JPH0816321A - データ転送制御用インターフェース回路及び磁気ディスク装置 - Google Patents

データ転送制御用インターフェース回路及び磁気ディスク装置

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JPH0816321A
JPH0816321A JP6148255A JP14825594A JPH0816321A JP H0816321 A JPH0816321 A JP H0816321A JP 6148255 A JP6148255 A JP 6148255A JP 14825594 A JP14825594 A JP 14825594A JP H0816321 A JPH0816321 A JP H0816321A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前読み、後読み及び両読みのいずれに対して
もホストにアサートする割込み要求を制御する。 【構成】 カウンタ80のカウント値が遅延レジスタ8
2の内容に等しくなるまでは、フリップフロップ72の
リセット状態が維持されて、IRQがホストにアサート
されない。カウンタ80のカウント値が遅延レジスタ8
2の内容に等しくなるまでの間に状態レジスタ50の読
取信号がORゲート94を介してフリップフロップ78
に入力された場合に、後読み又は両読みとして、フリッ
プフロップ78がセットされてQ出力がハイのまま維持
される。カウンタ80のカウント値が遅延レジスタ82
の内容に等しくなると、比較器84の出力がローになっ
てフリップフロップ72がリセットし、CDRによりI
RQがホストにアサートされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ転送制御用インタ
フェース回路及び磁気ディスク装置に係り、特にハード
・ディスク・ドライブ(HDD)のような周辺装置から
ホストに割込みをかけて、それらの間でデータ転送を行
うデータ転送制御用インタフェース回路及びこのような
データ転送制御用インターフェースを備えた磁気ディス
ク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナル・コンピュータ・システムに
おいて、ホストとその周辺装置を接続するのにいわゆる
ATインタフェースが広く採用されている。磁気ディス
ク装置(HDD)は代表的な周辺装置の一つである。周
辺装置のメーカーからすれば、ATインタフェースを介
するホストとのやりとりは統一されているのが望ましい
が、コマンドによっては幾つかの動作シーケンスが可能
になっているものがある。例えば、HDDに対する読取
りコマンドは、ホストがHDDの状態レジスタをいつ読
むかに応じて、2つの動作シーケンスの何れかで実行さ
れる。その第1の動作シーケンスは次のようになってい
る。
【0003】1.HDDは、ホストに転送するデータ
(通常は1セクタ分のデータ)が準備できた時、状態レ
ジスタのデータ要求(DRQ)ビットをハイにし、同時
にホストに対して割込み要求IRQをアサートする。
【0004】2.HDDからIRQを受け取ると、ホス
トはまず、HDDの状態レジスタを読み(この時IRQ
はリセットすなわち落される。IRQは、ホストが状況
レジスタを読むと必ずリセットされる)、それからデー
タ転送を始める。
【0005】3.1セクタ分のデータの転送が終ると、
HDDは一度DRQビットをリセットする。
【0006】4.ステップ1〜3を必要なセクタ数だけ
繰り返す。 上述のシーケンスでは、データ転送を始める前にホスト
が状態レジスタを読んでいるので、以下このシーケンス
を「前読み」(第1のモード)ということにする。しか
し、ホストによって次のように読取りコマンドを処理し
ているものもある。 1.前読みのステップ1と同じ。 2.HDDからIRQを受け取ると、ホストはまずデー
タ転送を始め、そのセクタの終りまで転送する。 3.前読みのステップ3と同じ。 4.ホストはHDDの状態レジスタを読む(これにより
IRQがリセットされる。なお、ステップ3のDRQビ
ットがリセットされると同時にIRQをリセットする場
合もある。)。 5.ステップ1〜4を必要なセクタ数だけ繰り返す。
【0007】この2番目のシーケンスでは、1セクタ分
のデータの転送が終った後でホストが状態レジスタを読
んでいるので、以下これを「後読み」(第2のモード)
ということにする。ホストが後読みモードで動作する場
合、次のような時に誤動作が生じることがあった。すな
わち、ホストが現在のセクタの状態を知ろうとしてHD
Dの状態レジスタを読むタイミング(後読みのステップ
4)が、HDDにおいて次のセクタの準備ができるタイ
ミング(ステップ4の後のステップ1)より遅い時であ
る。この場合には、前のセクタ転送に対する状態レジス
タ読取りによって次のセクタのIRQがリセットされて
しまい、その結果ホストは次のセクタのIRQを待ち続
け、HDDはデータ転送を待ち続けるという異常事態が
生じる。実際、次のセクタのIRQはセクタ・データの
準備ができ次第ハードウェアによってアサートされるの
で、このような事態が発生した。
【0008】上述のような異常事態を避けるためには、
ホストが状態レジスタを読んだ後に、次のセクタのIR
