JPS5847338Y2 - 電磁式流体圧力制御弁 - Google Patents
電磁式流体圧力制御弁Info
- Publication number
- JPS5847338Y2 JPS5847338Y2 JP1974090026U JP9002674U JPS5847338Y2 JP S5847338 Y2 JPS5847338 Y2 JP S5847338Y2 JP 1974090026 U JP1974090026 U JP 1974090026U JP 9002674 U JP9002674 U JP 9002674U JP S5847338 Y2 JPS5847338 Y2 JP S5847338Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnetic
- valve
- fluid pressure
- coil current
- attraction force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T15/00—Construction arrangement, or operation of valves incorporated in power brake systems and not covered by groups B60T11/00 or B60T13/00
- B60T15/02—Application and release valves
- B60T15/025—Electrically controlled valves
- B60T15/028—Electrically controlled valves in hydraulic systems
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/86919—Sequentially closing and opening alternately seating flow controllers
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電磁石のコイル電流による電磁吸引力を制御
力とする電磁式流体圧力制御弁に関するものである。
力とする電磁式流体圧力制御弁に関するものである。
一般に、電磁石が磁気飽和状態に達する1でばその電磁
吸引力はコイル電流の2乗に比例する。
吸引力はコイル電流の2乗に比例する。
第3図は、前記コイル電流と電磁吸引力との関係を示す
通常の特性線図であって、コイル電流の小さい低電磁吸
引力領域の曲線は曲率半径が小さくて直線性が悪く、コ
イル電流が大きくなると曲率半径が太きくなり直線に近
似してくる状態を示している。
通常の特性線図であって、コイル電流の小さい低電磁吸
引力領域の曲線は曲率半径が小さくて直線性が悪く、コ
イル電流が大きくなると曲率半径が太きくなり直線に近
似してくる状態を示している。
このような電磁吸引力を制御力とする電磁式流体圧力制
御弁は、指令として与えられるコイル電流に対する出力
流体圧特性すなわち入出力特性が悪い。
御弁は、指令として与えられるコイル電流に対する出力
流体圧特性すなわち入出力特性が悪い。
このため、従来、上記のような指令に対する電磁吸引力
の曲線特性をある程度直線化して入出力特性を改善する
方法が提案されている。
の曲線特性をある程度直線化して入出力特性を改善する
方法が提案されている。
この方法は、電磁式流体圧力制御弁のコイル電流を例え
ば非線形的に制御する制御器(定電流制御増幅器)を使
用するものであり、制御器に入力される指令(制御器入
力)に対してこの制御器の出力であるコイル電流を一様
に変化させるのではなく、制御器入力に対するコイル電
流の増幅率を低電磁吸引力領域において高電磁吸引力領
域よりも大きくする即ち、制御器入力が小さいときは早
くコイル電流を大きくし、制御器入力が大きいときはコ
イル電流を除々に大きくすることによって、入出力特性
を改善する方法である。
ば非線形的に制御する制御器(定電流制御増幅器)を使
用するものであり、制御器に入力される指令(制御器入
力)に対してこの制御器の出力であるコイル電流を一様
