JPH08165021A - 脈動空気振動波を利用した粉粒体材料の吸引輸送方法及びその装置 - Google Patents

脈動空気振動波を利用した粉粒体材料の吸引輸送方法及びその装置

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JPH08165021A
JPH08165021A JP6309041A JP30904194A JPH08165021A JP H08165021 A JPH08165021 A JP H08165021A JP 6309041 A JP6309041 A JP 6309041A JP 30904194 A JP30904194 A JP 30904194A JP H08165021 A JPH08165021 A JP H08165021A
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Japan
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tank
suction
granular material
pulsating
pulsating air
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Application number
JP6309041A
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English (en)
Inventor
Kazunari Hanaoka
一成 花岡
Hideki Kubo
英記 久保
Hiroyuki Sakashita
博之 坂下
Yoshinobu Takino
孔延 滝野
Osamu Matsui
治 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsui Mfg Co Ltd
Original Assignee
Matsui Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 脈動空気振動波で粉粒体材料の輸送・混合の
ための間欠的に連続した大きな風速を得られ良好な粉粒
体材料の流動輸送ができ、輸送中における閉塞が生じる
ことなくタンク内への粉粒体材料の輸送供給を良好に行
え、タンク内での粉粒体材料の混合を良好に行え、フィ
ルターの目詰まりを防止できる脈動空気振動波を利用し
た粉粒体材料の吸引輸送方法及びその装置を提供する。 【構成】 粉粒体材料を貯留する密閉型の材料貯留タン
ク2と、このタンクの上部に、通気管3を介して接続さ
れた、低い周波数の負の脈動振動波を発生する脈動空気
振動波発生装置4と、タンク2の下部に材料吸引管5を
介して接続され、粉粒体を貯蔵した材料投入ホッパー6
とを備えたものであり、タンク2の上部に低い周波数の
負の脈動空気振動波を供給して、タンク2の下部に接続
された材料吸引管5を通じて粉粒体をタンク2内に吸引
輸送するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脈動空気振動波による
吸引作用によって、ホッパーからタンク下部に粉粒体を
吸引輸送しながら、タンク内でこの粉粒体を流動させて
混合を行うようにした脈動空気振動波を利用した粉粒体
材料の吸引輸送方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タンク内の粉粒体を混合するに
は、タンク内に撹拌羽根あるいは混合用スクリュウを設
け、これら撹拌羽根あるいは混合用スクリュウを回転駆
動することによって、タンク内の粉粒体を混合してい
た。ところが、これらは、撹拌羽根あるいは混合用スク
リュウを必要とするために、部品点数が多くなり、構造
が複雑であるとともに、撹拌羽根あるいは混合用スクリ
ュウを回転駆動するための駆動モータなどを必要として
いた。
【0003】そこで、本発明者は、先に実願平1−91
