JPH08163045A - 光送信器 - Google Patents

光送信器

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JPH08163045A
JPH08163045A JP6299311A JP29931194A JPH08163045A JP H08163045 A JPH08163045 A JP H08163045A JP 6299311 A JP6299311 A JP 6299311A JP 29931194 A JP29931194 A JP 29931194A JP H08163045 A JPH08163045 A JP H08163045A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 希土類添加ファイバへの入力光信号が瞬断し
たときその瞬断後に光サージの発生しない光送信器を提
供することにある。 【構成】 信号断検出回路31は、データ信号12およ
びクロック信号13の断を監視し、これらのいずれか一
方あるいは双方が断となった時点からエルビウム添加光
ファイバ15の励起準位キャリアの平均寿命時間よりも
長い所定の時間が経過するまで断検出信号32を出力す
る。これが出力されている間、出力制御回路25は励起
光の供給を停止する。また、断検出信号32が出力され
ている間は、電気光信号変換器11による光信号の出力
動作が停止される。これらにより、キャリアのエネルギ
が自然放出によって十分下がってから光信号の増幅が再
開されるので、光サージが発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気信号を光信号に変
換しこれを光直接増幅器によって増幅した後送出する光
送信器に係わり、特に変換後の光信号が断となったとき
に光直接増幅器による増幅動作を停止させる光送信器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されている光送信器は、レ
ーザダイオードによって電気信号を光信号に変換し、変
換後の光信号を希土類添加ファイバを用いた光直接増幅
器で増幅して出力するようになっている。希土類添加フ
ァイバには、励起光源からの励起光が供給されており、
これによって光ファイバ内のキャリアが励起状態になっ
ている。ここにレーザダイオードからの光信号が入力さ
れると誘導放出が起こり光信号の増幅が行われるように
なっている。希土類添加ファイバを用いた光直接増幅器
の増幅利得は、供給される励起光の強度によって制御さ
れるようになっている。
【0003】特開平4−289829号公報には、波長
の異なる2つの励起光を希土類添加ファイバに供給する
ことによって、低ノイズでかつ大きな増幅利得の得られ
る光直接増幅器が開示されている。波長が1.48μm
の場合は、半導体レーザにより大きなパワーの光を得る
ことができる。波長が0.98μmの場合は、そのパワ
ーは大きくないがノイズが小さい。そこでこれら2つの
光を励起光として組み合わせて用いることによって、低
ノイズでかつ大きな増幅利得が得られるようになってい
る。
【0004】ところで、このような光直接増幅器を用い
た光送信器では、増幅後の光信号を光分岐器によって出
力光とモニタ光に分岐し、モニタ光の強度を監視するこ
とによって、増幅後の光信号の平均パワーが一定になる
ように励起光の光量を制御することが行われている。し
たがって、光直接増幅器に入力される光信号が断となっ
たときは、励起光の光量が大きくなるように制御されて
しまう。すなわち増幅の対象となる光信号が存在しない
にも係わらず、大きなパワーの励起光が供給されてしま
う。そこで、レーザダイオードから出力される光信号が
断となったことを検出し、励起光源による励起光の供給
を停止することが光送信器において一般に行われてい
る。そして、レーザダイオードから再び光信号が出力さ
れた時点で、励起光の供給を再開するようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】レーザダイオードから
出力される光信号が断となってから、これが検出される
までには一定の時間が必要であり、光信号が断となった
のと同時に励起光の供給を停止することはできない。こ
のため、光信号が入力されないにも係わらずその間励起
光が供給され、励起準位に存在するキャリアが過剰に増
えてしまう。励起光の供給が停止されれば、光信号が入
力されなくてもキャリアの持つエネルギは自然放出によ
ってその後数十mSで減少する。キャリアのエネルギが
自然放出によって下がるまでの時間は平均寿命時間と呼
