JPH08165951A - 内燃機関の電子制御装置 - Google Patents

内燃機関の電子制御装置

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JPH08165951A
JPH08165951A JP30880994A JP30880994A JPH08165951A JP H08165951 A JPH08165951 A JP H08165951A JP 30880994 A JP30880994 A JP 30880994A JP 30880994 A JP30880994 A JP 30880994A JP H08165951 A JPH08165951 A JP H08165951A
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JP
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central processing
control
processing unit
cpu
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JP30880994A
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English (en)
Inventor
Kazuoki Terabe
和興 寺部
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のCPUで分担した機能を確実に実行さ
せ、処理速度を速める内燃機関の電子制御装置を提供す
る。 【構成】 内燃機関の制御装置は、所定周期毎に実行さ
れる通信手段40による通信処理により遅角制御要求フ
ラグを送信する第1のCPU1と、この通信処理により
受信した遅角制御要求フラグを記憶し遅角制御要求フラ
グが「1」であるか否かを通信処理と非同期に判断し、
通信手段40による通信処理により遅角制御実行終了フ
ラグを送信する第2のCPU2とからなる。第2のCP
U2は、遅角制御要求フラグが「1」であるとき遅角制
御を実行し遅角制御実行終了フラグに「1」を書込む処
理を行い、また遅角制御要求フラグが「1」でないとき
遅角制御実行終了フラグに「0」を書込む処理とを行
う。第1のCPU1は、遅角制御実行終了フラグが
「1」であるとき遅角制御要求フラグに「0」を書込む
処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の中央演算処理装
置(以下、「CPU」という)を使用する内燃機関の電
子制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、特開平5−33718号公報
に開示されるように、互いに通信可能な2個以上のCP
Uに、例えば燃料噴射制御、点火時期制御をそれぞれ分
担させることにより、制御能力を高めた内燃機関の電子
制御装置が知られている。この種の内燃機関の電子制御
装置によると、例えば燃料噴射制御を司る燃料噴射制御
用CPUと点火時期制御を司る点火時期制御用CPUと
からなる電子制御装置の場合、燃料噴射制御用CPUが
燃料カット制御を行い、燃料カット後の燃料噴射に伴う
遅角制御を点火時期制御用CPUが行う仕様に設計され
る。つまり、点火時期制御用CPUは、燃料噴射制御用
CPUから受信した遅角制御実行要求フラグを読込んだ
後、遅角制御を実行するようにプログラムされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな燃料噴射制御を司る燃料噴射制御用CPUと点火時
期制御を司る点火時期制御用CPUとからなる内燃機関
の電子制御装置によると、遅角制御実行要求フラグを送
信した燃料噴射制御用CPUが次の燃料カット制御を行
う前までに点火時期制御用CPUの遅角制御が実行され
ることを前提として、燃料噴射制御用CPUが遅角制御
実行要求フラグをクリアするという仕様では、点火時期
制御用CPUの処理の遅延により、正確な遅角制御実行
要求フラグを点火時期制御用CPUが読込めないという
問題が生ずる。
【0004】また、特開平5−33718号公報に開示
される内燃機関の電子制御装置によると、燃料噴射制御
用CPUが読込んだ信号を送信データとして点火時期制
御用CPUに一定周期で送信する場合、燃料噴射制御用
CPUが次に読込んだ信号を送信する前に、点火時期制
