JPH0816688B2 - 通話及び帯電除去機能等を備えた絶縁抵抗測定器 - Google Patents

通話及び帯電除去機能等を備えた絶縁抵抗測定器

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JPH0816688B2
JPH0816688B2 JP60071010A JP7101085A JPH0816688B2 JP H0816688 B2 JPH0816688 B2 JP H0816688B2 JP 60071010 A JP60071010 A JP 60071010A JP 7101085 A JP7101085 A JP 7101085A JP H0816688 B2 JPH0816688 B2 JP H0816688B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は接地抵抗測定や絶縁抵抗測定作業と同時に、
通話試験及び電話ケーブル等の線番対照試験を行なえる
とともに、絶縁抵抗測定による帯電除去作業をも単一の
機器により行なえるようにした通話及び帯電除去機能等
を有する絶縁抵抗測定器に関するものである。
〔従来の技術と問題点〕
電気設備技術基準や電気用品取締法などの法規制を受
ける電気機器,配線工事等の絶縁抵抗の安全確認並びに
一般電気,通信工事の絶縁チエツク等に用いられる従来
の絶縁抵抗測定器は、あくまで、それ専用のものとして
製造され、販売されていたものであるから、例えば、電
話ケーブル工事に際しての絶縁抵抗測定試験を行なう場
合は、上記専用の絶縁抵抗測定器を用いて、これを行な
い、次いで電話ケーブルの線番対照試験を行なう場合
は、別に用意した線番対照試験器を用いて、これを行な
い、更に通話試験を行なう場合は、更に別に用意した試
験用送受話器を用いて、これを行なうようにしていたも
のであるから、これらの測定試験ごとに上述の各測定試
験器を用意しておかねばならない煩わしさと、狭い工事
場所ではその置き場所にも困る問題があり、更にこれら
の各測定試験を行なう場合、その都度被測定試験物との
接続をやり直さねばならないなど、手数や時間がかかる
などの非能率的な問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、各種電気路の絶縁抵抗値を測定し、且つ測
定後の被測定電気路の静電容量による帯電の除去が可能
な絶縁抵抗測定器であって、絶縁抵抗値の測定を行いな
がら被測定路を介して作業者どうしで通話をすることが
でき、更に電話回線の線番対照試験及び通話試験を、被
測定路に対する測定器の接続をその都度やり直すことな
く、各種作業を1つの機器で行うことができる通話及び
帯電除去機能等を備えた絶縁抵抗測定器を提供すること
により、従来の問題点を解消したものである。
即ち、本発明通話及び帯電除去機能等を備えた絶縁抵
抗測定器は、測定端子電圧極性切換回路を介して当該極
性切換回路の一の端子に接続されるアース端子と、当該
極性切換回路の他の端子に接続され且つかかる端子側か
らアース端子側に切換え接続するための帯電除去スイッ
チが設けられたライン端子とを、独自の電源回路部を有
する絶縁抵抗測定回路の検出及び測定値指示回路部に接
続するとともに、上記アース端子、及びライン端子に通
話結合回路を介して独自の通話用電源を有する試験用送
受話器回路を接続してなる絶縁抵抗測定器であり、絶縁
抵抗測定回路と試験用送受話器回路とのそれぞれが単独
で、或いは同時に作動するように構成されていることを
特徴とする。
〔実施例〕
以下、本発明絶縁抵抗測定器の実施例を図面に基づき
詳細に説明する。尚、第1図は本発明絶縁抵抗測定器の
回路図である。
第1図において一点鎖線A内に示すのは絶縁抵抗測定
回路のブロック回路図であり、1は電源回路部、2は自
動定電圧回路部、3は自己発振昇圧回路部、4は整流回
路部、5は検出及び測定値指示回路部である。
また、一点鎖線B内に示すのは測定端子電圧極性切換