Qをアサートするようにする必要がある。しかし、ホス
トが前読みモードの場合は上のような異常事態は発生し
ないので、単純にIRQを遅らせる方法をとると、ホス
トが前読みモードのときにデータ転送のパフォーマンス
が悪くなるという問題がある。従って従来は、ホストが
前読みモードか後読みモードかに応じてスイッチを設定
し、後読みの場合は、IRQを遅らせるのではなく、状
態レジスタが読まれた時に直ちにIRQを再度アサート
するという方式をとっていた。これは、後読みの場合で
もパフォーマンスを悪くしないためである。しかし、最
近のホストには、オペレーティング・システム(OS)
によって前読みになったり後読みになったりする場合が
多々あり(例えば、OS/2では前読みになり、通常の
DOSでは後読みになる)、その場合はモードが変わる
度にスイッチを設定し直さなければならない。
【0009】一方、IRQの制御をすべてマイクロコー
ドで行うようにした方式もある。この方式によると、I
RQがアサートされるタイミングがいつも遅いため、前
読み及び後読みの両モードとも正常に動作するが、ハー
ドウェアでの制御に比べてパフォーマンスが悪い。
【0010】以上のような問題を解決するため、本出願
人の先願である特開平3−337995号は、ホストの
モードが前読みか後読みかを自動的に検出するインター
フェース回路を提案している。このインターフェース回
路は、HDDのコントローラからのデータ要求信号DR
Q及びホストへ送られる割込み要求信号IRQの状態に
応じて、ホストのモードを自動的に検出するモード検出
回路、ホストが後読みモードの場合にDRQを所定時間
だけ遅らせる遅延回路、及び該遅延回路の出力(被制御
DRQ)に応答してホストへのIRQを発生する割込み
要求発生回路を含む。ホストが前読みモードであること
をモード検出回路が検出した場合は、遅延回路は働か
ず、DRQは遅延なしに被制御DRQとして割込み要求
発生回路へ供給される。
【0011】上述のインターフェース回路を用いると、
従来のスイッチで切り換える方法及びマイクロコードで
制御する方法に比べてパフォーマンスは上がるが、DR
Qの遅延時間を予め決めてしまうため、設定した遅延時
間が経過するよりも前にホストによる状態読取りが完了
したとしても、直ちにIRQを出せないという問題があ
った。
【0012】このような問題点に鑑み、本出願人は、コ
ントローラからのDRQに応答してホストへの割込み要
求IRQを発生し、かつ、ホストによる状態読取りがあ
るとIRQを落とす割込み要求発生回路と、DRQ及び
IRQが供給され、DRQが落とされたときにIRQが
まだ発生されたままであることを検出した場合にホスト
が後読みモードであることを示す後読み信号を発生する
後読みモード検出回路と、後読み信号及びホストの状態
読取りに応答して割込み要求発生回路を付勢して新しい
IRQを発生させる割込み付勢回路と、を備えたデータ
転送制御用インターフェース回路を提案している(特願
平4−264371号)。このように、後読み信号及び
ホストの状態読取りに応答して割込み要求発生回路を付
勢して新しいIRQを発生させることから、ホストが後
読みモードの場合に、状態読取があると直ちに次の割込
み要求を発生させることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、HDDに対
する読取りコマンドが実行される動作シーケンスには、
前述した前読み、後読みの他に、さらに、データ転送の
前と後の両方においてホストがHDDの状態レジスタを
読む所謂「両読み」(第3のモード)がある。
【0014】しかし、前述した従来のデータ転送制御用
インターフェース回路では、前読み及び後読みの場合に
コントローラからのDRQに応答してホストへアサート
するIRQの発生を制御するものであるので、両読みモ
ードに対処することができない。
【0015】本発明は、上記事実に鑑み成されたもの
で、前読み、後読み及び両読みのいずれに対してもホス
トに送る割込み要求を制御することの可能なデータ転送
制御用インターフェース回路及びこのようなデータ転送
制御用インターフェース回路を備えた磁気ディスク装置
を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため請求
項1記載の発明は、周辺装置でブロック・データの転送
準備ができた時にデータ要求を発生してホストに割込み
要求を送り、該ホストから、前記割込み要求に応答して
前記周辺装置の状態を読み取ってからブロック・データ
転送を開始する第1のモード、前記ブロック・データ転
送が終了してから前記状態を読み取る第2のモード及び
前記状態を読み取ってからブロック・データ転送すると
共に前記ブロック・データ転送が終了してから前記状態
を読み取る第3のモードのいずれかで動作するコンピュ
ータ・システムにおいて、前記先頭ブロック・データ転
送後に前記状態が読み取られたか否かを判断する判断手
段と、前記判断手段の判断結果に応じてタイミングを変
更してホストに割込み要求を送る割込み要求出力手段
と、を備えている。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記判断手段を、ホストから前記状態を読
み取る信号が入力されたことを条件としてセットされる
