JPS6356883A - 位置決め方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、光デイスク装置に使用する位置決め装置等に
関するものである。

（従来の技術） 第２図は本発明に関連する位置決め装置への従来の位置
信号の説明図である。

これは、位置信号が位置の変化に対して、区間ａ、ｂ、
Ｑ、ｄの様な変化を周期的に繰り返す。

Ｐｏは位置決めの安定点であり１区間ａ、ｂ、ｃ。

ｄに位置する位置決め対象物は安定点Ｐ。へと移動・位
置決めされる。

区間ｄとａの中間に位置した場合は左右いずれかの安定
点へ移動・位置決めされる。

さらに位置決めを行う場合には位置信号の微分成分も加
えられ、速度フィードバックがかけられる。

しかしながら、この速度フィードバックの作用は、第２
図の区間す、ｃにおいては、速度を減少させるように力
が働き、安定な位置決めを行えるが、区間ａ、ｄにおい
ては速度を増加させるように力が働くため、外乱等によ
り位置決め対象物が区間す、ｃから外れた場合、加速作
用を受け、区間す、ｃに入っても位置決め安定点Ｐ０を
通過し、再び区間ａ、ｄに入り、安定な位置決めができ
ないという問題があった。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は、このような従来の問題を解決するものであり
、位置決め対象物がいかなる区間にあっても安定に位置
決めを行う方法を提供するものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記目的を達成するために、第２図の区間ａ、
ｄにおける位置信号の微分出力を、その極性を反転した
出力に置き換えて、速度フィードバックをかけるように
したものである。

（作用） 従って、本発明によれば、第２図の区間ａ、ｄにおいて
も速度フィードバックの作用が速度を減少させるように
力が働くため、全区間にわたり安定に位置決めができる
という効果を有する。

（実施例） 第１図は本発明の位置決め方法の一実施例のブロック図
である。

第１図において、１は位置信号であり、この位置信号が
比例項４と微分項５に分けられ、比例出力４１と微分出
力５１を得る。

一方、位置信号に対し、位置信号に対してπ／２ラジア
ン位相の異なる信号２を入力すると、区間判別回路６か
らのコントロール出力である区間判別出力３により、微
分出力５１を区間に応じて極性反転回路７に入力し反転
微分出カフ１を得る。

このようにして、比例出力４１に区間に応じて微分出力
５１、あるいは反転微分出カフ１を加えた信号を駆動回
路８に入力し、位置決め対象物を駆動することにより、
速度フィードバックをかけた安定な位置決めを行うこと
ができる。

（発明の効果） 本発明は上記実施例より明らかなように、区間判別回路
により位置信号の微分出力の極性を切り替え、常に速度
フィードバックをかけることで安定な位置決めができる
という効果を有する。

そして、更に実施の方法も１区間判別回路と極性反転回
路を、従来の位置決め装置に導入するという簡易な手段
により実現できるという効果も有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の位置決め方法の一実施例のブロック図
、第２図は本発明に関連する位置決め装置への従来の位
置信号の説明図である。 １　・・・位置信号、 ２　・・・位置信号に対してπ／２ラジアン位相の異な
る信号。 ３　・・・区間判別出力、４　・・・比例項、５　・・
・微分項、６　・・・区間判別回路、７・・・極性反転
回路、８　・・・駆動回路、４１・・・比例出力、５１
・・・微分出力、７１・・・反転微分出力。 特許出願人　松下通信工業株式会社 日本電信電話株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 リニアエンコーダや光ディスクのトラッキング信号の様
   に位置信号が位置の変化に対して周期的に増加・減少す
   る位置決め装置において、 制御される物体の可動範囲をその二種類の領域に類別し
   た時、位置信号の微分出力をその領域に応じて極性を切
   り換えて速度信号とし、それを用いて速度フィードバッ
   クをかけることにより位置決めを行うことを特徴とする
   位置決め方法。