回路であり、かかる極性切換回路Bは極性切換スイッチ
S2によって連動するように構成された、接点1、2に切
り換え可能な可動接片aを備えた切換スイッチSaと、接
点3、4に切り換え可能な可動接片bを備えた切換スイ
ッチSbとからなる。
切換スイッチSaの接点2は、前記絶縁抵抗測定回路A
における検出及び測定値支持回路部5の一端cに接続さ
れ、切換スイッチSbの接点4は、同回路部5の+端子d
に接続されている。切換スイッチSaの接点1は、上記接
点4と上記回路部5の+端子dとの間に接続されてお
り、切換スイッチSbの接点3は、上記接点2と上記回路
部5の−端子cとの間に接続されている。更に、切換ス
イッチSaの可動接片aには、ライン端子として第2図
(d)に示すプローブ6がプラグ接続部7を介して接続
されており、切換スイッチSbの可動接片bには、アース
端子として第2図(c)に示すみの虫クリップ8がプラ
グ接続部9を介して接続されている。本発明絶縁抵抗測
定器にあっては、これら各端子6、8に被測定試験物を
接続することによって測定が行われる。尚、図中10は、
検出及び測定値支持回路部5に接続された既知のガード
端子である。
一点鎖線C内に示すのは被測定路帯電除去回路であ
り、かかる帯電除去回路Cはアース端子8、及びライン
端子6を含み、ライン端子6に設けられた帯電除去スイ
ッチS3の接点1は前記極性切換回路Bに接続されてお
り、帯電除去スイッチS3の可動接片cと接点1とが接続
されたときに、当該極性切換回路Bにおける切換スイッ
チSaの可動接片aとライン端子6とが接続された状態と
なる。一方、帯電除去スイッチS3の接点2はプラグ接続
部11を介して前記プラグ接続部9と前記極性切換回路B
における切換スイッチSbの可動接片bの間に接続12され
ており、帯電除去スイッチS3を接点1から接点2に切り
換えることによってライン端子6の接続を極性切換回路
B側からアース端子8側に切り換えることができるよう
に構成されている。
一点鎖線D内に示すのは後述する試験用送受話器回路
Eと前記アース端子8、及びライン端子6とを接続結合
するための通話結合回路であり、上記送受話器回路Eの
出力端子と接続される整合(結合)トランスT1と、後述
する通話用スイッチS1の一方の通話接続スイッチSc、及
び直流阻止用コンデンサーC1、C2により構成されてい
る。ここで、L2は整合トランスT1の一次巻線で、L1は2
次巻線である。また、整合トランスT1の2次巻線L1側の
出力端子は、上記直流阻止用コンデンサーC1、C2を経
て、前記接続部12、及び前記極性切換回路Bの切換スイ
ッチSaの可動接片aとライン端子7との間に接続13され
ている。
一点鎖線E内に示すのは試験用送受話器回路であり、
この回路E中S1は前述の通話結合回路Dの通話接続スイ
ツチScと連動する通話電源スイツチSdより構成される通
話用スイツチである。E1は通話用電源、Tはマイクロホ
ン、Rはイヤホーン、LEDは上記通話用スイツチS1のON
時、発光する通話用パイロツト表示のための発光ダイオ
ードのような発光素子、Z1は回路保護用のバリスタ、Z2
はイヤホーン保護用のバリスタである。なお、R1〜R4
抵抗器、C3はコンデンサである。これらの通話回路は既
知のものであるので、詳細な説明は省略する。
以上のように、この発明は主として、接地抵抗測定や
絶縁抵抗測定を行なうことのできる絶縁抵抗測定回路A
を備えるとともに、通話試験や電話通信ケーブルなどの
線番対照試験、或いは作業どうしの通話を行なうことの
できる試験用送受話器用回路Eを備え、更に上記絶縁測
定に伴う、電話通信ケーブルにおける帯電除去を行なう
ことのできる被測定回路帯電除去回路Cを兼ね備えさせ
たものである。
なお、第2図に示すものは本発明になる通話及び帯電
除去機能等を有する絶縁抵抗測定器の本体とその付属部
品であり、第2図(a)がイヤホーンRで、コードの先
端にイヤホーンプラグ14が設けられている。第2図
