JPH08165008A - アキュムレーションコンベヤ - Google Patents

アキュムレーションコンベヤ

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JPH08165008A
JPH08165008A JP30778394A JP30778394A JPH08165008A JP H08165008 A JPH08165008 A JP H08165008A JP 30778394 A JP30778394 A JP 30778394A JP 30778394 A JP30778394 A JP 30778394A JP H08165008 A JPH08165008 A JP H08165008A
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JP
Japan
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drive shaft
roller
article
pulley
belt
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JP30778394A
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Ryuichiro Matsushima
隆一郎 松島
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Toyo Kanetsu KK
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Toyo Kanetsu KK
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  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数及び組付け工数の低減を図るととも
に、各部材の磨耗等を最小限に抑え、耐久性向上及びコ
スト低減を図るアキュムレーションコンベヤを提供。 【構成】 センサが物品を検知しない状態では、ローラ
11が、ベルト40及びベルト40によって駆動軸20
に係合する位置に保持されたプーリ30を介して、駆動
軸20に連動して回転し、物品を所定の搬送方向に搬送
する。物品がローラ11によって所定の位置まで搬送さ
れ、センサが物品を検知すると、制御装置が、アクチュ
エータ56を作動状態とし、ブラケット52を下方に変
位させる。このときプーリ30は、係合面33にブラケ
ット52のアーム部54の湾曲面55を係合されて下方
に押圧され、駆動軸20から離間する位置に変位され
る。これによりローラ11は、駆動軸20との連動を解
除されて回転を停止し、物品の搬送を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品の搬送方向に沿っ
て多数設けられたローラの回転又は停止によって、ロー
ラ上の物品の搬送又は停止を行うアキュムレーションコ
ンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来アキュムレーションコンベヤとし
て、図6に示すように、ローラの軸方向と交差して設け
られた駆動軸71に、スリーブ72、スプール73及び
ベルト74を介してローラを連動して回転させるものが
ある(特公昭49−45837号公報参照)。スリーブ
72は、駆動軸71の外周面に相対回転可能に支持され
ており、スプール73は、スリーブ72の外周面に相対
回転可能に支持される。ベルト74は、スプール73と
ローラの間に、所定の張力を与えられた状態で巻回され
ており、スリーブ72及びスプール73が駆動軸71に
連動して回転する際、ローラを駆動軸71に連動させ
る。すなわちスリーブ72及びスプール73は、スリー
ブ72に突設されたキー75が後述する突杆76に係止
されない状態において、各部材間に生じる摩擦によって
駆動軸71に連動して回転し、これによりローラは、ス
リーブ72、スプール73及びベルト74を介して駆動
軸71に連動して回転する。またキー75が突杆76に
係止された状態において、スリーブ72は駆動軸71と
の連動を阻止されて回転を停止し、スプール73も回転
を停止する。これにより、ローラは駆動軸71に連動せ
ず、スリーブ72及びスプール73とともに強制的に回
転を停止される。突杆76は、枢着軸77上に設けられ
ており、枢着軸77は、図示しないリンク及び鎖等を介
して揚り止ローラ(図示しない)に機械的に連結され、
揚り止ローラの変位に連動して回転する。つまり突杆7
6は、物品が所望の蓄積箇所に達した際、物品に押圧さ
れた揚り止ローラの変位によって、リンク及び鎖等を介
して枢着軸77が回転すると、キー75の移動経路内に
突出され、キー75を介してスリーブ72を係止する。
