JPH08163747A - グロメット固定具 - Google Patents
グロメット固定具Info
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- JPH08163747A JPH08163747A JP6323530A JP32353094A JPH08163747A JP H08163747 A JPH08163747 A JP H08163747A JP 6323530 A JP6323530 A JP 6323530A JP 32353094 A JP32353094 A JP 32353094A JP H08163747 A JPH08163747 A JP H08163747A
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- grommet
- bracket
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Abstract
できるようにする。 【構成】 2個のブラケット分体12、12は同一形状
に板金加工する。ブラケット分体12の第1端部36に
は、固定ねじ13を固着すると共に係止突起37を形成
する。第2端部には、第1端部36の内側縁36aが圧
入される挟着片40と、固定ねじ13のねじ軸が嵌入さ
れる切欠溝41と、係止突起37が嵌入される係止孔4
2とを形成する。2個のブラケット分体12、12をグ
ロメット本体の外周に対向させて固定ねじ13のねじ軸
を切欠溝41に嵌入すると共に、内側縁36aを挟着片
40の下側に圧入すると、係止突起37が係止孔42に
嵌入してブラケット分体12、12同士がロックする。
これらのブラケット分体12、12はグロメット本体の
フランジ部を間に介在してパネルに固定される。
Description
を保護するすると共に、パネルの内外をシールするため
のグロメットを固定するグロメット固定具に関するもの
である。
自動車等のパネルに取り付けられ、パネルの内外に配設
された電線束の損傷を防止すると共に、パネルの内外の
シール性を確保している。グロメットをパネルに固定す
る際には、電線束を容易に組み込むことができる利点か
ら分割式のブラケットが使用され、この種のワイヤハー
ネスグロメットとして実開平5−50628号公報が開
示されている。
視図に示すように、電線束Wを挿通するための筒部1a
及びパネルに接合されるフランジ部1bを有し、ゴム等
の弾性材料から成るグロメット本体1と、半環状筒部2
a、3a及びフランジ部2b、3bをそれぞれ有してグ
ロメット本体1に組合わされ、かつパネルにボルト締め
固定される金属製の分割式ブラケット2、3とから構成
され、これらのブラケット2、3には電線束挿通用の切
欠開口4、5がそれぞれ形成されている。一方のブラケ
ット2には、ガイド溝6が半環状筒部2aの開口側に設
けられ、ガイドリブ7が切欠開口4の端縁に設けられて
いる。また他方のブラケット3には、ガイド溝6と係合
する係合リブ8が半環状筒部3aの開口側に設けられ、
ガイドリブ7と係合する係合溝9がフランジ部3bに設
けられている。
ネルに固定する際には、グロメット本体1にブラケット
3を取り付け後に、ブラケット2のガイド溝6、ガイド
リブ7とブラケット3の係合リブ8、係合溝9とをそれ
ぞれ係合して、ブラケット2をブラケット3に取り付
け、それらをボルトによりパネルに固定する。
従来例では、ブラケット2、3が別異の形状を有してい
るため部品点数が多くなると共に、ブラケット2、3に
は半環状筒部2a、3aが設けられているためスペース
を必要とするという問題点がある。
1に装着する際には、ガイド溝6、ガイドリブ7と係合
リブ8、係合溝9とをそれぞれ係合しなければならず、
装着作業が煩雑になるという問題点もある。
し、グロメットに容易に装着することができる簡易なグ
ロメット固定具を提供することにある。
の本発明に係るグロメット固定具は、パネルの嵌合孔に
嵌合する筒部を有すると共に、該筒部の外周にあって前
記パネルに接合するフランジ部を有するグロメット本体
を前記パネルにボルトを用いて固定するためのグロメッ
ト固定具であって、前記グロメット本体のフランジ部の
外側に外嵌する硬質材料から成る同一形状の2個のブラ
ケット分体とから成り、これらのブラケット分体にはこ
れらを一体に結合するための相互に共働するロック機構
を設けたことを特徴とする。
個の同一形状のブラケット分体をグロメット本体に取り
付け、ロック機構をロックして一体とし、グロメット本
体のフランジ部を介してボルトによりパネルに固定す
る。
て詳細に説明する。図1は本実施例の平面図、図2は側
面図、図3は断面図、図4は要部の拡大断面図であり、
グロメット本体11の外周には相互にロックされて環状
を成す2個のブラケット分体12、12が嵌合され、こ
れらのブラケット分体12、12はグロメット本体11
と共に固定ねじ13、13によりパネル14に固定され
ている。
ら、内部を電線束挿通孔11aとする筒状に成形され、
パネル14の嵌合孔14aに嵌合される例えば楕円形状
の嵌合筒部21と、この嵌合筒部21に連接する楕円錐
状の円錐筒部22と、この円錐筒部22の頂部に連接す
る小径筒部23とが設けられている。嵌合筒部21はパ
ネル14の嵌合孔14aに嵌合される外径とされ、嵌合
筒部21の外周には小径部24a及び大径部24bを備
えた段付のフランジ部24が設けられている。
図5に示すように略平板状で略C字状の同一形状とさ
れ、各ブラケット分体12、12は相互にロックして、
図1に示すように環状を形成すると共に、グロメット本
体11の嵌合筒部21の外周に嵌合され、かつフランジ
部24に係止されるようになっている。ブラケット分体
12、12の本体部31の周縁には、周縁突片32がグ
ロメット本体11のフランジ部24の小径部24aの外
周面を覆うように形成されている。また、小径部24a
の基部には係止溝25a、25bが形成されており、こ
れらの係止溝25a、25bにはブラケット分体して、
12の内向係止片33が圧入されている。
31の内周縁中央部には上述した内向係止片33が突設
され、周縁突片32の端縁にはフランジ部24の大径部
24bに係止する外向係止片34a、34bが突設され
ている。また、本体部31の一端部は段部35を介して
パネル14の反対側に向けて稍々高くなる第1端部36
とされている。第1端部36には、ねじ頭13a及びね
じ軸13bから成る固定ねじ13が固着されると共に、
係止突起37がパネル14側つまり紙面の裏側に向けて
突設され、更に切欠き38が周縁突片32の一端部に形
成されている。また、固定ねじ13、13は予めブラケ
ット合体12、12に固定されている。
ット分体12の第1端部36と共働してロック機構を成
す第2端部39とされている。この第2端部39には、
