JPH08163840A - 開放型誘導電動機 - Google Patents
開放型誘導電動機Info
- Publication number
- JPH08163840A JPH08163840A JP30463794A JP30463794A JPH08163840A JP H08163840 A JPH08163840 A JP H08163840A JP 30463794 A JP30463794 A JP 30463794A JP 30463794 A JP30463794 A JP 30463794A JP H08163840 A JPH08163840 A JP H08163840A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- open type
- stator
- induction motor
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 丸胴タイプとベースタイプの機種切替を組立
ラインで容易にでき短納期対応可能にする。 【構成】 ステータの外周に巻きつけ両端をネジで締め
付けた帯状のバンド、そのバンドに溶接などにより固定
したベースを有する開放型誘導電動機において、組立工
程でベースなし(丸胴タイプ)とベースタイプの二機種
の電動機を切り替えることにより短納期対応に大きく貢
献する。
ラインで容易にでき短納期対応可能にする。 【構成】 ステータの外周に巻きつけ両端をネジで締め
付けた帯状のバンド、そのバンドに溶接などにより固定
したベースを有する開放型誘導電動機において、組立工
程でベースなし(丸胴タイプ)とベースタイプの二機種
の電動機を切り替えることにより短納期対応に大きく貢
献する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は簡易な構成で小型化およ
び軽量化を具備したベースタイプの開放型誘導電動機に
関し、特に電動機のステータの外周が外部に露出してい
る開放型誘導電動機の構造に関するものである。
び軽量化を具備したベースタイプの開放型誘導電動機に
関し、特に電動機のステータの外周が外部に露出してい
る開放型誘導電動機の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】標準の開放型誘導電動機の短納期対応の
市場要求により、ベースタイプの開放型誘導電動機の簡
易構造が重要になってきている傾向にある。
市場要求により、ベースタイプの開放型誘導電動機の簡
易構造が重要になってきている傾向にある。
【0003】以下に従来の開放型誘導電動機について説
明する。図4は従来の開放型誘導電動機(以下電動機と
称する)の断面図を示すものである。
明する。図4は従来の開放型誘導電動機(以下電動機と
称する)の断面図を示すものである。
【0004】図4において1は電動機の軸、7は軸1の
反負荷側に圧入された反負荷側玉軸受、8は軸1の負荷
側に圧入された負荷側玉軸受、2は反負荷側玉軸受7を
保持し端面に風穴を設けたブラケットB、3は負荷側玉
軸受8を保持し端面に風穴を設けたブラケットA、4は
ブラケットA3とブラケットB2を固定する通しボル
ト、5は軸1に固定されたロータ、6はロータ5に対向
する位置に設けられたステータ、9はステータ6を固定
するフレーム、10は電流が流れることによりステータ
6とロータ5の間のギャップに磁界を発生させるコイ
ル、11はロータ5のアルミダイカストに形成される鋳
出しファン、12はフレーム9の円周上に形成された風
穴、13はフレーム9に溶接によって固定されたベー
ス。電動機はギャップに励磁された磁界によってロータ
5に誘起される電流により電磁力が発生し、軸1に回転
力を与え動力を負荷に伝達する装置である。
反負荷側に圧入された反負荷側玉軸受、8は軸1の負荷
側に圧入された負荷側玉軸受、2は反負荷側玉軸受7を
保持し端面に風穴を設けたブラケットB、3は負荷側玉
軸受8を保持し端面に風穴を設けたブラケットA、4は
ブラケットA3とブラケットB2を固定する通しボル
ト、5は軸1に固定されたロータ、6はロータ5に対向
する位置に設けられたステータ、9はステータ6を固定
するフレーム、10は電流が流れることによりステータ
6とロータ5の間のギャップに磁界を発生させるコイ
ル、11はロータ5のアルミダイカストに形成される鋳
出しファン、12はフレーム9の円周上に形成された風
穴、13はフレーム9に溶接によって固定されたベー
ス。電動機はギャップに励磁された磁界によってロータ
5に誘起される電流により電磁力が発生し、軸1に回転
力を与え動力を負荷に伝達する装置である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、電動機のフレームとベースが溶接によって
固定されているため、ベースなし(丸胴タイプ)の仕様
を受注した場合、フレームの溶接工程からの生産とな
り、源泉工程の変更頻度が多くなり製造の混乱を招くた
め、短納期対応が難しいという問題点を有していた。
の構成では、電動機のフレームとベースが溶接によって
固定されているため、ベースなし(丸胴タイプ)の仕様
を受注した場合、フレームの溶接工程からの生産とな
り、源泉工程の変更頻度が多くなり製造の混乱を招くた
め、短納期対応が難しいという問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、ベースを溶接したバンドをステータ外周に巻きつけ
ることにより電動機の組立工程で変更可能となり、短納
期対応可能なベースタイプの開放型誘導電動機を提供す
るもである。
で、ベースを溶接したバンドをステータ外周に巻きつけ
ることにより電動機の組立工程で変更可能となり、短納
期対応可能なベースタイプの開放型誘導電動機を提供す
るもである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電動機は、ベースを溶接したバンドをステー
タ外周に巻きつけ、ネジにより電動機本体を固定してい
る。
に本発明の電動機は、ベースを溶接したバンドをステー
タ外周に巻きつけ、ネジにより電動機本体を固定してい
る。
【0008】
【作用】この構成によって、電動機の組立工程でベース
なし(丸胴タイプ)とベースタイプの二機種の開放型誘
導電動機を切り替えることにより、製造の混乱を招くこ
となく短納期対応に大きく貢献するものである。
なし(丸胴タイプ)とベースタイプの二機種の開放型誘
