JPH0816358A - 画像処理方法及びその装置 - Google Patents

画像処理方法及びその装置

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JPH0816358A
JPH0816358A JP14446394A JP14446394A JPH0816358A JP H0816358 A JPH0816358 A JP H0816358A JP 14446394 A JP14446394 A JP 14446394A JP 14446394 A JP14446394 A JP 14446394A JP H0816358 A JPH0816358 A JP H0816358A
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JP
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arithmetic
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JP14446394A
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Akihiro Matsumoto
昭浩 松本
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像データの高速演算処理を実現する。 【構成】 CPU103からの命令で32ビット×4の
画像データをラッチ202〜205に読み込むととも
に、別の画像処理専用プロセッサ105からの演算結果
を入力する。次に、CPU103からの演算命令クロッ
クに基づいて、ラッチ202からのデータを読み込んで
演算回路208で演算、その結果をラッチ206に書き
戻す。以下、CPU103からの演算命令クロックに基
づいて、同様の処理をラッチ203〜205各々の画像
データについて行ない、演算結果は順次、ラッチ202
〜204各々に書き戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理方法及びその装
置に関し、特に、演算を効率よく行なう画像処理装置及
びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、入力画像データに対して、複数の
演算結果と画像メモリなどの記憶手段に蓄えられた画像
データを、他のマイクロプロセッサなどの演算手段が備
えるメモリバッファなどの一時記憶手段に読み込み、そ
の中の一部分のデータと前記の複数の演算結果とを用い
てさらに演算処理を実行する場合、その演算結果をメモ
リバッファの同じアドレスに格納する方法がとられてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、マイクロプロセッサを動作させる基本クロック
を処理時間を表す単位として処理時間を考えると、その
演算処理を実行するのに最低1クロック、その演算結果
を格納するのに最低1クロック、合計で少なくとも2ク
ロック分の処理時間を要していたので、このような処理
方法はトータルな処理時間を向上させるという観点から
すれば、大きな問題となっていた。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、効率的に画像データの演算処理とその演算結果の格
納処理を行なうことでトータル処理の短縮を可能とした
画像処理方法及びその装置を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像処理方法は、以下のような工程からな
る。即ち、画像データを入力する入力工程と、前記画像
データを記憶媒体の第1のアドレスに格納する第1記憶
工程と、前記画像データに演算処理を施す演算工程と、
前記演算工程によって演算処理された演算結果を前記記
憶媒体の第2のアドレスに格納する第2記憶工程と、1
回の命令クロックで前記記憶媒体の第1のアドレスに格
納された所定長の画像データを読みだして前記演算工程
によって前記演算処理を行なわせ、前記演算結果を前記
記憶媒体の第2のアドレスに出力するよう制御する制御
工程とを有することを特徴とする画像処理方法を備え
る。
【0006】また他の発明によれば、画像データを入力
する入力手段と、前記画像データを記憶する第1記憶手
段と、前記画像データに演算処理を施す演算手段と、前
記演算手段によって演算処理された演算結果を記憶する
第2記憶手段と、1回の命令クロックで前記第1記憶手
段に格納された所定長の画像データを読みだして前記演
算手段に入力し、前記演算手段に前記演算処理を行なわ
せ、前記演算結果を前記第2の記憶手段に出力するよう
制御する制御手段とを有することを特徴とする画像処理
装置を備える。
【0007】
【作用】以上の構成により本発明は、1回の命令クロッ
クで第1記憶手段に格納された所定長の画像データを読
みだして演算手段に入力して、演算処理を行なわせ、そ
の演算結果を第2の記憶手段に出力するよう動作する。
【0008】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の代表的な実施例を示す画像
処理装置の構成を説明するブロック図である。この画像
処理装置は、以下に示す2つの画像処理専用プロセッサ
を有し、外部から入力された画像データを1つの画像処
理専用プロセッサで演算処理を行ない、もう1つの画像
処理専用プロセッサでその演算結果と外部から入力され
