JPH08167520A - ソレノイド - Google Patents
ソレノイドInfo
- Publication number
- JPH08167520A JPH08167520A JP7270094A JP7270094A JPH08167520A JP H08167520 A JPH08167520 A JP H08167520A JP 7270094 A JP7270094 A JP 7270094A JP 7270094 A JP7270094 A JP 7270094A JP H08167520 A JPH08167520 A JP H08167520A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron core
- ring
- plunger
- solenoid
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electromagnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 ソレノイド吸着時の衝突音を低減させ、尚且
つソレノイドの小型化を実現する消音型ソレノイドを提
供する事を目的とする。 【構成】 コイルとコイルを囲む磁性体のフレ−ム及び
固定鉄芯と磁性体の可動鉄芯から成るソレノイドに於い
て、前記固定鉄芯或いは前記可動鉄芯のいずれか一方の
テ−パ面にＯリング溝を設けてＯリングを取り付ける。
つソレノイドの小型化を実現する消音型ソレノイドを提
供する事を目的とする。 【構成】 コイルとコイルを囲む磁性体のフレ−ム及び
固定鉄芯と磁性体の可動鉄芯から成るソレノイドに於い
て、前記固定鉄芯或いは前記可動鉄芯のいずれか一方の
テ−パ面にＯリング溝を設けてＯリングを取り付ける。
Description
【０００１】
【発明の属する分野】本発明は消音型ソレノイドの構造
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５が従来の消音型ソレノイドの構造図
一例である。コイル１への通電励磁によって可動鉄芯５
が固定鉄芯４に吸着する。ソレノイドに於いて、可動鉄
芯５と固定鉄芯４の衝突音低減には可動鉄芯５と固定鉄
芯４の間にゴムワッシャ８を入れて緩衝材とする方法等
が行われている。しかしこの方法では可動鉄芯５と固定
鉄芯４の間にゴムワッシャ８による空隙が出来てしまう
為、保持力が下がってしまい電圧を下げて可動鉄芯５を
吸着位置に保持することが出来ない。
一例である。コイル１への通電励磁によって可動鉄芯５
が固定鉄芯４に吸着する。ソレノイドに於いて、可動鉄
芯５と固定鉄芯４の衝突音低減には可動鉄芯５と固定鉄
芯４の間にゴムワッシャ８を入れて緩衝材とする方法等
が行われている。しかしこの方法では可動鉄芯５と固定
鉄芯４の間にゴムワッシャ８による空隙が出来てしまう
為、保持力が下がってしまい電圧を下げて可動鉄芯５を
吸着位置に保持することが出来ない。
【０００３】ゴムワッシャ等の緩衝材を入れないソレノ
イドは吸着時に大きな保持力が出せる為、電圧を下げて
も可動鉄芯を吸着位置に保持することが出来、ソレノイ
ドの小型化が可能となるが衝突音の問題が残る。この対
策としてゴムワッシャ等の緩衝材を入れることにより音
の問題は解決するが、吸着位置を保持する為には電圧を
下げることが出来ず、温度上昇を考慮するとかなり大き
な （２） ソレノイドが必要となってしまう欠点があった。
イドは吸着時に大きな保持力が出せる為、電圧を下げて
も可動鉄芯を吸着位置に保持することが出来、ソレノイ
ドの小型化が可能となるが衝突音の問題が残る。この対
策としてゴムワッシャ等の緩衝材を入れることにより音
の問題は解決するが、吸着位置を保持する為には電圧を
下げることが出来ず、温度上昇を考慮するとかなり大き
な （２） ソレノイドが必要となってしまう欠点があった。
【０００４】
【発明の目的】本発明はソレノイドを大型化することな
く、可動鉄芯と固定鉄芯の衝突音を下げることを可能に
するものである。
く、可動鉄芯と固定鉄芯の衝突音を下げることを可能に
するものである。
【０００５】
【実施例】図１は本発明の実施例の部分拡大図であり、
可動鉄芯５のテ−パ面５ｂにＯリング溝５ｄを設けてＯ
リング７を取り付ける。図１は消磁時の状態を表わし、
可動鉄芯５は図示しない復帰スプリングによって一定位
置を保っている。
可動鉄芯５のテ−パ面５ｂにＯリング溝５ｄを設けてＯ
リング７を取り付ける。図１は消磁時の状態を表わし、
可動鉄芯５は図示しない復帰スプリングによって一定位
置を保っている。
【０００６】コイル１への通電励磁によって可動鉄芯５
が固定鉄芯４に引き付けられ、図２の様に最初は可動鉄
芯５に取り付けられたＯリング７と固定鉄芯４側のテ−
パ面４ｂが接触し、Ｏリング７の反力により可動鉄芯５
の動作速度が遅くなる。その後可動鉄芯５の吸着面５ａ
はＯリング７の変形を利用して、図３の様に固定鉄芯４
の吸着面４ｂに衝突する。この作用により可動鉄芯５と
固定鉄芯４との衝突速度を遅くして、衝突音を下げるこ
とが出来る。尚、固定鉄芯の吸着面４ｂと可動鉄芯の吸
着面５ｂ間は吸引動作時にギャップを設けて、固定鉄芯
の先端フラット面４ｃと可動鉄芯の先端フラット面５ｃ
を衝突させても良い。
が固定鉄芯４に引き付けられ、図２の様に最初は可動鉄
芯５に取り付けられたＯリング７と固定鉄芯４側のテ−