(b)は前記の本体で、正面のほぼ中央に絶縁抵抗値を
指示する指示部15が配設され、また、上方にはガード端
子10、第1図のプラグ接続部9の一部を形成するアース
端子ジヤツク16、極性切換スイツチS2及び第1図のフラ
グ接続部7,11の一部を形成するライン端子ジヤツク17が
設けられている。さらに、下方には、第1図の電源回路
1をON,OFFするスイツチ、即ち、絶縁抵抗計のON,OFF用
のスイツチ18、マイクロホンT、第2図(a)のイヤホ
ーンプラグ14を差し込み接続するためのイヤホーンジヤ
ツク19、通話用スイッチS1及び発光素子LEDが配設され
ている。なお、20は無限位調整ネジである。
第2図(c)は、第1図のアース端子であるみの虫ク
リツプ8の具体的構造を示したもので、コードの先端に
は前記のアース端子ジヤツク16と接続するためのアース
端子プラグ21が設けられている。
第2図(d)は、第1図のライン端子であるプローブ
6の具体的構造を示したもので、先端に電話ケーブルの
導線などと接触させるための針状端子22が設けられてい
る。また、プローブ6の本体には前述の被測定路帯電除
去のための帯電除去スイツチS3が突出形成されている。
さらに、このプローブ6はそのコードの端部にライン端
子プラグ23が設けられており、第2図(b)の本体に設
けられている前記ライン端子ジヤツク17と接続され、第
1図のプラグ接続部7,11を形成する。
次に、この実施例における使用態様につき、第1図に
よつて説明する。
先ず、接地抵抗測定に際しては、周知のように被測定
物の一端が接地されている場合には、接地側を側に接
続して測定することが、保安上の約束として行なわれて
おり、これは、上記のように接続することにより測定値
が小さく出るので、使用上の安全を考えたものである。
ただし、被測定物が接地されていない場合は、測定電圧
の印加(接続)極性は任意である。
第1図において、先ず極性切換スイツチS2の切換スイ
ツチSaの可動接片aを図のように接点2に、また、切換
スイツチSbの可動接片bを接点4に位置するようにし、
次にアース端子となるみの虫クリツプ8を被測定路の接
地側に接続させ、その後、電源回路部1のスイツチ18
(第2図参照)をONさせる。この時、みの虫クリツプ8
(アース端子)に極、プローブ6(ライン端子)に測
定電圧が出力する。更にプローブ6を被測定路の片側に
接続させることにより、測定電圧の極は前記切換スイ
ツチSbの接点4及びプラグ接続部9を経てみの虫クリツ
プ8への回路を形成し、また極は切換スイツチSaの接
点2及びプラグ接続部7、帯電除去スイツチS3の接点
1、可動接片cを経てプローブ6の回路を形成させ、被
測定路に印加し測定を行なうものである。
次に、絶縁抵抗測定を行なう場合を説明する。ここ
で、被測定物の一端が接地されていない場合は、測定電
圧の印加(接続)極性は任意である。
第1図において、極性切換スイツチS2により測定端子
(みの虫クリツプ8及びプローブ6)の電圧極性を指定
するため、切換スイツチSaの可動接片aの接点1に、切
換スイツチSbの可動接片bを接点3にするか、または切
換スイツチSaの可動接片aを接点2、切換スイツチSbの
可動接片bを接点4にする。次に、みの虫クリツプ8
(アース端子)及びプローブ6(ライン端子)の両端子
を被測定線路に接続することにより、前記後者の切換ス
イツチSaの可動接片aが接点2に、かつ、切換スイツチ
Sbの可動接片bが接点4にある時は、前述した接地抵抗
測定と同様の回路が形成されて測定することができ、ま
た、前者の切換スイツチSaの可動接片aが接点1に、か
つ切換スイツチSbの可動接片bが接点3にある時は、前
記後者における形成回路中、切換スイツチSbの可動接片
bと接続の接点4が接点3となり、また、切換スイツチ
Saの可動接片aと接続の接点2が接点1に変更された回
路を形成して測定することができるので、これにより、
アース端子8、ライン端子6の両端子の測定電圧の極性