フリップフロップを含んで構成している。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明において、前記判断手段は、前記先頭ブ
ロック・データ転送終了時から所定時間以内に前記状態
が読み取られたか否かを判断し、前記割込み要求出力手
段は、前記判断手段により前記状態が読み取られなかっ
たと判断された場合には前記所定時間経過後に、前記判
断手段により前記状態が読み取られたと判断された場合
には前記状態が読み取られたと判断された後前記所定時
間経過前に、ホストに割込み要求を送る、ようにしてい
る。
【0019】請求項4記載の発明は、磁気ディスク装置
に請求項1記載のデータ転送制御用インターフェース回
路を備えている。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記判断手段は、前記先頭ブロック・デー
タ転送終了時から所定時間以内に前記状態が読み取られ
たか否かを判断し、前記割込み要求出力手段は、前記判
断手段により前記状態が読み取られなかったと判断され
た場合には前記所定時間経過後に、前記判断手段により
前記状態が読み取られたと判断された場合には前記状態
が読み取られたと判断された後前記所定時間経過前に、
ホストに割込み要求を送る、ようにしている。
【0021】
【作用】請求項1記載の発明では、周辺装置でブロック
・データの転送準備ができた時にデータ要求を発生して
ホストに割込み要求が送られる。
【0022】ここで、第1のモード(前読み)では、該
ホストから、前記割込み要求に応答して前記周辺装置の
状態を読み取ってからブロック・データ転送を開始す
る。
【0023】また、第2のモード(後読み)では、前記
ブロック・データ転送が終了してから前記状態を読み取
る。
【0024】さらに、第3のモード(両読み)では、前
記状態を読み取ってからブロック・データ転送すると共
に前記ブロック・データ転送が終了してから前記状態を
読み取る。
【0025】ここで、第1のモードでは、周辺装置の状
態を読み取ってからブロック・データ転送を開始するの
で、ブロック・データの転送が終了した後から周辺装置
でブロック・データの転送準備ができるまでの間に周辺
装置の状態が読み取られることはない。しかし、第2の
モード及び第3のモードでは、ブロック・データの転送
が終了した後に周辺装置の状態が読み取られる。
【0026】そこで、本発明の判断手段は、先頭ブロッ
ク・データ転送後に前記状態が読み取られたか否かを判
断し、割込み要求出力手段は、該判断手段の判断結果に
応じてタイミングを変更してホストに割込み要求を送
る。
【0027】このように、先頭ブロック・データ転送後
に前記状態が読み取られたか否かを判断し、該判断結果
に応じてタイミングを変更してホストに割込み要求を送
るようにしていることから、第1のモードか否かを判断
することができ、前読み、後読み及び両読みのいずれに
対してもホストに送る割込み要求を制御することが可能
となる。
【0028】なお、請求項2記載の発明のように、前記
判断手段を、ホストから前記状態を読み取る信号が入力
されたことを条件としてセットされるフリップフロップ
を含んで構成するようにしてもよい。
【0029】ここで、請求項3記載の発明では、請求項
1又は請求項2記載の発明における判断手段は、前記先
頭ブロック・データ転送終了時から所定時間以内に前記
状態が読み取られたか否かを判断し、割込み要求出力手
段は、判断手段により前記状態が読み取られなかったと
判断された場合には前記所定時間経過に、判断手段に
より前記状態が読み取られたと判断された場合には前記
状態が読み取られたと判断された後前記所定時間経過前
に、ホストに割込み要求を送る。
【0030】このように、先頭ブロック・データ転送終
了時から所定時間以内に前記状態が読み取られたと判断
される、すなわち、第2のモード又は第3のモードであ
ると判断されるまで、ホストに割込み要求を送るタイミ
ングを遅らせることから、データ転送終了後に、ホスト
が周辺装置の状態を確実に読み取ることを可能にでき、
また、前記状態が読み取られた後前記所定時間経過前
に、ホストに割込み要求を送ることから、前記状態が読
み取られた後不必要に時間の経過を待たずにホストはデ
ータの転送を始めることができ、コンピュータ・システ
ム全体の処理速度を向上させることができる。
【0031】なお、請求項4記載の発明は、請求項1記
載のデータ転送制御用インターフェース回路を備えてい
るので、請求項1記載の発明と同様な作用、効果を有す
る。
【0032】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、請求項3記載の発明と同様な作用、効果を
有する。
【0033】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図面を参照し
て詳細に説明する。図1には、本実施例のインタフェー
ス回路を含む全体のシステム構成が示されている。本実
施例では、周辺装置としてHDDを想定しているが、本
発明は前述のような前読み、後読み及び両読みの問題が
ある周辺装置であればどのようなものにも適用できる。
【0034】図1において、破線で囲んだHDD10は
