JPH08166328A - 車両用故障診断装置 - Google Patents

車両用故障診断装置

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JPH08166328A
JPH08166328A JP31167594A JP31167594A JPH08166328A JP H08166328 A JPH08166328 A JP H08166328A JP 31167594 A JP31167594 A JP 31167594A JP 31167594 A JP31167594 A JP 31167594A JP H08166328 A JPH08166328 A JP H08166328A
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JP
Japan
Prior art keywords
data
trigger input
recording
failure diagnosis
vehicle
Prior art date
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JP31167594A
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English (en)
Inventor
Masato Kitamura
正人 北村
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不具合現象の内容に拘らず、故障診断に必要
なデータを確実に収集することができる車両用故障診断
装置を提供する。 【構成】 車両に搭載される電子制御装置2と交信しつ
つ故障診断に必要な各項目のデータを定常的に受信する
と共に、所定の記録トリガ入力に応答して前記受信デー
タの内の必要な部分を故障診断用データとして記録保存
し、該記録保存された故障診断用データに基づいて当該
車両の故障診断を行う車両用故障診断装置5において、
前記到来する記録トリガ入力の種別を識別するための記
録トリガ入力種別識別手段55と、前記受信データを時
系列的に記録保存する第1の記憶手段52と、前記記録
トリガ入力種別識別手段55にて識別されたトリガ入力
種別に少なくとも基づいて、前記第1の記憶手段52の
中から最適なデータを選択してこれを記録保持する第2
の記憶手段56とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サービスステーション
等に装備され、電子制御装置を搭載した自動車等の車両
の故障診断に用いられる車両用故障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、制御精度、応答性の向上のため、
自動車用制御装置における制御については、マイクロコ
ンピュータを用いた電子制御装置が用いられている。通
常、このような自動車用制御装置には、入力構成要素
(センサ)からの入力信号及び出力構成要素(アクチュ
エータ)への出力信号をそれぞれモニタし、入力信号或
いは出力信号の異常の有無により診断すべき系の故障診
断を行う自己診断機能(リアルタイム診断)が備えられ
ている。
【0003】一方、ディーラーのサービスステーション
等には、自動車用制御装置に接続されて、双方向通信に
より診断データの送受信を行う可搬型の車両用故障診断
装置が装備されている。
【0004】このような車両用故障診断装置には、デー
タ記憶装置(メモリ)が備えられているため、例えば走
行中のみ発生する不具合現象に対しても本診断装置を車
両に搭載したまま走行する、いわゆるロードテストを行
えば、不具合現象発生時のデータを簡単に入手すること
ができる。これにより、非再現性不具合現象に対する故
障診断作業においても、工数低減が実現される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の自動車
用電子制御装置と車両用故障診断装置を接続して車両用
故障診断装置が備えている記憶装置を使用したロードテ
ストを行う場合、記憶装置の記録態様(記録回数、サン
プリング間隔、時間)が固定されており、かつ一定容量
のデータ記録しかできないため、不具合現象によっては
データ収集が困難な場合がある。
【0006】例えば、ある特定条件でのみ発生する不具
合現象を故障診断する場合、ロードテストでのデータの
サンプリング間隔を短くして記録回数をできるだけ多く
した方が、その不具合の発生原因を特定しやすい。しか
し、現状の診断装置におけるサンプリング間隔では当該
特定条件の期間においては精々1〜2回の記録しかでき