を変えて測定することができる。この絶縁抵抗測定は、
被測定路の電気的条件等の状況に合わせて、測定電圧の
極性変更を容易に行なうことができる効果があり、ま
た、作業能率及び作業安全上においても有効である。
次に、前記絶縁抵抗測定終了後の被測定路間や他線間
の静電容量による帯電を除去(消去)する手段につき説
明する。
第2図(d)及び第1図に示すように、プローブ6に
は帯電除去スイツチS3が内蔵されており、押釦によりそ
の可動接片cが接点1及び接点2に交互に切換え接続さ
れるようになつている。またこの帯電除去スイツチS3
図示していないが自己復帰スイツチにしてあるので、押
釦を押している間だけ可動接片cが接点2に接続され、
離すとOFFとなり、可動接片cは接点1に自動的に復帰
する。
従つて、今、帯電除去スイツチS3(押釦)を押すこと
により、みの虫クリツプ(アース端子)8、プラグ接続
部9、プラグ接続部11、スイツチS3の接点2、可動接片
cを経てプローブ6に至る回路によつて、前記みの虫ク
リツプ8とプローブ6間に接続されている被測定線路間
を短絡し、この線路間の静電容量による帯電を放電除去
させるようにしたものである。即ち測定電線間の帯電圧
を、絶縁抵抗測定終了の都度、前記帯電除去スイツチS3
によつて容易に除去できる。なお図示しないが対除去ス
イツチS3、及び帯電除去スイツチS3の接点1、2はサイ
リスタ等の半導体無接点スイツチを用いることにより接
点破損(スパーク)を抑制し機能の信頼性を向上する。
然してこの帯電除去手段を備えることによつて、残留帯
電圧による作業者の感電シヨツクを防止でき、また、電
話,通信ケーブル線等における不要の帯電圧を、作業の
連続手順のなかで効率よく除去することができ、更に残
留帯電圧が、電話,通信回線に与えるノイズその他の悪
影響を速かに除き、線間の電気的状況を元の理想状態に
容易に戻すことができる。
最後に、通話結合回路Dを備えた試験用送受話器回路
Eによる通話試験並びに線番対照試験について説明す
る。
通話用スイツチS1をONすることによつて、互いに連動
されている通話電源スイツチSd及び通話接続スイツチSc
が共にONされるので、通話電源パイロツトである発光素
子LEDが発光し、送受話回路作動を表示する。
送話電流は直流電源の極側より通話電源スイツチS
d、整合トランスT1の1次巻線L2、抵抗R2、マイクロホ
ンT及び直流電源の極側へと流れる。整合トランスT1
の2次巻線L1の誘起電圧は、通話接続スイツチSc、コン
デンサC1、プラグ接続部7、帯電除去スイツチS3の接点
1、可動接片cを通るライン端子であるプローブ6を片
側回路とし、また他方、コンデンサC2、プラグ接続部9
を通るアース端子であるみの虫クリツプ8を他側回路と
して印加される。そして、このみの虫クリツプ8とプロ
ーブ6に被測定線路が接続される。この被測定線路の先
端末には、図示しないが、前記と同様コンデンサC1,C2
及び整合トランスT1の回路による通話整合回路Dを介し
て、自己通話電源を有した線路試験送受話器を接続し、
互いに送信(送話)を行なうとともに整合トランスT1
2次巻線L1に流れる受信電流は、1次巻線L2に起電圧が
生じ、イヤホーンR、コンデンサC3、抵抗R3、抵抗R4
おいて分岐され、一方の抵抗R3はマイクロホンTを経て
直流電源E1の極側に、抵抗R4は直接上記極側に回路
し、また、直流電源E1の極側は、通話用スイツチS1
話電源スイツチSd(ON状態)を経て整合トランスT1の1
次巻線に回路電流が流れるようにして受信(受話)する
ことができるので、これらの作動により送受信の交信が
でき、通話試験及び線番対照試験を行うことができる。
しかも、これらの試験に限らず前述した絶縁抵抗測定に
おいても、被測定路を介して作業者どうしで通信ができ
るので、例えば二人の作業者が声のとどかない離れた場
所で作業を行っていても、作業の手順を確認したり、ま
た被測定電気路への電圧印加の有無を確認することがで
きる(絶縁抵抗測定は100V〜2000Vの測定電圧を被測定
