JPH08166831A - 身障者用車両操作装置 - Google Patents

身障者用車両操作装置

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Publication number
JPH08166831A
JPH08166831A JP31041894A JP31041894A JPH08166831A JP H08166831 A JPH08166831 A JP H08166831A JP 31041894 A JP31041894 A JP 31041894A JP 31041894 A JP31041894 A JP 31041894A JP H08166831 A JPH08166831 A JP H08166831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
operation lever
vehicle
driver
operating
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31041894A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukasa Abe
司 安部
Kenichi Hiromoto
建一 廣本
Shigeo Hayashi
繁雄 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyota Technocraft Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyota Technocraft Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyota Technocraft Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP31041894A priority Critical patent/JPH08166831A/ja
Publication of JPH08166831A publication Critical patent/JPH08166831A/ja
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転者の要求に応じて、アクセル及びブレー
キの少なくとも一方を手動で操作する操作レバーの位置
を調整可能とすることで、運転操作性を向上させる。 【構成】 車室床部の中央に配設されるコンソールボッ
クス5上に、アクセル及びブレーキの少なくとも一方を
操作する操作レバー1と、スライダー7、前後位置固定
ネジ8、レール10、スリーブ13、上下,回転位置固
定レバー14からなる操作レバー位置調整手段が設置さ
れる。前後位置固定ネジ8を緩め、上下,回転位置固定
レバー14をフリーにすることで、運転者の要求に応じ
た位置に操作レバー1を移動させ、前後位置固定ネジ8
を締め、上下,回転位置固定レバー14をロックするこ
とで、操作レバー1は位置決め固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両操作装置に関し、
特に、アクセル及びブレーキを手動操作するための操作
レバーを備えた身障者用車両操作装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両のアクセル及びブレーキ操
作は足で行うようになっているため、下肢不自由な身障
者は車両の操作が困難である。このため、従来より種々
の身障者用車両操作装置が提案されている。例えば図4
に示されるような、アクセル及びブレーキを手動で操作
するための操作レバーを備えた車両操作装置が、特開昭
59−184023号公報に開示されている。この車両
操作装置では、操作レバー1は、運転席に着座している
運転者の手の届く範囲に配置され、図に示す中立位置か
ら矢印方向に揺動させることで、ワイヤー24を介して
機械的に気化器の絞り弁25を操作するように構成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような操作レバー
1は、車室内に設けられる一般の操作レバー、例えば、
変速機を操作するシフトレバー等とは異なり、運転中継
続してアクセルやブレーキなどの微妙な操作を手動で行
うため、運転者の要求に応じた適切な位置に設置する必
要がある。上記の従来技術においては、操作レバー自体
の位置調整は行えずハンドルやシートの位置を調整する
ことで、運転者が移動し、相対的に操作レバーの位置調
整を行うことになる。しかし、運転者の体格や着座姿
勢、あるいは障害の度合いによっては、ハンドルやシー
トの位置を調整しただけでは、十分な操作レバーの位置
調整が行えない場合がある。特に、ハンドルの位置調整
ができない車両においては、シートの位置調整だけで、
運転者に対するハンドルと操作レバーの両方の位置調整
を行うことになり、運転者に対する相対的な操作レバー
位置の調整範囲はかなり限定されることになる。よっ
て、上記の従来技術においては、運転者の要求に応じた
十分な操作レバーの位置調整が行えないため、必ずしも