ないため、データ収集のために何度もロードテストを繰
り返す必要がある。
【0007】また、車両自己診断機能で検出できない不
具合現象に関するデータをロードテストで収集する場
合、不具合現象発生時に応答して、作業者に記録キーを
手動で押させることにより、確実に発生時のデータを詳
細に記録させる必要がある。しかし、実際には、作業者
が不具合発生車両のユーザである場合が多いため、診断
装置の使用に慣れておらず、記録キーを押すタイミング
が遅れて、発生時のデータを取り逃がす場合がある。
【0008】この発明は、上述の問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、不具合現象の
内容に拘らず、故障診断に必要なデータを確実に収集す
ることができる車両用故障診断装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の発
明では、上記の目的を達成するために、車両に搭載され
る電子制御装置と交信しつつ故障診断に必要な各項目の
データを定常的に受信すると共に、所定の記録トリガ入
力に応答して前記受信データの内の必要な部分を故障診
断用データとして記録保存し、該記録保存された故障診
断用データに基づいて当該車両の故障診断を行う車両用
故障診断装置において、前記到来する記録トリガ入力の
種別を識別するための記録トリガ入力種別識別手段と、
前記受信データを時系列的に記録保存する第1の記憶手
段と、前記記録トリガ入力種別識別手段にて識別された
トリガ入力種別に少なくとも基づいて、前記第1の記憶
手段の中から最適なデータを選択してこれを記録保存す
る第2の記憶手段とを具備することを特徴とするもので
ある。
【0010】この出願の請求項2の発明では、前記請求
項1の発明において、前記第2の記憶手段は、前記記録
トリガ入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種別
が、手動操作により発生した記録トリガ入力である場合
には、所定の高速長時間記録モードによって前記データ
を記録保存することを特徴とするものである。
【0011】この出願の請求項3の発明は、前記請求項
1の発明において、前記第2の記憶手段は、前記記録ト
リガ入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種別
が、前記車両に搭載される電子制御装置側に内蔵される
リアルタイム診断機能によるものであり、かつ前記受信
データに付される故障コードに基づいて、データモニタ
可能な項目の異常データが短時間検出されると異常と診
断されるべきものと判断される場合、若しくは、前記記
録トリガ入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種
別が、エンジンストールによるものである場合には、所
定の高速標準時間記録モードによって前記データを記録
保存することを特徴とするものである。
【0012】この出願の請求項4の発明は、前記請求項
1の発明において、前記第2の記憶手段は、前記記録ト
リガ入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種別
が、前記車両に搭載される電子制御装置側に内蔵される
リアルタイム診断機能によるものであり、かつ前記受信
データに付される故障コードに基づいて、データモニタ
可能な項目の異常データが一定時間連続して検出される
と異常と診断されるべきものと判断される場合には、所
定の低速標準時間記録モードによって前記データを記録
保存することを特徴とするものである。
【0013】この出願の請求項5の発明は、前記請求項
1の発明において、前記第2の記憶手段は、前記記録ト
リガ入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種別
が、前記車両に搭載される電子制御装置側に内蔵される
リアルタイム診断機能によるものであり、かつ前記受信
データに付される故障コードに基づいて、データモニタ
不能な項目の異常データにより異常と診断されるべきも
のと判断される場合には、当該故障コードのみの記録を
行う受信データ記録モードによって前記データを記録保
存することを特徴とするものである。
【0014】
【作用】この出願の請求項1の発明によれば、記録トリ
ガ入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種別に少
なくとも基づいて、2以上のデータ記録モードの中から
最適なデータ記録モードが選択されて実行される。
【0015】この出願の請求項2の発明によれば、記録
トリガ入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種別
