JPH08166146A - 熱交換ユニット - Google Patents

熱交換ユニット

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JPH08166146A
JPH08166146A JP30747294A JP30747294A JPH08166146A JP H08166146 A JPH08166146 A JP H08166146A JP 30747294 A JP30747294 A JP 30747294A JP 30747294 A JP30747294 A JP 30747294A JP H08166146 A JPH08166146 A JP H08166146A
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rib
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heat exchange
plate
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JP30747294A
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Atsushi Kobayashi
淳 小林
Tatsuo Kuragami
達雄 倉上
Akira Iemura
暁 家村
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 合成樹脂製の側面パネルが損傷しにくい熱交
換ユニットを提供する。 【構成】 側面パネルを合成樹脂材料で形成すると共
に、この側面パネルにリブを設け、このリブを前記底板
の上端に載置したので、この側面パネルに上部から力が
加わった場合はこの強度的に強いリブが底板に当たって
力を受けるので、大きな力が加わった場合にも、側面パ
ネルが損傷しにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、側面側パネルと底板
等で外装体を構成し、この外装体内に熱交換器などの冷
凍部品を配置した熱交換ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の空気調和機は、例えば、実公平
5ー19688号公報に記載されたものがある。この公
報には、側面パネルや底板等で外装体を構成し、この外
装体内に熱交換器や送風機や、他の冷凍部品を収納して
いる熱交換ユニットが示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した熱交換ユニッ
トでは、一般に側面パネルも、底板と同様に、金属板で
形成していたので、底板と側面パネルとの結合部分に力
が加わっても、強度的に強いため、損傷しにくいもので
あった。しかし、美観向上のために、あるいは複雑な形
状を形成するために、前記側面パネルを合成樹脂材料で
形成した場合は、例えば、上部から強い力が加わったと
きには、底板との結合部分が損傷し易くなる恐れがあ
る。
【0004】この発明は、側面側のパネルが損傷しにく
い熱交換ユニットを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、第1の発明は、側面パネルや底板等で外装体を構成
し、この外装体内に熱交換器などの冷凍部品を配置した
熱交換ユニットにおいて、前記側面パネルを合成樹脂材
料で形成すると共に、この側面パネルにリブを設け、こ
のリブを前記底板に載置したものである。
【0006】第2の発明は、側面パネルや底板等で外装
体を構成し、この外装体内に熱交換器などの冷凍部品を
配置した熱交換ユニットにおいて、前記側面パネルを合
成樹脂材料で形成すると共に、この側面パネルに上下に
延びるリブを設け、このリブを前記底板に載置したもの
である。
【0007】第3発明は、側面パネルや底板等で外装体
を構成し、この外装体内に熱交換器などの冷凍部品を配
置した熱交換ユニットにおいて、前記側面板を合成樹脂
材料で形成すると共に、この側面パネルにガスチャンネ
ル部を有するリブを設け、このリブを前記底板に載置し
たものである。
【0008】
【作用】第1〜第3の発明による熱交換ユニットでは、
側面パネルに上部からの力が加わったときは、側面側パ
ネルの強度的に強いリブが底板に当たって力を受ける。
【0009】第2の発明による熱交換ユニットは、特に
上下方向にリブが設けられているので、側面パネルは上
からの力に対して、変形しにくい構造となっている。
【0010】第3の発明による熱交換ユニットでは、特
にその側面パネルにガスチャンネル部分を有するリブを
形成しているので、このリブの部分の収縮が小さく押さ
