JPH0816279B2 - 有色バネ鋼成形品の製造方法 - Google Patents

有色バネ鋼成形品の製造方法

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JPH0816279B2
JPH0816279B2 JP3056793A JP5679391A JPH0816279B2 JP H0816279 B2 JPH0816279 B2 JP H0816279B2 JP 3056793 A JP3056793 A JP 3056793A JP 5679391 A JP5679391 A JP 5679391A JP H0816279 B2 JPH0816279 B2 JP H0816279B2
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幸男 山岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、寸法や材質等の識別が
適切に行える有色バネ鋼成形品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コイルバネや板バネ等の如きバネ鋼成形
品(即ち、バネ)は、機械部品、事務用品、その他日常
生活においてあらゆる方面で使用されている。かかるバ
ネの材料であるバネ用鋼材には線状のもの(バネ用鋼
線)や板状のもの(バネ用鋼板)がある。バネ用鋼線と
しては JISに規定されている硬鋼線、ピアノ線、バネ用
ステンレス鋼線が知られている。
【0003】これらバネ用鋼線は、その表面色調が比較
的よく似ており、特に硬鋼線とピアノ線とでは、色調の
みによる識別は不可能である。又、ステンレス鋼線の場
合は、硬鋼線やピアノ線に比べて一般的に光沢を有する
ものの、油引き(湿式伸線)で仕上げた線材の場合、色
調による識別は極めて困難である。従って、バネ成形後
大きさのよく似たものは、寸法間違いや材質間違いを生
じ、誤って規格外れのバネ製品が機械構造体に組み込ま
れてしまうというトラブルが発生していた。
【0004】従来、かかるトラブルの発生を防止すべ
く、バネ鋼線に種々の樹脂被膜の被覆や塗料の焼付被覆
をし、或いは、PVD, CVD等のイオンプレーティングやTi
N 等の被覆をして、バネ鋼線をカラー化することが行わ
れ、これによりバネ鋼成形品の寸法や材質の識別を容易
化し、又、同時に美観の向上も図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、バネ鋼線は
バネ成形加工時に成形工具との間でカジリ付きに近い厳
しい擦過を受け、又、バネ成形加工後にバネ特性向上の
ため250 〜400 ℃、2〜10分程度加熱処理(低温焼鈍処
理)されるので、前記従来の樹脂被膜や塗料焼付を施し
たものにおいては、バネ成形時に表面に傷が発生し被膜
が剥離する場合があり、又、低温焼鈍処理時に被膜が軟
化して凹みができたり、バネが互いに溶着するという不
都合を生ずるという問題点がある。一方、イオンプレー
ティングやTiN 等の被覆によるものにおいては、かかる
問題は生じないが、被覆施工が大変であってコストが高
くつくという欠点があり、いずれの方法も十分な機能を
発揮していないのが現状である。
【0006】本発明は、このような事情に着目してなさ
れたものであり、上記問題点を解消し、バネ鋼成形品の
寸法や材質の識別を容易化すると共に、表面美観の向上
をも達成することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、メッキ処理に
よってもバネ鋼材のバネ特性が劣化せず、しかもバネ成
形加工後の低温加熱焼鈍中にメッキ層が発色することに
より、その色調を適宜選択するとバネ成形品の異寸法、
異種材の識別が可能となることを知見し、本発明を完成
するに至った。
【0008】即ち、本発明はバネ鋼素材表面上に、下層
がCu、上層がSnからなる2層メッキを、電気メッキ条件
の調整によってメッキ層全厚に対するSn層の厚さ比が5
〜30%となるように施し、続いて伸線加工度を調整して
伸線処理を行いバネ用材に加工して最終メッキ全厚さが
2〜25μm となるように調製したものをバネに成形加工
し、その後該成形品を 250〜400 ℃の温度で所定時間
熱して低温焼鈍すると共にバネ成形品のメッキ層を発色
させることよりなる有色バネ鋼成形品の製造方法を要旨
とするものである。
【0009】
【作 用】Cu−Snの2層メッキを加熱して合金化する
と、該メッキ層はCu−Sn合金メッキ層に成る。このと
