JPH0870546A - 突極形回転電機の界磁コイル押え器 - Google Patents
突極形回転電機の界磁コイル押え器Info
- Publication number
- JPH0870546A JPH0870546A JP20626094A JP20626094A JPH0870546A JP H0870546 A JPH0870546 A JP H0870546A JP 20626094 A JP20626094 A JP 20626094A JP 20626094 A JP20626094 A JP 20626094A JP H0870546 A JPH0870546 A JP H0870546A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- field coil
- coil
- bolt
- electric machine
- retainer
- Prior art date
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- Pending
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- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 振動に対する追従性を向上させ、かつ構造を
簡素化した突極形回転電機の界磁コイル押え器を提供す
る。 【構成】 磁界コイル１のコイルエンドより回転子の軸
方向の外側に支えボルト11を配置し、また、コイルエン
ド外周側に押えボルト12を端板10にねじ込み、更に、支
えボルト11と押えボルト12を結合金具13とナット14によ
り結合する。
簡素化した突極形回転電機の界磁コイル押え器を提供す
る。 【構成】 磁界コイル１のコイルエンドより回転子の軸
方向の外側に支えボルト11を配置し、また、コイルエン
ド外周側に押えボルト12を端板10にねじ込み、更に、支
えボルト11と押えボルト12を結合金具13とナット14によ
り結合する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、突極形回転電機の界磁
コイルを固定する界磁コイル押え器に関する。
コイルを固定する界磁コイル押え器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の突極形回転電機の界磁コイルを図
面を用いて説明する。図４に示すように、従来の突極形
回転電機の界磁コイル１は、回転子磁極鉄心２に巻回さ
れ、絶縁板３を介して、端板４にて押し付けるように配
置され、これらはシャフト５の軸上に設けられている。
更に、端板４は、図５に示すように、磁界コイル１が遠
心力により、外周側へ変形することを拘束するよう片持
ち構造に形成されている。
面を用いて説明する。図４に示すように、従来の突極形
回転電機の界磁コイル１は、回転子磁極鉄心２に巻回さ
れ、絶縁板３を介して、端板４にて押し付けるように配
置され、これらはシャフト５の軸上に設けられている。
更に、端板４は、図５に示すように、磁界コイル１が遠
心力により、外周側へ変形することを拘束するよう片持
ち構造に形成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の端板では、片持ち構造であるため、剛性が高く、振
動等による界磁コイルエンド部の動きを押えるように追
従することはできず、界磁コイルエンド部を損傷するこ
とがあった。また、端板は複雑な形状をした片持ち構造
であるため、端板の製作期間やコストの増大を招いてい
た。
来の端板では、片持ち構造であるため、剛性が高く、振
動等による界磁コイルエンド部の動きを押えるように追
従することはできず、界磁コイルエンド部を損傷するこ
とがあった。また、端板は複雑な形状をした片持ち構造
であるため、端板の製作期間やコストの増大を招いてい
た。
【０００４】そこで、本発明は、上記問題点を鑑み、振
動等に対する追従性を向上させ、かつ簡単な構造をした
突極形回転電機の界磁コイル押え器を提供することを目
的とする。
動等に対する追従性を向上させ、かつ簡単な構造をした
突極形回転電機の界磁コイル押え器を提供することを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項１記載の発明は、界磁コイルと鉄心
とを有する突極形回転電機の界磁コイルのうち軸方向の
コイルエンド部分を固定する界磁コイル押え器におい
て、上記界磁コイルの軸方向の外側に配置した軸と直角
方向に設けられる第１のボルトと、上記界磁コイルの外
周側に配置し、上記第１のボルトと結合する軸方向に設
けられる第２のボルトと、上記第１のボルトに連結さ
れ、上記鉄心の端部に設けられた端板とを備えたことを
特徴とする。
に、本発明の請求項１記載の発明は、界磁コイルと鉄心
とを有する突極形回転電機の界磁コイルのうち軸方向の
コイルエンド部分を固定する界磁コイル押え器におい
て、上記界磁コイルの軸方向の外側に配置した軸と直角
方向に設けられる第１のボルトと、上記界磁コイルの外
周側に配置し、上記第１のボルトと結合する軸方向に設
けられる第２のボルトと、上記第１のボルトに連結さ
れ、上記鉄心の端部に設けられた端板とを備えたことを
特徴とする。
【０００６】また、本発明の請求項２記載の発明は、界
磁コイルと鉄心とを有する突極形回転電機の界磁コイル
のうち軸方向のコイルエンド部分を固定する界磁コイル
押え器において、上記界磁コイルの軸方向の外側に設け
たリングと、上記界磁コイルのコイルエンド部分の外周
側に設け、上記リングと結合する結合板と、この結合板
の端部と上記鉄心の端部とに接続された端板とを備えた
ことを特徴とする。
磁コイルと鉄心とを有する突極形回転電機の界磁コイル
