JPH08164478A - フラックス塗布方法、塗布装置および半田付け装置 - Google Patents

フラックス塗布方法、塗布装置および半田付け装置

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JPH08164478A
JPH08164478A JP6311499A JP31149994A JPH08164478A JP H08164478 A JPH08164478 A JP H08164478A JP 6311499 A JP6311499 A JP 6311499A JP 31149994 A JP31149994 A JP 31149994A JP H08164478 A JPH08164478 A JP H08164478A
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JP
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flux
coating
long
liquid crystal
elastic body
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JP6311499A
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Sadao Watanabe
定男 渡辺
Muneyoshi Nagashima
宗由 長嶋
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Hitachi Ltd
Hitachi Electronic Devices Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Electronic Devices Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3489Composition of fluxes; Methods of application thereof; Other methods of activating the contact surfaces
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/363Assembling flexible printed circuits with other printed circuits by soldering

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】塗布時間を短縮でき、かつ、塗布作業の自動化
を容易にする。 【構成】複数個のテープキャリアパッケージTCPの配
列方向の合計長さ以上の長さを有する長い支持体1の先
端部に、半田接続用のフラックス5を保持し得るクッシ
ョン材2を設けた塗布ヘッド3と、フラックス5を貯
め、塗布ヘッド3のクッション材2が浸漬されるディッ
プ槽6と、塗布ヘッド3の移動機構10と、フラックス
容器7と、フラックス容器7とディップ槽6とを接続す
るチューブ8と、チューブ8の途中に設けたフラックス
5の供給ポンプ9とを有する構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、それぞれ別部品に形成
された端子とリードとを半田接続する場合、半田接続部
にフラックスを塗布し、半田付けを行うフラックス塗布
方法、塗布装置および半田付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、半田付けの技術を説明するのに、
液晶表示モジュールを例に挙げて説明する。
【0003】すなわち、液晶表示モジュールにおいて
は、それぞれ対向面に透明電極を形成した2枚の透明絶
縁基板を所定の間隙を隔てて重ね合せ、両基板間に液晶
を封止してなる液晶表示パネル(すなわち、液晶表示素
子、LCD:リキッド クリスタル ディスプレイ)の複
数辺の外側に液晶駆動用の回路基板が配置され、この回
路基板と前記液晶表示パネルとは、テープキャリアパッ
ケージと称される複数個の部品により電気的に接続され
ている。テープキャリアパッケージは、柔軟な樹脂フィ
ルムに配線を形成し、液晶駆動用の半導体集積回路チッ
プが搭載されてなる。なお、前記回路基板上に設けられ
た複数個の出力端子と、それらに対応して設けられた前
記テープキャリアパッケージの複数本の入力リードとは
半田付けにより接続される。両者を半田接続する前に
は、半田接続部上に、半田付け時の酸化を防止し、半田
