JPH0713897A - データのシリアル通信装置 - Google Patents

データのシリアル通信装置

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JPH0713897A
JPH0713897A JP5143527A JP14352793A JPH0713897A JP H0713897 A JPH0713897 A JP H0713897A JP 5143527 A JP5143527 A JP 5143527A JP 14352793 A JP14352793 A JP 14352793A JP H0713897 A JPH0713897 A JP H0713897A
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JP
Japan
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data
microcomputer
ram
transmission
bytes
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JP5143527A
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English (en)
Inventor
Kokichi Shimizu
孝吉 清水
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ破壊を防止すること。 【構成】 第1のマイコン1の送信専用RAM203は
インデックスカウンタCOUNT1,データDATA
1,データDATA2,インデックスカウンタCOUN
T2とから構成されている。そして、始めにCOUNT
1とDATA1との2バイトが、次にDATA2とCO
UNT2との2バイトが第2のマイコンに送信される。
このとき、COUNT1,COUNT2には同じデータ
が記憶されている。第2のマイコン2は、これらのデー
タを受信すると、一端、レジスタに記憶しておく。その
後、COUNT1とCOUNT2との内容を比較して、
同一の内容のときにのみ、そこに記憶されているアドレ
スにDATA1とDATA2とを格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に所定量のデータを
連続して通信するシリアル通信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】複数の電子制御装置(ECU)や、複数
のマイクロコンピュータ(マイコン)の間で各種のデー
タをダイレクトメモリアクセス(DMA)機能を使って
シリアル通信し合う構成が一般に知られている。ところ
で、このDMA機能では、マイコンの中央処理装置(C
PU)が送信を実行させるDMAコントローラに対して
送信の起動をかけると、DMAコントローラにてランダ
ムアクセスメモリ(RAM)内の所定記憶エリアのデー
タをデータのならび順に自動的に送信し、受信側ではD
MAコントローラにてCPUを介さず自動的に受信側の
RAM内の所定の記憶エリアに送られてきた順にデータ
を書き込むように構成されている。
【0003】しかし、現在のDMA機能では1回の送信
の起動に対し、2バイト長づつ所定回(例えば32回)
連続して通信しているためあらかじめ定めたデータ量
(例えば64バイト)しか通信できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため64バイト以
内のデータであれば、送信側のRAMの所定記憶エリア
のデータが受信側のRAMの所定記憶エリアにそのまま
コピーされることから互いのRAMアドレスに従ってデ
ータの種別が一義的に決まるので、制御用のデータのみ
通信することができるが、制御用データが64バイト以
上になると制御用データのみを通信することができな
い。これは、制御用データが64バイト以上あるときに
は、送信する制御データを直接送信するデータと、デー
タの一部を送信専用の記憶エリアにコピーし、数回に分
けて全データを送信するデータとに分けるためで、この
とき複数に分割されたデータは、送信する順序を予めス
ケジュールしておき順序データと制御用データとの2バ
イトをセットにして送信側のRAMの送信専用の記憶エ
リアに書きこんで送信する必要があるためである。
【0005】つまり、受信側では順序データをもとに制
御用データをRAMの制御用データ記憶エリアにあらた
めて格納することで、64バイト以上の制御用データを
やりとりできるようにしている。しかしながら、受信側
のマイコンでの制御用データの制御用データ記憶エリア
へのCPUによる格納処理がDMAコントローラによる
受信側の書き込み処理と同期して実行できない場合には
制御用データの制御用データ記憶エリアへの書き込み処
理中にDMAコントローラにより受信データの受信デー
タ記憶エリアへの書き込みが行われる可能性が生じる。
そのためデータは2バイトづつ書き替わっていくので制
御用データが2バイト長に及ぶようなデータの場合は制
御用データの上位側データを制御用データ記憶エリアに
書き込んでいる際中に制御用データの下位側が記憶され
