JPS62274851A - シリアル通信制御装置 - Google Patents

シリアル通信制御装置

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JPS62274851A
JPS62274851A JP61117915A JP11791586A JPS62274851A JP S62274851 A JPS62274851 A JP S62274851A JP 61117915 A JP61117915 A JP 61117915A JP 11791586 A JP11791586 A JP 11791586A JP S62274851 A JPS62274851 A JP S62274851A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明はシリアル通信制御装置に関し、詳しくは中央処
理装置に設けられて外部とのシリアル通信を行なうシリ
アル通信制御装置に関する。
[従来の技術] 近年、電子技術の急速な発展・普及、特にマイクロコン
ピュータ等を中心とする処理装置の小型化・低価格化に
伴って、大型かつ高機能の中央処理装置に処理を集中す
る集中型システムに替えて、制御対象に対する機能や配
置等に応じて複数の中央処理装置を用意し必要な処理を
分散して行なう分散型システムの研究・開発・利用が進
められている。こうした分散型システムは、局所的な処
理を高速に行なう迅速性、制御対象の相違に対して最適
の制御系を構成しえる多様性、一部の故障がシステム全
体に波及しない信頼性、システムへの追加・変更に対す
る柔軟性といった点で極めて優れたものであるが、複数
の中央処理装置を接続する通信系と相互の通信を処理す
る通信制御装置とを必要とする。
そこで従来より、各中央処理装置間の通信を制御する通
信制御Il装置種々提案されており、そのひとつに、シ
リアル通信(1ビット通信)により、各中央処理装置間
の通信を行なうシリアル通信制御装置がある。
[発明が解決しようとする問題点] シリアル通信制御装置は各中央処理装置間の配線を極め
て簡略化しえるといった利点を有するが、以下の問題が
存在するため、猶一層の改善が望まれていた。
(1) 従来、こうしたシリアル通信制m装置は、中央
処理装置に内臓もしくはそのパスラインを介して接続さ
れ中央処理装置により順序送信データを受は取りもしく
は読み取られることによりシリアル入出力を行なってい
る。しかしながら、これらの処理は、ユーザが用意する
ソフトウェアによって行なわれるので、複数の中央処理
装置をシリアル通信によって接続し互いにデータを共有
するといった場合、中央処理装置の負担はかなり重いも
のとなってしまうという問題があった。特に、短い時間
間隔で変化するデータを通信しこれを更新しなげられば
ならない場合などでは、短時間に何度もシリアル通信を
制御するプログラムを実行する必要があり、ユーザのプ
ログラムに多大な負担をかけることになってしまう。
(2) この結果、シリアル通信を行なう中央処理装置
のオーバヘッドが大きくなり、主制御の実行速度・応答
性が低下することが考えられた。
そこで、本発明は、こうした問題を解決することを目的
としてなされ、中央処理装置に負担をかけることなく高
速にシリアル通信を実現し、データの共有化を図ること
ができるシリアル通信制御装置を提供するものである。
光用■講滅 [問題点を解決するための手段] かかる目的を達成ずべく、本発明は問題点を解決するた
めの手段として次の構成をとった。即ち、データを随時
書き込みおよび読み出ししえる随時記憶手段と、該随時
記憶手段との間のアドレスおよびデータのやりとりを仲
介する内部バスとを備えた中央処理装置に設りられだシ
リアル通信制御装置であって、 前記随時記憶手段の書き込みおよび/または読み出しの
アドレス領域を指定するアドレス指定手段と、 外部からシリアルデータとして受信された受信データお
よび/または外部へシリアルデータとして送信される送