の濡れ性をよくするためのフラックスを塗布する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、フラックスを塗
布するには、筆や、ローラ方式やエア方式のチューブ状
のディスペンサーを使用して手作業により塗布してい
た。
【0005】このような方法では、多数個のテープキャ
リアパッケージの半田接続部を順番に塗布するため、フ
ラックスの塗布量がばらつき、また、筆やディスペンサ
ーを長い距離にわたって移動させ、さらに半田付け装置
の外で塗布するため、作業効率が悪く、塗布時間の短縮
には限界があり、また、塗布作業の自動化は難しかっ
た。
【0006】本発明の目的は、塗布時間を短縮すること
ができ、かつ、塗布作業の自動化が容易なフラックス塗
布方法、塗布装置、および半田付け装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明のフラックス塗布方法は、半田接続部にフラ
ックスを塗布する方法において、前記フラックスの塗布
手段として、長い部材の長い面に前記フラックスを保持
させた後、前記面を前記半田接続部に押し当て、前記フ
ラックスを塗布することを特徴とする。
【0008】また、本発明のフラックス塗布方法は、第
1の部品上に複数個の第2の部品を同一方向に並べて配
置し、前記第1の部品上に並んで配置形成された複数個
の端子上に、前記端子に対応して前記第2の部品に並ん
で配置形成された複数本のリードを半田接続する前に、
その半田接続部にフラックスを塗布する方法において、
長い支持体の長い面上に設けた弾性体に前記フラックス
を保持させた後、前記弾性体を前記半田接続部に押し当
て、前記フラックスを塗布することを特徴とする。
【0009】また、本発明のフラックス塗布方法は、液
晶表示パネルの外側に配置された回路基板と、前記液晶
表示パネルの端部に同一方向に複数個並んで設置された
テープキャリアパッケージとを有する液晶表示モジュー
ルの、前記回路基板上に並んで配置形成された多数個の
出力端子と、それに対応して前記各テープキャリアパッ
ケージに並んで配置形成された多数本の入力リードとを
半田接続する前に、その半田接続部にフラックスを塗布
する方法において、長い支持体の長い面上に設けた弾性
体に前記フラックスを保持させた後、前記弾性体を前記
半田接続部に押し当て、前記フラックスを塗布すること
を特徴とする。
【0010】また、本発明のフラックス塗布装置(塗布
機構)は、複数個並んで配列される電気的接続部品の前
記配列方向の合計長さ以上の長さを有する長い支持体の
長い面上に、半田接続用のフラックスを保持し得る弾性
体を設けてなる塗布ヘッドと、前記フラックスを貯め、
その貯めたフラックスに前記塗布ヘッドの前記弾性体が
浸漬し得るディップ槽とを具備してなることを特徴とす
る。
【0011】また、本発明のフラックス塗布装置は、同
一方向に複数個並んで配列される電気的接続部品の前記
配列方向の合計長さ以上の長さを有する長い支持体の長
い面上に、半田接続用のフラックスを保持し得る弾性体
を設けてなる1個または複数個の塗布ヘッドと、前記フ
ラックスを貯め、その貯めたフラックスに前記塗布ヘッ
ドの前記弾性体が浸漬し得る大きさを有するディップ槽
と、前記塗布ヘッドを前記ディップ槽とフラックス塗布
部との間で移動させる機構とを具備してなることを特徴
とする。
【0012】また、前記弾性体がクッション材、または
コイルばねであることを特徴とする。
【0013】また、本発明のフラックス塗布装置は、前
記フラックスを貯めておくフラックス容器と、前記フラ
ックス容器と前記ディップ槽とを接続するチューブと、
前記チューブの途中に設けた前記フラックス容器から前
記ディップ槽に前記フラックスを供給するポンプとを有
することを特徴とする。
【0014】また、本発明のフラックス塗布装置は、前
記ディップ槽に貯められた前記フラックスの液面を均一
にならすローラを有することを特徴とする。
【0015】さらに、本発明の半田付け装置は、前記フ
ラックス塗布装置を具備してなることを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明では、フラックスの塗布手段として、長
い塗布ヘッドを使用して、テープキャリアパッケージ等
の多数個の電気的接続部品の半田接続部にフラックスを
一括塗布することができるので、塗布効率を向上するこ
とができ、塗布時間を短縮することができる。なお、長
い塗布ヘッドの先端部の平坦度の影響により、塗布むら
が発生するのを防止するため、塗布ヘッドの先端部には
クッション材やコイルばね等の弾性体を設けるのが望ま
しい。また、長い塗布ヘッドの先端部に設けた弾性体を
フラックスに浸漬し、該弾性体にフラックスを保持さ