ばれており、光信号が断となっている時間がこのキャリ
アの平均寿命時間よりも長ければ、再び光信号が入力さ
れたときに励起準位キャリアが過剰な状態になっている
ことはない。しかしながら、光信号の断が極めて短いと
き、すなわち励起光の供給が停止されてからキャリアの
平均寿命時間が経過する前に光信号の断が回復したとき
には、励起準位キャリアが過剰に存在する状態で光信号
の増幅が再開されることになる。このため、光信号が瞬
断した場合には、瞬断後一時的に増幅利得が過大にな
り、出力される光信号のレベルが飽和状態となる光サー
ジが発生してしまうという問題がある。
【0006】そこで本発明の目的は、光直接増幅器に入
力される光信号が瞬断した場合でも光サージの生じない
光送信器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、入力される電気信号に応じた光信号を出力する電気
光信号変換手段と、この電気光信号変換手段の出力する
光信号を入力しこれを増幅する希土類添加ファイバと、
この希土類添加ファイバに励起光を供給する励起光源
と、希土類添加ファイバに入力される光信号が断となっ
たことを検出する断検出手段と、希土類添加ファイバに
入力される光信号が断となったことが検出された時点か
ら予め定められた一定の時間が経過するまでの間前記電
気光信号変換手段による光信号の出力動作を停止させる
光変換一時停止手段と、希土類添加ファイバに入力され
る光信号が断となったことが検出された時点から一定の
時間が経過するまでの間前記励起光源による励起光の供
給を停止させる励起光供給一時停止手段とを光送信器に
具備させている。
【0008】すなわち請求項1記載の発明では、希土類
添加ファイバに入力される光信号が断となったとき、そ
の時点から一定の時間が経過するまでの間、電気光信号
変換手段による光信号の出力動作と励起光の供給の双方
を停止させている。励起光が供給されない間に、希土類
添加ファイバのキャリアは自然放出によってそのエネル
ギ準位が十分下がる。このため、一定の時間の経過時点
では励起準位キャリアが減り、希土類添加ファイバに再
び光信号が入力されたときに光サージが発生することを
軽減することができる。
【0009】請求項2記載の発明では、入力される電気
信号に応じた光信号を出力する電気光信号変換手段と、
この電気光信号変換手段の出力する光信号を入力しこれ
を増幅する希土類添加ファイバと、この希土類添加ファ
イバに励起光を供給する励起光源と、希土類添加ファイ
バに入力される光信号が断となっているかどうかを検出
する断検出手段と、希土類添加ファイバに入力される光
信号が断となっている間励起光源による励起光の供給を
停止させる励起光供給停止手段と、希土類添加ファイバ
に入力される光信号が断となった時点から予め定められ
た一定の時間が経過するまでの間前記電気光信号変換手
段による光信号の出力動作を停止させる光変換一時停止
手段と、希土類添加ファイバに入力される光信号が断と
なった時点から一定の時間が経過するまでの間励起光源
による励起光の供給を停止させる励起光供給一時停止手
段とを光送信器に具備させている。
【0010】すなわち請求項2記載の発明では、希土類
添加ファイバに入力される光信号が断となっている間、
励起光の供給を停止している。さらに、光信号が断とな
った時点から一定の時間が経過するまでの間、電気光信
号変換手段による光信号の出力動作と励起光の供給の双
方を停止させている。光信号の断が本来、瞬断であった
場合でも、一定の時間が経過するまでは電気光信号変換
手段の出力動作と励起光の供給が停止されているので、
その間に励起準位キャリアが減少し、再び光信号が入力
されたときに光サージが発生し難い。また、光信号の断
が一定の時間よりも長い場合であっても、断となってい
る間励起光の供給が停止されているので、励起準位キャ
リアが一定の時間の経過後に再び過剰に増えてしまうこ
とがない。したがって、光信号の断している期間の長さ
に係わらず、光信号の増幅を再開するときに光サージが
発生することを軽減することができる。
【0011】請求項3記載の発明では、入力される電気
信号に応じた光信号を出力する電気光信号変換手段と、
この電気光信号変換手段の出力する光信号を入力しこれ
を増幅する希土類添加ファイバと、この希土類添加ファ
イバに励起光を供給する励起光源と、電気信号が断とな
っているかどうかを検出する断検出手段と、電気信号が
断となっている間励起光源による励起光の供給を停止さ
せる励起光供給停止手段と、電気信号が断となった時点
から予め定められた一定の時間が経過するまでの間前記
電気光信号変換手段による光信号の出力動作を停止させ
