JPH1145157A - データ転送装置、ディスク装置及びデータ転送方法 - Google Patents

データ転送装置、ディスク装置及びデータ転送方法

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JPH1145157A
JPH1145157A JP9198728A JP19872897A JPH1145157A JP H1145157 A JPH1145157 A JP H1145157A JP 9198728 A JP9198728 A JP 9198728A JP 19872897 A JP19872897 A JP 19872897A JP H1145157 A JPH1145157 A JP H1145157A
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JP9198728A
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Masahiko Sato
昌彦 佐藤
Toshio Kakihara
俊男 柿原
Atsushi Kanamaru
淳 金丸
Hiroshi Oshikawa
浩 押川
Hideo Asano
秀夫 浅野
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International Business Machines Corp
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    • G06F3/0673Single storage device
    • G06F3/0674Disk device
    • G06F3/0676Magnetic disk device

Abstract

(57)【要約】 【課題】 Read DMA Commandのデータ転送時に一時
的にCRCエラーが頻発した場合などのコマンド再発行
による極端なスループットの低下及び最終的なシステム
停止を起こりにくくすることができ、信頼性の高いデー
タ転送と最小限のスループット低下を実現できるデータ
転送装置、ディスク装置及びデータ転送方法を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 HDD100及びホスト200は、MP
U106は、ホストからの指示に従ってデータ転送速度
の異なる複数のデータ転送速度のうち、所定のデータ転
送速度でデータを転送するデータ転送手段と、転送され
たデータのエラーを検出するエラー検出手段と、エラー
検出手段により所定のエラーが検出されると、ホストか
らの指示に従って設定されたデータ転送速度より遅いデ
ータ転送速度でデータ転送を行うように制御する制御手
段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスクド
ライブ(HDD)等に用いられるデータ転送装置、ディ
スク装置及びデータ転送方法に係り、詳細には、データ
転送機能を備えたデータ転送装置、ディスク装置及びデ
ータ転送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】Ultra ATAは、Fast ATA-3の次期
バージョンとして規格化された高速な転送速度を実現す
るEIDE(Enhanced Integrated Device Electronic
s)のインターフェイス規格である。
【0003】Ultra ATAは、Ultra DMA/33という
転送モードをサポートしており、最大データ転送速度は
33MB/secである。DMAモードデータ転送によ
り、CPUを介さずに直接メインメモリとハードディス
クドライブ(HDD)などの周辺機器でデータ転送が可
能になる。現在のUltra DMA/33では、転送速度によ
ってUltra ATA Mode0からMode2まで3つのモードが
規定されている。
【0004】Ultra DMA transfer modeは、Fast A
TA-3のMulti-word DMA transfer modeに対して表
1に示すようにデータの転送速度が2倍になっている。
【0005】
【表1】
【0006】また、Ultra ATAでは、データを取り込
むタイミングを決めるストローブ信号をデータを出す側
(例えば、リード:ドライブ,ライト:ホスト)がドラ
イブすることで、データ転送速度をデータを出す側でコ
ントロールできるようになっている。実際、ドライブ側
のデータ転送速度はホストからのSet features command
(EFh)によってセットされ、パワー・オン・リセット
かまたはハード・リセットを受けるとリセットされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、Ultra D
MA transfer protocolでは、転送速度を2倍に上げて
いるためIDEI/FBus上でのデータ化けによるエ
ラーを検出する必要があり、転送されたデータのCRC
(cyclic redundancy check:巡回冗長検査符号)をホス
トとドライブの両方で計算しその結果を比較するという
CRCチェック機能が付け加えられている。
【0008】このCRC機能でエラーが発見された場
合、ホストはそのコマンドを再度ドライブに対して発行
するだけである。しかし、何らかの理由で一時的にID
EI/FBus上のシグナル品質が悪くなりCRCエラ
ーが頻発した場合などでは、コマンド再発行が増加して
極端なスループットの低下が起こり、さらにコマンドの
再発行だけでは復旧できない場合、システム全体を停止
させてしまうことになる。
【0009】本発明は、Ultra DMA transfer modeに
おいて、現在のホスト側の機構を一切変更せず、ドライ
ブ側の変更だけにより、Read DMA Commandのデータ
転送時に一時的にCRCエラーが頻発した場合などのコ
マンド再発行による極端なスループットの低下及び最終
的なシステム停止を起こりにくくすることができ、信頼
性の高いデータ転送と最小限のスループット低下を実現
できるデータ転送装置、ディスク装置及びデータ転送方
法を提供することを目的とする。
【0010】また、本発明は、Ultra DMA transfer
modeにおいて、一時的にCRCエラーが頻発した場合な
