JPS61277848A - 内燃エンジンの電子制御装置 - Google Patents

内燃エンジンの電子制御装置

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JPS61277848A
JPS61277848A JP11796185A JP11796185A JPS61277848A JP S61277848 A JPS61277848 A JP S61277848A JP 11796185 A JP11796185 A JP 11796185A JP 11796185 A JP11796185 A JP 11796185A JP S61277848 A JPS61277848 A JP S61277848A
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JP
Japan
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cpu
central processing
signal
processing unit
data
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JP11796185A
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Inventor
Yoshio Suzuki
喜雄 鈴木
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) この発明は内燃エンジンの電子制御装置に関し、特に燃
料供給および点火をそれぞれ別個に制御する中央演算処
理装置を備えた電子制御装置に係るものである。
(発明の技術的背景とその問題点) 内燃エンジンの燃料噴射量および点火時期を制御する従
来の電子制御装置としては、例えば特開昭53−762
31号に開示されているようなものがある。この制御装
置は、1°個の中央演算処理装置(以下これをrCPU
Jという)を備え、これにエンジン水温信号、吸気管内
絶対圧信号、エンジンのクランク軸の回転位置信号、即
ち、例えばクランク軸の回転に関連して所定角回転する
ごとに発生するクランク角信号、1回転毎に2個発生す
る基準位置信号等のエンジン運転パラメータを導入し、
これらの入力信号に基づいて、この共通のCPUにより
燃料噴射量および点火時期制御に関する量演算を実行す
るようにしている。
ところで近年運転性能の向上等の要求に対応さセルため
に、各制御対象ごとにその演算プログラムの内容が複雑
となり、CPUの実行処理量が増大してきている。
しかしながら、従来の電子制御装置にあっては、複数の
制御対象を共通のCPUにより演算処理をするようにし
ていたため、上記のように各制御対象ごとの演算処理量
の増大に対処できなくなり、特にエンジンの低回転時に
較べ演算処理に確保できる時間が短くなる高回転時にお
いて、より正確なエンジン制御に対する要請に応じ得な
い。最も、演算処理能力に優れたCPU (例えば、3
2ビツト、64ビツト等のもの)を用いれば上記の要請
に応じ得ると考えられるが、コストアップを招くので実
用的でない、一方、複数の制御対象を、個別に演算処理
できるようにし、各CPUに必要なエンジン運転パラメ
ータをそれぞれ別個のセンサ、入力回路等により取込む
ようにすると、それぞれに入力回路等を含むCPUが複
数個必要となり、装置が煩雑且つ膨大なものとなり、メ
ンテナンスに困難がもたらされる。
(発明の目的) この本発明はこのような点に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは装置の煩雑化等を招来することな
く燃料噴射量1点火時期等の複数の制御対象のそれぞれ
のより正確で且つ複雑な制御を可能にした内燃エンジン
の電子制御装置を提供することにある。
(発明の構成) 上記目的を達成するため、この発明によれば内燃エンジ
ンの運転状態パラメータに応じ、燃料噴射量及び点火時
期を電子的に制御する内燃エンジンの電子制御装置に於
て、前記燃料噴射量を演算する第1の中央演算処理装置
と、点火時期の演算を行なう第2の中央演算処理装置と
を有し、前記第1及び第2の中央演算処理装置は通信線