のうち軸方向のコイルエンド部分を固定する界磁コイル
押え器において、上記界磁コイルの軸方向の外側に設け
たリングと、上記界磁コイルのコイルエンド部分の外周
側に設け、上記リングと結合する結合板と、この結合板
の端部と上記鉄心の端部とに接続された端板とを備えた
ことを特徴とする。
【０００７】
【作用】本発明の請求項１に記載された突極形回転電機
の界磁コイル押え器においては、コイルエンド部を片持
ちでなく、外側に配置された第２のボルトと端板で、コ
イルエンド部の両端を支持することにより、充分な強度
を有し、ボルトの締付力の調整により効果的にコイルエ
ンド部を押えることができる。更に、両端支持のはりを
設けることにより、バネ剛性を下げることができ、振動
に対して追従性を有する。
の界磁コイル押え器においては、コイルエンド部を片持
ちでなく、外側に配置された第２のボルトと端板で、コ
イルエンド部の両端を支持することにより、充分な強度
を有し、ボルトの締付力の調整により効果的にコイルエ
ンド部を押えることができる。更に、両端支持のはりを
設けることにより、バネ剛性を下げることができ、振動
に対して追従性を有する。
【０００８】また、本発明の請求項２に記載された突極
形回転電機の界磁コイル押え器においては、コイルエン
ド部を片持ちでなく、外側に配置されたリングと端板と
により、コイルエンド部の両端を支持することにより、
充分な強度を有し、結合板の板厚を可変とすることによ
り、コイルの押え力を調整することができる。更に、リ
ングに孔を設けることにより、バネ剛性を下げることが
でき、振動に対して追従性を有する。
形回転電機の界磁コイル押え器においては、コイルエン
ド部を片持ちでなく、外側に配置されたリングと端板と
により、コイルエンド部の両端を支持することにより、
充分な強度を有し、結合板の板厚を可変とすることによ
り、コイルの押え力を調整することができる。更に、リ
ングに孔を設けることにより、バネ剛性を下げることが
でき、振動に対して追従性を有する。
【０００９】
【実施例】本発明の請求項１に係わる突極形回転電機の
界磁コイル押え器の一実施例を図面を用いて説明する。
図１に示すように、回転子磁極鉄心２の外側に鉄心を押
える端板10で構成され、以上の外周に巻回された界磁コ
イル１を形成する。この界磁コイル１のコイルエンド部
を押える構造において、コイルエンドより回転子軸方向
の外側に支えボルト11を配置し、又、コイルエンド外周
側に押えボルト12を端板10にねじこみ、さらに支えボル
ト11と押えボルト12を結合金具13とナット14により結合
する。この様な構成にすることによりコイルエンド部を
押えボルト12により両端支持により充分な強度を持って
押えることが出来る。又、ボルトで押えることにより支
えボルト11のナット14を締めることにより押えボルト12
を調整することにより効果的にコイルエンドを押えるこ
とが出来る。又、両端支持のはりを設けることにより強
度を保ちつつ、バネ剛性を下げることが出来て振動に対
して追従性を持つ。
界磁コイル押え器の一実施例を図面を用いて説明する。
図１に示すように、回転子磁極鉄心２の外側に鉄心を押
える端板10で構成され、以上の外周に巻回された界磁コ
イル１を形成する。この界磁コイル１のコイルエンド部
を押える構造において、コイルエンドより回転子軸方向
の外側に支えボルト11を配置し、又、コイルエンド外周
側に押えボルト12を端板10にねじこみ、さらに支えボル
ト11と押えボルト12を結合金具13とナット14により結合
する。この様な構成にすることによりコイルエンド部を
押えボルト12により両端支持により充分な強度を持って
押えることが出来る。又、ボルトで押えることにより支
えボルト11のナット14を締めることにより押えボルト12
を調整することにより効果的にコイルエンドを押えるこ
とが出来る。又、両端支持のはりを設けることにより強
度を保ちつつ、バネ剛性を下げることが出来て振動に対
して追従性を持つ。
【００１０】また、図２に示すように、本実施例におけ
る端板10を単純な構造に形成することにより、安価な界
磁コイル押え器を提供できる。次に、本発明の請求項２
に係わる突極形回転電機の界磁コイル押え器の実施例を
図面を用いて説明する。
る端板10を単純な構造に形成することにより、安価な界
磁コイル押え器を提供できる。次に、本発明の請求項２
に係わる突極形回転電機の界磁コイル押え器の実施例を
図面を用いて説明する。
【００１１】図３に示すように、回転子磁極鉄心２の外
側に鉄心を押える端板10で構成され、以上の外周に巻回
された界磁コイル１を形成する。この界磁コイル１を押
える構造において、コイルエンドより回転子軸方向の外
側に支えリング20を配置し、コイルエンド外周側に押え
板21を支えリング20と端板10にひっかける様に配置す
る。支えリング20は通風孔（図示せず）があり、コイル
エンドの冷却はこの通風孔を介して行う。
側に鉄心を押える端板10で構成され、以上の外周に巻回
された界磁コイル１を形成する。この界磁コイル１を押
える構造において、コイルエンドより回転子軸方向の外
側に支えリング20を配置し、コイルエンド外周側に押え
板21を支えリング20と端板10にひっかける様に配置す
る。支えリング20は通風孔（図示せず）があり、コイル
エンドの冷却はこの通風孔を介して行う。
【００１２】この様な構成にすることにより、押え板21
は両端支持はりとして、充分な強度を持って押えること
ができる。又、押え板21の板厚を調整することにより効
果的にコイルエンド部を押えることができる。又、両端
支持のはりを設けたことにより強度を保ちつつ、バネ剛
性を下げることができて振動に対して追従性を持つ。
は両端支持はりとして、充分な強度を持って押えること
ができる。又、押え板21の板厚を調整することにより効