御用CPUが燃料噴射制御用CPUからのデータを読込
む必要がある場合が生ずる。これは、燃料噴射制御用C
PUに読込まれる信号の変化する周期が点火時期制御用
CPUの受信データを読込む周期より速い場合であり、
CPU間通信の周期の2倍より速い周期で燃料噴射制御
用CPUからのデータを点火時期制御用CPUが読込む
ことを要求される。
【0005】ところが、点火時期制御用CPUを制御す
るプログラムサイズの大小や割込処理の負荷の大小等に
よって、点火時期制御用CPUの読込み周期が大きく変
動する場合、点火時期制御用CPUの読込み周期の通常
周期がCPU間通信の周期の2倍より速い周期であって
も、点火時期制御用CPUの読込み周期がCPU間通信
の周期の2倍を超えるときには、CPU間の正確なデー
タの受渡しを行うことができないという問題がある。
【0006】本発明の目的は、複数のCPUで分担した
機能を確実に実行させ、処理速度を速めることである。
また、本発明の別の目的は、複数のCPU間でデータの
確実な受渡しを行う内燃機関の電子制御装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めの本発明による請求項1記載の通信制御装置は、所定
周期毎に実行される第1の通信処理により第1の情報を
送信する第1の中央演算処理装置と、前記第1の通信処
理により受信した前記第1の情報を記憶し前記第1の情
報が所定情報であるか否かを前記第1の通信処理と非同
期に判断し、所定周期毎に実行される第2の通信処理に
より第2の情報を送信する第2の中央演算処理装置とを
備え、前記第2の中央演算処理装置は、前記第1の情報
が所定情報であるとき特定の制御を実行し前記特定の制
御を実行したことを示す情報を前記第2の情報に書込む
処理と前記第1の情報が所定情報でないとき前記特定の
制御を実行しないことを示す情報を前記第2の情報に書
込む処理とを行い、前記第1の中央演算処理装置は、前
記第2の情報が前記特定の制御を実行したことを示す情
報であるとき所定情報でない情報を前記第1の情報に書
込む処理を行うことを特徴とする。
【0008】また、本発明による請求項2記載の通信制
御方法は、所定周期毎に第1の中央演算処理装置と第2
の中央演算処理装置との間で第1の情報と第2の情報と
を互いに受け渡す通信手段を有する通信制御方法であっ
て、前記通信手段による通信処理により前記第1の中央
演算処理装置から受信した前記第1の情報を記憶し前記
第1の情報が所定情報であるか否かを前記通信処理と非
同期に前記第2の中央演算処理装置により判断する処理
と、前記第1の情報が所定情報であるとき特定の制御を
実行し前記特定の制御を実行したことを示す情報を前記
第2の情報に前記第2の中央演算処理装置により書込む
処理と、前記第1の情報が所定情報でないとき前記特定
の制御を実行しないことを示す情報を前記第2の情報に
前記第2の中央演算処理装置により書込む処理と、前記
通信手段による通信処理により前記第2の中央演算処理
装置から受信した前記第2の情報が前記特定の制御を実
行したことを示す情報であるとき所定情報でない情報を
前記第1の情報に前記第1の中央演算処理装置により書
込む処理とを含むことを特徴とする。
【0009】さらに、本発明による請求項3記載の内燃
機関の電子制御装置は、複数の中央演算処理装置と、前
記中央演算処理装置間で所定周期毎に互いに通信可能な
通信手段とを備え、燃料噴射を制御する中央演算処理装
置により燃料噴射制御を行い、点火時期を制御する中央
演算処理装置により点火時期制御を行う内燃機関の電子
制御装置であって、前記燃料噴射を制御する中央演算処
理装置は、燃料カットから燃料噴射へ移行する時、所定
の条件を満足すると前記点火時期を制御する中央演算処
理装置に遅角制御要求信号を送信し、かつ前記点火時期
を制御する中央演算処理装置から遅角制御終了信号を受
信すると前記遅角制御要求信号の送信を解除し、前記点
火時期を制御する中央演算処理装置は、前記通信手段に
よる通信処理と非同期に前記遅角制御要求信号を受信し
たか否かを判断し、前記遅角制御要求信号を受信したと
き遅角制御を行うとともに遅角制御実行終了信号を前記
燃料噴射を制御する中央演算処理装置に送信し、かつ前
記遅角制御要求信号を受信しないとき前記遅角制御実行
終了信号の送信を解除することを特徴とする。
【0010】
【作用および発明の効果】本発明の通信制御装置による
と、第2の中央演算処理装置は、第1の情報が所定情報
