JP3050337B2 - 内燃機関の電子制御装置 - Google Patents
内燃機関の電子制御装置Info
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- JP3050337B2 JP3050337B2 JP3191939A JP19193991A JP3050337B2 JP 3050337 B2 JP3050337 B2 JP 3050337B2 JP 3191939 A JP3191939 A JP 3191939A JP 19193991 A JP19193991 A JP 19193991A JP 3050337 B2 JP3050337 B2 JP 3050337B2
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- JP
- Japan
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- signal
- input
- central processing
- cpu
- internal combustion
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- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の中央演算処理装
置(以下、「CPU」という)を使用する内燃機関の電
子制御装置に関する。
置(以下、「CPU」という)を使用する内燃機関の電
子制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、特開昭61−232363号
公報に示されるように、内燃機関の電子制御装置におい
て、2個以上のCPUで機能を分担して制御能力を高め
る方法が知られている。この電子制御装置は、2個以上
のCPUを備え、これに内燃機関の水温信号、吸気管内
絶対圧信号、クランク角回転位置信号、1回転毎に2個
発生する基準位置信号等の内燃機関の運転パラメータを
導入し、これらの入力信号に基づいて、複数のCPUに
より燃料噴射制御および点火時期制御に関する両演算を
実行するようにしている。
公報に示されるように、内燃機関の電子制御装置におい
て、2個以上のCPUで機能を分担して制御能力を高め
る方法が知られている。この電子制御装置は、2個以上
のCPUを備え、これに内燃機関の水温信号、吸気管内
絶対圧信号、クランク角回転位置信号、1回転毎に2個
発生する基準位置信号等の内燃機関の運転パラメータを
導入し、これらの入力信号に基づいて、複数のCPUに
より燃料噴射制御および点火時期制御に関する両演算を
実行するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の内燃機関の電子制御装置によると、2個以上
のCPUに共通に必要な入力要素を独立に各々のCPU
に入力すると、必要な入力ポート数が増大し、入力回路
が複雑になるという問題がある。また、共通の入力要素
を代表的な1個のCPUに入力し、このCPUから他の
CPUにCPU間の通信手段によって転送する方法があ
る。しかしこの場合には転送による遅れが生じ、制御能
力が低下するという問題がある。
うな従来の内燃機関の電子制御装置によると、2個以上
のCPUに共通に必要な入力要素を独立に各々のCPU
に入力すると、必要な入力ポート数が増大し、入力回路
が複雑になるという問題がある。また、共通の入力要素
を代表的な1個のCPUに入力し、このCPUから他の
CPUにCPU間の通信手段によって転送する方法があ
る。しかしこの場合には転送による遅れが生じ、制御能
力が低下するという問題がある。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、入力回路を簡単な構成にし、複数
のCPUで機能を分担して制御能力を向上させつつ、処
理速度を速めた内燃機関の電子制御装置を提供すること
を目的とする。
めになされたもので、入力回路を簡単な構成にし、複数
のCPUで機能を分担して制御能力を向上させつつ、処
理速度を速めた内燃機関の電子制御装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の内燃機関の電子制御装置は、2個以上のCPUと、前
記2個以上のCPU間で通信可能な通信手段とを備え、
複数の入力信号のうち単位時間当たりの変化量が小さい
入力信号は、単独のCPUに入力し、他のCPUへは前
記通信手段によってデータを送信し、複数の入力信号の
うち単位時間当たりの変化量が大きい入力信号は、複数
のCPUに入力することを特徴とする。
の内燃機関の電子制御装置は、2個以上のCPUと、前