342号によって粉粒体の混合装置を提案した。この粉
粒体の混合装置は、図15に示すように、輸送管aを介
して下部をホッパーbに連通連設されたタンクcの上部
に吸引管dを連通連設し、この吸引管dに吸引空気源と
なるブロアーeを取付け、このブロアーeの駆動による
吸引力によって、ホッパーbから輸送管aを介してタン
クc内に粉粒体を吸引輸送し、この吸引輸送によってタ
ンクc内に入った粉粒体をタンクc内で更に吸引力で上
方へ引き上げて混合していた。
【0004】尚、図15において、符号fはタンクcと
ブロアーeを連通する吸引管dの中途部に配設された集
塵フィルターである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の混合
装置においては、次に説明する問題があった。即ち、粉
粒体材料の供給量が増加すると、タンクcの混合ノズル
部gで材料閉鎖が起こり、タンクc内での混合を良好に
行うことができなかった。これは、混合ノズル部gでの
粉粒体材料の輸送量が多いことによって生じるものであ
って、吸引によっ空気の流れが定常流であり、吸引によ
る空気の流れが偏流となるために、均一な粉粒体材料の
流動化が起きないためである。
【0006】そこで、この問題を補うために吸引による
風速を増加させると、ブロアーを駆動する電力のエネル
ギーを多く使用しなければならないという問題が生じ
る。しかも、タンクc内での吸引方向への風速を大きく
すると、この風速が定常流であるために、タンクcの上
部に設けたフィルター部hに粉粒体材料が吸い付いてし
まって、フィルター部hでの目詰りが生じ、これを促進
するばかりでなく、この目詰りによって風量が低下して
しまって、輸送・混合能力の低下あるいはフィルター部
hでの閉塞が生じてしまうという問題があった。
【0007】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であって、脈動空気振動波を与えることにより、粉粒体
材料の輸送・混合のための間欠的に連続した大きな風速
を得ることができて良好な粉粒体材料の流動輸送がで
き、輸送中における閉塞が生じることなくタンク内への
粉粒体材料の輸送供給を良好に行うことができ、且つタ
ンク内での粉粒体材料の混合を良好に行うことができ
て、しかもフィルターの目詰まりを防止することができ
る脈動空気振動波を利用した粉粒体材料の吸引輸送方法
及びその装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されたものであって、請求項1の脈動
空気振動波を利用した粉粒体材料の吸引輸送方法は、タ
ンクの上部に低い周波数の負の脈動空気振動波を供給す
ることによって、タンクの下部に接続された材料吸引管
を通じて粉粒体をタンク内に吸引輸送するようにしたも
のである。
【0009】請求項2の脈動空気振動波を利用した粉粒
体材料の吸引式輸送方法は、請求項1に記載の吸引式輸
送方法において、上記脈動空気振動波は、上記タンク内
への粉粒体材料の吸引供給量に応じて、その振幅を漸次
増大させるようにしたものである。請求項3の脈動空気
振動波を利用した粉粒体材料の吸引式輸送方法は、請求
項1又は2に記載の粉粒体材料の吸引輸送方法におい
て、上記タンクの上部には更に吸引力を作用させること
によって、上記脈動空気振動波によって、上記タンク内
に吸引輸送された粉粒体から分離した粉塵を吸引排出す
るようにしたものである。
【0010】請求項4の脈動空気振動波を利用した粉粒
体材料の吸引式輸送装置は、粉粒体材料を貯留する密閉
型の材料貯留タンクと、このタンクの上部に、通気管を
介して接続された、低い周波数の負の脈動振動波を発生
する脈動空気振動波発生装置と、上記タンクの下部に材
料吸引管を介して接続され、粉粒体を貯蔵した材料投入
ホッパーとを備えたものである。
【0011】請求項5の粉粒体材料の吸引式輸送装置
は、上記脈動空気振動波発生装置は、連通管と吸引管を