インタフェース回路14及びシステム・バス(ATバ
ス)16を介してホスト12に接続される。ホスト12
はi80386等のマイクロプロセッサを含んでおり、
HDD10及び図示していない他の周辺装置(キーボー
ドやディスプレイ等)と共に、本出願人のパーソナル・
コンピュータATシステム或いはその互換システムを構
成している。
【0035】HDD10は、HDD全体の制御を司るマ
イクロプロセッサ制御のデバイス・コントローラ18を
含む。デバイス・コントローラ18の主な機能は3つあ
る。すなわち、ヘッド20を用いる読取り及び書込みの
制御、ヘッド20を移動させるためのボイス・コイル・
モータ(VCM)22の制御、並びにディスク(図示せ
ず)を回転させるためのスピンドル・モータ24の制御
である。ヘッド20による読取り及び書込みは、セクタ
・バッファ26及び読取り/書込み(R/W)回路28
を用いて行われる。セクタ・バッファ26は、本実施例
では64セクタ分のデータ(32Kバイト)を記憶する
ことができる。R/W回路28は周知の構成であって、
読取り及び書込みに必要な各種回路、すなわち増幅器、
ピーク検出器、可変周波数発信器(VFO)、符号器、
複合器、サーボ理論、アナログ・ディジタル変換器、デ
ィジタル・アナログ変換器などを含んでいる。VCM2
2及びスピンドル・モータ24の制御は、それぞれVC
Mドライバ30及びスピンドル・ドライバ32を介して
行われる。図1に示した各システム要素は、インタフェ
ース回路14を除くと通常のものでよく、またそれらの
構成は既に周知であるから、それらの詳細については省
略する。
【0036】インタフェース回路14の入出力部の構成
を図2に示す。これは、レジスタ選択器40によって選
択される複数のレジスタ、すなわちセクタ・カウント・
レジスタ42、アドレス・レジスタ44、コマンド・レ
ジスタ46、データ・レジスタ48及び状態レジスタ5
0を含む。アドレス・レジスタ44は、実際には4つの
レジスタ(2つのシリンダ・アドレス・レジスタ、1つ
のセクタ・アドレス・レジスタ及び1つのドライブ/ヘ
ッド・アドレス・レジスタ)から成っているが、ここで
は便宜上、それらを1つのレジスタにまとめて取り扱う
ことにする。
【0037】セクタ・カウント・レジスタ42は読取り
又は書込みが行われるセクタの数を保持し、アドレス・
レジスタ44はその開始アドレスを保持し、コマンド・
レジスタ46はコマンド・コードを保持し、データ・レ
ジスタはホスト12からHDD10に書込むデータ又は
HDD10からホスト12に読み出すデータを保持し、
状態レジスタ50はHDDの状態を示す複数のビットを
含む(詳細については、ATインタフェースの企画案で
あるATアタッチメントを参照されたい)。これらのレ
ジスタは、ホスト12からシステム・バス16を介して
レジスタ選択器40に供給される情報により選択され
る。その時レジスタ選択器40は、特定のレジスタを選
択する信号Si(i=1、2、3・・)を発生する。図
2には、本発明の理解に必要な5つのレジスタしか示し
ていないが、実際にはもっと多くのレジスタが設けられ
ている。
【0038】ホスト12は、インタフェース回路14に
コマンドを送る場合、特定のレジスタを選択するアドレ
ス及び入出力書込み信号(−IOW)をバス16Aに乗
せ、そして選択したレジスタに書込むべき情報をバス1
6Bに乗せる。バス16Aおよび16Bはシステム・バ
ス16の一部である。読取りコマンドを例にとると、ホ
スト12はまず、セクタ・カウント・レジスタ42への
書込みを指示する信号、すなわちセクタ・カウント・レ
ジスタ42のアドレス及び入出力書込み信号をバス16
Aに乗せ、そしてセクタ・カウントをバス16Bに乗せ
る。レジスタ選択器40は、バス16A上の信号に応答
して、セクタ・カウント・レジスタ42を選択する信号
S1を発生し、バス16B上のセクタ・カウントをレジ
スタ42にロードさせる。次にホスト12は、アドレス
・レジスタ44への書込みを指示する信号及び開始アド
レスをそれぞれバス16A及び16Bに乗せる。レジス
タ選択器40はこれにより信号S2を発生してアドレス
・レジスタ44を選択し、バス16B上の開始アドレス
をレジスタ44にロードさせる。最後にホスト12は、
コマンド・レジスタ46への書込みを指示する信号及び
読取りコマンド・コードをそれぞれバス16A及び16
Bに乗せ、かくして読取りコマンド・コードがコマンド
・レジスタ46にロードされる。レジスタ42、44及
び46のロードが終ると、コントローラ18はそれらの
内容によって指定された読取り動作を実行し、ディスク
(図示せず)から読み取ったデータをセクタ・バッファ
26に書込む。書込みコマンドの場合は、上述に加え
て、ディスクに書込むべきデータがバス16Bからデー
タ・レジスタ48に送られる。なお、書込み動作におい
ては、前述の前読み及び後読みの問題が生じないので、
ここでは書込みについては触れないことにする。
【0039】読取り動作中のHDD10からホスト12
へのデータ転送は割込みに基づいて行われる。前述のよ
うに、HDD10は、所定数のセクタのデータ(例えば
1セクタ分のデータ)がディスクからセクタ・バッファ
26に書込まれて、ホストへのデータ転送の準備ができ
ると、インタフェース回路14にデータ要求信号DRQ