【0003】また特開昭58−137629号公報に
は、図7に示すように、駆動軸80と摩擦係合して連動
するトルク管81が、駆動軸80上に設けられており、
各トルク管81の外周面に、スリーブ82が接着剤等で
固定されたものが記載されている。スリーブ82の周囲
には、締付けシュー83が設けられており、締付けシュ
ー83は、物品によるカムローラ(図示しない)の変位
に連動して空気弁(図示しない)が開閉された際、空気
シリンダ84の作動によるシリンダロッド85の進退動
に伴って、トルク管81に係合又は離間される。すなわ
ち締付けシュー83は、物品による押圧によってカムロ
ーラが変位され、開かれた空気弁から管路86等を介し
て空気が空気シリンダ84に供給されると、空気シリン
ダ84のシリンダロッド85の進出によってトルク管8
1を締付ける側に作動され、トルク管81及びスリーブ
82を係止する。また締付けシュー83は、カムローラ
が物品による押圧から解放され、空気弁が閉じられる
と、空気シリンダ84のシリンダロッド85の退動によ
ってトルク管81から離間され、トルク管81及びスリ
ーブ82を解放する。締付けシュー83から解放された
トルク管81及びスリーブ82は、トルク管81と駆動
軸80との摩擦係合により、再び駆動軸80に連動して
回転する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述した従来の
アキュムレーションコンベヤのうち、図6に示す前者の
コンベヤでは、スリーブ72を係止する枢着軸77が、
リンク及び鎖等を介して揚り止ローラに機械的に連結さ
れるため、各部のガタツキ等を抑えた確実な作動を保障
するには、連結箇所の調整及び保守等に多大の労力と時
間を要するという問題があった。またローラの回転が強
制的に停止された状態、すなわち枢着軸77の突杆76
によってスリーブ72のキー75が係止された状態にお
いても、駆動軸71はスリーブ72に対して常時摺動し
つつ回転するため、たとえ摺動する各部材を耐磨耗性に
優れた材料で構成したとしても、各部材の磨耗の進行を
抑えることは極めて困難であった。更に構造が複雑で部
品点数が多く、組付け工数及びコストの増大が避けられ
ないという問題があった。
【0005】一方、図7に示す後者のコンベヤでは、物
品による押圧によって変位されるカムローラと、トルク
管81及びスリーブ82を係止する締付けシュー83と
の連動が、空気弁をカムローラに連動して開閉させ、管
路86等を介してエアシリンダに空気を供給又は排出さ
せることによって行われるので、前者のコンベヤのよう
に連結箇所の調整及び保守等に多大の労力及び時間を要
しない。しかしローラの回転が強制的に停止された状
態、すなわちトルク管81が締付けシュー83によって
係止された状態においても、駆動軸80はトルク管81
に対して常時摺動しつつ回転するため、前者のコンベヤ
と同様に、各部材の磨耗の進行を抑えることは極めて困
難であり、しかも構造が複雑で部品点数が多いため、組
付け工数及びコストの増大が避けられないという問題が
あった。
【0006】本発明は、物品の搬送及び停止を円滑かつ
確実に行うことができるものでありながら、比較的簡易
な構造であって部品点数及び組付け工数の低減を図るこ
とができるとともに、各部材の磨耗等を最小限に抑える
ことができ、耐久性向上及びコスト低減を図ることがで
きるアキュムレーションコンベヤを提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、物
品の搬送方向に沿って多数設けられたローラの回転又は
停止によって、ローラ上の物品の搬送又は停止を行うア
キュムレーションコンベヤにおいて、ローラの軸方向と
交差する方向に沿って設けられた駆動軸と、駆動軸にお
ける各ローラに対応する位置にそれぞれ設けられ、駆動
軸に係合する位置と駆動軸から離間する位置との間で変
位可能なプーリと、プーリとローラの間にそれぞれ所定
の張力を与えられた状態で巻回され、プーリを駆動軸に
係合する位置に保持して、ローラを駆動軸に連動して回
転させるベルトと、コンベヤ上の物品の位置を検知する
検知手段と、検知手段からの信号に基づいて、プーリを
ベルトの張力に抗して駆動軸から離間する位置に変位さ
せ、ローラと駆動軸の連動を解除する連動解除手段とを
備えたことを特徴とするアキュムレーションコンベヤに
より達成される。
【0008】
【作用】本発明に係るアキュムレーションコンベヤにお
いては、プーリとローラの間にそれぞれ所定の張力を与
えられた状態で巻回されたベルトが、プーリを駆動軸に
係合する位置に保持して、ローラを駆動軸に連動して回
転させる。これによりローラ上の物品は、所定の搬送方
向に沿って搬送される。物品が所定の位置まで搬送され
ると、連動解除手段が、検知手段からの信号に基づい
て、プーリをベルトの張力に抗して駆動軸から離間する
位置に変位させ、ローラと駆動軸の連動を解除する。こ