であるとき特定の制御を実行し特定の制御を実行したこ
とを示す情報を第2の情報に書込む処理と第1の情報が
所定情報でないとき特定の制御を実行しないことを示す
情報を第2の情報に書込む処理とを行い、かつ第1の中
央演算処理装置は、第2の情報が特定の制御を実行した
ことを示す情報であるとき所定情報でない情報を第1の
情報に書込む処理を行うことから、第1の中央演算処理
装置の第1の通信処理と第2の中央演算処理装置の第2
の通信処理による情報の受渡し漏れを防止することがで
きる。これにより、第1の中央演算処理装置と第2の中
央演算処理装置とに分担された機能を確実に実行するこ
とができ、第1の中央演算処理装置、第2の中央演算処
理装置による処理速度を速めた通信制御装置を提供でき
る効果がある。
【0011】また、本発明の通信制御方法によると、所
定情報が書込まれた第1の情報は、特定の制御を実行し
たことを示す情報が書込まれた第2の情報を第1の中央
演算処理装置が受信したとき所定情報でない情報に書換
えられ、また特定の制御を実行したことを示す情報が書
込まれた第2の情報は、所定情報でない情報が書込まれ
た第1の情報を第2の中央演算処理装置が受信したとき
特定の制御を実行しないことを示す情報に書換えられる
ことから、第1の中央演算処理装置の第1の通信処理と
第2の中央演算処理装置の第2の通信処理による情報の
受渡し漏れを防止することができる。これにより、第1
の中央演算処理装置と第2の中央演算処理装置とに分担
された機能を確実に実行することができ、第1の中央演
算処理装置、第2の中央演算処理装置による処理速度を
速める効果がある。
【0012】さらに、本発明の内燃機関の電子制御装置
によると、燃料噴射を制御する中央演算処理装置による
遅角制御要求信号の送信は、点火時期を制御する中央演
算処理装置から遅角制御終了信号を受信したとき送信解
除され、また点火時期を制御する中央演算処理装置によ
る遅角制御終了信号の送信は、燃料噴射を制御する中央
演算処理装置から遅角制御要求信号を受信しないとき送
信解除されることから、燃料噴射を制御する中央演算処
理装置と点火時期を制御する中央演算処理装置との間の
通信処理による遅角制御要求信号および遅角制御終了信
号の受渡し漏れを防止することができる。これにより、
点火時期を制御する中央演算処理装置による遅角制御が
確実に実行されることから、内燃機関の燃料カット状態
から燃料噴射状態に移行するときに生ずる急激なトルク
の変動によるショックを確実に抑制する効果がある。し
たがって、例えば車両等に搭載される内燃機関の燃料カ
ット状態から燃料噴射状態に移行するときに生ずるショ
ックが確実に抑制されることから、車両の運転性および
安全性を向上する効果がある。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明の一実施例による内燃機関の電子制御装置
を図1〜図5に示す。図1および図2に示すように、内
燃機関への燃料供給制御を司る第1のCPU1と、燃焼
室に供給される混合気の点火時期制御を司る第2のCP
U2とが電子制御装置(以下、「ECU」という)3内
に備えられている。
【0014】第1のCPU1には、この第1のCPU1
で実行される各種演算プログラムおよび燃料噴射量(燃
料噴射弁の開弁時間を演算するのに用いられる各種テー
ブル)等を記憶するリードオンリーメモリ(以下、「R
OM」という)4、演算結果を一時的に記憶するランダ
ムアクセスメモリ(以下、「RAM」という)5が備え
られている。
【0015】第2のCPU2には、第1のCPU1に内
蔵されるROM4およびRAM5と同様の機能を有する
ROM6およびRAM7が備えられている。ECU3の
入力側には、内燃機関のカム軸が360°回転する毎に
特定気筒の圧縮工程上死点前の所定角度位置で第1の気
筒判別信号(G1)を出力する第1の気筒判別センサ1
0と、前記気筒判別信号に対してクランク軸に対して3
60°(360°CA)ずれた位置で第2の気筒判別信
号(G2)を出力する第2の気筒判別センサ11、およ
びクランク軸が30°回転するごとに1パルスの信号
(NE)を出力する回転センサ12が接続されている。
第1の気筒判別信号(G1)、第2の気筒判別信号(G
2)および回転数信号(NE)は、図1に示すように、
ECU3の内部で波形整形回路15に入力された後、第
1のCPU1と第2のCPU2に入力される。
【0016】ECU3への他の入力として、スロットル
弁が全閉状態であることを示す信号(IDL)を出力す