を送る。インタフェース回路14はそれに応答して、セ
クタ・バッファ26からホスト12へのデータ転送を開
始させるため、ホスト12に割込みをかける。
【0040】図3は、インターフェース回路14の割込
み制御部の詳細な回路図を示したものである。該割込み
制御部の第1フリップフロップ72のデータ端子Dは常
時ハイに保たれ、クロック端子CKは、反転器86を介
してコントローラ18からのデータ要求信号DRQを受
け取る。負リセット端子−Rは3ANDゲート98の出
力に接続されている。第1フリップフロップ72のQ出
力は、カウンタ80の負リセット端子−Rに接続され、
−Q出力は、ANDゲート88の第2入力に接続されて
いる。さらに、該−Q出力は、ORゲート94の第1入
力に接続されている。ANDゲート88の第1入力は、
コントローラ18からのデータ要求信号DRQを受け取
る。
【0041】ANDゲート88の出力(図示しないバス
ドライバを介してホスト12へのバスラインに接続され
ると共に反転器90を介して第2フリップフロップ74
のクロック端子CKに接続される。第2フリップフロッ
プ74のデータ端子Dは常時ハイに保たれ、Q出力は、
ANDゲート92の第1入力に接続されている。AND
ゲート92の第2入力には、ANDゲート88の出力が
接続されている。ANDゲート92の出力は、第3フリ
ップフロップ76のクロック端子CKに接続されてい
る。第3フリップフロップ76のデータ端子Dは常時ハ
イに保たれ、−Q出力は、ORゲート96の第1入力に
接続されている。
【0042】第1フリップフロップ72の−Q出力が第
1入力に接続されているORゲート94の第2入力に、
ホストからの状態レジスタ50の状態を読み取る信号が
入力される。ORゲート94の出力は、第4フリップフ
ロップ78のクロック端子CKに接続されている。第4
フリップフロップ78のデータ端子Dは常時ハイに保た
れ、Q出力は、ORゲート96の第2入力に接続されて
いる。ORゲート96の出力は、3ANDゲート98の
第1入力に接続され、第2入力に、書き込みコマンド信
号が入力される。
【0043】第1フリップフロップ72のQ出力が負リ
セット端子−Rに供給されるカウンタ80は、負リセッ
ト端子−Rへの負入力によりリセット状態が解除され、
クロックに応答してカウントを始める。カウンタ80の
カウント値は比較器84の第1入力A(A7、A6、・
・・A0)に入力される。比較器84の第2入力B(B
7、B6、・・・B0)に、遅延レジスタ82に設定さ
れている遅延値が入力される。遅延レジスタ82は、パ
ワーオンの度にコントローラ18のマイクロプロセッサ
(図示せず)から所定の遅延値をロードされる。比較器
84の反転出力は3ANDゲート98の第3入力に接続
されている。
【0044】なお、図4の実施例におけるフリップフロ
ップ72、74、76及び78はいずれもクロック端子
CKにおける正遷移に応答してデータ端子Dの状態にセ
ットされ、リセット端子−Rがローレベルになるとリセ
ットされるようになっている。但し本発明に関する限
り、各フリップフロップが負遷移応答型でもよく、また
セット及びリセットがハイレベルの信号で行われるもの
でもよい。更に、論理に関しても、NAND及びNOR
という負論理の替りに、AND及びORの正論理を使用
することも可能である。
【0045】次に、本実施例のインターフェース回路の
動作の詳細を説明する。まず、前読みの場合の動作を図
4に示したタイミングチャートを参照して説明する。
【0046】前述のように、読取りコマンドは、読み取
るべきセクタの数を指定するセクタ・カウント、開始ア
ドレス、及びコマンド・コードを含んでおり、これらが
図2のレジスタ42、44及び46にそれぞれ受け取ら
れると、コントローラ18はディスクからセクタ・バッ
ファ26への読取りを開始する。セクタ・バッファ26
に1セクタ分のデータが書込まれると、コントローラ1
8はデータ要求信号DRQを発生して、インターフェー
ス回路14の割込み制御部(図3)に送る。
【0047】このDRQは、ANDゲート88に印加さ
れると共に、反転器86によって反転されてフリップフ
ロップ72のクロック端子CKに印加される(図4
(a)t1)。
【0048】ここで、反転されたDRQが印加されても
フリップフロップ72はセットされず、Q出力はローの
ままであり、−Q出力はハイのままである。従って、D
RQとハイの−Q出力が印加されるので、新しく作られ
たDRQ(コントロールされたDRQ(CDRQ))に
よりIRQがホストにアサートされる(図4(d)t
1)。その後、IRQはデータの転送終了時にリセット
される。なお、ホストにアサートされたIRQがホスト
が状態レジスタを読み取ったときにリセットされるよう
にしてもよい。
【0049】一方、フリップフロップ76、78は、リ
セットされているので、フリップフロップ76の−Q出
力はハイであり(図4(e))、フリップフロップ78
のQ出力はローである(図4(f))。フリップフロッ
プ76からのハイの−Q出力、ハイのコマンド及び比較
器84からのハイの反転出力が入力されている3AND
ゲート98からのハイの出力が第1フリップフロップ7
2の負リセット端子−Rに出力されるているので、フリ
ップフロップ72のリセット状態は解除されている(図
4t1〜t4)。