信データを記憶する通信データ記憶手段と、 前記アドレス指定手段および前記通信データ記憶手段と
専用データバスにより接続されると共に、前記中央処理
装置の内部バスに接続され、通信実行時には、前記アド
レス指定手段によって指定された前記随時記憶手段の所
定のアドレス領域に対する前記通信データ記憶手段の前
記受信データの書き込みおよび/または前記送信データ
の読み出しを実行する通信制御手段と を備えたシリアル通信制t[l装置の構成がそれである
[作用] 上記構成を有する本発明のシリアル通信制御装置は、 少なくとも随時記憶手段とこの随時記憶手段との間のア
ドレスおよびデータのやりとりを仲介する内部バスとを
備えた中央処理装置に設けられており、この内部バスに
接続された通信制御手段と、通信制御手段に専用データ
バスを介して接続されたアドレス指定手段と通信データ
記憶手段とを備え、 通信実行時には、 通信制御手段により、外部からシリアルデータとして受
信され通信データ記憶手段に記憶された受信データを専
用データバスを介して読み出し、= 6− アドレス指定手段によって指定された随時記憶手段のア
ドレス領域に内部バスを介して書き込み、および/また
は、 通信制御手段により、アドレス指定手段によって指定さ
れた随時記憶手段のアドレス領域から内部バスを介して
データを読み出し、これを専用データバスを介して通信
データ記憶手段に、シリアルデータとして外部へ送信さ
れる送信データとして記憶させる。
従って、本実施例のシリアル通信制m装置によれば、中
央処理装置のユーザプログラムに負担をか(プることな
く、シリアル通信を実現する。
ここで、シリアル通信制御iI装置は、送信、受信の一
方だけでも、両者を行なうものでもよい。また通信制御
手段による内部バスの使用は、サイクルスチール等の手
法によってもよいし、バスリクエスト制御によるダイレ
クトメモリアクセス(DMA)の手法等によってもよい
[実施例] 以上説明した本発明の構成を一層明らかにする為に、次
に本発明の好適な実施例として車両用制御装置に組み込
まれたシリアル通信制御装置について説明する。第1図
は車両用制御装置の構成を示す概略構成図である。
図示する如く、本実施例の車両用制御装置は、車両動力
源としての内燃機関1と内燃機関1の出力軸2に結合さ
れた変速機3とを搭載した車両において、内燃機関1の
燃料噴射量や点火時期を制御してその出力トルクを制御
するエンジン制tII装置5と変速機3の変速をコンl
−ロールする自動変速制御装置7とを備えて構成されて
いる。
図示する如く、内燃機関1は大気より空気を吸入すると
共に燃料噴射弁8から噴射される燃料と空気とを混合し
て吸気ポート9に導く吸気系10と、点火プラグ12に
形成される電気火花によって点火された混合気の燃焼の
エネルギをピストン14を介して回転運動として取り出
す燃焼室15と、燃焼後のガスを排気ポート17を介し
て排出する排気系18とを備えて構成されている。
吸気系10には、上流から、■アクリーチ20゜吸入空
気量Qを検出するエアフロメータ21.吸入空気量を制
御するスロットルバルブ23.吸入空気の脈流を平滑化
するサージタンク25が設けられている。吸入空気量Q
は図示しないアクセルペダルに連動したスロットルバル
ブ23の開度によって制御されるが、スロットルバルブ
23が全開とされた場合(アイドル時)には、スロット
ルバルブ23をバイパスするバイパス路26に設けられ
たアイドルスピードコントロールバルブ(以下、これを
l5CVと略す)28によって吸入空気量Qは制御され
る。尚、吸気系10には、スロットルバルブ23が全開
の時にオン状態となるアイドルスイッチを内蔵しスロッ
トルバルブ23の開度を併せ検出するスロットルセンサ
30と、吸入空気の温度THAを検出する吸気温センサ
31も設けられている。
上記吸気系10を介して吸入される空気と燃料噴射弁8
より噴射された燃料との混合気は、燃焼室15に吸入さ
れ、ピストン14により圧縮された後着火されるが、混
合気への着火は点火プラグ12に形成される電気火花に
よって行なわれる。