を介し互いに接続され、前記第1の中央演算処理装置に
は少なくともエンジン負荷を表わすアナログ量にて示さ
れる運転パラメータ系のデータが入力され、前記第2の
中央演算処理装置には少なくとも所定のクランク角度位
置を表わすタイミング信号系のデータが入力され、前記
第2の中央演算処理装置は前記タイミング信号到来毎に
前記第1の中央演算処理装置が燃料噴射量の演算を開始
すべきか否かを判別し、該演算開始すべき信号到来判別
時前記第1の中央演算処理装置へ演算開始信号を供給す
るようにしたことを特徴とする内燃エンジンの電子制御
装置が提供される。
(発明の実施例) 以下この発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図はこの発明に係る電子制御装置の全体構成を示す図で
ある。電子制御装置(ECU)内に内燃エンジンへの燃
料供給制御を司る第1のCPU1と、供給された燃料に
より形成される混合気の点火時期制御を司る第2のCP
U2とが備えられている。第1のCPUIには、この第
1のCPU1で実行される各種演算プログラムおよび燃
料噴射量、言い換えれば燃料噴射弁8の開弁時間を演算
するのに用いられる各種テーブル等を記憶するリードオ
ンリメモリ(以下FROMJという)3゜演算結果等を
一時的に記憶するランダムアクセスメモリ(以下rRA
MJ という)4が備えられている。第1のCPUIの
入力側には、内燃エンジンの吸気管(図示せず)内組対
圧の値を検出し、これをデジタル値に変換して出力する
PBトランスジューサ5と、吸気温度、エンジン冷却水
温、スロットル弁riFJ度、排気ガス中の02a度等
の運転パラメータ値を検出し、これをデジタル値に変換
して出力する他のトランスジューサ6とが接続されてい
る。また第1のCPUIの出力側には後述の燃料噴射時
間データに基づいて燃料噴射弁の開弁時間を計数するカ
ウンタ回路7が接続され、このカウンタ回路7の出力線
が当該燃料噴射弁8に接続されている。またEGRバル
ブ、アイドルコントロール用のソレノイドバルブ等の駆
動信号線路が、これらバルブ類のアクチュエータ9に接
続されている。なお、燃料噴射弁8は内燃エンジンの各
気筒ごとに配設され、これに応じてカウンタ回路7にも
気筒数と同数個のカウンタが備えられている。
一方、第2のCPU2には、前記第1のCPU1におけ
る場合と同様の機能を有するROMl1.およびRAM
12が備えられている。第2のCPUの入力側には波形
整形回路13が接続され、この波形整形回路13の入力
側にエンジンの特定の気筒の所定のクランク角度位置で
気筒判別用の1パルスの信号T。、を出力する気筒判別
(CYL)センサ14、エンジンのクランク軸が180
a回転するごとに各気筒のBTDC(上死点前)の所定
クランク角度位置で基準クランク角度信号T。4を出力
する上死点(TDC)センサ15、およびクランク軸が
30゜回転するごとに1パルスの信号T24を出力する
クランク角度センサ16の各センサが接続されている。
また第2のCPU2の出力側には、並列接続されたター
ンオンカウンタ17とターンオフカウンタ18とを介し
てフリップフロップ回路19゜更に後段に点火回路21
およびディストリビュータ22が順次接続され、このデ
ィストリビュータ22に各気筒ごとに配設された点火プ
ラグ23a〜23dが接続されている。上記点火回路2
1には図示しない高圧発生用の1次コイルおよび2次コ
イルからなる周知のイグニッションコイルが配設されて
いる。またターンオンカウンタ17およびターンオフカ
ウンタ18は、ともにダウンカウンタが用いられており
、後述するようにターンオンカウンタ17には第2のC
PU2で演算された通電開始時期データが設定され、こ
れを後述する通電を開始すべきクランク角度位置範囲(
以下これを単に「通電ステージ」という)においてその
ステージ始点からクロックパルスにより減算カウントし
、点火回路21の1次コイルへの通電時期を規定するも
のである。一方、ターンオフカウンタ18は前記と同様
に第2のCPU2で演算された点火時期データが設定さ
れ、これを後述する所定の点火ステージにおいてそのス
テージ始点からクロックパルスにより減算カウントし、
前記1次コイルへの通電を遮断する時期を定め、2次コ
イル側に点火用の高電圧を発生させるものである。