【0050】その後、データ転送が開始されて1ブロッ
ク・データの転送が終了したとき、DRQがローになる
(図4(a)t2)。DRQがローになり、反転器86
により反転されたDRQの正遷移によりフリップフロッ
プ72はセットされて、そのQ出力がハイとなり(図4
(b)t2)、−Q出力がローとなる(図4(c)t
2)。これにより、CDRQがローになる(図4(d)
t2)。
【0051】1ブロック・データの転送中にコントロー
ラ18はディスクからセクタバッファ26への読み取り
を行い、次の1セクタ分のデータが書込まれると、コン
トローラ18は再度DRQを発生する。これにより、再
度発生したDRQが入力される(図4(a)t3)。な
お、もともとセクタバッファ26にデータがある時は、
すぐにDRQが出力される。
【0052】また、ハイとなったフリップフロップ72
のQ出力は、カウンタ80に出力され、カウンタ80の
リセット状態が解除される。カウンタ80は、フリップ
フロップ72がリセットされていて、カウンタ76の負
リセット端子−Rがローに保たれている限り、リセット
状態にある。カウンタ80は、リセット状態が解除され
るとカウントを開始し、クロック・パルスの印加の度に
1ずつ増分する。カウンタ80の内容は比較器84に供
給され、そこで遅延レジスタ82の内容と比較される。
【0053】遅延レジスタ82には、パワーオンの時に
所定の遅延値がコントローラ18のマイクロプロセッサ
(図示せず)からロードされている。この遅延値はプロ
グラマブルであり、ホスト12の割込み応答に支障を来
さないように、予め設定される。本実施例では、レジス
タ82にロードされる遅延値の長さは、フリップフロッ
プ72がセットされてQ出力がローになったとき(図4
(b)t2))から70〔μsec〕が経過するときに
カウンタ80のカウント値が遅延レジスタ82の内容に
等しくなるように設定されている。
【0054】ところで、後述する後読み及び両読みの場
合には、データ転送が終了した後、ホストが状態レジス
タ50の状態を読取りを行うので、カウンタ80のカウ
ント値が遅延レジスタ82の内容に等しくなるまでの7
0〔μsec〕間に状態レジスタ50の読取信号がOR
ゲート94を介してフリップフロップ78に入力され
る。これにより、フリップフロップ78のQ出力がハイ
となってORゲート96に入力される。しかし、前読み
では、状態レジスタ50の状態を読み取ってからブロッ
ク・データ転送を開始するので、カウンタ80のカウン
ト値が遅延レジスタ82の内容に等しくなるまでの間に
状態レジスタ50の読取信号が入力されることはない。
よって、該70〔μsec〕間に状態レジスタ50の読
取信号がフリップフロップ78に入力されたか否かによ
って、前読みか否かを判断することができる。
【0055】カウンタ80のカウント値が遅延レジスタ
82の内容に等しくなると、比較器84の出力がローに
なり(図4(g)t4)、3ANDゲート98の出力が
ローとなり(図4(h)t4)、ローの出力がフリップ
フロップ72の負リセット端子−Rに出力されて、フリ
ップフロップ72がリセットされる。フリップフロップ
72がリセットされると、ハイのQ出力がローとなり
(図4(b)t4)、ローの−Q出力がハイとなる(図
4(c)t4)。よって、新しく作られたCDRQ(図
4(d)t4)により再度IRQがホストにアサートさ
れる。なお、フリップフロップ76の−Q出力がローに
なる(図4(e)t5)。
【0056】比較器84の出力が再度ハイとなっても
(図4(g)t6)、状態レジスタ50の読取信号が入
力されないのでフリップフロップ78のQ出力はローで
あり(図4(f))、フリップフロップ76の−Q出力
もローに維持されるで(図4(e)t5〜)、3AND
ゲート98の出力はローのまま維持される(図4(h)
t4〜)。よって、フリップフロップ72がセットされ
ず、フリップフロップ72のQ出力はロー、−Q出力は
ハイのまま維持される(図4(b)及び(c)t4
〜)。よって、以後、コントローラ18のDRQの立ち
上がりに応じて、CDRQが立ち上がり、IRQがホス
トにアサートされる。
【0057】次に、後読み及び両読みの場合の動作を図
5に示したタイミングチャートを参照して説明する。
【0058】本実施例の後読み及び両読みの場合、カウ
ンタ80のカウント値が遅延レジスタ82の内容に等し
くなるまでは、前読みと同様である。
【0059】前述したように後読み及び両読み場合は、
データ転送が終了した後、ホストが状態レジスタ50の
状態の読取りを行うので、カウンタ80のカウント値が
遅延レジスタ82の内容に等しくなるまでの70〔μs
ec〕間に状態レジスタ50の読取信号がORゲート9
4を介してフリップフロップ78に入力される。これに
より、フリップフロップ78がセットされてQ出力がハ
イのまま維持される(図5(f)t4〜)。
【0060】カウンタ80のカウント値が遅延レジスタ
82の内容に等しくなると、比較器84の出力がローに
なってフリップフロップ72がリセットし、前述したよ
うに、ハイのQ出力がローとなり(図5(b)t5)、
ローの−Q出力がハイとなり(図5(c)t5)、新し
く作られたCDRQ(図5(d)t5)により、再度I
RQがホストにアサートされる。その後、比較器84の
出力が再度ハイとなった場合(図5(d)t7)、フリ