き、上記加熱の条件によって得られる合金メッキ層は種
々の表面色調を呈し、例えばバネ成形加工後の低温加熱
焼鈍では黄色系統の色を呈し、その色調は焼鈍条件やSn
%により異なることが判った。従って、バネ鋼素材にCu
−Snの2層メッキを施し、バネ用材に加工したものをバ
ネに成形加工した後、低温焼鈍すると、その焼鈍条件に
より種々色調の異なる有色メッキ層を表面に有する有色
バネ鋼成形品が得られ、その結果バネ成形品の識別が可
能となる。本発明は、かかる有色メッキ層の色調の相違
を利用して、バネ成形品の異寸法、異材質混入防止を計
るものであるが、それら製品が使用される状態におい
て、識別のための有色メッキ層の存在によってバネ成形
品の特性が大きく劣化するのでは実用性に欠け、従って
有色メッキ層といっても、おのずからその最適条件が規
定されることになる。本発明は、その最適条件を識別性
及びバネ特性の観点から克明に調査し、その結果得られ
た知見に基づき完成されたものである。これらについて
図面により具体的に以下説明する。
【0010】図1は、硬鋼線に2層メッキ(下層Cu、上
層Sn)を上層が全メッキ厚さの30%厚となるように施
し、伸線加工し、コイルバネ成形した後、種々の温度及
び時間に加熱し、その際のメッキ表面の色調変化を調べ
た結果を例示したものである。色調変化は加熱温度及び
加熱時間に密接な関係を有し、その条件が満たされると
白色から肉眼的識別可能な黄色系統の色への変化がほぼ
瞬時に生じ、実用的なバネの低温焼鈍温度である250 〜
400 ℃では、250 ℃で3分以上、400 ℃では1分以上で
色調が変わることが判る。かかる実験を種々行ったとこ
ろ、250 〜400 ℃の温度T(℃)において上記色調変化
を生じるために必要な加熱保持時間は、下記式を満足
する時間t(min.)であることが明らかになった。
【0011】即ち、本発明は、バネ鋼素材表面上に、下
層がCu、上層がSnからなる2層メッキを、電気メッキ条
件の調整によってメッキ層全厚に対するSn層の厚さ比が
5〜30%となるように施し、続いて伸線加工度を調整し
て伸線処理を行いバネ用材に加工して最終メッキ全厚さ
が2〜25μm となるように調製したものをバネに成形加
工し、その後該成形品を 250〜400 ℃の温度で所定時間
加熱して低温焼鈍すると共にバネ成形品のメッキ層を発
色させることよりなる有色バネ鋼成形品の製造方法を要
旨とするものである。
【0012】図2は、メッキ厚さを種々変化させて上記
同様のメッキを施し、同様に伸線しバネ成形した後、 4
00℃で3分間加熱してCu−Sn合金メッキ層を有するバネ
と成し、該合金中のSn量(%) と色調との関係を示したも
のである。5〜30%Snの範囲では美しい黄金色系の色調
となり、異寸法バネ、異材質混入防止のための識別を行
うのに適した色調であると共に美観性の向上も著しい。
【0013】ところで、バネ成形品において優れた耐食
性を有することは重要な性質の一つである。そこで、図
2と同様のバネについてCu−Sn合金メッキ層中のSn(%)
と、3%含塩水噴霧による赤錆発生時間(腐食が素材へ
到達した時間)との関係を調べ、その結果を図3に示し
た。メッキ層厚が2μm 以上では、Sn%の増加と共に耐
食性が向上し、5〜30%Snのものは未処理(メッキ無
し)硬鋼線に比べ、赤錆発生時間が長く、かかるメッキ
層はバネ素地の特性そのものの特性を何等劣化させず、
却って向上し得るものであることが判る。メッキ層厚さ
が1μm ではバネ素地表面凹凸の影響を受け、耐食性向
上の効果は奏されない。尚、バネ線材として硬鋼線に代
えてSUS304ステンレス鋼線を使用した場合の発錆時間
は、SUS304ステンレス鋼線バネ自体の発錆時間(185hr)
に図3の値を加算した値となる。
【0014】図4は、 3.5mmΦの硬ピアノ線素線にCu−
Snの2層メッキを施し、1mmΦとなるまで91.7%の伸線
加工を行った後、400 ℃で5分加熱して合金化したとき
の線材のハンター式回転曲げ疲労強度とSn%との関係、
及び、 2.5mmΦのステンレス鋼素線に同様に2層メッキ
後、84%の伸線加工を行って1mmΦとした線材を加熱し
メッキ層を合金化した場合の結果を併せて示している。
ピアノ線、ステンレス鋼線共にメッキ層厚が25μm まで
は疲労強度低下の低下は僅かであって実用上支障ない
が、それに対して30μm では疲労強度の明白な低下が認
められる。従って、実用上25μm 以下の層厚のメッキを
施すことが望ましい。このことはコイルバネ(バネ鋼成
形品)においても同様である。
