JPH08167471A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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Publication number
JPH08167471A
JPH08167471A JP30860894A JP30860894A JPH08167471A JP H08167471 A JPH08167471 A JP H08167471A JP 30860894 A JP30860894 A JP 30860894A JP 30860894 A JP30860894 A JP 30860894A JP H08167471 A JPH08167471 A JP H08167471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
pattern
pan
cooking
control circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP30860894A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Koide
宏之 小出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Home Tech Ltd filed Critical Hitachi Home Tech Ltd
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Publication of JPH08167471A publication Critical patent/JPH08167471A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 あらかじめ決められた調理メニューにて連続
して調理できる、業務用厨房などで使用される誘導加熱
調理器を提供する。 【構成】 制御回路13内に負荷である鍋を検出する小
物負荷検出回路18とメモリー内にあらかじめ決められ
た加熱パターンを格納し加熱パターンの選定制御と報知
制御をする制御部20を設け、この制御部20に一定の
加熱パターンを選定できるとともに連続加熱動作を設定
できる入力部21を接続し、制御回路13は入力部21
にて一定の加熱パターンを選定するとともに連続加熱動
作を設定し加熱を行わせた場合加熱終了時に加熱終了を
報知させ、鍋を外してから再度鍋を載置した時点で再度
同じ加熱パターンで自動加熱させるよう制御する誘導加
熱調理器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動調理機能を有し業
務用厨房などで使用される誘導加熱調理器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】業務用の誘導加熱調理器は電磁誘導を利
用し清潔、安全、高効率で高出力などの長所から徐々に
使用されるようになってきた。その主な機能としては火
力の調節、鍋なし検出、タイマー調理機能(タイマーセ
ット一定時間経過後通電停止させるもの)、調理物の温
度コントロール機能などが負荷されているものが多い。
一方、ファーストフード店などでは同一のメニューを連
続して調理することが頻繁にあるため自動調理機能が要
求されている。
【0003】従来の自動調理機能を有する誘導加熱調理
器として、例えば特開昭63−281378号公報に示
すように、誘導加熱源と、制御回路と、メニューキーと
パワーキーを有する入力部を備え、使用者の入力部にて
メニューキーを押すと、メニューごとの使用頻度の高い
パワーが優先的に入るようにし、毎回使用の都度パワー
キーを押す必要がなく、調理知識の乏しい使用者も調理
の失敗を防止できるものがある。また、自動調理ではな
いが、使用者の設定を入力する入力部と、天板の加熱コ
イルを制御するとともに天板上の鍋が適正か鍋の有無を
判定する制御回路と、音声発生手段等からなり、入力後
入力音声処理をし、鍋が不適正か無い時は負荷異常音声
処理をし出力停止し、鍋適正時は設定にしたがって調理
し、調理終了時に終了音を発生し出力停止するものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の誘導加熱調
理器において、自動調理機能はあらかじめ決められたメ
ニューに応じて制御プログラムされている場合が多く、
使用者は自動調理機能スイッチなどを操作して調理を行
っていた。これらの方式では一回毎に調理が完了した時
点で通電が停止し自動調理が終了するため、繰り返し調
理する場合も再度自動調理機能スイッチなどを操作する
必要があった。
【0005】ところが業務用のごとく、頻繁に連続した
調理を行わせる場合(例えばかつどんなどの調理)は操
作が非常にわずらわしいこととなっている。さらに頻繁
に入力操作が必要なことから、操作パネル部の汚れや傷
みが生じ易く、製品の信頼性にも問題があった。
【0006】本発明は、あらかじめ決められた調理メニ
ューにて連続して調理できる業務用厨房などで使用され
る誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、交流商用電源と、交流
商用電源を整流平滑した直流電源を高周波変換し加熱コ
イルに高周波電流を供給するインバーター回路およびイ
ンバーター回路の制御回路を有し、負荷となる磁性体金
属材料からなる鍋などに渦電流を発生させて加熱する誘
導加熱調理器において、制御回路内に負荷である鍋を検
出する小物負荷検出回路とメモリー内にあらかじめ決め
られた加熱パターンを格納し加熱パターンの選定制御と
報知制御をする制御部を設け、制御部にあらかじめ決め
られた加熱パターンの中から一定の加熱パターンを選定
できる入力部を接続し、制御回路は入力部にて一定の加
熱パターンを選定し加熱を行わせた場合加熱終了時に加
熱終了を報知させ、鍋を外してから再度鍋を載置した時
点で再度同じ加熱パターンで加熱させるよう制御するも
のとした。
【0008】また、入力部は加熱パターンを選定できる
