JPH0816248A - デジタル電空ポジショナ - Google Patents

デジタル電空ポジショナ

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JPH0816248A
JPH0816248A JP14322394A JP14322394A JPH0816248A JP H0816248 A JPH0816248 A JP H0816248A JP 14322394 A JP14322394 A JP 14322394A JP 14322394 A JP14322394 A JP 14322394A JP H0816248 A JPH0816248 A JP H0816248A
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Masato Kuroda
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    • F15B5/006Transducers converting variations of physical quantities, e.g. expressed by variations in positions of members, into fluid-pressure variations or vice versa; Varying fluid pressure as a function of variations of a plurality of fluid pressures or variations of other quantities with electrical means, e.g. electropneumatic transducer
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用時における磁気的バランスを確保し、磁
気ヒステリシスの発生や長時間使用によるゼロ点シフト
を防止し、安定した動作を得る。 【構成】 E字型のヨーク38の両側脚部38a,38
cにコイル39a,39bをそれぞれ配設すると共にこ
れら脚部の先端面にフラッパ20に対向するノズル31
およびストッパ41を設ける。一方、中央脚部38bの
先端面には永久磁石40を配設すると共に、この付近に
前記フラッパ20の支点30を位置させる。ノズル31
とストッパ41の高さを等しく設定すると共に、偏差e
が零の時フラッパ20を略水平に設定保持し、フラッパ
20とノズル31の間隔d1 およびフラッパ20とスト
ッパ41との間隔d2 を同一に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は石油化学、化学工業等の
種々のプラントに用いられる自動調節弁の作動軸を入力
信号に応じた位置に制御するために用いられるデジタル
電空ポジショナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動調節弁のバルブポジショナとして用
いられるこの種のデジタル電空ポジショナは、図2に示
すように、電気信号IO (例えば4mA〜20mA)と
フィードバック信号の偏差eをデューティに変換したデ
ューティ信号(パルス信号)を空気圧信号に変換して所
要の出力圧Pn を得るような構成とされている。ここ
で、図2はバルブポジショナの動作原理を示すブロック
図であり、1は入力信号I0 が入力されるCPU等を備
えた演算部(PID)、2はノズル・フラッパ機構を備
えた電空変換器(EPM)、3はノズル・フラッパ機構
のノズル背圧PN を増幅し、自動調節弁4の操作器4A
に出力空気圧Pn として出力する高ゲインのパイロット
リレー、5は調節弁4の実動作量を検出し、演算部1に
フィードバックするセンサである。演算部1は、入力信
号I0 とセンサ5からの検出信号の偏差eを求め、デュ
ーティに変換したデューティ信号(パルス信号)を電空
変換器2に入力することにより、ノズル・フラッパ機構
のフラッパを入力信号による力と平衡させるようにして
いる。なお、図3は偏差eとデューティの関係を示す図
である。偏差eが零(信号0%)の時、デューティは5
0%とされる。
【0003】図4はこのようなバルブポジショナの具体
的構成を示す図である。同図に基づいて概略説明する