るアイドルスイッチ16、自動変速機のシフト位置がニ
ュートラルであることを示す信号(NSW)を出力する
ニュートラルスイッチ17、スタータが通電状態である
ことを示す信号(STA)を出力するスタータスイッチ
18等のスイッチ類が接続され、ECU3内部の入力回
路20を通してレベル交換され、第1のCPU1と第2
のCPU2の双方へ入力される。
【0017】さらにECU3の入力として、内燃機関の
吸入空気量を電圧に変換して出力するエアフローメータ
22、内燃機関の冷却水温を抵抗値として出力する水温
センサ23、内燃機関の吸気温度を抵抗値として出力す
る吸気温センサ24、スロットル開度を抵抗値として出
力するスロットルセンサ25、電源電圧をモニタするた
めにバッテリ26が接続されている。
【0018】これらの入力のうち、水温信号、吸気温信
号、バッテリ信号については第1AD変換器27に入力
され、第1のCPU1に対してのみデータを転送する。
吸入空気量信号(AFM)、スロットル開度信号につい
ては第1AD変換器27および第2AD変換器28に入
力され、第1AD変換器27から第1のCPU1へ、第
2AD変換器28から第2のCPU2へデータを転送す
る。
【0019】第1のCPU1、第2のCPU2間の通信
手段40として、CPU1とCPU2は以下の5本のラ
インにより接続される。即ち、CPU1からCPU2
へデータを出力するためのSOUT、CPU2からC
PU1へデータを送るためのSIN、データの同期を
取るための同期信号をCPU1からCPU2へ送るため
のCLK、CPU2が受信可能状態であることを示す
信号を送るためのCTS、CPU1が受信可能状態で
あることを示す信号を送るためのRTSの各ラインであ
る。
【0020】第1のCPU1がプログラムによりデータ
送信可能な状態となっているとき、第2のCPU2が受
信可能であることがCTSによって第1のCPU1に伝
えられると、第1のCPU1からは、第1のCPU1内
の予め定められたRAMアドレスから始まるメモリの内
容を、予め定められたデータ長だけSOUTを通じて、
CLKに同期した形で出力する。第2のCPU2では、
このデータを、予め定められた第2のCPU2内のRA
M領域に書込む。
【0021】ここで、第1のCPU1におけるRAM5
からSOUTへの出力および第2のCPU2におけるR
AM7への書込みは、各CPU内のプログラムの介在な
くして、各CPUに備えられた図示しないDMAコント
ローラによってハード的に行われる。第2のCPU2の
RAM7から第1のCPU1のRAM5へのデータ転送
も、第1のCPU1のRAM5から第2のCPU2のR
AM7の場合と同様な手段により行われる。以下、第1
のCPU1のRAM5と第2のCPU2のRAM7との
間のDMAコントローラによるデータ転送を「DMA通
信」という。
【0022】このようなCPU間の通信手段40によ
り、第1のCPU1と第2のCPU2とが相互にデータ
等の交換を行うことによって、第1のCPU1からは、
内燃機関の各気筒の燃料噴射弁30を制御するための信
号#1、#2、#3、#4および内燃機関の状態を制御
するためのバキュームスイッチングバルブ(以下、「V
SV」という)31を制御するための信号等が出力され
る。また第2のCPU2からは、内燃機関各気筒の点火
プラグ32に点火させるための点火信号が出力され、さ
らに内燃機関状態を制御するためのVSV34を制御す
るための信号が出力される。
【0023】次に、燃料カットから燃料噴射に復帰する
ときの遅角制御(以下、「燃料カット復帰時遅角制御」
という)を第1のCPU1側の処理と第2のCPU2側
の処理とに分けて説明する。ここで、「燃料カットから
燃料噴射に復帰するときの遅角制御」とは、燃料カット
状態から燃料噴射状態に移行する場合、所定の条件が成
立したとき、点火時期を遅角させその後順次遅角量を減
衰させることにより、急激なトルクの変動によるショッ
クを抑える制御をいう。
【0024】図3に示すように、第1のCPU1の処理
では、電源投入後、最初にイニシャル処理を実行し(ス
テップ61)、その後、複数の処理ルーチンより構成さ
れるベースルーチン62の処理を実行する。このベース
ルーチン62は、燃料カット復帰時遅角制御処理64、
処理A(ステップ63)、処理B(ステップ70)等の
一連の処理が終了した後、ベースルーチン62の最初に
戻り再び一連の処理を行う周回処理の構成をとってい
る。したがって、ベースルーチン62を構成する燃料カ