メニュー選択スイッチと、連続加熱動作を設定できる自
動調理スタートスイッチを備え、制御回路はメニュー選
択スイッチにて一定の調理パターンを選定するとともに
自動調理スタートスイッチを押し連続加熱動作を設定し
加熱を行わせた場合加熱終了時に加熱終了を報知させ、
鍋を外してから再度鍋を載置した時点で再度同じ加熱パ
ターンで加熱させるよう制御するものとした。
【0009】
【作用】上記のように構成したことにより、入力部にて
あらかじめ決められた加熱パターンの中から一定の加熱
パターンを選定し加熱を行わせ、または、メニュー選択
スイッチにて一定の調理パターンを選定するとともに自
動調理スタートスイッチを押し連続加熱動作を設定し加
熱を行わせ、一回目の加熱調理が終了した時点で、加熱
終了を報知させ、その報知に従い使用者は鍋を外す。小
物負荷検出回路はこの鍋が外されたことを検出し一回目
の調理が完了したことを検出する。一旦鍋なしを検出し
た後、小物負荷検出回路は鍋検出機能を動作させるの
で、使用者が繰り返し調理を行うため再び鍋を加熱コイ
ル上に置いたとき鍋があることを検出し、再度同じ加熱
パターンで2回目の加熱調理を開始して自動的に再加熱
を行わせ、連続加熱ができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面に従って
説明する。図1は本発明の一実施例を施した誘導加熱調
理器のブロック回路図であり、図2はその操作パネルの
外観図であり、図3はその自動調理の加熱パターン図で
ある。
【0011】図において、1は交流商用電源であり、こ
の交流商用電源1を整流用ダイオード2で直流に整流
し、この直流電源を平滑コンデンサー3で平滑してい
る。インバーター回路4は高出力とするため2個直列接
続されたスイッチング素子である高周波スイッチングト
ランジスター5、フライホイールダイオード6、7、加
熱コイル8、共振用コンデンサー9、10と、高周波ス
イッチングトランジスター5に接続されたスバナコンデ
ンサー11、インバーター電流検出用カレントトランス
12等から構成され、図のように接続された電流共振型
であり、前記整流平滑された直流電源を高周波変換す
る。
【0012】制御回路13は高周波スイッチングトラン
ジスター5を駆動する駆動回路14、入力電流検出用カ
レントトランス15の出力を受ける入力電流検出部1
6、インバーター電流検出用カレントトランス12の出
力を受けるインバーター電流検出部17、入力電流検出
部16およびインバーター電流検出部17の出力より小
物負荷を検出する小物負荷検出回路18、制御回路13
用の電源回路19およびインバーター回路4の制御を含
む誘導加熱調理器全体の制御を行う制御部20等で構成
されている。
【0013】制御部20には使用者の設定を入力する入
力部21と、所定の報知をさせる報知部22が接続され
ている。制御部20のメモリー内にあらかじめ決められ
た加熱パターンの調理メニューを格納させてある。
【0014】23は本体(図示せず)外面に設けられる
操作パネルであり、この操作パネル23中に前記入力部
21である自動調理スタートスイッチ21a、メニュー
選択スイッチ21b、加熱on/offキー21c、火
力設定キー21dや、表示手段である表示部22a(報
知部22でもある)、火力表示ランプ22b等を備えて
いる。
【0015】上記の構成で、通常負荷となる磁性体から
なる鍋(図示せず)などを加熱コイル8上のトッププレ
ート(図示せず)上に置き、入力部21のメニュー選択
スイッチ21bにて一定の調理パターンを選定し、自動
調理スタートスイッチ21aを押し連続加熱動作を設定
すると、調理がスタートし、インバーター回路4は制御
回路13の出力によって駆動回路14から発生する駆動
信号を2個直列接続された高周波スイッチングトランジ
スター5に与えてそれぞれ交互に駆動し、加熱コイル8
に高周波電流を流し、高周波磁束を発生させ、加熱コイ
ル8上に載置した負荷に渦電流を発生させて、それによ
るジュール熱によって加熱を行わせる。
【0016】ここで小物負荷検出回路18では入力電流
検出部16からの入力電流値とインバーター電流検出部
17からのインバーター電流値とから負荷の状態を判断
し、適正な負荷の状態であれば連続して加熱を行う。
【0017】一方、小物負荷検出回路18は極端に径の
小さな鍋の場合には、不適正鍋として通電できないよう
信号をだして知らせると共に加熱を行わせない。また、
運転中に鍋を取り去った場合でも同様に、小物負荷と判
断して通電を停止する。小物負荷を検出した場合、制御
回路13では通常負荷検出のため、間歇的に微小時間高
周波スイッチングトランジスター5を駆動して、負荷の
有無をさぐる動作を継続させている。この間に適正負荷
が置かれた場合は小物負荷検出回路18から負荷ありの
判断信号を出力し、再通電させることができる。
【0018】本発明では使用者が鍋を取り去るときに制
御回路13が小物負荷状態を検出する動作を利用して調
理完了を判断させると共に、次に再度鍋を置かれたとき
を検知させ起動を自動化することを利用して繰り返し同
じパターンの加熱調理を行わせることにより、連続調理
を可能とするものである。
【0019】調理のスタート時に入力部21を操作しメ
ニュー選択スイッチ21bにて制御部20のメモリー内
にあらかじめ決められた加熱パターンの調理メニューの
なかから一定のメニューを選定し、自動調理スタートス
イッチ21aを入れ連続加熱動作を設定すると動作を開
始する。調理の加熱パターンはさまざまであるが、あら
かじめ決められた食材と分量で例えば図3に示すごとく
決められる。
【0020】一回目の加熱調理が終了した時点で、表示
部22aまたはブザー(図示せず)などの報知部22で
調理終了を知らせると同時に通電を停止させる。この時
点で使用者が完全に鍋を取り去ると、前述の小物負荷検
出回路18が鍋を外されたことを検出し、この時点から
負荷の有無検出動作に移行する。使用者が次の鍋を再度
置いたとき、再度同じ加熱パターンで2回目の加熱調理
を自動スタートすることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、制御回路内に負荷を検
出する小物負荷検出回路とあらかじめ決められた加熱パ