と、10は自動調節弁4の作動軸、11は筐体12が自
動調節弁1に取り付けられたヨーク(図示せず)の一側
にブラケット等を介してねじ止め固定されたデジタル電
空ポジショナである。筐体12の内部には前記作動軸1
0の動きを電空変換器2にフィードバックするフィード
バック機構13が配設されており、このフィードバック
機構13のフィードバックレバー14は内端が軸15に
よって回動自在に軸支されて前記筐体12より作動軸1
0に向かって揺動自在に差し出され、外端が長孔16と
ピン17によって前記作動軸10に連結されている。ま
た、フィードバック機構13は、一端が回動軸18によ
って回動自在に軸支され、フィードバックスプリング1
9を介してフラッパ20に連結されたスパンアーム21
と、これに取り付けられたスパン調整ねじ22と、フィ
ードバックレバー14の回動軸15に取り付けられたフ
ィードバックプレート23と、スパン調整ねじ22に上
下動自在に取り付けられ、先端がフィードバックプレー
ト23に当接されるスパン調整用のプレート当接部材2
4等によって構成されている。スパン調整ねじ22を回
転操作してプレート当接部材24をねじ22に沿って移
動させると、ばね19の力が変化し、スパンが調整され
る。
【0004】また、前記筐体12はノズル・フラッパ機
構27とマグネットユニット28とからなる前記電空変
換器2を内蔵している。電空変換器2は、マグネットユ
ニット28がデューティ信号に応じて前記フラッパ20
をその支点部30を中心として揺動させると、フラッパ
20に近接対向して配置されたノズル31との間隔が変
化、言い換えればノズルの背圧PN が変化し、このノズ
ル背圧PN をパイロットリレー3で増幅してバルブ駆動
力として出力するもので、この出力空気圧Pnを操作器
4Aに伝送すると、操作器4Aが自動調節弁4の作動軸
10を上下方向に変位させ、これによって自動調節弁4
の弁開度が調節される。また、作動軸10の動きは、前
記フィードバックレバー14が受けてノズル・フラッパ
機構27にフィードバックすることにより、フラッパ2
0の動きを安定化させるようにしている。
【0005】前記ノズル・フラッパ機構27は、中間部
が前記支点30によって揺動自在に支持された前記フラ
ッパ20と、このフラッパ20の一端に近接対向する前
記ノズル31とを備え、反ノズル側にゼロ点調整機構3
2を形成するゼロ点調整用ばね33の一端が連結されて
いる。前記ノズル31は供給空気用配管34を介して不
図示の空気供給源に接続されており、一定(通常1.4
Kgf/cm2 )の供給空気圧Psup が供給される。こ
の供給空気用配管34の途中には前記パイロットリレー
3、絞り35、減圧弁36、供給空気用圧力計(図示せ
ず)等が設けられている。
【0006】前記マグネットユニット28は、ベース3
7に設置固定されたヨーク38、一対のコイル39a,
39b、永久磁石40等を備えている。ヨーク38は、
正面視略E字状に形成されることにより、三本の脚部3
8a,38b,38cを有し、その外側に位置する一方
の脚部38aの先端に前記ノズル31がフラッパ20に
近接対向して形成され、他方の脚部38cの先端にはス
トッパ41が、そして中央の脚部38bの先端には前記
永久磁石40が配設されている。永久磁石40として
は、たとえばフラッパ20側がN極、反対側がS極とな
るよう着磁、形成されている。ここで、図5中実線で示
す矢印bは永久磁石40による磁界の方向、破線で示す
矢印aはN極とS極とが図示したように得られるコイル
39a,39bによる磁界の方向を示す。また、両コイ
ル39a,39bの極性は逆になるように設定される。
【0007】ノズル31に一定圧力(例えば、1.2〜
1.4Kgf/cm2 )の供給空気圧Psup が供給され
る一方、上記した演算部1より偏差eをデューティに変
換したデューティ信号がコイル39a,39bに与えら
れると、ヨーク38の図5左方の脚部38a側では永久
磁石40による磁界の方向と同方向の磁界が発生し、反
対に右方の脚部38c側では永久磁石40の磁界の強さ
を打ち消す向きに磁界が発生する。このため、左側では
フラッパ20を引き付ける力Fが強まり、右側では反対
に弱まるので、フラッパ20には支点30を中心として
デューティ信号に比例した反時計方向回りの回転トルク
Tが発生する。したがって、フラッパ20は、支点30
を中心として反時計方向に揺動変位してノズルギャップ