えられる。
【0011】
【実施例】この発明の実施例を図面に基き説明する。図
1は、室内機(図示せず)と冷媒配管及び信号線で接続
される室外機(熱交換ユニット)1の分解斜視図で、金
属製の天板2と、側面板部分3Aを一体に形成された金
属製の背面板3と、合成樹脂製の前面板(側面側のパネ
ル)4と、金属製の底板5とで外装体を構成している。
この外装体内の熱交換室には、熱交換器6と、ファン7
Aとモータ7Bとで構成される送風機7と、この送風用
のモータ台8と、ベルマウス9等が収納されている。ま
た、仕切板10で仕切られた機械室内には、電装部品1
1が配置される電装箱12と、冷媒圧縮機13と、アキ
ュームレータ14と、これらアキュムレータと圧縮機と
を覆う防音部材15等が収納されている。機械室と前面
板4との間には、めくら板16が配置されている。17
はサービスバルブ、18はバルブカバーである。
【0012】図2は、前面板4の背面側を示し、合成樹
脂材料を用いたインジェクション成形により形成されて
いる。4A,4Bは背面側に突出させたリブで、上下に
延び2本のリブ4Aと、左右に延びる2本のリブ4Bと
が形成されており、いる。リブ4Aは、内部にガスチャ
ンネル部4Cが形成されており(図3参照)、このガス
チャンネル部が形成されているので、前面板の表面にひ
けと呼ばれる小さな窪みが生じにくいようになってい
る。また、4Hは吹出グリル、4Dは嵌合用リブ、4E
はガイド用リブであり、これらのリブ4D,4Eは前面
板4のほぼ中央部の下部側に設けられている。
【0013】また、図3に示す4Fは湾曲部、4Gは螺
子止め部である。
【0014】図4、図5には底板5と前面板4との関係
を示し、リブ4Aの下端部は底板5の周囲の立上り部5
Aの先端に載置されている。また、中央側の立上り部5
Aは、所定通りに組み立てられた場合は、嵌合用リブ4
Dの嵌合部4Jに嵌り合っている。嵌合用リブ4Dは、
前面板4の背面4Kから斜め下方に延びている。そし
て、ガイドリブ4Dは、この嵌合用リブの内面とは反対
側の面と前記背面4Kとをつないでいる。また、このガ
イド用リブ4Eの下端と嵌合用リブ4Dの下端とを略一
致させると共に、前記ガイド用リブの前記背面4Kから
の突出寸法を前記嵌合用リブ4Dの突出寸法より大きく
設定している。
【0015】図6にはめくら板16の近辺を示し、その
下端部が底板5の立上り部5Aと前面板4の間に位置す
るように、段差を持った形状であり、めくら板16の上
部に、雨などがかかっても、機械室外(底板の外側)に
雨水などを導くような構成となっており、雨水などが機
械室に入らないようになっている。
【0016】第7図、第8図に示すモータ台8には、上
端部に取付用フランジ8Aが形成され、熱交換器支持用
の背面側支持部8Bが形成されている。更に、モータ台
8の熱交換器6の上部に位置する水平部8Cには、前面
側支持部8Dが切り起こしにより形成されている。この
ため、熱交換器の上部は前面側支持部8Dと背面側支持
部8Bとで挟まれて支持される。8Eは開口、8Fは部
品コードである。この実施例のように熱交換器が2列に
並んで配置される場合は前面側支持部8Dが切り起こさ
れ、例えば能力が小さく1列の熱交換器6Aが配置され
る場合は、前面側支持部8Gが切り起こされるものであ
る。8Hはこの支持部が切り起こされた際にこの部品を
示すための部品コードである(第9図参照)。
【0017】このように構成された室外機1は、底板5
に圧縮機13などの冷凍部品や、背面板3が組付けられ
ると、次に前面板4を組付けることになる。このとき、
底板5の前面ほぼ中央部は嵌合部4Jに嵌り合うように
位置が合わされる。このとき、ガイド用リブ4Eが設け
られているので、前記底板5の立上り部5Aが嵌合部4
Jより背面側になるようなことが防止されている。仮に
嵌合部4Jより背面側になった場合(図5の一点鎖線参
照)は、ガイド用リブ4Eがあって前面板4が大きく湾
曲するため、所定の位置に嵌っていないことが分かるよ
うになっている。嵌合部4Jに底板5の立上り部5Aを
嵌め込むと、リブ4Aの下端部が底板5の立ち上がり部
5Aに当たっている状態になる。そして、螺子止め部4
Gで螺子止めすると、前面板4の取付けが終わり、天板
2を取付けると、室外機1の組立ては終了する。
【0018】また、このように構成された室外機1で
は、前面板4にはリブ4A,4Bが設けられているの
で、この前面板4に力が加わった場合でも、変形した
り、割れたりしにくく、損傷しにくい構造になってい
る。
【0019】また、天板2に力が加わったりして、前面
板4に上方から力が加わったときには、リブ4Aの下端
部が底板5の立上り部5Aに当たって、この部分で力を
受けるため、前面板4が損傷を受けにくいようになって