る光変換一時停止手段と、電気信号が断となった時点か
ら一定の時間が経過するまでの間励起光源による励起光
の供給を停止させる励起光供給一時停止手段とを光送信
器に具備させている。
【0012】すなわち請求項3記載の発明では、電気光
信号変換手段に入力される電気信号が断となったことを
検出し、この時点から一定の時間が経過するまでの間、
電気光信号変換手段の出力動作と励起光の供給の双方を
停止させている。励起光が供給されない間に、希土類添
加ファイバのキャリアは自然放出によってそのエネルギ
準位が十分下がる。このため、一定の時間の経過時点で
は励起準位キャリアが減り、希土類添加ファイバに再び
光信号が入力されたときに光サージが発生することを軽
減するとができる。また、電気信号の断を検出している
ので、希土類添加ファイバに入力される光信号自体をモ
ニタしてその断を検出する場合に比べて、電気光信号変
換手段の出力する光信号が少ないロスで希土類添加ファ
イバに入力され、光送信器の出力パワーを大きくするこ
とができる。また、電気信号の断が一定の時間よりも長
い場合であっても、断となっている間励起光の供給が停
止されているので、一定の時間の経過後に励起準位キャ
リアが再び過剰に増えてしまうことがない。したがっ
て、電気信号の断している期間の長さに係わらず、光信
号の増幅を再開するときに光サージが発生することを軽
減することができる。
【0013】請求項4記載の発明では、電気光信号変換
手段に入力される電気信号は、送信すべきデータを表わ
したデータ信号とこのデータ信号をサンプリングするタ
イミングの基準となるクロック信号とからなり、断検出
手段はデータ信号の断を検出するデータ信号断検出手段
とクロック信号の断を検出するクロック断検出手段とを
備え、少なくとも一方の信号が断となっているとき電気
信号が断となっていることを検出するようになってい
る。
【0014】すなわち請求項4記載の発明では、電気光
信号変換手段に入力されるデータ信号とクロック信号の
いずれが断となった場合でも、励起光の供給と電気光信
号変換手段による光信号の出力動作の双方が停止されて
いる。たとえば、クロック信号だけが断となったときに
は、データ信号を適切にサンプリングすることができず
誤った光信号が送出されてしまうが、双方の信号の断を
検出しているのでこのようなことが起きない。また、希
土類添加ファイバに入力される光信号をモニタすること
によってクロック信号が断となっていることを判別する
場合に比べて、簡単な回路構成にすることができる。
【0015】請求項5記載の発明では、一定の時間は、
希土類添加ファイバの励起準位キャリアの平均寿命時間
よりも長く設定してある。
【0016】すなわち請求項5記載の発明では、断とな
ってから励起光の供給と電気光信号変換手段による光信
号の出力動作を停止する一定の時間を、希土類添加ファ
イバの励起準位キャリアの平均寿命時間よりも長く設定
している。これにより、一定の時間の経過後に励起準位
キャリアが過剰に存在することがなくなり、光信号の増
幅を再開するときに光サージが発生することを確実に防
止することができる。
【0017】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施例における光送信
器の構成の概要を表わしたものである。電気光信号変換
器11には、変換の対象となるデータ信号12とクロッ
ク信号13とが入力されている。電気光信号変換器11
の出力する光信号14は、エルビウム添加光ファイバ1
5に入力されている。また、エルビウム添加光ファイバ
15には励起光源16から励起光17が入力されてお
り、励起光17の強度に応じた増幅利得で光信号14の
増幅を行うようになっている。増幅後の光信号18は、
光分岐器19によって2つに分岐され、その一方は光送
信器の出力光21になっている。分岐された後の他方の
光信号はモニタ光22として光検出器23に入力されて
いる。光検出器23は、モニタ光22の強度に応じた電
流信号24を出力するようになっている。ここでは光検
出器23としてPINフォトダイオードを用いている。
【0019】光検出器23の出力する電流信号24は、
出力制御回路25に入力されている。出力制御回路25
は、電流信号24を電圧信号に変換し、これと所定の基
準電圧とを比較し、その差に応じた制御信号26を出力
するようになっている。励起光源16に駆動電流27を
供給する駆動回路28には、制御信号26が入力されて
おり、制御信号26に応じた駆動電流27を出力するこ
とで励起光源16の出力する励起光17の光量が制御さ
れるようになっている。このようにしてモニタ光22の
強度を基に、エルビウム添加光ファイバ15から出力さ