れによりローラの回転は停止され、物品の搬送も停止す
る。
【0009】
【実施例】以下図示実施例により、本発明を説明する。
図1は、本発明の第1実施例であるアキュムレーション
コンベヤを示す全体側面図である。この図において、ア
キュムレーションコンベヤは、コンベヤフレーム10に
おける物品の搬送方向(矢印A方向)に沿って、所定の
間隔をあけて多数設けられたローラ11の所定数を1区
間として、各区間毎に設けられており、各ローラ11の
回転又は停止によって、ローラ11に載置された物品
(図示しない)の搬送又は停止を行う。
【0010】各アキュムレーションコンベヤにおいて
は、多数のローラ11が、ベルト40及びプーリ30を
介して駆動軸20に連動して回転し、載置された物品を
搬送方向Aに沿って搬送する。物品が所定の位置まで搬
送されると、制御装置50が、センサ51からの信号に
基づいてアクチュエータ56を作動させ、プーリ30を
駆動軸20から離間する位置に変位させる。これによ
り、ローラ11と駆動軸20の連動が解除され、ローラ
11の回転が停止して物品の搬送を停止させる。
【0011】駆動軸20は、ローラ11の長手方向と直
交して、搬送方向Aに沿って設けられており、図示しな
い軸受等を介してコンベヤフレーム10に回動自在に支
持される。駆動軸20には、図示しない被駆動スプロケ
ットが固定されており、被駆動スプロケットには、モー
タ(図示しない)の回転軸(図示しない)に固定された
駆動スプロケット(図示しない)との間に、駆動チェー
ン(図示しない)が巻回される。駆動軸20は、駆動チ
ェーンを介してモータに連動して回転する。
【0012】プーリ30は、駆動軸20における各ロー
ラ11と対応する位置に、駆動軸20の軸方向に沿って
多数設けられる。プーリ30はそれぞれ、図2〜図4に
示すように、駆動軸20の外径Bよりも所定量大きい内
径Cを有する貫通孔31に、駆動軸20を貫通されてお
り、図2中上下方向に変位することによって、貫通孔3
1の内周面を駆動軸20の外周面に係合又は離間可能で
ある。すなわちプーリ30はそれぞれ、ローラ11との
間に巻回されたベルト40によって、貫通孔31の内周
面が駆動軸20の外周面に係合する図2に示す位置(以
下、係合位置という)に保持されており、物品が所定の
位置まで搬送されると、貫通孔31の内周面が駆動軸2
0の外周面から離間する図3に示す位置(以下、離間位
置という)に、アクチュエータ56によってベルト40
の張力に抗して変位され、ローラ11と駆動軸20の連
動を解除させる。
【0013】ベルト40はそれぞれ、図1〜図3に示す
ように、各ローラ11の外周に形成された環状溝12
と、対応するプーリ30の外周に形成されたプーリ溝3
2との間に、所定の張力を与えられ、かつ、鉛直軸回り
に約90°捩じられた状態で巻回されており、プーリ3
0を係合位置に保持させることにより、ローラ11をプ
ーリ30を介して駆動軸20に連動して回転させる。
【0014】制御装置50(図1)は、センサ51(図
1)が物品を検知しない状態において、図2に示すよう
にアクチュエータ56を非作動状態とし、ベルト40に
よって係合位置に保持されたプーリ30に、ブラケット
52を係合させない。また制御装置50は、センサ51
が物品を検知した際、図3に示すようにアクチュエータ
56を作動させ、ブラケット52を介してプーリ30を
離間位置に変位させる。センサ51は、例えば図示しな
い発光部及び受光部を、搬送方向Aと直交する向きで対
向して配置させた光電管型であり、コンベヤ上の所定の
位置にある物品を検知する。
【0015】ブラケット52はそれぞれ、図4に示すよ
うに、基板53上に立設されたアーム部54の湾曲面5
5によって、プーリ30の両端部に形成された係合面3
3を覆うように配置されており、コンベヤフレーム10
に突設された固定板13の下面に、アクチュエータ56
を介して所定の方向(本実施例では上下方向)に変位可
能に支持される。すなわちブラケット52は、アクチュ
エータ56の作動によって、アーム部54の湾曲面55
をプーリ30の係合面33に係合しない図2に示す位置
(以下、上限位置という)と、アーム部54の湾曲面5
5をプーリ30の係合面33に係合し、プーリ30をベ
ルト40の張力に抗して離間位置に変位させる図3に示
す位置(以下、下限位置という)に変位される。ブラケ
ット52の上限位置及び下限位置における位置決めは、
アクチュエータ56の作動量の調節によって行われる
が、各位置においてブラケット52を係止して位置決め
するストッパ等(図示しない)を設けてもよい。
【0016】再び図2〜図4を参照すると、アクチュエ
ータ56はそれぞれ、固定板13の下面とブラケット5
2の基板53の上面との間に設けられており、各アクチ
ュエータ56に共用のコンプレッサ等(図示しない)か
ら供給される圧縮空気によって伸長されるとともに、圧
縮空気の排出によって収縮し、各ブラケット52を連動
