JPH0816676B2 - キヤピラリ−ガスクロマトグラフ装置 - Google Patents

キヤピラリ−ガスクロマトグラフ装置

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JPH0816676B2
JPH0816676B2 JP61291233A JP29123386A JPH0816676B2 JP H0816676 B2 JPH0816676 B2 JP H0816676B2 JP 61291233 A JP61291233 A JP 61291233A JP 29123386 A JP29123386 A JP 29123386A JP H0816676 B2 JPH0816676 B2 JP H0816676B2
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JP
Japan
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analysis
column
component
analysis conditions
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JP61291233A
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JPS63144255A (ja
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直樹 和田
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、ガスクロマトグラフ装置、より詳しくはキ
ャピラリーカラムを使用したガスクロマトグラフ装置に
関する。
(従来技術) ガスクロマトグラフによる分析においては、カラムの
種類や、キャリアガスの流速、カラム温度等の分析条件
によって成分の分離態様、いわゆるクロマドグラムが大
きく左右される。
このため、試料に含まれている特定成分を検出する場
合には長年の経験によりカラムの選択や分析条件の設定
を試行錯誤により行なって最良の分析条件を見出す作業
が要求されるため、熟練を要とするという問題があっ
た。
(目的) 本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは、設定可能な分析条件に対
応した分析結果を予測して表示させ、所望の分析条件が
見つかった場合にはこの分析条件を自動的に設定して分
析を行うことができる新規なキャピラリーガスクロマト
グラフ装置を提供することである。
(発明の概要) すなわち、本発明が特徴とするところは、分析装置に
収容されているキャピラリーカラム毎、及び分析条件毎
に複数の成分名をアドレスとして、リテンション時間を
データとして格納するとともに、外部からの照会に対応
して前記リテンション時間を出力する手段と、該手段か
らのデータを表示する手段と、前記分析条件に一致する
ように前記分析装置の分析条件を設定する手段とを備え
た点にある。
(実施例) そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づい
て説明する。
第1図は本発明の一実施例を示したものであって、図
中符号10はガスクロマトグラフ装置本体で、カラム径を
異にするものや、無極性、中極性、強極性等の極性を異
にする複数、この実施例では2本キャピラリーカラム1
1、12をそれぞれ恒温槽13、14に収容し、これらの一端
を切換弁19を介して試料注入機構15に接続し、また他端
を検出器16、17に接続するとともに、試料注入機構15に
は流量調整機構18を介してキャリアガス源2が接続され
ている。
3はマイクロコンピュータからなる制御回路で、キイ
ボード4により入力された成分名やカラムの種類、カラ
ム温度、キャリアガス流量に対応して後述するシュミレ
ート装置5から成分毎のリテンション時間を呼出して表
示装置6に出力する一方、入力された分析条件が許可と
なった場合には、この分析条件と一致するように恒温槽
13、14の温度や流量調整機構18による流量を調整するよ
うに構成されている。
5は前述のシュミレート装置で、表1に示したように
各キャピラリーカラム毎、及び分析条件毎に、成分名を
アドレスにとり、リテンション時間をデータとして格納
しており、キイボード4からの入力された成分名に対応
してリテンション時間を表示装置6に出力するように構
成されている。
この実施例において、分析したい成分名、例えば成分
Aと成分Dをキイボード4から入力すると、制御回路3
は、シュミレート装置5に格納されているデータの内か
ら2種類の成分A、Dが分析可能となるカラム名とその
分析条件を選択して表示するとともに、この分析条件に
よる成分Aと成分Dのリテンション時間を出力して、横
軸に時間をとり、また縦軸に模擬ピークをとって表示装
置6に表示する(第2図)。
オペレータは、この表示されたパターンを見ながら、
成分Aと成分Dを弁別するのに適したカラムと分析条件
を格納されているデータの中から選択していく。このよ
うにして、成分Aと成分Dとを分離するに適したカラ