を減少、言い換えればノズル噴出抵抗を増大させる。こ
のため、ノズル背圧PN が増大し、このノズル背圧PN
がパイロットリレー3によって増幅され、デューティ信
号に比例した空気圧信号を出力圧Pn として発生させ
る。
【0008】図6はデューティとノズル背圧PN の関係
を示す図である。この図から明らかにようにノズル背圧
PN はデューティに比例して単調増加する。電空変換器
2のコイル電流は0%、100%のオン,オフとなる。
この信号を受けたフラッパ20は、フラッパの質量、ば
ねの支持構造、摩擦等により完全には追従せす、100
%の振幅で動作せず、偏差0、すなわちデューティ50
%の時、コイル電流50%前後で振動する。
【0009】なお、フラッパ20はヨーク38と略同一
長さを有し、その支点30がヨーク38の中央脚部38
b付近に設けられている。43はフラッパ20をノズル
31に対して近接するように付勢するバイアス用のばね
手段、44は支点30を形成する十字状のばね、45は
ブラケットである。
【0010】前記パイロットリレー3は、正常な動作中
において供給空気圧PSUP の一部が常時大気放出される
ことから機種としてはブリード型に属するもので、内部
が2つのダイヤフラム47a,47b、隔壁48等によ
って5つの室、すなわち空気供給室49、出力室50、
大気開放室51、バイアス室52およびノズル背圧室5
3に仕切られたハウジング54と、ポペット弁55およ
びダイヤフラム47a,47bによって保持されたピス
トン56等を備えている。空気供給室49は前記供給空
気用配管26を介して空気供給源(図示せず)に接続さ
れると共に前記ノズル31に接続されている。出力室5
0は前記隔壁48に設けられた連通孔58によって前記
空気供給室49と連通すると共に、前記ピストン56に
設けられた孔59により前記大気開放室51に連通可能
とされ、また配管60によって前記自動調節弁4に接続
されている。前記大気開放室51は排気室を形成するも
ので、ハウジング54の外部と連通している。前記バイ
アス室52には前記供給空気圧Psup が配管62を介し
て、背圧室53にはノズル背圧PN が配管63を介して
それぞれ供給される。ポペット弁55は、前記連通孔5
8を進退自在に貫通し、連通孔58および前記ピストン
56の孔59を開閉制御するもので、スプリング64に
よって閉方向、すなわち上下に設けられた弁体が前記連
通孔58および前記孔59を閉鎖する方向に付勢されて
いる。なお、前記スプリング64のばね圧を前記ノズル
背圧PN に対抗させている。
【0011】このようなパイロットリレー3において、
入力増加に伴い出力が増加する正作動型として使用する
場合、配管63から背圧室53に流入するノズル背圧P
N が増加すると、ダイアフラム47a,47bが下方へ
変位する。このため、ピストン56はバイアススプリン
グ64に抗して下降し、これによりポペット弁55もス
プリング64に抗して下降する。この結果、ポペット弁
55の下側弁体が隔壁48の連通孔58から離間して空
気供給室49と出力室50とを連通させる。このため、
供給空気用配管26から空気供給室49に供給される供
給空気圧Psupは連通孔58を通って出力室50に流入
し、出力室50内の圧力が自動調節弁4の駆動圧力Pou
t として配管60を通って操作器4Aへと供給される。
一方、この状態からノズル背圧PN が減少すると、バイ
アススプリング64によってピストン56が上昇復帰
し、ポペット弁55がスプリング64の付勢力により上
昇する。この時、ポペット弁55の上側弁体がピストン
56の孔59の下端開口部から離間して出力室50と大
気開放室51とを連通させるため、出力室50内の圧力
は前記大気開放室51を経てハウジング54の外部に排
出される。
【0012】図7はノズル背圧PN と出力空気圧Pn と
の関係を示す図である。この図から明らかなように、パ
イロットリレー3に導入されるノズル背圧PN の範囲は
非常に狭くなっているので(高ゲインパイロットリレ
ー)、バルブ開度の全範囲でPN はPN50 の前後の狭い
範囲で空気圧信号(出力圧Pn )を出力する。そして、
図6に示すように、このPN50 の前後の狭い範囲に対応
するデューティは50%前後の狭い範囲である。すなわ
ち、デジタルポジショナではアナログポジショナと異な
り、調節弁の全開度にわたりデューティが50%付近で