して変位させる。すなわちアクチュエータ56はそれぞ
れ、非作動時、圧縮空気の排出によって収縮した状態
で、図2に示すように各ブラケット52を上限位置に保
持する。またアクチュエータ56はそれぞれ、作動時、
コンプレッサ等から供給される圧縮空気の作用によっ
て、図3に示すように膨張して下方に伸長され、ブラケ
ット52を上限位置から下限位置に変位させる。
【0017】本実施例の作用を説明する。センサ51が
物品を検知しない状態では、制御装置50は、図2に示
すように、アクチュエータ56を非作動状態とし、ブラ
ケット52を上限位置に保持させる。このときプーリ3
0は、ベルト40によって係合位置に保持されており、
これによりローラ11は、ベルト40及びプーリ30を
介して駆動軸20に連動して回転し、載置された物品を
搬送方向Aに搬送する。
【0018】物品がローラ11によって所定の位置まで
搬送され、センサ51が物品を検知すると、制御装置5
0は、図3に示すように、アクチュエータ56を作動状
態とし、ブラケット52を上限位置から下限位置に変位
させる。このときプーリ30は、係合面33にブラケッ
ト52のアーム部54の湾曲面55を係合されて下方に
押圧され、係合位置から離間位置に変位される。これに
よりローラ11は、駆動軸20との連動を解除されて回
転を停止し、物品の搬送を停止する。
【0019】図5は、本発明の第2実施例であるアキュ
ムレーションコンベヤの一部のセンサが物品を検知しな
い状態を示す断面図である。この図において、ブラケッ
ト60は、アクチュエータ56(図2)が備えられてお
らず、代わりに基板61の下面とコンベヤフレーム10
(図1)との間に電磁ソレノイド62が備えられ、電磁
ソレノイド62によって上限位置及び下限位置に変位さ
れる。各位置におけるブラケット60の位置決めは、ブ
ラケット60を係止して位置決めするストッパ等(図示
しない)による。その他の構成は、上述した第1実施例
と同一である。
【0020】このようなアキュムレーションコンベヤに
おいて、センサ51が物品を検知しない状態では、制御
装置50は電磁ソレノイド62を励磁させず、ブラケッ
ト60はストッパ等によって上限位置に保持される。こ
のときプーリ30は、ベルト40によって係合位置に保
持されており、これによりローラ11は、ベルト40及
びプーリ30を介して駆動軸20に連動して回転し、載
置された物品を搬送方向Aに搬送する。物品がローラ1
1によって所定の位置まで搬送され、センサ51(図
1)が物品を検知すると、制御装置50(図1)は、電
磁ソレノイド62を励磁させて可動鉄心63を下方に駆
動し、ブラケット60を上限位置から下限位置に変位さ
せる。このときプーリ30は、係合面33にブラケット
60のアーム部65の湾曲面66を係合されて下方に押
圧され、係合位置から離間位置に変位される。これによ
りローラ11は、駆動軸20との連動を解除されて回転
を停止し、物品の搬送を停止させる。
【0021】以上のように上記各実施例によれば、プー
リ30は、ローラ11との間に巻回されたベルト40に
よって係合位置に保持され、ローラ11をベルト40を
介して駆動軸20に連動して回転させるとともに、物品
が所定の位置まで搬送された際、ベルト40の張力に抗
して離間位置に変位され、ローラ11と駆動軸20の連
動を解除させるので、ローラ11と駆動軸20の連動又
は連動解除を円滑かつ確実に行うことができ、これによ
り物品の搬送及び停止を円滑かつ確実に行うことができ
る。しかも、機構が比較的簡易であって制御が容易であ
る上、部品点数及び組付け工数の低減を図ることがで
き、製造コストの低減を図ることができる。
【0022】またローラ11を駆動軸20に連動させ
ず、物品の搬送を停止させる際には、プーリ30は離間
位置、すなわち駆動軸20から離間する位置に変位され
るので、従来のコンベヤのように摺動する部分がなく、
各部の磨耗等を極めて小さく抑えることができ、耐久性
を大幅に向上させることができる。更に、プーリ30が
係合位置から離間位置に変位されることによって、ベル
ト40に当初から与えられている張力がわずかながら増
大し、ローラ11に制動力として作用するので、ローラ
11に直接摺動して制動する消耗品の交換等が不要であ
り、メンテナンスコストの低減を図ることができるもの
でありながら、ローラ11を迅速に停止させることがで
きる。またアキュムレーションの切換え動作が、プーリ
30を極くわずかに変位させるだけであるため、騒音等
を極めて小さく抑えることができる。
【0023】なお上記第1実施例では、アクチュエータ
56に圧縮空気を供給するコンプレッサ等を、各アクチ
ュエータ56で共用させ、各ブラケット52を連動して
変位させるように構成したが、各ブラケット52の基板
53を相互に連結又は一体的に形成させることにより、
各ブラケット52が連動して変位するように構成しても
よく、またそれらを組み合わせることによって、各ブラ