記2個以上のCPU間で通信可能な通信手段とを備え、
複数の入力信号のうち単位時間当たりの変化量が小さい
入力信号は、単独のCPUに入力し、他のCPUへは前
記通信手段によってデータを送信し、複数の入力信号の
うち単位時間当たりの変化量が大きい入力信号は、複数
のCPUに入力することを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の電子制御装置によると、2個以上のC
PUに共通して必要な入力要素のうち、比較的短い周期
の入力が必要なものは各CPUに別々に入力し、比較的
長い周期の入力で足りるものはその入力要素を主に使用
するCPUにのみ入力するため、入力回路を簡単にしつ
つ共通に必要な入力要素を通信手段で転送することで、
処理速度を速めつつ、各CPUの機能分担により各機能
の制御能力を向上する。
PUに共通して必要な入力要素のうち、比較的短い周期
の入力が必要なものは各CPUに別々に入力し、比較的
長い周期の入力で足りるものはその入力要素を主に使用
するCPUにのみ入力するため、入力回路を簡単にしつ
つ共通に必要な入力要素を通信手段で転送することで、
処理速度を速めつつ、各CPUの機能分担により各機能
の制御能力を向上する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2に示すように、内燃機関への燃料供給制御を
司る第1のCPU1と、供給された燃料により形成され
る混合気の点火時期制御を司る第2のCPU2とが電子
制御装置(ECU)3内に備えられている。
する。図2に示すように、内燃機関への燃料供給制御を
司る第1のCPU1と、供給された燃料により形成され
る混合気の点火時期制御を司る第2のCPU2とが電子
制御装置(ECU)3内に備えられている。
【0008】第1のCPU1には、この第1のCPU1
で実行される各種演算プログラムおよび燃料噴射量(燃
料噴射弁の開弁時間を演算するのに用いられる各種テー
ブル)等を記憶するリードオンリーメモリ(以下、RO
Mという)4、演算結果を一時的に記憶するランダムア
クセスメモリ(以下、RAMという)5が備えられてい
る。
で実行される各種演算プログラムおよび燃料噴射量(燃
料噴射弁の開弁時間を演算するのに用いられる各種テー
ブル)等を記憶するリードオンリーメモリ(以下、RO
Mという)4、演算結果を一時的に記憶するランダムア
クセスメモリ(以下、RAMという)5が備えられてい
る。
【0009】第2のCPU2には、第1のCPU1に内
蔵されるROM4およびRAM5と同様の機能を有する
ROM6およびRAM7が備えられている。ECU3の
入力側には、内燃機関のカム軸が360°回転する毎に
特定気筒の圧縮工程上死点前の所定角度位置で第1の気
筒判別信号(G1)を出力する第1の気筒判別センサ1
0と、前記気筒判別信号に対してクランク軸に対して3
60°(360°CA)ずれた位置で第2の気筒判別信
号(G2)を出力する第2の気筒判別センサ11、およ
びクランク軸が30°回転するごとに1パルスの信号
(NE)を出力する回転センサ12が接続されている。
第1の気筒判別信号(G1)、第2の気筒判別信号(G
2)および回転数信号(NE)は、図1に示すように、
ECU3の内部で波形整形回路15に入力された後、第
1のCPU1と第2のCPU2に入力される。
蔵されるROM4およびRAM5と同様の機能を有する
ROM6およびRAM7が備えられている。ECU3の
入力側には、内燃機関のカム軸が360°回転する毎に
特定気筒の圧縮工程上死点前の所定角度位置で第1の気
筒判別信号(G1)を出力する第1の気筒判別センサ1
0と、前記気筒判別信号に対してクランク軸に対して3
60°(360°CA)ずれた位置で第2の気筒判別信
号(G2)を出力する第2の気筒判別センサ11、およ
びクランク軸が30°回転するごとに1パルスの信号
(NE)を出力する回転センサ12が接続されている。
第1の気筒判別信号(G1)、第2の気筒判別信号(G
2)および回転数信号(NE)は、図1に示すように、
ECU3の内部で波形整形回路15に入力された後、第
1のCPU1と第2のCPU2に入力される。
【0010】ECU3への他の入力として、スロットル
弁が全閉状態であることを示す信号(IDL)を出力す
るアイドルスイッチ16、自動変速機のシフト位置がニ
ュートラルであることを示す信号(NSW)を出力する
ニュートラルスイッチ17、スタータが通電状態である
ことを示す信号(STA)を出力するスタータスイッチ
18等のスイッチ類が接続され、ECU3内部の入力回
路20を通してレベル交換され、第1のCPU1と第2
のCPU2の双方へ入力される。
弁が全閉状態であることを示す信号(IDL)を出力す
るアイドルスイッチ16、自動変速機のシフト位置がニ