ていた受信データ記憶エリアに次の制御用データが書き
込まれるとその2バイト長に及ぶ制御用データの下位側
が書き替えられず、結果として制御用データ記憶エリア
には上位側に新しい、下位側に古いデータが格納された
状態となる。つまり2バイト長の制御用データだとデー
タが破壊される可能性がある。
【0006】本発明は、複数バイトにわたる制御データ
を破壊されることなく通信できるデータのシリアル通信
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、例えば
図9に示したように、逐次更新されるデータを複数の部
分データに分割して順に送信する送信装置と、前記送信
装置から順に送られてきた複数の部分データを受信し、
分割前のデータを復元する受信装置とを備えるデータの
シリアル通信装置において、前記送信装置は、分割され
た複数の部分データに所定条件のインデックスを設定し
てからデータを送信させるインデックス設定手段を備
え、前記受信装置は、受信した複数の部分データのイン
デックスが所定条件を満たしているかを判別し、複数の
部分データから復元されるデータの有効・無効を判定す
るインデックス判定手段を備えることを特徴とするデー
タのシリアル通信装置を提供する。
【0008】
【作用】データのシリアル通信装置は、送信装置と受信
装置とからなり、送信装置は、逐次更新されるデータを
複数の部分データに分割して順に送信する。受信装置
は、前記送信装置から順に送られてきた複数の部分デー
タを受信し、分割前のデータを復元する。
【0009】さらに、前記送信装置はインデックス設定
手段を備えており、これは分割された複数の部分データ
に所定条件のインデックスを設定してからデータを送信
させる。また、前記受信装置はインデックス判定手段を
備えており、これは受信した複数の部分データのインデ
ックスが所定条件を満たしているかを判別し、複数の部
分データから復元されるデータの有効・無効を判定す
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明を内燃機関の電子制御装置に適用した実施
例を以下に示す。図1に示すように、内燃機関への燃料
供給制御を司る第1のマイクロコンピュータ(マイコ
ン)と、燃焼室に供給される混合気の点火時期制御を司
る第2のマイコン2とが電子制御装置(ECU)3内に
備えられている。
【0011】第1のマイコン1には、この第1のマイコ
ン1で実行される各種演算プログラム,燃料噴射量,補
正量等の固定データ,及び後述する通信処理において用
いられるテーブル等を記憶するリードオンリーメモリ
(以下、ROMという)1aと、各種のセンサデータ及
び演算データを一時的に記憶するランダムアクセスメモ
リ(以下、RAMという)1bと、ROM1aのプログ
ラム,テーブルに従ってRAM1bのセンサデータ,演
算データを処理する中央演算処理装置(以下、CPUと
いう)1cと,RAM1bのデータの一部をCPU1c
の指令に応じて第2のマイコン2に直接送信すると共に
第2のマイコン2から送信されてきたデータをRAM1
bの所定エリアに直接書き込むダイレクトメモリアクセ
スコントローラ(以下、DMACという)1dとが備え
られている。
【0012】第2のマイコン2には、第1のマイコン1
に内蔵されるROM1a,RAM1b,CPU1c,D
MAC1dと同様の機能を有するROM2a,RAM2
b,CPU2c,DMAC2dとが備えられている。E
CU3の入力側には、内燃機関のカム軸が360°回転
する毎に特定気筒の圧縮工程上死点前の所定角度位置で
第1の気筒判別信号(G1)を出力する第1の気筒判別
センサと、前記気筒判別信号に対してクランク軸に対し
て360°(360°CA)ずれた位置で第2の気筒判
別信号(G2)を出力する第2の気筒判別センサ、およ
びクランク軸が30°回転するごとに1パルスの信号
(NE)を出力する回転センサが接続されている。第1
の気筒判別信号(G1)、第2の気筒判別信号(G2)
および回転数信号(NE)は、図1に示すように、EC
U3の内部で波形整形回路15に入力された後、第1の
マイコン1と第2のマイコン2とに入力される。
【0013】ECU3への他の入力として、スロットル
弁が全閉状態であることを示す信号(IDL)を出力す
るアイドルスイッチ、自動変速機のシフト位置がニュー
トラルであることを示す信号(NSW)を出力するニュ
ートラルスイッチ、スタータが通電状態であることを示
す信号(STA)を出力するスタータスイッチ等のスイ
ッチ類が接続され、ECU3内部の入力回路20を通し
てレベル交換され、第1のマイコン1と第2のマイコン
2との双方へ入力される。
【0014】さらにECU3の入力として、内燃機関の
吸入空気量を電圧に変換して出力するエアフローメー
タ、内燃機関の冷却水温を抵抗値として出力する水温セ
ンサ、内燃機関の吸気温度を抵抗値として出力する吸気
温センサ、スロットル開度を抵抗値として出力するスロ
ットルセンサ、電源電圧をモニタするためにバッテリが
接続されている。
【0015】そして水温信号(THW)、吸気温信号
(THA)、バッテリ信号(BAT)吸入空気量信号
(AFM)、スロットル開度信号(VTA)はAD変換
器27に入力され、AD変換器27から第1のマイコン