ム、例えば第1カラム11を使用して分析条件IIIにより
分析することが最適な分析手法であることが判明した段
階で、キイボード4から許可指令を与えると、制御回路
3は、複数のカラム11、12から1つのカラム11を選択す
るとともに、シュミレート時の分析条件IIIに一致する
ようにカラム温度、キャリアガス流量を設定する。
このような準備を終えた段階で、試料注入口機構15か
ら試料を注入すると、注入機構15から排出された試料
は、選択されたカラム11に流入し、シュミレート時と同
一の分析条件によって信頼性の高い分析が行なわれる。
これにより、試料中に含まれている成分Aと成分Dを
峻別したクロマトグラム(第3図)を一度の試料注入に
より得ることができる。
また、成分や、分析装置本体に内蔵されているカラム
の種類によっては、最適な分析条件がシュミレート装置
5から直接出力されない場合には、シュミレート装置5
に格納されている分析条件の内の1つ、例えばカラム温
度を変更して、目的成分を分離するに適した条件を補間
法により見出すことも可能となる。
すなわち、キャピラリーカラムは、キャリアガスの種
類、流量、温度が特定できれば、既知の分離特性から色
々の分析条件による分離の状態を補間することが可能で
ある。
さらに、3つ以上の成分を含むような試料の場合に、
各成分を共通のカラムにより分離することが不可能とな
る場合には、例えば、その内の1つ、もしくは2つの成
分を確実に分離することのできるカラムと、その分析条
件をシュミレート装置5によりサーチし、それぞれの条
件を各カラムに設定することにより分析が可能となる。
なお、上述の実施例においては、各成分のリテンショ
ン時間をデータとして格納するようにしているが、ポイ
ントとなるデータだけを格納しておき演算により成分毎
のリテンション時間を補間するようにしても同様の作用
を奏することは明らかである。
(効果) 以上、説明したように本発明によれば、分析装置に収
容されているキャピラリーカラム毎、及び分析条件毎に
複数の成分名をアドレスとして、リテンション時間をデ
ータとして格納するとともに、外部からの照会に対応し
てリテンション時間を出力する手段と、この手段からの
データを表示する手段と、分析条件に一致するように分
析装置の分析条件を設定する手段とを備えたので、分析
に先立って当該試料に対する最適な分析条件の探索の実
行と、これによる結果の予測を得ることができるばかり
でなく、分析条件の設定の手間を要することなくそのま
ま当該試料に適した条件で分析することができて、操作
性を飛躍的に向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す装置のブロック図、第
2図はシュミレート状態を示す模式図、及び第3図は分
析結果の一例を示すクロマトグラム図である。 10……ガスクロマトグラフ装置本体 11、12……キャピラリーカラム 13、14……恒温槽 15……試料注入機構 16、17……検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分析装置に収容されているキャピラリーカ
    ラム毎、及び分析条件毎に複数の成分名をアドレスとし
    て、リテンション時間をデータとして格納するととも
    に、外部からの照会に対応して前記リテンション時間を
    出力する手段と、該手段からのデータを表示する手段
    と、前記分析条件に一致するように前記分析装置の分析
    条件を設定する手段とを備えたキャピラリーガスクロマ
    トグラフ装置。
JP61291233A 1986-12-05 1986-12-05 キヤピラリ−ガスクロマトグラフ装置 Expired - Lifetime JPH0816676B2 (ja)

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JP61291233A JPH0816676B2 (ja) 1986-12-05 1986-12-05 キヤピラリ−ガスクロマトグラフ装置

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JPS63144255A JPS63144255A (ja) 1988-06-16
JPH0816676B2 true JPH0816676B2 (ja) 1996-02-21

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS567057A (en) * 1979-06-29 1981-01-24 Yokogawa Hokushin Electric Corp Controller for process gas chromatograph
JPS60196665A (ja) * 1984-03-21 1985-10-05 Hitachi Ltd クロマトグラム分析装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63144255A (ja) 1988-06-16

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