ュートラルであることを示す信号(NSW)を出力する
ニュートラルスイッチ17、スタータが通電状態である
ことを示す信号(STA)を出力するスタータスイッチ
18等のスイッチ類が接続され、ECU3内部の入力回
路20を通してレベル交換され、第1のCPU1と第2
のCPU2の双方へ入力される。
【0011】さらにECU3の入力として、内燃機関の
吸入空気量を電圧に変換して出力するエアフローメータ
22、内燃機関の冷却水温を抵抗値として出力する水温
センサ23、内燃機関の吸気温度を抵抗値として出力す
る吸気温センサ24、スロットル開度を抵抗値として出
力するスロットルセンサ25、電源電圧をモニタするた
めにバッテリ26が接続されている。
吸入空気量を電圧に変換して出力するエアフローメータ
22、内燃機関の冷却水温を抵抗値として出力する水温
センサ23、内燃機関の吸気温度を抵抗値として出力す
る吸気温センサ24、スロットル開度を抵抗値として出
力するスロットルセンサ25、電源電圧をモニタするた
めにバッテリ26が接続されている。
【0012】これらの入力のうち、水温信号、吸気温信
号、バッテリ信号については第1AD変換器27に入力
され、第1のCPU1に対してのみデータを転送する。
吸入空気量信号(AFM)、スロットル開度信号につい
ては第1のAD変換器27および第2のAD変換器28
に入力され、第1のAD変換器27から第1のCPU1
へ、第2のAD変換器28から第2のCPU2へデータ
を転送する。
号、バッテリ信号については第1AD変換器27に入力
され、第1のCPU1に対してのみデータを転送する。
吸入空気量信号(AFM)、スロットル開度信号につい
ては第1のAD変換器27および第2のAD変換器28
に入力され、第1のAD変換器27から第1のCPU1
へ、第2のAD変換器28から第2のCPU2へデータ
を転送する。
【0013】第1のCPU1、第2のCPU2間の通信
手段として、CPU1とCPU2は以下の5本のライン
により接続される。すなわち、CPU1からCPU2
へデータを出力するためのSOUT、CPU2からC
PU1へデータを送るためのSIN、データの同期を
取るための同期信号をCPU1からCPU2へ送るため
のCLK、CPU2が受信可能状態であることを示す
信号を送るためのCTS、CPU1が受信可能状態で
あることを示す信号を送るためのRTSの各ラインであ
る。
手段として、CPU1とCPU2は以下の5本のライン
により接続される。すなわち、CPU1からCPU2
へデータを出力するためのSOUT、CPU2からC
PU1へデータを送るためのSIN、データの同期を
取るための同期信号をCPU1からCPU2へ送るため
のCLK、CPU2が受信可能状態であることを示す
信号を送るためのCTS、CPU1が受信可能状態で
あることを示す信号を送るためのRTSの各ラインであ
る。
【0014】第1のCPU1がプログラムによりデータ
送信可能な状態となっているとき、第2のCPU2が受
信可能であることがCTSによって第1のCPU1に伝
えられると、第1のCPU1からは、第1のCPU1内
のあらかじめ定められたRAMアドレスから始まるメモ
リの内容を、あらかじめ定められたデータ長だけSOU
Tを通じて、CLKに同期した形で出力する。第2のC
PU2では、このデータを、あらかじめ定められた第2
のCPU2内のRAM領域に書き込む。
送信可能な状態となっているとき、第2のCPU2が受
信可能であることがCTSによって第1のCPU1に伝
えられると、第1のCPU1からは、第1のCPU1内
のあらかじめ定められたRAMアドレスから始まるメモ
リの内容を、あらかじめ定められたデータ長だけSOU
Tを通じて、CLKに同期した形で出力する。第2のC
PU2では、このデータを、あらかじめ定められた第2
のCPU2内のRAM領域に書き込む。
【0015】ここで、第1のCPU1におけるRAMか
らSOUTへの出力および第2のCPU2におけるRA
Mへの書き込みは、プログラムの介在なしに、ハード的
に行われる。第2のCPU2から第1のCPU1へのデ
ータ転送も、第1のCPU1から第2のCPU2の場合
と同様な手段により行われる。第1のCPU1からの出
力としては、内燃機関の各気筒の燃料噴射弁30を制御
するための信号#1、#2、#3、#4および内燃機関
の状態を制御するためのその他VSV31を制御するた
めの信号等が出力される。
らSOUTへの出力および第2のCPU2におけるRA
Mへの書き込みは、プログラムの介在なしに、ハード的
に行われる。第2のCPU2から第1のCPU1へのデ
ータ転送も、第1のCPU1から第2のCPU2の場合
と同様な手段により行われる。第1のCPU1からの出
力としては、内燃機関の各気筒の燃料噴射弁30を制御
するための信号#1、#2、#3、#4および内燃機関