に変化させるのではなく、制御器入力に対するコイル電
流の増幅率を低電磁吸引力領域において高電磁吸引力領
域よりも大きくする即ち、制御器入力が小さいときは早
くコイル電流を大きくし、制御器入力が大きいときはコ
イル電流を除々に大きくすることによって、入出力特性
を改善する方法である。
しかし、上記方法は、電磁式流体圧力制御弁に制御器を
取付けなければならず、その直線化の精度に比例して制
御器の回路構成が複雑となって高価になり実用性が乏し
いという問題があった。
取付けなければならず、その直線化の精度に比例して制
御器の回路構成が複雑となって高価になり実用性が乏し
いという問題があった。
本考案は、上記問題に鑑みて案出したものであり、コイ
ル電流により生じる電磁吸引力で弁棒を移動させて給排
弁を開割して供給室と出力室とを連通あるいは遮断する
電磁式流体圧力制御弁において、前記電磁吸引力に対抗
して弁棒を付勢するバイアスばねを設け、前記コイル電
流に対する電磁吸引力特性の直線性の悪い間は前記弁棒
が給排弁を開かないように構成することによって、コイ
ル電流を制御する複雑な回路構成の制御器を使用しない
で、前記特性の直線性の比較的良好な部分においてのみ
出力室の液体圧(出力圧)を制御しし尺出力特性を改善
した実用的な電磁式流体圧力制御弁を提供することを目
的とする。
ル電流により生じる電磁吸引力で弁棒を移動させて給排
弁を開割して供給室と出力室とを連通あるいは遮断する
電磁式流体圧力制御弁において、前記電磁吸引力に対抗
して弁棒を付勢するバイアスばねを設け、前記コイル電
流に対する電磁吸引力特性の直線性の悪い間は前記弁棒
が給排弁を開かないように構成することによって、コイ
ル電流を制御する複雑な回路構成の制御器を使用しない
で、前記特性の直線性の比較的良好な部分においてのみ
出力室の液体圧(出力圧)を制御しし尺出力特性を改善
した実用的な電磁式流体圧力制御弁を提供することを目
的とする。
以下、図示の一実施例にもとづいて本考案を説明する。
第1図は一実施例の通常状態を示す断面図、第2図はそ
の作用説明図である。
の作用説明図である。
弁本体Oの上部に電磁石を形成する電磁コイル1および
可動鉄心2が配置され、電磁コイル1のコイル電流によ
り生じる電磁吸引力に応じて図中下方向に移動する可動
鉄心2には、弁本体Oを摺動自在に貫通する連結棒3を
介して弁棒4が連結されている。
可動鉄心2が配置され、電磁コイル1のコイル電流によ
り生じる電磁吸引力に応じて図中下方向に移動する可動
鉄心2には、弁本体Oを摺動自在に貫通する連結棒3を
介して弁棒4が連結されている。
との弁棒4には、膜板5を有するピストン6が設けられ
るとともに、排出孔1が穿設されている。
るとともに、排出孔1が穿設されている。
弁棒4が摺動自在に貫通する弁本体Oの隔壁8と前記ピ
ストン6との間にバイアスはね9が介設され、通常は弁
棒4の肩部4aが弁本体Oの上壁10に当接した状態で
前記バイアスばね9は圧縮されである程度のばね力を有
する。
ストン6との間にバイアスはね9が介設され、通常は弁
棒4の肩部4aが弁本体Oの上壁10に当接した状態で
前記バイアスばね9は圧縮されである程度のばね力を有
する。
前記ピストン6の一側(図中上側)に排出室aが形成さ
れ、この排出室alcは弁本体Oに穿設された排出口1
1が開口する。
れ、この排出室alcは弁本体Oに穿設された排出口1
1が開口する。
前記ピストン6の他側(図中下側)ニフィードバック室
すが形成される。
すが形成される。
前記隔壁と弁本体Oの中間壁12との間に出力室Cが形
成され、この出力室Cには、隔壁8に穿設された連結孔
13を介して前記フィードバッグ室すが連通ずると共に
、弁本体Oに穿設された吐出口14が開口する。
成され、この出力室Cには、隔壁8に穿設された連結孔
13を介して前記フィードバッグ室すが連通ずると共に
、弁本体Oに穿設された吐出口14が開口する。
前記弁棒4の先端開口部7aが対向する中間壁12部分
に穿設された孔12aの周囲に、弁座15が形成されて
いる。
に穿設された孔12aの周囲に、弁座15が形成されて
いる。
前記中間壁12の図下下側に供給室dが形成され、この
供給室dには弁本体Oに穿設された供給口16が開口す