れる光信号の平均パワーが一定になるように励起光源1
6に供給する励起光の強度が制御されるようになってい
る。
【0020】データ信号12とクロック信号13は共
に、信号断検出回路31に入力されている。信号断検出
回路31は、データ信号12とクロック信号13の双
方、あるいはいずれか一方が断となったことを検出して
所定の断検出信号32を出力するようになっている。断
検出信号32は、データ信号12あるいはクロック信号
13が断となっている間、出力されるようになってい
る。また、断となった時点から励起準位キャリアの平均
寿命時間よりも長い一定の期間が経過する前に信号の断
が回復しても、この期間が経過するまでの間は断検出信
号32が出力されるようになっている。ここでは、その
期間は、20mSに設定されている。
【0021】信号断検出回路31に入力されるデータ信
号12は、一定のビットレートの2値信号であり、その
値が一定期間以上に渡って変化しないことをもってデー
タ信号の断が検出されるようになっている。クロック信
号13についても一定期間以上その値が変化しないとき
に断が検出されるようになっている。これらは、図示し
ないワンショットマルチバイブレータの出力パルス幅を
データ信号12のビットレートあるいはクロック信号の
周期よりも長く設定しておき、そのトリガ信号としてデ
ータ信号12、クロック信号13の入力された回路によ
って構成されている。データ信号12あるいはクロック
信号13が断になるとパルスの出力期間中に再度のトリ
ガが掛からなくなり、マルチバイブレータから信号が出
力されなくなる。これにより、信号の断を検出するよう
になっている。また、このワンショットマルチバイブレ
ータから出力される信号をトリガ信号として、キャリア
の平均寿命時間よりも長いパルス幅の信号を図示しない
別のワンショットマルチバイブレータによって生成する
ようになっている。信号断検出回路31は、これらの信
号の論理和をとり、データ信号12あるいはクロック信
号13が断になっている期間および断が瞬時に回復した
としても最低20mSの間、断検出信号32を出力する
ようになっている。
【0022】また、電気光信号変換器11は、光信号を
出力している間だけ所定の動作信号33を出力するよう
になっている。オア回路34は、動作信号33と断検出
信号32の論理和をとり、断検出信号32が出力されて
いるときあるいは動作信号33が出力されていないとき
の双方において励起光供給停止信号35を出力するよう
になっている。励起光供給停止信号35は出力制御回路
25に入力されており、出力制御回路25は励起光供給
停止信号35が入力されている間、エルビウム添加光フ
ァイバ15に励起光が供給されないように駆動回路28
を制御するようになっている。
【0023】今、データ信号12が50μSだけ瞬断し
たものとする。信号断検出回路31はこれを検知しその
時点で断検出信号32を20mSの間出力する。これに
より、電気光信号変換器11は、瞬断後データ信号12
が再び到来しても、断検出信号32が出力されている間
は光信号を出力しない。また、出力制御回路25は、断
検出信号32が出力されている期間は、励起光の供給を
停止させている。このため、エルビウム添加光ファイバ
15のキャリアは自然放出によってそのエネルギを失
い、その間に基底状態にもどる。断検出信号32の出力
期間が経過した後、電気光信号変換器11はデータ信号
12に応じた光信号14を出力するようになる。これと
同時に励起光もエルビウム添加光ファイバ15に供給さ
れるようになる。20mSの間、励起光の供給が停止さ
れているので、電気光信号変換器11から光信号14の
出力が再開されたとき、エルビウム添加光ファイバ15
に励起状態のキャリアが過剰に存在することはない。し
たがって、瞬断が生じた場合でも、エルビウム添加光フ
ァイバ15の出力光が光サージを起こしてしまうことが
ない。
【0024】クロック信号13が瞬断したときもこれと
同様の動作が行われる。クロック信号13だけが断とな
った場合でも、信号断検出回路31から断検出信号32
が出力されるので、電気光信号変換器11から光信号1
4が出力されなくなる。これにより、クロック信号13
によって同期のとられていない誤った光信号を送出して
しまうことがない。
【0025】また、データ信号12およびクロック信号
13が断とならなくても、たとえば電気光信号変換器1
1の故障により、光信号14が出力されなくなることが
ある。このとき、動作信号33は出力されなくなるの
で、オア回路34を介して、出力制御回路25には、励
起光供給停止信号35が入力され、励起光の供給が停止
されるようになっている。これにより、電気光信号変換