そしてさらに第1のCPUIと第2のCPU2との間に
次のような各信号線が接続されている。
まず気筒判別(CYL)信号T01の信号線25が波形
整形回路13の出力側と第1のCPUIの入力側との間
に接続されている。また第1のCPUIに演算開始用の
トリガ信号を与える信号線26が第2のCPU2から第
1のCPUIに向けて接続され、さらにデータ転送用通
信線27.28が両CPUI、2の間に接続されている
。通信線28は、第1のCPUIから第2のCPU2に
向けてエンジンパラメータ等のデータおよび送信命令信
号を転送するためのものであり1通信線27は第2のC
PU2から第1のCPUIに向けて、上記の送信命令に
対する確認信号等を送るためのものである。各CPUI
、2には、各通信線27.28の送信側端および受信側
端の部分に、後述するようにデータをシリアル非同期で
転送するために、それぞれ並列−直列変換回路および直
列−並列変換回路が配設されている。符号29はMeカ
ウンタで、このMeカウンタ29には、第2のCPU2
からスタートトリガ信号の導出線3oが接続され、その
出力側は、第1のCPLIIに接続されている。相カウ
ンタ29は第2のCPU2が例えばBTDC90”のク
ランク角度位置を検出したときに発生するス゛ タート
トリガ信号によってその計数値をレジスタ(図示せず)
にストアすると共に計数値を零にリセットシて再び一定
周波数のクロックパルスの計数を開始する。従って、M
eカウンタ29のレジスタにストアされている計数値は
今回及び前回のスタートトリガ信号の発生間のクロック
パルス数、即ち、スタートトリガ信号の発生時間間隔を
表わす。
この計数値は第1のCPUIにより読込まれ、エンジン
回転数Neの逆数に比例したパラメータ軸の演算に使用
され、このパラメータMeはエンジン回転数を表す情報
として燃料噴射量演算の際のパラメータの1つとして用
いられる。
次いで、第2図により、通信線27.28の両端部にそ
れぞれ配設されている並列−直列変換回路および直列−
並列変換回路を通信線28側のもノニついて説明する。
符号31は並列−直列変換回路で8ビツトの命令又は運
転パラメータ値データと、これに命令又はデータの判別
用ビット並びにスタート、ストップの各ビットを加え1
1ビツトを1フレームとして(第7図)これをラッチす
るラッチ回路32と、このラッチ回路32から並列に入
力した11ビツトデータを信号線34を介して入力する
クロックパルスの入力毎に1ビツトづつ直列に転送する
ためのシフトレジスタ33とで構成されている。シフト
レジスタ33の出力端子は出力ポート351通信線28
および入力ポート36を介して第2のCPUZ側のシフ
トレジスタ39の入力端に接続されている。このシフト
レジスタ39とラッチ回路38とで直列−並列変換回路
37が構成され、前記並列−直列変換回路31と逆の手
順により、転送されて来た11ビツトデータがシフトレ
ジスタ38にストアされる。尚、符号40はシフトレジ
スタ39に入力するグロックパルスの入力線路である。
この入力線路40から入力するクロックパルスと、送信
側の信号線34から入力するクロックパルスとは、非同
期であるがパルス周期は同一である。シフトレジスタ3
9から後述するデータのストップビットに対応する信号
は出力線路41を介してラッチ回路38のクロック入力
端子に供給されるとともに、後述するように2フレ一ム
分のデータ転送を行なうような場合においては、最初の
1フレ一ム分のデータ転送を行なう場合と同様に、最初
の1フレ一ム分のデータ転送が終了したことを知らせる
信号と、して用いられる。
次に第3図乃至第7図を参照して作用を説明する。
まず、第2のCPU2による点火時期制御を述べろ。
第2のCPtJ2には、各センサ14〜16からのCY
L信号T70、TDC信号T。4、およびクランク角度
信号T24が波形整形回路13で波形整形されて入力す
る(第3図(a)〜(C))。このうちCYL信号T。
、は信号線路25を介して各気筒への燃料     ゛
噴射順序を判別する信号として第1のCPUIにも入力
する。なお、第3図および第4図中のステージとは、隣
接する2つの上死点(TDC)間のクランク角度をクラ
ンク角度信号T!4の各立上がりから次のクランク角度
信号T24の立上りまでのクランク角度を1間隔として