有するとともに、連続して回転するローター弁を内蔵し
たハウジングに、上記連通管を介して空気を吸引するた
めのブロアーを接続した構造とされ、上記ブロアーで空
気を吸引しながら、ローター弁を回転させることによっ
て、上記吸引管の開閉度合を周期的に変化させて、負の
脈動空気振動波を発生するようにしたものである。
【0012】請求項6の粉粒体の吸引式輸送装置は、上
記タンクとローター弁との間に、集塵フィルターを介在
させたものである。請求項7の粉粒体の吸引式輸送装置
は、上記吸引式脈動空気振動波発生装置に連通する上記
タンクの上部に、邪魔板を設けたものである。請求項8
の脈動空気振動波を利用した粉粒体材料の吸引式輸送装
置は、タンクの下部に材料輸送管を設け、この材料輸送
管内に正の空気振動波を供給することによって、材料輸
送管路に振動を加えながら、粉粒体材料を輸送管路内を
圧送させて、タンクに供給するようにしたものである。
また、この請求項8に記載した脈動空気振動波を利用し
た粉粒体材料の吸引式輸送装置は、材料吸引管には、弾
性をもたせてあり、脈動空気振動波による材料吸引管の
振動により、材料吸引管内に滞留しようとする粉粒体材
料を崩壊して粉粒体材料を吸引輸送する構成としたもの
である。
【0013】
【作用】請求項1の脈動空気振動波を利用した粉粒体材
料の吸引輸送方法によれば、タンクの上部に低い周波数
の負の脈動空気振動波を供給することによって、タンク
の下部に接続された材料吸引管を通じて粉粒体をタンク
内に吸引輸送しているため、タンクの上部に作用する吸
引力は、負の脈動空気振動波の周波数と、振幅に見合っ
た変化で変動する。
【0014】そのため、脈動波が負のピーク値(吸引力
の最大値)に至る期間は、粉粒体に作用させる吸引力を
漸次増大させることによって粉粒体をタンク内で持ち上
げ、次に脈動波がピーク値(吸引力の最小値)に至る期
間は、吸引力を漸次減少させ、その途中の段階で粉粒体
の自重が吸引力に打ち勝つようにしてタンク内を落下さ
せることが出来る。
【0015】したがって、負の脈動空気振動波の周波数
と、振幅を、粉粒体の粒径、比重、体積などの属性に応
じて適切な値に調整しておけば、ロータ弁が開時には、
脈動波が負のピーク値(負圧の最大値)に至るまでは、
粉粒体に漸次増大する吸引力を与えて吸い上げ、つい
で、ロータ弁が閉時には、脈動波の圧力がゼロに近づき
大気圧に近いピーク値に至るまでは、吸引力を漸次減少
させ、その途中の段階で粉粒体は吸引力に打ち勝って、
自重によって落下しようとする。
【0016】そして、このような動作を繰り返し行うこ
とによって、タンクの下部の吸引管から吸い上げられた
粉粒体を飛散させることなく、比較的大きな噴水のよう
に持ち上げては、落下を繰り返すことによって、最初に
タンク内に吸引された粉粒体材料に、次にタンク内に吸
引されて来る粉粒体材料とを順次混合させながら、タン
ク内に充填することが出来る。また、混合する場合にお
いて、従来の撹拌羽根などが設けてあるタンクに比べ
て、タンクの充填量が増大する。
【0017】請求項2に記載の吸引式輸送方法によれ
ば、タンク内への粉粒体材料の供給量に応じて、脈動空
気振動波の振幅を漸次増大させるようにしたので、負の
脈動振動波をタンクの上部から供給して、タンクの下部
に接続した吸引管を通じて粉粒体をタンク内に充填させ
るにつれ増大する粉粒体を吸引する際に不足する吸引力
の不足を補うことが出来る。
【0018】請求項3の脈動空気振動波を利用した吸引
式輸送方法によれば、タンクの上部に脈動空気振動波に
よる吸引力を更に作用させることによって、タンク内に
吸引輸送された粉粒体から分離した粉塵を吸引排出する
ようにしたので、材料を輸送しながらタンク内で混合し
ている期間中に、粉粒体に混入した粉塵を除去できる。
【0019】請求項4の脈動空気振動波を利用した吸引
式輸送装置によれば、脈動空気振動波発生装置を稼働す
ることによって、通気管とタンクと材料吸引管に負の脈
動空気振動波が発生し、この負の脈動空気振動波によっ