の状態を制御するためのその他VSV31を制御するた
めの信号等が出力される。
【0016】第2のCPU2からの出力としては、内燃
機関各気筒の点火プラグ32に点火させるための点火信
号が出力され、さらに内燃機関状態を制御するためのそ
の他VSV34等を制御するための信号が出力される。
CPU間のデータ通信は、4ms毎に行う。この周期に
対して、この周期の2倍以下程度の周期で入力が必要な
入力としては、Ne、G1、G2、IDL、NSW、S
TA、AFM、スロットル開度等がある。これらの入力
を第1のCPU1、第2のCPU2へ独立に入力するこ
とで、通信による遅れを低減している。これは、これら
の入力を一方のCPU(例えば、第1のCPU1)にの
み入力し、他方のCPU(例えば、第2のCPU2)へ
は、CPU1、2間のデータ通信手段によって入力した
場合、入力信号の変化が速いために、通信による遅れが
制御に対して致命的な影響を与えかねないためである。
機関各気筒の点火プラグ32に点火させるための点火信
号が出力され、さらに内燃機関状態を制御するためのそ
の他VSV34等を制御するための信号が出力される。
CPU間のデータ通信は、4ms毎に行う。この周期に
対して、この周期の2倍以下程度の周期で入力が必要な
入力としては、Ne、G1、G2、IDL、NSW、S
TA、AFM、スロットル開度等がある。これらの入力
を第1のCPU1、第2のCPU2へ独立に入力するこ
とで、通信による遅れを低減している。これは、これら
の入力を一方のCPU(例えば、第1のCPU1)にの
み入力し、他方のCPU(例えば、第2のCPU2)へ
は、CPU1、2間のデータ通信手段によって入力した
場合、入力信号の変化が速いために、通信による遅れが
制御に対して致命的な影響を与えかねないためである。
【0017】さらに、CPU間通信周期(4ms)に比
べ、4倍以上程度の周期で入力すれば充分な入力として
は、水温信号、吸気温信号、バッテリ電圧信号等があ
る。これらの入力に対しては通信による遅れによる影響
が小さいことに注目し、これらの入力を主に使用するC
PU(この場合、第1のCPU1)にのみ入力し、他の
CPU(この場合、第2のCPU2)へはデータ通信手
段により入力する。これは、これらの入力、例えば水温
信号、吸気温信号、バッテリ電圧信号等を第1のCPU
1、第2のCPU2に独立に入力した場合、ECU3内
のハードウェアの規模が大きくなってしまうためであ
る。これにより、ハードウェア規模の増大を抑える。
べ、4倍以上程度の周期で入力すれば充分な入力として
は、水温信号、吸気温信号、バッテリ電圧信号等があ
る。これらの入力に対しては通信による遅れによる影響
が小さいことに注目し、これらの入力を主に使用するC
PU(この場合、第1のCPU1)にのみ入力し、他の
CPU(この場合、第2のCPU2)へはデータ通信手
段により入力する。これは、これらの入力、例えば水温
信号、吸気温信号、バッテリ電圧信号等を第1のCPU
1、第2のCPU2に独立に入力した場合、ECU3内
のハードウェアの規模が大きくなってしまうためであ
る。これにより、ハードウェア規模の増大を抑える。
【0018】前記実施例では2個のCPUを使用してい
るが、本発明としては、3個以上のCPUを使用しても
同様のことを行える。この場合、複数のCPUに入力さ
れる入力は、使用している全てのCPUに入力する必要
はなく、その入力を必要とする一部のCPUにのみ入力
しても良い。また前記実施例では水温等のデータをその
まま通信手段によって送信しているが、データを加工し
た形(例えば水温により補正項に変換)で送信しても良
い。
るが、本発明としては、3個以上のCPUを使用しても
同様のことを行える。この場合、複数のCPUに入力さ
れる入力は、使用している全てのCPUに入力する必要
はなく、その入力を必要とする一部のCPUにのみ入力
しても良い。また前記実施例では水温等のデータをその
まま通信手段によって送信しているが、データを加工し
た形(例えば水温により補正項に変換)で送信しても良
い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内燃機関
の電子制御装置によれば、機能を分担して制御能力を向
上させるとともに入力回路を簡単な配線構造にし、処理
速度を速くすることができるという効果がある。
の電子制御装置によれば、機能を分担して制御能力を向
上させるとともに入力回路を簡単な配線構造にし、処理
速度を速くすることができるという効果がある。
【図1】本発明の実施例による内燃機関の電子制御装置
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図2】本発明の実施例による内燃機関の電子制御装置