6つの領域に分割し、各領域をステージと称し、これに
0番から5番まで付番したものである。第2のCPU2
は点火時期制御プログラムとしてクランク角度信号T2
4の発生ごとに実行されるクランク割込処理プログラム
(第4図(b))と、第0ステージで実行されるクラン
ク割込処理プログラムの終了に引続いて行なわれるθI
G−DUTY演算処理プログラム(第4図(C))の2
つの処理プログラムを実行し、θIG −DUTY演算
処理の実行中にクランク角度信号T24が入力したとき
にはクランク割込処理を優先して実行する。
まず、クランク割込処理では、TDC信号、クランク角
度信号に基づくターンオンカウンタ17のカウントをス
タートすべき通電ステージ(第4図の例ではステージ2
)、及びターンオフカウンタ18をスタートすべき所定
ステージ(第4図の例ではステージ4)及び後述する第
1のCPUIがFI演算処理を実行すべき所定ステージ
(第4図の例ではステージ3)等のステージ判別が行な
われる。特に、第2のCPU2は第3ステージを検出す
ると、演算開始用トリガ信号線26を介して第1のCP
UIにトリガ信号を供給する。これにより、第1のCP
UIにおいてFI演算処理が開始される。第2のCPU
2は更にクランク割込処理でクランク角度信号T24の
発生時間間隔ME6iの検出、ターンオンカウンタ17
及びターンオフカウンタ18の起動等の制御処理を行な
う。
一方、θIG−DUTY演算処理では、進角制御値0工
G、通電制御値DUTY (TDC信号の発生時間間隔
に対するコイル通電時間割合%)、通電時期TDUT、
及び点火時期TIGの各データの演算等を実行する。
上記各データの演算処理をさらに詳述すると、進角制御
値θIGは、エンジン回転数N e、吸気管内絶対圧P
BA、エンジン冷却水温度Tw等の各位から次の(1)
式に従って演算される。
θIG=θMAP+θIGCR・・・(1)ここに、θ
MApは基本進角値を示し、エンジン回転数Neと、吸
気管内絶対圧PBAとによりROMIIに記憶されてい
るマツプから読出され、θIGCRは基本進角値の補正
変数値で、エンジン冷却水温度Tw、吸気温度TA及び
大気圧PA等に応じて前記ROMIIに記憶されている
テーブルから読み出される。
前記oMAp値の演算に使用するエンジン回転数Neは
第2のCPU2に内蔵されたMeカウンタから与えられ
、その値Meは、第3図(c)及び第4図(a)に示す
クランク角度信号T24の各ステージO〜5の各間隔を
一定周期のクロックパルス(固定クロックパルス)で夫
々計測して得た値ME60〜65の加算料Me (=M
es、+ME、、+ME、。
+ME$3+ME、4+ME、5)を使用する。
また、通電制御値DUTYはエンジン回転数Neの関数
で、前述と同様にROMIIに記憶されているテーブル
から読み出され、この読み出された値をバッテリ電圧で
補正して与えられる。
ここで点火はBTDCO〜60’の範囲で行なわれ、換
言すればステージ4,5のうちのどちらかで行なわれる
。具体的には前記ターンオフカウンタ18に入力される
データはステージ4の立上りから、ターンオフカウンタ
18の計数が開始され、カウント数がOとなると、2次
側コイルへの通電が遮断される。このターンオフカウン
タ18への入力値をTIGとすると、該TIGは角度一
時間変換値であり、その値は上述のようにし−て求めた
進角制御値θIG及びMe値から求められる。
また1通電開始時期TDUTも同様に進角制御値θIG
、通電制御値DUTY及びMe値で決定される角度一時
間変換された値であり、これによりステージ間の任意の
位置を設定することができる。
そして、点火コイルに通電を開始すべきステージ開始時
点が検出されたときターンオンカウンタ17の計数が開
始され、TDUT値に対応する値をカウントダウンして
カウント数がOになると、即ち設定された通電開始時期
に至るとフリップフロップ回路19のセットが行なわれ
、点火回路21の1次コイルに通電が開始される。そし
て、前述した通り、前記ステージ4の開始時点から点火
時期TIGに至るとフリッププロップ回路19のリセッ
トが行なわれる。
フリップフロップ回路19はこのリセットで点火回路2
1に通電オフ信号を出力し、通電オフのタイミングで2
次コイルに点火用の高電圧を発生させ、規定された進角
度位置でプラグ22を点火する。