が、手動操作により発生した記録トリガ入力である場合
には、所定の高速長時間記録モードによってデータが記
録保存される。
【0016】この出願の請求項3の発明によれば、記録
トリガ入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種別
が、車両に搭載される電子制御装置側に内蔵されるリア
ルタイム診断機能によるものであり、かつ前記受信デー
タに付される故障コードに基づいて、データモニタ可能
な項目の異常データが短時間検出されると異常と診断さ
れるべきものと判断される場合、若しくは、前記記録ト
リガ入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種別
が、エンジンストールによるものである場合には、所定
の高速標準時間記録モードによってデータが記録保存さ
れる。
【0017】この出願の請求項4の発明によれば、記録
トリガ入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種別
が、車両に搭載される電子制御装置側に内蔵されるリア
ルタイム診断機能によるものであり、かつ前記受信デー
タに付される故障コードに基づいて、データモニタ可能
な項目の異常データが一定時間連続して検出されると異
常と診断されるべきものと判断される場合には、所定の
低速標準時間記録モードによってデータが記録保存され
る。
【0018】この出願の請求項5の発明によれば、記録
トリガ入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種別
が、車両に搭載される電子制御装置側に内蔵されるリア
ルタイム診断機能によるものであり、かつ前記受信デー
タに付される故障コードに基づいて、データモニタ不能
な項目の異常データにより異常と診断されるべきものと
判断される場合には、当該故障コードのみの記録を行う
受信データ記録モードによってデータが記録保存され
る。
【0019】
【実施例】以下、この発明を図面に基づいて詳細に説明
する。先ず、図1に本実施例における車両用故障診断装
置の全体構成図を示す。
【0020】符号1は自動車であり、この自動車1には
電子制御装置2が搭載されている。勿論、上記電子制御
装置の数はいくつであっても差支えない。電子制御装置
2は、診断コネクタ3を介して診断ケーブル4によって
故障診断装置5に接続されている。尚、この例では通信
媒体は、電線、光ケ−ブル等の有線式としているが、そ
の他の例としては、電波、赤外線等の無線式でも良いこ
とは勿論である。
【0021】故障診断装置5には外部記憶装置であるメ
モリカード6が着脱可能に接続され、このメモリカード
6内には故障診断に必要なプログラム、データ等が記憶
されている。故障診断装置5は、メモリカード6より故
障診断に必要なプログラム、データ等を故障診断装置内
の記憶部に読み込んだ後、これを実行することにより故
障診断を行う。診断対象電子制御装置の内容又は型式等
が変わった場合、或いは新しい電子制御装置が追加にな
った場合には、このメモリカード6を別のカードと取り
替えることにより、新たなメモリカードの内容が故障診
断装置内に読み込まれ、これにより新たな制御内容によ
る故障診断が行われる。
【0022】また、故障診断装置5には、故障診断項
目、記録開始、診断終了等を入力するためのタッチスク
リーン7が備えられている。このタッチスクリーン7
は、この実施例では、診断結果を表示する表示部にも兼
用されている。勿論、入力部を表示部とに兼用しない故
障診断装置も可能である。さらに、故障診断装置5には
プリンタ8も備えられているので、診断結果を任意にプ
リントアウトすることも可能である。
【0023】図2に本実施例による故障診断装置5の機
能ブロック図を示す。故障診断装置5は、診断コネクタ
3を介して電子制御装置2と双方向通信(交信)を行う
インタフェース回路(I/F回路)53と、受信したデ
ータを時系列的に記録する第1の記憶手段52と、受信
したデータを処理する演算部51と、診断機能プログラ
ム及び受信データ記録モードを定義する各種の制御情報
等が記憶されている記憶部54と、受信データ及び入力
手段からの記録開始トリガ入力の種別を識別する記録ト
リガ入力種別識別手段55と、記録トリガ入力種別識別
結果より第1の記憶手段52の中から最適なデータを記
録する第2の記録手段56と、入力及び表示手段(図1
のタッチスクリーン7に相当)57とから構成されてい
る。
【0024】次に、図3〜図6を用いて実施例装置の作
用を詳細に説明する。図3に実際の故障診断装置のハー
ドウェアの一例を示す。