パ面４ｂが接触し、Ｏリング７の反力により可動鉄芯５
の動作速度が遅くなる。その後可動鉄芯５の吸着面５ａ
はＯリング７の変形を利用して、図３の様に固定鉄芯４
の吸着面４ｂに衝突する。この作用により可動鉄芯５と
固定鉄芯４との衝突速度を遅くして、衝突音を下げるこ
とが出来る。尚、固定鉄芯の吸着面４ｂと可動鉄芯の吸
着面５ｂ間は吸引動作時にギャップを設けて、固定鉄芯
の先端フラット面４ｃと可動鉄芯の先端フラット面５ｃ
を衝突させても良い。
【０００７】また図３の様に可動鉄芯の吸着面５ａと固
定鉄芯４の吸着面４ａとの間に空隙がなく接触状態にあ
る為、大きな保持力を維持出来る。その為電圧を下げて
も可動鉄芯５と固定鉄芯４が吸着状態を保持できるの
で、温度上昇を押さえることができ、ソレノイドの小型
化が可能となる。またＯリング７の反力を利用して、残
留磁気による可動鉄芯の離脱不良の防止にもなる。
定鉄芯４の吸着面４ａとの間に空隙がなく接触状態にあ
る為、大きな保持力を維持出来る。その為電圧を下げて
も可動鉄芯５と固定鉄芯４が吸着状態を保持できるの
で、温度上昇を押さえることができ、ソレノイドの小型
化が可能となる。またＯリング７の反力を利用して、残
留磁気による可動鉄芯の離脱不良の防止にもなる。
【０００８】 （３）
【効果の説明】この様に本発明は、吸着時の衝突音を低
減させ、尚且つ小型化を可能にした消音型ソレノイドを
提供し得るものである。
減させ、尚且つ小型化を可能にした消音型ソレノイドを
提供し得るものである。
【図１】本発明ソレノイドの部分拡大図（消磁時）
【図２】本発明ソレノイドの部分拡大図（通電励磁初期
時）
時）
【図３】本発明ソレノイドの部分拡大図（通電励時吸着
時）
時）
【図４】本発明ソレノイドの構造図
【図５】従来型ソレノイドの構造図
１ コイル ２ フロントフレ−ム ３ フレ−ム ４ 固定鉄芯 ４ａ 固定鉄芯の吸着面 ４ｂ 固定鉄芯のテ−パ面 ４ｃ 固定鉄芯の先端フラット面 ５ 可動鉄芯 ５ａ 可動鉄芯の吸着面 ５ｂ 可動鉄芯のテ−パ面 ５ｃ 可動鉄芯の先端フラット面 ５ｄ 可動鉄芯のＯリング溝 ６ スリ−ブ （４） ７ Ｏリング ８ ゴムワッシャ
Claims (1)
- 【請求項１】 コイルと該コイルを囲む磁性体のフレ−
ム及び固定鉄芯と磁性体の可動鉄芯から成るソレノイド
に於いて、前記固定鉄芯或いは前記可動鉄芯のいずれか
一方のテ−パ面にＯリング溝を設け、Ｏリングが前記テ
−パ面に露出する様に前記Ｏリング溝に取付け、前記可
動鉄芯の吸引動作時に前記Ｏリングが他方のテ−パ面に
接触しながら、吸引動作を終了する事を特徴とするソレ
ノイド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7270094A JPH08167520A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | ソレノイド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7270094A JPH08167520A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | ソレノイド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08167520A true JPH08167520A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=13496909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7270094A Pending JPH08167520A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | ソレノイド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08167520A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103117147A (zh) * | 2012-12-31 | 2013-05-22 | 杭州沪宁电梯配件有限公司 | 一种盘式比例电磁铁端部结构 |
| WO2022158238A1 (ja) * | 2021-01-21 | 2022-07-28 | 株式会社不二工機 | 電気的駆動弁 |
-
1994
- 1994-03-16 JP JP7270094A patent/JPH08167520A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103117147A (zh) * | 2012-12-31 | 2013-05-22 | 杭州沪宁电梯配件有限公司 | 一种盘式比例电磁铁端部结构 |
| CN103117147B (zh) * | 2012-12-31 | 2015-10-14 | 杭州沪宁电梯配件有限公司 | 一种盘式比例电磁铁端部结构 |
| WO2022158238A1 (ja) * | 2021-01-21 | 2022-07-28 | 株式会社不二工機 | 電気的駆動弁 |
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