第1端部36の内側縁36aを挟着するための挟着片4
0が内側縁側から折り返されている。また、第2端部3
9には固定ねじ13のねじ軸13bが嵌入される切欠溝
41と、係止突起37が嵌入される係止孔42と、周縁
突片32の他端部の切欠き43とが形成されている。
を、電線束を挿通したグロメット本体11に係止する際
には、先ず個々のブラケット分体12がフランジ部24
グロメット本体11をフランジ部24の外側を挟むよう
に突き合わせ、それぞれの第1端部36と第2端部39
を対向させ、固定ねじ13のねじ軸13bを相手側の切
欠溝41にそれぞれ嵌入すると共に、内側縁36aを相
手側の挟着片40の下面に圧入する。これにより、係止
突起37が相手側の係止孔42に嵌入し、ブラケット分
体12、12同士がロックする。
13のねじ軸13bをグロメット本体11のフランジ部
24に形成されたねじ孔26a、26bにそれぞれ挿通
すると共に、図3及び図4に示すようにブラケット分体
12、12の内向係止片33をグロメット本体11の係
止溝25a、25bに圧入する。また、外向係止片34
a、34bをフランジ部24の大径部24bに形成され
た係止孔27a〜27dにそれぞれ係止する。これによ
り、図7に示すようにブラケット分体12はグロメット
本体11に係止し、固定ねじ13のねじ軸13bがグロ
メット本体11のフランジ部24から突出した状態にな
る。
ラケット分体12、12をパネル14に取り付ける際に
は、図2〜図4に示しすように固定ねじ13のねじ軸1
3bをパネル14の図示しないねじ孔に挿入すると共
に、グロメット本体11の嵌合筒部21をパネル14の
嵌合孔14aに押し込み、更にナット15をねじ軸13
bに螺合して締め付ける。これにより、グロメット本体
11の嵌合筒部21が復元すると共に、グロメット本体
11のフランジ部24が固定ねじ13により締め付けら
れたブラケット分体12、12とパネル14との間に圧
縮される。
ンジ部24がブラケット分体12、12を介して固定ね
じ13によりパネル14に圧接されるため、グロメット
本体11とパネル14のシール性を向上させることがで
きる上に、グロメット本体11が電線束と共に引かれ
て、小径筒部23や円錐筒部22が変形した場合でも、
嵌合筒部21は変形することがなく、パネル14の内外
のシール性を保持することができ、更に電線束が振動し
ても、グロメット本体11の振動を防止でき、パネル1
4内外の騒音を防止できる。
それぞれを向かい合わせて押し込むだけでロックする構
成であるため、それぞれのブラケット分体12をグロメ
ット本体11に容易に装着することができる上に、部品
点数も少なくなることから、製造コストを削減すること
ができる。
に予め固着したが、固着せずにパネル14に固定する際
に別体のものを使用するようにしてもよい。
ット固定具は、2個のブラケット分体をグロメット本体
を挟むように位置させた後に、これらのブラケット分体
を内方へ押圧してロック機構でロックしたため、グロメ
ット本体に2個のブラケット分体を容易に装着すること
ができる。また、2個のブラケット分体を同一形状にし
ているので、部品点数を削減できて製造コストや管理コ
ストが削減できる。
態の背面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 パネルの嵌合孔に嵌合する筒部を有する
と共に、該筒部の外周にあって前記パネルに接合するフ
ランジ部を有するグロメット本体を前記パネルにボルト
を用いて固定するためのグロメット固定具であって、前
記グロメット本体のフランジ部の外側に外嵌する硬質材
料から成る同一形状の2個のブラケット分体とから成
り、これらのブラケット分体にはこれらを一体に結合す
るための相互に共働するロック機構を設けたことを特徴
とするグロメット固定具。 - 【請求項2】 前記ボルトは前記各ブラケット分体に取
り付けた請求項1に記載のグロメット固定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6323530A JP3004884B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | グロメット固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6323530A JP3004884B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | グロメット固定具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08163747A true JPH08163747A (ja) | 1996-06-21 |
JP3004884B2 JP3004884B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=18155731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6323530A Expired - Fee Related JP3004884B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | グロメット固定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3004884B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7709755B2 (en) | 2005-06-04 | 2010-05-04 | Leoni Bordnetz-Systeme Gmbh | Sealing element for sealing a strand-shaped body in an aperture of a wall |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP6323530A patent/JP3004884B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7709755B2 (en) | 2005-06-04 | 2010-05-04 | Leoni Bordnetz-Systeme Gmbh | Sealing element for sealing a strand-shaped body in an aperture of a wall |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3004884B2 (ja) | 2000-01-31 |
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