【0025】故障診断装置5は、診断コネクタ3を介し
て診断ケーブル4により電子制御システム(以下、コン
トロールユニットと言う)2と双方向シリアル通信を行
い、診断用データの送受信を行う。車載電子制御システ
ムの不具合現象に関するデータ収集を実行する場合、先
ず、入力手段(図示せず)より得られた作業者の指示に
従ったデータ要求信号が故障診断装置内CPU(中央演
算部)50からコントロールユニット2へと送信され
る。
【0026】コントロールユニット2は、故障診断装置
5より受信した信号で指定された項目の診断用データを
故障診断装置5へと送信する。この送信は、故障診断装
置5からの停止命令信号が受信できるまで連続的(定常
的)に実行される。また、コントロールユニット2は、
データ送信中においても、通常のシステム制御は同時に
実行しており、すなわち、システム制御に関する自己診
断(リアルタイム診断)機能を併せて実行している。こ
のリアルタイム診断において異常判定がなされた場合、
コントロールユニット2は前記の指定された項目の診断
用データにリアルタイム診断情報(後述する故障コード
を含む)を付加して送信する。ここで、リアルタイム診
断情報についてさらに詳しく説明する。電子制御装置
(コントロールユニット2の意)は、故障診断装置との
通信中も、本来の制御機能を実行している。そして、故
障診断装置から、データの送信を要求するコマンドと共
に、リアルタイム診断の実行を要求するコマンドを送信
すると、電子制御装置は、本来の制御機能により取得し
ている様々なデータ(例えば、センサの値、アクチュエ
ータの制御値など)をリアルタイムに診断する。その結
果、何らかの異常が認められた場合に、データと共に異
常と判断した部位を表すコード等の情報を故障診断装置
に送信する。この情報が『リアルタイム診断情報』であ
る。
【0027】コントロールユニット2より送信された診
断用データを受信すると、故障診断装置5は、先ずこれ
を第1のローリングRAM52aに記録する。第1のロ
ーリングRAM52aにおいては、受信データはその先
頭アドレスより順次に記録され、END(終端)アドレ
スまで記録が終了すると、再び、先頭アドレスよりEN
Dアドレスまでデータを上書きする処理が繰り返されて
いる。これにより、第1のローリングRAM52a内に
は、常時、過去一定期間の受信データが記録されること
となる。尚、一般的なローリングRAMの動作を図9の
メモリマップに示す。同図に示されるように、故障診断
装置は、データを受信し始めると、図9に示されるよう
に、メモリの先頭アドレスから終端アドレスに向かっ
て、順々にデータを格納して行く。そして、データの格
納が終端アドレスまで到達すると、先頭アドレスに戻っ
てデータの格納を続ける。このとき、データは上書きさ
れ、その前に格納されていたデータは失われることとな
る。このような形態で、ある一定量の最新のデータを常
に記憶するメモリを一般的に『ローリングRAM』と称
している。そして、この実施例では、第1のローリング
RAMを通常の意味でのローリングRAMとして使用す
る一方、第2のローリングRAMを単にデータを記憶す
るためのRAMとして使用している。
【0028】次に、CPU50は、この第1のローリン
グRAM52aに記憶されたデータより最新データ(図
9のメモリマップにおいて、次に送信されたデータを記
憶するアドレスの直前のアドレスに記憶されているデー
タの意味)を読み込んで表示処理を行い、表示部(図示
せず)にこれを表示する。表示終了後、CPU50は再
び最新データを読み込み、以上の動作を繰り返す。この
一連の受信動作中に、下記(1),(2)に示す事項
(記録トリガ入力)が検出された場合、故障診断装置5
は、その時の記録モードに応じて定まる、記録トリガ後
に記憶すべき量(時間)のデータをさらに追加記憶した
時点にて、第1のローリングRAM52aへの受信デー
タ上書きを中止し、データを第2のローリングRAM5
2b又は第1のローリングRAM52aの空きエリアに
後述する4種類の記録モードのいずれかにおいて記録保
存する。この動作をさらに詳しく説明すると、CPU5
0は、先ず、第1のローリングRAM52aに電子制御
装置から送信されたデータを記憶する。そして、記録ト
リガが発生すると、その記録モードに応じて、記録トリ
ガ後に記憶すべき量(時間)のデータを記憶した時点
で、第1のローリングRAM52aへの記憶動作を停止
する。このとき、記録トリガの発生した時点で記憶した
データのアドレスを把握しておく。記憶動作停止後、ト
リガ発生アドレスを基にその記録モードに応じたデータ
を第2のローリングRAM52bに移し、記憶させる。
以上の手順を1回の記憶動作とし、この動作を必要に応