せ、半田接続部に押し当てて一括塗布することにより、
半田接続部のフラックス塗布量を安定化することがで
き、良好に半田接続することができるので、半田オープ
ン等の不良の修正率を低減することができる。また、半
田付け直前に、半田接続部にフラックスを塗布すること
により、半田付け状態を安定化することができ、不良の
修正率を低減することができる。さらに、本発明による
フラックス塗布装置においては、フラックス塗布作業を
自動化することができ、また、フラックス塗布装置を半
田付け装置に取り付けることにより、フラックス塗布作
業と半田付け作業を自動化することができ、作業の効率
を向上することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。
【0018】実施例1 図1は、半田付け装置(図示省略)に備えられた本発明
の実施例1のフラックス塗布装置を示す概略斜視図であ
る。
【0019】1は長い支持体、2は支持体1の先端部の
長い面上に設けられ、弾性を有するゴム、ウレタン樹
脂、あるいはバイトン等からなり、断面形状がほぼ円状
のクッション材、3は支持体1とクッション材2からな
る塗布ヘッド、5は半田付け時の半田接続部の酸化を防
止し、半田の濡れ性をよくするために、半田付け前に半
田接続部に塗布するフラックス、6はフラックス5を貯
めておき、塗布ヘッド3のクッション材2を浸漬するた
めのディップ槽、7はフラックス5を貯めておくフラッ
クス容器、8はフラックス容器7とディップ槽6とを接
続するチューブ、9はチューブ8の途中に設けられ、フ
ラックス容器7に貯められたフラックス5をディップ槽
6に供給するポンプ、10は塗布ヘッド3の移動機構、
PNLは液晶表示パネル、PCBは液晶表示パネルPN
Lの3辺の外側に配置された液晶表示パネルPNLを駆
動するための回路基板、TCPは液晶表示パネルPNL
と回路基板PCBとを電気的に接続するテープキャリア
パッケージ、TTBは回路基板PCBの端子に半田接続
するテープキャリアパッケージTCPの入力リードであ
る。
【0020】液晶表示パネルPNLの3辺の外側に配置
された液晶駆動用の回路基板PCBの出力端子と、液晶
表示パネルPNLの入力端子とは、液晶駆動用の半導体
集積回路チップ(ここでは図示省略。図4〜図6参照)
を搭載、実装した複数個のテープキャリアパッケージT
CPを介して電気的に接続される。
【0021】テープキャリアパッケージTCPの入力リ
ードTTB(詳細は後で図4、図6を用いて説明する)
と、回路基板PCBの出力端子の半田層が設けられた接
続パッド(図6の符号SLD参照)とは半田を使用して
電気的、機械的に接続される。本実施例の半田付け装置
のフラックス塗布装置は、この回路基板PCBの出力端
子とテープキャリアパッケージTCPの入力リードTT
Bとの半田接続を行う。
【0022】まず、テープキャリアパッケージTCPの
出力端子が液晶表示パネルPNLの入力端子に異方性導
電膜を介して接続され、テープキャリアパッケージTC
Pが回路基板PCB上に載せられ、テープキャリアパッ
ケージTCPの入力リードTTBが回路基板PCBの出
力端子上に位置合せされた状態の(図6参照)液晶表示
パネルPNLを、図1に示すように所定の位置に設置す
る。フラックス容器7に収容されたフラックス5は供給
ポンプ9により、チューブ8を通じてディップ槽6に適
宜自動的に供給される。つぎに、2個の塗布ヘッド3を
移動機構10により移動させ、塗布ヘッド3の先端部に
設けられたクッション材2を、ディップ槽6に貯められ
たフラックス5に浸漬する。つぎに、クッション材2に
適宜の量のフラックス5が保持された塗布ヘッド3を移
動機構10により再び移動させ、塗布ヘッド3を移動機
構10により垂直に下ろして、回路基板PCBと複数個
のテープキャリアパッケージTCPの入力リードTTB
の半田接続部に一括して転写塗布する。図1の液晶表示
パネルPNLの短辺側に配置された3個のテープキャリ
アパッケージTCPの半田接続部は、短い方の塗布ヘッ
ド3によりフラックス塗布される。また、液晶表示パネ
ルPNLの対向する2個の長辺側に配置された12個の
テープキャリアパッケージTCPの半田接続部は、長い
方の塗布ヘッド3により順次フラックス塗布される。
【0023】なお、長い方の塗布ヘッド3は、その移動
機構10により、x方向およびz方向に移動することが
でき、短い方の塗布ヘッド3は、その移動機構10によ
り、y方向およびz方向に移動することができる。ま
た、長い方の塗布ヘッド3の長さは10〜30cm、短
い方の塗布ヘッド3の長さは10〜25cmである。
【0024】フラックス塗布後は、2個の塗布ヘッド3
が移動機構10により半田接続部上から移動し、当該フ