十分な運転姿勢を確保することができず、運転者の身体
に負担を与えてしまうという問題があった。
【0004】本発明は、上述した問題を解決するために
なされたものであって、本発明が解決しようとする課題
は、運転者の要求に応じて操作レバーの位置を可変とす
ることにより、運転者に与える負担を軽減し、運転操作
性の向上を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の身障者用車両操作装置は、アクセル及びブレ
ーキの少なくとも一方を手動操作するための操作レバー
を備えた身障者用車両操作装置において、前記操作レバ
ーの位置を調整する操作レバー位置調整手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】上記手段によれば、運転者の要求に応じた操作
レバーの位置調整ができ、ハンドル等、他の操作機器の
位置に対しても相対的に変化させることができる。
【0007】
【実施例】本発明に係る身障者用車両操作装置の実施例
を図1〜図3を用いて説明する。図1に示されるよう
に、車室床部の車幅方向中央部において車両前後方向に
コンソールボックス5が配設されている。このコンソー
ルボックス5上には、アクセル及びブレーキを操作する
ための操作レバー1と操作レバー位置調整手段2、アー
ムサポータ3及びアームサポータ位置調整手段4を備え
た身障者用車両操作装置が設置されている。操作レバー
1を車両前後方向に揺動させることで、前記の従来技術
と同様に図示しないワイヤーを介して機械的にアクセル
及びブレーキの操作を行う。
【0008】次に、操作レバー位置調整手段2を図2に
基づいて説明する。コンソールボックス5の上面に筒状
のスリーブ13がその下端部で固定される。このスリー
ブ13の上端部には上下方向にスリット12が形成され
ている。このスリット12の両側に一対の突起部11が
設けられ、この突起部11を挟むように上下,回転位置
固定レバー14が設けられる。また、スリーブ13の上
端部には、その開口にL字形円筒レール10の垂直部材
10aが嵌合されている。上下,回転位置固定レバー1
4を時計回り方向に回動させてロックすることにより、
スリーブ13の上端の一対の突起部11が挟み込まれる
ように締めつけられ、スリーブ13の外径が縮小し、レ
ール10の垂直部材10aはスリーブ13に固定され
る。一方、上下,回転位置固定レバー14を反時計回り
方向に回動させてフリーにすることで、スリーブ13と
レール10の垂直部材10aとの間に隙間が生じ、レー
ル10の垂直部材10aは車両上下方向とスリーブ13
の軸線に対して回転方向に摺動可能となる。また、レー
ル10の水平部材10b上に、溝部9が形成され、スラ
イダー7及び前後位置調整ネジ8が設けられている。操
作レバー1を備えた操作ボックス6がスライダー7及び
前後位置調整ネジ8を介して、溝部9上で車両前後方向
に摺動可能に設置されている。前後位置調整ネジ8を締
めることで、操作レバー1はレール10の水平部材10
bに位置決め固定される。
【0009】上述の上下,回転位置固定レバー13をフ
リーにし、前後位置調整ネジ8を緩めることで、運転者
は要求に応じた適切な位置に操作ボックス6、つまり、
操作レバー1を移動させ、その位置で、上下,回転位置
固定レバー14をロックし、前後位置調整ネジ8を締め
ることにより、最適位置で操作レバー1を固定すること
ができる。
【0010】なお、運転者は運転中、継続して手動でア
クセル及びブレーキの微妙な操作を行うとともに、車両
後退時においては後方確認のため姿勢を変化させて、ア
クセル及びブレーキの微妙な操作を行う。この点を考慮
し、運転者の操作レバー1を操作する腕の肘部を支持
し、長時間の運転時や後方確認に伴う姿勢変化時にも操
作レバーの操作性を損なうことのないよう、図1に示す
ように、コンソールボックス5上の操作レバー1後方位
置に、位置調整手段を備えたアームサポータ3が設けら
れる。アームサポータ3は、上述の目的以外にも、車両
挙動変化時において、下肢で自らの身体を支えることが
困難な運転者が姿勢を保持するのに役立つ。このアーム
サポータ3のアームサポータ位置調整手段4を図3に基
づいて以下に説明する。
【0011】アームサポータ3の下には、図3中で透視
するように、アームサポータ高さ調整ノブ15とシャフ
ト16、一対のナット17,17、アーム20、カバー
21、ベース22とで構成されるアームサポータ位置調
整手段4が設けられる。ノブ15には一体回転可能にシ
ャフト16が固定されており、シャフト16には、長手
方向の中心を境として、その両側に夫々逆向きの雄ネジ
が形成されている。このシャフト16には、雌ネジの形
成された一対のナット17が夫々対称位置に孔23内で
螺合されている。また、両ナット17と、アームサポー
タ3に固定されたカバー21及びベース22は、ナット
17に固定された連結ピン18に回動可能に支持された
アーム20により、夫々連結ピン19で接続され、リン
ク機構を構成している。
【0012】次に、このアームサポータ位置調整手段の
作用について説明する。ノブ15を図に示す矢印のX方
向に回すと、シャフト16の回転に伴い両ナット17が
相対的に近づく。これにより、支点となる連結ピン18
が移動し、リンク機構のアーム20が、カバー21を車