どのコマンド再発行による極端なスループットの低下及
び最終的なシステム停止を起こりにくくすることがで
き、信頼性の高いデータ転送を行い、スループット低下
を最小限に抑えることができるデータ転送装置、ディス
ク装置及びデータ転送方法を提供することを目的とす
る。
【0011】さらに、本発明は、Ultra DMA transfe
r modeにおいて、データ転送をエラーなく転送すること
ができるデータ転送装置、ディスク装置及びデータ転送
方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ転送
装置は、記憶装置とホスト間でデータをDMA転送する
データ転送装置において、データ転送速度の異なる複数
のデータ転送速度でデータを転送可能なデータ転送手段
と、転送されたデータのエラーを検出するエラー検出手
段と、第1のデータ転送速度で記憶装置とホスト間でデ
ータを転送するとともに、エラー検出手段により所定の
エラーが検出されると、第1のデータ転送速度より遅い
第2のデータ転送速度でデータ転送を行うように制御す
る制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】本発明に係るデータ転送装置は、記憶装置
とホスト間でデータをDMA転送するデータ転送装置に
おいて、記憶装置は、ホストからの指示に従ってデータ
転送速度の異なる複数のデータ転送速度のうち、第1の
データ転送速度でデータを転送するデータ転送手段と、
転送されたデータのエラーを検出するエラー検出手段
と、エラー検出手段により所定のエラーが検出されると
ホストへエラーを通知する手段と、ホストが第1のデー
タ転送速度より遅い第2のデータ転送速度で行うデータ
転送を受ける手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】本発明に係るデータ転送装置は、記憶装置
とホスト間でデータを転送するデータ転送装置におい
て、転送されたデータのエラーを検出するエラー検出手
段と、検出されたエラー発生の周期性を算出する算出手
段と、算出手段の出力に基づいてエラー発生の周期性を
避けるようにデータ間に所定のウェイトを挿入してデー
タ転送を行うように制御する制御手段とを備えたことを
特徴とする。
【0015】上記データ転送装置において、データ転送
速度を元のデータ転送速度に戻す手段を備え、元のデー
タ転送速度に戻すタイミングは、所定時間が経過した
後、所定量のコマンドを受けた後、所定量のデータを転
送した後、またはこれらの組み合わせであってもよい。
【0016】上記DMA転送は、Ultra DMA transfe
r modeに準拠するDMA転送であってもよい。
【0017】本発明に係るディスク装置は、ホストとの
間でデータを転送するデータ転送機能を備えたディスク
装置であって、データ転送機能が、請求項1、2又は3
記載のデータ転送装置を用いたものであってもよい。
【0018】本発明に係るデータ転送方法は、エラー検
出機構を有する記憶装置からホストにデータを転送する
データ転送方法であって、第1のデータ転送速度を設定
するステップと、第1のデータ転送速度で記憶装置から
ホストにデータを転送するステップと、転送されたデー
タのエラーを検出するステップと、エラーを検出するス
テップにおいて所定のエラーが検出されたとき、データ
転送速度を第1のデータ転送速度より遅い第2のデータ
転送速度にするステップと、第2のデータ転送速度で記
憶装置からホストにデータを転送するステップとを含む
ことを特徴とする。
【0019】本発明に係るデータ転送方法は、エラー検
出機構を有するホストから記憶装置にデータを転送する
データ転送方法であって、第1のデータ転送速度を設定
するステップと、第1のデータ転送速度でホストから記
憶装置にデータを転送するステップと、転送されたデー
タのエラーを検出するステップと、エラーを検出するス
テップにおいて所定のエラーが検出されたとき、データ
転送速度を第1のデータ転送速度より遅い第2のデータ
転送速度にするステップと、第2のデータ転送速度でホ
ストから記憶装置にデータを転送するステップとを含む
ことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係るディスクドライブ装
置は、IDE(Integrated Device Electronics)イン
ターフェースを備えた小型HDDに適用することができ
る。
【0021】第1の実施形態 図1は本発明の第1の実施形態に係るディスクドライブ
装置の構成を示すブロック図である。
【0022】図1において、100は磁気ディスク装置
(HDD)、200はホストとしてのパーソナル・コン
ピュータであり、例えばIDEインターフェースにより
接続される。
【0023】磁気ディスク装置(HDD)100は、デ
ータ記録媒体である磁気ディスク101、磁気ディスク
101を回転駆動するスピンドルモータを含むVCMス
ピンドルドライバ102、磁気ディスク101にデータ
のリード/ライトを行うための磁気ヘッド103、磁気
ヘッド103を有するヘッドスライダを磁気ディスク1
01表面上空及び退避位置に移動させるアクチュエータ
機構104、磁気ディスク101に対しデータの読み出
し/書き込み等の動作を制御するハードディスクコント
ローラ(Hard Disk Controller:HDC)105及びH
DC105に対する制御を含む、HDD全体の動作を制
御するMPU106から構成される。
【0024】HDC105は、制御用バスによりMPU
106に接続され、HDC105はIDEI/FBus
150によりHDD外部のホストに接続される。HDC
105は、データ転送に必要な情報をすべて格納できる
内部メモリを有し、MPU106の介在なしにホストと
直接データ転送を行うDMAモードデータ転送が可能で
ある。
【0025】MPU106は、制御プログラムを実行す
るマイクロプロセッサであり、制御プログラム、データ
を格納するメモリ等を備え、制御プログラムに従って処
理を実行してHDD全体の動作を制御し、HDC105
及びホストから供給されるコマンド、制御データに基づ
いてHDC105の動作を制御する。
【0026】一方、ホストとなるパーソナル・コンピュ
ータ200は、CPU201と、例えばIDEインター
フェースを1チップ化したIDEI/Fチップセット2
02を有し、EIDEで策定されたUltra ATAでHD