ラックス塗布装置が備えられた半田付け装置(図示省
略)の半田ごてが下りてきて半田接続が行われる。
【0025】本実施例では、2個の長い塗布ヘッド3を
使用して、液晶表示パネルPNLの3辺の端部に配列さ
れた多数個のテープキャリアパッケージTCPの入力リ
ードTTBと回路基板PCBの出力端子の半田接続部に
フラックス5を自動的に一括塗布することができるの
で、塗布効率を向上することができ、従来の筆やディス
ペンサーを使用した手作業と比較して塗布時間を約1/
3に短縮することができる。また、塗布ヘッド3の先端
部にはクッション材2やコイルばね4等の弾性体を設け
たので、長い塗布ヘッド3の先端部の平坦度の影響によ
り、塗布むらが発生するのを防止することができる。ま
た、塗布ヘッド3のクッション材2をディップ槽6のフ
ラックス5に浸漬し、クッション材2にフラックス5を
保持させ、半田接続部に押し当てて一括塗布することに
より、半田接続部のフラックス5の塗布量を安定化する
ことができ、半田オープン、タッチ不良等の修正率を低
減することができる。また、半田付け直前に、半田接続
部にフラックス5の塗布が行われるので、安定した良好
な半田付け状態を得ることができ、不良の修正率を低減
することができ、半田接続の信頼性を向上することがで
きる。さらに、フラックス塗布作業と半田付け作業が一
連の工程として自動化され、作業の効率を向上すること
ができる。
【0026】実施例2 図2は、本発明の実施例2のフラックス塗布装置を示す
図1と同様の概略斜視図である。
【0027】本実施例は、実施例1の図1の塗布ヘッド
3の先端部に設けたゴム等のクッション材2の代わり
に、弾性体としてコイルばね4を設けたもので、あとは
すべて実施例1と同様である。本実施例においても、実
施例1と同様の作用、効果が得られるのはもちろんであ
る。
【0028】なお、フラックス5の半田接続部への塗布
量は、塗布ヘッド3の先端のクッション材2やコイルば
ね4等からなる弾性体の形状、材質、および塗布ヘッド
3の先端の該弾性体のフラックス5への液浸漬量、浸漬
時間等により調整可能である。
【0029】実施例3 図3は、ディップ槽6を図1の矢印a方向から見た本発
明の実施例3の一部断面側面図である。
【0030】フラックス5を半田接続部に均一に塗布す
るためには、ディップ槽6に貯められたフラックス5の
液面の状態を均一にする必要がある。本実施例では、デ
ィップ槽6のフラックス5の液面の状態を均一にするた
めに、ディップ槽6の上に、ならしローラ11を取り付
けた。12は、ならしローラ11の支持部である。本実
施例のならしローラ11およびその支持部12は、図1
の実施例1、図2の実施例2のディップ槽6の上に、塗
布ヘッド3の浸漬が行われるときにじゃまにならないよ
うに取り付けることができる。
【0031】以下、本発明が適用可能な図1、図2に示
した液晶表示パネルPNL、回路基板PCB、テープキ
ャリアパッケージTCPの詳細について説明する。
【0032】《テープキャリアパッケージTCP》図4
は、図1、図2に示した半導体集積回路チップCHIを
搭載したテープキャリアパッケージTCPの詳細平面図
である。
【0033】TCPはテープキャリアパッケージ、CH
IはテープキャリアパッケージTCPに搭載された液晶
駆動用の半導体集積回路チップ、TTMはテープキャリ
アパッケージTCPの出力端子、TTBはテープキャリ
アパッケージTCPの入力端子、HLはテープキャリア
パッケージTCPを位置決めピンを用いて液晶表示パネ
ルPNLと端子合せするための位置決め穴である。出力
端子TTM、入力端子TTBは例えばCuから成り、そ
れぞれの内側の先端部(通称インナーリード)には半導
体集積回路チップCHIのボンディングパッド(図6の
符号PAD参照)がいわゆるフェースダウンボンディン
グ法により接続される。端子TTB、TTMの外側の先
端部(通称アウターリード)はそれぞれ半導体集積回路
チップCHIの入力および出力に対応し、半田付けによ
りCRT/TFT変換回路・電源回路に、異方性導電膜
(図6の符号ACF参照)によって液晶表示パネルPN
Lに接続される。
【0034】BF1はポリイミド等からなるベースフィ
ルム、BF2は所定のピッチで配置された複数本の入力
端子TTBを保持する(ばらけ防止用の)ポリイミド等
からなるベースフィルムであり、PREは半導体集積回
路チップCHIの封止用樹脂(モールドレジン)、SR
Sは半田付けの際、半田が余計なところへつかないよう
にマスクするためのソルダレジスト膜である。
【0035】《液晶表示パネルPNLと駆動回路基板P
CB》図5は、液晶表示パネルPNLに駆動回路基板P
CBを実装した状態を示す平面図である。