て、材料投入ホッパーから材料吸引管を介してタンク内
に粉粒体が吸引輸送で供給され、このタンク内では、負
の脈動空気振動波によって、粉粒体が噴水のように持ち
上げられ、その後に落下する動作が繰り返されて混合が
行われる。
【0020】請求項5の脈動空気振動波を利用した吸引
式輸送装置によれば、脈動空気振動波発生装置のブロア
ーを駆動して空気を吸引しながら、ローター弁を回転さ
せると、吸引管の開閉度合が周期的に変化するので、こ
れにより、負の脈動空気振動波が発生され、この負の脈
動空気振動波によって、ホッパーから材料吸引管を介し
てタンク内に粉粒体が吸引輸送され、更にタンク内で、
粉粒体が噴水のようにに持ち上げられ、その後に落下す
る動作が繰り返されて混合が行われる。
【0021】請求項6の脈動空気振動波を利用した吸引
式輸送装置によれば、タンクとロータ弁との間に介在さ
れた集塵フィルターによって、タンク内からロータ弁に
向けて吸引用の脈動空気振動波とともにロータ弁側に移
動した塵などがこの集塵フィルターで空気と塵などとに
振り分けられるので、ロータ弁側には塵などが吸引され
ることがない。
【0022】請求項7の脈動空気振動波を利用した吸引
式輸送装置によれば、タンクの上部に設けられた邪魔板
によって、吸引用の脈動空気振動波によって持ち上げら
れた粉粒体中の小粉体が振り分けられて、ブロアー側に
向けて吸引されることがない。本発明によれば、空気が
脈動することによって、空気が媒体となり配管に振動エ
ネルギーを発生する。そのため、管内が振動するために
閉塞防止効果がある。特に、請求項8の脈動空気振動波
を利用した吸引式輸送装置によれば、材料吸引管に振動
増幅手段を設けているので、空気輸送する場合、材料吸
引管の振動が増幅され、粉粒体材料と管壁との振動によ
る摩擦力が減少することにより、輸送による圧力損失を
軽減でき、比較的少量のエアーで安定輸送を行うことが
可能である。
【0023】
【実施例】以下、本発明に係る脈動空気振動波を利用し
た粉粒体材料の吸引輸送方法及びその装置の実施例につ
いて、図面を参照しつつ説明する。図1は、実施例の脈
動空気振動波を利用した粉粒体材料の吸引輸送装置1A
を示すものであって、この吸引輸送装置1Aには、粉粒
体材料を貯留する密閉型の材料貯留タンク2と、このタ
ンク2の上部に、通気管3を介して接続された、低い周
波数の負の脈動振動波を発生する脈動空気振動波発生装
置4と、タンク2の下部に材料吸引管5を介して接続さ
れ、粉粒体を貯蔵した材料投入ホッパー6とが備えられ
ている。
【0024】脈動空気振動波発生装置4は、連通管7と
吸引管8を有するとともに、連続して回転するローター
弁9を内蔵したハウジング10に、連通管7を介して空
気を吸引するためのブロアー11を接続した構造となっ
ており、ブロアー11で空気を吸引しながら、ローター
弁9を回転させることによって、吸引管8の開閉度合を
周期的に変化させることによって、負の脈動空気振動波
を発生するようにしている。
【0025】ロータ弁9は、図2に示すように、ケーシ
ング9aの周壁面部9bに、脈動空気振動波吸引口9c
とブロアー用接続口9dとを1箇所ずつ設け、軸心部9
eを中心として時計方向に回転する弁体9fとを設けて
いる。ブロアー11で空気を吸引すると、弁体9fが図
2において実線で示す状態では、吸引作用がなされ、次
に弁体9fが回転して図2に想像線で示す状態では、こ
の吸引が一時的に停止される。
【0026】従って、弁体9fが連続的に回転されるこ
とによって、吸引、停止が簡欠的に連続して行われ、振
動空気脈動波が発生される。振動空気脈動波の周波数
は、ロータ弁9の弁体9fの回転数をインバーター(図
示略)で可変することによって変化され、振幅はブロア
ー11の回転数をインバーター(図示略)で可変するこ
とによって変化される。
【0027】図1において、符号12a,12b,12
c,12dは、異なる種類の粉粒体を材料投入ホッパー
6にそれぞれ供給する材料供給用ホッパーであり、符号