D100との間でデータ転送を行う。Ultra ATAおい
て下位互換性は維持されており、Fast ATAによるデ
ータ転送をサポートしている。
【0027】このように、HDD100は、IDEイン
ターフェースを持ち、MPU106は、ホストからの指
示に従ってデータ転送速度の異なる複数のデータ転送速
度のうち、所定のデータ転送速度でデータを転送するデ
ータ転送手段と、転送されたデータのエラーを検出する
エラー検出手段と、エラー検出手段により所定のエラー
が検出されると、ホストからの指示に従って設定された
データ転送速度より遅いデータ転送速度でデータ転送を
行うように制御する制御手段とを備えた構成となってい
る。
【0028】以下、上述のように構成されたHDD10
0の動作を説明する。
【0029】まず、本発明の基本的な考え方について述
べる。
【0030】Ultra DMA transfer mode時のデータ転
送速度は、データを出す側(リード:ドライブ,ライ
ト:ホスト)によってコントロールできる仕様になって
いる。
【0031】そこで本発明は、Ultra DMA transfer
mode時のRead DMA commandでCRCエラーが発生し
た時、ドライブ側で自動的にその後のRead DMA comm
andに対するデータ転送速度を遅くするようにする。
【0032】すなわち、システム(ホスト)とHDD間
でデータ転送中に、HDD側では計算したCRCとデー
タ転送されたデータのCRCとをコンペアしている。従
来例では、CRCエラーが発生した時にはHDDはシス
テム側にその旨を通知して、システム側は同じコマンド
を同じ転送速度でHDD側に再送し、HDDでは同じオ
ペレーションを再度繰り返していた。
【0033】これに対して本発明では、Ultra DMA t
ransfer mode時は、データを出す側(リード時は、デー
タはHDDからシステムに転送される)が速度をコント
ロールできることに着目し、HDD側でCRCエラーを
検出すると、HDDはその後のRead DMA commandに
対するデータ転送速度を遅くしてシステム側に転送す
る。規約上、データ転送速度の遅いデータは必ず受け付
けなければならないので、システム側は何等の変更を行
うことなく受けることができる。
【0034】これにより、リード時のCRCエラーの頻
発を防ぎ、エラー時のコマンド再発行を減らすことがで
き、さらに、あるタイミングで初期のデータ転送速度へ
自動的に戻ることができるので、IDEI/FBus上
の状況に応じた信頼性の高いデータ転送を行い、かつス
ループットの低下を最小限に抑えることができる。
【0035】初期のデータ転送速度に戻すタイミング
は、CRCエラーをモニタするモードに入ってから、
(1)ある時間が経過した後、(2)ある量のコマンド
を受けた後、(3)ある量のデータを転送した後、
(4)これらの組み合わせによって決定することができ
る。さらに、これは現在のホスト側の機構には一切変更
がいらず、ドライブ側の変更だけで実現できる。
【0036】次に、上記基本的な考え方に基づいてHD
D100の動作を詳細に説明する。
【0037】Ultra DMA transfer modeにセットされ
たHDD100は、ホストから発行されたRead DMA
Command(C8h:with retries,C9h:without retries)の
データ転送中にCRCエラーが発生した場合、ホストに
CRCエラーを伝えると同時に、HDD100の内部で
自分自身のUltra DMA transfer modeを現在のモード
よりも1レベル遅いモードにセットする。このときCR
Cエラーをモニタするモードに切り替える。
【0038】ホストから再発行されたコマンドでもCR
Cエラーが発生した場合は、HDD100はさらに1レ
ベル遅いモードにセットし直す。これをCRCエラーが
起こらなくなるかモードが0になるまでドライブの内部
で続ける。現在のUltra DMA transfer modeの場合は
モードの変更はしない。
【0039】Ultra DMA transfer modeを変更した場
合、あるタイミングで初期のモードにセットし直し、そ
の後のRead DMA commandで、CRCエラーが発生す
るかモニタする。CRCエラーが発生しなければ、CR
Cエラーのモニタモードから通常のモードに切り替え、
これ以降初期のUltra DMA transfer modeでデータ転
送を行う。CRCエラーが発生すれば、上記と同様にモ
ードを1レベルずつ遅くしていく。
【0040】初期のデータ転送速度に戻すタイミング
は、CRCエラーをモニタするモードに入ってから、
(1)ある時間が経過した後、(2)ある量のコマンド
を受けた後、(3)ある量のデータを転送した後、
(4)これらの組み合わせによって決定することができ
る。
【0041】図2はHDD100によるデータ転送速度
制御を示すフローチャートであり、本プログラムはMP
Uにより所定タイミングで実行される。図中STはフロ
ーのステップを示し、楕円で囲んだ部分は各DMA tra
nsfer mode状態を表す。
【0042】まず、ステップST1でホスト側のコマン
ドセットに従ってHDD100のデータ転送モード(Ul
tra DMA xfer mode)をセットする。HDD100
がUltra DMA transfer mode動作を行えるときはステ
ップST2以降のUltra DMA transfer modeに移行
し、Ultra DMA transfer mode動作を行えないときは
ステップST13でデフォルトであるDefalt DMA x
fer mode Ndとする。すなわち、Ultra DMA transfer
modeを備えたHDD100は、電源投入直後等の初期
状態では、デフォルトであるMulti-word DMA transf
er modeにあることが決められており、ホスト側からのU
ltra DMA transfer mode要求にドライブが応え、ド
ライブの応答を受けたホストがUltra DMA transfer
commandを出しこのコマンドをドライブが受け取ること
によりUltra DMA transfer modeに移行することがで
きる。
【0043】ステップST2では、HDD100のUltr
a DMA transfer modeにおける初期化を行う(Initia
l Ultra DMA xfer mode Ni)。ここで、POR(パ