ップフロップ76の−Q出力がローとなっていても、状
態レジスタの読取信号が入力されて、フリップフロップ
78のQ出力がハイであり(図5(f)t4)、3AN
Dゲート98の出力はハイとなり(図5(h)t7)、
フリップフロップ72がのリセットは解除される。
【0061】以上説明したように、フリップフロップ7
6の−Q出力がローとなっても、状態レジスタの読取信
号が入力されているので、フリップフロップ78のQ出
力がハイとなっており、3ANDゲート98の出力はハ
イとなる。これにより、フリップフロップ72のリセッ
トが解除され、DRQがローとなったときから、70
〔μsec〕(カウンタ80のカウント値が遅延レジス
タ82の内容に等しくなるまで)経過した時、新しく作
られたCDRQによりIRQがホストにアサートされる
ことが繰り返されることになる。
【0062】以上説明したように本実施例では、カウン
タ80のカウント値が遅延レジスタ82の内容に等しく
なるまでの70〔μsec〕間に状態レジスタ50の読
取信号がORゲート94を介してフリップフロップ78
に入力されなかった場合に、前読みと判断しているの
で、前読みか、又は、後読み(両読み)かを否かを判断
することができる。
【0063】また、前述した70〔μsec〕間に状態
レジスタ50の読取信号がORゲート94を介してフリ
ップフロップ78に入力された場合に、後読み又は両読
みとして、1ブロック・データ転送が終了してから、前
述した70〔μsec〕が経過するまでIRQをホスト
にアサートしないようにしているので、後読み及び両読
みにおけるデータ転送終了後の状態レジスタ50の読み
込みが確実に行われる。
【0064】なお、以上説明した実施例では、前述の遅
延値は、フリップフロップ72のQ出力がハイとなって
から70〔μsec〕が経過するときにカウンタ80の
カウント値が遅延レジスタ82の内容に等しくなるよう
に設定されているが、これに限定されるものでなく、後
読み及び両読みの場合の1ブロック・データの転送が終
了した後にホストが確実に状態レジスタ50を読み取る
ことができる遅延値であればよい。なお、この点、次に
説明する第2の実施例も同様である。
【0065】次に、本発明の第2の実施例を図6及び図
7を参照して説明する。本実施例の構成は、図6に示す
ように、前述した第1の実施例と略同様となっおり、同
一部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0066】本実施例は、前述した第1の実施例におけ
る3ANDゲート98に代えて4ANDゲート100を
備えている。この4ANDゲート100のもう1つの入
力には、ORゲート94の出力が接続されている。
【0067】本実施例の前読みの場合の動作は、前述し
た第1の実施例と同様であるので、説明を省略し、本実
施例の後読み及び両読みの動作を説明する。
【0068】ここで、前述した第1の実施例の後読み及
び両読みでは、データ転送が終了してDRQがローとな
ってからホストが状態レジスタ50を確実に読み取るた
め、カウンタ80のカウント値が遅延レジスタ82の内
容に等しくなるまで(70〔μsec〕経過した時)I
RQをホストにアサートしないようにしているが、ホス
トが状態レジスタ50を読み取りIRQをホストにアサ
ートできる状態となっても、この70〔μsec〕経過
するまでIRQをホストにアサートできない。よって、
コンピュータ・システムの全体のパフォーマンスが悪
い。
【0069】従って、コンピュータ・システムの全体の
パフォーマンスを向上させるためには、データ転送が終
了してDRQがローとなってからホストが状態レジスタ
50を確実に読み取ることがでるようにすると共にホス
トが状態レジスタ50を読み取れば直ちにIRQをホス
トにアサートすることが必要となる。
【0070】そこで、本実施例では、これを可能にする
ため、前述した第1の実施例の3ANDゲート98に代
えて4ANDゲート100を備え、4ANDゲート10
0のもう1つの入力に、ORゲート94の出力を接続す
るようにしている。
【0071】すなわち、1ブロック・データの転送が終
了して、DRQがローとなり、フリップフロップ72の
Q出力がカウンタ80に供給されてカウントが開始さ
れ、その後、ホストが状態レジスタ50を読み取ると読
取信号がORゲート94に出力される。そして、ORゲ
ート94の出力が4ANDゲート100に供給され、フ
リップフロップ72の負リセット端子ーRにローのパル
スが供給される。これにより、フリップフロップ72の
−Q出力がハイになり、IRQがホストにアサートされ
る。
【0072】このように本実施例では、後読み又は両読
みの場合に、1ブロック・データの転送が終了した後ホ
ストが状態レジスタ50を確実に読み取ることができる
ようにすると共に、ホストが状態レジスタ50を読み取
ると直ちにIRQをホストにアサートしているので、コ
ンピュータ・システムの全体のパフォーマンスが向上す
る。
【0073】なお、図7のタイミングチャートに示すよ
うに、両読みの場合先頭ブロック・データの転送のため
にホストは状態レジスタ50を読み取り(P1)、先頭
ブロック・データの転送が終了したとき再度ホストは状
態レジスタ50を読み取る(P2)。また、次のブロッ