ケット52の連動をより正確かつ確実なものとすること
ができる。更に上記第2実施例では、ブラケット60を
電磁ソレノイド62によって上限位置及び下限位置に変
位させるが、電磁ソレノイド62に代えて電磁石(図示
しない)を用い、ブラケット60に電磁石の吸引力を直
接作用させることによって、上限位置及び下限位置に変
位させるように構成してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、プーリと
ローラの間にそれぞれ所定の張力を与えられた状態で巻
回されたベルトが、プーリを駆動軸に係合する位置に保
持して、ローラを駆動軸に連動して回転させるととも
に、連動解除手段が、検知手段からの信号に基づいて、
プーリをベルトの張力に抗して駆動軸から離間する位置
に変位させ、ローラと駆動軸の連動を解除する。すなわ
ち、従来のように強制的に回転を停止するのではなく、
駆動力を遮断することによりローラを停止するので、ロ
ーラと駆動軸の連動又は連動解除を円滑かつ確実に行う
ことができ、これにより物品の搬送及び停止を円滑かつ
確実に行うことができるものでありながら、比較的簡易
な構造であって部品点数及び組付け工数の低減を図るこ
とができるとともに、各部材の磨耗等を最小限に抑える
ことができ、耐久性向上及びコスト低減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるアキュムレーション
コンベヤを示す全体側面図である。
【図2】図1のアキュムレーションコンベヤの一部のア
クチュエータを作動させない物品搬送時の状態を示す断
面図である。
【図3】図1のアキュムレーションコンベヤの一部のア
クチュエータを作動させた物品停止時の状態を示す断面
図である。
【図4】図2のアクチュエータ及びブラケットを示す斜
視図である。
【図5】本発明の第2実施例であるアキュムレーション
コンベヤの一部の電磁ソレノイドを励磁させない物品搬
送時の状態を示す断面図である。
【図6】従来のアキュムレーションコンベヤの一例を示
す一部拡大図である。
【図7】従来のアキュムレーションコンベヤの他の例を
示す一部拡大図である。
【符号の説明】
11 ローラ 20 駆動軸 30 プーリ 40 ベルト 50 連動解除手段(制御装置) 51 検知手段(センサ) 52 連動解除手段(ブラケット) 56 連動解除手段(アクチュエータ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の搬送方向に沿って多数設けられた
    ローラ(11)の回転又は停止によって、前記ローラ
    (11)上の物品の搬送又は停止を行うアキュムレーシ
    ョンコンベヤにおいて、 前記ローラ(11)の軸方向と交差する方向に沿って設
    けられた駆動軸(20)と、 前記駆動軸(20)における前記各ローラ(11)に対
    応する位置にそれぞれ設けられ、前記駆動軸(20)に
    係合する位置と前記駆動軸(20)から離間する位置と
    の間で変位可能に前記駆動軸に遊嵌したプーリ(30)
    と、 前記プーリ(30)と前記ローラ(11)の間にそれぞ
    れ所定の張力を与えられた状態で巻回され、前記プーリ
    (30)を前記駆動軸(20)に係合する位置に保持し
    て、前記ローラ(11)を前記駆動軸(20)に連動し
    て回転させるベルト(40)と、 コンベヤ上の物品の位置を検知する検知手段(51)
    と、 前記検知手段(51)からの信号に基づいて、前記プー
    リ(30)を前記ベルト(40)の張力に抗して前記駆
    動軸(20)から離間する位置に変位させ、前記ローラ
    (11)と前記駆動軸(20)の連動を解除する連動解
    除手段(50,52,56)とを備えたことを特徴とす
    るアキュムレーションコンベヤ。
JP30778394A 1994-12-12 1994-12-12 アキュムレーションコンベヤ Withdrawn JPH08165008A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008110857A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Denso Corp 搬送装置
JP2011088698A (ja) * 2009-10-21 2011-05-06 Daifuku Co Ltd 駆動式ローラコンベヤ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008110857A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Denso Corp 搬送装置
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