ターンを格納し加熱パターンの選定制御と報知制御をす
る制御部を設け、制御部に一定の加熱パターンを選定で
きる入力部を接続し、制御回路は入力部にて一定の加熱
パターンを選定し加熱を行わせた場合加熱終了時に報知
させ、鍋を外してから再度鍋を載置した時点で再度同じ
加熱パターンで加熱させるよう制御するものとしたの
で、使用者が毎回入力操作をすることなく調理が終了し
た時点で鍋だけを載せ換えるだけで、自動的に連続して
同じ加熱パターンで加熱調理が行えるため、業務用とし
て同じ調理を短時間で頻繁に連続して行う場合には非常
に省力化が図れ、調理知識の乏しい使用者でも失敗する
ことなく調理ができるとともに、さらに入力操作が少な
くてすむので、操作パネル部の汚れや傷みが生じず、製
品の信頼性と使い勝手が著しく向上した誘導加熱調理器
を提供することが出来る。
【0022】なお、入力部は加熱パターンを選定できる
メニュー選択スイッチと、連続加熱動作を設定できる自
動調理スタートスイッチを備え、制御回路はメニュー選
択スイッチにて一定の調理パターンを選定するとともに
自動調理スタートスイッチを押し連続加熱動作を設定し
加熱を行わせるものとしても、上記と同等以上の効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す誘導加熱調理器のブロ
ック回路図である。
【図2】同操作パネルの外観図である。
【図3】同自動調理の加熱パターン図である。
【符号の説明】
13 制御回路 18 小物負荷検出回路 20 制御部 21 入力部 21a 自動調理スタートスイッチ 21b メニュー選択スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流商用電源と、交流商用電源を整流平
    滑した直流電源を高周波変換し加熱コイルに高周波電流
    を供給するインバーター回路およびこのインバーター回
    路の制御回路を有し、負荷となる磁性体金属材料からな
    る鍋などに渦電流を発生させて加熱する誘導加熱調理器
    において、前記制御回路(13)内に負荷である鍋を検
    出する小物負荷検出回路(18)とメモリー内にあらか
    じめ決められた加熱パターンを格納し加熱パターンの選
    定制御と調理過程の報知制御をする制御部(20)を設
    け、この制御部(20)にあらかじめ決められた加熱パ
    ターンの中から一定の加熱パターンを選定できる入力部
    (21)を接続し、制御回路(13)は入力部(21)
    にて一定の加熱パターンを選定し加熱を行わせた場合加
    熱終了時に加熱終了を報知させ、鍋を外してから再度鍋
    を載置した時点で再度同じ加熱パターンで加熱させるよ
    う制御するものとしたことを特徴とする誘導加熱調理
    器。
  2. 【請求項2】 前記入力部(21)は加熱パターンを選
    定できるメニュー選択スイッチ(21b)と、連続加熱
    動作を設定できる自動調理スタートスイッチ(21a)
    を備え、制御回路(13)はメニュー選択スイッチ(2
    1b)にて一定の調理パターンを選定するとともに自動
    調理スタートスイッチ(21a)を押し連続加熱動作を
    設定し加熱を行わせた場合加熱終了時に加熱終了を報知
    させ、鍋を外してから再度鍋を載置した時点で再度同じ
    加熱パターンで加熱させるよう制御するものとした請求
    項1記載の誘導加熱調理器。
JP30860894A 1994-12-13 1994-12-13 誘導加熱調理器 Pending JPH08167471A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30860894A JPH08167471A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 誘導加熱調理器

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JP30860894A JPH08167471A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 誘導加熱調理器

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JPH08167471A true JPH08167471A (ja) 1996-06-25

Family

ID=17983096

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JP30860894A Pending JPH08167471A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 誘導加熱調理器

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JP (1) JPH08167471A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1414276A1 (en) * 2001-11-21 2004-04-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Induction heating device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1414276A1 (en) * 2001-11-21 2004-04-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Induction heating device
EP1414276A4 (en) * 2001-11-21 2005-01-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd INDUCTION HEATING DEVICE

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