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
1 第1のCPU(中央演算処理装置) 2 第2のCPU(中央演算処理装置) 40 通信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 45/00 374 F02D 45/00 372 F02D 41/28 F02P 5/15 G06F 15/16
Claims (4)
- 【請求項1】 2個以上の中央演算処理装置と、前記2
個以上の中央処理装置間で互いに通信可能な通信手段と
を備え、 複数の入力信号のうち単位時間当たりの変化量が小さい
入力信号は、単独の中央演算処理装置に入力し、他の中
央演算処理装置へは前記通信手段によってデータを送信
し、 複数の入力信号のうち単位時間当たりの変化量が大きい
入力信号は、複数の中央演算処理装置に入力することを
特徴とする内燃機関の電子割御装置。 - 【請求項2】 前記単独の中央演算処理装置は、データ
の送り先である前記他の中央演算処理装置が受信可能で
あることを示す信号を受け取った後、前記単位時間当た
りの変化量が小さい入力信号を前記通信手段にて送信す
ることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の電子制御
装置。 - 【請求項3】 前記単位時間当たりの変化量が小さい入
力信号は前記各中央演算処理装置のプログラムの介在な
しにハード的に行われることを特徴とする請求項2記載
の内燃機関の電子制御装置。 - 【請求項4】 前記単位時間当たりの変化量が大きい入
力信号は、回転数信号、気筒判別信号、スロットル弁全
閉信号、ニュートラル信号、スタータ信号、吸入空気量
信号、スロットル開度信号のうち少なくとも1つであ
り、 前記単位時間当たりの変化量が小さい入力信号は、水温
信号、吸気温信号、バッテリ電圧信号のうち少なくとも
1つであることを特徴とする請求項1〜3のうち1つに
記載の燃機関の電子制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3191939A JP3050337B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 内燃機関の電子制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3191939A JP3050337B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 内燃機関の電子制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533718A JPH0533718A (ja) | 1993-02-09 |
JP3050337B2 true JP3050337B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=16282973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3191939A Expired - Lifetime JP3050337B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 内燃機関の電子制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3050337B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3346079B2 (ja) * | 1995-03-10 | 2002-11-18 | 株式会社デンソー | マルチcpuシステムのデータ入出力処理装置 |
JP4655656B2 (ja) * | 2005-02-07 | 2011-03-23 | 株式会社デンソー | 電子制御装置 |
JP5365551B2 (ja) * | 2010-03-05 | 2013-12-11 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関制御装置 |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP3191939A patent/JP3050337B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0533718A (ja) | 1993-02-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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