内燃機関1の各気筒に設けられた点火プラグ]2は、高
耐圧コード(図示せず)により、出力軸2の回転に同期
して、イグナイタ33に発生した高電圧を配電するディ
ストリビュータ35に接続されている。尚、ディストリ
ビュータ35内には、出力軸201回転に1パルスを発
生する気筒判別センサ36と、出力l1112の30度
毎に1パルスを発生する回転数センサ37とが設けられ
ている。
火花点火によって着火され爆発的に燃焼しピストン14
を押し下げた混合気はその後排ガスとして排出されるが
、この排気系18には、排ガスの組成に基づいて混合気
の空燃比を検出する酸素濃度センサ(以下、02センサ
と呼ぶ)3Bや排ガスの浄化を行なう三元触媒装@39
、更に排気温度を検出する排気温センサ40等が設(プ
られている。
尚、内燃機関1のシリンダブロック41は循環する冷却
水によっ−で冷却されており、この冷却水の湿度THW
は冷却水温センサ43により検出さ−]O− れる。
内燃機関の運転状態を検出する上述した各センサの出力
信号はエンジン制御装置5に入力され、内燃機関1の運
転状態に応じて、燃料噴射弁8゜l5CV28.イグナ
イタ33等の制御が行なわれる。
エンジン制御装置(ECU>5は、実施例としてのシリ
アル通信制御装置を備え、ROM、RAM1人出ボート
等を内臓した1チツプCP U 4.5及び各センサか
らの電圧信号をアナログディジタル変換して入力するア
ナログディジタル変換器(以下、rA/D変換器」と呼
ぶ)47から構成されている。上述したスロットルセン
サ30.吸気温センサ31.排気温センサ40.及び冷
却水温センサ43は、A/D変換器47に接続されてお
り、それらの出力信号は、ディジタル信号に変換された
後、1チツプCPU45に入力される。
1チツプCPU45は、コモンバス50を介して相互に
接続された周知の算術論理演算ユニット(ALLJ>5
2.ROM53.RAM54.入力ボート55.出力ポ
ート56およびシリアルコントローラ57と、このシリ
アルコントローラ57に専用データバス59により接続
された入力データアドレスポインタ60.出力データア
ドレスポインタ61.シリアル入力レジスタ63および
シリアル出力レジスタ65とを漏える。A/D変換器4
7によりディジタル信号に変換された各センサからの信
号及び気筒判別センサ361回転数センサ33.Ozセ
セン38等からの信号は、入力ボート55を介して入力
される。一方、出力ポート56には、各気筒の吸気ボー
ト9に設けられた燃料噴射弁8やバイパス路26に設け
られたl5CV28あるいは高電圧を発生するイグナイ
タ33等が接続されており、1チツプCP U 4.5
はこの出力ポート56より、これらのアクチュエータに
制御信号を出力するよう構成されている。
エンジン制御装置5の行なう内燃機関1のこうした運転
制御、例えば燃料噴射量制御1点火時期制御、ISCコ
ン1〜ロール等はよく知られているので説明は省略する
。本実施例ではこれらの制御の他に、エンジン制御装置
5は、入力ボート55を介して読み込んだ制御量のうち
スロットル開度θ2回転数NE等を、シリアルコントロ
ーラ57の制御により、シリアル出力レジスタ65を介
して自動変速制御装置7に送信し、一方向動変速制御装
置7からはシリアル入力レジスタ63を介して車速V、
シフトポジションSPや変速パターンの設定状態(パタ
ーンセレクトやオーバードライブの可否)等を入力する
処理を行なっている。シリアルコントローラ57や各ポ
インタ60,61、レジスタ63.65の構成及び通信
制御については、1チツプCPUとして構成された自動
変速制御装置7と共に後で詳述する。尚、電子制御装置
5と自動変速制御装置7とは同−筺体内に収納され、図
示しないバッテリから電力の供給をうけて動作するよう
構成されている。
次に自動変速制御装置7の構成とその制御について簡単
に説明する。自動変速制御装置7は、エンジン制御ll
装置5の1チツプCP U 45と同様、]コモンバス
0を介して接続された周知のAIU72、ROM73.