じて複数回繰り返し、第2のローリングRAM52aが
満杯になると、次の記憶動作を最終とし、最終記憶動作
のデータは第1のローリングRAM52aから第2のロ
ーリングRAM52bへ移すことなく、そのままとす
る。
【0029】(1) 入力手段より記録開始入力があっ
たこと:これは、作業者又は運転者が不具合現象が発生
していると判断し、データ記録を手動により指示したこ
とに基づく。
【0030】(2) リアルタイム診断異常情報を受信
したこと:これは、電子制御システムの自己診断機能が
システム異常を検出したことに基づく。
【0031】本保存データ(第1のローリングRAM5
2a又は第2のローリングRAM52bの保存データ)
は、電子制御システムの故障診断を実施するため重要な
情報であり、不具合現象発生状況により、停車時又は走
行時(ロードテスト)にて収集される。ここで、本実施
例ではこのデータ保存動作を図4に示すように、4種類
の記録態様に対応した記録モードにて実行する。
【0032】(A) 高速長時間記録モード …記録時
間2倍、高速サンプリング (B) 高速標準時間記録モード…通常記録時間、高速
サンプリング (C) 低速標準時間記録モード…通常記録時間、低速
サンプリング (D) 故障コード記録モード …故障コードのみ記
録、制御データ記録無 次に、各記録モードの選択実行条件を図5及び図6に示
す。
【0033】(A) 高速長時間記録モード:リアルタ
イム診断では異常を検出できないが、作業者が不具合現
象発生と判断し、データ記録開始キーを操作したときに
実行される。ロードテストにおいては、作業者が車両ユ
ーザである場合が多く、機器操作に不慣れなため、長時
間記録を実施し、データ取りこぼしを防止する。さら
に、故障診断の手掛かりは本保存データのみであるた
め、高速サンプリングで詳細データを記録する。また、
記録開始キー入力以前にリアルタイム診断で異常検出し
た記録がある場合には、記録開始キー入力による記録デ
ータの重要度が低下し、かつRAMの記憶容量の有効活
用のため、本記録は実施しない。
【0034】(B) 高速標準時間記録モード:リアル
タイム診断で異常が検出された場合であって、かつ、そ
の異常判定が短時間(10ms〜100ms)で実施さ
れる項目のときに実行される。コントロールユニット2
からの異常検出情報データ受信により記録を開始するた
め、異常発生時のデータをとりこぼすことはない。コン
トロールユニット2での異常検出が短時間で行われるた
め、異常検出原因解析には高速サンプリングでの詳細デ
ータが必要となる。尚、エンジンストール等の特殊トリ
ガは本記録モードを使用する。
【0035】(C) 低速標準時間記録モード:リアル
タイム診断で異常が検出された場合であって、かつ、そ
の異常判定が長時間(1s〜数s)で実施される項目の
ときに実行される。コントロールユニット2からの異常
検出情報データ受信により記録を開始するため、異常発
生時のデータをとりこぼすことはない。コントロールユ
ニット2での異常検出が長時間で行われるため、異常検
出原因解析には低速サンプリング(高速の1/8〜1/
10)のデータで十分である。
【0036】(D) 故障コード記録モード:リアルタ
イム診断で異常が検出された場合であって、かつ、その
異常判定がデータモニタ不可項目で実施される項目のと
きに実施される。この場合は、異常発生時のデータを記
録しても異常検出原因解析には直接関係がないため、故
障発生の情報のみを記録し、RAMの記憶容量を有効活
用する。
【0037】このように、記録トリガ入力の種別に応じ
て、記録モードを適切に選択して実行させることによ
り、RAMの記憶容量を増大することなく、データ記録
可能回数を増加させ、さらに、作業条件によっては記録
時間を拡張してデータ記録取りこぼしを防止し、故障診
断におけるデータ収集作業の大幅な効率向上を実現して
いる。
【0038】次に、故障診断データ収集中の動作につい
て、フローチャートを参照して説明する。図7に故障診
断データ収集中の動作のフローチャートを示す。先ず、
インタフェース回路53より入力された電子制御装置2
の診断データについて、演算部51で受信処理が行われ
る(ステップ110)。受信終了後、受信した診断デー
タ及び入力表示手段57からの信号により記録トリガ入
力種別に応じたデータ記録に関する処理が行われる(ス
テップ120)。次に、入力表示手段57からの診断終
了入力の有無がチェックされる(ステップ130)。診
断終了入力がない場合は、ステップ110に戻り、引き
続きデータ受信処理が行われる。診断終了入力がある場
合は、記録トリガ処理(ステップ120)で使用するリ
アルタイム診断異常検出履歴フラグRTD(過去にリア
ルタイム診断にて異常検出がなされたことを記憶)がク