る。
供給室dには弁本体Oに穿設された供給口16が開口す
る。
弁本体0の下部に形成された連通孔17により前記フィ
ードバック室すに連通ずる補助室eに、給排弁18が摺
動自在に嵌入されている。
ードバック室すに連通ずる補助室eに、給排弁18が摺
動自在に嵌入されている。
この給排弁18を図中上方へ付勢する小さな戻しばね1
9が前記補助室e内に収納されている。
9が前記補助室e内に収納されている。
前記弁棒4を図中上方へ付勢するバイアスはね9は、電
磁吸引力により弁棒4が図中下方向へ移動しても、コイ
ル電流に対する電磁吸引力特性の直線性の悪い間は弁棒
4が給排弁18の上面に当接して給排弁18る弁座15
から離座させないように、電磁吸引力を抑制するように
設定されている。
磁吸引力により弁棒4が図中下方向へ移動しても、コイ
ル電流に対する電磁吸引力特性の直線性の悪い間は弁棒
4が給排弁18の上面に当接して給排弁18る弁座15
から離座させないように、電磁吸引力を抑制するように
設定されている。
次に、上記の如き電磁式流体圧力制御弁の作用について
説明する。
説明する。
第1図は、丸刃としてのコイル電流が供給されず、電磁
コイル1が消磁している通常の状態すなわち、出力室C
が弁棒4の排出孔7を介して排出室aに連通ずると共に
給排弁18により出力室Cと供給室dとが遮断されてい
る状態を示す。
コイル1が消磁している通常の状態すなわち、出力室C
が弁棒4の排出孔7を介して排出室aに連通ずると共に
給排弁18により出力室Cと供給室dとが遮断されてい
る状態を示す。
この状態に訃いて、丸刃としてコイル電流が供給され電
磁コイル1が励磁されると、可動鉄心2に前記コイル電
流に応じた電磁吸引力が働き、連結棒3を介して弁棒4
を下方へ押圧する。
磁コイル1が励磁されると、可動鉄心2に前記コイル電
流に応じた電磁吸引力が働き、連結棒3を介して弁棒4
を下方へ押圧する。
しかし、この実施例の場合、バイアスばね9にはある程
度のばね力が予め与えられているので、コイル電流が非
常に小さくてその電磁吸引力が前記ばね力に打ち勝つ昔
では、弁棒4は図中下方へ移動せず、この電磁式流体圧
力制御弁は第1図の状態を保持する。
度のばね力が予め与えられているので、コイル電流が非
常に小さくてその電磁吸引力が前記ばね力に打ち勝つ昔
では、弁棒4は図中下方へ移動せず、この電磁式流体圧
力制御弁は第1図の状態を保持する。
コイル電流がやや増加し、その電磁吸引力が前記はね力
に打ち勝つと、弁棒4はバイアスはね9に抗して下方へ
移動し始める。
に打ち勝つと、弁棒4はバイアスはね9に抗して下方へ
移動し始める。
この弁棒4が下方へ移動している途中の状態を第2図に
示す。
示す。
尚、弁棒4の移動によりバイアスはね9が圧縮されその
ばね力は増加するが、このばね力よりもコイル電流増加
にもとづく電磁吸引力の方が少し大きく、弁棒4が下方
へ移動するのである。
ばね力は増加するが、このばね力よりもコイル電流増加
にもとづく電磁吸引力の方が少し大きく、弁棒4が下方
へ移動するのである。
このように、電磁吸引力がバイアスはね9のばね力によ
り抑制され、コイル電流が小さくて電磁吸引力とばね力
との差が小さいとき即ち、第3図に示す特性線図におけ
る直線性の悪い低電磁吸引力領域(図中に符号A、Bで
示す曲線部)では、弁棒4が給排弁18に当接せず、給
排弁18は弁座15に着座して供給室dと出力室Cとを
遮断している。
り抑制され、コイル電流が小さくて電磁吸引力とばね力
との差が小さいとき即ち、第3図に示す特性線図におけ
る直線性の悪い低電磁吸引力領域(図中に符号A、Bで
示す曲線部)では、弁棒4が給排弁18に当接せず、給
排弁18は弁座15に着座して供給室dと出力室Cとを
遮断している。
コイル電流が大きくなりその電磁吸引力が第3図の特性
線図においてその特性が直線に近似し始めるB点に達す
ると、弁棒4の先端開口部7aが供給弁18の上面に当
接して、出力室Cと排出室aとを遮断する。
線図においてその特性が直線に近似し始めるB点に達す
ると、弁棒4の先端開口部7aが供給弁18の上面に当
接して、出力室Cと排出室aとを遮断する。
さらに、コイル電流が大きくなると、電磁吸引力とバイ
