置の変化に対して周期的
に増加・減少する位置決め装置に用いられる位置決め方
法において、 前記周期的に変化する位置信号を第１の位置信号とし、
この第１の位置信号に対して位相がπ/2ずれた信号を第
２の位置信号とし、この第２の位置信号のレベルがある
しきい値よりも大きいか小さいかにより、制御される物
体の可動範囲を２種類の領域に類別したとき、前記第１
の位置信号の微分出力をその領域に応じて極性を切り換
えて速度信号とし、それを用いて速度フィードバックを
かけることにより位置決めを行うことを特徴とする位置
決め方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61200212A JPH0817019B2 (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 位置決め方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61200212A JPH0817019B2 (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 位置決め方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6356883A JPS6356883A (ja) | 1988-03-11 |
| JPH0817019B2 true JPH0817019B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=16420679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61200212A Expired - Lifetime JPH0817019B2 (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 位置決め方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0817019B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05109219A (ja) * | 1991-10-18 | 1993-04-30 | Teac Corp | トラツキングサ−ボ回路を有するデイスク装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57120276A (en) * | 1981-01-19 | 1982-07-27 | Pioneer Electronic Corp | Tracking servo lead-in system of recorded information reader |
-
1986
- 1986-08-28 JP JP61200212A patent/JPH0817019B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6356883A (ja) | 1988-03-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3731176A (en) | Deceleration and stop-lock motor control apparatus | |
| JPS6136312B2 (ja) | ||
| KR960005555A (ko) | 위상비교회로 및 피엘엘(pll)회로 | |
| JPH0817019B2 (ja) | 位置決め方法 | |
| KR890002842A (ko) | 광 비임 제어장치 | |
| KR910010432A (ko) | 트랙 점프 제어장치 | |
| JP2615488B2 (ja) | 光学式記録再生装置のトラッキング制御装置 | |
| GB1122536A (en) | Improvements in electric motor control systems | |
| JPS60179960A (ja) | 磁気記録再生装置のつなぎ撮り装置 | |
| KR920700416A (ko) | 슬라이딩 모드 제어방법 | |
| KR910008668A (ko) | 광디스크장치의 포오커스 인입방식 | |
| JPS639084A (ja) | 磁気デイスク装置 | |
| KR920701975A (ko) | 시크 제어 장치 | |
| JPH02105336A (ja) | トラッキングサーボの方法 | |
| JPH0535828B2 (ja) | ||
| JPH03129411A (ja) | サーボ装置 | |
| KR100219555B1 (ko) | 광 픽업 서보 시스템의 트랙킹 킥 펄스 발생 장치 및 방법 | |
| JPS59177767A (ja) | アクセス制御回路 | |
| JPH0237579A (ja) | 光学式記録および／または再生装置におけるアクセス速度検出装置 | |
| JPH01132967A (ja) | 回転制御装置 | |
| JPH0512681A (ja) | フオーカスサーボ装置 | |
| JPS63113987A (ja) | デジタルサ−ボ復調方式 | |
| JPH073432B2 (ja) | 位置決め制御装置の速度検出回路 | |
| SU1168976A1 (ru) | Устройство дл моделировани трени | |
| JPH06315289A (ja) | 駆動速度制御装置 |