ワー・オン・リセット)かハードリセットがあったとき
はステップST13のデフォルトであるDefalt DMA
xfer mode Ndに戻す。
【0044】次いで、ステップST3でリードにおける
データ転送中にCRCエラーが発生したか否かを判別
し、データ転送中にCRCエラーが発生していなければ
ステップST2に戻って初期設定されたデータ転送速度
でデータ転送を続ける。
【0045】データ転送中にCRCエラーが発生したと
きはステップST4以降のステップでモードを1レベル
ずつ遅くする処理を行う。すなわち、ステップST4で
現在のUltra DMA transfer modeが何のモードか(Ul
tra DMA xfer mode Niが何か)を確認し、Niが0の
ときはUltra DMA transfer modeにおける最低速モー
ドMode0(表1参照)であるからこれ以上の遅いモード
には設定できないと判断してステップST2に戻る。
【0046】Niが0より大きい(Ni>0)ときは、ステ
ップST5でHDD100のUltraDMA xfer modeを
1レベル遅い転送モードにして(Ni=Ni−1)リード処
理を行う。
【0047】次いで、ステップST6で1レベル低い転
送モードにおいてデータ転送中のCRCエラーの発生を
モニタし、ステップST7でリトライしたリードのデー
タ転送でCRCエラーが発生したか否かを判別する。
【0048】リトライしたデータ転送でCRCエラーが
発生しなければステップST10以降のステップで初期
のデータ転送速度に戻す処理に進み、リトライしたデー
タ転送でCRCエラーが発生したときはステップST8
で現在のUltra DMA transfer modeモードN(Ultra
DMA xfer mode N)を確認し、Nが0のときはUltra
DMA transfer modeにおける最低速モードMode0であ
るからこれ以上の遅いモードには設定できないと判断し
てステップST7に戻る。Nが0より大きい(N>0)と
きは、ステップST9でHDD100のUltra DMA
xfer modeをさらに1レベル遅い転送モードにして(N
=N−1)リード処理を行いステップST7に戻る。
【0049】上記ステップST2〜ステップST9の処
理によりUltra DMA xfer modeにおいて、Read DM
A Commandのデータ転送時にCRCエラーが発生する
と、エラーの発生がより少ない1レベル遅い転送モード
にしてコマンド再発行によるリトライが行われ、1レベ
ル遅い転送モードにしてもCRCエラーが発生する時に
はさらに1レベル遅い転送モードにしてリトライが行わ
れる。これにより、データ転送時のCRCエラーをでき
る限り減少させて確実なデータ転送を行うことができ
る。
【0050】本実施形態では、CRCエラーの発生によ
り1レベルずつ遅い転送モードにするようにしてデータ
転送速度をなるべく下げすにCRCエラーを減少させる
ようにしているが、CRCエラーの発生状況によって
は、直ちににUltra DMA transfer modeにおける最低
速モードMode0にする態様をとるようにしてもよい。
【0051】図2のフローに戻って、上記ステップST
7のあるデータ転送速度のデータ転送でCRCエラーが
発生しなくなったときはステップST10でそのUltra
DMA xfer mode Nでリード処理を行うとともに、C
RCエラーの発生がないデータ転送状態であると判断し
てステップST11でシステム側がセットした元のデー
タ転送速度に戻す処理を行う。例えば、初期のデータ転
送速度に戻すタイミングは、CRCエラーをモニタする
モードに入ってから、(1)ある時間が経過した後、
(2)ある量のコマンド(コマンドをいくつ受けたか)
を受けた後、(3)ある量のデータを転送した後、
(4)これらの組み合わせによって決定する。なお、ス
テップST10のCRCエラーの発生がないデータ転送
状態でPORかハードリセットがあったときはステップ
ST13のデフォルトであるDefalt DMA xfer mode
Ndに戻す。
【0052】ステップST12では、初期のデータ転送
速度に戻した転送モードにおいてデータ転送中のCRC
エラーの発生をモニタし、前記ステップST3に戻る。
【0053】一方、電源投入直後等の初期状態、ホスト
によりUltra DMA transfer modeの許可がされていな
い時、各状態においてPORやハードリセットがあった
時はステップST13でデフォルトであるDefalt DM
A xfer mode Ndとする。
【0054】以上説明したように、第1の実施形態に係
るHDD100及びホスト200は、IDEインターフ
ェースにより接続され、HDD100は、磁気ディスク
101、VCMスピンドルドライバ102、磁気ディス
ク101にデータのリード/ライトを行うための磁気ヘ
ッド103、アクチュエータ機構104、磁気ディスク
101に対しデータの読み出し/書き込み等の動作を制
御するHDC105及びHDD全体の動作を制御するM
PU106を備え、MPU106は、ホストからの指示
に従ってデータ転送速度の異なる複数のデータ転送速度
のうち、所定のデータ転送速度でデータを転送するデー
タ転送手段と、転送されたデータのエラーを検出するエ
ラー検出手段と、エラー検出手段により所定のエラーが
検出されると、ホストからの指示に従って設定されたデ
ータ転送速度より遅いデータ転送速度でデータ転送を行
うように制御する制御手段とを有し、HDD100から
ホストにデータを転送する場合、まず、第1のデータ転
送速度を設定するステップと、第1のデータ転送速度で
HDD100からホストにデータを転送するステップ
と、転送されたデータのエラーを検出するステップと、
エラーを検出するステップにおいて所定のエラーが検出
されたとき、データ転送速度を第1のデータ転送速度よ
り遅い第2のデータ転送速度にするステップと、第2の
データ転送速度でHDD100からホストにデータを転
送するステップとを含むデータ転送方法としたので、既
存のCRCエラーのステイタスをモニタすることにより
IDEI/FBusの状況を知ることができるため、ハ
ードウェアの変更を必要とせず、かつ現在のホスト側の
機構を一切変更せず、ドライブ側の変更だけでリード時
の信頼性の高いデータ転送を実現でき、スループット低
下も最小限に抑えることができる。
【0055】また、自動的に初期のモードに復帰するこ