両上方向に移動させ、アームサポータ3を押し上げる。
また、ノブ15をY方向に回すと、逆の作用によりカバ
ー21は車両下方向に移動し、アームサポータ3が下げ
られる。
【0013】本実施例では、操作レバー位置調整手段を
設けることで、運転者の体格と着座姿勢に応じた適切な
位置に操作レバー1を移動させることができるととも
に、操作レバー位置の変化に伴う運転者の運転姿勢の変
化に対応して、アームサポータ3の位置を調整すること
ができる。
【0014】なお、本発明は、操作レバーの位置変化が
アクセル及びブレーキの操作に影響を及ぼさない操作量
伝達手段を備えた身障者用車両操作装置に係るものであ
る。従って、本実施例においては、ワイヤーケーブルな
どを介して機械的に直接アクセルペダルやブレーキペダ
ルを操作する操作量伝達手段を備えた身障者用車両操作
装置を例に挙げ説明した。しかし、操作量伝達手段はこ
の例に限定されるものではなく、操作レバーの操作量
を、ポテンショメータを介して、電気的にコントロール
ユニットに入力し、この入力に応じてアクチュエータを
作動させるようにしても良い。
【0015】また、操作レバー位置調整手段は、本実施
例に具体化した手段以外に、車両の前後、左右、上下方
向の少なくとも一方向で位置を変化させる手段を用いて
も発明の効果は得られる。さらに、本実施例において
は、手動で操作レバーの位置を調整しているが、モータ
により駆動する等の機構を用いて、操作レバーの位置を
電気的に調整してもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明に係るアクセル及びブレーキの少
なくとも一方を手動操作するための操作レバーを備えた
身障者用車両操作装置によれば、操作レバー位置調整手
段を設けることで、運転者の要求に応じて操作レバーの
位置を選択することができ、適切な運転姿勢が保てると
ともに、運転操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る身障者用車両操作装置の
配置図である。
【図2】本発明の実施例に係る操作レバー位置調整手段
を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施例に係るアームサポータ位置調整
手段を示す斜視図である。
【図4】従来技術における身障者用車両操作装置を示す
概略図である。
【符号の説明】
1・・・操作レバー 2・・・操作レバー位置調整手段 3・・・アームサポータ 4・・・アームサポータ位置調整手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 繁雄 東京都港区芝浦4丁目8番3号 トヨタテ クノクラフト株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセル及びブレーキの少なくとも一方
    を手動操作するための操作レバーを備えた身障者用車両
    操作装置において、 前記操作レバーの位置を調整する操作レバー位置調整手
    段を設けたことを特徴とする身障者用車両操作装置。
JP31041894A 1994-12-14 1994-12-14 身障者用車両操作装置 Withdrawn JPH08166831A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31041894A JPH08166831A (ja) 1994-12-14 1994-12-14 身障者用車両操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31041894A JPH08166831A (ja) 1994-12-14 1994-12-14 身障者用車両操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08166831A true JPH08166831A (ja) 1996-06-25

Family

ID=18005023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31041894A Withdrawn JPH08166831A (ja) 1994-12-14 1994-12-14 身障者用車両操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08166831A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106627135A (zh) * 2016-11-28 2017-05-10 湖南春燕机械制造有限公司 农用机车的油门控制装置
CN106740100A (zh) * 2016-11-28 2017-05-31 湖南春燕机械制造有限公司 一种含有油门手动控制装置的农用机车

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106627135A (zh) * 2016-11-28 2017-05-10 湖南春燕机械制造有限公司 农用机车的油门控制装置
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