【0036】液晶表示パネルPNLを駆動させる半導体
集積回路チップCHIのうち、下側の3個は、垂直走査
回路側の駆動ICチップ、左右の6個ずつは映像信号駆
動回路側の駆動ICチップである。半導体集積回路チッ
プCHIは、テープ・オートメイティド・ボンディング
法(TAB)により実装される。駆動回路基板PCBは
テープキャリアパッケージTCPやコンデンサCDS等
が実装され、3つに分割されている。駆動回路基板PC
BどうしはフラットケーブルFCにより電気的に接続さ
れている。
【0037】《テープキャリアパッケージTCPと液晶
表示パネルPNLおよび駆動回路基板PCBとの電気的
接続》図6は、テープキャリアパッケージTCPと液晶
表示パネルPNLおよび駆動回路基板PCBとの電気的
接続を示す要部断面図である。
【0038】テープキャリアパッケージTCPの断面
は、図4の6−6切断線における断面が示される。SL
Dは駆動回路基板PCBの出力端子の半田付け用ランド
(半田接続パッド)、SOLは半田付け用ランドSLD
の上に設けられた半田層、OILはテープキャリアパッ
ケージTCPの出力側インナーリード、IILはテープ
キャリアパッケージTCPの入力側インナーリードであ
る。この図に示すように、駆動回路基板PCBの面上に
配列形成された多数の出力端子の半田付け用ランドSL
Dと、テープキャリアパッケージTCPの多数の入力端
子(入力側アウターリード)TTBとは、半田層SOL
を介して半田付けにより接続されている。テープキャリ
アパッケージTCPの多数の出力端子(出力側アウター
リード)TTMと液晶表示パネルPNLの多数の入力端
子DTMとは異方性導電膜ACFにより接続されてい
る。また、テープキャリアパッケージTCPに搭載され
た半導体集積回路チップCHIの多数の入力端子(ボン
ディングパッドPAD)は、テープキャリアパッケージ
TCPの多数の出力側インナーリードOILと接続さ
れ、半導体集積回路チップCHIの多数の出力端子(ボ
ンディングパッドPAD)は、テープキャリアパッケー
ジTCPの多数の入力側インナーリードIILと接続さ
れている。
【0039】《液晶表示モジュールの全体構成》図7
は、液晶表示モジュールMDLの各構成部品を示す分解
斜視図である。
【0040】SHDは金属板から成る枠状のシールドケ
ース(メタルフレーム)、LCWはその表示窓、PNL
は液晶表示パネル、SPBは光拡散板、MFRは中間フ
レーム、BLはバックライトの光源である冷陰極蛍光
灯、BLSはバックライト支持体、LCAは下側ケース
であり、図に示すような上下の配置関係で各部材が積み
重ねられて液晶表示モジュールMDLが組み立てられ
る。
【0041】以上本発明を実施例に基づいて具体的に説
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることはもちろんである。例えば、上記実施例では、
半田付けを行う対象装置として液晶表示装置を例に挙げ
て説明したが、本発明は各種電気機器、電子機器におけ
る半田付けに適用可能なことは言うまでもない。また、
端子の半田付けを行う電気的接続部品としては、テープ
キャリアパッケージ(TCP)に限らず、クワドフラッ
トパッケージ(QFP)、フレキシブルプリンティドサ
ーキット(FPC)、フラットケーブル等にも適用可能
である。また、上記実施例の液晶表示装置では、半田付
けを行う回路基板として、ガラスエポキシ基板から成る
硬質のものを用いたが、柔軟な材料から成るフレキシブ
ルプリンティドサーキット(FPC)等の場合も適用可
能である。なお、本発明によるフラックス塗布工程、半
田付け工程は必ずしも自動化して行わなくてよく、手作
業により行ってもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半田付け前のフラックス塗布において、塗布効率が向上
し、塗布時間を短縮することができる。また、フラック
ス塗布量を均一化することができるので、半田不良の接
続不良の修正率を低減することができ、半田接続信頼性
を向上することができる。さらに、フラックス塗布工程
を容易に自動化することができ、半田付け工程と一連の
工程として自動的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の半田付け装置におけるフラ
ックス塗布機構を示す概略斜視図である。
【図2】本発明の実施例2の、図1と同様の図である。
【図3】本発明の実施例3の一部断面側面図である。
【図4】テープキャリアパッケージの平面図である。
【図5】液晶表示パネルの周辺に駆動回路基板を実装し
た状態を示す上面図である。
【図6】テープキャリアパッケージと液晶表示パネルお