1へデータを転送する。そして第2のマイコン2に対し
てはDMAC1d,DMAC2dを介して第1のマイコ
ン1からこれらのセンサデータが転送される。
【0016】第1のマイコン1、第2のマイコン2間
は、各DMAC1d,2dとともに通信手段40をなす
5本のラインにより接続される。そして、5本のライン
のうち4本は各マイコン1・2のデータを送信するため
のSOUT、データを受信するためのSIN、受信可能
状態であることを示す信号を受信するためのCTS、受
信可能状態であること示す信号を送信するためのRTS
の各ポートに接続されており、残りの1本はデータの同
期を取るためマイコン1からマイコン2へ同期信号が送
られるよう各CLKポート間に接続されている。
【0017】第1のマイコン1がプログラムによりデー
タ送信可能な状態となっているとき、第2のマイコン2
が受信可能であることが第1のマイコンに伝えられる
と、第1のマイコン1からは、第1のマイコン1内のあ
らかじめ定められたRAMアドレスから始まるメモリの
内容を、あらかじめ定められたデータ長だけ第1のマイ
コン1のSOUTを通じて、CLKに同期した形で出力
する。第2のマイコン2では、このデータを、あらかじ
めさだめられた第2のマイコン2内のRAM領域に書き
込む。
【0018】ここで、第1のマイコン1におけるRAM
1bから第1のマイコン1のSOUTからのデータの送
信処理および第2のマイコン2におけるSINで受信し
たデータのRAM2bへの書き込みは、各マイコン1・
2のCPU1a,2aのプログラムの介在なしに、各マ
イコン1・2に備えられたDMAC1d,2dによって
ハード的に行われる。第2のマイコン2から第1のマイ
コン1へのデータ転送も、第1のマイコン1から第2の
マイコン2の場合と同様な手段により行われる。
【0019】また、第1のマイコン1からは、具体的
に、内燃機関の各気筒の燃料噴射弁を制御するための信
号#1、#2、#3、#4および内燃機関の状態を制御
するためのその他VSV31を制御するための信号等が
出力される。第2のマイコン2からは、内燃機関各気筒
の点火プラグに点火させるための点火信号IGTが出力
され、さらに内燃機関状態を制御するためのその他VS
V34等を制御するための信号が出力される。
【0020】図2は、第1のマイコン1のRAM1bの
内部構成である。制御専用RAM201にはAD変換器
から入力されたTHW,THAなどのデータが格納され
ている。送信・制御兼用RAM202には噴射量(TA
U),AFMなどのデータがあり、演算データとして第
1のマイコン1で使用しているデータを、直接第2のマ
イコンへ送信する。送信専用RAM203は送信・制御
兼用RAM202の先頭から(N+1)バイト目(Nは
偶数)からインデックスカウンタCOUNT1,データ
DATA1,DATA2,インデックスカウンタCOU
NT2という順に備えられ、図3に示す送信データ書き
込み処理によって第2のマイコン2に送信されるデータ
が更新される。制御専用RAM201内のデータはこの
送信専用データに2バイトずつ順番にコピーされ、第2
のマイコン2に送られる。
【0021】次に、送信データ書き込み処理を図3に示
したフローチャートに沿って説明する。まず、ステップ
301にてインデックスカウンタCOUNT1の内容を
レジスタRAに読出す。次にステップ302にてレジス
タRAの値をインクリメントする。続くステップ303
で、レジスタRAの値が15より小さいか否か判定し、
15以上ならばステップ304にてレジスタRAを0に
初期化してステップ305に進み、レジスタRAの値が
15より小さいならばステップ305にそのまま進む。
ステップ305では図4のように、あらかじめ第1のマ
イコン1のROM1bに記憶しておいたテーブルを用い
て、レジスタRAに記憶されているインデックスカウン
タCOUNT1の内容に従ってデータDATA1,DA
TA2に格納する制御専用RAM201のアドレスを検
索する。次にステップ307では検索したアドレスから
制御専用RAM201のアドレス204に格納された内
容を読出し、DATA1,DATA2へ格納する。続く
ステップ308で、インデックスカウンタCOUNT1
にステップ305で格納した内容をインデックスカウン
タCOUNT2にも格納する。
【0022】こうして更新される送信データを送り出す
処理を図5に示す。送信起動ルーチンは第1のマイコン
1にて4ms毎の割り込みで処理するようあらかじめ設
定されている。まず、ステップ501にてDMAC1d
が前回送信分の転送が完了しているか判定し、完了して
いればステップ502に進み、まだ完了していなければ
送信起動ルーチンを抜け、送信専用RAM203が第2
のマイコン1で確実に受信されるまで送信専用RAM2
03を、更新しないようにする。
【0023】次にステップ502で図3に示した送信デ
ータ書き込み処理を実行する。続いてステップ503で
DMAC1dを起動して第2のマイコン2へ送信を開始
する。DMAC1dでは通信手段40を使って、1度に
2バイトずつ、送信・制御兼用RAM202と送信専用
RAM203とからなる(N+4)バイトを順次、第2
のマイコン2へDMAC2dを介して送信する。
【0024】一方、第2のマイコン2のRAM2bの内