13は、タンク2の下部に設けられた開閉式ダンパーで
あり、符号14は、タンク2の密閉蓋2aに取付けられ
たフィルターであり、符号15は、タンク2とロータ弁
9との間に介在させた集塵フィルターである。
【0028】次に上記構成の実施例の粉粒体材料の吸引
輸送装置1Aの作用について説明する。脈動空気振動波
発生装置4を稼働することによって、通気管3とタンク
2と材料吸引管5に負の脈動空気振動波が発生し、この
負の脈動空気振動波によって、材料投入ホッパー6から
材料吸引管5を介してタンク2内に粉粒体が吸引輸送で
供給され、このタンク2内では、負の脈動空気振動波に
よって、粉粒体が噴水のように持ち上げられ、落下する
動作が繰り返されて混合が行われる。
【0029】このように、タンク2の上部に低い周波数
の負の脈動空気振動波を供給することによって、タンク
2の下部に接続された材料吸引管5を通じて粉粒体をタ
ンク2内に吸引輸送しているため、タンク2の上部に作
用する吸引力は、負の脈動空気振動波の周波数と、振幅
に見合った変化で変動する。このような本発明では、脈
動波が負のピーク値(吸引力の最大値)に至る期間は、
粉粒体に作用させる吸引力を漸次増大させることによっ
て粉粒体をタンク2内で持ち上げ、次に脈動波がピーク
値(吸引力の最小値)に至る期間は、吸引力を漸次減少
させ、その途中の段階で粉粒体の自重が吸引力に打ち勝
つようにしてタンク2内を落下させながら粉粒体材料を
混合する。
【0030】したがって、負の脈動空気振動波の周波数
と、振幅を、粉粒体の粒径、比重、体積などの属性に応
じて適切な値に調整しておけば、ロータ弁9が開時に
は、脈動波が負のピーク値(負圧の最大値)(図3参
照)に至るまでは、粉粒体に漸次増大する吸引力を与え
て吸い上げ、ついで、ロータ弁9が閉時には、脈動波の
圧力がゼロに近づき大気圧に近いピーク値(図3参照)
に至るまでは、吸引力を漸次減少させ、その途中の段階
で粉粒体は吸引力に打ち勝って、自重によって落下しよ
うとする。
【0031】そして、このような動作を繰り返し行うこ
とによって、タンク2の下部の材料吸引管5から吸い上
げられた粉粒体を飛散させることなく、比較的大きな噴
水のように持ち上げては、落下を繰り返す一方、最初に
タンク2内に吸引された粉粒体材料に、次にタンク2内
に吸引されて来る粉粒体材料とを順次混合させながら、
タンク2内に充填することが出来る。混合する場合にお
いて、従来の撹拌羽根などが設けてあるタンクに比べ
て、撹拌羽根がない状態で混合し、この撹拌羽根による
混合で生じる粉粒体材料の無い空隙部が生じることがな
く、また、バッチ式とは異なり、吸引輸送しながら混合
するので、タンク2の充填量が増大する。
【0032】尚、図4はフィルター14部分における風
速の変化を示すものである。このフィルター14は、多
孔板で形成され、粉粒体材料と粉とが分離される。ま
た、タンク2とロータ弁9との間に集塵フィルター15
が介在されているので、この集塵フィルター15によっ
て、タンク2内からロータ弁9に向けて吸引用の脈動空
気振動波とともにロータ弁9側に移動した塵などが、こ
の集塵フィルター15で空気と塵などとに振り分けられ
るので、ロータ弁9側には塵が吸引されることがない。
【0033】尚、この集塵フィルター15は、図6に示
すよりに、ロータ弁9とブロアー11との間に介在させ
てもよい。本実施例の粉粒体材料の吸引輸送装置1Aに
よれば、空気が脈動することによって、空気が媒体とな
り材料吸引管5に振動エネルギーを発生し、それによっ
て管内を振動させるために閉鎖防止効果もある。
【0034】特に、材料吸引管5を弾性のある素材で形
成したり、材料吸引管5をスプリングなどの弾性体(図
示略)で支持して振動増幅手段を設ければ、空気輸送す
る場合、脈動空気振動波による材料吸引管5の振動が増
幅され、粉粒体材料と材料吸引管5の管壁との振動によ
る摩擦力が減少し、輸送による圧力損失を軽減でき、比
較的少量のエアーで安定輸送を行うことができる。