一方、第1のCPUIはFI演算処理プログラムを実行
する。このFI演算処理は第2のCPU 2側のクラン
ク割込処理においてステージ3、即ちBTDC90°の
クランク角度位置が検出されたときに信号線26を介し
てCPU2からCPUIへ出力される前記トリガ信号q
の入力を受けてその実行が開始される。又、トリガ信号
qはエンジン運転状態、例えばエンジン回転数Ne、吸
気管内絶対圧PBA等の状態により起動するタイミング
をエンジン運転状態に応じて変え、これによって噴射タ
イミングも制御される。そしてこのFI演算処理では、
PBAトランスジューサ5からの吸気管内絶対圧信号P
BA、スロットル弁開度信号θTH1排気ガス中の02
濃度検出値等のデータの読み込み、及びMeカウンタ2
9で計数されたMeデータの読み込み、後述する燃料噴
射時間TOIJTの演算、ならびにTog丁演算演算終
了時にカウンタ回M7における所定気筒のカウンタの起
動制御等を実行する。
上述の燃料噴射時間T 0(3Tは次式によって演算さ
れる。
ToUT=TiXK、+に2 ここに、Tiは燃料噴射弁8の基本燃料噴射時間を示し
、この基本燃料噴射時間Tiは例えば吸気管内絶対圧P
BAと、エンジン回転数Neとに基づいてROM3から
読み出される。K1及びに2は夫々前述の各種センサか
らのエンジンパラメータ信号に応じて演算される補正係
数及び補正変数であって、エンジン運転状態に応じて、
始動特性、排気ガス特性、燃費特性、エンジン加速特性
等の諸特性が最適なものとなるように所定の演算式に基
づいて演算される。第1のCPUIは前述のように燃料
噴射時間TQuTの演算終了と同時に、この燃料噴射時
間TOIJTのデータをカウンタ回路7における所定気
筒のカウンタに設定するとともに当該カウンタを起動す
る。カウンタはこのデータを減算カウントし、当該燃料
噴射時間データに対応した値の開弁時間信号を駆動信号
として燃料噴射弁8に供給し、燃料供給量を制御する。
次に、データ転送用信号!27.28を介してエンジン
運転パラメータ値等のデータ転送について述べる。この
データ転送はシリアル非同期方式により実行され、前述
した第2のCPU2で実行されるクランク割込処理、θ
IG−DUTY演算処理、及び第1のCPUIで実行さ
れるFI演算処理の各処理が実行されていないとき(こ
れを「バックグラウンド」という)に実行される。先ず
、第1のCPUIは前記FI演嫌処理が行なわれていな
いバックグラウンドにあるとき、第5図に示すように通
信線28を介して送信命令SEN[)を第2のCPU 
2に送出する。これに対し第2のCPU2は、クランク
割込処理等の処理実行状態ではなくデータ受信が可能状
態であればデータ受信可能状態を表わす確認信号ACK
を通信線27を介して第1のCPUIに応答する。応答
後、第1のCPU1はクロックパルスでシフトレジスタ
33を駆動する。この駆動により、シフトレジスタ33
は、クロックパルスが入力する毎に、ラッチ回路32を
経て並列に入力しているエンジンの運転パラメータ値を
内容とするデータDATAを、シフトしながら1ビツト
づつ出力し、これを通信線28を介して第2のCPU2
に転送する。第2のCPU2におけるシフトレジスタ3
9は、信号線40から入力するクロックパルスで、転送
されてきたデータDATAを1ビットづつシリアルにラ
ッチする。
そしてこのデータDATAに続く最後のストップビット
の入力タイミングでラッチ回路38が駆動され、データ
DATAがシフトレジスタ39からラッチ回路38に8
ビット同時にラッチされる。
ラッチ回路38にラッチされたデータDATAは。
第2のCPU2の書込み処理によりRAM12に書込ま
れる。なお第2のCPU 2には、第1のCPU 1に
対してデータ転送を要求するリクエスト命令も用意され
ている。而して第2のCPU2におけるRAM12には
第1のCPUI側におけるRAM4と同様に常時最新の
各エンジン運転パラメータの値が書き込まれる。2バイ
ト分のデータ転送を行なうときは、第6図に示すように
第2のCPt12は、先ず1バイト分のデータ[)AT
A 1を受信したのち、確認信号ACKを第1のCPU
Iに送り、その後に後続の1バイト分のデータDATA
 2を受信する。
なおこのようなデータ転送の間にCPUに割込処理が入
ったときは、シフトレジスタ33.39へのクロックパ