とができるので、IDΕI/FBusの状況を動的に反
映させ、その状況下での最速のリードデータ転送ができ
る。将来さらに高速なUltra DMA/44,Ultra DMA/
66のデータ転送が行われるようになれば本発明の効果は
さらに大きくなる。
【0056】第1の実施形態では、HDDからホストに
データを出すリード時において、HDD側でRead DM
A commandに対するデータ転送速度を遅くしてホスト側
に転送する。したがって、ホスト側の機構には一切変更
がないため、例えばホストとなるパーソナル・コンピュ
ータ200及びインターフェースのシステム変更は一切
必要としない。換言すれば、既存のシステムの変更なし
にシステム全体のスループットの向上及び信頼性の向上
を図ることができる。また、HDD側においてもハード
的構成の追加・変更を必要とせずMPUプログラム変更
のみで実現できる。
【0057】第1の実施形態では、HDDからホストに
データを出すリード時において、適用した例であるが、
ホストからHDDにWrite DMA Commandを発行するラ
イト時はホスト側の機構の一部変更が必要となる。以
下、このライト時の速度制御を第2の実施形態により説
明する。
【0058】第2の実施形態 本発明の第2の実施形態に係るディスクドライブ装置の
全体構成は、前記図1と同様であるためハード的構成の
説明を省略する。但し、図1のCPU201は、後述す
る図3の速度制御を実行する構成となっている。
【0059】次に、上記ディスクドライブ装置の動作を
説明する。
【0060】ホストからUltra DMA transfer modeに
セットされたドライブに発行されたWrite DMA Comma
nd(CAh:with retries,CBh:without retries)またはRe
adDMA Command(C8h:with retries,C9h:without ret
ries)のデータ転送中にCRCエラーが発生し、ドライ
ブがホストにCRCエラーを伝えると、ホストは自分自
身とドライブのUltra DMA transfer modeを現在のモ
ードよりも1レベル遅いモードにセットして同じコマン
ドを再発行する。
【0061】再発行したコマンドでもCRCエラーが発
生した場合は、ホストは自分自身とドライブをさらに1
レベル遅いモードにセットし直して同じコマンドを再発
行する。これをCRCエラーが起こらなくなるかモード
が0になるまで続ける。
【0062】現在のUltra DMA transfer modeがモー
ド0の場合はモードの変更はせずに同じコマンドを再発
行する。Ultra DMA transfer modeを変更した場合、
その後あるタイミングで初期のモードにセットし直し、
CRCエラーが発生するかモニタする。CRCエラーが
発生しなければ、これ以降初期のモードでデータ転送を
行う。CRCエラーが発生すれば、上記と同様にモード
を1レベルずつ遅くしていく。
【0063】初期のデータ転送速度に戻すタイミング
は、モードを変更してから、(1)ある時間が経過した
後、(2)ある量のコマンドを受けた後、(3)ある量
のデータを転送した後、(4)これらの組み合わせによ
って決定することができる。
【0064】図3はホストであるシステム側におけるデ
ータ転送速度制御を示すフローチャートであり、本プロ
グラムはパーソナル・コンピュータ200のCPU20
1により所定タイミングで実行される。図中、楕円で囲
んだ部分は各DMA transfer mode状態を表す。
【0065】まず、ステップST21でドライブ側の能
力に従ってデータ転送モード(Ultra DMA xfer mod
e)をセットする。HDD100がUltra DMA transf
er mode動作を行えるときはステップST22以降のUlt
ra DMA transfer modeに移行し、Ultra DMA tran
sfer mode動作を行えないときはステップST33でデ
フォルトであるDefalt DMA xfer mode Ndとする。
すなわち、Ultra DMA transfer modeを備えたHDD
100は、電源投入直後等の初期状態では、デフォルト
であるMulti-word DMA transfer modeにあることが
決められており、ホスト側からのUltra DMA transfe
r mode要求にドライブが応え、ドライブの応答を受けた
ホストがUltra DMA transfer commandを出しこのコ
マンドをドライブが受け取ることによりUltra DMA t
ransfer modeに移行することができる。また、システム
側では、Ultra DMA transfer mode、またはMulti-wo
rdDMA transfer modeを任意に設定することができ
る。
【0066】ステップST22では、ホストのUltra D
MA transfer modeにおける初期化を行う(Initial Ul
tra DMA xfer mode Ni)。ここで、POR(パワー
・オン・リセット)かハードリセットがあったときはス
テップST33のデフォルトであるDefalt DMA xfe
r mode Ndに戻す。
【0067】次いで、ステップST23でライトにおけ
るデータ転送中にCRCエラーが発生したか否かを判別
し、データ転送中にCRCエラーが発生していなければ
ステップST22に戻って初期設定されたデータ転送速
度でデータ転送を続ける。
【0068】データ転送中にCRCエラーが発生したと
きはステップST24以降のステップでモードを1レベ
ルずつ遅くする処理を行う。すなわち、ステップST2
4で現在のUltra DMA transfer modeが何のモードか
(Ultra DMA xfer modeNiが何か)を確認し、Niが
0のときはUltra DMA transfer modeにおける最低速
モードMode0(表1参照)であるからこれ以上の遅いモ
ードには設定できないと判断してステップST22に戻
る。
【0069】Niが0より大きい(Ni>0)ときは、ステ
ップST25でホストのUltra DMA xfer modeを1
レベル遅い転送モードにして(Ni=Ni−1)リード処理
を行う。
【0070】次いで、ステップST26で1レベル低い
転送モードにおいてデータ転送中のCRCエラーの発生
をモニタし、ステップST27でリトライしたライトの
データ転送でCRCエラーが発生したか否かを判別す