制御される。したがって、フラッパ20は上記したよう
にコイル電流50%上下の狭い範囲でしか動作しない。
このため、パイロットリレー3は高ゲインであることが
要求される。
【0013】ところで、上述した図4および図5等に示
したような電空変換器2において、コイル39a,39
bに演算部1より偏差eをデューティに変換したデュー
ティ信号が与えられると、フラッパ20は、支点30を
介して所要の方向に揺動し、図8における0%F.S、
50%F.S、100%F.S等の位置を適宜変位され
ることになる。
【0014】このような電空変換器2において、フラッ
パ20とコイル39a,39bや永久磁石40による各
変位位置での磁気的バランスは、磁束密度、磁界の強
さ、残留磁束密度、保磁力、ヒステリシス等によって得
られる磁気履歴曲線特性から検討すると、フラッパ20
が支点30によって略水平状態の位置で、左右の磁気回
路のギャップが等しくなり、磁気的にバランスした状態
とされる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
電空変換器2においては、使用時に図8に示すようにフ
ラッパ20が右に傾いて磁気バランスが崩れた状態(偏
差0%)で常時使用し、フラッパ20がノズル3を閉じ
た時水平となるよう設計されていた。しかしながら、こ
のような使用状態では、フラッパ20等での磁気的バラ
ンスが崩れており、磁気的なヒステリシスが大きいこと
から、この状態で長時間使用していると、ゼロ点シフト
を生じるという問題があった。
【0016】そして、このようなゼロ点シフトが生じる
と、ゼロ点調整を再度調整しなければならず、しかもこ
のゼロ点調整は、筐体12を開け、出力圧計を見ながら
ばね33の付勢力を調整手段70で調整することで行な
う必要があり、しかもコイル39a,39bに任意のデ
ューティ信号(たとえば0%、50%、100%)を与
え、その位置での出力圧を正規の数値に合わせる方法が
取られており、その操作が面倒かつ煩雑であるという不
具合があり、このようなゼロ点シフトが生じないような
何らかの対策を講じることが望まれている。
【0017】したがって、本発明は上記したような従来
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、ヨークに対し揺動自在に配設されたフラッパの常
時使用状態であるデューティ50%付近で磁気的バラン
スを確保し、磁気ヒステリシスの発生や長時間使用によ
るゼロ点シフトを防止し、安定した動作を得ると共に、
面倒なゼロ点調整等を必要としないようにした電空変換
器を得ることを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ノズル・フラッパ機構を有
し、入力信号とフィードバック信号の偏差をデューティ
に変換したデューティ信号が入力される電空変換器と、
前記ノズル・フラッパ機構のノズル背圧が導入される高
ゲインのパイロットリレーとを備えたデジタル電空ポジ
ショナにおいて、前記電空変換器は永久磁石およびコイ
ルを配設した断面E字状のヨークと、このヨークの一方
の外側脚部に埋設されたノズルと、他方の外側脚部に設
けられたストッパと、前記ヨークの中央脚部付近に支点
を有して前記ノズルに対向し、前記ヨークと略同一長さ
を有する揺動自在なフラッパとからなり、偏差が零の
時、前記フラッパをヨーク上面と平行に配置したことを
特徴とする。
【0019】
【作用】本発明において、フラッパは偏差が零の時ヨー
ク上面と平行で、磁気的バランスを確保する。したがっ
て、使用時に磁気ヒステリシスの発生や長時間使用によ
るゼロ点シフトが発生しない。
【0020】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1(a),(b)は本発明に係るデ
ジタル電空ポジショナに用いられる電空変換器の構成を
示す断面図および使用状態を示す図である。なお、図中
図4および図5と同一構成部材のものに対しては同一符
号をもって示し、その説明を省略する。本実施例は3つ
の脚部38a〜38cを有するE字型のヨーク38の両
側脚部38a,38cにコイル39a,39bをそれぞ
れ配設すると共にこれら脚部の先端面にフラッパ20に
対向するノズル31およびストッパ41を設け、中央脚
部38bの先端面に永久磁石40を配設すると共に、こ