果的にコイルエンド部を押えることができる。又、両端
支持のはりを設けたことにより強度を保ちつつ、バネ剛
性を下げることができて振動に対して追従性を持つ。
【００１３】
【発明の効果】以上に述べた様に、本発明の突極形回転
電機の界磁コイル押え器は、両端支持はりになるので、
効果的にコイルエンドを押えるとともに、強度を保ちつ
つコイルエンドの振動に対して追従性を持った安価な界
磁巻線押えを実現できる。
電機の界磁コイル押え器は、両端支持はりになるので、
効果的にコイルエンドを押えるとともに、強度を保ちつ
つコイルエンドの振動に対して追従性を持った安価な界
磁巻線押えを実現できる。
【図１】本発明の請求項１に係る一実施例を示す断面
図。
図。
【図２】図１に示した端板を示す外観図。
【図３】本発明の請求項２に係る一実施例を示す断面
図。
図。
【図４】従来の界磁巻線押え器を示す断面図。
【図５】図４に示した端板を示す外観図。
１…界磁コイル ２…回転子磁極鉄心 10…端板 11…支えボルト 12…押えボルト 13…結合金具 14…ナット 20…支えリング 21…押え板
Claims (2)
- 【請求項１】 界磁コイルと鉄心とを有する突極形回転
電機の界磁コイルのうち軸方向のコイルエンド部分を固
定する界磁コイル押え器において、前記界磁コイルの軸
方向の外側に配置した軸と直角方向の第１のボルトと、
前記界磁コイルの外周側に配置し、前記第１のボルトと
結合する軸方向の第２ボルトと、前記第１のボルトに連
結され、前記鉄心の端部に設けられた端板とを具備した
ことを特徴とする突極形回転電機の界磁コイル押え器。 - 【請求項２】 界磁コイルと鉄心とを有する突極形回転
電機の界磁コイルのうち軸方向のコイルエンド部分を固
定する界磁コイル押え器において、前記界磁コイルの軸
方向の外側に配置したリングと、前記界磁コイルのコイ
ルエンド部分の外周側に配置し、前記リングに結合する
結合板と、この板の端部と前記鉄心の端部とに接続され
た端板とを具備したことを特徴とする突極形回転電機の
界磁コイル押え器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20626094A JPH0870546A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 突極形回転電機の界磁コイル押え器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20626094A JPH0870546A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 突極形回転電機の界磁コイル押え器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0870546A true JPH0870546A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16520393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20626094A Pending JPH0870546A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 突極形回転電機の界磁コイル押え器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0870546A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005318709A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Nishishiba Electric Co Ltd | 回転電機の回転子構造 |
| WO2016002486A1 (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-07 | 株式会社豊田自動織機 | 回転子 |
| CN106469951A (zh) * | 2015-08-18 | 2017-03-01 | Abb技术有限公司 | 电机 |
| CN116317426A (zh) * | 2023-05-17 | 2023-06-23 | 哈尔滨电机厂有限责任公司 | 一种变磁路式励磁绕组紧固结构 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP20626094A patent/JPH0870546A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005318709A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Nishishiba Electric Co Ltd | 回転電機の回転子構造 |
| WO2016002486A1 (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-07 | 株式会社豊田自動織機 | 回転子 |
| CN106469951A (zh) * | 2015-08-18 | 2017-03-01 | Abb技术有限公司 | 电机 |
| CN116317426A (zh) * | 2023-05-17 | 2023-06-23 | 哈尔滨电机厂有限责任公司 | 一种变磁路式励磁绕组紧固结构 |
| CN116317426B (zh) * | 2023-05-17 | 2023-08-18 | 哈尔滨电机厂有限责任公司 | 一种变磁路式励磁绕组紧固结构 |
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