【0035】図5は、別例の粉粒体材料の吸引輸送装置
1Bを示すものであって、この吸引輸送装置1Bには、
密閉型の乾燥ホッパー16が設けられ、この乾燥ホッパ
ー16とタンク2とが材料吸引管5を介して連通連設さ
れ、乾燥ホッパー16の下部には、ダンパー17とチャ
ージタンク18とが配設されている。また、ブロアー1
1から材料吸引管5のホッパー16近傍箇所に至る二次
エアー供給管19が連通連設され、この二次エアー供給
管19の材料材料吸引管5における材料吸引管5近傍箇
所に二次エアー用エアーフィルター20が設けられてい
る。
【0036】この二次エアー供給管19は、乾燥ホッパ
ー16が密閉状態に構成されているために、空気吸引の
ための二次エアーを供給するために配設されたものであ
る。尚、脈動空気振動波発生装置4などの他の部材は、
上記第1実施例の吸引輸送装置1Aと同様なので、符号
を付して説明を省略する。この第2実施例の粉粒体材料
の吸引輸送装置1Bでは、脈動空気振動波発生装置4が
稼働されると、ブロアー11から二次エアー供給管19
から供給された二次エアーが材料吸引管5内に供給さ
れ、材料吸引管5とタンク2内で負の脈動空気振動波が
発生される。
【0037】すると、乾燥ホッパー16内の粉粒体材料
が負の脈動空気振動波で材料吸引管5側に吸引されて材
料吸引管5内をタンク2に向けて空気輸送され、上記第
1実施例と同様にしてタンク2内で混合される。尚、二
次エアー供給管19を設けることなく、材料吸引管5の
ホッパー16近傍箇所を大気に開放した構成としてもよ
い。
【0038】図7は、分解、交換可能なタンク2を示す
ものであって、このタンク2は、交換することによっ
て、粉粒体材料のバッチ量を変えることができる。ま
た、タンク2の下部側にはダンパー13が設けられ、こ
のダンパー13の下方に成形機(図示略)へ粉粒体材料
を供給するための筒状の供給部21が設けられ、この供
給部21の側部近傍箇所に混合後に成形機に供給される
粉粒体材料の量を計量するためのレベル計22が配設さ
れている。
【0039】次に、ダンパー13を説明すると、このダ
ンパー13としては、成形機などの供給先に負圧が作用
し、供給先から混合済みの粉粒体材料がタンク2側に向
けて吸引力で逆流してはならない場合には自動ダンパー
を使用することが望ましく、負圧が供給先に作用すると
きには、ダンパーを閉鎖し、負圧が作用しないときにダ
イパーを開くようにする。尚、この自動ダンパーはチャ
ージングタンクで代用する場合もある。
【0040】ダンパーが手動ダンパーである場合には、
粉粒体材料を成形機などに供給するとき、最初の1回目
だけ閉鎖され、2回目以降は開状態とされる。また、供
給部21に対し、負圧の影響がない場合と、最初の1回
目をバージ処理材として使用する場合には、ダンパー1
3を設けなくともよい。尚、図7において、符号23
は、成形機などに混合後の粉粒体材料を送り込むための
回転押出しスクリュウである。
【0041】図8は、ホッパー16の下部にロータリー
バルブ24を設けた例を示し、このロータリーバルブ2
4で材料の切り出しを行い、一定量ずつの粉粒体材料を
材料吸引管5を介してタンク2に空気輸送する。図9
は、タンク2下部に遮蔽板25を設けた例を示し、この
遮蔽板25によって、材料吸引管5に接続される材料投
入部26に混合時の粉粒体材料が入り込まないようにす
るために設けられている。
【0042】図10,図11はタンク2に付設されるフ
ィルター14の例を示し、図10は、タンク2の上部
に、空気吸い込み口27を取り囲むように多孔板からな
るフィルター14を設けた状態を示すものであり、図1
1は、タンク2の上部に、タンク2の上部周壁に掛け渡
された水平板状の多孔板からなるフィルター14を設け
た状態を示すものである。
【0043】尚、図12に示すように、振動空気脈動波
の作用によって、混合によって発生して飛散した粉がタ
ンク2の上端部に届かずタンク2の縦の長さが充分に長
い場合には、フィルター14を設ける必要がない。図1