ク・データの転送のためにホストは状態レジスタ50を
読み取り(P3)、該ブロック・データの転送が終了し
たとき再度ホストは状態レジスタ50を読み取る(P
4)。このように、両読みの場合には、状態レジスタ5
0を読み取る読取信号P1、P3、P5、P7、・・・
が存在する。よって、図7に、両読みのタイミングチャ
ートを示している。一方、後読みの場合には、状態レジ
スタ50を読み取る読取信号P1、P3、P5、P7、
・・・はないので、これらの信号P1、P3、P5、P
7、・・・を消したものが、後読みのタイミングチャー
トとなる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、先頭ブロ
ック・データ転送後に前記状態が読み取られたか否かを
判断し、該判断結果に応じてタイミングを変更してホス
トに割込み要求を送るようにしていることから、第1の
モードか否かを判断することができ、前読み、後読み及
び両読みのいずれに対してもホストに送る割込み要求を
制御することが可能となる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のインターフェース回路を含むコ
ンピュータ・システムの構成を示すブロック図である。
【図2】インターフェース回路におけるホストに対する
入出力部の構成を示すブロック図である。
【図3】インターフェース回路における割込み制御部の
詳細を示した回路図である。
【図4】第1の実施例における前読みの場合の動作を示
すタイミングチャートである。
【図5】第1の実施例における後読み及び両読みの場合
の動作を示すタイミングチャートである。
【図6】第2の実施例のインターフェース回路における
割込み制御部の詳細を示した回路図である。
【図7】第2の実施例における両読みの場合の動作を示
すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 ハードディスクドライブ 12 ホスト 14 インターフェース回路 18 デバイス・コントローラ 26 セクタ・バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 昌之 神奈川県藤沢市桐原1番地 日本アイ・ビ ー・エム株式会社 藤沢事業所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周辺装置でブロック・データの転送準備
    ができた時にデータ要求を発生してホストに割込み要求
    を送り、該ホストから、前記割込み要求に応答して前記
    周辺装置の状態を読み取ってからブロック・データ転送
    を開始する第1のモード、前記ブロック・データ転送が
    終了してから前記状態を読み取る第2のモード及び前記
    状態を読み取ってからブロック・データ転送すると共に
    前記ブロック・データ転送が終了してから前記状態を読
    み取る第3のモードのいずれかで動作するコンピュータ
    ・システムにおいて、 前記先頭ブロック・データ転送後に前記状態が読み取ら
    れたか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段の判断結果に応じてタイミングを変更して
    ホストに割込み要求を送る割込み要求出力手段と、 を備えたデータ転送制御用インターフェース回路。
  2. 【請求項2】 前記判断手段を、ホストから前記状態を
    読み取る信号が入力されたことを条件としてセットされ
    るフリップフロップを含んで構成したことを特徴とする
    請求項1記載のデータ転送制御用インターフェース回
    路。
  3. 【請求項3】 前記判断手段は、 前記先頭ブロック・データ転送終了時から所定時間以内
    に前記状態が読み取られたか否かを判断し、 前記割込み要求出力手段は、 前記判断手段により前記状態が読み取られなかったと判
    断された場合には前記所定時間経過に、前記判断手段
    により前記状態が読み取られたと判断された場合には前
    記状態が読み取られたと判断された後前記所定時間経過
    前に、ホストに割込み要求を送る、 ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のデータ転
    送制御用インターフェース回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のデータ転送制御用インタ
    ーフェース回路を備えた磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記判断手段は、 前記先頭ブロック・データ転送終了時から所定時間以内
    に前記状態が読み取られたか否かを判断し、 前記割込み要求出力手段は、 前記判断手段により前記状態が読み取られなかったと判
    断された場合には前記所定時間経過後に、前記判断手段
    により前記状態が読み取られたと判断された場合には前
    記状態が読み取られたと判断された後前記所定時間経過
    前に、ホストに割込み要求を送る、 ことを特徴とする請求項4記載の磁気ディスク装置。
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