【0015】以上のデータはバネ鋼素材が線材で、バネ
鋼成形品がコイルバネである場合についてのものである
が、それ以外の場合、例えばバネ鋼素材が板材で、バネ
鋼成形品が板バネである場合についても、結果は上記と
同様の傾向となる。
【0016】以上の点を要約すると、バネ鋼成形品表面
の有色Cu−Sn合金メッキ層については、Cu−Sn合金組成
は色調効果の点から5〜30%Snの範囲、メッキ厚さは耐
食性の観点から2μm 以上、疲労強度低下防止の点から
25μm 以下にするとよく、一方、発色のための低温焼鈍
条件については250 ℃・3分以上〜400 ℃・1分以上に
するとよいことになる。
【0017】本発明に係る有色バネ鋼成形品の製造方法
は、かかる点(条件)を考慮して構成したものであり、
従って、バネ成形品特性の劣化を生じることなく、有色
Cu−Sn合金メッキ層の色調効果が発揮されてバネ鋼成形
品の識別を容易化し得ると共に表面美観性を向上し得る
ようになる。
【0018】尚、本発明に係る製造方法は、上記点(条
件)を充たすように、バネ鋼素材表面に2層メッキ(下
層:Cu、上層:Sn)し、バネ用材に加工したものをバネ
に成形加工した後 250〜400 ℃の温度に加熱して低温焼
鈍すると共にメッキ層を発色させる方法であって、これ
により有色バネ鋼成形品を製造し得る。しかし、本発明
方法により得られる有色バネ鋼成形品と同種のものは、
本法以外の方法、例えば上記バネ用材に加工後バネ成形
加工前に 250〜400 ℃の温度に加熱してメッキ層を発色
させた後、バネ成形加工し、低温焼鈍する方法によって
も製造し得る。しかし、かかる方法では加熱工程が一工
程増えて製造工程が複雑になり、これに対して本発明方
法はバネ成形加工後に不可欠な低温焼鈍によりメッキ層
を発色させており、従って製造工程が簡単で経済性に優
れていると言える。
【0019】
【実施例】(実施例1)C:0.82%含有の硬鋼線を鉛パテ
ンティング後酸洗し脱スケールして成る3.5 mmΦの原線
に、下層Cu、上層Snの2層メッキを2槽連続電気メッキ
槽を用いて施した。このとき、Cuメッキは浴組成をCuSO
4:130g/l, 62%H2SO4:33cc/l水溶液、pHを1.5 、温度を
30℃にし、メッキ電流密度を5A/dm2にし、陽極にCu板を
使用して行った。Snメッキは浴組成をSnSO4:50g/l, H2S
O4:50g/l、ゼラチン:2g/l, ナフトール:2g/l 水溶
液、pH:1.0 、電流密度を3A/dm2、温度を20℃にし、
陽極にSn板を使用して行った。メッキ時間は下記の如く
Sn厚さ比等を変化させるために4種類に変化させた。即
ち、2層メッキ全厚に対するSn厚さ比を0、5、30、40
%の4種類に変化させた。同時にメッキ全厚も、伸線後
メッキ全厚で2、25及び30μm になるように調整した。
【0020】上記2層メッキ後、通常の8回伸線により
1mmΦまで91.7%の伸線加工を施してJIS G3521 硬鋼線
SWC 強度レベルの1mmΦ相当素線を得た。この1mmΦ素
線を、外径10mm、長さ20mm、巻数20の密着バネに成形加
工した後、 150℃で7分間、200℃で5分間、 250℃で
3分間、 400℃で1分間加熱し、発色状態を調べた。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】前記加熱後冷却し、その後塩水噴霧テスト
により耐食性を調べた。又、前記1mmΦ素線に上記同様
の加熱処理を施したものについて、引張強さ、捻回値、
疲労強度の測定を行った。その結果を表1に示す。
【0025】比較例として、前記と同様の3.5 mmΦの原
線を用いて、これを1mmΦまで伸線して得た裸の素線、
及び、 3.5mmΦの原線を1mmΦまで伸線加工した後、ポ
リエステル塗料をシンナーに溶解して薄めた溶液に浸漬
し、焼付する処理を、2ベーク、2コート方式で行い、
得られたポリエステル被覆素線(色調:赤色)について
も、上記と同様の試験を行った。その結果を表1に示
す。
【0026】(実施例2)バネ用ステンレス鋼線を1150
℃で光輝焼鈍して軟化させて成る2.5 mmΦ原線を用い、
実施例1と同様の2層メッキ及び伸線加工をしてJIS G
4314バネ用ステンレス鋼線WPB 強度レベルの1mmΦ相当
素線を得た後、実施例1と同様のコイルバネに成形し、
加熱処理を施し、同様の試験を行った。又、比較例とし
て、上記と同様の 2.5mmΦ原線から1mmΦまで伸線加工
して得た裸の素線について試験を行った。その結果を表
2に示す。
【0027】表1および表2の結果から判る如く、メッ