よび駆動回路基板との電気的接続を示す要部断面図であ
る。
【図7】液晶表示モジュールの分解斜視図である。
【符号の説明】
1…支持体、2…クッション材、3…塗布ヘッド、4…
コイルばね、5…フラックス、6…ディップ槽、7…フ
ラックス容器、8…チューブ、9…供給ポンプ、10…
塗布ヘッドの移動機構、11…ならしローラ、12…支
持部、PNL…液晶表示パネル、PCB…駆動回路基
板、TCP…テープキャリアパッケージ、TTB…テー
プキャリアパッケージの入力リード。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半田接続部にフラックスを塗布する方法に
    おいて、長い部材の長い面に前記フラックスを保持させ
    た後、前記面を前記半田接続部に押し当て、前記フラッ
    クスを塗布することを特徴とするフラックス塗布方法。
  2. 【請求項2】第1の部品上に複数個の第2の部品を同一
    方向に並べて配置し、前記第1の部品上に並んで配置形
    成された複数個の端子上に、前記端子に対応して前記第
    2の部品に並んで配置形成された複数本のリードを半田
    接続する前に、その半田接続部にフラックスを塗布する
    方法において、長い支持体の長い面上に設けた弾性体に
    前記フラックスを保持させた後、前記弾性体を前記半田
    接続部に押し当て、前記フラックスを塗布することを特
    徴とするフラックス塗布方法。
  3. 【請求項3】液晶表示パネルの外側に配置された回路基
    板と、前記液晶表示パネルの端部に同一方向に複数個並
    んで設置されたテープキャリアパッケージとを有する液
    晶表示モジュールの、前記回路基板上に並んで配置形成
    された多数個の出力端子と、それに対応して前記各テー
    プキャリアパッケージに並んで配置形成された多数本の
    入力リードとを半田接続する前に、その半田接続部にフ
    ラックスを塗布する方法において、長い支持体の長い面
    上に設けた弾性体に前記フラックスを保持させた後、前
    記弾性体を前記半田接続部に押し当て、前記フラックス
    を塗布することを特徴とするフラックス塗布方法。
  4. 【請求項4】複数個並んで配列される電気的接続部品の
    前記配列方向の合計長さ以上の長さを有する長い支持体
    の長い面上に、半田接続用のフラックスを保持し得る弾
    性体を設けてなる塗布ヘッドと、 前記フラックスを貯め、その貯めたフラックスに前記塗
    布ヘッドの前記弾性体が浸漬し得るディップ槽とを具備
    してなることを特徴とするフラックス塗布装置。
  5. 【請求項5】同一方向に複数個並んで配列される電気的
    接続部品の前記配列方向の合計長さ以上の長さを有する
    長い支持体の長い面上に、半田接続用のフラックスを保
    持し得る弾性体を設けてなる1個または複数個の塗布ヘ
    ッドと、 前記フラックスを貯め、その貯めたフラックスに前記塗
    布ヘッドの前記弾性体が浸漬し得る大きさを有するディ
    ップ槽と、 前記塗布ヘッドを前記ディップ槽とフラックス塗布部と
    の間で移動させる機構とを具備してなることを特徴とす
    るフラックス塗布装置。
  6. 【請求項6】前記弾性体がクッション材、またはコイル
    ばねであることを特徴とする請求項4または5記載のフ
    ラックス塗布装置。
  7. 【請求項7】前記フラックスを貯めておくフラックス容
    器と、前記フラックス容器と前記ディップ槽とを接続す
    るチューブと、前記チューブの途中に設けた前記フラッ
    クス容器から前記ディップ槽に前記フラックスを供給す
    るポンプとを有することを特徴とする請求項4または5
    記載のフラックス塗布装置。
  8. 【請求項8】前記ディップ槽に貯められた前記フラック
    スの液面を均一にならすローラを有することを特徴とす
    る請求項4または5記載のフラックス塗布装置。
  9. 【請求項9】請求項4または5記載の前記フラックス塗
    布装置を具備してなる半田付け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100854176B1 (ko) * 2007-03-06 2008-08-26 주식회사 노키아티엠씨 표면실장기술의 반도체용 융제 침액장치.
CN109940320A (zh) * 2019-04-29 2019-06-28 无锡先导智能装备股份有限公司 汇流条上料装置

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