リアされる(ステップ140)。その後、データ受信終
了処理を経て、データ収集動作が終了される(150,
160)。
【0039】図8に記録トリガ処理動作(ステップ12
0)の詳細フローチャートを示す。先ず、入力表示手段
57からの記録開始入力をチェックする(ステップ21
0)。記録開始入力がないときは、続いてエンスト等の
特種トリガ条件が成立してないかを受信データより判定
する(ステップ220)。特種トリガ成立がない場合
は、リアルタイム診断異常検出がないかを受信データよ
り判定する(ステップ230)。リアルタイム診断異常
検出がない場合は、ステップ130に進む。ステップ2
10で記録開始入力があったときは、リアルタイム診断
異常検出履歴フラグRTDをチェックし(ステップ21
1)、履歴がない場合は記録開始入力がデータ収集作業
において最初に発生した記録トリガであると判定し、前
述の高速長時間記録モード(図5参照)を実行する(ス
テップ212)。履歴がある場合、記録開始入力以前に
リアルタイム診断異常検出によりデータ記録を実施して
いると判断し、前述の高速標準時間記録モード(図5参
照)を実行する(ステップ211)。ステップ220で
特種トリガ成立がある場合も高速標準時間記録を実行す
る(ステップ230)。ステップ230でリアルタイム
診断異常検出がある場合は、先ず、リアルタイム診断異
常検出履歴フラグRTDをセットする(ステップ23
1)。次に、受信データに付された故障コードが高速記
録モード故障かを判定し(ステップ234)、該当すれ
ば、図5及び図6に示される高速標準時間記録モードを
実行する(ステップ236)。ステップ234にて高速
記録モ−ド故障でないと判定された場合には、故障コー
ドが低速記録モード故障かを判定し(ステップ23
5)、該当すれば、図5及び図6に示される低速標準時
間記録モードを実行する(ステップ237)。上記の故
障のいずれにも該当しなければ、図5及び図6に示され
る故障コードのみの記録を実行する(ステップ23
8)。いずれの記録動作においても、記録終了後はステ
ップ130に進み、引き続き診断終了入力のチェックを
行い、終了入力がなければデータ受信動作を継続する
(ステップ110,120)。
【0040】このように、以上の実施例によれば、ロー
ドテスト中に運転者が何等かの異常を感じて手動にて記
録キーを操作したような場合には、高速長時間記録モー
ドが実行され、これにより図4、図5、及び図6に示さ
れるように、例えば10ms〜50msの高速サンプリ
ング間隔により比較的長時間(約16KB分)の受信デ
ータが収集される。そのため、このようにして比較的長
い期間(例えば、標準時間の2倍)に亘って詳細に収集
された大量の受信データに基づいて故障診断を行えば、
運転者の記録キー操作に多少のタイミング遅れが存在し
たとしても、適確な故障診断結果を得ることができる。
また、特に、この実施例では、この高速長時間記録モー
ドの実行に先立ち、その都度、過去に車載電子制御装置
のリアルタイム診断による異常検出の有無を判定してい
るため、せっかく、リアルタイム自己診断により収集さ
れた信頼性の高い診断データが、その直後の手動による
記録キーの操作により消失する事態を未然に防止でき
る。
【0041】一方、リアルタイム診断にて何等かの異常
が検出され、しかも受信データに付された情報より、そ
れがクランク角センサ系統、エアフロ−メータ系統、ノ
ックセンサ系統等のように、比較的短時間の受信データ
の詳細監視により故障診断可能なものと推定される場合
には、高速標準時間記録モ−ドが実行され、これにより
図4、図5、及び図6に示されるように、例えば10m
s〜50msの高速サンプリング間隔により標準時間
(約8KB分)に限っての受信データが収集される。こ
の場合、比較的短い期間に限って収集された受信データ
とは言え、リアルタイム診断の異常検出タイミングは正
確であるため、これに基づいて十分な精度による故障診
断を行なうことができる。また、受信データに付された
情報より、それが水温センサ系統、車速センサ系統、酸
素センサ系統、スロットルセンサ系統等のように、一定
時間(1s〜5s)の受信デ−タの概略監視により故障
診断可能なものと推定される場合には、低速標準時間記
録モ−ドが実行され、これにより図4、図5、及び図6
に示されるように、例えば100ms〜500msの低
速サンプリング間隔により標準時間(約1KB分)に限
っての受信データが収集される。この場合、収集される
データ量は少なくとも、前記した故障系統の特性に起因
して十分な精度による故障診断を行なうことができる。
【0042】なお、受信データの監視によっては故障診
断ができない点火一次信号やコントロールユニットそれ