ット復帰時遅角制御処理64、処理A(ステップ6
3)、処理B(ステップ70)等のプログラムサイズ、
割込処理の負荷の大小等により、ベースルーチン62の
周回速度が大きく変動する。なお、イニシャル処理後に
は、ベースルーチン62以外、回転同期の割込処理、時
間同期の割込処理等の種々の割込処理が介入するが、こ
れらの処理の説明を省略する。
【0025】燃料カット復帰時遅角制御処理64で行わ
れる第1のCPU1の処理の概要は、燃料カットから燃
料噴射に復帰するときのタイミング(以下、「F/C復
帰タイミング」という)に遅角制御実行条件が成立して
いるか否を判定し、成立を条件に遅角制御要求フラグ
(以下、「XAFC」という)を「1」にセットするこ
とである。
【0026】XAFCは、4mS毎の割込処理により送
信用メモリにコピーされ(ステップ71)、DMA通信
により第2のCPU2の受信用メモリに転送される。こ
のXAFCの転送により、第2のCPU2がXAFCを
読むことができる。また同様に、後述する第2のCPU
2によりセットされる遅角制御実行終了フラグ(以下、
「XAFCR」という)もDMA通信により第2のCP
U2の送信用メモリから第1のCPU1の受信用メモリ
に転送され、第1のCPU1がXAFCRを読むことが
できる。つまり、DMA通信により第1のCPU1から
第2のCPU2にXAFCが転送され、第2のCPU2
から第1のCPU1にXAFCRが転送される。なお、
このXAFCを転送する4mS毎の割込処理と前述した
ベースルーチン62の処理とは、非同期の関係にある。
【0027】第1のCPU1が行う燃料カット復帰時遅
角制御処理64は、第2のCPU2から送信されるXA
FCRが「1」か否かを判定することから始まる(ステ
ップ65)。このXAFCRの判定により、XAFCR
が「1」のとき、遅角制御が実行されたと判定し、XA
FCをクリアするため「0」をセットする(ステップ6
6)。XAFCRの判定により、XAFCRが「0」の
ときは、遅角制御が実行されていないと判定し、XAF
Cの状態を維持する。これにより、一旦「1」にセット
されたXAFCは、第2のCPU2がセットするXAF
CRが「1」にセットされない限り、「0」にセットさ
れないようになっている。次にステップ67において、
F/C復帰タイミングか否かを判定する。この判定でF
/C復帰タイミングであれば、次に遅角制御実行条件が
成立しているか否かを判定し(ステップ68)、復帰タ
イミングでなければ燃料カット復帰時遅角制御処理64
を終了する。ステップ68で判定する遅角制御実行条件
が成立していれば、第2のCPU2に対して遅角制御処
理の実行を要求するため、第2のCPU2にDMA通信
するXAFCに「1」をセットした後(ステップ6
9)、燃料カット復帰時遅角制御処理64を終了する。
また遅角制御実行条件が成立していなければ、燃料カッ
ト復帰時遅角制御処理64を終了する。燃料カット復帰
時遅角制御処理64を終了した後、処理B(ステップ7
0)に移行する。
【0028】図4に示すように、第2のCPU2の処理
では、電源投入後、最初にイニシャル処理を実行し(ス
テップ81)、その後、複数の処理ルーチンより構成さ
れるベースルーチン82の処理を実行する。このベース
ルーチン82は、燃料カット復帰時遅角制御処理84、
処理a(ステップ83)、処理b(ステップ90)等の
一連の処理が終了した後、ベースルーチン82の最初に
戻り再び一連の処理を行う周回処理の構成をとってい
る。したがって、ベースルーチン82を構成する燃料カ
ット復帰時遅角制御処理84、処理a(ステップ8
3)、処理b(ステップ90)等のプログラムサイズ、
割込処理の負荷の大小等により、ベースルーチン82の
周回速度が大きく変動する。なお、イニシャル処理後に
は、ベースルーチン82以外、回転同期の割込処理、時
間同期の割込処理等の種々の割込処理が介入するが、こ
れらの処理の説明を省略する。
【0029】燃料カット復帰時遅角制御処理84で行わ
れる第2のCPU2の処理の概要は、第1のCPU1か
ら送信されたXAFCを読込み、XAFCが「1」、即
ち遅角制御が要求されていればXAFCRを「1」にセ
ットし、遅角制御を実行することである。第2のCPU
2が行う燃料カット復帰時遅角制御処理84は、第1の
CPU1から受信したXAFCが「1」か否かを判定す
ることから始まる(ステップ85)。このXAFCの判
定により、XAFCが「0」のとき、XAFCRに