RAM74人カポ−ドア5゜出力ポードア6およびシリ
アルコントローラ77と、このシリアルコントローラ7
7に専用データバス79を介して接続された入力データ
アドレスポインタ80.出力データアドレスポインタ8
1゜シリアル入力レジスタ83およびシリアル出力レジ
スタ85とを備える1チツプCPUとして構成されてい
る。その人カポ−]〜75には、変速機3の変速比を1
未満とする所謂オーバドライブを選択することを禁止す
るオーバドライブカットスイッチ87.変速パターンを
選択するパターンセレクトスイッチ89の他、変速Ia
3の出力軸91の回転数によって車速Vを検出する車速
センサ93と変速機3のシフトポジションSPを検出す
るシフトポジションセンサ95とが接続され、一方、出
力ポードア6には、変速の切り換え(アップシフト、ダ
ウンシフ]・)を行なう2つの変速用ンレノイドバルブ
97.98とロックアツプ用ソレノイドバルブ99とが
接続されている。また、自動変速制御装置7は、シリア
ルコントローラ77を用いて、既述したよう、エンジン
制御装置5に車速VやシフトポジションSP等を送出す
ると共に、エンジン制御装置5よりスロットル開度θや
回転数NE等のデータを受は取っている。このスロット
ル開度θ等は、自動変速制御装置7による変速比の制御
に供される。
即ち、自動変速制御装置7は、ROM73内に、車速V
とスロットル開度θとによって定まるマツプ(シフト線
図)を予め記憶しており、両者に基づいて変速比を定め
、変速用ソレノイドバルブ97.98およびロックアツ
プ用ソレノイドバルブ99を駆動制御して、アップシフ
ト、ダウンシフトを行なうのである。これらの制御も周
知のものなので、ここではその説明は省略する。
次にエンジン制御装置5.自動変速制御装置において通
信を司るシリアル通信制御装置の構成と働きとについて
説明する。まず各ポインタ、レジスタ等の構成および機
能について説明する。
専用データバス59.79ニジリアルコントローラ57
.77によって通信されるシリアルデー夕に対応したデ
ータを送受するためのデータバスラインである。
入力データアドレスポインタ60,80ニジリアル入力
レジスタ63.83から受けたデータを格納すべきRA
M54.74のアドレスを示す16ビツト長のレジスタ
であって、シリアルデータの入力におけるアドレス指定
手段として働く。
出力データアドレスポインタ61,81ニジリアル出力
レジスタ65.85から送出すべきデータをもってくる
べきRAM54.74内のアドレスを示す16ビツト長
のレジスタであって、シリアルデータの出力におけるア
ドレス指定手段として働く。
シリアル入力レジスタ63.83ニジリアルラインSI
N、5ou−rから受りた受信データを蓄える10ピツ
1へ長の入力用シフトレジスタであって、シリアルデー
タの入力における通信データ記憶手段として働く。シリ
アルラインSIN、5OLJTから入力される受信デー
タの1ビツトのスタートピッ1S丁を検出し、2ビツト
のストップビットSPまでに含まれる10ビツトのデー
タ(DOないしD9 )をパラレルデータに変換する機
能を有する。
シリアル出力レジスタ65,85ニジリアルライン5O
UT、SINからデータを送出するための10ビツト長
の出力用シフトレジスタであって、シリアルデータの出
力における通信データ記憶手段として働く。送信すべき
8ビツトのデータ(DOないしD7)に、パリティビッ
トP(D8)とアドレス/データ認識用のビットAD 
(D9 )とを付加してなる10ビツトのデータ(DO
ないしD9 )をシリアルデータに変換すると共に、ス
タートビットST (1ピツト)とストップビット5P
(2ビツト)とを付けて送出する機能を有する。
シリアルコントローラ57.77:それ自身、内臓する
所定のプログラムに従って所定の処理(後述)を繰り返
すものとして構成されており、通信制御手段として働く
。コモンバス50.専用データバス70を共にアクセス
しえる構成を有する。特にコモンバス50については、
ALU52゜−17= 72がコモンバス50.70を使用していないことを検
知してこれをアクセスする所謂サイクルスチールを実現
する機能を有し、上記のポインタ。
レジスタを制御して、シリアルデータを入力してlをR
AM54.74の所定のアドレスへ出き込み、または所
定のアドレスからデータを読み出してシリアルデータと
して出力する制御を行なう。
尚、エンジン制御装置5のシリアル入力レジスタ63は
シリアルラインSINにより自動変速制御装置7のシリ
アル出力レジスタ85に、一方そのシリアル出力レジス
タ65はシリアルライン5OUTにより自動変速制御装
置7のシリアル入力レジスタ83に、各々接続され、更
に同期通信のためのクロックラインCI Kl、CLK
Oにより、両制御装置5,70入力・出力レジスタ63
,65およびシリアルニ1ン1−ローラ77、シリアル