導電動機を切り替えることにより、製造の混乱を招くこ
となく短納期対応に大きく貢献するものである。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0010】図1において1aは電動機の軸、7aは軸
1aの反負荷側に圧入された反負荷側玉軸受、8aは軸
1aの負荷側に圧入された負荷側玉軸受、2aは反負荷
側玉軸受7aを保持し端面に風穴を設けたブラケット
B、3aは負荷側玉軸受8aを保持し端面に風穴を設け
たブラケットA、4aはブラケットA3aとブラケット
B2aをステータ外周に固定する通しボルト、5aは軸
1aに固定されたロータ、6aはロータ5aに対向する
位置に設けられたステータ、10aは電流が流れること
によりステータ6aとロータ5aの間のギャップに磁界
を発生させるコイル、11aはロータ5aのアルミダイ
カストに形成される鋳出しファン、12aはブラケット
A3a,ブラケットB2aの外周に設けられた風穴、1
3aはベース、14はベースに固定されたバンド、15
はステータ6aの外周に巻きつけたバンド14を締めつ
けるネジである。
1aの反負荷側に圧入された反負荷側玉軸受、8aは軸
1aの負荷側に圧入された負荷側玉軸受、2aは反負荷
側玉軸受7aを保持し端面に風穴を設けたブラケット
B、3aは負荷側玉軸受8aを保持し端面に風穴を設け
たブラケットA、4aはブラケットA3aとブラケット
B2aをステータ外周に固定する通しボルト、5aは軸
1aに固定されたロータ、6aはロータ5aに対向する
位置に設けられたステータ、10aは電流が流れること
によりステータ6aとロータ5aの間のギャップに磁界
を発生させるコイル、11aはロータ5aのアルミダイ
カストに形成される鋳出しファン、12aはブラケット
A3a,ブラケットB2aの外周に設けられた風穴、1
3aはベース、14はベースに固定されたバンド、15
はステータ6aの外周に巻きつけたバンド14を締めつ
けるネジである。
【0011】以上のように構成された電動機について、
電動機本体とベース13aをネジによって固定すること
により、簡単にベースなし(丸胴タイプ)に変更でき、
電動機の短納期対応に大きく貢献する。
電動機本体とベース13aをネジによって固定すること
により、簡単にベースなし(丸胴タイプ)に変更でき、
電動機の短納期対応に大きく貢献する。
【0012】また、図3は他の実施例を説明する断面図
である。図2は本発明の一実施例におけるバンドの詳細
図である。
である。図2は本発明の一実施例におけるバンドの詳細
図である。
【0013】16はバンドに設けた突起である。突起1
6は電動機本体が軸方向および円周方向にずれるのを防
止するためのものである。
6は電動機本体が軸方向および円周方向にずれるのを防
止するためのものである。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、ベースなし(丸
胴タイプ)とベースタイプの二機種の開放型誘導電動機
を組立工程で切り替えることにより、製造の混乱を招く
ことなく短納期対応に大きく貢献するものである。
胴タイプ)とベースタイプの二機種の開放型誘導電動機
を組立工程で切り替えることにより、製造の混乱を招く
ことなく短納期対応に大きく貢献するものである。
【図1】本発明の一実施例における電動機の断面図
【図2】本発明の一実施例におけるバンドの詳細図
【図3】本発明の他の実施例における電動機の断面図
【図4】従来の電動機の断面図
1,1a 軸 2,2a ブラケットB 3,3a ブラケットA 4,4a 通しボルト 5,5a ロータ 6,6a ステータ 7,7a 反負荷側玉軸受 8,8a 負荷側玉軸受 9 フレーム 10,10a コイル 11,11a 鋳出しファン 12,12a 風穴 13,13a ベース 14 バンド 15 ネジ 16 突起
Claims (3)
- 【請求項1】外周が外部に露出したステータコアから構
成されるステータと、アルミダイカストによりロータの
エンドリング上に鋳出しファンを形成するロータと、前
記ステータの外径と前記ロータを構成する玉軸受の外径
を基準として負荷側と反負荷側の両側から保持する2つ
のブラケットを有し、前記ブラケットに端面中心から円
周方向および半径方向に風穴を設け、同時に前記風穴に
外周側の円周部に電動機側に曲げて形成される切り起こ
しを有し、前記ステータの外周に巻きつけ両端をネジで
締めつけた帯状のバンド、および前記バンドに固定した
ベースを有したことを特徴とする開放型誘導電動機。 - 【請求項2】2つのブラケット外周部と、ステータ外周
側の一部にバンドを巻きつけたことを特徴とする請求項
1記載の開放型誘導電動機。 - 【請求項3】バンドに、数箇所突起部を設けたことを特
徴とする請求項1記載の開放型誘導電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30463794A JPH08163840A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 開放型誘導電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30463794A JPH08163840A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 開放型誘導電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08163840A true JPH08163840A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17935441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30463794A Pending JPH08163840A (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | 開放型誘導電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08163840A (ja) |
-
1994
- 1994-12-08 JP JP30463794A patent/JPH08163840A/ja active Pending
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