「0」をセットして(ステップ86)、燃料カット復帰
時遅角制御処理84を終了する。XAFCが「1」のと
きは、遅角制御処理の要求があると判断し、次にステッ
プ87において、XAFCRが「1」か否かを判定す
る。この判定により、XAFCRが「1」のときは、遅
角制御処理をすでに実行しているため、燃料カット復帰
時遅角制御処理84を終了する。XAFCRが「0」の
ときは、第1のCPU1に対して遅角制御処理の実行が
終了したことを通知するため、第1のCPU1にDMA
通信するXAFCRに「1」をセットした後(ステップ
88)、遅角制御を実行し(ステップ89)、燃料カッ
ト復帰時遅角制御処理84を終了する。燃料カット復帰
時遅角制御処理84を終了した後、処理b(ステップ9
0)に移行する。
【0030】XAFCRは、4mS毎の割込処理により
送信用メモリにコピーされ(ステップ91)、DMA通
信により第1のCPU1の受信用メモリに転送される。
このXAFCRの転送により、第1のCPU1がXAF
CRを読むことができる。なお、このXAFCRを転送
する4mS毎の割込処理と前述したベースルーチン82
の処理とは、非同期の関係にある。
【0031】上述した第1のCPU1側の処理と第2の
CPU2側の処理との組合わせにより、図5に示す燃料
カットから燃料噴射に復帰するときの遅角制御が行われ
る。図5に示すように、燃料噴射状態(a)が燃料カット
から燃料噴射に切替わると、第1のCPU1のベースル
ーチン62の周回タイミング(b) で第1のCPU1がX
AFC(d) を「1」にセットする。一方、第2のCPU
2は、ベースルーチン82の周回タイミング(c) でXA
FCを読込んでいる(e) ことから、XAFCが「1」に
セットされると、遅角量の初期値を設定して点火遅角量
(f) を変動させる。
【0032】次に、本実施例による燃料カット復帰時遅
角制御と従来の比較例による燃料カット復帰時遅角制御
とを比較して説明する。従来の比較例は、XAFCを送
信した燃料噴射制御用CPUが次の燃料カット制御を行
う前までに点火時期制御用CPUの遅角制御が実行され
ることを前提として、燃料カット中に燃料噴射制御用C
PUがXAFCのクリアを行うように図示しないベース
ルーチンが構成されている。したがって、燃料噴射制御
用CPUがXAFCを送信してから点火時期制御用CP
Uの遅角制御が実行されるまでの期間が、燃料噴射制御
用CPUの燃料カット制御の終了から次の燃料カット制
御を開始するまでの期間より短ければ、燃料噴射制御用
CPUがXAFCを誤ってクリアすることはない。
【0033】ところが、従来の比較例のベースルーチン
の周回速度は、プログラムサイズ、割込負荷等により大
きく変動するため、図6中の燃料カット復帰時遅角制御
(a)〜(f) に示す問題が生ずるおそれがある。図6に示
すように、燃料噴射状態(a) が燃料カット、燃料噴射、
燃料カットの順に変化した場合、燃料噴射制御用CPU
がセットするXAFC(d) は燃料噴射制御用CPUのベ
ースルーチンの周回タイミング(b) に応じて変化する。
一方、点火時期制御用CPUは、点火時期制御用CPU
のベースルーチンの周回タイミング(c) に応じてXAF
C(e) を読込んでいる。ところが、燃料噴射制御用CP
Uによって、XAFC(d) が一旦「1」にセットされた
にもかかわらず、点火時期制御用CPUがXAFC(e)
を読込むときにはXAFC(d) が「0」に戻っているた
め、点火時期制御用CPUがXAFC(e) を読込んだX
AFC(d) は「0」である。このため、遅角量の初期値
は設定されることなく、点火遅角量(f) の変動もない。
つまり、遅角制御を実行することができず、燃料噴射し
た分のショックを抑えることができないという問題が生
ずる。
【0034】本実施例による燃料カット復帰時遅角制御
は、上述したようなCPU間通信のデータの受渡し漏れ
の発生を防止している。燃料噴射状態(g) が燃料カッ
ト、燃料噴射、燃料カットの順に変化した場合、第1の
CPU1がセットするXAFC(j) は第1のCPU1の
ベースルーチン62の周回タイミング(h) に応じて変化
する。このXAFC(j) は、前述のように、一旦「1」
にセットされると、第2のCPU2がセットするXAF
CR(l) が「1」にセットされない限り、XAFC(j)
が「0」にセットされることがない。つまり、第2のC
PU2が、第2のCPU2のベースルーチン82の周回
タイミング(i) に応じてXAFC(k) を読込むとき、燃