自体の故障の場合には、図4、図5、及び図6に示され
るように、これを受信データに付された情報にて判定
し、その受信デ−タに付された故障コ−ドのみが記録さ
れ、無駄な受信データの収集が回避される。
【0043】このように、本実施例装置によれば、トリ
ガ入力種別が、手動キー操作によるものか、或いは車載
電子制御装置に内蔵されたリアルタイム診断機能による
ものかに応じて常に最適な記録モ−ドによる診断用デ−
タ収集が行われ、更に、リアルタイム診断によるトリガ
入力の場合には、故障系統の診断手法に応じて最適な記
録モ−ドが選択される。しかも、このように種々の記録
モ−ドを採用しつつも、メモリの記録容量としては最大
でも約16KBで足り、格別のコストアップを来すこと
もない。
【0044】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この出願
の請求項1の発明によれば、記録トリガ入力種別識別手
段にて識別された記録トリガ入力種別に少なくとも基づ
いて、第1の記憶手段の中から最適なデータが選択され
て第2の記憶手段に記録保存されるため、あらかじめ記
録トリガ入力種別と記録モ−ドとの関係を適切に設定し
ておきさえすれば、記録トリガ入力種別の如何に拘ら
ず、故障診断に必要な受信データを適確に収集すること
ができる。
【0045】この出願の請求項2の発明によれば、記録
トリガ入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種別
が、手動操作により発生した記録トリガ入力である場合
には、所定の高速長時間記録モードによってデータが記
録保存されるため、ロードテストの場合のように、故障
診断装置の操作に不慣れな当該車両の所有者にトリガキ
−の操作を委ねざるを得ない場合にも、故障診断に必要
な受信デ−タを確実に収集させることができる。
【0046】この出願の請求項3の発明によれば、記録
トリガ入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種別
が、車両に搭載される電子制御装置側に内蔵されるリア
ルタイム診断機能によるものであり、かつ前記受信デー
タに付される故障コードに基づいて、データモニタ可能
な項目の異常データが短時間検出されると異常と診断さ
れるべきものと判断される場合、若しくは、前記記録ト
リガ入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種別
が、エンジンストールによるものである場合には、所定
の高速標準時間記録モードによりデータが記録保存され
るため、当該故障診断に必要な期間のみの受信データを
詳細に収集させることができ、記憶装置の容量を有効に
活用することができる。
【0047】この出願の請求項4の発明によれば、記録
トリガ入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種別
が、車両に搭載される電子制御装置側に内蔵されるリア
ルタイム診断機能によるものであり、かつ前記受信デー
タに付される故障コードに基づいて、データモニタ可能
な項目の異常データが一定時間連続して検出されると異
常と診断されるべきものと判断される場合には、所定の
低速標準時間記録モードによりデータが記録保存される
ため、必要最小限の収集デ−タにて適確な故障診断を行
わせることができる。
【0048】この出願の請求項5の発明によれば、記録
トリガ入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種別
が、車両に搭載される電子制御装置側に内蔵されるリア
ルタイム診断機能によるものであり、かつ前記受信デー
タに付される故障コードに基づいて、データモニタ不能
な項目の異常データにより異常と診断されるべきものと
判断される場合には、当該故障コードのみの記録を行う
受信データ記録モードによりデータが記録保存されるた
め、無駄なデータ収集を回避してメモリの有効利用を計
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用故障診断装置の全体構成図である。
【図2】車両用故障診断装置の機能構成を示す基本構成
図である。
【図3】本実施例の車両用故障診断装置のハ−ドウェア
ブロック図である。
【図4】各記録モ−ドの内容を示すタイムチャ−トであ
る。
【図5】各記録モードの内容を一覧にして示す図であ
る。
【図6】各記録モ−ドと対応する故障コードとの関係を
一覧にして示す図である。
【図7】故障診断データ収集動作の概略を示すフローチ
ャートである。
【図8】記録トリガ入力種別による記録モ−ド選択動作
の詳細を示すフローチャートである。