アスばね9の・ばね力との差が大きくなって、弁棒4は
戻しばね19に抗して給排弁18を弁座15から離座さ
せて、出力室Cと供給室dとが連通ずる。
アスばね9の・ばね力との差が大きくなって、弁棒4は
戻しばね19に抗して給排弁18を弁座15から離座さ
せて、出力室Cと供給室dとが連通ずる。
この時、補助室eに、出力室Cの流体圧が連絡孔13、
フィードバック室b、連通孔17を経て作用してネーリ
、弁座15の内径と給排弁18の摺動部外径が略同−で
あるので、給排弁18は、主として電磁吸引力とバイア
スはね9のばね力との差によって下降する。
フィードバック室b、連通孔17を経て作用してネーリ
、弁座15の内径と給排弁18の摺動部外径が略同−で
あるので、給排弁18は、主として電磁吸引力とバイア
スはね9のばね力との差によって下降する。
従って、供給口16から供給された圧力流体は供給室d
1出力室Cを経て吐出口14から送出される。
1出力室Cを経て吐出口14から送出される。
この出力室C内の圧力流体は連絡孔13を経てピストン
6に作用してピストン6を押し上げようとする。
6に作用してピストン6を押し上げようとする。
この押し上げ力が、電磁吸引力とバイアスばね9のばね
力との差にほぼ等しくなると。
力との差にほぼ等しくなると。
弁棒4は給排弁18とともに上昇し、弁棒4の先端開口
部1aが給排弁18に当接した1まの状態で給排弁18
が弁座15に着座する。
部1aが給排弁18に当接した1まの状態で給排弁18
が弁座15に着座する。
すなわち、出力室Cの流体圧(出力圧)は、電磁吸引力
とバイアスばね9のばね力との差にほぼ相当した圧力に
制御される。
とバイアスばね9のばね力との差にほぼ相当した圧力に
制御される。
以上のように、電磁吸引力に対抗するように付勢するバ
イアスばね9を設けることによって、電磁吸引力がある
程度大きくなる筐では、弁棒4が給排弁18を開かない
ようにして、第3図の特性線図における直線性の悪い低
電磁吸引力領域A−Bでは出力圧制御を行なわず、直線
に比較的近似した高電磁吸引力領域B−Cで出力圧制御
を行なうのである。
イアスばね9を設けることによって、電磁吸引力がある
程度大きくなる筐では、弁棒4が給排弁18を開かない
ようにして、第3図の特性線図における直線性の悪い低
電磁吸引力領域A−Bでは出力圧制御を行なわず、直線
に比較的近似した高電磁吸引力領域B−Cで出力圧制御
を行なうのである。
コイル電流の供給を断ち、電磁コイル1が消磁すると、
弁棒4がバイアスばね9のばね力により上昇して給排弁
18から離れ、この電磁式流体圧力毒1脚弁は第1図の
状態に復帰する。
弁棒4がバイアスばね9のばね力により上昇して給排弁
18から離れ、この電磁式流体圧力毒1脚弁は第1図の
状態に復帰する。
尚、上記実施例において、バイアスばね9は通常状態で
予めばね力を有するように構成したが、これは、この電
磁式流体圧力制御弁が外部からの振動等の影響を受けな
いようにするためである。
予めばね力を有するように構成したが、これは、この電
磁式流体圧力制御弁が外部からの振動等の影響を受けな
いようにするためである。
このように、バイアスばね9が予めばね力を有すると、
コイル電流が供給されていない通常状態に釦いて、前記
ばね力により、弁棒4の肩部4aが上壁10に当接し、
弁棒4の先端開口部7aが給排弁18から離れているの
で、この電磁式流体圧力制御弁は、仮に振動を受けても
、弁棒4が給排弁18を押し開くことがなく、出力室C
を常に大気圧に保持することができるのである。
コイル電流が供給されていない通常状態に釦いて、前記
ばね力により、弁棒4の肩部4aが上壁10に当接し、
弁棒4の先端開口部7aが給排弁18から離れているの
で、この電磁式流体圧力制御弁は、仮に振動を受けても
、弁棒4が給排弁18を押し開くことがなく、出力室C
を常に大気圧に保持することができるのである。
従って、この電磁式流体圧力制御弁が外部からの影響を
全く受けないような条件で使用される場合であれば、バ
イアスはね9が予めばね力を有する必要はない。
全く受けないような条件で使用される場合であれば、バ
イアスはね9が予めばね力を有する必要はない。
又、上記実施例において、ピストン6は膜板5を有する