器11に故障が生じた場合にも、励起光の供給が停止さ
れ、エネルギ準位の高いキャリアが過剰に増えてしまう
ことが防止されている。
【0026】変形例
【0027】実施例では、信号断検出回路31はデータ
信号12とクロック信号13の断を監視するようになっ
ていたが、電気光信号変換器11の出力光を監視するよ
うにしてもよい。
【0028】図2は、このような変形例における光送信
器の構成の概要を表わしたものである。図1と同一の部
分には同一の符号を付してその説明を適宜省略する。電
気光信号変換器の出力する光信号14は第1の光分岐器
41によって2つに分岐されている。その一方は、エル
ビウム添加光ファイバ15に入力され、他方は第1の光
検出器42に入力されている。第1の光検出器42は、
入力された光信号に応じて電流信号43を出力し、これ
が信号断検出回路31に入力されている。信号断検出回
路31は、電流信号43が一定期間以上にわたって変化
していないことを検出したときに断検出信号32を出力
するようになっている。断検出信号32は、実施例の場
合と同様に、光信号が断となっている間および、光信号
の断が瞬断であってもこれが発生した時点から20mS
の期間は出力されるようになっている。このように、電
気光信号変換器11の出力光をモニタすることによっ
て、その断を検出しても、同様の動作を行わせることが
できる。
【0029】以上説明した実施例および変形例では、断
検出信号が出力されている期間を20mSに設定した
が、この時間はキャリアの平均寿命時間よりも長ければ
良く、20mSに限られない。また、平均寿命時間は、
光ファイバに添加される希土類元素によって異なるが、
それぞれに対応した時間に設定されればよい。たとえば
光ファイバに添加すべき他の希土類元素としてネオジム
(Nd)や、プラセオジム(Pr)がある。さらに、実
施例では信号断検出回路をワンショットマルチバイブレ
ータによって構成したが、電気信号やクロック信号の断
を検出できる回路であればこれに限られない。また、実
施例および変形例では、エルビウム添加光ファイバの出
力光をモニタし、その平均パワーが一定になるように励
起光の強度をフィードバック制御するようになっている
が、このような制御を行わなくてもよい。
【0030】
【発明の効果】このように請求項1記載の発明によれ
ば、光信号が断となった時点から一定の時間が経過する
までの間、電気光信号変換器による光信号の出力動作と
励起光の供給が停止されている。一定の時間が経過する
までの間に、励起準位キャリアは減少するので、光信号
の増幅を再開する際に光サージが発生することを軽減す
ることができる。
【0031】また請求項2記載の発明によれば、光信号
が断となった時点から一定の時間が経過するまでの間、
電気光信号変換器による光信号の出力動作と励起光の供
給が停止されている。一定の時間が経過するまでの間
に、励起準位キャリアは減少するので、光信号の増幅を
再開する際に光サージが発生することを軽減することが
できる。さらに、希土類添加ファイバに入力される光信
号が断となっている間、励起光の供給を停止しているの
で、光信号が入力される前に再び励起準位キャリアが過
剰に増えることがない。このため、光信号が断となって
いる時間の長さに係わらず、増幅を再開するときに光サ
ージが発生することを軽減することができる。
【0032】さらに請求項3記載の発明によれば、電気
信号の断を検出しているので、希土類添加ファイバに入
力される光信号自体をモニタしてその断を検出する場合
に比べて、電気光信号変換手段の出力する光信号が少な
いロスで希土類添加ファイバに入力され、光送信器の出
力パワーを大きくすることができる。
【0033】また請求項4記載の発明によれば、電気光
信号変換手段に入力されるデータ信号とクロック信号の
いずれが断となった場合でも、励起光の供給と電気光信
号変換手段による光信号の出力動作の双方を停止してい
る。これにより、たとえばクロック信号だけが断とな
り、データ信号を適切にサンプリングできない状態で誤
った光信号が送出されてしまうことがない。また、希土
類添加ファイバに入力される光信号をモニタすることに
よってクロック信号が断となっていることを検出する場
合に比べて、回路構成を簡略化することができる。
【0034】さらに請求項5記載の発明によれば、断と
なってから励起光の供給と電気光信号変換手段による光
信号の出力動作を停止させる一定の時間を、希土類添加
ファイバの励起準位キャリアの平均寿命時間よりも長く
設定している。これにより、一定の時間の経過後に励起
準位キャリアが過剰に存在することがなくなり、光信号
の増幅を再開するときに光サージが発生することを確実