る。
【0071】リトライしたデータ転送でCRCエラーが
発生しなければステップST30以降のステップで初期
のデータ転送速度に戻す処理に進み、リトライしたデー
タ転送でCRCエラーが発生したときはステップST2
8で現在のUltra DMA transfer modeモードN(Ultra
DMA xfer mode N)を確認し、Nが0のときはUltra
DMA transfer modeにおける最低速モードMode0で
あるからこれ以上の遅いモードには設定できないと判断
してステップST27に戻る。Nが0より大きい(N>
0)ときは、ステップST29でホストのUltra DMA
xfer modeをさらに1レベル遅い転送モードにして(N
=N−1)リード処理を行いステップST27に戻る。
【0072】上記ステップST22〜ステップST29
の処理によりUltra DMA xfer modeにおいて、Read
DMA Commandのデータ転送時にCRCエラーが発生す
ると、エラーの発生がより少ない1レベル遅い転送モー
ドにしてコマンド再発行によるリトライが行われ、1レ
ベル遅い転送モードにしてもCRCエラーが発生する時
にはさらに1レベル遅い転送モードにしてリトライが行
われる。これにより、データ転送時のCRCエラーをで
きる限り減少させて確実なデータ転送を行うことができ
る。
【0073】本実施形態では、CRCエラーの発生によ
り1レベルずつ遅い転送モードにするようにしてデータ
転送速度をなるべく下げすにCRCエラーを減少させる
ようにしているが、CRCエラーの発生状況によって
は、直ちににUltra DMA transfer modeにおける最低
速モードMode0にする態様をとるようにしてもよい。
【0074】図3のフローに戻って、上記ステップST
27のあるデータ転送速度のデータ転送でCRCエラー
が発生しなくなったときはステップST30でそのUltr
a DMA xfer mode Nでリード処理を行うとともに、
CRCエラーの発生がないデータ転送状態であると判断
してステップST31で初期のデータ転送速度に戻す処
理を行う。例えば、初期のデータ転送速度に戻すタイミ
ングは、CRCエラーをモニタするモードに入ってか
ら、(1)ある時間が経過した後、(2)ある量のコマ
ンド(コマンドをいくつ受けたか)を受けた後、(3)
ある量のデータを転送した後、(4)これらの組み合わ
せによって決定する。なお、ステップST30のCRC
エラーの発生がないデータ転送状態でPORかハードリ
セットがあったときはステップST33のデフォルトで
あるDefalt DMA xfer mode Ndに戻す。
【0075】ステップST32では、初期のデータ転送
速度に戻した転送モードにおいてデータ転送中のCRC
エラーの発生をモニタし、前記ステップST23に戻
る。
【0076】一方、電源投入直後等の初期状態、ホスト
によりUltra DMA transfer modeの許可がされていな
い時、各状態においてPORやハードリセットがあった
時はステップST33でデフォルトであるDefalt DM
A xfer mode Ndとする。
【0077】以上説明したように、第2の実施形態に係
るHDD及びホストは、ホスト側において、第1のデー
タ転送速度を設定するステップと、第1のデータ転送速
度で記憶装置とホスト間でデータを転送するステップ
と、転送されたデータのエラーを検出するステップと、
エラーを検出するステップにおいて所定のエラーが検出
されたとき、データ転送速度を第1のデータ転送速度よ
り遅い第2のデータ転送速度にするステップと、第2の
データ転送速度で記憶装置とホスト間でデータを転送す
るステップとを含む転送方法としたので、ホストからH
DDにWrite DMA Commandを発行するライト時にあっ
ても、既存のCRCエラーのステイタスをモニタするこ
とによりIDEI/FBusの状況を知ることができる
ため、ハードウェアの変更を必要とせずより信頼性の高
いデータ転送を実現でき、ライト/リード時のデータ転
送のスループット低下も最小限に抑えることができる。
また、自動的に初期のモードに復帰することができるの
で、IDEI/FBusの状況を動的に反映させ、その
状況下での最速のデータ転送ができる。
【0078】第3の実施形態本発明の第3の実施形態に
係るディスクドライブ装置の全体構成は、前記図1と同
様であるためハード的構成の説明を省略する。但し、図
1のMPU106及びCPU201は、後述する図5の
データ転送制御を実行する構成となっている。
【0079】従来のDMAコントローラでは、データ転
送を行うと同時にパリティ等によりデータ内容をチェッ
クする機能を持ち、正しいデータが送られなかった場合
データ送出側にその情報を送り、送出側はその情報を基
にデータを再送する。この場合、あらかじめ設定した回
数のリトライを行ってその後転送エラーとして報告す
る。
【0080】上述のように従来は、CRCエラーが発生
すると単にリトライを行っていたため、システムや転送
経路の周囲にノイズ発生源が存在するような場合、CR
Cエラーが頻発しその度リトライを繰り返すことにな
り、その結果DMA転送全体の処理速度が遅くなるとい
う問題があった。
【0081】そこで本発明は、データ転送をエラーなく
行う手段を提供するものである。
【0082】HDDのATA INTFではUltra DM
A Data転送中にエラーが発生すると、データ転送後に
CRCエラーチェックでエラーとなる。この時、従来で
はホストがリトライを行い同じコマンド転送を行ってい
た。
【0083】本発明では、図4に示すようにこのCRC
エラーチェック時に、データ間にウェイト(Wait)
を入れて相対的に転送スピートを変え、ノイズあるいは
エラーを起こした要因から逃げるようにするものであ
る。すなわち、非常にノイズの多い状況下で単にリトラ
イを繰り返すのではなく、エラーを検出すると次にリト
ライとして送るデータ転送のタイミングを変えて送るよ
うにするものである。特に、周期性のあるノイズ発生源
(モータ、発振器等)に起因するバーストノイズに対し
ては、そのノイズを避けたところでデータ転送を行うよ
うにする。
【0084】次に、上記基本的な考え方に基づいてHD
Dの動作を詳細に説明する。
【0085】HDDまたはシステムがCRCエラーを発
生させると、システムあるいはHDDからデータ転送を
行う時に各データ間にウェイトを入れる。このウェイト