路に印加する必要があるため、作業者が測定中に被測定
路に触れると非常に危険である。)ので、作業を能率良
く且つ安全に行うことができる。
なお、前述した帯電除去を行なう際、極性で行なう
と、他線間静電容量による帯電が、作業の連続のなか
で、感電シヨツクや電気的不良の原因になるので、極性
切換スイツチS2によりアース端子側であるみの虫クリツ
プ8を極性にして絶縁測定する必要がある。
〔発明の効果〕
本発明は、以上詳述したような通話及び帯電除去機能
等を備えた絶縁抵抗測定器を提供することによって、1
台の当該機器により、接地抵抗測定は勿論、各種電気路
の絶縁抵抗値を測定するとともに、測定後の被測定路の
静電容量による帯電の除去を簡便、且つ確実に行うこと
ができ、その上、絶縁抵抗値の測定後に引続き電話回線
の線番対照試験、及び通話試験を行う場合であっても、
被測定路に対して測定器或いは測定用端子を取外して、
別の試験器或いは別の測定用端子を接続したりして測定
器の接続をやり直したりせずに、単に試験用送受話器回
路を作動させるだけで線番対照試験や通話試験を行うこ
とができるというように、各種の作業を1つの機器で行
うことができる。従って、いくつもの各種機器を作業現
場に持ち込んで、各機器の接続を各作業内容ごとにより
直すことなく上記の如き測定、並びに試験を続けて行う
ことができるので、作業能率、確実性、及び安全性が向
上し、特に狭所での作業において効果を発揮する。
更に、本願発明絶縁抵抗測定器は、電話回線の線番対
象試験や通話試験を行う場合に限らず、絶縁抵抗測定回
路と試験用送受話器回路とを同時に作動させることによ
って、絶縁抵抗の測定作業をしながらであっても被測定
路を介して作業者どうしで通話することができるので、
作業を能率良く、且つ安全に行うことができる。
よって、本発明測定器は、現場作業者にとって作業能
率の向上と確実性、安全性の上からも極めて有益な発明
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る通話及び帯電除去機能を備えた絶
縁抵抗測定器の実施例を示す回路図、第2図(a)〜
(d)は第1図により構成される主要部の具体的構造を
示した外観斜視図で同図(a)はイヤホーン,同図
(b)は本測定器本体,同図(c)はみの虫クリツプ,
同図(d)はプローブである。 Aは絶縁抵抗測定回路、Bは測定端子電圧極性切換回
路、Cは被測定路帯電除去回路、Dは通話結合回路、E
は試験用送受話器回路、6はプローブ、8はみの虫クリ
ツプ、Rはイヤホーン、Tはマイクロホン、T1は整合ト
ランス、S1は通話用スイツチ、S2は極性切換スイツチ、
S3は被測定路帯電除去スイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定端子電圧極性切換回路を介して当該極
    性切換回路の一の端子に接続されるアース端子と、当該
    極性切換回路の他の端子に接続され且つかかる端子側か
    らアース端子側に切換え接続するための帯電除去スイッ
    チが設けられたライン端子とを、独自の電源回路部を有
    する絶縁抵抗測定回路の検出及び測定値指示回路部に接
    続するとともに、上記アース端子、及びライン端子に通
    話結合回路を介して独自の通話用電源を有する試験用送
    受話器回路を接続してなる絶縁抵抗測定器であり、絶縁
    抵抗測定回路と試験用送受話器回路とのそれぞれが単独
    で、或いは同時に作動するように構成されていることを
    特徴とする通話及び帯電除去機能等を備えた絶縁抵抗測
    定器。
JP60071010A 1985-04-05 1985-04-05 通話及び帯電除去機能等を備えた絶縁抵抗測定器 Expired - Lifetime JPH0816688B2 (ja)

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