た画像データとを用いてさらに別の演算処理を行なうよ
う構成されている。
【0010】図1において、101は画像データを外部
より入力する入力インタフェース、102は本装置の制
御プログラムを格納するROM、103はROM102
に格納された制御プログラムに従って、各種演算処理や
装置各部の制御を行うCPU、104は入力された画像
データや画像処理演算結果等を記憶するとともに、制御
プログラム実行の作業領域として用いられるRAM、1
05及び106は各々、RAM104に格納された画像
データの一部及び全部に演算処理を施して加工する画像
処理専用プロセッサ、107はRAM104に蓄えられ
た画像処理演算結果を外部に出力する出力インタフェー
ス、108は装置各構成要素を相互に接続するアドレス
バス、制御バス、データバスとで構成されるCPUバ
ス、そして、109は画像処理専用プロセッサ105の
演算結果を直接、画像処理専用プロセッサ106に出力
するデータ転送チャネルである。
【0011】図2は画像処理専用プロセッサ106の内
部構成を示す回路概略図である。図2に示すように、画
像処理専用プロセッサ106は、CPU103からの制
御信号に基づいてラッチ信号を発生するラッチパルス発
生回路201と、画像データを32ビットづつ一時的に
格納するラッチ202〜206、ラッチ202〜206
の出力の1つを選択して読み出すためセレクタ207、
ラッチ202〜206各々に格納された32ビットデー
タとデータ転送チャネル109を介して入力される画像
処理専用プロセッサ106からの演算結果とを用いて所
定の演算処理(例えば、輝度濃度変換処理、乗算処理、
座標変換処理など画像処理に特有の演算処理がこれに当
たる)を行なう演算回路208、そして、CPUバス1
08からの入力と演算回路208からの出力演算結果デ
ータのいづれかを選択するセレクタ209とから構成さ
れる。なお、ラッチ202〜206各々におけるE端子
はラッチパルス発生回路201からのラッチ信号を入力
する入力端子であり、D端子はセレクタ209からのデ
ータ入力端子である。
【0012】演算回路208では、画像処理専用プロセ
ッサ105からの演算結果をデータ転送チャネル109
を経て入力するとともに、RAM104より画像データ
を入力し、その両方がそろった時点でCPU103から
供給される演算命令クロックに基づいて、演算処理を実
行する。これらデータのいづれが先に入力完了するかは
そのデータ量やRAM104へのアクセス優先度などに
依存して変化する。また、セレクタ209は通常はCP
Uバス108側をデータ入力先として選択しているが、
演算回路208から選択信号Yが入力されたときだけそ
のデータ入力先として演算回路208側を選択する。
【0013】次に、以上の構成の画像処理専用プロセッ
サ106の動作について、図3に示すタイムチャートを
参照して説明する。ここでは、CPU103からのデー
タ入力命令に従って画像処理専用プロセッサ105から
の演算処理結果入力待ちの間に、画像処理専用プロセッ
サ106の演算処理のために必要な画像データをRAM
104より1度に32ビット×4単位でラッチ202〜
205に入力するとし、演算回路208はCPU103
からの演算命令クロックに従ってラッチ202から20
5へと順にデータを読み込んで演算処理を実行するもの
とする。
【0014】このような場合において、まず、CPU1
03はデータ読み込み命令(図3の301)をRAM1
04に対して発行すると同時に、RAM104からのデ
ータ転送に同期してラッチパルス発生回路201にデー
タラッチ制御信号を送信する(図3の302)。この制
御信号に応じてラッチパルス発生回路201はラッチ信
号をラッチ202〜205に入力し(図3の303)、
32ビットづつデータをラッチする(図3の304)。
【0015】一方、演算回路208はデータ転送チャネ
ル109を介して画像処理専用プロセッサ105からの
演算処理結果を入力すると(図3の305)、次に演算
回路208はCPU103からの演算命令クロック(図
3の306a)に従って選択信号Xをセレクタ207に
入力し、まずラッチ202のデータを読み出し、演算回
路208で演算処理を実行すると同時に、セレクタ20
9に選択信号Yを入力して演算結果データ側に選択して
その演算結果をラッチ206に書き戻す(図3の307
a)。
【0016】次に、演算回路208はCPU103から
の演算命令クロック(図3の306b)に従って選択信
号Xをセレクタ207に入力して、ラッチ203のデー
タを読み出し、演算回路208で演算処理を実行すると
同時に、セレクタ209に選択信号Yを入力して演算結
果データ側に選択してその演算結果をラッチ202に書
き戻す(図3の307b)。
【0017】以下同様にして、次の演算命令クロック
(図3の306c)に従ってラッチ204のデータを読
み出し、演算処理を実行して、その演算結果をラッチ2
03に書き戻す(図3の307c)。さらに、次の演算
命令クロック(図3の306d)に従ってラッチ205
のデータを読み出し、演算処理を実行して、その演算結
果をラッチ204に書き戻す(図3の307d)。この
ようにして、ラッチ202〜205の入力画像データに
順次演算処理が施され、その演算結果が順次ラッチ20
6、202〜204に出力される。
【0018】その後、その演算結果はCPU103から
の読みだし命令に従ってラッチ206、202〜204
から順次読み出されて、CPUバス108を経てRAM
104に出力される。
【0019】以下、以上の処理を繰り返すことによっ