コントローラ57および入力・出レジスタ83,85が
、各々接続されている。
以上の構成を有する本実施例の車両用制御装置において
、自動変速制n装置7のデータをエンジン制御装置5に
転送する場合の処理について説明する。第2図(A>は
、自動変速制御装置7のシリアルコントローラ77が実
行するデータ出力制御ルーチンを示すフローチャート、
第2図(B)は、エンジン制御装置15のシリアルコン
トローラ57が実行するデータ入力制御ルーチンを示す
フローチャートである。
自動変速制御装置7は、電源が投入されると、全体の初
期化がなされ、ALU72を中心に周知の変速制御が実
行される。こうした制御において、入力ポードア5から
入力された各種データ、例えば車速V、シフトポジショ
ンSPや各種スイッチ87.89の状態等は、RAM7
4の所定のアドレスAm1nから10バイトに亘って格
納されている。シリアルコントローラ77が実行するデ
ータ出力制御ルーチンの開始に先立って、このアドレス
Am1nが、シリアルコントローラ77に対して出力さ
れ、シリアルコントローラ77は、アドレスAm1nを
専用データバス79を介して出力データアドレスポイン
タ81に格納する。
シリアルコンl−ローラ77は、データ出力制御ルーチ
ンの処理を開始すると、まずこの出力データアドレスポ
インタ81の内容(アドレスAm1n)をシリアル出力
レジスタ85にロードルする。
(ステップ100)。この時、シリアルコントローラ7
7は、16ビツ1〜長のアドレスを2回に分けて、まず
下位8ビツトの送信から行なうものとし、更にシリアル
出力レジスタ85に、送信すべきデータがアドレスであ
ることを示すアドレス認識ビットAD=1を引き渡す。
シリアル出力レジスタ85は、受けとった8ピツI〜(
DOないしD7)のデータに、自動的にパリティPを付
与し、更にアドレス認識ビットへ〇を加え、これを与め
定められたスター1〜ピツ]〜STとス]〜ツブピッ]
〜SPとの間に加えてシリアルラインSINより外部へ
送信するシリアル出力処理を実行する(ステップ110
)。従って、この時、出力されるシリアルデータのフA
−マットは第3図に区間■で示す形式となる。
2回に分けてアドレスAm1nの送信を行なつた後、シ
リアルコントローラ77は、出力データアドレスポイン
タ81の示すアドレスのデータをRAM74よりシリア
ル出力レジスタ85にロードする処理を行なう(ステッ
プ120)。この時、シリアルコントローラ77は、]
モンバス70のバスサイクルをサイクルスチールし、ア
ドレスポインタのさし示すRAM74のアドレスの内容
を読み出し、専用データバス79を介してシリアル出力
レジスタ85に転送するのである。尚、アドレス認識ビ
ットADはOに指定される。従って、シリアル出力レジ
スタ85は、第3図区間■に示すフォーマットでデータ
を送出する(ステップ130)。
その後、シリアルコントローラ77は、出力データアド
レスポインタ81の値が、データ転送を行なうべきアド
レスの上限値AmaXになっているか否かを判断しくス
テップ140>、上限値Amaxに至っていなければ、
出力データアドレスポインタ81の値を1だけインクリ
メントしてから(ステップ150)上述したステップ1
00に戻り、再びアドレスの送出から処理を実行する。
一方、アドレスポインタ81の値が上限値AmaXに等
しくなっていれば、データの送信は−通り終了したとし
て、アドレスポインタ81の値を転送開始のアドレスA
m1nにセットしなおしくステップ160) 、同様に
ステップ100に戻り、再び上述した処理を実行する。
この結果、シリアルコントローラ77の制御により自動
変速制御装置7は、車速V、シフトポジションSP等の
10バイトのデータを繰り返し出力することになる。
シリアル出力レジスタ85は、およそ1Mビット/秒の
転送を、クロックに同期して実行しえるので、10バイ
トのデータの転送をおよそ400μsecで完了する。
一方、エンジン制御装@5は、電源が投入されて所定の
初期化の処理を行なった俊、ALU52を中心に周知の
燃料噴射制御9魚火時期制御等を実行するが、シリアル
通信によってRAM54の所定のアドレスに転送される
変速機3の制御データ、例えば車速V、シフトポジショ
ンSPあるいはシフトパターン等は、こうしたエンジン
制御に供される。
シリアルコントローラ57は、データ入力制御ルーチン
(第2図(B))を開始すると、まず、シリアル入力レ
ジスタ63にシリアルラインSINを介して伝送される
データを入力する処理(ステップ200>を実行し、シ
リアル入力レジスタ63によってパラレルデータに変換
されたデータの第10ビツトD9  (AD)の値に基
づいて、入力したデータがアドレスを示しているデータ
か否かの判断を行なう(ステップ210)。アドレス認
識ビット△Dの値が1であればアドレスであるとして、
そのデータを入力データアドレスポインタ60にロード