部構成は図6に示すように設定してあり、図2に示した
第1のマイコン1とはアドレスは違うが、送信・制御兼
用,送信専用RAM202,203と、受信・制御兼
用,受信専用RAM602,63の並ぶ順番を双方であ
らかじめ合わせてある。その他にも、図4に示したイン
デックスカウンタとRAMのアドレスを対応させたテー
ブルも図7に示すテーブルのように並べる順番をあらか
じめ合わせてある。また、第2のマイコン2では、受信
が一通り完了したところで割り込みが発生するように設
定してあり、図8に示す受信データコピー処理を実行す
る。なお、割り込みの優先順位は点火制御のための演算
処理遅れを防ぐ為、あらかじめ低く設定してある。受信
データコピー処理では、ステップ801で受信専用RA
M603のCOUNT1′,DATA1′,DATA
2′,COUNT2′をそれぞれレジスタRA,RB,
RXに一端読出す。次にステップ802でインデックス
カウンタCOUNT1′,COUNT2′をコピーした
レジスタRA,RX(L)を比較し、一致していればス
テップ803に進む。一致していない場合は、受信デー
タコピー処理を開始した時には受信専用RAM603の
DATA1′まで新しいデータに更新されていて、DA
TA2′以降が古いデータのままとなっていることを意
味しているので、この崩れたデータで第2のマイコン2
の演算をしないようステップ803以降の処理をせずに
受信データコピー処理を抜ける。ここで、ステップ80
1を実行しないと、受信専用RAM603のインデック
スカウンタCOUNT1′とCOUNT2′とを比較、
判定した直後に第1のマイコン1から受信専用RAM6
03のDATA1′まで新しいデータに更新された後
で、ステップ803以降に進む可能性がある。これは、
受信データコピー処理の割り込み優先順位を低く設定し
たので、処理のタイミングが第1のマイコン1の送信タ
イミングに対して非同期となる為に発生する。途中まで
新しいデータに更新されてステップ803以降に進むと
図7に示したインデックスカウンタとデータの対応がず
れてしまう。その為、一端受信専用RAM603はレジ
スタにコピーし、以下のステップでデータの更新がされ
ないようにする必要がある。ステップ803ではインデ
ックスカウンタCOUNT1′をコピーしたレジスタR
Aを基に図7に示したテーブルを用いてデータを格納す
るRAMアドレスI,I+1を検索する。次にステップ
804で、検索したRAM〔1〕,RAM〔I+1〕へ
データDATA1′,DATA2′の内容をコピーした
レジスタRB,RX(H)の内容をコピーする。
【0025】以上が第1のマイコン1から第2のマイコ
ン2への送信・受信処理であるが、第2のマイコン2か
ら第1のマイコン1への送信・受信処理も同様の処理に
より行われているのは言うまでもない。これまで説明し
てきたように、本実施例では、第1のマイコン1から第
2のマイコン2へ一度に2バイトずつ、合計(N+4)
バイトを一回の処理で送信する場合に、送信専用RAM
203を用いて、(N+4)バイト以上のデータを送信
できるようにした処理において、2バイトにわたるデー
タも送信できるように、第1のマイコン1では、2バイ
トにわたるデータを同じ内容のインデックスカウンタで
狭んで送信するようにした。
【0026】そして第2のマイコン2では、受信完了時
にインデックスカウンタをチェックして、内容が一致し
ていればその間に送られてきた2バイトは同じタイミン
グで送られてきたものであるとし、制御専用RAM60
1へのコピーを実施する。なお,チェックを実施してい
る間に新たなデータが送られてきてデータが更新されな
いように受信専用RAM603は一端レジスタにコピー
する。
【0027】これらの処理により、送信・受信エリアに
制限されることなく、1バイト,2バイトデータを大量
に送・受信可能となる。この時のデータの数,同期は、
インデックスカウンタの最大値の値,送信・受信専用R
AMとテーブルの数により変更可能である。以上に述べ
たように、本実施例では、ステップ308がインデック
スカウンタ設定手段に、ステップ802〜ステップ80
4がインデックスカウンタ判定手段にそれぞれ相当し、
機能する。
【0028】上記実施例では、2つのマイコン間でシリ
アル通信を行なう場合について説明したが、3以上のマ
イコン間でシリアル通信を行なう場合、又は複数のEC
U間でのシリアル通信の場合等にも、本発明を適用でき
る。そして、受信完了時のコピー処理は、例えば4ms
毎の周期タイミング等にしても本発明を適用できる。本
実施例では、送信・制御兼用RAM202をNバイト、
送信専用RAM203を4バイトとしているが、送信・
制御兼用RAM202のバイト数を減らして送信専用R
AM203のバイト数を増やしてもよい。さらに、送信
・制御兼用RAM202をなくして、N+4バイトを全
て送信専用RAM203としてもよい。
【0029】また、送信専用RAMの構成は本実施例で
は、インデックスカウンタ1,データ1,データ2,イ
ンデックスカウンタ2の順になっている。これは、送信
専用RAMのデータの作成が比較的簡単になるためと、
送信専用RAMのデータを作成するときの始めと終わり
にインデックスカウンタをコピーすることにより、より
正確にデータの破壊を防止することができるためである