3,図14は、タンク2の上部に、邪魔板28を設けた
例を示すものであって、図13はく字形に屈曲形成され
た複数の邪魔板28をタンク2の上部に列設した状態を
示し、図14は平板状の複数の邪魔板28を斜めに傾け
た状態でタンク2の上部に列設した状態を示すものであ
る。
【0044】これらの邪魔板28を設けることによっ
て、吸引用の脈動空気振動波によって持ち上げられた粉
粒体中の小粉体が振り分けられて、ブロアー11側に向
けて吸引されることを防止できる。上記実施例では、脈
動空気振動波をブロアー11の空気吸引作用とロータ弁
9の回転によって、吸引式の輸送装置について、説明し
たが、吸引式に変えて、空脈動空気振動波をホッパーに
連通連設された材料輸送管側から、押出式の脈動空気振
動波を供給して、粉粒体材料を空気圧送し、タンク内で
粉粒体材料を間欠的に連続して押し上げ、落下して混合
を行うようにすることもできる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る脈動
空気振動波を利用した粉粒体材料の吸引輸送方法及びそ
の装置では、脈動空気振動波を与えることにより、粉粒
体材料の輸送・混合のための間欠的に連続した大きな風
速を得ることができて良好な粉粒体材料の流動輸送がで
き、輸送中における閉塞が生じることなくタンク内への
粉粒体材料の輸送供給を良好に行うことができ、且つタ
ンク内での粉粒体材料の混合を良好に行うことができ
て、しかもフィルターの目詰まりを防止することができ
る効果を奏する(特に請求項1,2,4,5)。
【0046】また、タンクの上部に脈動空気振動波によ
る吸引力を更に作用させることによって、タンク無いに
吸引輸送された粉粒体から分離した粉塵を吸引排出し
て、材料を輸送しながらタンク内で混合している期間中
に、粉粒体に混入した粉塵を除去することができる(請
求項3)。更に、タンクとロータ弁との間に介在された
集塵フィルターによって、タンク内からロータ弁に向け
て移動した塵などが空気と塵などに振り分けられるの
で、ロータ弁側に塵などが吸引されることを防止するこ
とができる(請求項6)。
【0047】しかも、タンクの上部に邪魔板を設けるこ
とによって、吸引用の脈動空気振動波によって持ち上げ
られた粉粒体中の小粉体が振り分けられて、ブロアー側
に向けて吸引されるのを防止することができる(請求項
7)。且つ、空気が脈動することによって、振動エネル
ギーが発生するために閉鎖防止効果が発揮され、特に、
材料吸引管に振動増幅手段を設けることによって、空気
輸送の際に材料吸引管の振動が増幅され、粉粒体材料と
管壁との振動による摩擦力を減少できるので、輸送によ
る圧力損失を軽減でき、比較的少量のエアーで安定輸送
を行うことができる(請求項8)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る脈動空気振動波を利用した粉粒体
材料の吸引輸送装置の一実施例の構成図である。
【図2】脈動空気振動発生装置のロータ弁の構造を示す
断面説明図である。
【図3】脈動空気振動波の脈動状態を示すグラフであ
る。
【図4】タンク上部のフィルター部における風速の変化
を示すグラフである。
【図5】別例の粉粒体材料の吸引輸送装置の構成図であ
る。
【図6】脈動空気振動波発生装置の別例を示す構成図で
ある。
【図7】分解、交換可能なタンクの分解構成図である。
【図8】ホッパーの下部にロータリーバルブを設けた例
を示す構成図である。
【図9】タンクの下部に遮蔽板を設けた例の構成図であ
り、(a)は内部を側面側から見た状態を示す、(b)
は平面から見た状態を示している。
【図10】タンクの上部にフィルターを設けた構成図で
ある。
【図11】タンクの上部に他の形状のフィルターを設け
た構成図である。
【図12】高さの高いタンクの構成図である。
【図13】タンクの上部に邪魔板を設けた構成図であ
る。
【図14】タンクの上部に他の形状の邪魔板を設けた構
成図である。