する(ステップ220)。尚、転送データが8ビツトで
あり、このアドレスポインタ60のビット長が16ビツ
トであることからも直ちに諒解されるように、アドレス
の転送は、2回に分(プて行なわれる。こうしてアドレ
スの転送が終了した後、自動変速制御装置7からはデー
タが送られてくるので、シリアルコントローラ57は、
入力したデータを、人力データアドレスポインタ60に
予めセラ1〜されたRAM54アドレスに格納する(ス
テップ230)。この処理は、既述したデータ出力制御
ルーチンのステップ120と同様サイクルスチールによ
り実現される。以上の処理の終了後、処理はステップ2
00に戻り、再び上述した制御を繰り返す。
この結果、エンジン制御装@5内のRAM54の所定の
アドレスに置かれた車速V、シフトポジションSP等の
データは、極めて高速に(本実施例では約400μ5e
ciに)更新されることになり、最新のデータを用いた
燃料噴射量制御1点火時期制御等を実行することが可能
となる。即ち、エンジン制御装置5は、自動変速制御装
置7から送信される車速V、シフトポジションSP等の
情報を常時監視しうつ、例えばダウンシフトの直前には
内燃機関1の出力を減少させるといった制御を行なって
、変速時に生じるショックを低減する等の高度な処理を
実現し、車両のドライブフィーリング、ドライバビリテ
ィの向上に資することができる。
尚、エンジン制御装置5から自動変速制m+装置7への
データの送信も同様に行ないえることは勿論である。
以上説明したように、車両用制御装置に組み込んだ本実
施例のシリアル通信制御装置によれば、エンジン制御装
置5と自動変速制御装置7との間で極めて高速にデータ
通信を行なうことができ、しかも、このシリアルデータ
通信の実行には、いちいち通信用プログラムを呼び出し
たり、主制御を中断させるといった必要がないという優
れた利点が存する。この結果、燃料噴射制御等に置ける
処理も簡略化することができ、主制御の処理速度を向上
させることができるという効果も秦する。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は
こうした実施例に何等限定されるものではなく、例えば
車両以外の制御装置へのに応用、データに識別コードを
付し3以上の中央処理装置を結合した構成、あるいはサ
イクルスチールに代えてバスリクエストを用いた構成な
ど、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる
態様で実施しえることは勿論である。
発明の効果 以上詳述したにうに、本発明のシリアル通信制御装置に
よれば、所定の制御を実行する中央処理装置の負担を増
加Jることなく高速にシリアル通信を実現することがで
きるという極めて優れた効果を奏する。従って、分散型
システムとして構築された各中央処理装置ににつて効率
よ< IIJ御を行ないながら、相互のデータの共有を
応答性よく図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例としてのシリアル通信制御装置
を組み込んだ車両用制御装置の概略構成図、第2図(A
>は実施例におけるデータ出力制御ルーチンを示すフロ
ーヂャ−1〜、第2図(B)は同じくデータ入力制御ル
ーチンを示すフローヂャート、第3図は実施例における
シリアル通信のフォーマットを示す説明図、である。 1・・・内燃機関 3・・・変速機 5・・・エンジン制御装置 7・・・自動変速制御装置 8・・・燃料噴射弁 45・・・1チツプCPU 47・・・A/D変換器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 データを随時書き込みおよび読み出ししえる随時記憶手
    段と、該随時記憶手段との間のアドレスおよびデータの
    やりとりを仲介する内部バスとを備えた中央処理装置に
    設けられたシリアル通信制御装置であって、 前記随時記憶手段の書き込みおよび/または読み出しの
    アドレス領域を指定するアドレス指定手段と、 外部からシリアルデータとして受信された受信データお
    よび/または外部へシリアルデータとして送信される送
    信データを記憶する通信データ記憶手段と、 前記アドレス指定手段および前記通信データ記憶手段と
    専用データバスにより接続されると共に、前記中央処理
    装置の内部バスに接続され、通信実行時には、前記アド
    レス指定手段によつて指定された前記随時記憶手段の所
    定のアドレス領域に対する前記通信データ記憶手段の前
    記受信データの書き込みおよび/または前記送信データ
    の読み出しを実行する通信制御手段と を備えたシリアル通信制御装置。
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