料噴射時より遅れ次の燃料カット時にXAFC(k) を読
込んでも、「1」にセットされたXAFCを読込むこと
ができる。XAFCを読込んだ第2のCPU2は、XA
FCR(l) を「1」にセットした後、遅角量の初期値を
設定するため、点火遅角量(n) が変動し始める。一方、
第1のCPU1は、XAFCR(l) が「1」にセットさ
れたことから、ベースルーチン62の周回タイミング
(h) でXAFCR(m) を読込み、XAFC(j) を「0」
にセットする。したがって、第1のCPU1がXAFC
を送信してから第2のCPU2の遅角制御が実行される
までの期間が、第1のCPU1の燃料カット制御の終了
から次の燃料カット制御を開始するまでの期間より長く
ても、CPU間通信のデータの受渡し漏れが発生するこ
とはない。
【0035】以上説明したように本実施例によると、第
1のCPU1により一旦「1」にセットされたXAFC
は第2のCPU2がセットするXAFCRが「1」にセ
ットされているとき即ち遅角制御の実行が終了したとき
に限りXAFCをクリアし、また第2のCPU2はXA
FCがクリアされているとき即ち遅角制御実行要求がな
いときに限りXAFCRをクリアすることから、第1の
CPU1、第2のCPU2間の通信によるデータの受渡
し漏れを防止することができる。これにより、第2のC
PU2による遅角制御が確実に実行されることから、内
燃機関の燃料カット状態から燃料噴射状態に移行すると
きに生ずる急激なトルクの変動によるショックを確実に
抑制する効果がある。したがって、車両に搭載される内
燃機関の燃料カット状態から燃料噴射状態に移行すると
きに生ずるショックが確実に抑制されることから、車両
の運転性および安全性を向上する効果がある。
【0036】なお、本実施例は、内燃機関の燃料供給装
置とその遅角制御とを制御するそれぞれ第1のCPU
1、第2のCPU2間の通信について説明したが、本発
明の適用は、これに限られることはなく、内燃機関制御
を司るCPUと自動変速機用変速制御を司るCPUとの
通信に適用しても良い。ここで、内燃機関制御を司るC
PU(以下、「ENG制御用CPU」という)と自動変
速機用変速制御を司るCPU(以下、「変速制御用CP
U」という)との通信について説明する。ENG制御用
CPUと変速制御用CPUとの通信が行われる目的は、
変速時、変速制御用CPUから送信される遅角要求信号
をENG制御用CPUが受信し内燃機関を制御すること
により点火時期を遅角させトルクダウンさせることで、
変速時に伴う変速ショックを低減させることにある。
【0037】具体的には、変速制御用CPUから出力さ
れた遅角要求信号をENG制御用CPUが受取り、EN
G制御用CPUが所定の遅角量を設定し、また変速制御
用CPUから遅角要求信号が出力されなくなったとき、
ENG制御用CPUは遅角量を減衰させ「0」とすると
ともに、前述した本実施例と同様、ENG制御用CPU
から遅角制御実行終了信号を変速制御用CPUに送信す
る。これにより、遅角制御の抜けを防止することがで
き、変速時に伴う変速ショックを確実に低減させる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による内燃機関の電子制御装置
を示す回路図である。
【図2】本発明の実施例による内燃機関の電子制御装置
を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例による第1のCPU側の処理を
示すフローチャート図である。
【図4】本発明の実施例による第2のCPU側の処理を
示すフローチャート図である。
【図5】本発明の実施例による燃料カット復帰時遅角制
御の処理を示すタイムチャート図である。
【図6】従来の比較例による燃料カット復帰時遅角制御
の処理(a) 〜(f) と本発明の実施例による燃料カット復
帰時遅角制御の処理(g) 〜(n) とを示すタイムチャート
図である。
【符号の説明】
1 第1のCPU (第1の中央演算処
理装置) 2 第2のCPU (第2の中央演算処
理装置) 3 電子制御装置 4、6 ROM 5、7 RAM 40 通信手段 XAFC 遅角制御要求フラグ (第1の情報、遅
角制御要求信号) XAFCR 遅角制御実行終了フラグ(第2の情報、遅
角制御実行終了信号)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02P 5/15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定周期毎に実行される第1の通信処理