ものを使用したが、弁本体O内を摺動するものに置きか
えても良い。
ものを使用したが、弁本体O内を摺動するものに置きか
えても良い。
さらにバイアスはね9をピストン6と隔壁8との間に設
けたが、可動鉄心2と弁本体Oとの間に設けても良い。
けたが、可動鉄心2と弁本体Oとの間に設けても良い。
以上の説明から明らかなように、本考案は、コイル電流
により生じる電磁吸引力により弁棒を移動させ、との弁
棒に対向する給排弁を開閉して供給室と出力室とを連通
あるいは遮断する電磁式流体圧力制御弁において、前記
電磁吸引力を抑制するように付勢するバイアスばねを設
け、このバイアスばねのばね力と電磁吸引力との差が小
さい低電磁吸引力領域では前記弁棒が給排弁を開かない
ように構成し、前記バイアスばねのばね力と電磁吸引力
との差が大きい高電磁吸引力領域において出力室の流体
圧を制御するものであり、本考案によれば、従来のよう
な回路構成が複雑でしかも高価な制御器を設ける必要が
なく、バイアスばねを付加するだけの簡単な構成で実用
的な電磁式流体圧力制御弁を提供することができる。
により生じる電磁吸引力により弁棒を移動させ、との弁
棒に対向する給排弁を開閉して供給室と出力室とを連通
あるいは遮断する電磁式流体圧力制御弁において、前記
電磁吸引力を抑制するように付勢するバイアスばねを設
け、このバイアスばねのばね力と電磁吸引力との差が小
さい低電磁吸引力領域では前記弁棒が給排弁を開かない
ように構成し、前記バイアスばねのばね力と電磁吸引力
との差が大きい高電磁吸引力領域において出力室の流体
圧を制御するものであり、本考案によれば、従来のよう
な回路構成が複雑でしかも高価な制御器を設ける必要が
なく、バイアスばねを付加するだけの簡単な構成で実用
的な電磁式流体圧力制御弁を提供することができる。
又、従来の制御器を設けた電磁式流体圧力制御弁は、制
御器を構成する電子部品が振動や熱等によって故障する
ことが多いが、本考案は、このような制御器を使用しな
いでバイアスばねを付加することによって入出力特性を
改善したものであるから、信頼性が高いという特有の効
果を奏する。
御器を構成する電子部品が振動や熱等によって故障する
ことが多いが、本考案は、このような制御器を使用しな
いでバイアスばねを付加することによって入出力特性を
改善したものであるから、信頼性が高いという特有の効
果を奏する。
第1図は本考案の電磁式流体圧力制御弁の一実施例を示
す断面図、第2図は同作用説明図、第3図は電磁石のコ
イル電流と電磁吸引力との関係を示す特性線図である。 1・・・・・・電磁コイル 2・・・・・・可動鉄心、
4・・・・・・弁棒、6・・−・・・ピストン、9・・
・・・・バイアスばね、18・・・・・・給排弁、C・
・・・・・出力室、d・・・・・・供給室。
す断面図、第2図は同作用説明図、第3図は電磁石のコ
イル電流と電磁吸引力との関係を示す特性線図である。 1・・・・・・電磁コイル 2・・・・・・可動鉄心、
4・・・・・・弁棒、6・・−・・・ピストン、9・・
・・・・バイアスばね、18・・・・・・給排弁、C・
・・・・・出力室、d・・・・・・供給室。
Claims (1)
- 電磁コイルと、該電磁コイルに供給されるコイル電流に
より生じる電磁吸引力に応じて移動する可動鉄心と、該
可動鉄心に連結された弁棒と、該弁棒に設けられ、−慣
u面に出力室からの流体圧を受けると共に他側面に大気
圧を受けるピストンと、前記弁棒に対向するように出力
室と供給室との間に設けられ、前記弁棒の移動により開
用し出力室と供給室とを連通あるいは遮断する給排弁と
を備え、前記コイル電流により出力室の流体圧を制御す
る電磁式流体圧力制御弁において、前記電磁吸引力に対
抗するようにバイアスばねを付勢し、該バイアスばねは
、前記コイル電流が小さくてコイル電流に対する電磁吸
引力特性の直線性の悪い間は前記弁棒が給排弁を開かな
いように、電磁吸引力を抑制するよう設定された電磁式
流体圧力制御弁。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1974090026U JPS5847338Y2 (ja) | 1974-07-27 | 1974-07-27 | 電磁式流体圧力制御弁 |