は、CRCエラーの発生状況に応じて挿入するが、例え
ばリトライに対してクロック単位でウェイト間隔を増や
していく。また、このエラー状態と復旧したウェイト間
隔を記憶しておき、次にCRCエラーが発生すると記憶
した情報を基に同じウェイト間隔で行う。また、引き続
いてCRCエラーが発生している場合には次のPOR
(パワー・オン・リセット)まで常にウェイトを挿入す
る。
【0086】これらはリードならばHDDが、ライトな
らばシステム内のコントローラがウェイトを入れること
を管理する。
【0087】図5はHDD側及びシステム側で実行され
るデータ転送制御を示すフローチャートであり、リード
時はHDD側、ライト時はシステムがそれぞれ実行す
る。本プログラムは、具体的には前記図1のHDD10
0のMPU106及びパーソナル・コンピュータ200
のCPU201により所定タイミングで実行される。
【0088】データ転送が開始されると、ステップST
41で1セクタ単位でCRCチェックを行いながらある
一定時間(例えば、1sec)データを送る。
【0089】次いで、ステップST42でどこのセクタ
がエラーであったかを求め、エラー発生の周期性を計算
する。例えば、10セクタに1回はエラーが起こる、ま
たはエラーが起こりやすい等が計算される。
【0090】次いで、ステップST43で次回からはエ
ラー発生の周期性を避けるようにウェイトを入れてデー
タを送り、ステップST42に戻って上記処理をデータ
転送終了まで繰り返す。例えば、図4において、周期性
のあるバーストノイズにより10セクタに1回はエラー
が起こるような場合には、次からは10セクタ送るたび
に1セクタ分の休み(データを送らない)でデータを送
る。
【0091】上記ステップST42及びステップST4
3は、データ転送終了まで繰り返し実行されるため、周
期性のある新たなバーストノイズが発生してもそのノイ
ズ発生を避けるようにしてウェイトが入るため、エラー
を起こした要因からできるだけ逃げることができ、結果
的にリトライ回数を減少させることができる。
【0092】実際にシステム、HDD及びそのデータ転
送経路が、周期性のあるノイズ源(例えば、モータや発
振源)の影響を受ける状況下で使用されることはありう
ることであり、このような場合、ウェイトを挿入による
遅延があったとしてもエラー発生頻度自体を減らすこと
によるリトライ回数の減少の効果は大きい。
【0093】以上説明したように、第3の実施形態に係
るHDDは、HDD100のMPU106及びパーソナ
ル・コンピュータ200のCPU201が、転送された
データのエラーを検出するエラー検出手段と、検出され
たエラー発生の周期性を算出する算出手段と、算出手段
の出力に基づいてエラー発生の周期性を避けるようにデ
ータ間に所定のウェイトを挿入してデータ転送を行うよ
うに制御する制御手段とを備えているので、周期性のあ
るノイズ発生源(モータ、発振器等)に起因するバース
トノイズに対しては、そのノイズを避けたところでデー
タ転送を行うようにすることができ、データ転送をエラ
ーなく行うことができる。
【0094】本実施形態では、第1、及び第2の実施形
態のようにデータ転送速度を全体に遅らせるのではなく
エラー発生箇所だけ避けるようにウェイトしているの
で、ノイズの発生状況等にもよるがデータ転送速度の低
下を最小限にできる。特に、エラー発生箇所を未然に避
けるようにできるためトータルの転送時間及びデータの
信頼性をより一層向上させることができる。また、本実
施形態と、前記第1、及び第2の実施形態を併用して用
いるようにすれば、相乗効果を期待できる。
【0095】なお、上記各実施形態では、本発明をHD
Dに適用した例を説明したが、これに限らず、データ転
送機能を備えた装置であればどのような装置にでも本発
明を適用できる。例えば、光磁気ディスク等HDD以外
の外部記録装置に用いてもよく、上述の実施形態と同様
の効果を得ることができる。
【0096】また、第1、第2の実施形態では、Ultra
DMA transfer mode(例えば、ATA/ATAPI−
4 T13/1153D Revision9)に準拠
するDMA転送に適用しているが、データ転送速度の異
なる複数のデータ転送速度でデータを転送可能なもので
あれば、DMA転送に限らずどのような転送方法であっ
てもよい。
【0097】さらに、上記ディスクドライブ装置を構成
するHDC、MPU、インターフェイス等の種類、数な
どは上述した実施形態に限られないことは言うまでもな
い。
【0098】
【発明の効果】本発明に係るデータ転送装置及びその転
送方法では、データ転送速度の異なる複数のデータ転送
速度でデータを転送可能なデータ転送手段と、転送され
たデータのエラーを検出するエラー検出手段と、第1の
データ転送速度で記憶装置とホスト間でデータを転送す
るとともに、エラー検出手段により所定のエラーが検出
されると、第1のデータ転送速度より遅い第2のデータ
転送速度でデータ転送を行うように制御する制御手段と
を備えているので、例えば、Ultra DMA transfer mo
deにおいて、一時的にCRCエラーが頻発した場合など
のコマンド再発行による極端なスループットの低下及び
最終的なシステム停止を起こりにくくすることができ、
信頼性の高いデータ転送を行い、スループット低下を最
小限に抑えることができる。
【0099】本発明に係るデータ転送装置及びその転送
方法では、記憶装置が、ホストからの指示に従ってデー
タ転送速度の異なる複数のデータ転送速度のうち、第1
のデータ転送速度でデータを転送するデータ転送手段
と、転送されたデータのエラーを検出するエラー検出手
段と、エラー検出手段により所定のエラーが検出される
とホストへエラーを通知する手段と、ホストが第1のデ
ータ転送速度より遅い第2のデータ転送速度で行うデー
タ転送を受ける手段とを備えているので、例えば、Ultr
a DMA transfer modeにおいて、現在のホスト側の機
構を一切変更せず、ドライブ側の変更だけにより、Read
DMA Commandのデータ転送時に一時的にCRCエラ
ーが頻発した場合などのコマンド再発行による極端なス
ループットの低下及び最終的なシステム停止を起こりに
くくすることができ、信頼性の高いデータ転送と最小限
のスループット低下を実現できる。
【0100】本発明に係るデータ転送装置及びその転送
方法では、転送されたデータのエラーを検出するエラー