ルスが非入力状態となり、データ転送が中断して割込処
理が優先する。そして、この割込処理の終了後にデータ
転送が再開される。
なおこの発明における燃料供給の制御とは、燃料噴射量
、噴射時期等の何れの制御であってもよく、また点火制
御とは点火時期、通電時間等の何れの制御であってもよ
い。
(発明の効果) 以上詳述したように、この発明によれば、燃料噴射量を
演算する第1の中央演算処理装置と、点火時期の演算を
行なう第2の中央演算処理装置とを有し、前記第1及び
第2の中央演算処理装置は通信線を介し互いに接続され
、前記第1の中央演算処理装置には少なくともエンジン
負荷を表わすアナログ量にて示される運転パラメータ系
のデータが入力され、前記第2の中央演算処理装置には
少なくとも所定のクランク角度位置を表わすタイミング
信号系のデータが入力され、前記第2の中央演算処理装
置は前記タイミング信号到来毎に前記第1の中央演算処
理装置が燃料噴射量の演算を開始すべきか否かを判別し
、該演算開始すべき信号到来判別時前記第1の中央演算
処理装置へ演算開始信号を供給するようにしたので、第
1及び第2のCPU間のデータ通信回数を極力少なくす
ることができ、その分プログラム処理量が増大し。
演算処理能力の優れた高価な上位のCPUを用いること
なく正確で且つ複雑な制御を行わせることができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明方法を実施する内燃エンジンの電子制
御装置の全体構成を示すブロック図、第2図は第1及び
第2の中央演算装置間のデータ転送を行なう、ラッチ回
路、シフトレジスタ等から構成されるデータ転送用回路
のブロック図、第3図はTDC信号、クランク角度信号
等のパルス発生タイミングを示すタイミングチャート、
第4図は点火コイルへの通電開始時期、通電停止時期等
を示すタイミングチャート、第5図及び第6図はエンジ
ン運転パラメータ値等のデータの転送タイミングを示す
タイミングチャート、第7図は転送される1フレームの
データの構成を示すブロック図である。 1・・・第1の中央演算処理装置(CPU)、2・・・
第2の中央演算処理装置(CPU) 、5・・・吸気管
内絶対圧トランスジューサ、8・・5燃料噴射弁、16
・・・クランク角度センサ、23a〜23d・・・点火
栓、26・・・演算開始用トリガ信号線、27.28・
・・データ転送用通信線、31・・・並列−直列変換回
路、37・・・直列−並列変換回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.内燃エンジンの運転状態パラメータに応じ、燃料噴
    射量及び点火時期を電子的に制御する内燃エンジンの電
    子制御装置に於て、前記燃料噴射量を演算する第1の中
    央演算処理装置と、点火時期の演算を行なう第2の中央
    演算処理装置とを有し、前記第1及び第2の中央演算処
    理装置は通信線を介し互いに接続され、前記第1の中央
    演算処理装置には少なくともエンジン負荷を表わすアナ
    ログ量にて示される運転パラメータ系のデータが入力さ
    れ、前記第2の中央演算処理装置には少なくとも所定の
    クランク角度位置を表わすタイミング信号系のデータが
    入力され、前記第2の中央演算処理装置は前記タイミン
    グ信号到来毎に前記第1の中央演算処理装置が燃料噴射
    量の演算を開始すべきか否かを判別し、該演算開始すべ
    き信号到来判別時前記第1の中央演算処理装置へ演算開
    始信号を供給するようにしたことを特徴とする内燃エン
    ジンの電子制御装置。
JP11796185A 1985-03-18 1985-05-31 内燃エンジンの電子制御装置 Pending JPS61277848A (ja)

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DE19863609070 DE3609070A1 (de) 1985-03-18 1986-03-18 Elektronisches steuersystem fuer verbrennungsmotoren
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