【図9】ローリングRAMの基本的な機能を説明するた
めのメモリマップである。
【符号の説明】
1 自動車 2 電子制御装置 3 診断コネクタ 4 診断ケーブル 5 故障診断装置 6 メモリカード 7 タッチスクリーン 8 プリンタ 51 演算部 52 第1の記憶手段 53 インタフェ−ス回路(I/F回路) 54 記憶部 55 記録トリガ入力種別識別手段 56 第2の記憶手段 57 入力表示手段 50 CPU 52a 第1のローリングRAM 52b 第2のローリングRAM 54a ROM 54b RAM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載される電子制御装置と交信し
    つつ故障診断に必要な各項目のデータを定常的に受信す
    ると共に、所定の記録トリガ入力に応答して前記受信デ
    ータの内の必要な部分を故障診断用データとして記録保
    存し、該記録保存された故障診断用データに基づいて当
    該車両の故障診断を行う車両用故障診断装置において、 前記到来する記録トリガ入力の種別を識別するための記
    録トリガ入力種別識別手段と、 前記受信データを時系列的に記録保存する第1の記憶手
    段と、 前記記録トリガ入力種別識別手段にて識別されたトリガ
    入力種別に少なくとも基づいて、前記第1の記憶手段の
    中から最適なデータを選択してこれを記録保持する第2
    の記憶手段と、 を具備することを特徴とする車両用故障診断装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の記憶手段は、前記記録トリガ
    入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種別が、手
    動操作により発生した記録トリガ入力である場合には、
    所定の高速長時間記録モードによって前記データを記録
    保存することを特徴とする請求項1に記載の車両用故障
    診断装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の記憶手段は、前記記録トリガ
    入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種別が、前
    記車両に搭載される電子制御装置側に内蔵されるリアル
    タイム診断機能によるものであり、かつ前記受信データ
    に付される故障コードに基づいて、データモニタ可能な
    項目の異常データが短時間検出されると異常と診断され
    るべきものと判断される場合、若しくは、前記記録トリ
    ガ入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種別が、
    エンジンストールによるものである場合には、所定の高
    速標準時間記録モードによって前記データを記録保存す
    ることを特徴とする請求項1に記載の車両用故障診断装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第2の記憶手段は、前記記録トリガ
    入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種別が、前
    記車両に搭載される電子制御装置側に内蔵されるリアル
    タイム診断機能によるものであり、かつ前記受信データ
    に付される故障コードに基づいて、データモニタ可能な
    項目の異常データが一定時間連続して検出されると異常
    と診断されるべきものと判断される場合には、所定の低
    速標準時間記録モードによって前記データを記録保存す
    ることを特徴とする請求項1に記載の車両用故障診断装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第2の記憶手段は、前記記録トリガ
    入力種別識別手段にて識別されたトリガ入力種別が、前
    記車両に搭載される電子制御装置側に内蔵されるリアル
    タイム診断機能によるものであり、かつ前記受信データ
    に付される故障コードに基づいて、データモニタ不能な
    項目の異常データにより異常と診断されるべきものと判
    断される場合には、当該故障コードのみの記録を行う受
    信データ記録モードによって前記データを記録保存する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用故障診断装
    置。
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