いる。しかも、この外装体の前面板4だけが合成樹脂製
で、他の金属製の外装体(底板5、背面板3、天板2)
に比べて、強度的に弱いものであるが、リブ4A,4B
が形成されていていると共に、左右の湾曲部4Fが形成
されており、強度的にアップされているものである。ま
た、リブ4Aには、ガスチャンネル部4Cが形成されて
おり、この前面側はひけなどの窪みが生じにくい構造に
もなっている。このため、前面板の表面の美観を低下さ
せる恐れは小さい。
【0020】また、この実施例では、部品コード8F,
8Hが2種類付けられており、切り起こし8Dを設ける
と、この切り起こしを設けた部品でない部品を示すコー
ド8Hが見えないようになっているので、部品管理が容
易になると共に、切り起こしの部分を除いて部品を共用
することができる。
【0021】尚、この明細書中では、リブをガスチャン
ネル部分を備えていないリブと、ガスチャンネル部分を
備えたリブとの両方を含む上位概念の言葉として使用し
ている。また、他の実施例として、左右に延び、且つ、
ガスチャンネル部分を有するリブを設け、このリブを立
上り部に載置するようにしても良い。
【0022】
【発明の効果】第1〜第3の発明による熱交換ユニット
では、側面パネルに上部からの力が加わったときは、側
面側パネルの強度的に強いリブが底板に当たって力を受
けることになり、強度的に強い部分で力を受けるので、
側面パネルを損傷しにくくすることができる。
【0023】第2の発明による熱交換ユニットは、特に
上下方向にリブが設けられているので、側面板は上から
の力に対して、特に変形しにくい構造となっていおり、
前面板パネルを損傷しにくくすることができる。
【0024】第3の発明による熱交換ユニットでは、特
にその側面パネルにガスチャンネル部分を有するリブを
形成しているので、このリブの部分の収縮が小さく押さ
えられ、美観の低下する恐れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の室外機の分解斜視図である。
【図2】同室外機の前面板の背面図である。
【図3】同前面板の底面図である。
【図4】同前面板と底板との右側端部分における関係を
示す断面図である。
【図5】同前面板と底板との中央部分における関係を示
す断面図である。
【図6】同前面板とめくら板と底板との右側部分におけ
る関係を示す断面図である。
【図7】室外機のモータ台を示す要部正面図である。
【図8】室外機のモータ台の平面図である。
【図9】室外機のモータ台の異なる実施例を示す平面図
である。
【符号の説明】 1 室外機(熱交換ユニット) 4 前面板(側面パネル) 5 底板 6 熱交換器 4A リブ 4C ガスチャンネル部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面パネルや底板等で外装体を構成し、
    この外装体内に熱交換器などの冷凍部品を配置した熱交
    換ユニットにおいて、前記側面パネルを合成樹脂材料で
    形成すると共に、この側面パネルにリブを設け、このリ
    ブを前記底板に載置したことを特徴とする熱交換ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 側面パネルや底板等で外装体を構成し、
    この外装体内に熱交換器などの冷凍部品を配置した熱交
    換ユニットにおいて、前記側面パネルを合成樹脂材料で
    形成すると共に、この側面パネルに上下に延びるリブを
    設け、このリブを前記底板に載置したことを特徴とする
    熱交換ユニット。
  3. 【請求項3】 側面パネルや底板等で外装体を構成し、
    この外装体内に熱交換器などの冷凍部品を配置した熱交
    換ユニットにおいて、前記側面板を合成樹脂材料で形成
    すると共に、この側面パネルにガスチャンネル部を有す
    るリブを設け、このリブを前記底板に載置したことを特
    徴とする熱交換ユニット。
JP30747294A 1994-12-12 1994-12-12 熱交換ユニット Expired - Fee Related JP3030222B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1666801A1 (en) * 2004-12-02 2006-06-07 Fujitsu General Limited Outdoor unit of air conditioner
JP2007212104A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の室外ユニット

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