が、特にこれに限定する必要はなく、他にも、インデッ
クスカウンタ1,データ1,インデックスカウンタ2,
データ2の順に構成してもよく、一度に送信可能なバイ
ト数(本実施例では2バイト)のなかに、少なくとも一
つのインデックスカウンタがあれば良い。
【0030】さらに、データの送信も本実施例では2バ
イトずつN+4バイトを連続して処理するようなマイコ
ンを用いているが、他にも3バイトずつ、4バイトずつ
等のデータを、所定バイト数まで連続して処理するよう
なマイコンに本発明を用いてもよい。また、本実施例で
は、インデックスカウンタの数を16個設けて、N+4
バイトのデータを16回送信することにより、実質N+
32バイトのデータを送信できるようにしているが、イ
ンデックスカウンタの数は、例えば32個でも10個で
もよく、制御データの数にあわせて設定すればよい。
【0031】
【発明の効果】以上の構成を採ることにより、本発明に
よれば、分割された複数の部分データに所定条件のイン
デックスを設定してからデータを送信させる。受信側で
は複数の部分データが所定条件を満たしているかを判定
し、複数の部分データから復元されるデータの有効・無
効を判定する。これにより、分割された複数の部分デー
タの処理途中に、このデータが更新されて、分割された
データの前半部分と後半部分とが一致しなくなることを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に用いたシリアル通信装置のシ
ステム構成図である。
【図2】本実施例に用いた第1のマイコン1のRAM1
bの内部構成を示した構成図である。
【図3】本実施例の第1のマイコン1により実行される
送信データ書き込み処理を示したフローチャートであ
る。
【図4】本実施例の第1のマイコン1のROM1aに記
憶されているインデックスカウンタとRAMアドレスと
の関係を示す相関図である。
【図5】本実施例の第1のマイコン1により実行される
送信起動処理を示したフローチャートである。
【図6】本実施例に用いた第2のマイコン2のRAM2
bの内部構成を示した構成図である。
【図7】本実施例の第2のマイコン2のROM2aに記
憶されているインデックスカウンタとRAMアドレスと
の関係を示す相関図である。
【図8】本実施例の第2のマイコン2により実行される
受信データコピー処理を示したフローチャートである。
【図9】本発明の構成要素を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 第1のマイコン 1a ROM 1b RAM 1c CPU 1d DMAC 2 第2のマイコン 2a ROM 2b RAM 2c CPU 2d DMAC 40 通信手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逐次更新されるデータを複数の部分デー
    タに分割して順に送信する送信装置と、 前記送信装置から順に送られてきた複数の部分データを
    受信し、分割前のデータを復元する受信装置とを備える
    データのシリアル通信装置において、 前記送信装置は、分割された複数の部分データに所定条
    件のインデックスを設定してからデータを送信させるイ
    ンデックス設定手段を備え、 前記受信装置は、受信した複数の部分データのインデッ
    クスが所定条件を満たしているかを判別し、複数の部分
    データから復元されるデータの有効・無効を判定するイ
    ンデックス判定手段を備えることを特徴とするデータの
    シリアル通信装置。
JP5143527A 1993-06-15 1993-06-15 データのシリアル通信装置 Pending JPH0713897A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6115757A (en) * 1996-04-09 2000-09-05 Denso Corporation DMA control apparatus for multi-byte serial-bit transfer in a predetermined byte pattern and between memories associated with different asynchronously operating processors for a distributed system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6115757A (en) * 1996-04-09 2000-09-05 Denso Corporation DMA control apparatus for multi-byte serial-bit transfer in a predetermined byte pattern and between memories associated with different asynchronously operating processors for a distributed system

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