    により第1の情報を送信する第1の中央演算処理装置
    と、 前記第1の通信処理により受信した前記第1の情報を記
    憶し前記第1の情報が所定情報であるか否かを前記第1
    の通信処理と非同期に判断し、所定周期毎に実行される
    第2の通信処理により第2の情報を送信する第2の中央
    演算処理装置とを備え、 前記第2の中央演算処理装置は、前記第1の情報が所定
    情報であるとき特定の制御を実行し前記特定の制御を実
    行したことを示す情報を前記第2の情報に書込む処理と
    前記第1の情報が所定情報でないとき前記特定の制御を
    実行しないことを示す情報を前記第2の情報に書込む処
    理とを行い、 前記第1の中央演算処理装置は、前記第2の情報が前記
    特定の制御を実行したことを示す情報であるとき所定情
    報でない情報を前記第1の情報に書込む処理を行うこと
    を特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】 所定周期毎に第1の中央演算処理装置と
    第2の中央演算処理装置との間で第1の情報と第2の情
    報とを互いに受け渡す通信手段を有する通信制御方法で
    あって、 前記通信手段による通信処理により前記第1の中央演算
    処理装置から受信した前記第1の情報を記憶し前記第1
    の情報が所定情報であるか否かを前記通信処理と非同期
    に前記第2の中央演算処理装置により判断する処理と、 前記第1の情報が所定情報であるとき特定の制御を実行
    し前記特定の制御を実行したことを示す情報を前記第2
    の情報に前記第2の中央演算処理装置により書込む処理
    と、 前記第1の情報が所定情報でないとき前記特定の制御を
    実行しないことを示す情報を前記第2の情報に前記第2
    の中央演算処理装置により書込む処理と、 前記通信手段による通信処理により前記第2の中央演算
    処理装置から受信した前記第2の情報が前記特定の制御
    を実行したことを示す情報であるとき所定情報でない情
    報を前記第1の情報に前記第1の中央演算処理装置によ
    り書込む処理とを含むことを特徴とする通信制御方法。
  3. 【請求項3】 複数の中央演算処理装置と、前記中央演
    算処理装置間で所定周期毎に互いに通信可能な通信手段
    とを備え、燃料噴射を制御する中央演算処理装置により
    燃料噴射制御を行い、点火時期を制御する中央演算処理
    装置により点火時期制御を行う内燃機関の電子制御装置
    であって、 前記燃料噴射を制御する中央演算処理装置は、燃料カッ
    トから燃料噴射へ移行する時、所定の条件を満足すると
    前記点火時期を制御する中央演算処理装置に遅角制御要
    求信号を送信し、かつ前記点火時期を制御する中央演算
    処理装置から遅角制御終了信号を受信すると前記遅角制
    御要求信号の送信を解除し、 前記点火時期を制御する中央演算処理装置は、前記通信
    手段による通信処理と非同期に前記遅角制御要求信号を
    受信したか否かを判断し、前記遅角制御要求信号を受信
    したとき遅角制御を行うとともに遅角制御実行終了信号
    を前記燃料噴射を制御する中央演算処理装置に送信し、
    かつ前記遅角制御要求信号を受信しないとき前記遅角制
    御実行終了信号の送信を解除することを特徴とする内燃
    機関の電子制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002122042A (ja) * 2000-07-26 2002-04-26 Robert Bosch Gmbh プロセッサモジュールによる周辺素子の駆動装置及びその駆動方法

Cited By (2)

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JP4567245B2 (ja) * 2000-07-26 2010-10-20 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング プロセッサモジュールによる周辺素子の駆動装置及びその駆動方法

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