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光送信器の構成の概
要を表わしたブロック図である。
【図2】本発明の変形例における光送信器の構成の概要
を表わしたブロック図である。
【符号の説明】
11 電気光信号変換器 12 データ信号 13 クロック信号 14 光信号 15 エルビウム添加光ファイバ 16 励起光源 17 励起光 19、41 光分岐器 23、42 光検出器 25 出力制御回路 28 駆動回路 31 信号断検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02F 1/35 501

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される電気信号に応じた光信号を出
    力する電気光信号変換手段と、 この電気光信号変換手段の出力する光信号を入力しこれ
    を増幅する希土類添加ファイバと、 この希土類添加ファイバに励起光を供給する励起光源
    と、 前記希土類添加ファイバに入力される光信号が断となっ
    たことを検出する断検出手段と、 前記希土類添加ファイバに入力される光信号が断となっ
    たことが検出された時点から予め定められた一定の時間
    が経過するまでの間前記電気光信号変換手段による光信
    号の出力動作を停止させる光変換一時停止手段と、 前記希土類添加ファイバに入力される光信号が断となっ
    たことが検出された時点から前記一定の時間が経過する
    までの間前記励起光源による励起光の供給を停止させる
    励起光供給一時停止手段とを具備することを特徴とする
    光送信器。
  2. 【請求項2】 入力される電気信号に応じた光信号を出
    力する電気光信号変換手段と、 この電気光信号変換手段の出力する光信号を入力しこれ
    を増幅する希土類添加ファイバと、 この希土類添加ファイバに励起光を供給する励起光源
    と、 前記希土類添加ファイバに入力される光信号が断となっ
    ているかどうかを検出する断検出手段と、 前記希土類添加ファイバに入力される光信号が断となっ
    ている間前記励起光源による励起光の供給を停止させる
    励起光供給停止手段と、 前記希土類添加ファイバに入力される光信号が断となっ
    た時点から予め定められた一定の時間が経過するまでの
    間前記電気光信号変換手段による光信号の出力動作を停
    止させる光変換一時停止手段と、 前記希土類添加ファイバに入力される光信号が断となっ
    た時点から前記一定の時間が経過するまでの間前記励起
    光源による励起光の供給を停止させる励起光供給一時停
    止手段とを具備することを特徴とする光送信器。
  3. 【請求項3】 入力される電気信号に応じた光信号を出
    力する電気光信号変換手段と、 この電気光信号変換手段の出力する光信号を入力しこれ
    を増幅する希土類添加ファイバと、 この希土類添加ファイバに励起光を供給する励起光源
    と、 前記電気信号が断となっているかどうかを検出する断検
    出手段と、 前記電気信号が断となっている間前記励起光源による励
    起光の供給を停止させる励起光供給停止手段と、 前記電気信号が断となった時点から予め定められた一定
    の時間が経過するまでの間前記電気光信号変換手段によ
    る光信号の出力動作を停止させる光変換一時停止手段
    と、 前記電気信号が断となった時点から前記一定の時間が経
    過するまでの間前記励起光源による励起光の供給を停止
    させる励起光供給一時停止手段とを具備することを特徴
    とする光送信器。
  4. 【請求項4】 前記電気信号は、送信すべきデータを表
    わしたデータ信号とこのデータ信号をサンプリングする
    タイミングの基準となるクロック信号とからなり、前記
    断検出手段はデータ信号の断を検出するデータ信号断検
    出手段とクロック信号の断を検出するクロック断検出手
    段とを備え、少なくとも一方の信号が断となっていると
    き電気信号が断となっていることを検出することを特徴
    とする請求項3記載の光送信器。
  5. 【請求項5】 前記一定の時間は、希土類添加ファイバ
    の励起準位キャリアの平均寿命時間よりも長いことを特
    徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の光送
    信器。
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