て、画像データの演算処理が順次実行される。
【0020】従って本発明に従えば、1回の演算命令ク
ロックによって演算処理と演算結果格納とが行なわれる
ので、画像データの演算処理に係わる制御でのクロック
数を減らすことができる。これによって、画像データ演
算処理の高速化に資する個とになる。
【0021】なお本実施例は画像処理専用プロセッサ1
06が画像処理専用プロセッサ105からの演算処理結
果とRAM104に格納された画像データとを用いて演
算処理を行なう場合について説明したが本発明はこれに
よって限定されるものではない。例えば、画像処理専用
プロセッサ106が実行する演算処理は、別の複数の画
像処理演算プロセッサによる演算結果を用いた演算処理
でも良いし、或いは、他の演算処理を用いず、ただ画像
データを用いる場合であっても良い。
【0022】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置
に適用しても良い。また、本発明は、システム或は装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、1回
の命令クロックで第1記憶手段に格納された所定長の画
像データを読みだして演算手段に入力して、演算処理を
行なわせ、その演算結果を第2の記憶手段に出力するの
で、一連の演算及び結果格納を最低1クロックで終了さ
せることができ、これによって高速な演算処理ができる
ようになるという効果がある。これによって、画像処理
装置全体の処理性能向上させる事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例を示す画像処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】画像処理専用演算プロセッサ106の基本回路
構成を示すブロック図である。
【図3】画像処理専用演算プロセッサ106の動作タイ
ミングの概要を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
101 入力インタフェース 102 ROM 103 CPU 104 RAM 105 画像処理専用演算プロセッサ 106 画像処理専用演算プロセッサ 107 出力インタフェース 108 CPUバス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する入力手段と、 前記画像データを記憶する第1記憶手段と、 前記画像データに演算処理を施す演算手段と、 前記演算手段によって演算処理された演算結果を記憶す
    る第2記憶手段と、 1回の命令クロックで前記第1記憶手段に格納された所
    定長の画像データを読みだして前記演算手段に入力し、
    前記演算手段に前記演算処理を行なわせ、前記演算結果
    を前記第2の記憶手段に出力するよう制御する制御手段
    とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記演算手段は、前記画像データに関
    し、すでに演算処理が実行された別の演算結果を入力
    し、前記別の演算結果と前記第1記憶手段に格納された
    所定長の画像データとを用いて演算処理を行なうことを
    特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記別の演算結果を得るための別の演算
    手段をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1記憶手段は前記所定長でデータ
    を格納する複数のブロックを有することを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第1記憶手段と前記第2記憶手段と
    は共通の記憶媒体で構成され、前記複数のブロックの一
    部が前記第1記憶手段として割り当てられ、前記複数の
    ブロックの残りが前記第2記憶手段として割り当てられ
    ることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第1記憶手段となるブロックと前記
    第2記憶手段となるブロックとが競合しないように前記
    複数のブロックを割り当てる割当手段を更に有すること
    を特徴する請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 画像データを入力する入力工程と、 前記画像データを記憶媒体の第1のアドレスに格納する
    第1記憶工程と、 前記画像データに演算処理を施す演算工程と、 前記演算工程によって演算処理された演算結果を前記記
    憶媒体の第2のアドレスに格納する第2記憶工程と、 1回の命令クロックで前記記憶媒体の第1のアドレスに
    格納された所定長の画像データを読みだして前記演算工
    程によって前記演算処理を行なわせ、前記演算結果を前
    記記憶媒体の第2のアドレスに出力するよう制御する制
    御工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
JP14446394A 1994-06-27 1994-06-27 画像処理方法及びその装置 Withdrawn JPH0816358A (ja)

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Effective date: 20010904