キ厚さが2〜25μm であれば、引張強さ、捻回値特性、
疲労強度、耐食性のいずれもバネ用素線として良好であ
る。一方、メッキ層厚さが30μm では疲労強度が著しく
低下するので実用性がない。ポリエステル被覆素線は耐
食性の点では秀れているといえる。
【0028】(実施例3)実施例1の1mmΦ素線におい
て伸線後のメッキ全厚を2μm に代えて5μm としたも
のを作り、これをコイルバネに成形し、加熱処理して発
色状況を調べた。尚、合金メッキ層中のSnは0、5、3
0、40%の4種類に変化させた。表3から判る如く、合
金メッキ層中のSn量が5〜30%となるように2層メッキ
におけるSn層のメッキ厚さ比を調節すれば、加熱処理に
よって色調が著しく変化し、これを利用することによ
り、バネ鋼成形品の識別を確実に行うことができる。
又、樹脂被覆では成形時のカジリや、退色、溶着などの
表面劣化が生じるので本発明が有利であるといえる。
尚、実施例2のコイルバネ(素線:ステンレス鋼線)の
場合も、合金メッキ層中のSn量が5〜30%となるように
2層メッキのSn層のメッキ厚さ比を調節したものは、上
記と同様に色調が変化した。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるから、バネ製造工程中におけるメッキ層の発色によ
り、バネ鋼成形品の素材の材質あるいは寸法などの識別
を容易に行うことができると共に、バネ鋼成形品乃至製
品の表面に美観を与える色調を発揮させ、又、バネ特性
等のバネ鋼成形品特性の劣化を生じず、むしろ耐食性を
向上できるという顕著な効果を奏することができ、産業
上極めて有用である。
【0030】本発明は、コイルバネに限らず、成形後に
低温焼鈍を行うバネ材料(フォーミング材、トーション
バネ、板バネ等)あるいは類似材料に適用可能なことは
いうまでもない。
【0031】更には、低温加熱拡散によって合金化した
有色Cu−Sn合金メッキ層を表面に有することにより、黄
金色の色調を呈し得るので、この点はバネ鋼成形品以外
の美観性が重視される製品、例えば眼鏡フレーム、腕輪
等の如き装飾品や、事務用品等に適用して利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】バネ成形品表面のCu−Snメッキ層の加熱時間及
び加熱温度と色調変化との関係を示す説明図である。
【図2】バネ成形品表面のCu−Snメッキ層中のSn含有量
と色調との関係を示す説明図である。
【図3】バネ成形品表面のCu−Snメッキ層中のSn含有量
及びメッキ層厚さと赤錆発生時間との関係を示す説明図
である。
【図4】バネ用線材表面のCu−Snメッキ層中のSn含有量
及びメッキ層厚さとハンター式回転曲げ疲労強度との関
係を示す説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16F 1/02 B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バネ鋼素材表面上に、下層がCu、上層が
    Snからなる2層メッキを、電気メッキ条件の調整によっ
    てメッキ層全厚に対するSn層の厚さ比が5〜30%となる
    ように施し、続いて伸線加工度を調整して伸線処理を行
    いバネ用材に加工して最終メッキ全厚さが2〜25μm と
    なるように調製したものをバネに成形加工し、その後該
    成形品を 250〜400 ℃の温度で所定時間加熱して低温焼
    鈍すると共にバネ成形品のメッキ層を発色させることを
    特徴とする有色バネ鋼成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記低温焼鈍での加熱保持時間を、下記
    式を満足する時間tに設定する請求項1記載の有色バ
    ネ鋼成形品の製造方法。 logt≧ 0.1789 − 3.181×10 -3 T ---- 式 但し、上記式においてTは低温焼鈍での加熱温度
    (℃)、tは加熱保持時間(min.)を示すものである。
  3. 【請求項3】 バネ鋼素材として硬鋼線、ピアノ線又は
    バネ用ステンレス鋼線のいずれかを使用する請求項1又
    は2記載の有色バネ鋼成形品の製造方法。
JP3056793A 1991-03-20 1991-03-20 有色バネ鋼成形品の製造方法 Expired - Lifetime JPH0816279B2 (ja)

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