検出手段と、検出されたエラー発生の周期性を算出する
算出手段と、算出手段の出力に基づいてエラー発生の周
期性を避けるようにデータ間に所定のウェイトを挿入し
てデータ転送を行うように制御する制御手段とを備えて
いるので、エラー発生箇所を未然に避けることができ、
データ転送をエラーなく転送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施形態に係るディス
ク装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記ディスク装置によるデータ転送速度制御を
示すフローチャートである。
【図3】本発明を適用した第2の実施形態に係るディス
ク装置のホストであるシステム側におけるデータ転送速
度制御を示すフローチャートである。
【図4】本発明を適用した第3の実施形態に係るディス
ク装置の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図5】上記ディスク装置側及びシステム側で実行され
るデータ転送制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 磁気ディスク装置(HDD)、200 パーソ
ナル・コンピュータ(ホスト)、101 磁気ディス
ク、102 VCMスピンドルドライバ、103磁気ヘ
ッド、104 アクチュエータ機構、105 ハードデ
ィスクコントローラ(HDC)、106 MPU(デー
タ転送手段、エラー検出手段、制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柿原 俊男 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 金丸 淳 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 押川 浩 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 浅野 秀夫 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶装置とホスト間でデータをDMA転
    送するデータ転送装置において、 データ転送速度の異なる複数のデータ転送速度でデータ
    を転送可能なデータ転送手段と、 転送されたデータのエラーを検出するエラー検出手段
    と、 第1のデータ転送速度で記憶装置とホスト間でデータを
    転送するとともに、 前記エラー検出手段により所定のエラーが検出される
    と、前記第1のデータ転送速度より遅い第2のデータ転
    送速度でデータ転送を行うように制御する制御手段とを
    備えたことを特徴とするデータ転送装置。
  2. 【請求項2】 記憶装置とホスト間でデータをDMA転
    送するデータ転送装置において、 前記記憶装置は、 前記ホストからの指示に従ってデータ転送速度の異なる
    複数のデータ転送速度のうち、第1のデータ転送速度で
    データを転送するデータ転送手段と、 転送されたデータのエラーを検出するエラー検出手段
    と、 前記エラー検出手段により所定のエラーが検出されると
    前記ホストへエラーを通知する手段と、 前記ホストが第1のデータ転送速度より遅い第2のデー
    タ転送速度で行うデータ転送を受ける手段とを備えたこ
    とを特徴とするデータ転送装置。
  3. 【請求項3】 記憶装置とホスト間でデータを転送する
    データ転送装置において、 転送されたデータのエラーを検出するエラー検出手段
    と、 前記検出されたエラー発生の周期性を算出する算出手段
    と、 前記算出手段の出力に基づいて前記エラー発生の周期性
    を避けるようにデータ間に所定のウェイトを挿入してデ
    ータ転送を行うように制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とするデータ転送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のデータ転送装置に
    おいて、 データ転送速度を元のデータ転送速度に戻す手段を備
    え、 前記元のデータ転送速度に戻すタイミングは、 所定時間が経過した後、所定量のコマンドを受けた後、
    所定量のデータを転送した後、またはこれらの組み合わ
    せであることを特徴とするデータ転送装置。
  5. 【請求項5】 前記DMA転送は、Ultra DMA trans
    fer modeに準拠するDMA転送であることを特徴とする
    請求項1又は2記載のデータ転送装置。
  6. 【請求項6】 ホストとの間でデータを転送するデータ
    転送機能を備えたディスク装置であって、 前記データ転送機能は、請求項1、2又は3記載のデー
    タ転送装置を用いたことを特徴とするディスク装置。
  7. 【請求項7】 エラー検出機構を有する記憶装置からホ
    ストにデータを転送するデータ転送方法であって、 第1のデータ転送速度を設定するステップと、 前記第1のデータ転送速度で記憶装置からホストにデー
    タを転送するステップと、 前記転送されたデータのエラーを検出するステップと、 前記エラーを検出するステップにおいて所定のエラーが
    検出されたとき、データ転送速度を前記第1のデータ転
    送速度より遅い第2のデータ転送速度にするステップ
    と、 前記第2のデータ転送速度で記憶装置からホストにデー
    タを転送するステップとを含むことを特徴とするデータ
    転送方法。
  8. 【請求項8】 エラー検出機構を有するホストから記憶
    装置にデータを転送するデータ転送方法であって、 第1のデータ転送速度を設定するステップと、 前記第1のデータ転送速度でホストから記憶装置にデー
    タを転送するステップと、 前記転送されたデータのエラーを検出するステップと、 前記エラーを検出するステップにおいて所定のエラーが
    検出されたとき、データ転送速度を前記第1のデータ転
    送速度より遅い第2のデータ転送速度にするステップ
    と、 前記第2のデータ転送速度でホストから記憶装置にデー
    タを転送するステップとを含むことを特徴とするデータ
    転送方法。
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