US05/737,091 US4077674A (en) | 1974-07-27 | 1976-10-29 | Linearly operative electric/fluid pressure valve device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1974090026U JPS5847338Y2 (ja) | 1974-07-27 | 1974-07-27 | 電磁式流体圧力制御弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5117825U JPS5117825U (ja) | 1976-02-09 |
JPS5847338Y2 true JPS5847338Y2 (ja) | 1983-10-28 |
Family
ID=13987159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1974090026U Expired JPS5847338Y2 (ja) | 1974-07-27 | 1974-07-27 | 電磁式流体圧力制御弁 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4077674A (ja) |
JP (1) | JPS5847338Y2 (ja) |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5911130B2 (ja) * | 1978-12-11 | 1984-03-13 | 松下電器産業株式会社 | 圧力制御器 |
SE415913B (sv) * | 1979-10-11 | 1980-11-10 | Ted Zettergren | Omvandlare for elektrohydraulisk eller elektropneumatisk omvandling |
US4466337A (en) * | 1982-01-25 | 1984-08-21 | Sundstrand Corporation | Electro hydraulic control with dead zone compensation |
DE3215475A1 (de) * | 1982-04-24 | 1983-11-03 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Elektro-pneumatische bremsanlage |
US4586591A (en) * | 1983-10-21 | 1986-05-06 | Itt Industries, Inc. | Pressure-fluid-operable vehicle brake system |
US4617889A (en) * | 1984-04-11 | 1986-10-21 | Hitachi, Ltd. | Idle speed control device |
US4649803A (en) * | 1984-08-15 | 1987-03-17 | The Garrett Corporation | Servo system method and apparatus, servo valve apparatus therefor and method of making same |
DE3707353C2 (de) * | 1987-03-07 | 1997-04-17 | Festo Kg | Zwei Ventilanordnungen zur Aufrechterhaltung eines konstanten Druckbereiches in einem Drucksystem |
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DE3722315A1 (de) * | 1987-07-07 | 1989-01-19 | Joucomatic Gmbh | Druckregelventil |
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