の付近に前記フラッパ20の支点30を位置させ、ノズ
ル31とストッパ41の高さを等しく設定すると共に、
偏差eが零の時フラッパ20をヨーク上面と平行になる
ように略水平に設定保持し、フラッパ20とノズル31
の間隔d1 およびフラッパ20とストッパ41との間隔
d2 を同一に設定(θ3 =θ4 )したものである。フラ
ッパ20の長さとしてはヨーク38の長さと略同一であ
ることが望ましい。ノズル31とストッパ41は、支点
30からみて等距離にある。このため、フラッパ20の
左右方向の最大回転角は等しく、0%F.Sのときフラ
ッパ20がストッパ41に当接する。また、本発明にお
いては上記した通り偏差eが零と時フラッパ20を水平
に設定保持したので、0%F.S時のばね43の伸張量
が少なく、そのフック部に生じる応力を小さくする利点
を有する。その他の構成は上記した従来装置と同様であ
る。
【0021】このように本発明においては、偏差eが零
(デューティ50%)のとき、フラッパ20が略水平に
なるように構成したので、フラッパ20とノズル31の
間隔d1 およびフラッパ20とストッパ41との間隔d
2 を同一に設定することができる。したがって、磁気的
にバランスした状態常用使用することができる。それ
故、長期使用しても、磁気ヒステリシスの発生やこれに
よるゼロ点シフトが発生せず、面倒な再調整を不要にし
得る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るデジタ
ル電空ポジショナによれば、永久磁石およびコイルを配
設した断面E字状のヨークと、このヨークの一方の外側
脚部に埋設されたノズルと、他方の外側脚部に設けられ
たストッパと、前記ヨークの中央脚部付近に支点を有し
て前記ノズルに対向し、前記ヨークと略同一長さを有す
る揺動自在なフラッパとで電空変換器を構成し、偏差が
零の時、前記フラッパをヨーク上面と平行に配置したの
で、使用時においてフラッパを磁気的バランスのとれた
水平状態に保持することができ、その結果として、長期
にわたって使用しても磁気ヒステリシスの発生やこれに
よるゼロ点シフトが発生せず、安定した動作が得られ、
面倒な再調整を不要にし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a),(b)は本発明に係るデジタル電空
ポジショナの一実施例を示す電空変換器の断面図、およ
び使用状態を示す図である。
【図2】 デジタル電空ポジショナの動作原理を示す図
である。
【図3】 偏差とデューティの関係を示す図である。
【図4】 デジタル電空ポジショナの従来例を示す断面
図である。
【図5】 電空変換器の動作原理を示す図である。
【図6】 デューティとノズル背圧の関係を示す図であ
る。
【図7】 ノズル背圧と出力空気圧の関係を示す図であ
る。
【図8】 ノズル・フラッパの動作関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
2…電空変換器、3…パイロットリレー、4…調節弁、
20…フラッパ、30…支点、31…ノズル、27…ノ
ズル・フラッパ機構、38…ヨーク、38a,38b,
38c…脚部、39a,39b…コイル、40…永久磁
石、41…ストッパ、49…供給空気室、50…出力
室、51…大気開放室、52…バイアス室、53…背圧
室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル・フラッパ機構を有し、入力信号
    とフィードバック信号の偏差をデューティに変換したデ
    ューティ信号が入力される電空変換器と、前記ノズル・
    フラッパ機構のノズル背圧が導入される高ゲインのパイ
    ロットリレーとを備えたデジタル電空ポジショナにおい
    て、 前記電空変換器は永久磁石およびコイルを配設した断面
    E字状のヨークと、このヨークの一方の外側脚部に埋設
    されたノズルと、他方の外側脚部に設けられたストッパ
    と、前記ヨークの中央脚部付近に支点を有して前記ノズ
    ルに対向し、前記ヨークと略同一長さを有する揺動自在
    なフラッパとからなり、 偏差が零の時、前記フラッパをヨーク上面に平行に配置
    したことを特徴とするデジタル電空ポジショナ。
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