【図15】本発明者が先に提案した粉粒体材料の輸送装
置の構成図である。
【符号の説明】
1A,1B 粉粒体材料の輸送装置 2 材料貯留タンク 3 通気管 4 脈動空気振動波発生装置 5 材料供給管 6 材料投入ホッパー 7 連通管 8 吸引管 9 ローター弁 10 ハウジング 11 ブロアー 15 集塵フィルター 28 邪魔板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 53/28 65/48 G (72)発明者 滝野 孔延 大阪府枚方市長尾家具町1丁目10番4号 株式会社松井製作所技術開発センター内 (72)発明者 松井 治 大阪府大阪市中央区谷町6丁目5番26号 株式会社松井製作所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンクの上部に低い周波数の負の脈動空気
    振動波を供給することによって、タンクの下部に接続さ
    れた材料吸引管を通じて粉粒体をタンク内に吸引輸送す
    ることを特徴とする脈動空気振動波を利用した粉粒体材
    料の吸引式輸送方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の吸引式輸送方法におい
    て、 上記脈動空気振動波は、上記タンク内への粉粒体材料の
    吸引供給量に応じて、その振幅を漸次増大させるように
    した脈動空気振動波を利用した粉粒体材料の吸引式輸送
    方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の粉粒体材料の吸引
    輸送方法において、 上記タンクの上部には更に吸引力を作用させることによ
    って、上記脈動空気振動波によって、上記タンク内に吸
    引輸送された粉粒体から分離した粉塵を吸引排出するよ
    うにした脈動空気振動波を利用した粉粒体材料の吸引式
    輸送方法。
  4. 【請求項4】粉粒体材料を貯留する密閉型の材料貯留タ
    ンクと、 このタンクの上部に、通気管を介して接続された、低い
    周波数の負の脈動振動波を発生する脈動空気振動波発生
    装置と、 上記タンクの下部に材料吸引管を介して接続され、粉粒
    体を貯蔵した材料投入ホッパーとを備えた脈動空気振動
    波を利用した粉粒体材料の吸引式輸送装置。
  5. 【請求項5】上記脈動空気振動波発生装置は、連通管と
    吸引管を有するとともに、連続して回転するローター弁
    を内蔵したハウジングに、上記連通管を介して空気を吸
    引するためのブロアーを接続した構造とされ、 上記ブロアーで空気を吸引しながら、ローター弁を回転
    させることによって、上記吸引管の開閉度合を周期的に
    変化させて、負の脈動空気振動波を発生するようにした
    請求項4に記載の粉粒体材料の吸引式輸送装置。
  6. 【請求項6】上記タンクとローター弁との間に、集塵フ
    ィルターを介在させたことを特徴とする請求項4又は5
    のいずれかに記載の粉粒体の吸引式輸送装置。
  7. 【請求項7】上記吸引式脈動空気振動波発生装置に連通
    する上記タンクの上部に、邪魔板を設けたことを特徴と
    する請求項4〜6のいずれかに記載の粉粒体の吸引式輸
    送装置。
  8. 【請求項8】上記材料吸引管には、振動増幅手段を設け
    てあり、脈動空気振動波による材料吸引管の振動によ
    り、材料吸引管内に滞留しようとする粉粒体材料を崩壊
    して粉粒体材料を吸引輸送する構成とした請求項4〜7
    のいずれかに記載の粉粒体の吸引式輸送装置。
JP6309041A 1994-12-13 1994-12-13 脈動空気振動波を利用した粉粒体材料の吸引輸送方法及びその装置 Pending JPH08165021A (ja)

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